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  • ピレリF1 2025年にストリートサーキット向けのC6コンパウンドを導入

    ピレリF1 2025年にストリートサーキット向けのC6コンパウンドを導入

    ピレリは、2025年にストリートサーキットでのレースを向上させることを目的として6番目のタイヤコンパウンドをラインナップに追加する予定だ。

    F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリは、2025年にタイヤのラインナップを5種類から6種類に増やす予定だ。「来年のために、ストリートサーキット用に特に開発されたより柔らかいコンパウンドのC6を導入し、より柔らかいタイヤにする計画をすでに立てている」とピレリのモータースポーツディレクター、マリオ・イゾラは語った。

    このタイヤはすでにポール・リカールでテスト済みだ。 「モンツァか、あるいは年内に再びテストする予定です」とイゾラは述べた。

    この変更に伴い、ピレリは他のコンパウンドも軟らかくする予定だ。

    「より軟らかいコンパウンドを導入し、他のコンパウンドの範囲も若干変更する予定だ」とイゾラは述べた。現在のC2コンパウンドはC3に近づき、C1は最も硬いタイヤのままとなる。

    ピレリのタイヤラインナップは、昨年までは6種類のコンパウンドで構成されていた。しかし、最も硬いコンパウンドであるC0は、どのレースでも使用されなかった。2018年には、「ハイパーソフト」から「スーパーハード」まで、7種類のコンパウンドが提供された。

    「2025年の構造は90%決定済みなので、今後はコンパウンド開発に重点的に取り組むことができる。目標はオーバーヒートの抑制と、コンパウンドの配置を少し変えることで、コンパウンド間の間隔を最適にすることだ」とイゾラは結論付けた。

    各チームは、ストリートコース用の柔らかいタイヤを生産するという動きを歓迎している。モナコでは、一部のドライバーが1周目に赤旗中断となった際にタイヤ交換を行い、ピレリの最も柔らかいタイヤコンパウンドであるC5でほぼレースの全距離を走りきることができた。

    アストンマーティンF1チームのマイク・クラック代表は、C6の導入は「レースに新たな戦略的オプションをもたらす」ため、特に技術規定がほとんど変更されないことを考えると、価値のある動きだ、と述べた。

    「C6、C5、C4、C6、C4、C2、あるいはそのようにノミネートするタイヤを選ぶのは明らかにピレリだ。しかし、レギュレーションの最終年に車が同じままである以上、そこにいくつかのバリエーションを加えることは歓迎すべきだと思う」

    昨年、ピレリは最も軟らかいタイヤであるC5を、バクー、モナコ、ジル・ビルヌーブ・サーキット、レッドブル・リンク、ハンガロリンク、モンツァ、シンガポール、エルマノス・ロドリゲス・サーキット、ラスベガス・ストリップ、ヤス・マリーナの5つのサーキットでノミネートした。

  • シャルル・ルクレール ピレリの2025年F1タイヤテストの初日を完了

    シャルル・ルクレール ピレリの2025年F1タイヤテストの初日を完了

    シャルル・ルクレールは、2020年にグランプリを開催した フェラーリ所有のイタリアのサーキット、ムジェロで2日間のピレリタイヤテストの初日を完了した。

    ピレリは2025年モデルのタイヤに関するさらなるデータを収集しており、ルクレールは630キロを走行した。先週末のカナダGPでリタイアしたルクレールは120周を走行した。

    ピレリ、フェラーリ、ルクレールは、タイヤサプライヤーの2025年用コンパウンドについて、異なるコンパウンドの比較テストを実施した。

    ピレリが特に注目したのはハードコンパウンドのデータで、その主な目的はオーバーヒートの軽減方法を知ることにあった。

    2024年5回目のピレリタイヤテストとなった午後のセッションは、ウェットコンディションの影響を受けたが、これはインターミディエイトコンパウンドを使用するチャンスとなった。

    これにより、先ごろポール・リカール・サーキットで実施された作業が継続されることとなった。同サーキットでは、かつてフランスGPの遠隔操作式ウェットサーフェスシステムが使用されていた。

    金曜日は、SF24をカルロス・サインツがドライブし、ルクレールに代わる。サインツも先週末、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで6コーナーでスピンし、リタイアしている。

  • ピレリ F1モナコGPの“ソフトタイヤオンリー”改善案に懐疑的

    ピレリ F1モナコGPの“ソフトタイヤオンリー”改善案に懐疑的

    ピレリは、F1モナコGPでソフトタイヤのみの使用とする案を検討する用意はあるが、それによってレースがエキレイティングになるかどうかは疑問だとしている。

    先週末のモナコGPでは、上位10人のドライバーがすべてスタート時の順位と同じ結果に終わり、アクションやオーバーテイクが見られなかったため、レースを盛り上げるためのルール変更を求める声が上がった。

    おそらく最も現実的なアイデアは、メルセデスのジョージ・ラッセルが提案した、モナコでは通常の3種類のコンパウンドではなくソフトタイヤのみを用意することで、レースにスリルが生まれるというものだろう。

    ピレリのモータースポーツおよびF1部門責任者マリオ・イゾラは、このようなソフトタイヤのみのレースがどのような結果をもたらすかについて、チームからシミュレーションデータを提供してもらえれば嬉しいが、タイヤの節約をさらに迫られることになるため、状況が劇的に変わるとは確信していないと語った。

    「私はその提案を聞いたし、実際にジョージと話した。彼はその提案について話してくれた。チームにシミュレーションを依頼して、何が起こるかを見ることはできると思う」

    「しかし、2018年にソフトタイヤを履いていたときは、私の記憶が正しければ、タイヤのポテンシャルよりも8秒も遅いタイムで走っていた。F2のペースだった」

    マリオ・イゾラは、モナコでより柔らかいタイヤを使用しても、必ずしも追加のピットストップが必要になるわけではなく、むしろタイヤの寿命を延ばすためにドライバーがさらにペースを落とすことになるだろうと語った。

    「モナコの問題はオーバーテイクができないことだ。だから1周ごとに2、3、4秒ずつ減速しても誰にも追い越されない」とイゾラは指摘した。

    「私の意見では、重要なのはタイヤだけでなく、チームがなぜストップするかしないかを決めるのかを考慮しなければならないということだ」

    「タイヤの劣化、オーバーテイクのしやすさ、そしてピットストップに費やす時間の組み合わせだ。ピットストップに28秒かかるなら、それを避けるように努めるからだ。

    F1 ピレリ モナコGP タイヤ

    イゾラは、ピットストップの最低回数を義務付けるという提案も、チームが同じ戦略に固執する可能性が高いため、何の付加価値ももたらさないだろうと述べた。

    「何年も前に、(2回のピットストップを義務付けるという)この提案があったとき、我々は議論を行い、各チームは戦略担当エンジニアにシミュレーションを依頼したのを覚えている」とイゾラは説明した。

    「結果は、どのチームもほぼ同じ戦略で戻ってきた。つまり、制約を加えることは、異なる戦略やレースへの異なるアプローチをチームに強いるのではなく、ただ同じ戦略に収束させるだけだ。しかし、それは我々が望むことではない」

    「我々が望んでいるのは、1ストップと2ストップを組み合わせ、異なるコンパウンドを使用することだ」

    「問題を解決するには、皆で集まって、すべての提案を検討し、シミュレーションを行い、どのアプローチが最も良いかを理解する必要がある」

    モナコにとっての最善の解決策は何かと尋ねられたイゾラ「サーキットを拡張することだ。しかし、モナコの建物を壊すわけにはいかない」と答えた。

    「予測できないことや奇妙なことがない限り、基本的にすべてが土曜日の予選で決まるユニークなレースだ」

    「しかし、残りのストリートサーキットでは、もっとソフトに進めば、アプローチを少し変えて、1ストップ戦略のところを2ストップ戦略に切り替えることができるかもしれない」

    「マイアミやラスベガスといった新しいストリートサーキットについては考えている。それは可能です。しかし、モナコに関しては、正直言って、私たちにできることはほとんどないと思います。」

    イゾラは、ピレリは今週のポール・リカールでのテストを経て、オーバーヒートの軽減を目的とした来年の新型スリックタイヤの製造をほぼ承認したと付け加えた。さらに、ストリートサーキットに特化した、より柔らかいコンパウンドも選択肢に追加される。

    「カレンダーではストリートサーキットがますます増えており、より柔らかいコンパウンドが必要なので、より柔らかい新しいC6コンパウンドを導入することも考えられている」とイゾラは明かした。

    「我々はレイジを少しソフト側に動かし、常にオーバーヒートを減らすよう努めるつもりだ」

  • 角田裕毅とボッタスで264周を走行 鈴鹿F1タイヤテスト2日目

    角田裕毅とボッタスで264周を走行 鈴鹿F1タイヤテスト2日目

    F1日本GPが終了した鈴鹿サーキットで4月10日(水)にタイヤテストが行われ、角田裕毅が115周、バルテリ・ボッタスが149周を走り込んだ。

    鈴鹿テスト2日目にして最終日となったこの日、ピレリはオーバーヒートを軽減することを主な目的として冬の間に始めた作業の継続として、来季に向けた新しいドライコンパウンドと構造を開発することに主眼を置いた。

    テストはビザ・キャッシュアップRBフォーミュラワン・チームとステークF1チームKICKザウバーとともに行われ、それぞれのレースドライバー、バルテリ・ボッタス、そして、昨日のダニエル・リカルドに代わって角田裕毅が参加した。コース上での角田裕毅の活躍もあり、グランドスタンドには数百人のファンが詰めかけ、この地でのF1人気の高さを証明した。

    昨日のセッションの最初の数時間は雨に見舞われたが、この日の路面コンディションは完璧で、気温は20℃、トラック温度は37℃に達した。

    両ドライバーとも多くの周回をこなした。この日のスタハノフ労働者賞はボッタス(149周、最速1分33秒983)に与えられ、角田の仕事量も見事だった(115周、ベストタイム1分34秒337)。

    ピレリ モータースポーツディレクターのマリオ・イゾラは、「まず第一に、今回のテストでサポートしてくれたレーシング・ブルズとザウバー、そして3人のドライバーに感謝しなければならない」とコメント。「F1がフル稼働するシーズン序盤のこの時期に、同じトラックに2日間も滞在することは、決して小さな問題ではない。この種のテストではいつもそうなのだが、ドライバーたちは暗闇の中で、言い換えれば、どんなプロトタイプをテストしているのか知ることなく、現在のタイヤと交互にテストしており、ドライバーのフィードバックは完全に偏りのないものになる。鈴鹿で3000km以上走ったことで、スリックタイヤに関する膨大なデータもインターミディエイトタイヤのデータも蓄積されてきた。今後数カ月間、今年のテストプログラムでは、より耐久性の高い構造を完成させることと、オーバーヒートを抑えることを目的としたコンパウンドの全面的な刷新に焦点を当てていく。さらに9月からは、2026年用タイヤの開発もスタートする」

    バルテリ・ボッタス(ステークF1チームKICKザウバー):「今日はトラックアクションにとって素晴らしい日だった。両方のセッションを通して太陽が照り付つ、レース距離のほぼ3周分に相当する周回を重ねることができた。この日も順調な一日で、クルマのフィーリングはとても良かったし、ピレリへの重要なフィードバックを収集するために、いくつかのコンパウンドを試した。将来の改善の余地となるだろう。全体として、僕にとっては充実した2日間だった。鈴鹿で2日間余計にドライビングするよりもずっと悪いかもしれない!上海への準備はすでに始まっているので、私はヒンウィルの基地にあるシミュレーターに直行する」

    角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ・ワン・チーム): 「鈴鹿は大好きだし、ここを走れるときはいつもハッピーだ。このサーキットは飽きることがないし、いまだに多くのファンがトラックを走っているのを見るのは素晴らしい。天候に恵まれたこともあり、午前と午後のセッションともスリックタイヤでスムーズに走ることができ、プログラムを完全に完了することができて、ピレリに多くの良いデータを提供できて、成功した一日になったことをうれしく思う」

    ピレリの次の開発テストセッションは、5月28日と29日にル・カステレ(フランス)、6月14日と15日にムジェロ(イタリア)で開催される。

    角田裕毅 鈴鹿サーキット ピレリ タイヤ

  • 鈴鹿F1タイヤテスト 初日はリカルドとボッタスが合計239周を走行

    鈴鹿F1タイヤテスト 初日はリカルドとボッタスが合計239周を走行

    先週末の壮絶なF1日本FPの後、鈴鹿サーキットではピレリタイヤ開発テストセッションが行われた。F1の単独タイヤサプライヤーであるピレリをサポートしているのは、ステークF1チームKICKザウバーとビザキャッシュアップRB・フォーミュラワン・チームだ。

    作業プログラムの中心は、来シーズンに向けてさまざまなコンパウンドと構造を比較することで、特にオーバーヒートを大幅に抑えることを目的とした新しい構造とコンパウンドファミリーを最終決定することだった。

    初日は2チームから1台ずつ、バルテリ・ボッタスとダニエル・リカルドがトラック上でドライブした。

    一日の後半に太陽が顔を出したものの、早朝に雨が降ったため、インターミディエイトとエクストリームコンディションの両方で新しいレインタイヤの評価を行うことができた。バルセロナとヘレスで行われた冬季テストでは、これらのタイヤを試すのに適したコンディションではなかったからため、良い機会となった。

    ウエットコンディションでのテストの主な目的は、インターミディエイトタイヤをヒーティングブランケットなしで走らせるためのソリューションを特定すること。これはすでに2023年のモナコGPでエクストリームタイヤに適用されているものであり、同時にエクストリームウェットによるオーバーヒートの軽減も検討している。この後者については、来年のスリックタイヤの開発プログラムにも盛り込まれており、特にタイヤに厳しいトラックであるここ鈴鹿では、最も硬いコンパウンドでのベストソリューションを見極める作業が行われた。

    早朝に雨が降った鈴鹿サーキットでは、セッションの最初の1時間からウェットタイヤが使用された。C44のバルテリ・ボッタスとVCARB 01のダニエル・リカルドが新バージョンのインターミディエイトとフルウェットで初走行を行った。その後、午前10時からはスリックタイヤを履くのに十分なドライコンディションとなった。その後、気温は17℃、トラック温度は29℃まで上昇した。

    ボッタスは133周、リカルドは106周を走った(ウエットでは17周と16周)。ボッタスのベストタイムは1分34秒002で、リカルドは1分34秒815だった。両マシンのタイヤ開発プログラムは異なっていたため、ラップタイムに大きな意味はない。

    バルテリ・ボッタス(ステークF1チームKICKザウバー)「初日は僕サイドでは順調に進みました。私僕たちはその日の計画全体を検討し、ピレリの来年のタイヤについて多くの有益なデータを収集した。大雨が降った午前中の天候は少し難しいものだったが、インターミディエイトタイヤをテストすることができたので、結果的にはよかった。その後、トラックが十分に乾いたら、プログラムを実行し、数周を走り、さまざまなタイヤコンパウンドをテストした。コース上での走行は毎回、クルー全員にとってレベルアップのチャンスでもあるので、全体的には良いことであり、生産的な一日だった。 明日はもっと良くなるだろう」

    ダニエル・リカルド (Visa CashApp RB Formula One Team)「ピレリとともに2025年のコンパウンドをテストした生産的な1日だった。あいにくの天候で午前中の走行は限られたものになったが、ウエットコンパウンドとインターコンパウンドの両方を試すことができた。午後のプログラムはスムーズに進み、走行計画を完了し、建設的なデータをピレリに提供することができた。個人的には、レースウイーク明けの鈴鹿を数周走れて良かった」

    セッション中は12種類のタイヤが使用され、合計1200kmを走行した。明日もテストは終日続き、鈴鹿サーキットのある三重県は晴れの予報となっている。ザウバーはボッタスが戻り、RBは角田裕毅がステアリングを握ることになる。

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  • F1日本GP 2024年のタイヤコンパウンドをピレリが発表

    F1日本GP 2024年のタイヤコンパウンドをピレリが発表

    2024年F1日本GPで配分される3種類のタイヤコンパウンドをF1公式タイヤサプライヤーであるピレリが発表した。

    従来、秋に鈴鹿サーキットで開催されていた日本グランプリは、2024年は第4戦として4月7日に開催される。比較的温暖な秋から寒さの残る4月への日程変更により、タイヤコンパンドも変更があるとの見方もあった。

    しかし、ピレリは、4月の鈴鹿サーキットのレースにむけて、C1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)とレンジで最も硬いコンパンドを選択。鈴鹿のアスファルトは、今シーズンのなかでも最高レベルの粗さと摩耗を特徴としている。摩耗とデグラデーションは、フリープラクティスでの走行プラン、そしてレース戦略を決定する重要な要素だ。

    日本GPに加え、ピレリは第5戦中国GP(4月21日)、第6戦マイアミGP(5月5日)のタイヤコンパウンドを発表。2つのレースでは、C2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)と中間の3つのコンパウンドが選択されている。

    この2つのトラックはまったく異なる特性を持つ。上海は5年ぶりに復活する。そのため、2022年に導入される新世代のマシンが、さまざまなコーナーが混在し、F1でも最長クラスの約1.2kmのストレートがあるトラックとどう絡むかは未知数だ。

    これとは対照的に、マイアミはタイヤに比較的優しいトラックで、未知の部分は気温に代表される。この時期の気温はかなり高くなる可能性があり、サーマルデグラデーションのレベルも大きくなる。

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  • F1 ピレリFSC認証タイヤを使用する初のモータースポーツ競技会に

    F1 ピレリFSC認証タイヤを使用する初のモータースポーツ競技会に

    ピレリは、モータースポーツ用のFSC(森林管理協議会)認証タイヤを製造する最初の企業となり、今年のF1世界選手権で使用されるすべてのタイヤにFSCロゴが付けられることになった。これは、ピレリが持続可能性の道を歩む上で重要な出来事である。

    FSCロゴは、タイヤ内のすべての天然ゴムが、持続可能な林業に関する世界をリードする非政府組織であるFSCが要求する厳しい環境的および社会的基準に準拠していることを証明する。

    昨年10月10日、ピレリがF1のグローバルタイヤパートナーとして少なくとも2027年までの契約を更新した際に発表されたこの認証は、2月21~23日にバーレーンで行われたプレシーズンテストからコース上で使用されるすべてのタイヤに適用される。FSC認証タイヤは、2022年から開始された集中的な開発プログラムを経て導入されたもので、信頼性と性能の両面で明確な成果を示した。

    本日行われるバーレーンGPのフリー走行1回目では、この認証タイヤが公式イベントで初披露される。これは重要な一歩であり、モータースポーツという特殊な環境においても、その最大の技術的・競争的表現であるF1を始めとして、より持続可能な性能とソリューションを提供するというピレリのコミットメントを反映したものである。

    ピレリは、6年連続で気候変動との闘いにおけるグローバル・リーダーの一人として、環境情報を調査・促進する国際的な非営利団体であるCDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)の2023年気候Aリストに選ばれました。また、ピレリはFIAの環境認定プログラムにおいて、タイヤメーカーとして初めて3つ星を獲得した。

    F1 タイヤ FSC認証FSC認証は、ピレリのサステナビリティの旅における重要な瞬間である。

    FIAやフォーミュラ1とともに、ピレリは技術面でもスポーツ面でも新技術の研究開発の最前線に立ち、F1タイヤのライフサイクル全体を通してCO2排出量を削減するための活動をサポートしている。

    FSC認証は、近年ピレリがモータースポーツのためにすでに実施している数多くのイニシアティブに加わるもので、グランプリの週末にトラック上に持ち込まれるすべてのタイヤは、使用後に二次原料に変換される。タイヤ製造に使用される電気エネルギーは、100%再生可能な認証源からのみ供給される。また、すべてのタイヤに “バーチャル “デザイン技術を採用することで、開発時間を短縮するだけでなく、物理的なプロトタイプが少なくて済むため、使用する材料も削減できる。

    ピレリのモータースポーツ、サステナビリティ、フューチャー・モビリティ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるジョバンニ・トロンケッティ・プロヴェラは「ピレリのFSC認証タイヤがモータースポーツの世界でデビューすることは、ピレリのサステナビリティの旅における重要な瞬間です。2021年、ピレリは初めてFSC認証タイヤをロードカーに装着しました。そして今回、モータースポーツの世界でも初めてFSC認証タイヤを採用することができたことを誇りに思っています」と述べた。

    「F1は私たちにとっては、非常にオープンな実験場です。これにより、新しいテクノロジーを設計し、テストし、ロード用タイヤの研究開発プロセスを改善するだけでなく、過酷なモータースポーツ環境に特有の最高のパフォーマンスと、ますます持続可能になっていく世界に対するコミットメントを一体化させることができます」

    F1 タイヤ ピレリFSC認証タイヤは、バーレーンでのプレシーズンテストで初めてコース上に投入された。

    FIAサステナビリティおよびD&Iディレクターのサラ・マリアーニはピレリがF1世界選手権にFSC認証タイヤを導入したことは、自社の目標だけでなく、モータースポーツへの影響を低減し、持続可能な革新と技術の触媒としてのスポーツを強化することを目指すFIAの環境戦略の目標との整合性においても、ピレリの持続可能性への強いコミットメントを示すものです」と述べた。

    「昨年、FIAが開始した2025年以降のF1タイヤ供給入札では、こうした野望が基本となっており、入札に成功したピレリは、2024年にFSC認証タイヤを導入するなど、サステイナビリティのさらなる追求に向けた革新をすでに始めています」

    フォーミュラ1のESG責任者であるエレン・ジョーンズは「F1は、FSC認証タイヤの導入が示すように、あらゆるレベルでサステイナビリティをテーマにピレリと協力できることを誇りに思っています。これは重要かつ前向きな前進であると同時に、2030年までにネット・ゼロを達成するというミッションを継続する中で、我々のパートナーがいかに持続可能なプラクティスへのコミットメントを示しているかを示す新たな例でもあります。新しいFSC認証タイヤが今週末のバーレーンGPで活躍するのを見るのが待ちきれません」と語った。

    また、森林管理協議会インターナショナル・コマーシャル・ディレクターのファビアン・ファルカスは「FSCのロゴと認証は、持続可能な森林管理の基準である。自動車業界は、天然ゴム生産が森林生態系と地域社会に与える圧力を軽減するために対応する必要があります」と語った。

    「私たちは、天然ゴムのバリューチェーンにおける複雑な環境的・社会経済的課題に立ち向かうピレリのリーダーシップを称賛します。このイニシアチブは、性能と持続可能性が共存できることを示しており、FSCはこの例に倣う企業を世界レベルで支援する用意があります」

  • ピレリF1タイヤ 2023年のF1世界選手権で地球8周分を走破

    ピレリF1タイヤ 2023年のF1世界選手権で地球8周分を走破

    ピレリのF1タイヤは、2023年のF1世界選手権を構成した22のグランプリを通じて、合計で地球をほぼ8周走行した。具体的には、今年のF1世界選手権を構成する10チームのドライバーたちによって、少なくとも1周は6,847セットのタイヤがドライブされ、60,473周、307,925.8kmを走破した。

    その距離の圧倒的大部分はスリック タイヤで走行され、インターミディエイトまたはエクストリームウェットで走行したのは、そのうち 6.31%のみだった。

    主役は当然のことながら、すべてのレースにノミネートされていたC3だった。走行距離は 105,499 キロメートルで、これは総走行距離の 3 分の 1 以上 (36.57%) に相当する。2番目に多く使用されたコンパウンドはC4で全体の27.43%を占め、C2(15.41%)、C5(13.55%)と続く。最も使用されなかったコンパウンドはC1で、総走行距離の5.73%を占めた。また、グランプリの週末にプロトタイプタイヤを使用して走行したバルセロナ、鈴鹿、メキシコシティの3日間での3,800kmも走行距離に加える必要がある。

    ピレリ F1 タイヤ コンパウンド別走行距離

    今年最長のスティントはサウジアラビアGPでマクラーレンのオスカー・ピアストリが走行した。F1レースに2度目の出場となったオーストラリア人選手は、ピエール・ガスリーと接触し、損傷したフロントウイングを交換するために1周目の終わりで停止を余儀なくされた。同時にC2タイヤを装着し、総走行距離302.5kmでチェッカーを受けた。ピアストリは、ピットレーンからC3タイヤ1セットで302.5kmを走行したエステバン・オコンよりも2km長い距離を走った。

    アゼルバイジャンのストリートサーキットは、ソフトコンパウンドでの今季最長スティントの舞台でもあった。バルテリ・ボッタスは土曜日の午後、スプリントレースの全距離(17周、102kmに相当)をC5タイヤで走破した。ボッタスはハードコンパウンドでの最長記録も保持しており、シルバーストーンで32周(188.4km相当)を走った。C4で最長スティントを走ったのは、もう1人のアルファロメオのドライバーである周冠宇で、シンガポールで212.7kmを走破した。

    ピレリ F1 タイヤ コンパウンド数 2023年のF1世界選手権

    2023年シーズンは3種類の週末フォーマットが設定され、タイヤ使用に関するルールが設けられた。一方、スプリント・ウィークエンドは6回開催され、金曜日にフリー走行が1回行われた後、予選、土曜日のスプリント・シュートアウトとスプリント・レースが行われ、日曜日にグランプリが開催された。また、ATA(Alternative Tyre Allocation:代替タイヤ割り当て)方式も2度にわたって試された。

    22のイベントで約1,000セットのスリックタイヤが使用されず、さらに732セットが1周から3周のみ走行された。エクストリームウエットタイヤに関しては、ピレリは今年から装着されたものの未使用のタイヤを他のイベントに持ち越すことができる“ストリップ&フィット”という手法を採用した。たとえば2023年には1,304セットのインターミディエイトとウェットタイヤが1周も走らなかったことを考えると、これはチームのタイヤ管理を改善するのに役立つだろう。

    ピレリ F1 タイヤ ピットストップ 2023年のF1世界選手権

    オランダGPは、今年もっともタイヤ交換が多かったレースである(ピットストップと赤旗中断の両方を含む)。天候が変わり続け、断続的に雨が降ったため、3種類のスリックコンパウンド、インターミディエイト、エクストリームウェットなど、あらゆるタイプのタイヤが投入され、合計82回のタイヤ交換が行われた。一方、最もタイヤ交換が少なかったのはマイアミで、20人のドライバー全員が1回のピットストップを行っただけだった。この年のタイヤ交換回数は(スプリントレースも含めて)871回だった。

    ピレリ F1 タイヤ 温度状況 2023年のF1世界選手権

    オースティンは気温の点で最も暑いレースとなり、土曜日のスプリントレースは34.7度、日曜日のグランプリは32.8度だった。ザントフォールトは最も涼しく、平均気温は15.1度だった。アスファルトの温度では、ハンガロリンクが53.6度と今年最も暑く、最も涼しかったのはラスベガスの18.5度だった。

  • ピレリ F1のタイヤブランケット禁止の廃止は「2025年タイヤ開発に役立つ」

    ピレリ F1のタイヤブランケット禁止の廃止は「2025年タイヤ開発に役立つ」

    ピレリは、F1がタイヤブランケットの禁止を廃止することを決定したことで、2025年のレースのためにより良いタイヤを提供するための取り組みが前進するだろうと語った。

    ピレリは、今年レベルアップしたsa-marudeguraを根絶するため、タイヤの変更を評価している。タイヤのオーバーヒート特性は、ドライバーのハードなプッシュを妨げ、ライバルの追い抜きを積極的に阻むため、F1パドック関係者の間では 「レースの敵」であるとレッテルを貼られている。

    タイヤのオーバーヒート問題は、直近のF1委員会でも議論され、この問題に対処し、将来のタイヤのレース性を向上させることに焦点を当てることが求められた。

    同じ会議では、2025年に計画されていたタイヤブランケット禁止の廃止が承認されたことで、ピレリは来年のテスト開発で2つの課題に取り組むピレリの負担を軽減するのに役立つ。ブランケットがない場合に必要となる余分なウォームアップ特性を備えたタイヤを開発するよりも、ピレリはオーバーヒート問題への対応に集中することができる。

    ピレリのF1チーフエンジニアであるシモーネ・ベラは、2025年に向けてより優れたコンパウンドを開発するためのテストプログラムが実施される道筋が見えてきたと語った。

    「少なくともターゲットは明確になった。これまでの週と比べてより明確になっている」とベラは述べた。「我々は2024年に新世代のコンパウンドを生み出すための開発テストに取り組む必要があることを知ってる。そして、これがターゲットになるだろう」

    「我々は構造面でタイヤの信頼性を向上させ続けるつもりだが、2024年の開発計画ではコンパウンドが焦点となり、明らかにオーバーヒートに重点を置いて取り組んでいく」

    ベッラは、ピレリにとって最初の段階は、2023年のデータを数週間かけて分析し、なぜ今年オーバーヒートが問題になったのかを把握することだという。

    「2022年から2023年にかけて、なぜオーバーヒートの影響が大きくなったのかを理解したい。何が理由なのか?」とベラは付け加えた。「シーズン終了後に行うこの分析の後、この点を改善するためにコンパウンドのどこに取り組むべきかを理解しようとする」

    「もちろん、ドライバーにはタイヤの温度を管理せずに、できるだけプッシュしてもらいたいと思っている。これが我々の目標だ」

    F1 タイヤ ピレリ

    オーバーヒートの原因のひとつは、タイヤの構造(特にベルトのショルダー部分)にあるとの指摘もあるが、ベラはそれよりもコンパウンドの選択にあると考えている。

    「構造の問題ではないと思う」とベラは述べた。「時々、オーバーヒートのコメントがあるが、それは本当のオーバーヒートではない。ドライバーはグリップ不足やグリップの低下を感じるだけで、摩耗やグレーニングなど、タイヤ自体が劣化している場合もある」

    「過去にはオーバーヒートのコメントもあったが、実際にはオーバーヒートではなかった」

    「しかし、高温になっていることに気付いたレースはいくつかあり、特にリアアクスルが高温の影響を受けていた。どちらが本当の理由なのかを見分ける必要がある」

    「オーバーヒートに関しては、コンパウンドをもっと改良する必要があると思う。より信頼性の高いタイヤを作り、空気圧を少し下げることができれば、オーバーヒートにも効果がある。接触面積が増えるので、より多くの圧力を分散できるため、温度をより均一に分散させることができるからだ」

    「しかしコンパウンドがすべてを変えるわけではない。したがって、コンパウンドは構造とともに機能する必要がある。それが構造とコンパウンドを一緒に進歩させる必要がある理由だ」

  • ピレリ 2024年F1開幕3戦のタイヤチョイスを発表

    ピレリ 2024年F1開幕3戦のタイヤチョイスを発表

    ピレリは、オーストラリアGPへの最もソフトなアロケーションを含む、2024年のF1シーズンの最初の3レースに投入するタイヤコンパウンドを明らかにした。

    F1公式タイヤサプライヤーとしての契約を2027年まで延長したピレリは、最近、2024年も同一のタイヤ構造を維持することを明らかにしている。

    ピレリは日本GPでC2コンパウンドを、メキシコGPでC4コンパウンドをテストすることをチームに許可していたが、ピレリは変更も導入する計画を見送った。

    しかし、ピレリは2023年シーズン途中のイギリスGPで、マシンのダウンフォースレベルが上がり続けていることに対抗するために現行タイヤのスペックに微調整している。

    C0コンパウンドが2024年のセレクションから外れたことで、ピレリはC1、C2、C3(現在最も硬いコンパウンド)のタイヤをバーレーンでの開幕戦に持ち込むことになった。

    一方、1週間後のサウジアラビアGPでも今年のラウンドと同じタイヤが使用されることになるが、バーレーンよりも一段階ソフトなC2、C3、C4タイヤが使用される。

    しかしピレリは、アルバートパーク・サーキットに関しては、2023年よりも一段階ソフトなタイヤを選択。C3、C4、そして今回はC5タイヤがチームに提供されることになった。

    F1 2024 タイヤ ピレリ

    来季もレギュレーションは安定したままだが、ピレリは、このルールサイクルでまだ解き放たれるべきパフォーマンスがあるというレッドブルの主張を懸念していない。

    「6月に受け取ったシミュレーションを見ると、現在の構造ではこのレベルの負荷に対応できる」とピレリのカーレース&F1責任者であるマリオ・イゾラは語った。

    「しかし、今年に限って言えば、例えば、今年初めのシミュレーションと比較して、より高いレベルのパフォーマンスやダウンフォースを達成することができた」

    「12月の初めには新しいシミュレーションを受け取ることになっており、6月のものと比べてより正確になっているはずだから、それを分析することになるだろう」

    F1委員会はアブダビGPの週末に、各チームが週末に使用できるタイヤの本数(13本)を維持することを確認した。

    また、昨シーズンの2週末で試行された代替タイヤ割り当て(ATA)方式は、2024年には再び使用されないことも決定された。