ルイス・ハミルトンが2025年F1アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目(FP2)で最速タイムを記録し、フェラーリが1-2を達成した。一方で、ランド・ノリスはバリアに接触してセッションを途中で終えることになった。
ハミルトンの1分41秒293は、最終結果でシャルル・ルクレールに0.074秒差をつけた。マクラーレン勢はパフォーマンス不足に苦しみ、ノリスが10番手、オスカー・ピアストリが12番手に留まった。
序盤からバクー市街地サーキットのランオフエリアが活用され、リアム・ローソンが下りの左コーナーであるターン15でオーバーラン。ハミルトンもターン7で同様にコースオフするなど、ドライバーたちは限界を探っていた。
ピアストリは、パワーユニットの問題でFP1の大部分をガレージで過ごしたが、FP2開始直後にソフトタイヤでコースイン。最初のフライングラップで1分43秒307を記録して一時的に首位に立った。しかし、路面にラバーが乗り、ソフトタイヤが投入されるとタイムは急激に更新され、FP1最速だったノリスのタイムは開始10分以内にあっさりと上回られた。
オープニングランの後、ノリスは1分42秒199でトップに立ち、わずかにルクレールを上回った。しかし、このサーキットで過去4年連続ポールを獲得しているルクレールは再び速さを見せ、1分41秒786をマークして最初に1分42秒を切るタイムを出した。
チームメイトのハミルトンは、20分経過時点でミディアムタイヤで1分41秒543を記録して首位に浮上。これにより、予選に向けてタイヤ戦略の選択肢が広がる可能性が示された。
セッション中盤、ノリスはターン4出口でウォールにヒットし、左リアサスペンションを損傷。ピットまで戻ったものの、そのまま走行を再開できずセッションを終えた。直後には選手権首位のピアストリもターン15でテックプロバリアに軽く接触し、 precautionary checks(予防的な点検)の後にコースへ復帰した。
その間にルクレールは1分41秒367を記録して再び首位に立ったが、残り10分余りでソフトタイヤを履いたハミルトンが1分41秒293を出して、この日の最速タイムをマークした。
メルセデスのジョージ・ラッセルは首位から0.5秒差で「ベスト・オブ・ザ・レスト」となり、チームメイトのアントネッリ、ハースのオリバー・ベアマン、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、レーシングブルズのローソンが続いた。
エステバン・オコンはハースにとってポジティブな1日を締めくくる8番手につけ、アレクサンダー・アルボン、ノリス、そしてウィリアムズのカルロス・サインツがトップ10入りした。
ピアストリは12番手で、イエローフラッグ無視の疑いによりセッション後に調査対象となった。その後方にはレーシングブルズのアイザック・ハジャー、レッドブルの角田裕毅、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが続いた。
アルピーヌのピエール・ガスリー、アストンマーティンのランス・ストロール、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、同じくアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、そしてアルピーヌのフランコ・コラピントが続き、コラピントは首位から2秒遅れで最下位に終わった。
F1 アゼルバイジャンGP フリー走行2回目 結果・ラップタイム
1.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分41秒293
2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分41秒367
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分41秒770
4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分41秒779
5.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分41秒891
6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分41秒902
7.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分41秒989
8.エステバン・オコン(ハース) – 1分42秒167
9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分42秒177
10.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分42秒199
11.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分42秒255
12.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分42秒295
13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分42秒443
14.角田裕毅(レッドブル) – 1分42秒444
15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分42秒561
16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分42秒674
17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分42秒771
18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分42秒820
19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分42秒967
20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分42秒322

