スーパーフォーミュラ 第6戦 予選 | 関口雄飛が約1年半ぶりのPP獲得

スーパーフォーミュラ 第6戦 予選 | 関口雄飛が約1年半ぶりのPP獲得 スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 第6戦の予選が9月8日(土)に岡山国際サーキットで行われ、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が約1年半ぶりとなるポールポジションを獲得した。

前日のドライコンディションから一転、雨交じりの1日となった岡山県岡山国際サーキット。路面は終日ウェットコンディションとなった。だが、午後3時15分から始まったスーパーフォーミュラの予選中も、ほとんど空から雨粒が落ちてくることはなく、路面の水が少ない状況の中、目まぐるしいタイムアタック合戦が展開された。

気温21度、路面温度26度というコンディションの下、19台から14台に絞り込まれるノックアウト予選のQ1が始まった。各車が計測を1周あるいは2周計測したかしないかというところで、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)が2コーナー、No.7 トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がWヘアピンの2つ目でコースアウトし、赤旗が提示される。

この2台の回収と、ディルマンのコースアウト現場のタイヤバリア補修を終えて、午後3時37分にセッションが再開。Q1では平川亮がトップ通過。伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.50 千代勝正(B-Max Racing team)。赤旗の原因となった福住とディルマンがQ1で敗退した。

10分間のインターバルを経て、14台から8台に絞り込まれる7分間のQ2が開始。No.18 小林可夢偉(carrozzeria KCMG)がトップタイム、2番手は平川亮、3番手はNo.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。タイトルを争っているNo.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)とNo.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)がまさかのQ2敗退。No.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、No.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.37 ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)もノックアウトとなった。

10分間のインターバルを経て、Q3が開始。路面はウェットというより、ダンプコンディションに近くなっており、さらなるタイムアップが期待されるコンディションの下、セッションが開始された。小林可夢偉が、1分24秒466と自らがQ2でマークしたトップタイムを1秒1上回ってくる。これでチェッカーは、小林可夢偉のものかと思われた。

ところが、チェッカーと同時に、可夢偉のタイムを100分の2秒上回ってきたのが、関口雄飛。関口にとっては今季初、昨年の第2戦・岡山のレース1以来、約1年半ぶりのPP獲得となった。この2人に次いで、3番手となったのは平川亮。平川は、Q1でニュータイヤを2セット使用。Q3はユーズドタイヤでのアタックだったこともあり、1分25秒096に留まった。

以下、ランキングトップのNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)、No.4 山下健太(KONDO RACING)、No.17 塚越広大(REAL RACING)、No.2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。

予選1位:No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「Q1でトップと結構タイム差があって、12番手と(Q2進出まで)ギリギリだったので厳しいかなと思ったんですが、Q2に向けて修正して、少しクルマが良くなってタイムも良くなりました。それからQ3に向けてまたアジャストして、それがいい方向に行って尻上がりに調子も上がり、完璧でした。アタックもそれなりにうまくまとめることができたのでいい予選だったのかなと思います。Q1ではオーバー(ステア)も出るし、アンダー(ステア)も出るし、全然グリップしなかったんです。セット変更でクルマは良くなりました。Q2は2周目と3周目に全開でアタックしました。でも3周目が少しセクター3でタイヤのタレを感じたので、Q3は2周目を全開ではなくそれなりに速く90%くらいで走りました。Q3では路面も水が少なかったんで、Q2のアタックよりも少し抑えて走れば帳尻が合うかなと思いました。なので2周目はそれなりに速いけどマージンを残して走って、3周目でオーバーテイクシステムを使おうと狙いを定めていました」

予選2位:No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
「Q1はすごく良いというわけではなかったですが、Q2はそこそこ。Q1で良くなかったところを直してあのタイムでした。Q3はとりあえずまとめることができれば、いいかなと思っていました。タイムとしては悪くなかったです。Q3ではオーバーテイクボタンをどこで押すんだったっけ? とパニクって…。考えていたら思わず反応して間違ってダブルヘアピンでボタンを押してしまいました。押し間違えなかったら? でも、”タラレバ”なので…。どっちにしても、(関口)雄飛がちょっとだけ(0.02秒差)速かったんで2番手に終わりました。明日は決勝でいいレースをしたいと思います。(自身のアタックとしては)あんなもんだと思います。雄飛が(タイムを)上げてきただけでしょう!? Q2でもQ3でも僕とうしろとの差はコンマ6秒くらいあるので。アタック自体、Q2もQ3も良かったと思います」

予選3位:No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「朝(フリー走行)はあまり調子が良くなかったのですが、予選に向けて変更した部分とかセットアップなどがうまくいって、Q1から調子が良くなりました。Q3はニュータイヤと中古タイヤに分かれたと思うんですが、中古タイヤでいったらグリップがなくて、なんとか1周まとめたんですが3番手で終わってちょっと悔しい予選になりました。Q3でユーズドタイヤを装着したのは、Q1でニュータイヤを2セット使ったから。タイヤがなかっただけです。なのでQ3では、早めにアタックすることにしました。(シリーズポイントのことを考えたら)明日は大雨でもスタートしてもらいたい。(第2戦オートポリスに次いで、今シーズン)2回のキャンセルはお客さんも望んでいないと思うので、スタートだけでもしたいです」

2018年 スーパーフォーミュラ 第6戦 岡山 予選 結果

Pos No Name Team Best Time  
1 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分24秒446 Q3
2 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG 1分24秒466 Q3
3 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分25秒026 Q3
4 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分25秒095 Q3
5 3 ニックキャシディ KONDO RACING 1分25秒153 Q3
6 4 山下健太 KONDO RACING 1分25秒340 Q3
7 17 塚越広大 REAL RACING 1分25秒429 Q3
8 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分25秒589 Q3
9 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分26秒718 Q2
10 16 山本尚貴 TEAM MUGEN 1分26秒803 Q2
11 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分26秒811 Q2
12 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分27秒481 Q2
13 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S 1分27秒614 Q2
14 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING 4分42秒033 Q2
15 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING 1分28秒620 Q1
16 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分28秒821 Q1
17 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM 1分29秒929 Q1
18 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分33秒377 Q1
19 15 福住仁嶺 TEAM MUGEN 1分57秒432 Q1
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