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  • スーパーフォーミュラ 第6戦 予選 | 関口雄飛が約1年半ぶりのPP獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦 予選 | 関口雄飛が約1年半ぶりのPP獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦の予選が9月8日(土)に岡山国際サーキットで行われ、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が約1年半ぶりとなるポールポジションを獲得した。

    前日のドライコンディションから一転、雨交じりの1日となった岡山県岡山国際サーキット。路面は終日ウェットコンディションとなった。だが、午後3時15分から始まったスーパーフォーミュラの予選中も、ほとんど空から雨粒が落ちてくることはなく、路面の水が少ない状況の中、目まぐるしいタイムアタック合戦が展開された。

    気温21度、路面温度26度というコンディションの下、19台から14台に絞り込まれるノックアウト予選のQ1が始まった。各車が計測を1周あるいは2周計測したかしないかというところで、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)が2コーナー、No.7 トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がWヘアピンの2つ目でコースアウトし、赤旗が提示される。

    この2台の回収と、ディルマンのコースアウト現場のタイヤバリア補修を終えて、午後3時37分にセッションが再開。Q1では平川亮がトップ通過。伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.50 千代勝正(B-Max Racing team)。赤旗の原因となった福住とディルマンがQ1で敗退した。

    10分間のインターバルを経て、14台から8台に絞り込まれる7分間のQ2が開始。No.18 小林可夢偉(carrozzeria KCMG)がトップタイム、2番手は平川亮、3番手はNo.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。タイトルを争っているNo.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)とNo.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)がまさかのQ2敗退。No.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、No.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.37 ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)もノックアウトとなった。

    10分間のインターバルを経て、Q3が開始。路面はウェットというより、ダンプコンディションに近くなっており、さらなるタイムアップが期待されるコンディションの下、セッションが開始された。小林可夢偉が、1分24秒466と自らがQ2でマークしたトップタイムを1秒1上回ってくる。これでチェッカーは、小林可夢偉のものかと思われた。

    ところが、チェッカーと同時に、可夢偉のタイムを100分の2秒上回ってきたのが、関口雄飛。関口にとっては今季初、昨年の第2戦・岡山のレース1以来、約1年半ぶりのPP獲得となった。この2人に次いで、3番手となったのは平川亮。平川は、Q1でニュータイヤを2セット使用。Q3はユーズドタイヤでのアタックだったこともあり、1分25秒096に留まった。

    以下、ランキングトップのNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)、No.4 山下健太(KONDO RACING)、No.17 塚越広大(REAL RACING)、No.2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。

    予選1位:No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    「Q1でトップと結構タイム差があって、12番手と(Q2進出まで)ギリギリだったので厳しいかなと思ったんですが、Q2に向けて修正して、少しクルマが良くなってタイムも良くなりました。それからQ3に向けてまたアジャストして、それがいい方向に行って尻上がりに調子も上がり、完璧でした。アタックもそれなりにうまくまとめることができたのでいい予選だったのかなと思います。Q1ではオーバー(ステア)も出るし、アンダー(ステア)も出るし、全然グリップしなかったんです。セット変更でクルマは良くなりました。Q2は2周目と3周目に全開でアタックしました。でも3周目が少しセクター3でタイヤのタレを感じたので、Q3は2周目を全開ではなくそれなりに速く90%くらいで走りました。Q3では路面も水が少なかったんで、Q2のアタックよりも少し抑えて走れば帳尻が合うかなと思いました。なので2周目はそれなりに速いけどマージンを残して走って、3周目でオーバーテイクシステムを使おうと狙いを定めていました」

    予選2位:No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
    「Q1はすごく良いというわけではなかったですが、Q2はそこそこ。Q1で良くなかったところを直してあのタイムでした。Q3はとりあえずまとめることができれば、いいかなと思っていました。タイムとしては悪くなかったです。Q3ではオーバーテイクボタンをどこで押すんだったっけ? とパニクって…。考えていたら思わず反応して間違ってダブルヘアピンでボタンを押してしまいました。押し間違えなかったら? でも、”タラレバ”なので…。どっちにしても、(関口)雄飛がちょっとだけ(0.02秒差)速かったんで2番手に終わりました。明日は決勝でいいレースをしたいと思います。(自身のアタックとしては)あんなもんだと思います。雄飛が(タイムを)上げてきただけでしょう!? Q2でもQ3でも僕とうしろとの差はコンマ6秒くらいあるので。アタック自体、Q2もQ3も良かったと思います」

    予選3位:No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    「朝(フリー走行)はあまり調子が良くなかったのですが、予選に向けて変更した部分とかセットアップなどがうまくいって、Q1から調子が良くなりました。Q3はニュータイヤと中古タイヤに分かれたと思うんですが、中古タイヤでいったらグリップがなくて、なんとか1周まとめたんですが3番手で終わってちょっと悔しい予選になりました。Q3でユーズドタイヤを装着したのは、Q1でニュータイヤを2セット使ったから。タイヤがなかっただけです。なのでQ3では、早めにアタックすることにしました。(シリーズポイントのことを考えたら)明日は大雨でもスタートしてもらいたい。(第2戦オートポリスに次いで、今シーズン)2回のキャンセルはお客さんも望んでいないと思うので、スタートだけでもしたいです」

    2018年 スーパーフォーミュラ 第6戦 岡山 予選 結果

    Pos No Name Team Best Time  
    1 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分24秒446 Q3
    2 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG 1分24秒466 Q3
    3 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分25秒026 Q3
    4 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分25秒095 Q3
    5 3 ニックキャシディ KONDO RACING 1分25秒153 Q3
    6 4 山下健太 KONDO RACING 1分25秒340 Q3
    7 17 塚越広大 REAL RACING 1分25秒429 Q3
    8 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分25秒589 Q3
    9 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分26秒718 Q2
    10 16 山本尚貴 TEAM MUGEN 1分26秒803 Q2
    11 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分26秒811 Q2
    12 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分27秒481 Q2
    13 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S 1分27秒614 Q2
    14 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING 4分42秒033 Q2
    15 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING 1分28秒620 Q1
    16 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分28秒821 Q1
    17 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM 1分29秒929 Q1
    18 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分33秒377 Q1
    19 15 福住仁嶺 TEAM MUGEN 1分57秒432 Q1
  • ホンダ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2レポート

    ホンダ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2レポート

    5月28日(日)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて、2017全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第2戦のRace2が開催された。

    岡山国際サーキットの上空は快晴となり、強い日差しが照りつけて気温と路面温度は上昇した。今大会は2レース制で、本日午前9時20分からはRace2の公式予選がノックアウト方式で行われた。

    まずQ1では、#15ピエール・ガスリー(チーム無限)が7位、#41伊沢拓也(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)が8位、#64中嶋大祐(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)が9位につけて、10位までが出走できるQ2へ進出した。そのQ2の結果、ガスリーが5番手、伊沢が7番手、中嶋が10番手のスターティンググリッドについた。

    続く決勝レースでは、51周の間に4輪のタイヤ交換が義務づけられており、そのタイミングについて各チームの戦略が分かれることとなった。午後2時28分、決勝のスタートが切られた。5番手スタートのガスリーは好スタートを決めて順位を上げようとしたが、1コーナーに向けて並びかけた先行のマシンに進路を阻まれる形でコースからはみ出し、逆に順位を落としてしまう。ここでガスリーは1周目にピットインし、タイヤ交換義務を果たす作戦を選んだ。

    ガスリー以外にもレース序盤でタイヤ交換を行ったマシンが続いたが、逆にタイヤ交換を遅らせる戦略をとった#16山本尚貴(チーム無限)は、予選でスピンを喫して最後尾スタートだったにもかかわらず、5周目には6番手、6周目には5番手まで順位を上げた。

    一方、タイヤ交換を序盤に済ませたの中では伊沢が健闘、10番手につけて周回を重ねる。タイヤ交換を遅らせた山本は、4番手に上がった31周目にピットインを行ったが、そこまで集団につかまらずによいペースで走ることができていたため、9番手でレースに復帰することができた。

    首位を走る以外がタイヤ交換を済ませていた35周目の段階では、伊沢が5番手、ガスリーが8番手、山本が9番手につけていた。ところが、レースも終盤にさしかかろうという38周目、それまで快調に走行していた伊沢が第2コーナーでコースアウト、レースを終えてた。

    これを機にセーフティーカーが入り、全車隊列を組んでの走行となったが、残り9周となる43周目でレースが再開された。しかし、その後の周回では順位が変わることはなく、ガスリーが初入賞となる7位、山本が11台抜きとなる8位でフィニッシュし、シリーズ第2戦を終えた。

    ピエール・ガスリー (#15 チーム無限)

    スタートは非常に上手くいき、コースのアウト側から前へ抜け出そうとしたのですが、前の選手がこちらをよく見ていなかったようで、コースの外に押し出される形になってしまいました。ランオフエリアの芝生まではみ出たので、タイヤが草を拾ってしまい、その影響でポジションを落としてしまいました。それで、1周目でタイヤ交換を済ます決断を下しました。コースに復帰してからはマシンをプッシュし、ブレーキングでも頑張りましたが順位を上げるのは難しかったです。タイヤはレースの半ばくらいでグリップが落ち始めましたが、それほど問題にはなりませんでした。結局7位でフィニッシュして、初めて選手権ポイントが取れましたが、もっとマシンを速くして富士ではさらに良い結果を残すつもりです。

    山本尚貴 (#16 チーム無限)

    予選結果から考えるとベストを尽くせたレースだと思います。予選では赤旗が出て、タイムアタックのタイミングを失ったうえ、その後でタイヤが十分温まっていないときに無理したせいか、スピンをして最下位になってしましました。決勝レースでは、当初2周目にタイヤ交換しようと考えていましたが、多くの選手が1周目、2周目にピットインしたので、僕は逆を行こうとステイアウトすることにしました。その結果、前にマシンがいない状態で自分のペースを守って走れて、順位を上げられたので大正解でした。
    最後尾スタートでしたが、0.5点とはいえポイントを獲れたし、チームとしても2台入賞できたので良かったです。僕らが今までやってきたことを信じて、次の富士に向かいます。

    佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)

    今日は上位を狙えるかなという手応えがあったんですが、赤旗の影響で思うようなアタックができない選手もいて、予選は残念な結果になってしまいました。決勝レースは、このコースではやはり予選ポジションとスタートが良くないと難しくなってしまうなという展開でした。それでも苦しいレースの中、ガスリー選手はうまくレースをまとめて7位、山本選手はタイヤ交換を引っ張って、集団に引っかからないところを走るという戦略をとり8位に入賞してポイントを獲得しました。これはチーム無限のチーム力だったと思います。第3戦の富士へ向けては、エンジンのマッピングの見直しなどの対応を行って、よりよい結果を目指します。

    関連:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2:関口雄飛が優勝

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2レポート

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2レポート

    スーパーフォーミュラ第2戦岡山大会のレース2は、3番手スタートから早めのピット作戦を採った関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が圧倒的な速さで首位に立ち今季初勝利。ポールスタートの石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が2位、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)は3位で連続表彰台。トヨタエンジン搭載車が今大会の2レースともに表彰台を独占した。

    28日(日)は朝から雲一つ無い快晴。午前9時20分よりノックアウト方式の予選が開始された。

    Q1(20分)では、混雑を避けるために少しでも早くコースに出ようと、セッション開始の8分前から多くの車両がピットロードで待機。セッション序盤から各車積極的にアタックに入った。一方、あえてコースインを遅らせる作戦に出た山下健太(KONDO RACING)がQ1前半トップタイムをマークした。

    全車一旦ピットに戻り、残り7分半あたりから再びコースへ。セッションが残り1分半ほどになったところで小林可夢偉(KCMG)がトップ、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が2番手につけた直後、2コーナーの立ち上がりでニック・キャシディ(KONDO RACING)がコースアウト。セッションは赤旗中断となってしまった。

    残り2分半でのセッション再開となり、各車は一発アタックに。石浦がトップタイム、ロッテラーが3番手に飛びこみ、最後は関口が1000分の2秒差で10番手に飛びこみQ2進出を決めた。

    一方で、国本 雄資(P.MU / CERUMO・INGING)はタイムアップを果たせず13番手でQ2進出ならず。フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が15番手、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が16番手、キャシディが17番手でQ1敗退となった。

    予定よりも10分遅れで開始されたQ2(10分)は一転、セッション開始から2分ほどは誰もコースへ出ないまま推移。セッション終了ぎりぎりでのタイムアタックでタイムシートが塗り替えられていった。

    チェッカー直前、一旦は山下がトップタイムをマークしたが、ここ岡山のコースレコードホルダーである石浦が貫禄のアタックを見せ、ただ一人1分13秒台に入るアタックでポールポジションを獲得。惜しくもルーキーでのポール獲得はならなかった山下だが、デビュー3レース目にして2番手につけてみせた。

    山下に0.03秒及ばず関口が3番手。以下4番手ロッテラー、6番手小林、8番手大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)、9番手中嶋一貴と続いたが、この4番手から9番手までの6台は僅か100分の6秒の中に入るという、近年のスーパーフォーミュラを象徴する僅差の予選となった。

    予選を終えたあとも好天は続き、決勝スタートとなる午後2時25分の時点では、気温27度、路面温度は41度と強い日差しで汗ばむほどの気候の中、51周で争われるレース2のスタートが切られた。

    最前列の石浦、山下が順当なスタートを切る一方、3番手グリッドの関口は抜群のダッシュを決めたロッテラーの先行を許すことに。また、7番手スタートの中嶋一貴がアトウッドコーナーでコースオフ。最後尾へと順位を落としてしまった。

    1周目を終えたところで、後方スタート勢をメインに多くの車両が早くもピットイン。4位からピットに入った関口は、ピットイン勢では先頭でコースに復帰すると、前車との間に大きな空間が空いたこともあり、周回毎にファステストタイムを更新する猛烈なペースで周回を重ねていった。

    これを見て、2周後には3位につけていたロッテラーもピットイン。首位を行く石浦は、関口がハイペースで追い上げていることを知って,こちらもプッシュを続け、それぞれ見えないライバルとのタイム差を計算しながらの、直接ではないバトルが続いた。

    序盤ピットに入らず走行を続けたのは首位石浦、2位の山下、そして6番手スタートの小林、後続勢がほとんどピットインしたことで前の空いた15番手スタートのローゼンクヴィストが4位に浮上し、ハイペースでじりじりと前との差を詰めていった。

    ローゼンクヴィストの猛追を受けることとなった小林は20周終了時にピットイン。ピットイン組の4位でコースへ復帰。

    山下は31周終了時、石浦が33周終了でピットへ。石浦は関口の10秒後方、ロッテラーの1秒前でコースに復帰。山下はピットで左リアタイヤの交換に手間取りタイムロス。小林の後、7位へとポジションを落としてしまった。

    ピットインした石浦は、交換したばかりのタイヤの優位性を活かし、ファステストラップを更新しながら追い上げ。関口との差を詰めていった。

    38周目、2コーナーの立ち上がりでクラッシュが発生し、セーフティカーが導入。このタイミングでローゼンクヴィストはピットイン。ロッテラーの後方、4位でコースに復帰した。

    レースは残り9周で再スタート。関口は好ダッシュを決めて2位石浦との差を一度は1.4秒まで広げたが、その後石浦が再び追撃を開始。47周目にはテール・トゥ・ノーズに。その後方でも3位のロッテラーにローゼンクヴィストが迫り、レース終盤、激しいバトルが各所で展開された。

    関口は何度も石浦に迫られながらも逃げ切り、トップチェッカー。昨年のSUGOラウンド以来、通算3勝目を挙げた。関口はレース1で2位、レース2で勝利と、今大会最大ポイントを稼ぐこととなった。

    石浦は2位。ロッテラーが3位で両レース表彰台。4位には15番手スタートから11ものポジションアップを果たしたローゼンクヴィストが入り初ポイント獲得。小林はファイナルラップにファステストタイムをマークする速さを見せ5位。山下は6位でレース1に続き連続ポイント獲得となった。

    今大会の結果、1位/3位のロッテラーが12ポイントでランキング首位に浮上。開幕戦で勝利した中嶋一貴が1ポイント差の2位、石浦が1.5ポイント差の4位、関口が2ポイント差の5位と僅差での争いが続いている。

    関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車)

    前回勝った昨年のSUGOは、もちろん良いクルマというベースはあったが、自分でも良い走りが出来て100点満点の内容で、ある意味自分で勝ち取ったという感覚はあった。しかし今回はまたスタートを失敗してしまい、チームが用意してくれた良いクルマと、良い作戦で勝たせてもらったという感じで、本当に感謝している。ピットインのタイミングについては、監督やエンジニア、色々な意見があって悩みに悩んだが、最終的にグリッド上で1周目に入ることを決めた。1周目に入ったことで、その後2周目、3周目に入る車に抜かれる可能性があったので、ピットアウト直後の数周でオーバーテイクシステムを4つ使うなどとにかくプッシュした。スタートでミスをしたので、挽回するにはそこしかないと100%プッシュし、ほぼミスなくハイペースで周回出来た。最後は石浦選手のペースが速かったが、ミスさえしなければ絶対に抜かれないのは分かっていた。勝てたのは嬉しいが、スタートは今後の大きな課題だ。

    石浦宏明 (P.MU / CERUMO・INGING 2号車)

    今日は悔しいが完敗だ。スタートでトップに立ち、前に車がいない状態であれば、自分のペースで可能な限りプッシュし、そのまま逃げ切れると考えていた。しかし、先にピットに入った組の先頭にいた関口選手が、ピットアウト直後から僕よりラップペースが速いと無線で聞いて、見えない関口選手と戦っているという意識で、途中2,3度コースアウトしそうになったくらいずっと100%でプッシュした。それでも彼の方が若干速いという状況は分かっていたが、やれるだけやるしか無いという気持ちでプッシュし続けた。最後にセーフティカーが入ったあと、こっちの方がタイヤの状況がいいというのは分かっていたので、可能な限りプッシュしたが、40周以上走ったタイヤとは思えないような関口選手のペースだったので残念ながら抜けなかった。本当に今日は完敗と言うしかない。

    アンドレ・ロッテラー (VANTELIN TEAM TOM’S 36号車)

    まずまずの結果だ。正直言ってスタートで先頭に出られなかったのは大きい。とはいえ3位は悪い結果ではない。関口選手が1周目でピットインしてハイペースで周回し始めたのを見て、2周後にピットインしたが、既にギャップは大きくなってしまっていた。レースを通して若干ブレーキに不調を抱えていたのもあるが、とりあえず3位という結果には満足している。セーフティカー導入後は、後から新しいタイヤのフェリックス(ローゼンクヴィスト)に攻められたが面白いバトルだった。

  • スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2:関口雄飛が優勝

    スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2:関口雄飛が優勝

    スーパーフォーミュラ 第2戦のレース2決勝が28日(日)、岡山国際サーキットで行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が勝利を収めた。

    土曜日と日曜日にそれぞれ予選、決勝が行われる岡山大会。レース2は50周のレースではドライの場合4本タイヤ交換が義務づけられた。ポイントは通常の半分、オーバーテイクシステムは2レースの合計で5回の使用となる。

    天候は晴れ。気温27℃、路面温度41℃というコンディションでレースはスタート。

    スタートでは、ポールポジションの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がリードを奪う。一方で3番手スタートの関口雄飛は1周目にピットインを選択。序盤はステイアウト組とピットイン組との目に見えない戦いが展開された。

    34周目、トップの石浦宏明がピットイン。そこで関口雄飛が逆転する。

    だが、39周目に伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がクラッシュしたことでセーフティカーが導入。残り9周でレースは最下位。序盤にピットインしたドライバーのアドバンテージは消え、タイヤがフレッシュなピットイン組とのスプリントレースがスタートした。

    だが、関口雄飛が素晴らしいリスタートで首位をキープ。石浦から猛追を受けたが、抜きにくいで岡山で凌ぎ切り、トップでチェッカーを受けた。2位には石浦宏明、3位にはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。

    小林可夢偉(KCMG)は5位、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は7位、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は1周目のコースオフが響き、18位でフィニッシュした。

    2017 スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2 決勝 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン
    1 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    2 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    3 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    4 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    5 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ
    6 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ
    7 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ
    8 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ
    9 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    10 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    11 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ
    12 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    13 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    14 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    15 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ
    16 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ
    17 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    18 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    19 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
  • スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2:石浦宏明がポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2:石浦宏明がポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第2戦のレース2の予選が27日(土)、岡山国際サーキットで行われ、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がポールポジションを獲得した。

    20分のQ1では終了間際にニック・キャシディー(KONDO RACING)がコースアウトして赤旗中断。セッションは2分30秒延長されて再開したが、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)などがノックアウトとなった。

    10分間のQ2セッションでは、石浦宏明が1分13秒918をマークしてポールポジションを獲得。2番手には0.186秒差で山下健太(KONDO RACING)、3番手には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。

    ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は5番手、小林可夢偉(KCMG)は6番手、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は9番手だった。

    レース2決勝は、14時25分からスタート。50周のレースではドライの場合4本タイヤ交換が義務づけられる。

    2017 スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2 予選

    Po. No. ドライバー チーム Q1 Q2
    1 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分14秒248 1分13秒918
    2 4 山下健太 KONDO RACING 1分14秒657 1分14秒104
    3 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分14秒777 1分14秒134
    4 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S 1分14秒425 1分14秒536
    5 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN 1分14秒685 1分14秒566
    6 18 小林可夢偉 KCMG 1分14秒392 1分14秒583
    7 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分14秒765 1分14秒584
    8 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS 1分14秒667 1分14秒585
    9 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分14秒544 1分14秒596
    10 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING 1分14秒769 1分14秒431
    11 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分14秒779  
    12 10 塚越 広大 REAL RACING 1分14秒858  
    13 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分14秒907  
    14 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING 1分14秒955  
    15 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS 1分14秒959  
    16 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分14秒964  
    17 3 ニック・キャシディ KONDO RACING 1分15秒204  
    18 50 小暮 卓史 B-Max Racing team 1分15秒214  
    19 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN 1分15秒309  
  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1レポート

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1レポート

    5月27日(土)、2レース制として開催されたスーパーフォーミュラ第2戦岡山大会のレース1予選と決勝が行われ、2番手グリッドから抜群のスタートで首位を奪ったアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が独走し、今季初勝利を挙げた。ポールポジションを獲得した関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はスタートでロッテラーにかわされたが、最後までロッテラーを追い、2位。3位にはルーキーのニック・キャシディ(KONDO RACING)が入り、デビュー2戦目にして初の表彰台を獲得した。

    27日(土)のレース1予選は、通常のノックアウト方式ではなく、20分間1セッションのベストタイムによりグリッドが決定。各車セッション開始の6分以上前からピットロードで待機し、午前10時30分、気温22度、路面温度32度のコンディションでセッションが開始されるとともに一斉にコースへ。各車まずタイムをマークしてピットへ戻り、残り7分を切ったあたりから再アタックに入った。

    19台同時のアタックとなり、狭いコースでクリアラップを取るのに苦労する中、他車よりも早めにコースインする作戦が功を奏した関口が圧巻のアタックを見せ、2番手にコンマ5秒以上の大差をつけポールポジションを獲得。関口に続いてコースインしていたロッテラーが2番手で最前列に並ぶこととなった。

    終盤、各車がタイムを更新していき、目まぐるしく順位が入れ替わっていく中、ルーキーのキャシディが健闘を見せ3番手。スーパーフォーミュラ2戦目ながら2列目グリッドを確保して見せた。

    昨年ポールの石浦 宏明(P.MU / CERUMO ・ INGING)が4番手。ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が5番手。小林可夢偉(KCMG)が7番手、山下健太(KONDO RACING)も8番手と、ルーキー勢が気を吐いた予選となった。

    その一方で、ディフェンディングチャンピオンで岡山を得意とする国本 雄資(P.MU / CERUMO ・ INGING)は10番手、開幕戦で圧勝して見せた中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は苦戦し11番手と厳しいポジションに。午前中のフリー走行でトップタイムをマークしたフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は、セッション終盤にスピンを喫し14番手。

    ポールの関口のみ大きく離れたタイムとなったが、2番手以降は15番手までがほぼコンマ5秒内に入るという僅差の争いの予選でトヨタ勢は上位を占めたものの、各チームは明暗の分かれる結果となった。

    予選の後、空はやや雲が増え、気温23度、路面温度31度というコンディションで午後3時半に30周スプリントで争われるレース1がスタート。最前列2番手のロッテラーが抜群のダッシュを見せ首位に浮上。ポールポジションの関口は2位、3位にキャシディと続く後方には、7番手からこちらも好スタートを決めた小林が4位へとジャンプアップ。

    5番手グリッドのマーデンボローがひとつ順位を落とし6位、8番手スタートの山下健太がひとつポジションを上げ7位と、ルーキーの2台がポイント圏内で序盤戦へ。

    一方で、2列目4番手グリッドだった石浦は、好スタートを切ったが1コーナー進入で行き場を失いポジションダウン。7位へ後退。11番手スタートの中嶋一貴が9位へ、国本雄資が10位、そして14番手スタートのローゼンクヴィストが2つポジションを上げた。

    序盤、首位で逃げるロッテラーは4周目に関口に対し1.25秒の差を付けたが、関口はその時点でのファステストタイムを更新しながらじりじり追い上げ、8周目には0.8秒差まで接近。しかし、狭い岡山で、前走車に近づくと乱気流の影響を受けることもあり、逆転までには至らず。

    レースはその後順位変動の無いまま推移。中盤以降、燃料が消費されて軽くなっていくと、各車の差も広がっていったが、6位のマーデンボロー、12位のローゼンクヴィストらは果敢に前車を攻め、観客を沸かせた。

    16周目には2.6秒まで広がったロッテラーと関口の差は、その後関口が再び少しずつ詰めて行ったが、最後は約2秒差でロッテラーがトップチェッカー。2015年最終戦レース1以来となる勝利を挙げた。ロッテラーは日本のトップフォーミュラで通算24勝目。

    関口は2位。3位にはスーパーフォーミュラデビュー2戦目のキャシディが入り、初の表彰台獲得となった。

    小林は惜しくも表彰台には届かなかったものの4位。マーデンボローが6位、山下が7位に入り、ルーキー3人がポイント獲得を果たした。

    石浦が8位、中嶋一貴は惜しくもポイント圏外の9位。国本が10位。ファイナルラップにファステストラップを記録したローゼンクヴィストは12位に終わった。

    アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)
    久しぶりに勝ててとても嬉しい。1年以上、ずいぶん間が空いてしまったが、ようやく勝てた。シーズン序盤に勝てたのは良いことだ。スタートで首位に立ったあとも、我々のクルマはとても調子が良く、ペースも安定していた。序盤は関口選手が接近してきたが、燃料が減って軽くなり、路面もラバーが乗って改善されていくとこちらの調子も更に良くなって、ある程度ギャップを築くことが出来た。とはいえ最後まで気の抜けないレースだった。車の調子はとても良いので、明日も前のグリッドから好スタートを決めたい。明日はピット義務があるとは言え、スタートが重要なことは変わらない。

    関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    思っていた通りスタートがとても重要で、スタートで出遅れて2位になってしまったので、そこから抜くのはほぼ無理だと分かっていた。それでも精一杯頑張ったがやはり逆転は出来なかった。何度かプッシュもしたが、追い抜こうとして前に接近しすぎるとダウンフォースが抜けてしまうので難しかった。レースでのクルマの動きから、微調整したい箇所も見つかったので、明日の予選へ向けチームと話し合って変更し、明日のレース2もポールからスタートできるように頑張る。

    ニック・キャシディ(KONDO RACING)
    単調なレースだったが、結果には満足している。僕自身にとって2戦目のスーパーフォーミュラで表彰台に上がれたのは嬉しい。序盤の10周はタイヤなどの状況を見ながら、プッシュもしてみたが、前に近づくとペースが落ちてしまうのと、チームも私自身も、まだまだ学んでいる最中ということもあり、安定したペースでポジションを守ることを心掛けて走った。最後まで走り切って、チェッカーフラッグを無事に受けられてほっとした。

    関連:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1:アンドレ・ロッテラーが優勝

  • ホンダ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1レポート

    ホンダ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1レポート

    5月27日(土)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて、2017全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第2戦が始まった。

    今大会は2レース制で、土曜日にRace1、日曜日にRace2の公式予選と決勝レースがそれぞれ行われ、各レースで獲得できる権ポイントは通常の1/2ずつとなる。

    岡山国際サーキットは過ごしやすい陽気に恵まれ、午前8時40分からの45分間のフリー走行を経て、午前10時30分から公式予選が行われた。

    Race1の公式予選は20分間のセッション中に記録したラップタイムの順でスターティンググリッドを決定する形式だったが、ホンダ勢トップは#40野尻智紀(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)で6番手、#16山本尚貴(チーム無限)が9番手、#10塚越広大(リアル レーシング)が12番手に続いた。

    決勝は30周(111.09km)のスプリントレースで、タイヤ交換義務はない。薄曇りになった空の下、午後3時33分に決勝レースが始まった。

    スタートでは、9番グリッドにいた山本が一気に順位を上げ5番手へ進出、塚越が11番手で続いた。一方、6番グリッドからスタートした野尻は順位を12番手まで落としてしまった。また、13番手スタートの#15ピエール・ガスリー(チーム無限)は、スタートの混乱の中でフロントウイングを壊し、ピットインして大きく順位を下げることとなった。

    1周が約3.7kmと短く、テクニカルなコースでのスプリントレースとあって、レースはすぐに膠着状態となり、5番手の山本は前後と約1秒の間隔で走り続ける。結局その後、順位の変動は起きず、山本は5位でフィニッシュして権ポイントを2点獲得、ランキングでトップに1点差に詰め寄ることとなった。

    山本尚貴 (#16 チーム無限)
    予選では、走り出しからもっとレベルを上げるためにはどうすればいいのか悩み、9番手に終わりました。それでも、決勝ではスタートを上手く決め、スタート直後の混乱もうまく抜けて5番手へ上がれました。その後は、前に近づくとダウンフォースが抜けて自分のペースが落ちてしまうので、4位に上がるのは無理でしたが、ポイントをきちんと獲ることを意識して走っていたので、今日は現状できる精一杯のことはできたかなと思っています。明日は、今日わかったことを踏まえてデータを見直し、セッティングを変え、ポールポジションが取れるように予選を走ります。
    今年は全てのレースでいつも良い結果を残すのは難しいシーズンになりそうなので、我慢のレースでポイントを獲得できた今日の結果は次につながると思っています。

    佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)
    フリー走行から#41伊沢選手(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)、野尻選手、山本選手が良い感じでしたが、予選では、短いサーキットのためトラフィックに引っかかりやすいということもあり、満足にタイムアタックができなかったようです。このコースでは予選順位とスタートでレースの順位が決まってしまいがちで、今日のレースは非常に苦しい戦いになりました。ただ、その中で山本選手が予選から4つポジションを上げて5位に入賞、選手権ポイントでトップの選手に1ポイント差にまで近づくことができたのはひとつの収穫だったと思います。今日のRace1は明日のためのテストになったと考え、データの確認を行い、明日のRace2に臨みます。

    関連:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1:アンドレ・ロッテラーが優勝

  • スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1:アンドレ・ロッテラーが優勝

    スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1:アンドレ・ロッテラーが優勝

    スーパーフォーミュラ 第2戦のレース1決勝が27日(土)、岡山国際サーキットで行われ、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が勝利を収めた。

    土曜日と日曜日にそれぞれ予選、決勝が行われる岡山大会。レース1は30周でピットイン義務のないスプリントレースとして開催。ポイントは通常の半分、オーバーテイクシステムは2レースの合計で5回の使用となる。

    上空は雲に覆われ、気温は23℃、路面温度は31℃というコンディションでレーススタート。

    レースは2番グリッドのアンドレ・ロッテラーが好スタートを決めて首位に浮上。抜きにくい岡山でレースをコントロールし、優勝を成し遂げた。

    2位には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3位にはルーキーのニック・キャシディ(KONDO RACING)が初表彰台を獲得した。

    小林可夢偉(KCMB)は4位でフィニッシュし、トヨタ勢がトップ4を独占。ホンダ勢のトップは、山本尚貴(TEAM MUGEN)の5位。

    中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は9位、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は序盤にフロントウィングにトラブルが発生したことが影響し、19位だった。

    明日28日(日)に開催されるレース2は、ノックアウト方式の予選(20分のQ1と10分のQ2のみ)でグリッドを決定し、レース2決勝は51周(188.85km)でドライの場合4本タイヤ交換が義務づけられる。

    2017 スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1 決勝 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン
    1 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    2 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    3 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ
    4 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ
    5 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ
    6 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    7 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ
    8 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    9 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    10 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    11 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ
    12 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    13 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    14 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    15 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    16 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    17 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    18 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ
    19 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ
  • スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山:関口雄飛がポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山:関口雄飛がポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第2戦の予選が27日(土)、岡山国際サーキットでレース1の予選が行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がポールポジションを獲得した。

    岡山での注目の今季第2戦は、土曜日、日曜日にそれぞれ予選、決勝を行う2レース制として開催される。土曜日は朝から45分間のフリー走行を経て、1回の予選セッション(20分)でレース1の全グリッドを決定。午後のレース1決勝は30周(111.09km)でピットイン義務のないスプリントレースとして行われる。

    ポールポジションを獲得したのは関口雄飛。うまくクリアラップをとった関口雄飛は1分13秒387を記録した。2番手には0.556秒差でアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、3番手にはニック・キャシディ(KONDO RACING)が続いた。

    小林可夢偉(KCMB)は7番手、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は11番手、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は14番手だった。

    2017 スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1 予選

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分13秒387
    2 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分13秒942
    3 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分14秒042
    4 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分14秒117
    5 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分14秒194
    6 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分14秒235
    7 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ 1分14秒258
    8 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分14秒277
    9 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分14秒293
    10 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分14秒313
    11 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分14秒335
    12 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分14秒387
    13 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分14秒424
    14 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分14秒434
    15 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分14秒451
    16 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分14秒758
    17 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分14秒839
    18 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分14秒889
    19 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分29秒662
  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第2戦 岡山 プレビュー

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第2戦 岡山 プレビュー

    5月27日(土)、28日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦が開催される。

    SUPER GTでは毎年開幕戦が行われている岡山国際サーキットだが、国内トップフォーミュラでは一昨年7年ぶりに開催復活。昨年は震災で被災した九州ラウンドの代替戦としても開催され、岡山でのスーパーフォーミュラ戦もすっかりお馴染みとなった。

    今年の岡山ラウンドは土日それぞれ予選/決勝の2レース制
    異なるフォーマットでのバトルを制するのは?

    そんな岡山での注目の今季第2戦は、昨年秋の代替戦同様に、土曜日、日曜日にそれぞれ予選、決勝を行う2レース制として開催される。

    土曜日は朝から45分間のフリー走行を経て、1回の予選セッション(20分)でレース1の全グリッドを決定。午後のレース1決勝は30周(111.09km)でピットイン義務のないスプリントレースとして行われる。

    日曜日はいきなりノックアウト方式の予選(20分のQ1と10分のQ2のみ)でグリッドを決定し、レース2決勝は51周(188.85km)でドライの場合4本タイヤ交換が義務づけられる。土/日とそれぞれ全く違う予選と決勝が楽しめるということになる。

    近年スーパーフォーミュラは、予選でほとんどの車両が1秒位内に入ってしまうほどの僅差の争いが繰り広げられており、この微妙なフォーマットの違いが、全く予想の出来ない結果をもたらすかも知れない。

    また、岡山はこの冬季オフシーズンに路面舗装を一新しており、その後テストが行われていないため、26日(金)の練習走行は通常よりも長い2時間となっており、この練習走行での調子もチェックの必要がありそうだ。

    スーパーフォーミュラでは最も1周が短いテクニカルコース

    1周は3.703kmとスーパーフォーミュラのシリーズ戦が開催されるサーキットでは最も短いが、高速コーナーからバックストレートにかけての前半部分と、テクニカルな中低速コーナーが続く後半部分という性格の違うレイアウトを併せ持つ、非常にテクニカルなコース。毎年SUPER GTの他、F3も開催されており、過去にはF1が行われたこともある。

    観戦エリアからコースまでの距離が近いことでも知られている。それだけにレース当日は多くのファンが迫力ある走行&バトルシーンに釘付けとなることも多く、現地観戦派のモータースポーツファンに人気の高いサーキットだ。

    サーキットはオフシーズンの改修により、路面がよりスムースになると共にグリップも高まり、一部縁石の改良などもあってライン取りも変化。更にエキサイティングなレースが期待される。

    例年チャンピオン争いを占う岡山ラウンド 更なる僅差が予想される争いは予選から目が離せない

    昨年春の岡山ラウンドは、石浦 宏明(P.MU / CERUMO ・ INGING)がポールポジションを獲得したが、決勝は降雨により、セーフティカー先導によるスタートのまま、赤旗中断、天候の回復見込めずレース終了となった。

    そして、9月に予定されていたオートポリスの代替戦として開催された秋の岡山は、2レース制で開催。レース2で国本 雄資(P.MU / CERUMO ・ INGING)がシリーズ戦初勝利を挙げ、チャンピオン獲得への足がかりをつかんだコースである。石浦も、一昨年の岡山ラウンドでトップフォーミュラ初優勝を飾り、その勢いのまま初のチャンピオンを獲得した。そういう意味でここ岡山は、その年のチャンピオン争いを占う重要な一戦と言える。

    ここ数年、スーパーフォーミュラは本当に僅差の争いが繰り広げられており、特に狭く、追い抜きの難しい岡山では、予選でのほんの僅かなタイム差が決勝結果に大きく影響する。このため予想は困難を極めるが、あえて岡山ラウンドでの最有力候補を挙げるとすれば、昨年秋の岡山大会で、第1レース2位、第2レース優勝と大活躍、チャンピオンとして迎えた今季も開幕戦3位と安定感も感じさせつつある国本が筆頭と言える。加えて、春の大会で2年連続のポールポジション、秋のレース2で3位表彰台を獲得した石浦も、ジュニアフォーミュラ時代から岡山を得意としており、セルモ・インギングの2台は必ず上位争いに絡んでくるだろう。

    そして、この2人と共に優勝候補に挙げられるのが、開幕戦で完勝した中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)。昨年秋大会ではレース1でポールポジション、レース2は11番手スタートから2位表彰台と岡山との相性の良さに加え、今年はWEC(世界耐久選手権)の第1戦勝利のあと、スーパーフォーミュラの開幕戦、WEC第2戦、前週のSUPER GTでも勝利を収め、今季4連勝中と絶好調。勢いに乗る中嶋一貴も要注目だ。

    もちろん、チームメイトのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)も黙っていないだろう。フォーミュラ・ニッポン時代の2008年の岡山戦にも出場しているベテランだが、意外なことに岡山では未勝利。2008年の2位が最上位となっている。一発の速さにも定評があり、当然優勝を狙ってくるはずだ。

    更にあげるとすれば、ここ2年苦戦を強いられてきた小林 可夢偉(KCMG)。結果には繋がらなかったものの、今季開幕戦では良い走りを見せており、また、デビューイヤーの2015年は、ここ岡山で首位の石浦を激しく追い詰め、2位表彰台を獲得しているだけに、WECで見せているような速さを見たいと思っているファンも多いだろうし、本人も期するものは有るはずだ。また、今季久しぶりにスーパーフォーミュラに復帰した大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)も、SUPER GTでは好調、スーパーフォーミュラの開幕戦でもスピンを喫するまでは小林と共に好走を見せていたので、要注目の一人と言えそうだ。