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  • スーパーフォーミュラ 第6戦 結果 | 関口雄飛が優勝!可夢偉、届かず

    スーパーフォーミュラ 第6戦 結果 | 関口雄飛が優勝!可夢偉、届かず

    スーパーフォーミュラ 第6戦の決勝が9月9日(日)に岡山国際サーキットで行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が優勝を成し遂げた。

    秋雨前線の影響から悪天候に見舞われている岡山。レースのスタート進行は1時間遅れの14時10分から開始。68周が予定されていたレースは54周に短縮。70分の時間制限が設けられている。ウェットコンディションにより2スペックタイヤの使用義務はなくなった。

    朝のフリー走行でクラッシュを喫したNo.17 塚越広大(REAL RACING)は、エンジン交換による10グリッド降格ペナルティで17番グリッドに降格している。

    決勝は14時55分からセーフティカー先導のもとでスタート。No.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)がエンジンストールによってマシンを発進できず、最後尾に回ることになった。

    7周を走行中に赤旗が提示されてレースは中断。50分以上の中断を経て、雨は止むことはないまま、残り51分の時点からセーフティカー先導のもと、レースは再開。12周でセーフティカーランは終了し、13周目、残り38分からレースが本格的にスタートした。

    再開後はトップのNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と小林可夢偉が激しいバトル。ヘアピン後には軽く追突しつつも、小林可夢偉がオーバーテイクに成功してトップに浮上。可夢偉のマシンはノーズ先端が折れるダメージを負ったが、1周でリードを2.8秒に広げるを異次元の走りを見せる。

    23周目に激しいバトルを繰り返してきたNo.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)とNo.7 トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が最終コーナーで接触。ディィルマンはリタイアとなり、車両回収のためセーフティカーが導入された。これで小林可夢偉の6秒以上のリードが失われた。

    27周目にレースは再開。低速走行で駆け引きを仕掛けていた小林可夢偉が好スタートを切って再びギャップを広げていく。しかし、バックストレートエンドで単独コースオフ。関口雄飛のトップの座を譲り、2番手でコースに戻った。

    その後、二人は素晴らしいバトルを続けていたが、31周目に福住仁嶺がスピンしてコースの真ん中でエンジンが停止してストップ。翌周、残り5分を切ったところで再びセーフティカーが導入された。そして、そのまま70分の制限時間を迎えて時間切り。

    関口雄飛は今シーズン初優勝。小林可夢偉が2位、平川亮が3位に入り表彰台を獲得した。レースは規定距離に達することができず、入賞者にはハーフポイントが与えられる。

    最終戦の鈴鹿を控え、ドライバーズ選手権ではニック・キャシディが29ポイントでトップ。2位には25ポイントで石浦宏明、3位には24ポイントで山本尚貴、4位には関口雄飛、5位には平川亮が17ポイントで続いている。

    2018年 スーパーフォーミュラ 第6戦 岡山 決勝 結果

    Pos No Name Team
    1 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    2 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG
    3 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    4 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    55 3 ニックキャシディ KONDO RACING
    6 4 山下健太 KONDO RACING
    7 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
    8 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
    9 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    10 16 山本尚貴 TEAM MUGEN
    11 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S
    12 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
    13 17 塚越広大 REAL RACING
    14 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING
    15 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING
    16 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM
    17 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
    18 15 福住仁嶺 TEAM MUGEN
    19 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
  • スーパーフォーミュラ 第6戦 予選 | 関口雄飛が約1年半ぶりのPP獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦 予選 | 関口雄飛が約1年半ぶりのPP獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦の予選が9月8日(土)に岡山国際サーキットで行われ、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が約1年半ぶりとなるポールポジションを獲得した。

    前日のドライコンディションから一転、雨交じりの1日となった岡山県岡山国際サーキット。路面は終日ウェットコンディションとなった。だが、午後3時15分から始まったスーパーフォーミュラの予選中も、ほとんど空から雨粒が落ちてくることはなく、路面の水が少ない状況の中、目まぐるしいタイムアタック合戦が展開された。

    気温21度、路面温度26度というコンディションの下、19台から14台に絞り込まれるノックアウト予選のQ1が始まった。各車が計測を1周あるいは2周計測したかしないかというところで、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)が2コーナー、No.7 トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がWヘアピンの2つ目でコースアウトし、赤旗が提示される。

    この2台の回収と、ディルマンのコースアウト現場のタイヤバリア補修を終えて、午後3時37分にセッションが再開。Q1では平川亮がトップ通過。伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.50 千代勝正(B-Max Racing team)。赤旗の原因となった福住とディルマンがQ1で敗退した。

    10分間のインターバルを経て、14台から8台に絞り込まれる7分間のQ2が開始。No.18 小林可夢偉(carrozzeria KCMG)がトップタイム、2番手は平川亮、3番手はNo.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。タイトルを争っているNo.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)とNo.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)がまさかのQ2敗退。No.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、No.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.37 ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)もノックアウトとなった。

    10分間のインターバルを経て、Q3が開始。路面はウェットというより、ダンプコンディションに近くなっており、さらなるタイムアップが期待されるコンディションの下、セッションが開始された。小林可夢偉が、1分24秒466と自らがQ2でマークしたトップタイムを1秒1上回ってくる。これでチェッカーは、小林可夢偉のものかと思われた。

    ところが、チェッカーと同時に、可夢偉のタイムを100分の2秒上回ってきたのが、関口雄飛。関口にとっては今季初、昨年の第2戦・岡山のレース1以来、約1年半ぶりのPP獲得となった。この2人に次いで、3番手となったのは平川亮。平川は、Q1でニュータイヤを2セット使用。Q3はユーズドタイヤでのアタックだったこともあり、1分25秒096に留まった。

    以下、ランキングトップのNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)、No.4 山下健太(KONDO RACING)、No.17 塚越広大(REAL RACING)、No.2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。

    予選1位:No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    「Q1でトップと結構タイム差があって、12番手と(Q2進出まで)ギリギリだったので厳しいかなと思ったんですが、Q2に向けて修正して、少しクルマが良くなってタイムも良くなりました。それからQ3に向けてまたアジャストして、それがいい方向に行って尻上がりに調子も上がり、完璧でした。アタックもそれなりにうまくまとめることができたのでいい予選だったのかなと思います。Q1ではオーバー(ステア)も出るし、アンダー(ステア)も出るし、全然グリップしなかったんです。セット変更でクルマは良くなりました。Q2は2周目と3周目に全開でアタックしました。でも3周目が少しセクター3でタイヤのタレを感じたので、Q3は2周目を全開ではなくそれなりに速く90%くらいで走りました。Q3では路面も水が少なかったんで、Q2のアタックよりも少し抑えて走れば帳尻が合うかなと思いました。なので2周目はそれなりに速いけどマージンを残して走って、3周目でオーバーテイクシステムを使おうと狙いを定めていました」

    予選2位:No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
    「Q1はすごく良いというわけではなかったですが、Q2はそこそこ。Q1で良くなかったところを直してあのタイムでした。Q3はとりあえずまとめることができれば、いいかなと思っていました。タイムとしては悪くなかったです。Q3ではオーバーテイクボタンをどこで押すんだったっけ? とパニクって…。考えていたら思わず反応して間違ってダブルヘアピンでボタンを押してしまいました。押し間違えなかったら? でも、”タラレバ”なので…。どっちにしても、(関口)雄飛がちょっとだけ(0.02秒差)速かったんで2番手に終わりました。明日は決勝でいいレースをしたいと思います。(自身のアタックとしては)あんなもんだと思います。雄飛が(タイムを)上げてきただけでしょう!? Q2でもQ3でも僕とうしろとの差はコンマ6秒くらいあるので。アタック自体、Q2もQ3も良かったと思います」

    予選3位:No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    「朝(フリー走行)はあまり調子が良くなかったのですが、予選に向けて変更した部分とかセットアップなどがうまくいって、Q1から調子が良くなりました。Q3はニュータイヤと中古タイヤに分かれたと思うんですが、中古タイヤでいったらグリップがなくて、なんとか1周まとめたんですが3番手で終わってちょっと悔しい予選になりました。Q3でユーズドタイヤを装着したのは、Q1でニュータイヤを2セット使ったから。タイヤがなかっただけです。なのでQ3では、早めにアタックすることにしました。(シリーズポイントのことを考えたら)明日は大雨でもスタートしてもらいたい。(第2戦オートポリスに次いで、今シーズン)2回のキャンセルはお客さんも望んでいないと思うので、スタートだけでもしたいです」

    2018年 スーパーフォーミュラ 第6戦 岡山 予選 結果

    Pos No Name Team Best Time  
    1 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分24秒446 Q3
    2 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG 1分24秒466 Q3
    3 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分25秒026 Q3
    4 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分25秒095 Q3
    5 3 ニックキャシディ KONDO RACING 1分25秒153 Q3
    6 4 山下健太 KONDO RACING 1分25秒340 Q3
    7 17 塚越広大 REAL RACING 1分25秒429 Q3
    8 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分25秒589 Q3
    9 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分26秒718 Q2
    10 16 山本尚貴 TEAM MUGEN 1分26秒803 Q2
    11 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分26秒811 Q2
    12 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分27秒481 Q2
    13 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S 1分27秒614 Q2
    14 64 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING 4分42秒033 Q2
    15 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING 1分28秒620 Q1
    16 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分28秒821 Q1
    17 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM 1分29秒929 Q1
    18 7 トム・ディルマン UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 1分33秒377 Q1
    19 15 福住仁嶺 TEAM MUGEN 1分57秒432 Q1
  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:関口雄飛が猛追を見せ2位表彰台獲得

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:関口雄飛が猛追を見せ2位表彰台獲得

    鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラが開幕。2スペックタイヤ使用と、300kmの長丁場で大乱戦となった開幕戦で、14番手スタートの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が見事な追い上げを見せ2位表彰台を獲得。石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が7番手スタートから4位でフィニッシュした。

    スーパーフォーミュラの第1戦が4月21日(土)、22日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

    日本のトップフォーミュラシリーズである全日本スーパーフォーミュラ選手権の2018年シーズンが、例年通り鈴鹿サーキットで開幕戦を迎えた。トヨタは今季もこのスーパーフォーミュラで6チーム11台にエンジンを供給。5年目を迎えたSF14シャシーで戦われる最後の年となる今年もタイトル獲得を狙う。

    今季のスーパーフォーミュラにおける大きな変更点は、昨年まで何戦かで試行されてきた2スペックタイヤ制の全戦での採用。これまで利用されてきたミディアムタイヤに加え、よりグリップが高いものの、耐摩耗性で劣るソフトタイヤも使用出来るため、戦略面やセッティングの調整など、勝負を左右する要素が増え、更なる熱い戦いが期待される。

    今季のスーパーフォーミュラには、昨年若くしてSUPER GTのチャンピオンに輝いた平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の復帰など、ドライバーラインナップにおいても新たな顔ぶれが加わり、実力派のベテラン、若手との激戦が予想される。開幕戦鈴鹿は、他のレースよりもやや長い300kmでの争い。今シーズンを占う上でも重要な一戦として注目を集める中で行われた。

    予選
    21日(土)は朝から好天に恵まれ、気温、路面温度共に4月とは思えない暖かな陽気の下で、午前中のフリー走行に続き、午後にノックアウト方式での予選が行われた。

    午後3時45分、気温23度、路面温度33度というコンディションの下でまずは20分間のQ1が開始。このQ1は、ミディアムタイヤのみ使用という条件の中、各車まず一旦タイムをマークしてピットへ戻り、残り7分程から再コースイン。目まぐるしく順位が入れ替わる中、トヨタ勢はセッティングがあわず苦戦を強いられ、昨年のシリーズチャンピオンである石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が当落ラインぎりぎりの14番手でかろうじてQ2へ進出。

    昨年ルーキーながら速さを見せたニック・キャシディ(KONDO RACING)はタイムを伸ばせず15番手、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が16番手、今季2年ぶりの復帰となったジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)が18番手。元F1ワールドチャンピオンの孫で今大会スーパーフォーミュラデビューとなったピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)も洗礼を受け、19番手で4台がQ1敗退となってした。

    Q2(7分間)は各車ソフトタイヤを投入し、更なるタイムアップへ各車アタック開始。しかし、残り1分を切ったところで平川亮がデグナーカーブでコースアウト。セッションは赤旗となり、残り3分、一発アタックでの決戦となった。セクター前半で好タイムをマークしながら赤旗に阻まれタイムを出せていなかった山下健太(KONDO RACING)と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は再アタックを途中で諦め、13番手、14番手。

    アタックタイムをマークした車両も、当落ラインを含む7,8台がコンマ3,4秒の中に入る相変わらずの超僅差での争いとなる中、国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が8番手とコンマ1秒強の差で涙を飲み、Q3進出を逃すこととなってしまった。

    トヨタ勢では再アタックに新品タイヤを投入し、タイムアップを果たした中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)と一度目のアタックで好タイムをマークしていた石浦宏明、平川亮がQ3進出。しかし平川亮はコースアウト後、自力でピットへと戻れなかったためQ3での出走はならず、8番手グリッドが確定。

    Q3(7分間)のアタックでは、石浦宏明が6番手、中嶋一貴は7番手グリッドにつけ翌日の決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    22日(日)は前日以上に気温が上がり、気温26度、路面温度40度という暖かなコンディションの下、午後1時50分に51周、約300kmで競われる決勝レースのスタートが切られた。

    予選上位のライバル勢がミディアムタイヤでのスタートを切る一方で、予選で苦戦したトヨタ勢は多くがソフトタイヤでスタート。9番手グリッドから絶好のスタートを決めた国本雄資が5位へ浮上。13番手スタートの山下健太が7位へとポジションアップ。7番手スタートの中嶋一貴もスタートで出遅れた石浦宏明をかわした後、2周目の1コーナーで更に1台をパスし、国本雄資に続く6位につけた。

    12周目、早くも山下健太がピットイン。最後尾ながら誰も居ないスペースに復帰した山下健太はハイペースで周回を重ねた。

    18周目、序盤9位へポジションを落としたあと追い上げを見せていた平川亮がピットイン。素早いピット作業にも助けられ、山下健太のすぐ後でコースに復帰。その後、各車は次々とピットインしていったが、関口雄飛がソフトタイヤスタート組では最後となる24周目まで引っ張ってピットイン。チームメイトの平川亮の直前でコースに復帰した。

    ピットアウト直後でタイヤが暖まっておらず、ペースの上がらない関口雄飛に対しパッシングを仕掛けた平川亮だったが、ヘアピンの進入で関口雄飛と接触。イン側の縁石に乗り上げる形となった平川亮はコントロールを失い、タイヤバリアにクラッシュ。レースを終えることとなってしまった。

    ミディアムタイヤでスタートした上位勢は30周あたりでピットへ向かい、順位が入れ替わりました。33周目に全車が1回目のピットを終えた時点で、山下健太が大健闘の3位、ミディアムタイヤながらハイペースで周回を重ねた関口雄飛が4位へとポジションを上げていた。

    しかし、早めのピットイン作戦を採っていた山下健太は、再度の給油ピットを必要としており、37周目に2度目のピットイン。ライバルも1台が2回ピット作戦を採ったため、関口雄飛が2位へ浮上した。

    2位の関口雄飛は終盤、ペースの上がらない首位の車両に対し、毎周1秒以上も速いペースで猛追。残り8周の時点で10秒以上あった差を、ファイナルラップでは2.6秒差まで詰めて見せたが、それ以上の追い上げはならず、2位でチェッカー。それでも14番手と後方のスタートから12ものポジションアップを果たし、表彰台を獲得した。

    スタートでポジションを落としながらも後半見事な追い上げを見せた石浦宏明が4位。各所で激しいバトルを見せ観客を沸かせたニック・キャシディが7位、中嶋一貴が8位でポイント獲得。

    一時は2位を走る活躍を見せた山下健太は、終盤タイヤの厳しくなった小林可夢偉と見応えある攻防を展開。ファイナルラップの第1コーナーで小林可夢偉をかわして9位。小林可夢偉は10位でチェッカーを受けた。

    関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車)
    スタートタイヤの選択は直前まで悩みました。結局ソフトタイヤでスタートして、24周まで引っ張りましたが、最後はタイヤがタレてタイムが落ちてきたので、それを基準にピットインしました。あれが限界でしたが、そこまでは割と好調でした。セッティングのおかげなのかはわかりませんが、周りに比べてタイヤを上手くもたせることが出来たのではと思います。昨日はQ2で不運なタイミングで赤旗が出たため、本来の自分のアタックが出来ないまま予選を終えることとなり、14番手という非常に不本意な結果だったんですが、今日はそこから2位まで追い上げることが出来、非常に満足しています。

    関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車)

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第6戦 SUGO 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第6戦 SUGO 決勝レポート

    スーパーフォーミュラの第6戦がスポーツランドSUGOで行われ、2番手からスタートで首位に立った関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がレースを支配し、今季2勝目。昨年に続きSUGOでの2年連続勝利を飾った。

    様々な作戦での戦いとなる中、好走を見せた中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位に入り、開幕戦以来の表彰台に上った。

    24日(日)は朝から好天に恵まれ、やや暑さも感じるほど。午後2時10分、気温26度、日差しに照らされた路面温度は41度というコンディションで、68周で争われる決勝レースのスタートが切られた。

    ポールポジションのニック・キャシディ(KONDO RACING)がスタートを失敗。5位へと順位を落としてしまう波乱のスタートに。これで2番手グリッドの関口雄飛が首位に浮上すると、1周目から一気に後続を引き離しにかかり、2周目には2位との差は1.8秒に。その後方にはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、3ポジションアップの中嶋一貴、ニック・キャシディと続き、同じくスタートで出遅れた小林可夢偉(KCMG)をかわしたヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、好ダッシュを決めた国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)と続いた。

    3,4位につけるアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴は2位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)を追走していたが、7周目にアンドレ・ロッテラーが1コーナーでコースオフを喫し、中嶋一貴が3位へ。

    9周目終了でヤン・マーデンボローが早くもピットイン。翌周にはアンドレ・ロッテラーもピットに向かった。しかし、アンドレ・ロッテラーはここでピットロード速度違反を取られドライブスルーペナルティ。また、4位を走行していたニック・キャシディも、スタート時の手順違反としてドライブスルーペナルティが科され、共に優勝争いからは脱落してしまった。

    レースは前半ピットに入ったヤン・マーデンボローらと、上位を走り続け後半にピットインすると考えられる関口雄飛、中嶋一貴ら、そして、無給油作戦の可能性が出てきた小林可夢偉、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)らという、3つの戦略に分かれ、それぞれが車両間のタイム差とラップタイムを計算しながら、見えない相手とのバトルを繰り広げることとなった。

    ランキング首位につける石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は、8番手スタートから14位へと大きく遅れたが、ファステストラップを更新しながらの猛追を続け、中盤には燃費走行を続ける小林可夢偉、フェリックス・ローゼンクヴィストらもパス。

    レースは首位の関口雄飛が42周終了時にピットへ向かい、他の上位勢は残り10周前後でピットへ。関口雄飛が首位に復帰、58周目にピットインした中嶋一貴は、ガスリーと小林可夢偉の間でピットアウト。関口雄飛は3秒ほどの差で首位を逃げる一方、2位ガスリーの後にそれぞれ1秒ほどの差で中嶋一貴、小林可夢偉、フェリックス・ローゼンクヴィスト、国本雄資と続くこととなり、終盤に来て接近戦が再開されることとなった。

    59周目にピットインした石浦宏明は、8位でコースに復帰したが、猛烈なペースで追い上げ、65周目に7位へ。6位の国本雄資も、燃費走行を続けるフェリックス・ローゼンクヴィストを66周目にパスし5位へとポジションを上げた。

    不可能だと思われていた無給油作戦。同じ作戦を採っていたライバル車が残り2周で燃料切れに見舞われる中、小林可夢偉とフェリックス・ローゼンクヴィストは最後まで走行。

    関口雄飛はピット作業トラブルにより終盤燃料が厳しくなりペースを落としたが、トップを守りきってチェッカー。第2戦岡山大会に次ぐ今季2勝目、スポーツランドSUGOでは昨年に続く2年連続勝利を挙げた、中嶋一貴は3位フィニッシュ。優勝した開幕戦以来の表彰台を獲得した。

    ファイナルラップ、4位を走行していた小林可夢偉は燃料切れに見舞われスローダウン。何とかチェッカーまで走らせたが、国本雄資、フェリックス・ローゼンクヴィスト、石浦宏明の先行を許し7位フィニッシュ。

    国本雄資が4位、最後まで燃料を持たせ無給油作戦をやり遂げたフェリックス・ローゼンクヴィストが5位、石浦宏明は6位でチェッカーを受け、0.5ポイント差ながらランキング首位の座を守った。

    関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車)

    スタートでトップに立つことが出来、ガスリー選手に並ばれたがなんとか抑え切れた。朝のフリー走行でクラッシュしてしまい、チームの懸命な修復のおかげでウォームアップは走ることが出来たが、その直後に直りきっていないところが発覚し、グリッド上で車を直してもらうという、結構ドタバタのスタートだった。しかし、チームのみんなが100%の車に戻してくれて、決勝のセッティングも非常に決まっていて勝つことが出来た。ここのところ特に決勝のセットで弱いところがあったのだが、今日はばっちりで、本当にチームに勝たせてもらったレースだ。次戦最終戦は、ボーナスポイントもあり最低でもひとつは優勝しないとチャンピオンの権利はないと思う。去年はポイントリーダーで鈴鹿を迎えて逆転されてしまったので、今年は昨年のリベンジということで、しっかり準備して、優勝を目指す。

    中嶋一貴 (VANTELIN TEAM TOM’S 37号車)
    スタートが一番大きかった。一気に3つポジションを上げて、アンドレのミスで3位に上がった。その後はペース的には悪くなかったが、少しずつ関口選手とは離れていくような状況で、前のガスリー選手を追いかけるという展開だった。途中で可夢偉選手が無給油作戦なのでもう少しプッシュしないと先行されると聞かされ、そこからは目の前のラップタイムとの勝負だったのだが、何とか前に出ることが出来た。今年は第2戦岡山以降レースペースで苦労してきて、レースペースも悪ければ戦略もかみ合わないというレースがずっと続いてきたが、前戦オートポリスからレースペースも良くなって、今回は戦略も上手く行った。この調子で最終戦の鈴鹿ももう一度優勝出来るように頑張りたい。例年そうなのだが、(同じ鈴鹿開催の)開幕戦が良かったからと言って最終戦も良いわけでは無いというのが難しいところだ。ただ、少なくとも開幕戦は良かったので、楽しみにしているし、正直失うものは無い状況なので、思い切ってやるだけだ。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第6戦 結果:関口雄飛が今季2勝目

  • 関口雄飛 「可能性がある限り、諦めちゃいけないと思い頑張った」

    関口雄飛 「可能性がある限り、諦めちゃいけないと思い頑張った」

    関口雄飛が、スーパーフォーミュラ最終戦と今シーズンについて振り返った。

    今シーズン、初参戦ながら2勝を挙げてランキング首位として鈴鹿を迎えた関口雄飛。しかし、予選ではレース1/レース2ともに13番グリッドと苦しい展開に。

    レース1では、8位でフィニッシュするも、ストフェル・バンドーンへの接触に30秒加算ペナルティが科せられてノーポイントの18位。

    自力タイトルの可能性を残したレース2では、最後までアグレッシブな走りをみせて8位で0.5ポイントを加算。しかし、ライバルは上位で多くのポイントを加算したことにより、関口雄飛はシリーズ3位でシーズンを終えた。

    「年間シリーズ1位で鈴鹿に入りましたが、シリーズ3位で最終戦を終えました。しかし、2レースとも最後まで諦めずに戦えて良かったと思っています。1年間応援ありがとうございました」関口雄飛はコメント。

    「レース2では、スタートがまた決まらなかったんです。思いどおりにいかないし、もうポイントを計算していてもしょうがない戦いになったので、とりあえず自分のレースをしようと思いました。それが9位争いだろうが、8位争いだろうが、とりあえず可能性がある限り、諦めちゃいけないと思って頑張りました」

    「今シーズン、チャンピオンを獲るためにやってきたのですが、その中で見えた課題はスタートですね。やっぱりスーパーフォーミュラって、スタートがかなりウェイトを占めると思うんです。今日もそうですが、今ひとつのスタートで決まらなかったですね」

    「今年、逆転で(国本)雄資がチャンピオンを獲りましたが、別に悔しくないですよ。彼とは仲がいいし。あまり知らない人に(タイトルを)獲られるくらいなら、構わないですね(笑)」

    関口雄飛 スーパーフォーミュラ

  • 関口雄飛、GT500クラス初優勝 「ここまで本当に長かった」

    関口雄飛、GT500クラス初優勝 「ここまで本当に長かった」

    関口雄飛が、SUPER GT第7戦タイでGT500クラスで初優勝。6年目のWedsSportにとっても初めてとなる優勝を飾った。

    予選で自身GT500で初となるポールポジションを獲得した関口雄飛。国本雄資と組むWedsSport ADVAN RC F 19号車は、スタートから後続を大きく引き離しての独走でレースを支配し、初勝利を挙げた。

    関口雄飛
    「決勝直前のウォームアップ走行でも国本選手と話し合ってセッティングを変えた結果トップタイムを出せて、自信を持ってスタートした。序盤は思っていたより後続がついてきたが、5周くらいしたら離れ始め、こちらの方がペースが良いのが分かったので、出来るだけギャップを広げようとプッシュした。スティントの後半、燃料が軽くなってきたのでペースを上げて、タイヤを使い切って戻ろうと思っていた矢先にタイヤが損傷してしまった。まだ幾つかコーナーが残っていたが、幸運にも最終セクターだったので、無線でピットに戻ることを伝え、何とか上手くピットへ戻り、タイムロスを最小限に抑えられたのは良かった。国本選手も同じタイヤで、走る周回数も同じくらいだったので心配だったが、後続のトラブルで差が25秒ほどに広がったので、ギャップを見ながら、国本選手が上手くタイヤをマネージメントしてくれた。勝てて良かった。僕にとってはGT500での初表彰台で初優勝となるが、ここまで本当に長かった。支えてくれたチームや関係者、ファンの方々に感謝している」

    関連:SUPER GT 第7戦タイ 結果:WedsSport ADVAN RC Fが歓喜の初優勝

  • 関口雄飛、逆境を跳ね返す圧巻の独走劇 「死ぬ気でプッシュした」

    関口雄飛、逆境を跳ね返す圧巻の独走劇 「死ぬ気でプッシュした」

    関口雄飛は、スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOの決勝レースで、セーフティカー導入などの不運をはねのけて圧倒的な独走劇を繰り広げ、今季2勝目を挙げた。

    ポールポジションの関口はポジションをキープ。がじりじりと後続を引き離し、18周を終了した時点で、関口は2位に約14秒もの大差をつけて独走していた。

    「スタートも不安要素がありましたが、今週に向けていろんな人が助けてくれて、ある程度コツをつかんだというか、自信を持ってスタートできました。一方、(中嶋)一貴選手はスタートが良いので、(スタート直後に)迫られたのですが、予定どおり抜かれずに1コーナーを過ぎて、そこからはクルマもバランスが良くて、ペースもすごく良くて予定どおりでした」と関口雄飛は振り返る。

    ところが、19周目にチームメイトのオリベイラがスピンしコースオフ。グラベルに捕まって脱出できなくなってしまったため、セーフティカーが導入された。このセーフティカー導入のタイミングが関口にとっては不運となり、関口を除いた2位以下の未ピット勢が一斉にピットへ。これにより、隊列が整ったときには関口は首位にはつけていたものの、唯一ピットに入っておらず、しかも後続との大きなマージンを失うという厳しい状況となってしまった。

    「セーフティカーが僕の目の前に入るという最悪のシチュエーションになったので“あぁ、もう終わった”思ったのですが、そこから諦めずに死ぬ気でプッシュし、毎周毎周マージンを作ってピットに入ったら、トップのまま帰ることができました」

    「セーフティカーが入るタイミングですが、僕の目の前でピットアウトしてきたんです。なので、チームには無線で、『もしかして、最悪のシチュエーションじゃないですか?』と聞いたら、『最悪だよ』と言われ、マジか!? と思い、ひとりで興奮していました。なんであのタイミングだったのかと思います」

    23周目にセーフティカーが退出して再スタートが切られると、関口が猛烈なペースで後続との差を広げていった。ファステストラップを更新しながら、毎周約1秒ずつ2位との差を広げていった関口は、50周目を過ぎた頃には2位に30秒もの大差をつけ独走。約35秒差で55周目にピットインした関口は、燃料を給油すると、見事首位でコースに復帰して見せた。

    「セーフティカー明けには、終わったことは仕方がないと思い、また『がんばれば、いい位置で戻れる可能性がある』と言われたので、セーフティカーが入る前も結構いいペースで走れていたので、なんとか少しでもいい位置で戻れるよう、1ポイントでも多く獲れるよう、とがんばってプッシュしようと思いました」

    「(単独走行でもオーバーテイクボタンを使っていたが)ピットに入るまでに、いかにマージンを築いて入るかが問題だったので、ピットに入るまでに全部使い切ろうとは思っていました。走行中は、一度、リアタイヤが少し垂れてきてペースが落ちたんですが、そこから燃料が軽くなり、タイヤのパフォーマンスが維持できたんです。通常では燃料が軽くなると共に、タイヤのピークも下がってくるので、ペースが上がることはないんですが、タイヤ(のパフォーマンス)が一定のまま燃料が軽くなったので、ペースが復活しました」

    「タイヤは最後になってもまだそのまま走れるんじゃないかというくらい、持続性があるいいものでした。(決勝ペースがライバルより1秒ほど速かったのは)クルマ、ドライバー、すべてが決まっていた結果だと思います。タイヤはワンメイクでみんな一緒なんで。僕だけがGTでヨコハマタイヤを履いているからって、いいタイヤが出てるわけじゃないんで(笑)」

    2位でフィニッシュした中嶋大祐も今日の関口雄飛の走りには白旗を上げた。

    「セーフティカーが入った瞬間に、(自分としては)展開としてはものすごい恵まれて、“今日、勝たないで、いつ勝つんだ”、というくらいの気持ちで、セーフティカー明けに一生懸命プッシュしたんですが、まったく歯が立たなかったです。なので、ドライバーとしては、本当に悔しいです。勝たなきゃいけなかったレースだったのに、力が足りず、勝てませんでした」と中嶋大裕は述べた。

    関口雄飛は、最終的に2位に14秒もの大差でトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。これまでの6レース、全て異なる勝者となっていた今年のスーパーフォーミュラで、ルーキーの関口が初めて2勝目を挙げたドライバーとなった。この勝利で、関口はランキングでも首位に浮上。2位の国本に4.5ポイント差をつけ、最終戦に臨むこととなった。

    「(4.5ポイント差でランキングトップに立ったが)ポイント計算はまだしていません。最終戦は勝った人にボーナスポイントがあるそうで、1位と2位といつもよりも差があるようなので、最終戦も勝たないと。みんな僅差なんで、その点は考えずいきたいですね。とりあえず最終戦の第1レースで勝って、余裕をもって第2レースに臨めたら最高だと思います」と関口雄飛は述べた。

    関連:スーパーフォーミュラ 第6戦 結果:関口雄飛が圧巻の走りで今季2勝目

  • 関口雄飛 「レース人生を変えられる一戦になると思っていた」

    関口雄飛 「レース人生を変えられる一戦になると思っていた」

    関口雄飛が、スーパーフォーミュラ 第4戦 もでぎ でデビュー4戦目にして初優勝を飾った。

    ポールポジションの関口雄飛は、スタートで絶好のダッシュを見せ首位をキープ。1周目からハイペースで後続を引き離していき、3周目にはその差は約4秒に広げた。

    その後、38周終了時に、最後のドライバーがピットを終えた時点で、関口雄飛は2位のアンドレ・ロッテラーに約8秒の大差をつけてトップに復帰した。

    終盤にはややマージンを取ったペースでその差が詰まったものの、それでも6秒の大差をつけ、独走でのポール・トゥ・ウィン。“遅れてきたルーキー”が今季から参戦したスーパーフォーミュラのデビュー4戦目にして嬉しい初優勝を飾った。

    前戦3位表彰台を獲得している関口雄飛は、この勝利でドライバーズランキングでも首位に浮上した。

    「昨日の予選からチームに本当に助けられた」と関口雄飛はコメント。

    「昨日は戦略、クルマ共に最高で、ポールを取ることが出来た。今日のレースもスタートさえ決めて、1コーナーで前に出られればと思っていた。スタートは苦手なので、今大会はずっと練習をしてきた」

    「今回は自分のレース人生を変えられる一戦になると思っていたので、不安もあったが、良いスタートが切れて良かった」

    「スタートのあともとても良いペースで後続を引き離すことが出来、その後は心配なく戦えた。本当にチームに感謝している。レース前から、今年は混戦でみんなポイント差が無いので、ここで勝てばランキング上位に浮上できることが分かっていた」

    「シリーズとしてはルーキーだが、気持ちは周りのベテランと変わらず、チャンピオンを狙うつもりで、次戦以降も勝つことだけを考えて全力で戦う」

    関連:【動画】 2016 スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎ:決勝 ダイジェスト

  • 関口雄飛、初ポールポジション獲得も「喜びは半分」 / スーパーフォミュラ

    関口雄飛、初ポールポジション獲得も「喜びは半分」 / スーパーフォミュラ

    関口雄飛は、スーパーフォーミュラ 2016年 第4戦の予選で参戦4戦目にして初のポールポジションを獲得した。

    「今大会はソフトとミディアムという2種類のタイヤを2セットずつ使えるということで、予選に向けて、戦略やアイデアを色々盛り込むことになったが、自分にとってはそれが良い方向に働いた」と関口雄飛はコメント。

    「Q1をミディアムタイヤで突破出来たのが全てだ。それによって、Q3では自分ひとりだけがソフトの新品という、一番良い状況でアタック出来た。最初はQ1の後半はソフトで行く予定だったが、急にチームからミディアムで行くと言われて驚いた」

    「ドライバー自身に判断を託されたら安全にソフトを選んでしまうと思うので、そういう判断をしてくれたチームのおかげでの結果だと思っている」

    「初めてのポールポジション獲得だが、皆と同じ条件ではなく、自分ひとりが有利な状況でのポールなので、喜びは半分というところだ」

    「しかし、もてぎは下位フォーミュラで走っていた経験からも、抜くのが非常に難しいサーキットなので、明日は重要なスタートと1周目に集中していきたい」

  • 関口雄飛 「マカオでのF3世界一決定戦では必ず活躍をしてみせる」

    関口雄飛 「マカオでのF3世界一決定戦では必ず活躍をしてみせる」

    関口雄飛が、約2年ぶりのフォーミュラカーでのレースとなったマスターズF3を振り返った。

    今年SUPER GTで本山哲と組み、カーナンバー1のREITO MOLA GT−Rを走らせる関口雄飛が、オランダで開催された「RTL GP マスターズ・オブF3」に挑戦した。

    7月5日の最初のフリー走行では21番手、そして7月6日の予選では19番手、そして7日に開催された決勝レースでは、スタートでポジションを落とすものの、果敢に攻め続け、最終的に18位でフィニッシュした。

    マスターズF3は、1991年に始まり、その優勝者の多くがのちにF1ドライバーとなっている。関口雄飛にとって、久しぶりのF3であり、初めてのコースというハンディはあったが、あえてその困難に挑戦するファイティングスピリットを高く評価し、Plan ZとNITROという2社が関口雄飛をサポートした。

    7月7日に開催されたマスターズF3に19番手スタートから挑んだ関口雄飛は、持ち前のテクニックで見事なスタートを決めた。しかしなりふり構わぬライバルたちとの接触を避けるため、逆に順位を下げる結果となってしまい、オープニングラップは22番手で戻ってきた。

    レースをリードしたのは予選首位からスタートした関口雄飛のチームメイト、フェリックス・ローゼンクビスト(スウェーデン)で、スタート直後のタイヤがまだ冷えた状況でのオープニングラップで後続に一気に2秒の差をつけて、逃げきり体制を固めた。

    関口雄飛は、序盤の混乱がおさまったあと、前をいくマシンを果敢に攻め続けた。しかし、サーキットのコースレイアウトにより、なかなか前車をパスすることが難しく、25周を走りきり、18位でチェッカーを受けることになった。

    レースは、チームメイトのフェリックスが完璧な走りを見せつけて優勝。マスターズF3では2011年に続き、自身にとっての2度目の優勝を飾ることとなった。ミュッケ・モータースポーツにとっては嬉しい勝利ではあったが、関口雄飛にとっては悔しさの残るレースとなった。

    関口雄飛は、この悔しさをバネに、マカオF3世界一決定戦での飛躍を誓った。

    関口雄飛
    「決勝ではスタートからひとつ順位をあげて、結果的に18位でゴールでした。スタートそのものはうまくいったのですが、他車との接触を避けるために22番手まで順位を落としてしまいました。そのあとペースは確実に良くなり、マシンの特性も理解できたと思います。コースの特性上、なかなかオーバーテイクができない状況だったうえに、ペースの遅いマシンに引っかかってしまい、正直、自分自身のベストを出し切れませんでした。前回マカオで走った時のチームメイトのフェリックスが、今回もチームメイトでしたが、彼が予選でも決勝でも1位。素晴らしいレースをしたチームメイトを祝福すると同時に、自分のほうが前回のマカオではフェリックスより速かったことを考えると、2年のブランクは想像以上に大きなものでしたし、本当に悔しい結果です。今回のレース全般を振り返ってみると、短い時間の中でマシンとコースには慣れたものの、予想以上に悔しい結果に終わりました。ただし、見た目の結果よりも内容の濃いレースだったと思います。今回の参戦を応援、支援してくださった多くの皆さま、そして突然のお願いにも関わらず快く支援してくださった株式会社Plan Zの門谷社長、ニトロ株式会社の山下社長、本当にありがとうございました。この悔しさを胸に、マカオでのF3世界一決定戦では必ずや皆様の期待に沿うような活躍をしてみせますので、これからも応援宜しくお願いします」

    関連:関口雄飛、マスターズF3およびマカオGPに参戦