フェラーリF1エンジン勢、全6台が昨年の予選タイムを下回る

フェラーリF1エンジン勢、全6台が昨年の予選タイムを下回る スクーデリア・フェラーリ

フェラーリのF1エンジンを搭載する全3チームが、F1オーストリアGPで昨年の予選タイムを下回った。

セバスチャン・ベッテルが予選Q2で敗退したことは、今週末のフェラーリF1の苦戦を最もはっきりと表しているが、問題を抱えているのはファクトリーチームだけではない。レッドブル・リンクでフェラーリのF1エンジンを搭載する全3チームが1年前より0.6~1.1秒遅くなっている。

昨年、シャルル・ルクレールはF1オーストリアGPでポールポジションを獲得し、最速タイムは1分03秒003だった。しかし、今年はQ3に進出した唯一のフェラーリF1エンジン勢となり1分03秒923で4列目7番グリッドに沈んだ。

フェラーリF1のカスタマー勢も大苦戦を強いられた。昨年、2台揃ってQ3進出を果たしたアルファロメオF1は、今年は2台ともQ1で敗退。キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィは、昨年最下位だったウィリアムズF1のジョージ・ラッセルをした下回った。

ハースF1の1台もQ1で敗退した。ロマン・グロージャンはなんとかQ2に食い込んだが、2019年のベストタイムよりも0.6秒遅かった。

フェラーリのF1エンジンを搭載する3チームの苦境は、パワーユニット開発においてライバルに負けたことを示唆している。昨年のフェラーリのF1エンジンはFIAによって綿密に調査され、両者間で個人的な和解に達したものの、パワーユニットの操作方法を管理する新しいルールが導入された。

週末が始まる前、フェラーリF1は新車SF1000が去年のマシンほど競争力がないことを認めており、主な理由としてダウンフォースを重視したドラック特性を挙げていた。しかし、今年の予選セッションの結果は、シャシー面だけでなく、パワーユニットも問題の一部であることを示唆している。

No ドライバー チーム 2020年 2019年
タイム 順位 タイム 順位
16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分03秒923 7 1分03秒003 1
5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分04秒206 11 1分03秒667 10
8 ロマン・グロージャン ハース 1分04秒691 15 1分04秒491 11
20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分05秒164 16 1分04秒072 5
99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分05秒175 18 1分04秒166 7
7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分05秒224 19 1分04秒179 8
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