レッドブル・ホンダF1 分析:フェルスタッペンの“全集中”のアタック

レッドブル・ホンダF1 分析:フェルスタッペンの“全集中”のアタック レッドブル・レーシング

レッドブル・ホンダF1は、F1アブダビGPの予選でマックス・フェルスタッペンが今季初ポールポジションを獲得。すべてのセクターでベストタイヤを記録していなかったフェルスタッペンが見せたまさに“全集中”のアタックだった。

すでに2020年のF1ワールドチャンピオンはルイス・ハミルトンが獲得し、ランキング2位争いは残っているものの、マックス・フェルスタッペンにとっては“失うものなにもない”最終戦。

予選にむけてマックス・フェルスタッペンは“Full send(結果にとらわれず全力を尽くす)”だと強調していた。鬼滅ブームにあやかれば、まさに“全集中”のアタックでポールポジションを勝ち取った。

レッドブル・ホンダF1は、これまで得意だったコーナーが多いセクター3をある程度妥協し、ストレート区間であるセクター1とセクター2に焦点を合わせたウイングの小さなパッケージを持ち込んだ。それが予選では奏功した。

マックス・フェルスタッペンは、セクター2までにバルテリ・ボッタスに対して0.93秒のリードを築く。セクター3では0.58秒負けたが、最終的に0.025秒差の僅差でボッタスを上回った。

一方、病み上がりのルイス・ハミルトンは集中力を維持することができなかった。元々セクター3では思うようなタイムを出せていなかったハミルトンだが、セクター2までにバルテリ・ボッタスに1.21秒、フェルスタッペンにも0.039秒リードしていた。しかし、セクター3で精彩を欠き、3番手に終わった。

ホンダF1にとっても、レッドブルのシャシーと融合し、ストレートでメルセデスに競り勝てたことは来季にむけて大きな自信につながるはずだ。

ヤス・マリーナ・サーキットは、オーバーテイクが難しいサーキットであり、できたとしてもそれはストレート。トップスピードを重視したマックス・フェルスタッペンは、スタートでリードを奪って予選と同じような展開に持ち込むことができれば、最終戦で勝利を飾ることも可能かもしれない。

予選Q3 セクタータイム

  セクター1 セクター2 セクター3 タイム
マックス・フェルスタッペン 17秒030 40秒750 37秒466 1分35秒246
バルテリ・ボッタス 17秒050 40秒813 37秒408 1分35秒271
ルイス・ハミルトン 16秒984 40秒757 37秒591 1分35秒332
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