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  • マクラーレンF1 中国GP初日「できる最大の結果だった」

    マクラーレンF1 中国GP初日「できる最大の結果だった」

    マクラーレンF1チームは2026年F1中国GP初日、ランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが5番手でスプリント予選を終えた。ノリスはフェラーリ勢を上回るタイムを記録し、上位争いに加わる位置につけた。

    プラクティスではピアストリがわずかに優勢に見えたが、スプリント予選では2025年F1ワールドチャンピオンのノリスが本来の速さを発揮した。

    一方ピアストリも5番手でSQ3に進出しており、2台そろって上位グリッドを確保した。ただしメルセデスとの差は依然として大きく、スプリントではフェラーリ勢のスタートにも注意が必要になる。

    ホールディ『マシンのポテンシャルを引き出した』
    マクラーレンのテクニカルディレクター(エンジニアリング)であるニール・ホールディは、スプリント予選でドライバーがマシンの性能を引き出したと評価した。

    「前戦の後、ファクトリーとトラックサイドの両方でチーム全体が多くの作業を重ね、今週末の中国でマシンのパフォーマンスを最大化するために準備してきた」

    「FP1からスプリント予選にかけて進歩が見られたのは嬉しい。エネルギーデプロイメントとマシンセットアップの重要な変更がうまく機能した」

    「スプリント予選の序盤では我々は3番目の速さのチームに見えたが、SQ3ではドライバーたちがMCL40のポテンシャルを引き出してくれた」

    「今後数か月は依然として大きな努力が必要になるが、その挑戦に向けて我々は準備ができている。上海での走行初日としてはポジティブな要素が多かった」

    「今日の結果には満足しているが、まだ競争力のあるセッションが多く残っている。すべてを見直し、さらなる改善に集中していく」

    ノリス『できる最大の結果だった』
    ランド・ノリス(マクラーレン)は、スプリント予選の結果に満足感を示した。

    「ポジティブなスプリント予選だった。ラップには満足しているし、3番手は今日達成できる最大の結果だったと思う」

    「フェラーリ2台の前に出られたのは良いことだ。FP1の後ではそれが可能かどうか分からなかった」

    「明日のスプリントでは結果を最大化できるように戦う。オーバーテイクの最大のチャンスは最初のラップだ」

    「ただライバルは強いことも分かっている。その後は午後の予選に集中する」

    マクラーレン F1 中国GP

    ピアストリ『堅実なスプリント予選だった』
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、5番手という結果を堅実な内容と振り返った。

    「まずまずのスプリント予選だった。セッションはうまく進んだし、マシンのフィーリングもかなり良かった」

    「すべてがスムーズだったと思う」

    「ただメルセデスとのギャップはまだ大きいので、明日のスプリントとグランプリ予選に向けてどうやってパフォーマンスをさらに最大化するかを考える必要がある」

    「どこまでできるか見てみよう」

    マクラーレンはスプリント予選で上位グリッドを確保し、週末を好位置でスタートした。スプリントではスタートが大きな鍵となり、フェラーリ勢との争いが焦点になりそうだ。

  • マクラーレンF1 「メルセデスとの差は最大1秒」 2026年F1開幕戦で課題露呈

    マクラーレンF1 「メルセデスとの差は最大1秒」 2026年F1開幕戦で課題露呈

    2026年F1開幕戦オーストラリアGPは、メルセデスの圧倒的なパフォーマンスが際立つレースとなった。ジョージ・ラッセルが優勝し、アンドレア・キミ・アントネッリが2位に入り、メルセデスは完璧なワンツーフィニッシュを達成した。

    一方で2025年のF1世界王者ランド・ノリスを擁するマクラーレンは、アルバート・パークで大きく後れを取る結果となり、アンドレア・ステラ代表は「メルセデスとの差は最大1秒」と認め、2026年F1シーズン序盤は厳しい戦いになるとの見方を示した。

    レースではフェラーリが3位と4位に入りメルセデスを追う展開となったが、ノリスは5位でフィニッシュ。トップからは35.5秒遅れとなった。チームメイトのオスカー・ピアストリは偵察ラップでクラッシュし、決勝をスタートできなかった。

    この結果を受け、マクラーレンは今季序盤の勢力図においてメルセデスとフェラーリの後方に位置する可能性が示唆されている。

    ステラ「パワーユニットの使い方とコーナーグリップが課題」
    マクラーレン代表のアンドレア・ステラは、現在のパフォーマンス差は予選と同様の傾向だったと説明した。

    「今日のギャップは、むしろ昨日の予選で見たものとほぼ同じだった」

    「改善すべきパフォーマンスの要素は大きく2つある。ひとつはパワーユニットの使い方、もうひとつはコーナーでのグリップだ」

    さらにステラは、同じメルセデス製パワーユニットを使用しているにもかかわらず、他チームとの差が出ている点について困惑していると明かした。

    「我々のマシンと同じパワーユニットを使っている他のマシンとの速度差を見ると、まだパワーユニットを十分に活用できていない可能性がある」

    「2026年のレギュレーションで加わった複雑さを踏まえると、その理解を深める必要がある」

    さらにGPSデータの分析では、メルセデスがコーナーでも優位に立っていることが確認できるという。

    「GPSのオーバーレイを見ると、メルセデスは一部のコーナーでも我々より速い」

    「だからこそ優先順位は明確だ。パワーユニットからより多くのパフォーマンスを引き出し、同時にマシン開発を進める必要がある」

    ステラはまた、大きなアップグレードが投入されるまでには数レースを要すると認めた。

    「大きなアップデートが見えてくるまでには、数レースかかるだろう」

    「それまでは現状の仕様のマシンから最大限のパフォーマンスを引き出す必要がある」

    「現時点での差は、コンマ5秒から1秒の範囲にあるように見える」

    マクラーレン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ノリス「本当の差は50秒ではない」
    2025年F1世界王者のランド・ノリスも、今回の結果が実際の実力差を完全に示しているわけではないと語った。

    「純粋なペースで言えば、僕たちは50秒遅れていたのか? いや、そうではない」

    「もしジョージのようにクリーンなレースができて、これほど多くのバトルをしなくて済んでいたら、もう少し良く見えただろう」

    「だから状況が絶望的だとは思っていない」

    しかしノリスは同時に、マシンの課題が依然として大きいことも認めている。

    「ただ、僕たちは3周でタイヤを使い切ってしまった」

    「フロントのグレイニングの問題は、以前からずっとあるし、新しいマシンになっても変わっていない」

    「まだ理解しなければならないことがたくさんある」

    それでもノリスは、マクラーレンが現状でも中団勢には十分な差を保っていると指摘した。

    「良い点は、後ろのマシンとはかなり差があることだ。レッドブルも似たような状況だ」

    「悪い点は、前のマシンともかなり差があることだ」

    「今日のレースで分かったのは、僕たちのマシンがまだ必要なレベルには全く届いていないということだ」

    「だから、ここから改善していかなければならない」

  • ニック・デ・フリース マクラーレンF1でリザーブ昇格 メルボルンで現場復帰

    ニック・デ・フリース マクラーレンF1でリザーブ昇格 メルボルンで現場復帰

    ニック・デ・フリースが、2026年シーズンにマクラーレンのリザーブドライバーとして正式にチーム体制へ加わった。2026年F1開幕戦オーストラリアGPではサーキット入りし、現場でのバックアップ役を務めている。

    デ・フリースはこれまでシミュレーターおよびテストドライバーとしてマクラーレンと関係を持っていたが、今回その役割が拡大。なお、フォーミュラE(マヒンドラ)とWEC(トヨタ)でのレギュラー参戦も続けながら、F1ではリザーブとして活動する形となる。

    「僕はすべてのグランプリに帯同するわけではない」とデ・フリースはメルボルンのパドックで語った。

    「基本的にはバックアップとしてここにいる。もしドライバーのどちらかに何かあれば、僕が準備できている状態だ」

    「実際にはドライバーがやることをすべて鏡のように追いかけている。あらゆる情報にアクセスできるし、自分でも分析をして傾向や結論を導き出そうとしている」

    デ・フリースにとって、今回のマクラーレン復帰は完全な新関係というわけではない。彼は若手時代にマクラーレンのジュニアプログラムに所属しており、現在シミュレーター業務で関わるエンジニアの中には当時からの知り合いも多いという。

    「ここ数年でチームが見事に復活し、再びレースやタイトルを争えるレベルまで戻ったのは本当に印象的だ」

    「素晴らしいのは、エンジニアリングチームの中核が当時とほとんど同じだということだ」

    また、2026年F1レギュレーションによってマシンの性格が大きく変化した点にも言及した。

    「確かにかなり違う。特に新しいレギュレーションの影響が大きい」

    「それによって多くのことが変わったけれど、基本的な原理の多くは今も変わっていない」

  • マクラーレンF1 メルセデスPU情報不足で苦戦 開幕戦で格差露呈

    マクラーレンF1 メルセデスPU情報不足で苦戦 開幕戦で格差露呈

    2026年F1開幕戦オーストラリアGPで、マクラーレンはメルセデスの圧倒的なパフォーマンスの前に苦戦を強いられた。メルセデスがジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリによるワン・ツー・フィニッシュを達成する一方、ランド・ノリスは5位に終わり、優勝争いには加わることができなかった。

    マクラーレンはパワーユニット供給元であるメルセデスから提供される情報が不足している可能性を示唆しており、2026年F1新レギュレーション下でワークスチームとカスタマーチームの間にあるパフォーマンス差が浮き彫りになった形だ。

    マクラーレンはPU運用で後手
    アンドレア・ステラ(マクラーレン チーム代表)は、メルセデスのエンジン部門であるメルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズ(HPP)との情報共有に不満を示した。

    「HPPと“もっと情報を共有してほしい”という議論は数週間前から続いている」とステラは語った。

    「テストの段階から、僕たちは基本的にコースに出て走り、データを見て『これが現状だ』と理解し、そこから対応するという状況だった」

    「それはF1のやり方ではない。F1ではコース上で起きることは事前にシミュレーションする。何が起こるのか、どうプログラムしているのか、マシンがどう振る舞うのかを理解しているものだ」

    ステラは、2026年の新しいパワーユニット時代において、マクラーレンが初めて後手に回っていると感じていると明かした。

    「正直に言って、我々がメルセデスのカスタマーチームになって以来、マシンの挙動を予測する能力や、どう改善できるかを事前に理解する能力という点で、後手に回っていると感じたのは今回が初めてだ」

    PUポテンシャルを活かしきれていない可能性
    ステラは、メルセデスPUにはまだ引き出されていないパフォーマンスがある可能性を指摘した。

    「いくつものデータを重ねて分析した結果、我々がチームとしてやるべき仕事があることは明らかだ」

    「特にHPPのエンジニアと協力して、このパワーユニットのポテンシャルをもっと引き出さなければならない」

    「HPPが引き出しているパフォーマンスを見ると、まだ利用できる余地が残っているように見える」

    ただし、その差が設定やドライバー操作によるものなのか、あるいはカスタマーチームでは解決できない構造的な要因なのかは現時点では分からないとしている。

    「これが我々の設定やドライバー操作の問題なのか、それとももっとシステム的な要因なのかは、さらに分析する必要がある」

    マクラーレン F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    トト・ヴォルフ「全員を満足させることはできない」
    メルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフは、エンジンサプライヤーがすべての顧客チームを満足させることは難しいと説明した。

    「新しいレギュレーションが導入されると、学ばなければならないことは非常に多い」

    「ギアボックスやサスペンション、そしてパワーユニットでも同じだが、開発の勾配は非常に急だ」

    「すべてのチームを満足させる形で展開することはできない。ただ、我々としては良いサービスを提供しようとしている」

    ピアストリのクラッシュの背景
    マクラーレンにとっては、オスカー・ピアストリがホームレースでスタートできなかったことも大きな痛手だった。

    ピアストリはグリッドへ向かう途中でクラッシュを喫し、レースをスタートすることができなかった。ステラは原因について複数の要因が重なった結果だと説明している。

    「主な要因は3つある。まずタイヤが冷えていたことだ。ホイールスピンが起きると非常に突然になる」

    「そこに縁石に乗ったことが重なった。この縁石は彼が毎周使っていたものだが、タイヤが冷えている状態では難しくなる」

    「さらにシフト後の振動やトルクの増加が影響した。パワーユニットの挙動としては想定内だが、グリップが限界の状況では扱いが難しくなる」

    ステラは、ピアストリがこの経験を糧に中国GPで巻き返すと期待している。

    「オスカーは精神的にとても強いドライバーだ。この経験を糧にして、さらに集中し、決意を強めて中国GPに臨むだろう」

  • マクラーレンF1 オーストラリアGP決勝「やるべき仕事は多い」

    マクラーレンF1 オーストラリアGP決勝「やるべき仕事は多い」

    マクラーレンは2026年F1オーストラリアGP決勝でランド・ノリスが5位に入りポイントを獲得した。一方、オスカー・ピアストリは決勝前のグリッドへ向かう周回でクラッシュし、母国レースはスタートすら切れずDNSとなった。

    ピアストリは5番手からのスタートが予定されていたが、グリッドへ向かう途中で縁石に乗りすぎてバリアにクラッシュ。ホームファンの前でレース前に姿を消す形となった。

    ノリスは好スタートを決めて序盤は激しい攻防を展開したものの、フェラーリとメルセデスのペースには及ばず。2ストップ戦略で5位を守り切り、終盤には迫るマックス・フェルスタッペンを抑えきった。

    ステラ「1台だけでのレースは残念だった」
    チーム代表のアンドレア・ステラは、開幕戦のレースを振り返った。

    「グランプリを1台だけで戦うことになったのは非常に残念だった」とステラはコメント。

    「最初の偵察ラップで、タイヤ温度が最適でなかったこと、予想外のトルク展開、縁石に乗っていたことなど複数の要因が重なり、ターン4でオスカーがスピンしてバリアにクラッシュした」

    「ホームレースだっただけに彼にとっては厳しい瞬間だったが、彼は強い人間だ。チームとともに立て直し、中国ではさらに強いモチベーションで臨むだろう」

    「レースについては、新レギュレーションのもとでできるだけ多くのデータと学びを得るためにも、ランドが完走することが非常に重要だった」

    「ランドはさまざまな状況に適応し、フェルスタッペンのレッドブルと戦う素晴らしい仕事をしてくれた。ただ、トップとの差があったのも事実で、改善すべき点があるのは明らかだ」

    「我々は異なる戦略を採り、さらに最初のスティントではレーシングブルズの後ろで少し時間を失った。パワーユニットの使い方やコーナーでのグリップ向上など、まだ見つけなければならないパフォーマンスがある」

    「ウォーキングのチーム、そしてトラックサイドのスタッフ、さらにHPPのこれまでの努力に感謝したい。今週末のあらゆる学びを持ち帰り、中国GPではより強い状態で戻ってくる」

    ノリス「最大限の結果だった」
    ランド・ノリスは、マシンの状況を考えれば5位は最大限の結果だったと語った。

    「5位は良い結果だと思う。今日は達成できる最大限を引き出せた」

    「前のマシンとの差はかなり大きくて、やるべき仕事が多いのは明らかだ。今週末に入る前からそうなる可能性はあると思っていた」

    「マックスの方が明らかに速かったのに、彼を後ろに抑え続けられたのはポジティブだった」

    「戦略も良く機能したし、ポジションを守りながらタイヤをうまく管理して彼を抑えきることができた」

    「トップとの差がどこで生まれているのかを理解する必要があるし、週末の進め方も改善する必要がある」

    「でもチームには完全に自信を持っている。長く厳しいシーズンになると思うが、スタート地点としては悪くない」

    マクラーレン F1 オーストラリアGP

    ピアストリ「望んだ開幕戦ではなかった」
    オスカー・ピアストリは、ホームレースでのクラッシュに落胆を隠さなかった。

    「がっかりしている。今日は僕たちが望んでいたシーズンのスタートではなかった」

    「タイヤが冷えていたこと、縁石に乗っていたこと、そしてそのコーナーで予選よりも強いパワーが出ていたことなど、いくつかの要因が重なってスピンしてしまった」

    「今夜すべてを見直して、来週に向けて気持ちを切り替え、戦い続ける準備をする」

    「今週末は素晴らしい応援をしてくれたファンに感謝したい。彼らの前でレースができなかったのは残念だ」

    マクラーレンは開幕戦でノリスがポイントを獲得したものの、ピアストリのDNSもあり厳しい週末となった。トップとの差も明らかであり、中国GPに向けてパフォーマンス改善が求められる。

  • マクラーレンF1 オーストラリアGP予選「まずまずのスタート位置」

    マクラーレンF1 オーストラリアGP予選「まずまずのスタート位置」

    マクラーレンは2026年F1オーストラリアGP予選で、オスカー・ピアストリが5番手、ランド・ノリスが6番手となり、決勝を3列目からスタートすることになった。プラクティスでは上位争いに加わっていたものの、予選ではトップ争いにあと一歩届かなかった。

    Q1ではピアストリが上位タイムを記録するなど好調なスタートを切ったが、ノリスがアンドレア・キミ・アントネッリのマシンから外れたダクトの冷却ファンを踏んでしまう不運もあった。

    赤旗中断の間にチームはマシンをチェックし走行を続けたが、Q3では2人とも十分なリズムをつかめず、結果的に5番手と6番手にとどまった。

    ステラ「まずまずのスタート位置」
    チーム代表のアンドレア・ステラは、決勝に向けて妥当な結果だったと評価した。

    「今日の予選は明日のグランプリに向けてまずまずのスタート位置になった」とステラはコメント。

    「ランドとオスカーはMCL40から引き出せるものをしっかり引き出してくれた。その結果、5番手と6番手という妥当な結果になった」

    「チームとしてセッションはうまく運営できたし、シーズン序盤の段階としては想定していた位置で予選を終えた」

    「両ドライバーとも安定したパフォーマンスを見せていたが、ランドの方はコース上のデブリでフロントウイングにダメージを受け、わずかにパフォーマンスを失った可能性がある」

    「今日の大きなポイントは、パワーユニットからさらにパフォーマンスを引き出す必要があるということだ」

    「メルセデスのパフォーマンスを見ると、まだ改善できる余地があることは明らかだ。HPPと協力しながら競争力を高めていく」

    「今夜チーム全体でレビューを行い、シーズン最初のレースに向けて最善の準備を整える」

    マクラーレン 2026年のF1世界選手権 オーストラリアGP

    ピアストリ「表彰台を狙える位置」
    5番手となったオスカー・ピアストリは、予選結果をまずまずの内容と受け止めている。

    「今日はまずまずの予選だった」とピアストリはコメント。

    「セッション自体はかなりスムーズで、順位もだいたい予想していた位置だった」

    「ただ少しパフォーマンスが足りなかった」

    「今日は3番手も可能だったと思う」

    「新しいマシンでは走るたびに学ぶことが多く、まだタイムを見つけられる余地があった」

    「良いベースはできているので、明日は表彰台を狙えるかどうかを見ていきたい」

    ノリス「P3も可能だった」
    ランド・ノリスは、デブリの影響がなければさらに上位を狙えた可能性があったと振り返った。

    「全体的に見れば、明日に向けて6番手は妥当なスタート位置だと思う」とノリスはコメント。

    「ただ6番手には満足していないし、3番手も可能だったと思う」

    「デブリに当たってからパフォーマンスを少し失ってしまった」

    「昨日はFP1で多くの時間を失っていたし、今週末は他にもいくつか課題があった」

    「それでも悪くないスタート位置だ」

    「僕たちはまだトップ争いの中にいる。それが今週末の目標だった」

    「明日に向けて準備し、できる限り順位を上げられるよう集中していく」

    マクラーレンはトップ争いにはわずかに届かなかったものの、2台とも上位グリッドを確保した。新世代マシンの理解を進めながら戦っている段階だが、レースでは表彰台争いに加わる可能性も十分に残されている。決勝ではスタートと戦略が順位を大きく左右することになりそうだ。

  • マクラーレンF1とgloが限定デザイン Hilo Plus特別モデル発売

    マクラーレンF1とgloが限定デザイン Hilo Plus特別モデル発売

    BATジャパンは3月3日、McLaren Racingにインスパイアされた限定デバイス「glo Hilo Plus・McLaren Racingにインスパイアされた限定版」を発売する。glo史上“最もプレミアム”とうたう特別仕様で、同日よりキャンペーン「Power of Connection(つながる力、広がる可能性)」も展開する。

    今回の限定版は、モータースポーツの機能美と洗練をテーマに設計。充電ケース内側やスライド部には、McLaren Racingを象徴するパパイヤカラーをアクセントとして採用し、側面には両ブランドのロゴを配置した。

    グリップ部分にはゴム加工を施し、レーシングギアを想起させる触感と安定感を両立。さらにブラッシュドメタル仕上げを取り入れ、エンジニアリングの美学を感じさせる外観に仕上げている。

    限定版セットには、アルカンターラ®素材の専用スリーブ、限定デザインのチャージングドック、限定仕様を示す保証書を同梱。特別パッケージで提供し、製品本体にとどまらない“体験設計”を打ち出す。

    マクラーレン F1

    3月29日に渋谷でアフターパーティー開催
    キャンペーンの一環として、3月29日には一般向けイベント「ジャパンレース アフターパーティー sponsored by glo」をCÉ LA VI TOKYO(東京都渋谷区)で開催する。来場は事前登録制。会場ではMcLaren Racingをイメージしたフードやドリンク、ハイパーシミュレーター、AIフォトブース、ユニフォーム展示などを用意する。

    当日は、1998年・1999年のF1ワールドチャンピオン、ミカ・ハッキネンが登壇予定。さらにA.G.O氏、Aile The Shota氏が本キャンペーンのために制作した楽曲を披露するほか、落合翔平氏によるオリジナルアートワークも公開される。Bar TRENCHのロジェリオ五十嵐ヴァズ氏が考案したオリジナルカクテルも提供予定だ。

    ミカ・ハッキネン マクラーレン

    McLarenチーム交流会が当たる抽選も
    3月3日から13日まで、gloメンバーを対象に抽選キャンペーンを実施。3月27日(フリー走行)、28日(予選)、29日(決勝)の各日に、ホテル宿泊を含むMcLaren Racingチームメンバーとの特別交流会への招待(各日1組2名)と、限定デバイスが賞品として用意される。

    また、3月3日から29日までの期間、glo ストア 銀座ではMcLaren Racing関連アイテムの特別展示を実施。ハイパーシミュレーターやBatakゲームなども設置し、モータースポーツの世界観を体験できる空間を展開する。

    ※20歳未満の者の喫煙は法律で禁じられています。加熱式たばこにはニコチンが含まれ、健康への悪影響が否定できません。

  • アレックス・パロウ マクラーレンとの紛争が和解「友好的な結論に感謝」

    アレックス・パロウ マクラーレンとの紛争が和解「友好的な結論に感謝」

    アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)は、マクラーレンとの契約問題をめぐる法的紛争が最終的に和解に至ったことを受け、「友好的な結論」に達したとする声明を発表した。

    2023年夏に発生したインディカー契約違反を巡る問題は、2026年1月に英国裁判所がマクラーレン側の主張を支持する判断を下し、1200万ドル超の損害賠償が認められていた。その後、当事者間で最終的な和解が成立した。

    パロウは声明の中で、当時の自身の判断を振り返った。

    「この数か月間、非常に困難な時期を振り返る時間があった。この件について直接話したいと思う」

    「まず、ザク・ブラウンとチップ・ガナッシの両者に触れたい。2人とも難しい立場に置かれ、僕がその中心にいたことを後悔している」

    「1月に英国の裁判官がインディカー契約違反についてマクラーレン・レーシング側の主張を支持する判決を下した。その判断を尊重する」

    「2023年夏に起きた出来事は、違う形で対処できた可能性があると認識している」

    さらに当時の状況についても踏み込んだ。

    「公にはほとんど知られていないが、当時の僕は様々な方向に引っ張られていた。そして、僕の最善の利益を考えていない人たちが周囲にいた」

    「誤った助言、あるいはまったく助言がなかったと感じている」

    「今振り返れば、ザクに直接連絡を取っていれば、違う展開になっていたかもしれない」

    パロウはマクラーレンへの敬意も強調した。

    「マクラーレンとザクは多くの面で僕を支えてくれた。契約上の義務をすべて果たし、それ以上のこともしてくれた。契約で約束したことはすべて実行してくれたし、僕が誤解させられたことは一度もない。彼らの組織を非常に尊敬している」

    そして最後にこう締めくくった。

    「この件で多くを学んだ。この問題が解決し、友好的な結論に至ったことをうれしく思う」

    「これからは前に進むことに集中する。深く尊敬する2つの偉大な組織が、サーキット上でのみ競い合うことになる」

    一方、チップ・ガナッシの声明はやや厳しい内容だった。

    「1月の英国裁判所の判決を受け、マクラーレン・レーシングとの最終的な和解に達したことを確認できてうれしく思う」

    「起きたことを容認することはできないが、この問題が終わったことを歓迎する」

    「振り返れば、アレックスが良い人材を周囲に置くことの重要性を学んでくれたことを願っている。現在はそうなっていると信じているし、2023年の出来事が二度と繰り返されないことを望む」

    「ザクとマクラーレン・レーシングが、この問題を過去のものとし、エキサイティングなインディカーシーズンに集中する機会を与えてくれたことに感謝する」

    マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンも声明を発表した。

    「1月に英国裁判所が我々の主張を支持した後、チップ・ガナッシ・レーシングとの最終的な和解に到達できたことを非常にうれしく思う」

    「この件に何か月も直接取り組んできたチーム、そしてプロセスを通じて我々を支えてくれたすべての人に感謝したい」

    「今後はサーキット上での戦いに戻り、エキサイティングなインディカーシーズンに集中できることをうれしく思う」

    4度のインディカー王者であるパロウは、ディフェンディングチャンピオンとして2026年シーズンを迎える。開幕戦は3月1日、セントピーターズバーグで行われる。

  • マクラーレンとパロウ契約違反訴訟が最終決着 最大20億円で和解

    マクラーレンとパロウ契約違反訴訟が最終決着 最大20億円で和解

    マクラーレンとチップ・ガナッシ、そして4度のインディカー王者アレックス・パロウが、英国で争われていた契約違反訴訟について最終和解に達したと発表した。

    この問題は、2023年にパロウがガナッシ陣営での活動継続を巡り契約を破棄したことに端を発し、マクラーレンが提訴。裁判所はパロウに契約違反があったと認定し、最大1,260万ドル(約19億5,000万円)の支払いを命じていた。

    英国のピッケン判事は、パロウがマクラーレンのF1プログラムに関して不正行為を行った事実はないと判断。そのため当初求められていた2,000万ドルから金額は減額された。パロウは、オスカー・ピアストリのパフォーマンスを踏まえ、マクラーレンでグランプリシートを得る可能性が限定的であると認識したことも争点のひとつとなっていた。

    判決後、各当事者は和解に向けた協議を続けており、今回その合意が成立した。

    ザク・ブラウン「いまはトラック上の戦いに集中できる」
    「1月に英国の判事が我々に有利な判断を下した後、チップ・ガナッシ・レーシングとの最終和解に至ったことを非常に嬉しく思う」とマクラーレンCEOのザク・ブラウンは述べた。

    「この件に何か月も直接取り組んできたチーム、そしてプロセスを通じて我々を支えてくれたすべての人々に感謝したい。これで再びトラック上での戦いに集中できる。今季のインディカーシーズンはエキサイティングなものになるだろう」

    マクラーレン アレックス・パロウ

    チップ・ガナッシ「この件を背後に置ける」
    チップ・ガナッシも声明を発表し、和解成立を歓迎した。

    「1月の英国判決を受け、マクラーレン・レーシングとの最終和解に達したことを確認できて嬉しく思う」とガナッシは語った。

    「起きたことを容認することはできないが、この問題が終わったことを嬉しく思う。結果論ではあるが、アレックスも良い人材を周囲に置くことの重要性を学んだと願っている。現在はそうした体制が整っているので、2023年の出来事が繰り返されることはないはずだ」

    「この問題を背後に置き、これからのインディカーシーズンに完全に集中できる機会を与えてくれたザクとマクラーレン・レーシングに感謝したい」

    長期化した高額訴訟はこれで終結。各陣営はそれぞれの選手権に向け、改めて戦いの場へと戻ることになる。

  • マクラーレンF1 2026年F1はバッテリー管理でも本質不変「最速は空力」

    マクラーレンF1 2026年F1はバッテリー管理でも本質不変「最速は空力」

    2026年F1レギュレーションでは電動出力の比率が大幅に高まり、バッテリー管理がラップタイムに直結する新時代が幕を開ける。ドライバーにはリフト・アンド・コーストや回生を意識した走りが求められるなど、これまでとは異なるアプローチが必要となる。

    それでもマクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、開発競争の本質は変わらないと強調する。鍵を握るのは依然として空力効率であり、最速マシンは依然としてコーナーで最も速いクルマだと断言した。

    「ドライビングの観点からすると、パワーユニットを最大限に活用して最速ラップタイムを達成するためには、時に直感に反することをしなければならない」とステラは語った。

    「予選ではブレーキング前にリフト・アンド・コーストをしなければならない場面も出てくるだろう。これまでのモータースポーツ人生でやってきた運転とは違うかもしれない。あるいは高速コーナーで全開で抜けるのではなく、少し回生を選ぶ場合もある」

    新世代パワーユニットでは電動出力が大幅に増加し、ブーストやオーバーテイクモードも組み込まれる。ドライバーはラップ全体を通してエネルギーの回収と展開を管理しなければならない。

    それでもステラは、シャシー開発の方向性は大きく変わらないと明言する。

    「しかし、これはシャシーの要件を大きく変えるものではない。可能な限り多くのダウンフォースを生み出すシャシーが必要であることに変わりはない。コーナーでできるだけ速く走りたいからだ」

    「もちろん、あるフェーズではエネルギーを回収し、それを加速局面で展開することになる。しかしメルボルンで最速となるクルマは、最も空力効率に優れたクルマだ」

    2026年型マシンではアクティブエアロが導入され、ストレートモード時のドラッグが新たな重要パラメーターとなる。従来はDRS作動時の空気抵抗が焦点だったが、今後はレース中の大半でウイングが開いた状態のドラッグ特性が問われる。

    「ストレートモードではドラッグが極めて重要になる。以前のDRS作動時のドラッグのようなものだ。しかし今回はレース全体に関わる。ラップの大半でウイングが開いた状態になるからだ」

    それでも結論は変わらない。

    「メルボルンで最速のクルマは、最もダウンフォースに優れ、コーナーで最も速いクルマだ」

    マクラーレン F1

    複雑化するF1と“シンプルさ”への課題
    一方でステラは、技術的複雑さが増す中で、ファンにとって分かりやすいF1を提供する必要性も強調した。

    「内燃機関として競争力が必要であるだけでなく、回生とパワー展開の面でも非常に競争力が求められる。これは非常に複雑なF1だ」

    「我々は慣れていくだろう。しかし、これ以上の複雑さを持ち込むべきではない。ここまでで十分だ」

    「我々チーム、F1、ドライバーは、ファンに可能な限りシンプルな形でこのスポーツを届けなければならない。自己完結的なF1は誰のためにもならない」

    「もしレギュレーションに適応が必要ならば、短期的に行うべきだ。それは良いレースのためであり、同時に分かりやすいレースのためでもある」

    「これはエンターテインメントビジネスだ。自己満足のための技術ビジネスではない」

    2026年F1はエネルギーマネジメントという新たな戦場を抱えながらも、開発競争の根幹は依然として空力効率にある。バッテリー戦略が話題を集める中でも、メルボルンで勝利を掴む条件は極めて伝統的だ――最も優れた空力パッケージを持つマシンである。