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  • アレクサンダー・アルボン F1イタリアGPで20グリッド降格 最後尾スタート

    アレクサンダー・アルボン F1イタリアGPで20グリッド降格 最後尾スタート

    ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、2026年F1イタリアGPでパワーユニット(PU)コンポーネントを交換したことにより、合計20グリッド降格ペナルティを受けることになった。これにより、日曜日の決勝は最後尾からスタートする。

    モンツァではすでにメルセデスのキミ・アントネッリがPU交換による大幅なグリッド降格を受けることが決まっており、現時点でアルボンとアントネッリが最後列を分け合う見通しとなっている。

    アルボンに20グリッド降格ペナルティ
    アレクサンダー・アルボンのFW48には、F1イタリアGPの週末に今季5基目となる内燃エンジン(ICE)と4基目のコントロールエレクトロニクス(PU-CE)が投入された。

    いずれもシーズン中に使用できる規定数を超えたため、それぞれ10グリッド降格の対象となり、合計で20グリッド降格となった。

    F1のレギュレーションでは、PUの各エレメントについて年間使用上限を初めて超えた場合、10グリッド降格ペナルティが科される。その後、同じエレメントについてさらに規定数を超えた場合は5グリッド降格となり、同一イベントで複数のペナルティが発生した場合は累積される。

    また、ひとつのグランプリで15グリッドを超える降格ペナルティを受けたドライバーは、予選順位にかかわらず決勝をグリッド後方からスタートすることになる。

    今回のアルボンは合計20グリッド降格となるため、予選でどの順位を獲得してもF1イタリアGP決勝では最後尾グループからスタートする。

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)

    アントネッリは名目上30グリッド降格
    モンツァでPU交換によるペナルティを受けるのはアルボンだけではない。メルセデスのキミ・アントネッリも、母国F1イタリアGPをグリッド後方から戦うことが決まっている。

    アントネッリのマシンには今季5基目のICE、4基目のPU-CE、さらに4基目のエナジーストア(ES)が投入された。これによって名目上は合計30グリッドの降格ペナルティとなる。

    アルボンが20グリッド、アントネッリが30グリッドの降格となるため、日曜日の決勝までに他のドライバーに追加のグリッドペナルティが科されなければ、2人がモンツァの最後列を形成することになる。

    高速コースのモンツァはオーバーテイクのチャンスが比較的多いとはいえ、後方からのスタートは大きなハンデとなる。アルボンにとっては、決勝でポイント圏まで挽回するために厳しい戦いが待ち受けることになった。

  • ランド・ノリス F1イタリアGP初日「ポール争いにはまったく加われていない」

    ランド・ノリス F1イタリアGP初日「ポール争いにはまったく加われていない」

    マクラーレンのランド・ノリスは、2026年F1イタリアGP初日のフリー走行を4番手で終え、現状ではポールポジションを争える状態ではないとの厳しい見方を示した。

    モンツァで行われた金曜日の走行で、ノリスはトップから0.384秒差。メルセデスのジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリ、フェラーリのシャルル・ルクレールに続く4番手となった。

    ハンガリーGPとオランダGPで2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾ったマクラーレンだが、ロードラッグ仕様が求められるモンツァでは苦戦を強いられている。

    予想とは異なるコーナーで苦戦
    初日の2セッションを振り返ったノリスは、MCL40のペース不足を率直に認めた。

    「そんなに良くなかった。とにかくペースの面で、いつも以上にかなり苦戦している」

    「正直に言うと、僕たちが速いと思っていたコーナーでは遅くて、逆に苦戦すると思っていたコーナーではそれほど悪くない。でも、それでもまだ足りていない。今のところ、あまりいい状態ではない」

    「一晩で何ができるか見てみるけど、これまでより厳しくなるのは間違いないと思う」

    マクラーレンは高いダウンフォースが要求されるハンガロリンクとザントフォールトで強さを発揮し、ノリスは両レースでポールポジションから優勝。しかし、長いストレートと低ダウンフォース特性を持つモンツァは、その2コースとは大きく性格が異なる。

    「ポール争いにはまったく加われていない」
    セットアップ変更によって土曜日にどこまで改善できるかと問われたノリスは、予選での巻き返しについても慎重な姿勢を崩さなかった。

    「分からない。トップでは多くのドライバーが接近しているし、その後ろもそれほど離れていない。だから、彼らが僕たちを驚かせることだって十分にあり得る」

    「分からないけど、少なくとも今はポール争いにまったく加われているとは感じていない。僕たちはまず、きちんとした結果を残すことに集中する必要がある。それだけだ」

    ノリスが警戒するように、初日の上位勢は僅差となっており、マクラーレンにとっては後方からの追い上げにも注意が必要な状況となっている。

    ランド・ノリス(マクラーレン) イタリアグランプリ

    マクラーレン技術陣も「ポール争いは厳しい」
    マクラーレンのアプライド・エンジニアリング担当テクニカルディレクター、ニール・ホールディも、FP2終了後にノリスと同様の見解を示した。

    予選では「もう少し近づけるのは間違いない」としながらも、ポールポジションを争うことについては「今週末は間違いなく厳しい」と認めている。

    それでも、金曜日には明確な収穫もあった。マクラーレンはMCL40に複数の新パーツを投入し、その中にはチームが「Hウイング」と呼ぶ回転式リアウイングも含まれていた。

    新型「Hウイング」は狙い通りに機能
    ホールディは、注目を集めるHウイングについて、初日の走行では期待通りの結果が得られたと説明した。

    「Hウイングは我々が意図した通りに機能した。ここでは空力的にも良さそうだし、メカニカル面でも非常に満足している」

    「もう少し検査する必要はあるが、週末の残りでも引き続き使用できると考えている。それによってパフォーマンスも向上するはずだ」

    一方、トップから約0.4秒というギャップについては、まだ埋めるべき差があることも認めた。

    「全体として4分の4秒差というのは、少し取り戻す必要がある。高速コーナーと低速コーナーのバランスについては良いところにいると思う」

    「まだ取り組まなければならないのは、エネルギーをどう最大限に活用するかだ。ここでは常に難しい課題になる。もう少し回生を増やし、もう少しデプロイメントを改善することで、ラップタイムを縮める余地はまだあると思う。ドライバー側からも少しある」

    「タイムシートでもう少し上、つまりトップにもう少し近い位置にいられれば良かった。ただ、我々は大きく離されているわけではない。明日に向けてマシンからもう少しパフォーマンスを引き出せると確信している」

    マクラーレンにとって初日は期待通りのスタートとはならなかったものの、新型Hウイングは予定通りに機能した。ノリスが否定したポール争いに食い込むには、エネルギーマネジメントを含め、予選までに約0.4秒のギャップをどこまで縮められるかが焦点となる。

  • ルイス・ハミルトン F1イタリアGP初日に手応え「モンツァでポールは究極の夢」

    ルイス・ハミルトン F1イタリアGP初日に手応え「モンツァでポールは究極の夢」

    ルイス・ハミルトンは、2026年F1イタリアGP初日の走行を終え、フェラーリで初となるポールポジションをモンツァで獲得することは「究極の夢」だと語った。一方で、金曜の走行ではメルセデスに対するストレートスピードの不足が浮き彫りになり、予選に向けて改善が必要だと認めている。

    フェラーリはホームレースに向けてアップグレード版パワーユニットを投入。

    FP1ではシャルル・ルクレールがトップ、ハミルトンが2番手と1-2を飾ったが、FP2ではジョージ・ラッセルが最速タイムを記録し、ルクレールは2番手、ハミルトンは約0.5秒差の5番手となった。

    FP2では「ストレートだけでラッセルに0.6秒」
    FP2を終えたハミルトンは、フェラーリの最大の課題としてストレートスピードを挙げた。

    「ストレートスピードの差はかなり大きい。さっきデルタを見ていたんだけど、ストレートだけでジョージに0.6秒くらい失っていた。それは調べる必要がある」

    モンツァは長い全開区間が続くため、最高速とエネルギーの使い方がラップタイムを大きく左右する。ハミルトンはマシンバランスにも苦戦したと説明した。

    「それとバランスだね。マシンから1周のタイムを引き出すのが本当に難しかった。なぜかFP2ではすごく運転しづらかった。いくつか変更を加えたけど、あそこまで悪くなるはずではなかったと思う。元に戻す可能性もあるけど、もっといいフィーリングを得られるか確認してみる」

    ただし、ストレートでの差が単純にパワーユニットの性能だけによるものなのかについては慎重な見方を示した。

    「そこを調べないといけない。それが原因なのか、それともデプロイメントなのか。エンジン自体は改善しているし、ファクトリーのみんなが取り組んでくれたことには本当に感謝している」

    「でも僕たちのデプロイメントのやり方はライバルとは違う。それに、彼らはストレートでドラッグが少ないようにも見える。だから今夜、そこは間違いなく調べる必要がある」

    新パワーユニットには好感触
    フェラーリは今回、ADUO(追加開発・アップグレード機会)を利用してアップグレード版パワーユニットを投入した。ストレートでメルセデスとの差を感じたハミルトンだが、新仕様そのものについては前進を実感している。

    「低速ではエンジンはすごく扱いやすい。ここには低速コーナーが数カ所しかないけど、そこは問題になっていない。みんなが本当にいい仕事をしてくれた」

    フェラーリF1代表のフレデリック・バスールも、ストレートでのパフォーマンスはエンジンだけで決まるものではないと強調した。

    「ストレートでのパフォーマンスには、ドラッグ、マシン重量、その他すべてが関係していることを念頭に置かなければならない。エンジンだけの問題ではない」

    「確実に一歩前進している。理由もなくPU2を投入したわけではない。ただ、メルセデスとの間にはまだそれなりの差があると思う」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ロングランではスリップストリーム不足も影響
    一方、ハミルトンはFP2でのタイム差について、自身がモンツァの長いストレートで十分なスリップストリームを得られなかったことも影響したと分析している。

    「ロングランは悪くなかった。ただ、少しペースが足りなかった。かなりの部分がストレートスピードによるもので、トウなんかも大きく関係している。僕はかなり単独で走っていたからね」

    「でもメルセデスはいつものようにストレートですごく速い。だから今夜やるべきことがある。そこを改善できるか、そしてバランスをもう少し良くできるか確認したい」

    予選ではスリップストリームの使い方が重要になると考えており、「ここではトウがすべてだから、おそらくトウを狙うことになる」と語った。

    「モンツァでポールは究極の夢」
    ハミルトンは2026年にフェラーリでF1初優勝を飾っているが、赤いレーシングスーツをまとってからポールポジションはまだ獲得していない。ティフォシが埋め尽くすモンツァでそれを実現できれば、特別な瞬間になる。

    「それが夢だよ。究極の夢だ。実現できるかどうか、それが本当に大きな問題だけどね」

    「今夜かなり作業をしなければならない。どこか間違っているところがないか、改善できる場所がないかを見つける必要がある」

    「改善できるところはたくさんある。でも言ったように、このコースでは適切なタイミングで適切な場所にいることも大きな助けになる」

    ライバル勢の速さについても警戒を隠さない。

    「かなり接戦になると思う。本当に僅差だ。僕たちはマクラーレンとメルセデスを相手にしていて、どちらもすごく競争力が高そうだ」

    「メルセデスは毎週末、本当に速い。間違いなく厳しい戦いになるけど、今夜しっかり取り組んで、何かを引き出せるか確認しないといけない」

    FP1ではフェラーリが1-2とホームの観客を沸かせた一方、FP2ではメルセデスのストレートスピードが際立った。ハミルトンにとって、予選までにマシンバランスとストレートでのタイムロスをどこまで改善できるかが、フェラーリで初のポール、そして「究極の夢」を実現するための鍵となる。

  • 角田裕毅 F1イタリアGP前に200人の晩餐会参加「一人で走っているわけではない」

    角田裕毅 F1イタリアGP前に200人の晩餐会参加「一人で走っているわけではない」

    2026年F1イタリアGPを前に、レーシングブルズの角田裕毅が、モンツァで開催されたバリラとF1による特別イベント「La Tavolata(ラ・タヴォラータ)」に参加した。F1パドックを支える200人以上が約100メートルの巨大テーブルを囲み、レースを成り立たせる「チームワーク」を祝った。

    角田裕毅は自身のレースエンジニアであるアレクサンドル・イリオプロスとともに出席。

    「F1では決して一人で走っているわけではありません」と語り、普段のレースウイークではなかなか持てない交流の時間が、チーム内の信頼関係を築くうえで特別なものだったと振り返った。

    角田裕毅 レースエンジニアと「La Tavolata」に参加
    イタリアGP開幕を翌日に控えた木曜夜、バリラとF1はモンツァで「La Tavolata」を開催した。F1のパドックに関わるさまざまな職種の人々が、一つのテーブルを囲む初の試みとして企画されたイベントだ。

    レーシングブルズからは角田裕毅、レースエンジニアのアレクサンドル・イリオプロスをはじめ、チームメンバーが参加した。

    会場にはドライバーやチーム代表だけでなく、メカニック、エンジニア、ストラテジスト、セーフティカーおよびメディカルカーのドライバー、パーソナルトレーナー、タイヤ技術者など、F1のレースウイークを支える200人以上が集まった。

    中心に設けられたのは、全長約100メートルに及ぶ巨大なテーブル。料理はミシュラン三つ星シェフのマッシモ・ボットゥーラが監修し、F1パドッククラブのオフィシャルサプライヤーであるDO&COとの協力により、バリラのパスタを中心としたメニューが提供された。

    角田裕毅(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    角田裕毅「すべての中心にあるのはチームワーク」
    角田裕毅は、サーキットで結果を出すためにはドライバーだけでなく、多くのスタッフの力が不可欠だと強調した。

    「今夜、バリラのLa Tavolataに参加できて本当にうれしかったです。F1では決して一人で走っているわけではありません。今夜は、コース上でもコース外でも勝つために、どれだけ多くの人たちが必要なのかを示してくれました」

    「僕たちがやっていることすべての中心にあるのはチームワークですし、こういう時間の中で人間関係や信頼を築いていくものだと思います。レースウイーク中には、こういうことができる機会はほとんどないので、今回は本当に特別でした」

    レーシングブルズにとっても、ドライバーとチームの結びつきは活動の根幹にある。1周ごと、1セッションごとの積み重ねだけでなく、緊張感から離れた時間も信頼関係を築く重要な機会になるという考えだ。

    角田裕毅(イタリアグランプリ)

    元F1ドライバーのパオロ・バリラ「成功の裏には必ずチームがいる」
    バリラ・グループ副会長で、自身もF1ドライバーとしてレースを戦った経験を持つパオロ・バリラも、時代が変わってもチームワークの重要性は変わらないと語った。

    「私がF1でレースをしていたとき、すぐに学んだことがあります。すべてのラップ、すべての決断、そしてすべての結果は、自分の周囲にいる人々にも左右されるということです」

    「現在のマシンやテクノロジーは当時とは大きく異なりますが、その原則は変わっていません。あらゆるパフォーマンスの背後にはチームが存在し、その信頼、専門知識、献身が成功を可能にしています」

    「La Tavolataは、そうした人々と、彼らが毎回のレースウイークで果たしている役割を称えるものです。テーブルを囲んで共有した時間は、競争のアドレナリンの中に友情と喜びを加えてくれました」

    モンツァで「勝利は一人では生まれない」を形に
    F1ではドライバーが最も目立つ存在となる一方、1台のマシンを走らせるまでには設計、セットアップ、戦略、タイヤ、フィジカル面など多くの専門スタッフが関わっている。La Tavolataは、その普段は表舞台に立つことの少ない人々も含め、パドック全体を一つのチームとして捉えるイベントとなった。

    特に角田裕毅がレースエンジニアのイリオプロスと参加したことは、そのテーマを象徴している。無線を通じてドライバーと直接コミュニケーションを取り、マシンの状態や戦略を共有するレースエンジニアは、レースウイークにおける最も重要なパートナーの一人だ。

    高速のモンツァで始まるF1イタリアGP。その競争を前に、角田裕毅とレーシングブルズは、コース上の結果を支える「人」と「信頼」にあらためて焦点を当てる時間を過ごした。

  • マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP初日「まだトップとの差は大きい」

    マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP初日「まだトップとの差は大きい」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1イタリアGP初日のフリー走行2回目(FP2)を9番手で終え、レッドブル・レーシングのマシンバランスを整えるのに苦戦したと明かした。それでも、土曜日に向けたセットアップ変更によってトップ勢との差を縮められることを期待している。

    フェルスタッペンはFP1でRB22のステアリングを岩佐歩夢に譲ったため、この日自身が走行したのは60分間のFP2のみ。

    限られた走行時間のなかでマシンへの適応を進めたが、トップ3チームだけでなく、アービッド・リンドブラッドやオリバー・ベアマンにも先行を許す9番手にとどまった。

    FP2のみの走行でマシンバランスに苦戦
    レッドブル・レーシングはモンツァでもトップ3チームから明確な差をつけられており、フェルスタッペンも現状ではそのギャップが大きいことを認めている。一方、スリップストリームの効果が大きいモンツァでは展開次第でチャンスが生まれる可能性もある。

    「今日はマシンのバランスをうまく合わせるのが難しかった。明日に向けてもう少しラップタイムを見つけるために、ここは取り組む必要がある」

    「まだトップランナーとの差は大きいけど、予選では1周のラップで少しでもその差を縮められればと思っている」

    決勝については、予選以上にトップ勢へ接近できる可能性があると考えている。ただし、ロングランでの勢力図については、現時点では判断が難しいとした。

    「レースではさらに近づければいいし、ロングランでももう少しすべてがうまくまとまってくれればと思っている。ただ、そこは予測するのが少し難しい」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    夜間のセットアップ変更で改善を狙う
    フェルスタッペンとレッドブル・レーシングは、金曜日のデータを分析し、土曜日に向けてRB22のセットアップを見直す。特に課題となっているのは、コーナーでのバランスを狙った状態に近づけることだ。

    「今夜、マシンに対して何ができるのかを確認して、ポジティブな変更ができるかを見ていく。コーナーで本来求めているバランスをうまくまとめたい」

    また、自身がFP1を走れなかったことについて不満を示すことはなく、代わりに走行した岩佐歩夢にとって良い機会になったと語った。

    「もちろん、今日は僕にとってFP2だけだったけど、歩夢がドライブするチャンスを得られたのはよかった」

    フェルスタッペンにとって、FP1を欠場したことで通常より限られたデータからセットアップを仕上げなければならない週末となった。現状ではトップ勢との差を認めざるを得ないが、金曜夜の作業でRB22のコーナーバランスを改善し、予選では1周の速さ、決勝ではロングランでその差を縮めることを目指す。

  • ルーベンス・バリチェロ 元F1ドライバーが54歳でFIA世界カート選手権に復帰

    ルーベンス・バリチェロ 元F1ドライバーが54歳でFIA世界カート選手権に復帰

    元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが、54歳でFIA世界カート選手権の舞台に復帰する。世界選手権への参戦は2016年以来、約10年ぶりとなる。

    その前にはF1イタリアGPが開催されるモンツァで、かつてのチームメイトであるミハエル・シューマッハへのトリビュート企画に参加。フェラーリF2002をドライブする予定で、バリチェロにとって思い出深いマシンと再会することになる。

    54歳でFIA世界カート選手権に参戦
    ルーベンス・バリチェロは9月18日から20日にル・マンで開催されるFIA Karting世界選手権のKZ2 Mastersに出場する。

    バリチェロがFIA世界カート選手権に参戦するのは2016年以来。当時は2011年末にF1キャリアを終えた後も、さまざまなカテゴリーで現役活動を続けていた。

    今回のル・マン戦は、バリチェロ自身のプロジェクト「Barrichello Kart by Birel ART」にとっても重要な一戦となる。FIAのギアボックス付きカテゴリーに同プロジェクトが初めて参戦するためだ。

    KZ2 Mastersは、経験豊富なドライバーを対象とした国際カート界の主要カテゴリーのひとつ。今回の世界選手権参戦によって、バリチェロの名を冠したプロジェクトも新たな段階へ踏み出す。

    バリチェロはすでにル・マンで開催された準備レースにも出場しており、コースやマシンへの適応を進めている。

    そのレースではグループ予選3番手を記録し、予選ヒートでも複数回トップ5に入った。決勝では10番手前後で争うなど、世界選手権を前に一定の手応えを得ている。

    この実戦参加を通じて、バリチェロ自身がル・マンの要求に慣れるだけでなく、Barrichello Kart by Birel ARTの競争力を確認する機会にもなった。

    ルーベンス・バリチェロ F1 イタリアグランプリ

    モンツァではシューマッハのF2002をドライブ
    カートの世界選手権に向かう前に、バリチェロはF1イタリアGPが開催されるモンツァでも大きな注目を集める。

    フェラーリがミハエル・シューマッハを称えるために行うトリビュート企画の一環として、バリチェロは土曜日にシューマッハがドライブしたフェラーリF2002のステアリングを握る。

    F2002はF1史上でも特に象徴的なフェラーリの1台だ。シューマッハはこのマシンとともに2002年のF1ワールドチャンピオンに輝き、フェラーリは圧倒的な強さでシーズンを支配した。

    当時シューマッハのチームメイトだったバリチェロもフェラーリの成功に大きく貢献。2002年にはドライバーズランキング2位となり、フェラーリの黄金時代を支えた。

    今回のモンツァでは、そのキャリアを代表する時代と深く結びついたF2002を再びドライブすることになる。

    かつてガレージを共有したシューマッハへのトリビュート、そして約10年ぶりとなるFIA世界カート選手権への復帰。54歳となったバリチェロにとって、9月は自身のモータースポーツ人生を象徴する2つの舞台に立つ特別な期間となりそうだ。

  • フェルナンド・アロンソ F1イタリアGP初日「エンジン 振動 トップスピードがない」

    フェルナンド・アロンソ F1イタリアGP初日「エンジン 振動 トップスピードがない」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1第13戦イタリアGP初日の走行で苦戦を強いられた。FP2では電気系トラブルによって走行開始が遅れ、コースに出てからもストレートでのトップスピード不足や振動に不満を訴え、19番手に終わった。

    パワーユニット性能の重要性が高いモンツァは、アストンマーティン・ホンダにとって厳しい週末になることが事前から予想されていた。実際に金曜日はその弱点が表面化し、アロンソはFP1で21番手、FP2でもトップから2.468秒差の19番手と下位に沈んだ。

    電気系トラブルでFP2のスタートに出遅れ
    アロンソのFP2は、走り始める前から予定通りには進まなかった。マシンに電気系の問題が発生し、セッション序盤をガレージで過ごすことになった。

    チームは問題を解決してアロンソをコースへ送り出したものの、失った走行時間は大きく、他のドライバーより少ない周回数でセットアップやタイヤの確認を進めなければならなかった。

    FP1でもアロンソはコースを外れ、グラベルに片側のタイヤを落とす場面があり、アタックラップのひとつを失っていた。初日はセッションを通じて十分なリズムを築くことが難しい展開となった。

    「エンジン ストレート 振動 トップスピードがない」
    FP2でようやく走行を開始したアロンソだったが、今度はモンツァの長いストレートでマシンの弱点に直面した。

    チームから無線でマシンの感触を尋ねられると、アロンソは問題点を端的に並べた。

    「エンジン、ストレート、振動。トップスピードがない」

    高速区間がラップの大部分を占めるモンツァでは、ストレートスピードの不足がそのままラップタイムに影響する。アロンソの無線からも、コーナーだけではなく直線区間でタイムを失っていることへのフラストレーションがうかがえた。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    モンツァでアストンマーティン・ホンダの弱点が表面化
    アストンマーティンはハンガリーGPでアップデートを投入して以降、以前より競争力を高めてきた。しかし、長いストレートを持つモンツァは、その改善だけでは補いきれない弱点が出やすいサーキットと事前から警戒されていた。

    実際、アロンソはFP2で1分25秒027。トップのジョージ・ラッセルが記録した1分22秒559から2.468秒遅れの19番手となった。

    チームメイトのランス・ストロールもドライバビリティとパワーを課題として挙げており、モンツァ初日の結果はアストンマーティン・ホンダが高速サーキットで依然として厳しい状況にあることを示すものとなった。

    土曜日に向けて限られた時間で改善へ
    アロンソにとっては、単純なパフォーマンス不足だけでなく、FP2序盤の電気系トラブルによって十分な走行時間を確保できなかったことも痛手となった。

    金曜日に予定していたプログラムを完全には消化できなかったなか、土曜日のFP3では予選に向けたセットアップを詰めると同時に、ストレートスピードや振動といった問題を可能な限り改善する必要がある。

    ハンガリー以降に上向いていたアストンマーティン・ホンダだが、モンツァでは再び厳しい現実に直面した。アロンソが無線で挙げた「エンジン」「ストレート」「振動」「トップスピード」という課題をどこまで解消できるかが、予選に向けた大きな焦点となる。

  • ランス・ストロール F1イタリアGP初日最下位「ドライバビリティとパワーに課題」

    ランス・ストロール F1イタリアGP初日最下位「ドライバビリティとパワーに課題」

    ランス・ストロールは、2026年F1第13戦イタリアGP初日の走行を終え、アストンマーティン・ホンダがドライバビリティとパワーの両面で改善を必要としていると認めた。FP1は20番手、FP2では22番手に終わり、「現実的に厳しい週末になる」と覚悟を示した。

    ストロールはFP1で1分26秒066を記録して20番手。FP2では1分25秒253までタイムを縮めたものの、トップのジョージ・ラッセルから2.694秒差の22番手となり、初日の最後尾でセッションを終えた。

    「ほぼ予想していた通り」
    モンツァ初日の結果について、ストロールは厳しい状況が想定外だったわけではないと振り返った。

    「今日はほぼ予想していた通りだった。まだ改善しなければならない部分がたくさんある。特にドライバビリティとパワーだ」

    長いストレートを特徴とするモンツァでは、マシンの効率やパワーユニットの性能がラップタイムに大きく影響する。ストロールは初日の走行を終え、現在のパッケージが望んでいるレベルにはまだ達していないとの認識を示した。

    「マシンはまだ僕たちが望んでいるところにはない。だから、まだやるべきことがある」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    FP2は22番手「厳しい週末になる」
    FP1から約0.8秒タイムを縮めたストロールだったが、FP2では順位を22番手まで落とした。トップとのタイム差だけでなく、中団勢との間にも差があり、土曜日に向けてパフォーマンスを引き上げる必要がある。

    ストロール自身も現状を楽観視しておらず、予選と決勝を含めて厳しい週末になるとの見通しを示した。

    「現実的に考えれば、僕たちにとって厳しい週末になる。でも、作業を続けて、何ができるか見ていく」

    それでも金曜日は大きなトラブルなく周回を重ね、マシンの改善に向けたデータを収集した。初日の結果を踏まえ、夜間にセットアップを見直して土曜日のFP3と予選に備えることになる。

    「改善し続けるだけ」
    セッション後のインタビューで、この世代のF1マシンで初めてモンツァを走った感触を聞かれたストロールは、「悪くなかった」と簡潔に回答した。

    さらに、残りの週末への期待を問われても多くを語ることはなく、やるべきことは明確だとした。

    「改善できるように取り組み続けるだけだ」

    ストロールにとってイタリアGP初日は、ドライバビリティとパワーという課題が改めて浮き彫りになる一日となった。FP2では22番手に沈んだだけに、金曜日に収集したデータを生かし、土曜日までにどこまでマシンを改善できるかが焦点となる。

  • 岩佐歩夢 F1イタリアGPのFP1で17番手「RB22には改善できる余地がある」

    岩佐歩夢 F1イタリアGPのFP1で17番手「RB22には改善できる余地がある」

    岩佐歩夢は、2026年F1イタリアGPのフリー走行1回目(FP1)にレッドブル・レーシングから出走し、17番手でセッションを終えた。マックス・フェルスタッペンに代わってRB22をドライブし、空力データ収集からパフォーマンスランまで幅広いプログラムを担当した。

    モンツァ特有のエネルギーマネジメントにも取り組んだ岩佐歩夢は、チームにとって重要なデータを収集できたと手応えを口にした。

    テクニカルディレクターのピエール・ワシェも「今回も素晴らしい仕事をしてくれた」と評価し、セットアップ面でもフェルスタッペンにつながる有益なフィードバックをもたらしたと称賛した。

    岩佐歩夢 レッドブルRB22でモンツァFP1を走行
    岩佐歩夢はFP1で1分24秒873を記録して17番手。セッション序盤にはマシンにエアロレーキを装着し、空力データの収集を担当した。その後はよりパフォーマンスを重視した走行へ移行した。

    「うまくいったセッションだったと思います。今シーズン序盤にバルセロナで走ったセッションとかなり似たランプランで、セッションの最初にはマシンにレーキを装着していました」

    「パフォーマンスを重視した走行に切り替える前に、多くの空力データを収集できました。それは良かったですし、週末の残りに向けて貴重な情報を得られたと思います」

    岩佐歩夢にとって、モンツァでF1マシンを走らせること自体も貴重な経験となった。

    「F1マシンでFP1を走ることは、ドライバーにとって常に非常に大きな経験になります。こうしたセッションを走る機会を得るたびに、いつも何かを学んでいますし、すべてのセッションが重要です。特にここでは、新しいレギュレーションのマシンということもあります」

    モンツァ特有のエネルギーマネジメントもテスト
    走行後のインタビューで岩佐歩夢は、モンツァでのFP1について「F1マシンでここモンツァを走れるのは、いつでも素晴らしい瞬間です」と振り返った。

    「いい経験になりました。今回はかなり違った経験でした。特にこのサーキット自体がエネルギーマネジメントの面でかなり難しいからです」

    2026年型F1マシンでは、長いストレートを持つモンツァで電気エネルギーをどのように使用し、回生するかが大きなポイントとなる。岩佐歩夢も空力テスト終了後、その領域を含めたテストに取り組んだ。

    「セッションの最初には空力テストがありました。チームとしてかなり重要な作業でした。その後はパフォーマンスランを行って、エネルギー関連についてもいくつかテストしました」

    「でも、セッション全体としてはかなりうまくいったと思います」

    「改善できる余地は確実にある」RB22の感触を説明
    レーシングブルズのマシンが比較的扱いやすいオールラウンダーである一方、レッドブルのRB22はピークの性能が高いものの、その領域を引き出すことが難しいマシンなのではないかと問われた岩佐歩夢は、現時点で結論を出すのは難しいとした。

    「この段階で判断するのは難しいです。まだFP3と予選がありますから。ただ、確実に改善できる余地はあるように思います」

    岩佐歩夢自身もコクピットから、エネルギーマネジメントだけではなく、マシンそのものにも改善の余地を感じ取っていたという。

    「ドライバーとしてマシンに乗っていても、マシンの挙動やパフォーマンスそのものについて改善できる部分があると感じました」

    「ですから、エネルギーマネジメントだけではありません。すべてをうまくまとめる必要があると思います。でも、ドライバーとして自分がマシンの中でいい仕事をできて、チームにも十分にいいフィードバックを与えられていたらと思います」

    岩佐歩夢(レッドブル・レーシング)

    F1リザーブとスーパーフォーミュラを両立
    岩佐歩夢は2026年、レッドブルのリザーブドライバーとしてF1チームに帯同する一方、日本ではスーパーフォーミュラにも参戦している。今回のFP1も、その多忙なプログラムの一環となった。

    「リザーブとして、僕は常にチームについています。レースウイークにはいつもシミュレーターで作業しています」

    「もちろんFP1を走るときにはチームと一緒にいて、できる限り自分の仕事をします。でも同時に、日本ではスーパーフォーミュラもあります。なので、自分にできることをすべてやっています」

    ピエール・ワシェ「岩佐は今回も素晴らしい仕事をした」
    レッドブルのテクニカルディレクターを務めるピエール・ワシェも、岩佐歩夢のFP1での仕事を高く評価した。単に周回を重ねただけではなく、空力テストをこなしながら午後にマシンへ戻るフェルスタッペンのセットアップにつながる情報を提供したことを強調している。

    「午前中はマックスに代わって岩佐に走ってもらったが、今回も素晴らしい仕事をしてくれた。空力テストで収集しなければならないデータが多く、こなすべきことがたくさんあった。その後はマックスに向けてセットアップの方向性も示そうとしてくれた」

    「その点でもいい仕事をしてくれたし、我々は彼を頼りにできることを分かっている」

    岩佐歩夢が収集したデータを引き継いだフェルスタッペンはFP2で9番手。レッドブルはマシンバランスに課題を抱えており、予選に向けて夜間のセットアップ作業を進めることになる。そのなかで、岩佐歩夢がFP1で積み上げた空力データとフィードバックも、RB22を改善するための重要な材料となりそうだ。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1の速さに驚かず「開発がすべて機能している」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1の速さに驚かず「開発がすべて機能している」

    リアム・ローソンは、2026年F1第13戦イタリアGP初日の走行を終え、レッドブルでFP1を4番手、FP2を12番手で終えた。FP2ではショートランよりも決勝を見据えたロングランを重視しており、順位以上に多くのデータを得られた「生産的な一日」だったと振り返った。

    アイザック・ハジャーの負傷に伴いレッドブルをドライブするローソンは、FP1で1分23秒433を記録して4番手。

    FP2では1分23秒660で12番手だったものの、セッションの大部分をロングランに費やし、ソフトとハードの両方で決勝に向けた確認を進めた。

    FP1は4番手「生産的な一日だった」
    ローソンはFP1でソフトタイヤを2セット使用し、上位勢に割って入る4番手でセッションを終えた。午後のFP2ではプログラムを大きく変え、決勝を意識した走行に重点を置いた。

    「悪くなかった。生産的な一日だったと思う」

    「FP2ではほとんどの時間をロングランに使った。最初にショートランをして感触は悪くなかったし、その後はソフトとハードで2回のロングランを行った。僕にとってはいい学習になった」

    ローソンはFP2で35周を走行。レッドブルの公式コメントでも「今日はロングラン、特にFP2にかなり集中していた」と説明しており、ショートランを十分に行っていないことから、土曜日は予選を見据えた作業に重点を移す考えを示した。

    「今日は多くの周回を走ったけど、ショートランはそれほど多くやっていない。だから明日はそこに集中することになると思う」

    前戦の課題を踏まえ決勝ペースを確認
    ローソンがロングランを重視した背景には、前戦オランダGPでの経験もある。ザントフォールトでは予選より決勝で苦戦したことから、モンツァではレースコンディションでのマシンの挙動を重点的に確認した。

    「ザントフォールトでは予選に比べて決勝の方がかなり苦戦した。だから、そこから学べることをできるだけ学ぼうとしている」

    FP2ではマックス・フェルスタッペンもマシンバランスに苦戦。フロントウイングを変更するなど調整を続けたが9番手にとどまり、ローソンも12番手と、レッドブルにとっては予選に向けて改善が必要な初日となった。

    ローソンは特に、モンツァで上位勢が発揮しているダウンフォースレベルとの差を課題に挙げた。

    「トップ勢と比べると、ここで彼らが出しているようなダウンフォースには間違いなく僕たちは届いていない。でも、今日はいくつかいい学びがあったので、明日何ができるか確認していく」

    予選ではフェルスタッペンへのトウも選択肢
    長いストレートを持つモンツァでは、予選で他車のトウを利用することによるタイムゲインが大きい。ローソンには、フェルスタッペンにトウを与える戦略を採用する可能性についても質問が飛んだ。

    「もちろん、それは話し合うことになるし、プランを決めることになると思う」

    具体的な戦略については明言しなかったものの、レッドブルが2台の位置関係を利用した予選戦略を検討する可能性を認めた。

    リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)

    レーシングブルズの速さに「驚いていない」
    FP2では、ローソンが今季ドライブしてきたレーシングブルズも速さを見せた。アービッド・リンドブラッドが7番手、角田裕毅が10番手に入り、ローソンのレッドブルを上回った。

    直前まで乗っていたレーシングブルズがモンツァでもレッドブルと近いラップタイムを記録していることについて、ローソンは驚きではないと語った。

    「レーシングブルズが進歩していることを考えれば驚きではない。正直、僕たちは一年を通してとても強かったし、投入されてきた開発もすべてうまく機能している。だから驚いてはいない」

    さらに、将来的にレーシングブルズへ戻ることを念頭に置いた発言も飛び出した。

    「僕が戻ったときにも速いマシンだと分かっているのは、もちろん楽しみなことだ。でも、2台はドライビングという意味ではまったく違う。それなのに似たようなラップタイムを出しているのは、かなりクレイジーだ」

    FP1の4番手からFP2では12番手へ順位を落としたローソンだが、FP2はロングランを中心としたプログラムだったため、単純な順位だけでは初日の内容を判断できない。決勝に向けたデータを蓄積した一方、レッドブルにはトップ勢とのダウンフォース差という課題も残った。

    土曜日はショートランと予選パフォーマンスに重点を移す。フェルスタッペンとのトウ戦略も含め、レッドブルがモンツァでどこまで上位との差を縮められるかが焦点となる。