ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、2026年F1イタリアGPでパワーユニット(PU)コンポーネントを交換したことにより、合計20グリッド降格ペナルティを受けることになった。これにより、日曜日の決勝は最後尾からスタートする。
モンツァではすでにメルセデスのキミ・アントネッリがPU交換による大幅なグリッド降格を受けることが決まっており、現時点でアルボンとアントネッリが最後列を分け合う見通しとなっている。
アルボンに20グリッド降格ペナルティ
アレクサンダー・アルボンのFW48には、F1イタリアGPの週末に今季5基目となる内燃エンジン(ICE)と4基目のコントロールエレクトロニクス(PU-CE)が投入された。
いずれもシーズン中に使用できる規定数を超えたため、それぞれ10グリッド降格の対象となり、合計で20グリッド降格となった。
F1のレギュレーションでは、PUの各エレメントについて年間使用上限を初めて超えた場合、10グリッド降格ペナルティが科される。その後、同じエレメントについてさらに規定数を超えた場合は5グリッド降格となり、同一イベントで複数のペナルティが発生した場合は累積される。
また、ひとつのグランプリで15グリッドを超える降格ペナルティを受けたドライバーは、予選順位にかかわらず決勝をグリッド後方からスタートすることになる。
今回のアルボンは合計20グリッド降格となるため、予選でどの順位を獲得してもF1イタリアGP決勝では最後尾グループからスタートする。

アントネッリは名目上30グリッド降格
モンツァでPU交換によるペナルティを受けるのはアルボンだけではない。メルセデスのキミ・アントネッリも、母国F1イタリアGPをグリッド後方から戦うことが決まっている。
アントネッリのマシンには今季5基目のICE、4基目のPU-CE、さらに4基目のエナジーストア(ES)が投入された。これによって名目上は合計30グリッドの降格ペナルティとなる。
アルボンが20グリッド、アントネッリが30グリッドの降格となるため、日曜日の決勝までに他のドライバーに追加のグリッドペナルティが科されなければ、2人がモンツァの最後列を形成することになる。
高速コースのモンツァはオーバーテイクのチャンスが比較的多いとはいえ、後方からのスタートは大きなハンデとなる。アルボンにとっては、決勝でポイント圏まで挽回するために厳しい戦いが待ち受けることになった。
