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  • 2009年のF1フランスGPは中止か

    2009年のF1フランスGPは中止か

    2009年、フランスGPがF1カレンダーから消滅する可能性が高まった。フランス自動車連盟(FFSA)が、2009年フランスGPの開催支援を打ち切ることを明らかにした。

    FFSAは、来年の6月に予定されているマニクールでのレースが、「経済状況に関連した理由により」キャンセルされたとの声明を発表した。

    FFSAは今週、マニクールに代わって主催者となる可能性のある候補者と面会。その場には、バーニー・エクレストンも参加し、首都パリ近郊での開催に意欲をみせた。

    マニクールは今年、大々的な改修計画を発表していたが、F1の最高権威であるエクレストンは、以前から人里離れたマニクールを気に入っていないことを公言している。

    FFSA会長のニコラ・デショーは、既にカレンダーからの消滅が発表されたカナダGPと同様に、フランスGPが2009年カレンダーへ復帰することは非現実的であると説明している。

    「もし、FFSAに変わるプロモーターが現れなければ、フランスGPは2009年のFIA国際カレンダーに掲載されないだろう」

  • ブリヂストン、F1中国GPへの展望を語る

    ブリヂストン、F1中国GPへの展望を語る

    ブリヂストンの浜島裕英が、F1中国GPが開催される上海国際サーキットの特徴をタイヤサプライヤーの観点から展望を語った。ブリヂストンは、タイヤへの負担が厳しい中国GPに、最も硬いハードとミディアムの組み合わせを持ち込む。

    浜島裕英 (ブリヂストン)
    上海インターナショナル・サーキットはタイヤにとって非常に厳しいコースです。そのため我々はコンパウンドの中で最も硬い2種類を用意しています。横からの力が非常に大きく、特に大きく回り込んだターン2とバンクのあるターン13で、左フロントタイヤにグレイニングが発生すると予想しています。ここではリアタイヤにもグレイニングが発生する可能性があります。

    このサーキットは2本の長いストレートを擁する上に、大部分が曲がりくねったテクニカルなレイアウトになっているため、中程度のダウンフォース・セットアップを採用することになります。チームとドライバーにとっては、タイヤを最高の形で使用できるよう、適正なセットアップを見つけることが大きな課題になるでしょう。

  • アロンソの冷静な走りが光ったF1日本GP

    アロンソの冷静な走りが光ったF1日本GP

    フェルナンド・アロンソが、シンガポールに続き今季2勝目を挙げたF1日本GP。2度の世界チャンピオンであるアロンソの冷静なレース展開が際立ったレースだった。

    レースは、チャンピオンシップを争う2人が揃ってペナルティを受けるという荒れた展開。

    そんな状況の中、卓越したレース運びで優勝を手にしたのがフェルナンド・アロンソだ。

    4番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、オープニングラップの混乱を運よく避けて2番手に浮上。1回目のピットストップを短めにして、ロバート・クビサの前に出る戦略をとったアロンソは、第2スティントで驚異的な走りを披露。勝負所となるこのスティントでコンスタントに19秒台前半のタイムを刻み、1周ごとにコンマ3秒以上クビサを引き離す。2回目のピットストップ前にはその差を13秒にまで広げ、アロンソより長いスティントをとるクビサの前に悠々と出ることに成功した。

    ルノーのマシンの改善ぶりも称賛にあたる。クビサ、ライコネンがアロンソより前にピットストップしたところを見ると、マッサのミスはあったものの(といってもマッサはアロンソと同一周回でピットイン)、アロンソの予選4位は実力で勝ち取ったものといえる。レースペースでもコンスタントに19秒台を記録していたのは2台のルノーマシンだけだったし、ピットストップ後の重い状態でペースが激しく落ちなかったのもルノーだった。結果、ネルソン・ピケJr.もトヨタのヤルノ・トゥルーリを抑えて、4位でフィニッシュ。シンガポール以降、最も前進したチームと言えるだろう。

    逆に疑問符がついたのが、タイトル争いを繰り広げる、ルイス・ハミルトンとフェリペ・マッサのレースだ。

    チャンピオンに王手をかけているルイス・ハミルトンは、1コーナーで無理に突っ込む必要があったのだろうか?ライバルであるフェラーリをコース外に弾いただけでなく、チームメイトのヘイキ・コバライネンをコース外に追いやり、結果、オープニングラップで順位を落とすとともに、ドライブスルーペナルティを科せられた。

    チャンピオンを争うものとして、リタイアとペナルティは最も避けなければいけない。7ポイント差で首位に立っていることを考えれば、1レースでマッサに2ポイント以上離されなければ、タイトルを手に出来るのである。ハミルトンは昨年のブラジルGPでそれを体験しているはずである。スタートを失敗した焦りがあったかもしれないが、実際にマッサは5番グリッドからのスタートで後ろにいた。マッサもペナルティを科せられたことにより、“結果的に”2ポイントの損失に済んだが、もっと大きな損失になっていた可能性はある。

    マッサとの接触も、接近を察して内側にもう少しラインを空けていれば避けられたかもしれない。今シーズンは、他をラインに押し出すような強引な走りが目立つハミルトン。自業自得と言われても仕方がないのではないだろうか。

    そして、フェリペ・マッサ。予選を失敗し、レースでもシケインでハミルトンと衝突し、ペナルティを受けた訳だが、あそこで接触を抑えていれば5番手あたりでフィニッシュできた可能性があった。その後も、セバスチャン・ブルデーと接触するなど危なっかしいレースをみせた。

    2度の世界チャンピオンに輝いたアロンソは、当時“保守的”と言われながらも最終戦を見据えたレースを冷静に実行しタイトルを獲った。無理に勝利を追わない姿勢に賛否はあったが、大きなミスを犯すことはなかった。そして、貫禄さえ感じさせる走りで今回の日本GPを制した。

    レースドライバーに勝利を追うなとは言わないが、チャンピオンに相応しいレース運び、走りというものがあると思う。誰がチャンピンに輝くかはわからないが、そんなことを考えた日本GPだった。(F1-gate.com)

  • 2008年F1日本GP 3日間の来場者数

    2008年F1日本GP 3日間の来場者数

    富士スピードウェイは、2008年F1日本GPの来場者数を発表した。

    昨年は悪天候に見舞われ、運営面で大きな課題を残した富士スピードウェイのF1日本GP。今年は比較した安定した天候の中で行われたF1日本GPだが、大会3日間の来場者数は、昨年の28万2,000人と比べて約25%減となる21万3,000人だった。

    今年は、金曜日が3万7,000人、土曜日が7万1,000人、決勝日が10万5,000人と、昨年の金曜日5万2,000人、土曜日9万人、決勝日14万人を大きく下回った。

    来年からF1日本GPは鈴鹿との隔年開催となり、2009年は鈴鹿サーキットで開催される。

    加藤裕明 富士スピードウェイ取締役社長
    「このたびの大会では、多くのお客様にご来場いただき、心より厚く御礼申し上げます。本年のF1日本グランプリを無事終えることができましたのは、お客様のご支援とご協力の賜物であると、関係者一同深く感謝いたしております。この大会が皆様の思い出の1ページとなりましたら、この上ない喜びです。ご来場いただきましたお客様、ならびにすべてのF1ファンの皆様に、改めて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。今後とも関係者一同、モータースポーツの発展に尽力する所存ですので、何卒、変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。」

  • F1第16戦日本GP決勝 (ドライバーコメント)

    F1第16戦日本GP決勝 (ドライバーコメント)

    2008 FORMULA 1 Fuji Television Japanese Grand Prix

    フェルナンド・アロンソ (1位)
    「僕たちが今日成し遂げたことがまだ信じられないよ!シンガポールでの勝利は予想外だったけど、僕たちは特別な状況から成果をあげた。今日は、僕たちはあまり適していると思われないサーキットで再び勝利を遂げた。チームは、今シーズン戦いに戻るために本当に注目に値する仕事したし、僕たちは今、3番目に強いチームだ。信じられないことだし、今日の午後はほんとにハッピーだよ」

    ロバート・クビサ (2位)
    「スタートは良かったけど、クラッチが少し滑ってしまい、ヤルノがストレートで僕をパスしていった。そのあとインサイドラインをとることに決めて、とても遅くブレーキした。実際あまりに遅く、フロントホイールをロックさせてしまった。でも、それからみんなが膨らんで、僕は多少なりともラインをキープすることができ、そのあとの2コーナーでトップに出ることができた。そのあと、引き離そうとしたけど、できなかった。僕のタイヤはグレーニングが発生し、特に最終セクターで多くのタイムを失った。出来る限りプッシュしたけど、ピットストップのあとにフェルナンド・アロンソが僕の前に出て、彼のペースに付いていくことができなかった。最終スティントの始め、タイヤのグレーニングが激しく、僕のラップタイムは遅かった。だから、キミ・ライコネンから強いプレッシャーを受けたし、僕たちは素晴らしい戦いをした。ある時点で、彼は2コーナーで僕の横に並んだけど、僕は内側にいて、後退せずに彼を後ろ留めることができた。数ラップ後、グレーニングが治まって、通常のペースで走ることができた。簡単ではないときだったが、チーム全体にとって素晴らしい結果だ。僕たちは最近少し苦戦しているし、いくつかのチームからプレッシャーを受けている。だから今回の2位は、僕たちの士気を本当に高めてくれる。今、僕たちは何も失うものがないし、全てが可能だ」

    キミ・ライコネン (3位)
    「3位という結果で、これまでの乏しい結果を終わらせることができたけど、今日は勝てる方法があったので、少しがっかりしている。スタートはうまくいったけど、2台のマクラーレンが速すぎるスピードでブレーキングゾーンへと飛び込んできて、僕のターンインを妨げ、トラックの外へと追い出された。それで大きく順位を落とし、気づいたときには中盤にいた。それに加えて、マクラーレンの1台にヒットされたことで、クルマはあまり良くなかった。ステアリングが少し軽くなっていたし、他にもダメージがあったと思う。出来るだけベストを尽くしたけど、特に第2スティントで、僕は望んでいたほど速くはなかった。2回目のピットストップの前には、クビサに接近したけど、インラップで周回遅れのロズベルグの後ろになって、ピットストップで前に出ることができなかった。そのあと何度もロバートにアタックしたけど、彼はうまくポジションを守った。一瞬、ターン3でわずかに彼の前に出ることができたけど、僕は外側にいて、彼はラインを譲らなかったので、コースオフするしかなかった。その後は少しグレイニングが出てしまい、再び追いつくことはできなかった。いずれにせよ、チームのために重要なポイントを持ち帰ることができて満足しているよ」

    ネルソン・ピケJr. (4位)
    「チームのために素晴らしい結果を出せてとても満足している。僕はスタートで少し幸運だったけど、そのあとクルマは本当に運転しやすくて、ペースがあったし、集中してプッシュし続けるだけだった。チームはシーズン終盤へ向けて本当に強くなってきているし、これが続くことを望んでいる」

    ヤルノ・トゥルーリ (5位)
    「今日の結果は嬉しいけれど、チームと、応援してくれたファンのために、もっと良い結果が欲しかった。心の底から表彰台に上りたかったけれど、5位入賞が我々にできるすべてだった。スタートからフィニッシュまで、あらゆる手を尽くしたけれど、これが精一杯だった。週末を通して我々は強かったし、レースでもクルマの調子は良かった。しかしながら、低い気温が影響してしまった。つまり、クルマが若干アンバランスになってしまったと言うことだ。頑張ってネルソンを抑えようとしたけれど、今日の彼は速かったんだ。それでも、ポイントを獲得して、ホームレースでの応援に応えることができたのは、嬉しいよ。」

    セバスチャン・ブルデー (6位)
    「スタートは大混乱だったが、運良く生き残ることができた。マッサとのアクシデント?ピットからぼくが出てきたところに彼が回り込んで来たんだ。ぼくは縁石の上で行き場がなかったし、ぼくはポジションのために彼とレースしただけだ。今日はとても良いレースだったと思う。トップ5で安定した走りができたし、タフなレースだったけど1回しかミスを犯さなかった。いろんなハプニングが起きたレースだったけど、3ポイントを獲得できてハッピーだ」

    セバスチャン・ベッテル (7位)
    「第1コーナーではイン側でアクシデントが起きたので、膨らんで走るしかなく、ポジションを大きく落としてしまった。その後はポジションを取り戻すのが難しかった。今日はもう少しポイントが獲得できる可能性が高かったが、2台揃ってポイントを獲得することができたので、良いレースだったと言って良いだろう。残りあと2レースなので、その2レースでもっとポイントを獲得したいと思う」

    フェリペ・マッサ (8位)
    「トラック上でいろんなことが起こって変なレースだった。祭周帝に、最大のライバルがポイントを獲得できなかったことので、7位というのは災害ではなかった。スタートはうまくいって、アロンソとコバライネンをパスした。そのあと、ハミルトンが限界を超えたブレーキングして、気づいたら内側と外側のクルマに挟まれていて、ブレーキングをして、後ろに留まるしかなかった。そのあとのハミルトンとの勝負はハードだったけどフェアだったし、ドライブスルーは本当に僕のレースを不利にした。ハードタイヤを履いた後半は、クルマは速かったので、次のレースへ向けてとても励みになる。ボーデとの事故については、何も言うことはないよ。僕は既にコーナーに進入していて、彼が後ろから僕にヒットして、スピンしてしまった。ウェバーとの勝負では、イン側にスペースがあったからそこを選んだ。彼が僕を壁へと押しやったように見えて、少し恐ろしく見えたかもしれないけど、コクピットからだとそうでもなかったよ。とにかく、レースにおいて非常に重要な瞬間だったし、トライしなければならなかった。次の2レースでは僕たちの全力を尽くすつもりだ。僕たちには素晴らしいポテンシャルがあるし、それを引き出せるようにすべてのことをしなければならない」

    マーク・ウェバー (9位)
    「スタートが良くなくてポジションを落としてしまったが、第1スティントは好調で特にハイドフェルドを2回抜けたのが良かった。第2スティントはオプション・タイヤに苦しみ、ペースに関しては難しかった。レースの最後はフロントにグレーニングが出ていたので良いペースを維持するのが大変だった。フィリペ(マッサ)はレース終盤に新しいタイヤに交換していたし、クルマも彼の方が速かったので、彼を後ろに押さえるのは難しいと思っていた。彼の方がトラクションが断然良かったからね。オーバーテイクを彼が仕掛けてきた時は、ギリギリまで彼にプレッシャーをかけた。チームのためにポイントを獲得することが一番重要だからね。でも、彼のクルマが相手ではどうにもならず、結局は抜かれてしまった」

    ニック・ハイドフェルド (10位)
    「僕の前のウィリアムズのクルマと比べて、スタートはOKだったけど、後ろのホンダはもっと良いスタートを切った。最初のコーナーは酷いトラフィックだったけど、運よく混乱を避けることができた。僕にとって、レースの最高の習慣は、4周目に同時に2台のクルマをオーバーテイクできたときだ。僕は1ストップ戦略だったし、同じような1ストッパーの中で最後から2番目にピットに入った。重いクルマのハンドリングは簡単ではなかった。今は来週の上海でのレースを楽しみにしている。そこでは予選をもっとうまくやらなければならないね」

    ニコ・ロズベルグ (11位)
    「テクニカルな問題でスタートが良くなくて、集団の後ろに落ちてしまった。また、僕はかなり重い燃料を積んでいた。パフォーマンスには満足しているし、実際に今日は楽しめた。僕はレースの最初の部分でオーバーテイクをすることができたし、全体を通して予選ラップのような運転ができた。100%を引き出していたし、同じ戦略だったハイドフェルドと同じくらい速かった。残念なことにポイントを獲るには準文ではなかったけどね。明日、上海に飛び立つし、そこでいくつかポイントを集めたいと思っている」

    ルイス・ハミルトン (12位)
    「明らかに、今日のような結果のあとではハッピーではないよ。でも、僕はすでに乗り越えているし、明日は違う日になるだろう。残念なことに、スタートはあまり良くなかったけど、キミのスリップストリームに入って、インサイドに入った。僕はブレーキを少し遅らせた。でも、みんながそうした。多くのクルマがターン1で膨らんだ。そして、僕はちょうど他の誰よりも少し膨らんでしまった。でも、ペナルティは元に戻すことができないし、今日の結果を変えることもできない。2周目にフェリペが膨らんだので、僕がインサイドにいって、彼に余地を与えた。でも、彼はかなり激しく僕に当たって、スピンしてしまった。今日から得られるポジティブなことは、ドライバーズポイントでフェリペに2ポイント失っただけだということだ。だから、まったく終わりではない。今は、今日起こったことを忘れて、前進するつもりだ。僕たちにはあと2レースあるし、僕の目標は依然としてそれらの両方に勝つことだ。」

    ルーベンス・バリチェロ (13位)
    「今日のレースでは、スタートがとても良かった。最初のコーナーまでに3台か4台をかわして、そのポジションをうまく維持することができた。残念なことに、その後フィジケラに後ろからぶつけられてリアエンドにダメージを負ったことで、その後のレースでマシンバランスに影響が出た。これ以降は、この週末のマシンパフォーマンスとペースから、展開が非常に限られてしまった。できることはすべてやったが、ポジションをあげることはできなかった。」

    ジェンソン・バトン (14位)
    「僕にとって、レースのはじめはとてもうまくいき、すばらしいスタートの後、最初のコーナーではトップ10に入っていた。しかし、最初のスティントで使ったオプションタイヤ(ソフト側)がうまく機能せず、序盤はこれに苦しみ、何台かに抜かれた。そして、フロントにもリアにもグレイニングが起こり、コーナーの速度が落ち、特に燃料を重く積んでいたことから、ストレートでスピードを出すことができなかった。第2スティントでプライムタイヤ(ハード側)を履いてからは、バランスがぐっと良くなったものの、追いついて順位を上げるには厳しかった。」

    中嶋一貴 (15位)
    「残念なレースだった。1コーナーで事故にあったことはとても残念だった。でも、どうすることもできなかった。事故のあと、残りのレースのためにベストを尽くそうとした。でも、僕たちのレースペースは良くなくて、前進することができなかった。忘れ去って、次回、パフォーマンスを改善できるように作業しなければならない」

    ヘイキ・コバライネン (リタイア)
    「今日はとても有望にスタートし、とても残念な結果に終わった。僕は良いスタートをしたけど、1コーナーで膨らんでしまい、それでもなんとかロバートとフェルナンドの後ろに割り込むことができた。クルマのフィーリングは本当に素晴らしく、彼らの両方を捕えるかなりの自信があった。そのあと、突然、エンジンが停止した。僕たちの信頼性は全てのシーズンで素晴らしかったから、本当に残念だ。それでも、僕の今日のペースは良かったし、中国へ向けて、今週末と同じようなペースを再び示すことができると確信している。」

    エイドリアン・スーティル (リタイア)
    「右リアタイアがパンクし、そのあと突然ストレートでタイヤがブローして、クルマを止めなければならなかった。僕たちは10位を走行していて、フィーリングは本当に良かったので残念だ。僕たちは素晴らしいスタートを切った。僕はインサイドにいて、全ての問題はクリアだったので、1コーナーの終わりで19位から11位になった。そして、2〜3周で10位になった。とてもうまくいっていたし、良い戦略があった。今回も非常に不運だったよ」

    ジャンカルロ・フィジケラ (リタイア)
    「スタートは素晴らしかったし、多くの人をオーバーテイクできた。1コーナーでは、たくさんクルマが交錯して、コースオフし、多くの混乱があったので、彼らはとても遅かった。僕はバリチェロのクルマの後ろで彼に接触し、フロントノーズにわずかにダメージを負った。僕は留まることに決めたし、それは良かったと思う。僕たちは1ストップ戦略を考えいて、とても快適だったし、良いレースをしていた。そのあと残念なことに終盤、ギアボックスと7速に問題が発生した。少なくとも僕たちは再び戦っていた」

    ティモ・グロック (リタイア)
    「短いレースになってしまったよ。良いスタートが切れたんだけど、第1コーナーで、ドライバー達が大きく横に拡がって、コース外に押し出されて、順位を落としてしまった。そして、デビィッド・クルサードの事故の後に、クルマの破片の上を走行してしまったみたいだ。クルマの調子がおかしくなった後、ターン6の出口の縁石に乗って、クルマが宙に浮いてしまった。着地したとき、車体後部の何かが壊れた感じがして、それが原因でリタイアに繋がってしまった。より長く走れるように、大量の燃料を積んでいたし、週末を通して我々は強かったから、地元のファンの前で良い結果を獲得できる自信があったんだ。だから本当に残念だったよ。」

    デビッド・クルサード (リタイア)
    「リタイアになったのは残念だ。ターン1でボーデのインサイドに入ろうとしたが、当然彼はコーナーのアペックス直前で少し内側に戻ってきた。ピケがぼくたちのふたりの前にいて、ぼくは彼らの間に挟まれてしまった。ターン1のアペックスでは車体がちょっとぶつかったり、こすれ合ったりして、その後、ターン2の出口で加速すると、ターン1で負ったダメージの影響かタンクスラッパー(左右に振れる)が起きてバリヤに突っ込んでしまった。タイヤのせいならば普通は感じるので、タイヤよりもサスペンションが原因だったのではないかと思う。次のレースには新しいシャシーが必要だ」

  • ブリヂストン:F1日本GP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1日本GP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、F1日本GPの決勝レースを振り返った。

    FIA F1世界選手権第16戦日本GP決勝は、ミディアム・ミディアム・ソフトのタイヤ戦略を使ったフェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)がスリリングなレースの優勝を飾った。

    アロンソに5.284秒遅れてフィニッシュラインを越えたのは、アロンソと同じタイヤ戦略で戦ったBMWザウバーF1チームのロバート・クビサ。キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)も同じ戦略で3位入賞を果たした。

    今日の最速ラップタイムは55周目にミディアム・タイヤでマッサが記録した1分18秒426。

    次のF1グランプリは来週末のシノペック中国GP。ブリヂストンのハード及びミディアム・コンパウンドのポテンザタイヤが使われる予定だ。

    荒川詔四 ブリヂストン 代表取締役社長
    「見事優勝を飾ったフェルナンド・アロンソ選手に心からお祝い申し上げます。ブリヂストンが日本GPに特別に用意したMAKE CARS GREEN TYREが、素晴らしいレースを足元からしっかり支えることができたことを誇りに思うと同時に、エコドライブの輪が広がったことを非常に嬉しく思っています。ブリヂストンは引き続き、公式タイヤサプライヤーとして全チーム・全ドライバーを全力でサポートするとともに、MAKE CARS GREENキャンペーンをグローバルに展開していきます。」

    浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「今日は非常にエキサイティングなレースでした。1周目の混乱を生き残り、戦略でも激しくプッシュして2戦連続の優勝を果たしたフェルナンド・アロンソとルノーにお祝いを申し上げます。また、2位争いのバトルで我々を楽しませてくれたロバート・クビサとキミ・ライコネンにも感謝しなければならないでしょう。路面にはラバーが充分にのっておらず、今日はほとんどのドライバーがミディアム・コンパウンドで各自の最速ラップタイムを記録しました。どちらのコンパウンドも富士で大体期待していた通り性能を発揮しました。Make Cars Green タイヤのラインのおかげで摩耗の特徴がはっきりと確認できました。ファンの皆さんにとっても新しい面白い見どころになったと思います。エイドリアン・スーティルのタイヤに関しては、パンクがあったようです。データではタイヤがパンクする前にすでに空気圧が下がっていますので、路面の破片のせいかもしれません」

  • トヨタ:ヤルノ・トゥルーリが5位入賞 (日本GP)

    トヨタ:ヤルノ・トゥルーリが5位入賞 (日本GP)

    トヨタは、F1日本GP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが5位、ティモ・グロックはリタイアという結果に終わった。

    スタート直後に第1コーナーで発生した混乱の中、ヤルノ・トゥルーリは3つ順位を上げ4番手になった。しかし、8番グリッドスタートのティモ・グロックは10番手まで順位を落としてしまった。その後、ティモ・グロックは、縁石に乗って着地した際の衝撃で、シートに問題が発生し、無念のリタイアを喫した。

    一方、ヤルノはその後も手堅い走行を続け、最終的に5位でフィニッシュし、4ポイントを獲得した。

    ヤルノ・トゥルーリ (5位)
    「今日の結果は嬉しいけれど、チームと、応援してくれたファンのために、もっと良い結果が欲しかった。心の底から表彰台に上りたかったけれど、5位入賞が我々にできるすべてだった。スタートからフィニッシュまで、あらゆる手を尽くしたけれど、これが精一杯だった。週末を通して我々は強かったし、レースでもクルマの調子は良かった。しかしながら、低い気温が影響してしまった。つまり、クルマが若干アンバランスになってしまったと言うことだ。頑張ってネルソンを抑えようとしたけれど、今日の彼は速かったんだ。それでも、ポイントを獲得して、ホームレースでの応援に応えることができたのは、嬉しいよ。」

    ティモ・グロック (リタイア)
    「短いレースになってしまったよ。良いスタートが切れたんだけど、第1コーナーで、ドライバー達が大きく横に拡がって、コース外に押し出されて、順位を落としてしまった。そして、デビィッド・クルサードの事故の後に、クルマの破片の上を走行してしまったみたいだ。クルマの調子がおかしくなった後、ターン6の出口の縁石に乗って、クルマが宙に浮いてしまった。着地したとき、車体後部の何かが壊れた感じがして、それが原因でリタイアに繋がってしまった。より長く走れるように、大量の燃料を積んでいたし、週末を通して我々は強かったから、地元のファンの前で良い結果を獲得できる自信があったんだ。だから本当に残念だったよ。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「表彰台を狙える絶好のチャンスだっただけに残念な気持ちが強いが、ヤルノは難しいコンディションの中を最後まで頑張ってくれ、5位入賞してくれたことは素直に喜びたい。ティモはレース序盤に縁石にヒットした際に車が不調になり、ピットで修復を試みたがリタイアせざるを得なかった。好位置につけていただけに、本当に残念だ。ヤルノは低い路面温度でプライムタイヤとオプションタイヤのバランスに苦しみ、思ったようにペースを上げられず、ポジションアップ出来なかった。後は残り2戦となったが最後まで全力で戦い、暖かい声援を下さった日本のファンの方々にお応えしたい。」

    山科忠 TMG会長 兼 チーム代表
    「チームと、そしてヤルノは、母国でとても良い仕事をしてくれた。両方のクルマがトップ6に入れると思っていたが、残念ながら、ティモはレース序盤でリタイアを喫してしまった。彼がコースオフした時に、モノコックへ衝撃を受け、シートの固定が緩んでしまった。我々は、彼をコース上に留めようと努力したが、修復することができなかった。とても残念だ。今日は、多くのトヨタファンが我々の応援のために観戦しに来てくれていた。そのことに深く感謝するとともに、彼ら全員にお礼を述べたい。

  • F1第16戦日本GP 決勝:アロンソが2戦連続優勝!

    F1第16戦日本GP 決勝:アロンソが2戦連続優勝!

    F1第16戦 日本GPの決勝レースが12日(日)、富士スピードウェイで行われた。

    今年はドライでの開催となった日本GP。多くの波乱のあったレースを制したのは、ルノーのフェルナンド・アロンソ。前戦シンガポールGPに続き、2戦連続で表彰台の頂点に立った。

    2位にはBMWのロバート・クビサ、3位にはフェラーリのキミ・ライコネンが入った。

    4位はネルソン・ピケJr.(ルノー)、5位はヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、6位はセバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)、7位はセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)、8位はフェリペ・マッサ(フェラーリ)という結果だった。中嶋一貴は15位に終わった。

    レースは、序盤に大きな波乱が起こった。1コーナーでルイス・ハミルトンが強引にキミ・ライコネンのインをつき、ライコネンがコースアウト。

    その混乱をすり抜け、ロバート・クビサがトップ、フェルナンド・アロンソが2番手となる。

    後方では、中嶋一貴がデビッド・クルサードと接触。クルサードは大きくマシンを破損させリタイア。中島一貴はフロントウイングを失いピットインとなる。

    そしてコース上では、シケインでフェリペ・マッサがルイス・ハミルトンに接触。ハミルトンは、この接触でピットストップを余儀なくされる。

    その後、1コーナーでのハミルトンの行為、そして、シケインでのマッサの行為の両方にドライブスルーペナルティが下され、チャンピオンシップを争う2人が大きく順位を落とす。

    好調だったトヨタのティモ・グロックは、12周目にトラブルで残念なリタイアとなった。

    レースは、1回目のピットストップでアロンソがクビサを交わし、そのあとは驚異的なペースで2位以下を引き離し、見事な優勝を遂げた。

    日本GP 決勝

    順位 No. ドライバー チーム
    1 5 フェルナンド・アロンソ ルノー
    2 4 ロバート・クビサ BMW
    3 1 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 6 ネルソン・ピケJr. ルノー
    5 11 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    6 14 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    7 15 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ
    8 2 フェリペ・マッサ フェラーリ
    9 10 マーク・ウェバー レッドブル
    10 3 ニック・ハイドフェルド BMW
    11 7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    12 22 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    13 17 ルーベンス・バリチェロ ホンダ
    14 16 ジェンソン・バトン ホンダ
    15 8 中嶋一貴 ウィリアムズ
    – 21 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
    – 23 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    – 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    – 12 ティモ・グロック トヨタ
    – 9 デビッド・クルサード レッドブル

    ファステスト:1分18秒426 / フェリペ・マッサ(フェラーリ)

  • F1第16戦日本GP予選 (ドライバーコメント)

    F1第16戦日本GP予選 (ドライバーコメント)

    2008 FORMULA 1 Fuji Television Japanese Grand Prix

    ルイス・ハミルトン (1位)
    「通常、重い燃料ではクルマを限界までドライブするのはかなり難しいんだけど、すべてのセクターをまとめて、かなり良いラップを行うことができた。最終コーナーで小さなミスをしてコンマ1秒失ったから完璧ではなかったけどね。でも、良いセッションだったよ。チームは週末を通して素晴らしい仕事をしたし、ヘイキと僕の今日ペースがそれを本当に示しているね。僕たちは明日のための良い戦略を持っていると思うし、先頭でフィニッシュしたいね」

    キミ・ライコネン (2位)
    「常に最速でいたいので、完全に満足していないないけど、フロントローに戻れたのは嬉しいね。それに加えて、クルマのハンドリングには完全に満足できていない。週末を通してベストなセットアップを見つけるためにとても懸命に仕事をしてきたけど、100%にすることはできなかった。それでも、特に重い燃料を積んだ状態で、僕たちはパフォーマンスを改善させた。この結果は、レースへ向けて良い状態だということだ。明日はこの状況を最大限に生かしたいね。僕の目標はシーズンをできるだけベストば形で終えることだし、チームが両方のチャンピオンシップに勝つための手助けをすることだ」

    ヘイキ・コバライネン (3位)
    「かなり良いセッションだったよ。Q1ではスピードをあげるまで少し時間がかかったけど、最後のセッションでは2度の良いラップをまとめることができた。Q2でもとても速かったしね。3位は今日できたベストだと思うし、結果にはとても満足している。僕たち最後の数レースで両方のワールドチャンピオンシップを目標にしているから、明日は僕自身とチームのためにベストな結果を目指すよ」

    フェルナンド・アロンソ (4位)
    「4位には満足できるね。良い結果だし、昨日の作業が今日成果をあげた。Q2では少しトラブルがあったけど、Q3では燃料を積んだ状態でもクルマの感覚は良かったし、明日のレースのために励みになるね。僕たちは現実的にトップ5を狙えると思う」

    フェリペ・マッサ (5位)
    「悔しい。今日僕がコース上で最速だったけど、それは誤ったタイミングだった。Q3で、僕が使ったどちらのタイヤセットからもグリップを得ることができなかった。最初の走行ではアウトラップで少し慎重になりすぎて、第1セクターで苦しんで、ターン3においてミスをしてしまった。2回目の走行ではその逆で、ラップの終盤にグリップを見いだせなかった。だから、5番グリッドで終えることになってしまった。明らかに楽な場所ではない。チャンピオンシップのために大きなポイントを獲るため、レースで順位をあげるために頑張るよ。それでもクルマのセットアップは良いし、コンペティティブなはずだ。1コーナー? ハンガロリンクに似ているし、あそこでの良いスタートを再現できるこを期待しているよ」

    ロバート・クビサ (6位)
    「昨日はグリップ不足に苦しんだので、昨晩と今朝の雨でラバーが洗い流されてしまい、明らかに僕たちの助けにはならなかった。マシンのバランスは良かったけど、やはりグリップが不足していた。できる全てにトライしたし、これが僕ができたベストだ。この状況では6位は悪くないね」

    ヤルノ・トゥルーリ (7位)
    「今週末は、予選とレースの準備をしながら、全体的に我々はかなり良い仕事をしたよ。予選の最初の部分で、少々調整をしなければならなかったけれど、幸いにも、最終的に適切なセットアップができたよ。つまり適切なバランスを見つけて、ペースに乗れたということだ。予選第2セッションでは、私は4番手で、ティモは5番手だった。それは、トヨタが上手くいっていることを示している。第3セッションでは、燃料を積んだ途端に、クルマがアンバランスになり、かなりグリップ力を失ってしまったので、少し不可解だったよ。だから、第3セッションのペースにはあまり満足していないけど、恐らく燃料の量が違っていたことが原因だね。今、我々がやるべきことは、ファンの前で、ここにいる全員にとって喜ばしい結果を獲得することだ。我々は、明日の終わりまで、本当に一生懸命戦わなければならない。」

    ティモ・グロック (8位)
    「我々は、予選の最終的な結果に満足すべきだと思うよ。アスファルト上に、もっとタイヤのゴムが付着していてほしかったから、朝の雨にはちょっと困ったね。グリップはかなり低かったけど、それでも第1セッションは結構上手くいったよ。私は最も速かったし、本当に調子が良かったんだ。けれど、その後に、重い燃料を積んだ状態で、ソフトタイヤの性能を発揮させるのに手こずり、我々が望んでいた結果にはちょっと及ばなかった。ここのコースには、追い越しができる場所が数箇所あるから、明日何が起こるかを確かめてみないとね。素晴らしいのは、我々には地元の応援があるということだよ。ここにはとても多くのトヨタのファンがいるんだ。そして、両方のクルマがトップ10以内に入っているから、2台揃ってポイントを獲得するチャンスがあるよ。」

    セバスチャン・ベッテル (9位)
    「雨のせいで予選スタート時は路面がまだかなり滑りやすかったが、今回もQ3進出を果たすことができたので良かった。しかし、Q3は燃料の重いクルマに苦しまされた。前のセッションほどクルマの感触が良くなく、いくつか小さなミスを犯してしまった。タイムを出すまでに時間がかかってしまった。明日のレースは特にタイヤが厳しい、クルマへの負担が大きなレースなので、成功のカギはタイヤの良い状態をいかにキープするかということだと思う。戦略が成功することを祈るよ」

    セバスチャン・ブルデー (10位)
    「良い予選だった。このコースはコーナーのエントリーのブレーキングが多く、大抵はそこでクルマのリヤに苦しまされるので少しスピードを抑えなければならなった。それなのにベッテルに近いグリッドポジションを達成できたので満足している。空力面でチームがいくつか変更を加えてくれたのでクルマは少し改善された。明日は良いレースが戦えると思う」

    デビッド・クルサード (11位)
    「今日は厳しい接戦の戦いだった。予選は好調で、どの予選ラップもとてもきれいにまとめることができた。最後のアタックも速かったが、最終コーナーのアペックスへ入るスピードが速すぎたために、スタート/フィニッシュ・ストレートのスピードが遅くなってしまった。軽い燃料で走れたのでQ3まで残りたかったが、あのクルマのバランスではこれが精一杯だった」

    ネルソン・ピケJr. (12位)
    「Q2でミスをしてしまい、Q3に進出することができず、とても残念だ。クルマは本当に良く動いていて、フィーリングは快適だったので、いっそうフラストレーションが溜まる。諦めるつもりはないけど、明日のレースが難しくなることはわかっているし、順位を上げるためにできることすべてにトライするつもりだ」

    マーク・ウェバー (13位)
    「今日はスピードが十分じゃなかった。タイムが出せなければ予選にも残れない。Q2がうまくいかなかったので、その代償だね。クルマの性能をもっと生かすことができれば良かったが、最終セクターを攻めすぎてしまった。昨日も今日もクルマの感触は良かったので残念だ。今日の予選はぼくたちに味方してくれなかった。このポジションからだと明日は厳しいレースになるだろう」

    中嶋一貴 (14位)
    「プラクティスセッションでは力強い走行だったけど、難しい予選になってしまった。でも、僕たちはベストを尽くした。午後のコンディションはあまりクルマに合っていなかったし、最後の走行ではトラフィックにも引っ掛かり、どちらも僕の助けにはならなかった。これからは明日のレースへ向けて良い戦略を立てなければならない」

    ニコ・ロズベルグ (15位)
    「今日の予選15位はあまり良くはなかった。特にシンガポールを表彰台で終えた後だからね。でも、これが現実だ。今週末は少し苦しんでいるけど、こういうタイプのサーキットではいつも何か足りないから、ここではあまりコンペティティブではないと予想していた。特にドライのままだったら、レースでは僕の予想はそのままだろうけど、雨が降ったら良いチャンスがあるだろうね。でも、予選ラップには満足しているし、一貴は週末を通して本当に良い仕事をしていた。彼は僕よりも少し速かったし、地元のファンの前なので、彼のことを嬉しく思うよ。でも、まだ今週末は終わってないし、明日どうなるのか見てみるつもりだ」

    ニック・ハイドフェルド (16位)
    「Q1の2回目の走行でハード側のコンパウンドのままでいたことが間違った決断だったことを今は分かっている。1セット目での最初の走行の後で、プライムタイヤで改善できると思ったので、もう1セット使うというリスクを冒した。実際にボクはタイムを向上させたし、コンマ5秒ほど速くなったけど、それでも十分ではなくて、コンマ1秒差でQ2に届かなかった。ロバートはそれをやってのけた。もちろん、こんなに後ろからではレースで何かを成し遂げることはとても難しいだろう。でも、F1で起きたあらゆることを見てきたので、諦めるつもりはない」

    ルーベンス・バリチェロ (17位)
    「2回目のアタックはいいラップだったが、中団の後方になってしまい、あとコンマ3秒ほどあれば10番手にも入れただけに残念だった。このアタックで、すでに限界まで攻めていたので、最後のアタックでは賭けに出て、フロントウイングを少しだけ立てた。残念ながら、これがセクター2でタイヤにグレーニングを引き起こす結果となり、タイムを縮めることができなかった。ホームレースでいい予選ができなかったのが残念だが、明日のレースではあらゆるチャンスを最大限に生かしていきたい」

    ジェンソン・バトン (18位)
    「今日は僕らにとって最良の日ではなかったが、明日のレースはもっとよくなると期待している。この週末はずっとマシンと格闘したが、いいバランスを見出せなかった。午前中、ウエットだったときにマシンの調子はよかったのだが、ドライ路面では、路面のデコボコやコーナーでマシンが不安定になり、それを解決することができなかった。予選の最後のアタックでは、すごくアンダーステアが出ていた。そのためにマシンが安定せず、コーナーを曲がるのが大変で、ラップタイムを縮められなかった。残念な結果だが、あとは今あるパッケージでベストを尽くすだけだ」

    エイドリアン・スーティル (19位)
    今日はとても接戦だった。いくつか本当に良いラップができたし、最後のラップは特に限界まで攻められたので、僕のパフォーマンスにはかなり満足している。これ以上はできなかったと思う。ポールポジションからは1秒しか離れていなくて、これはとても良かったし、コンペティティブだったけど、まだ十分ではなかったということだ。レースがどうなるか見てみよう。僕たちはストレートでは速いし、いくつか順位を上げるチャンスはあると思っている」

    ジャンカルロ・フィジケラ(20位)
    「最初の走行から、かなりタイムを向上させることができたけど、最後の走行のアウトラップでトラフィックに捕まってしまい、涼しいコンディションの中でタイヤを温めることができなかった。残念なことにターン1でタイヤをロックさせてしまい、タイムを大分ロスしてしまった。そのラップの残りはOKだったけど、速いラップにはならなかった。残念だったけど、それでも僕たちはトップタイムにとても接近している。明日のレースはエキサイティングなものになるだろう。天気がどうなるか分からないから、いい戦略を立てて、できるときに順位をあげてたいね」

  • トヨタ:決勝に向け好ポジション (日本GP予選)

    トヨタ:決勝に向け好ポジション (日本GP予選)

    トヨタは、F1日本GP予選で、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが8番手だった。

    トヨタの気合いが感じられる今週末の日本GP。ティモ・グロックは、プラクティスセッションから速さをみせ、Q1をトップタイムで通過。ヤルノ・トゥルーリもQ2からジワジワとタイムをあげ、最終的に2台共にQ3進出を果たし、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが8番手と力強い結果を残した。

    ヤルノ・トゥルーリ (7位)
    「今週末は、予選とレースの準備をしながら、全体的に我々はかなり良い仕事をしたよ。予選の最初の部分で、少々調整をしなければならなかったけれど、幸いにも、最終的に適切なセットアップができたよ。つまり適切なバランスを見つけて、ペースに乗れたということだ。予選第2セッションでは、私は4番手で、ティモは5番手だった。それは、トヨタが上手くいっていることを示している。第3セッションでは、燃料を積んだ途端に、クルマがアンバランスになり、かなりグリップ力を失ってしまったので、少し不可解だったよ。だから、第3セッションのペースにはあまり満足していないけど、恐らく燃料の量が違っていたことが原因だね。今、我々がやるべきことは、ファンの前で、ここにいる全員にとって喜ばしい結果を獲得することだ。我々は、明日の終わりまで、本当に一生懸命戦わなければならない。」

    ティモ・グロック (8位)
    「我々は、予選の最終的な結果に満足すべきだと思うよ。アスファルト上に、もっとタイヤのゴムが付着していてほしかったから、朝の雨にはちょっと困ったね。グリップはかなり低かったけど、それでも第1セッションは結構上手くいったよ。私は最も速かったし、本当に調子が良かったんだ。けれど、その後に、重い燃料を積んだ状態で、ソフトタイヤの性能を発揮させるのに手こずり、我々が望んでいた結果にはちょっと及ばなかった。ここのコースには、追い越しができる場所が数箇所あるから、明日何が起こるかを確かめてみないとね。素晴らしいのは、我々には地元の応援があるということだよ。ここにはとても多くのトヨタのファンがいるんだ。そして、両方のクルマがトップ10以内に入っているから、2台揃ってポイントを獲得するチャンスがあるよ。」

    パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「2台とも第3セッションに進めなかった昨年と比べて、今年は明らかな進歩を遂げた。全体的に見て、予選のセッションは非常に順調に運んだ。第1セッションと第2セッションの両方では、両ドライバーともに速く、ティモは第1セッションで全体のトップをマークし、ヤルノは第2セッションでトップにコンマ3秒差以内のタイムを出した。それを踏まえると、第3セッションのポジションには少々失望しているが、いつものように、ドライバーたちがどこでピットストップをするかが問題だ。タイヤの状況を考慮すると、明日のレースにおいて、我々は理想的な戦略を持っていると思っている。両方のドライバーは良い仕事をしてくれたから、我々は実力に見合ったところにいる。昨年とは異なり、朝が唯一のウェットコンディションとなった。そして、雨の場合でも、我々には競争力があることが分かった。明日のレースで、我々は地元のファンの前で、今日のポジションをできるだけ生かすことを目指さなければならない。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「ヤルノ7位、ティモ8位と2台揃ってトップ10グリッドを確保することが出来た。今日は公式練習3回目がウェットコンディションのため、昨日の結果を基にセットアップを決めて予選に臨んだ。車のバランスに少し苦しむところもあったが、チームが順調に対応することで予選第1セッション、第2セッションでは二人のドライバーが昨日に続いてすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。それだけに最終予選の結果は、もう少し高いところを狙いたかったため、残念にさえ思える。チームが日本に到着以来、日本の皆さんの応援を全員が肌で感じている。明日のレースはその期待にこたえられるよう、素晴らしいレースをお見せしたい。」