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  • F1第16戦日本GP 予選:ハミルトンがポールポジション

    F1第16戦日本GP 予選:ハミルトンがポールポジション

    F1第16戦 日本GPの予選が11日(土)、富士スピードウェイで行われた。

    午前中のフリー走行ではウェットコンディションだったが、予選はドライコンディションに変化。

    ポールポジションを獲得したのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。2番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手にはヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が続いた。

    4番手はフェルナンド・アロンソ(ルノー)、5番手はフェリペ・マッサ(フェラーリ)、6番手はロバート・クビサ(BMW)、7番手はヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、8番手はティモ・グロック(トヨタ)と続いた。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)は、Q2で敗退。明日の決勝は14番手からのスタートとなる。ホンダ勢はともにQ1で敗退した。

    決勝は明日12日(日)の13時から行われる。

    日本GP 予選

    順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分18秒071 1分17秒462 1分18秒404
    2 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒160 1分17秒733 1分18秒644
    3 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分18秒220 1分17秒360 1分18秒821
    4 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分18秒290 1分17秒871 1分18秒852
    5 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分18秒110 1分17秒287 1分18秒874
    6 ロバート・クビサ BMW 1分18秒684 1分17秒931 1分18秒979
    7 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分18秒501 1分17秒541 1分19秒026
    8 ティモ・グロック トヨタ 1分17秒945 1分17秒670 1分19秒118
    9 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分18秒559 1分17秒714 1分19秒938
    10 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分18秒593 1分18秒102 1分20秒167
    11 デビッド・クルサード レッドブル 1分18秒303 1分18秒187  
    12 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分18秒300 1分18秒274  
    13 マーク・ウェバー レッドブル 1分18秒372 1分18秒354  
    14 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分18秒640 1分18秒594  
    15 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分18秒740 1分18秒672  
    16 ニック・ハイドフェルド BMW 1分18秒835    
    17 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分18秒882    
    18 ジェンソン・バトン ホンダ 1分19秒110    
    19 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分19秒163  
    20 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分19秒910
  • F1第16戦日本GP フリー走行3回目:ロバート・クビサがトップタイム

    F1第16戦日本GP フリー走行3回目:ロバート・クビサがトップタイム

    F1第16戦 日本GPのフリー走行3回目が11日(土)、富士スピードウェイで行われた。

    今朝の雨により、サーキットはウェットコンディションでスタート。各チーム、エクストリームウェットでのスタートとなった。

    開始20分でルイス・ハミルトン(マクラーレン)がスタンダードウェットでタイムを出してからは、各車スターンダードウェットでセッションをこなしていく。

    トップタイムは、BMWのロバート・クビサの1分25秒087。2番手はティモ・グロック、3番手はネルソン・ピケJr.が続いた。

    中嶋一貴は、5番手タイムでセッションンを終えた。

    予選はこのあと14時から行われる予定。

    F1第16戦 日本GP フリー走行3回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ロバート・クビサ BMW 1分25秒087 19
    2 ティモ・グロック トヨタ 1分25秒171 25
    3 ネルソン・ピケJr ルノー 1分25秒415 19
    4 ニック・ハイドフェルド BMW 1分25秒474 24
    5 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分25秒563 23
    6 デビッド・クルサード レッドブル 1分25秒614 20
    7 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分25秒709 15
    8 マーク・ウェバー レッドブル 1分25秒785 20
    9 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分25秒799 19
    10 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分25秒880 24
    11 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分25秒901 8
    12 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分25秒984 22
    13 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分26秒013 21
    14 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分26秒213 19
    15 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分26秒239 10
    16 キミ・ライコネン フェラーリ 1分26秒277 18
    17 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分26秒662 22
    18 ジェンソン・バトン ホンダ 1分26秒922 26
    19 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分27秒357 12
    20 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分27秒918 17
  • 浜島裕英 「サーキットもブリヂストンのタイヤのグルーブもグリーン」

    浜島裕英 「サーキットもブリヂストンのタイヤのグルーブもグリーン」

    ブリヂストンのタイヤ開発本部長を務める浜島裕英が、F1日本GP初日のフリー走行を振り返った。

    今回の日本GP用のドライ・コンパウンドはグルーブに色が付けられている。ミディアム・コンパウンドは緑のグルーブが4本、ソフト・コンパウンドは緑のグルーブが3本と白のグルーブが1本。これは、FIAとブリヂストンが共同で展開している「MAKE CARS GREEN」キャンペーンの訴求活動の一環になる。

    「今日はサーキットもグリーン、我々ブリヂストンのタイヤのグルーブもグリーンでした」と浜島裕英はコメント。

    「最初は路面のグリップが良くなかったですが、週末を通して改善していくでしょう。ミディアム・コンパウンドが非常に安定した性能を発揮しました。今あるデータでは、これがレース・タイヤに適していると思われます。最初の数周はソフト・タイヤの方がラップタイムにおいて有利で、今日はトヨタのティモ・グロックがこのタイヤでとても良いラップタイムを記録していますので、予選で好んで用いられると思います。リヤタイヤの方がフロントタイヤよりも摩耗が大きかったようです」

    「予想通り長い左コーナーの100Rがタイヤのマネージメントやセットアップに大きく影響を与えていますので、今週末、チームがどのようにこのチャレンジングなコーナーに対応していくかというのが興味深い点です」

  • トヨタ:ティモ・グロックがトップタイム (日本GP初日)

    トヨタ:ティモ・グロックがトップタイム (日本GP初日)

    トヨタは、F1日本GP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが1番手、ヤルノ・トゥルーリが10番手だった。

    2008年のF1日本GPは、雲は多いものの、ドライコンディションでフリー走行1回目がスタート。トヨタは、ティモ・グロックが18番手、ヤルノ・トゥルーリが15番手のタイムを出し、午前中を終えた。

    フリー走行2回目では、ティモ・グロックがトップタイムをマークし、ヤルノ・トゥルーリは10番手のタイムを刻んだ。最終的にティモのタイムは塗り替えられることなく、午後のセッションを終えた。チームはホーム・レースでの表彰台を目指し、今日集めたデータを基に作業を行う。

    ティモ・グロック
    フリー走行1回目 18番手 1分20秒823
    フリー走行2回目 1番手 1分18秒383
    「今日は良い一日だったよ。富士スピードウェイをドライブしたのは、今回が初めてだったから、午前中にコースを学ばなければならなかった。そんなに時間はかからなかったけどね。2,3周の走行を行ったけれど、簡単なサーキットではないね。長い高速ストレートと非常にテクニカルな最終セクターの間で、適切なセットアップを見つけるのは、特に難しい。けれど、多くの要素を整理して、公式練習2回目に向けてすべてをまとめあげた。そして、それは順調に運んだ。セッション序盤に良い走行ができた。日本で、金曜日にトップタイムを出してセッションを終えられるのは、チームにとって素晴らしいことだ。今までのところ、ハッピーだし、週末を通してこのようにポジションを保っていけたら嬉しいね。このレースはなかなか大変だろうとは思うけれど、地元のファンの方々が、我々に更なる後押しをしてくれることを願っているよ。」

    ヤルノ・トゥルーリ
    フリー走行1回目:15番手 1分20秒657
    フリー走行2回目:10番手 1分18秒863
    「今日は調子も良く、スムーズな一日だった。クルマのパフォーマンスを向上させるために、いくつかの事をテストしたんだ。ティモと私は、車のすべてに及んでデータを集めるために、異なったプログラムを行った。そして、それは順調に運んだ。今回は、トヨタのホーム・レースだから、我々にとっては重要なイベントだよ。特別なプレッシャーはないけれど、我々は、ファンの皆さんの前で、本当に良いレースを行いたいと思っている。チームとして、日本で我々は沢山の応援をしてもらっているけれど、私個人としても、数年来の大ファンがいるんだ。彼らは、いつも私を特別に歓迎してくれるし、彼らの応援は、良い結果を得るための更なるモチベーションを私に与えてくれる。最近のレースで、我々は不運にもポイントを逃していたので、今週末は運が向いてくれることを願っているよ。」

    ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア
    「タイムシートの順位で、他のドライバー全員が我々の後にいるのは、いつでも気持ちが良いものだ。特に、サーキットがまだベストなコンディションではなかった午後のセッション序盤で、我々がベストタイムを出したことを考慮に入れると余計に気持ちが良い。それは別として、我々は非常に実りある一日を過した。両方のセッションで多くの新しいパーツをクルマに試し、それは順調に運んだ。そして、いくつかの興味深い結果を得ることができた。今日我々がいる位置は、この週末に期待が持てる、良いスタートラインである。言うまでもなく、我々は、ホームレースの観客の前で良い結果を獲得するために、今まで以上に一生懸命頑張る。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「いよいよ我々のホームGPが始まった。第2プラクティスでティモが1番タイムを記録し、チームも大いに盛り上がった。しかし今日の大きな成果はタイムよりもヤルノ、ティモの二人揃って、順調に予定した仕事をこなせたことだ。明日の第3プラクティスはウエットの可能性もあり、予選、そして決勝レースへ向けてのデータを十分に集めることが出来た。皆さんの声援が大きな力になっており、明日の予選では表彰台を狙える位置を是非確保したい。」

  • F1第16戦日本GP フリー走行2回目:ティモ・グロックがトップタイム

    F1第16戦日本GP フリー走行2回目:ティモ・グロックがトップタイム

    2008年F1第16戦 日本GPのフリー走行2回目が10日(金)、富士スピードウェイで行われた。

    午後の天候も晴れ。フリー走行2回目は、多くのチームがソフトタイヤでの周回を開始。決勝レースへ向けてのセッティングを進めた。

    フリー走行2回目のトップタイムはトヨタのティモ・グロック。中盤にソウフトタイヤで記録した1分18秒383は、最後まで破られなかった。

    2番手にはルノーのフェルナンド・アロンソが入り、トヨタvsルノーがフリー走行でも戦いを見せた。

    3番手タイムはルイス・ハミルトン、4番手タイムはフェリペ・マッサが記録した。

    中嶋一貴は、7番手タイムとなる1分18秒734でフリー走行2回目を終えた。

    フリー走行3回目は、明日11日(土)の11時から開始される。

    F1第16戦 日本GP フリー走行2回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ティモ・グロック トヨタ 1分18秒383 44
    2 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分18秒426 41
    3 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分18秒463 40
    4 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分18秒491 40
    5 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒725 39
    6 マーク・ウェバー レッドブル 1分18秒734 36
    7 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分18秒734 39
    8 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分18秒761 23
    9 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分18秒803 32
    10 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分18秒863 45
    11 ロバート・クビサ BMW 1分18秒865 39
    12 ネルソン・ピケJr ルノー 1分18秒888 43
    13 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分18秒981 41
    14 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分19秒040 41
    15 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分19秒258 42
    16 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分19秒287 41
    17 デビッド・クルサード レッドブル 1分19秒327 36
    18 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分19秒482 44
    19 ニック・ハイドフェルド BMW 1分19秒894 37
    20 ジェンソン・バトン ホンダ 1分19秒999 42
  • F1第16戦日本GP フリー走行1回目:ハミルトンがトップタイム

    F1第16戦日本GP フリー走行1回目:ハミルトンがトップタイム

    2008年F1第16戦 日本GPのフリー走行1回目が10日(金)、富士スピードウェイで行われた。

    富士山には若干、雲がかかっているが、天候は晴れ、ドライコンディションで行われたフリー走行1回目。昨年は大半が雨だったこともあり、各ドライバーがコースとマシンの限界を探る興味深いセッションとなった。

    まずは、ティモ・グロック、ヤルノ・トゥルーリのトヨタ勢が精力的に周回を重ねタイムを出していく。このグランプリにかけるトヨタの気合いが感じられる。

    続いて、セバスチャン・ブルデー、ネルソン・ピケJr.の富士初レース組が周回を重ねていく。

    残り1時間となった時点で、キミ・ライコネン、マーク・ウェバーなどが走行を開始。ライコネンがハード側で初めて1分19秒台のタイムを刻む。続いて、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサが1分19秒台のタイムを出していった。

    今回、ブリヂストンはタイヤの溝にグリーンのカラーリングを施した特別タイヤを持ち込んでいるが、これがタイヤの摩耗、特に富士では左側の前後タイヤの状態が確認できて興味深い。

    残り25分でルイス・ハミルトンが1分18秒台を記録。この時の1分18秒910がこのセッションのトップタイムとなった。

    2番手タイムはフェリペ・マッサ、3番手タイムはヘイキ・コバライネン、4番手タイムはキミ・ライコネンとマクラーレンとフェラーリが上位を独占。その後ろにはルノー勢が続いた。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)は10番手タイムとなる1分20秒217で1回目のセッションを終えた。

    フリー走行1回目は、このあと14時から行われる。

    F1第16戦 日本GP フリー走行1回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分18秒910 23
    2 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分19秒063 24
    3 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分19秒279 20
    4 キミ・ライコネン フェラーリ 1分19秒399 31
    5 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分19秒473 30
    6 ネルソン・ピケJr ルノー 1分19秒743 35
    7 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分20秒121 30
    8 ロバート・クビサ BMW 1分20秒160 26
    9 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分20秒182 34
    10 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分20秒217 25
    11 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分20秒288 26
    12 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分20秒350 28
    13 マーク・ウェバー レッドブル 1分20秒620 24
    14 ニック・ハイドフェルド BMW 1分20秒628 23
    15 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分20秒657 33
    16 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分20秒753 32
    17 ジェンソン・バトン ホンダ 1分20秒769 27
    18 ティモ・グロック トヨタ 1分20秒823 37
    19 デビッド・クルサード レッドブル 1分20秒905 24
    20 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分21秒014 28
  • ブリヂストン、F1日本GPで特別カラーリングのタイヤを使用

    ブリヂストン、F1日本GPで特別カラーリングのタイヤを使用

    ブリヂストンは、F1日本GPに特別なカラーリングを施したタイヤを持ち込むことを発表した。

    都内で開催されたF1プレスブリーフィングの場で、ブリヂストンはF1日本GPで、環境啓蒙活動「MAKE CARS GREEN」キャンペーンの一貫として特別なカラーリングを施した「MAKE CARS TIRE」を使用することを発表した。日本GPに持ち込まれるミディアム、ソフトの両コンパウンドには、グリーンのラインが施される。

    また、ブリヂストンのスタッフ・関係者は緑色のリストバンドを身につけ、イベントブースでは来場者にブックレットを配るなど、F1日本GPをきっかけに、エコドライブの輪を広げる。

    プレスブリーフィングには、フェラーリのキミ・ライコネン、フェリペ・マッサ、マクラーレンのルイス・ハミルトン、ヘイキ・コバライネンが出席。日本GPへの意気込みや、エコドライブに関するトークを披露した。

    ミディアム・コンパウンド ソフト・コンパウンド

  • ホンダ F1日本GP直前記者会見

    ホンダ F1日本GP直前記者会見

    ホンダは7日(火)、F1日本グランプリを目前に控え、東京・青山のウェルカムプラザで記者会見を行った。

    今シーズン、コンストタクターズ9位と低迷を続けているホンダF1チーム。大島裕志は「ご期待に応えるよな結果を出せず、悔しく思っている」と語るなど、今シーズンに関するトーンは低い。

    中本修平は、今シーズンの低迷を「昨年のマシンは空力に大きな問題を抱えていて、エアロのチームを作り変えた。結果的に、開発のスタートが遅れてしまった。その遅れが、シーズンの前半のレース成績に影響が出てしまった。その遅れをロスを中心にキャッチアップし、エアロのアップデート、メカニカルのアップデートを続けてきて、クルマは仕上がりつつあるが、持っている力を100%出し切れていない。それがレース結果になってしまっている。」と元気なく語る。

    ロス・ブロウンも今シーズンの結果を「残念な結果」と表現するが「やむを得ない犠牲だった」と語る。

    「私自身、チームの仕組みを理解する上で重要だったし、様々な補強を図ってきたし、チームが力を発揮できる体制を練ってきた。期待通りのマシンではなかったが、犠牲を払う必要があった」と準備の1年だったことを強調。

    来シーズンは、レギュレーションが大きく変わることもあり、各チームにとって大きなチャンスになる。ホンダは今年、どこよりも早く2009年の準備を進めている。

    大島裕志は「来シーズンを見据えて、かなり早くから準備を進めている。ヘレスではKERS搭載マシンの走行テストも行い、順調に進んでいる。ホンダが持っていてものにロスのノウハウを投入し、チーム基盤は着実に強化されている。来年はロスの指揮のもと、新レギュレーションに対応した新型マシンでチーム一丸となって戦っていく。」

    来年、日本GPは鈴鹿で行われる。現在は開催に向け順調に改修作業を進められていると語る大島は「生まれ変わった鈴鹿に堂々と戻って、期待に応えたい」と決意を新たにした。

  • トヨタ F1日本GP直前記者会見

    トヨタ F1日本GP直前記者会見

    トヨタは7日(火)、F1日本グランプリを目前に控え、東京・台場にあるMEGA WEBで記者会見を行った。

    トヨタにとって富士スピードウェイで行われる日本GPは重要なレース。「表彰台に上りたい」と語るヤルノ・トゥルーリは、「ファンの声援を受けるたびに、ホームに戻ってきた気がする。日本GPはトヨタのファンの前で活躍を見せる機会。コンストラクターズ4位を目指して、チーム全体で勝ち取りたい」と抱負を語った。

    今年からトヨタに加わったティモ・グロックは、「ここ数日ファンの応援を感じて、初めての富士を楽しみにしている。ルノーを倒して4位になりたい。(富士は)初めてだけど面白そう」と期待感を話した。

    過去にホンダが鈴鹿で“鈴鹿スペシャル”を投入してきたように、トヨタも“富士スペシャル”を投入するのかという質問を多く受けるという山科忠チーム代表は、「その場で“富士スペシャル”を作れるようにいろんな準備をしている」と語る。「正直、フェラーリやマクラーレンといったトップとの差はある。でも、差は縮めてきた。2人には、富士がどれだけ重要かをずっと話してきた。どんな状況が起こっても対応できるチーム力、荒れた状況でも対応できる体制がある」とチーム力が高まっていることを強調した。

    サードドライバー兼テストドライバーを小林可夢偉も「ヘレスで富士用のいろんなウイングをテストして、データを集めた。シンガポールGPでの流れを引き継ぎたい。」とクルマの仕上がりに自信を覗かせた。

    TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)の一員で、今年ウィリアムズ・トヨタからF1に参戦している中嶋一貴も登場。「初めての凱旋レース。浮き沈みはあったけど、成長してきたと思う。日本のファンの前でレースをするのは3年ぶり。ホームでのレースを楽しみにしている」と抱負を語った。

    会場には、スーパーGPを戦う脇阪寿一や伊藤大輔、また中嶋一貴の後輩にあたるTDPのメンバーなど国内レースを戦う多数のドライバーが応援に駆けつけ、エールの交換を行った。また、各ドライバーが寄せ書きをした横断幕をF1チームにプレゼントし、“トヨタファミリー”全員で必勝を誓った。

  • トヨタF1チームが推し進める“トヨタウェイ”

    トヨタF1チームが推し進める“トヨタウェイ”

    今シーズン、2度の表彰台を獲得し、コンストラクターズ選手権で4位を争っているトヨタF1チーム。TMG会長兼チーム代表の山科忠が、トヨタF1チームの“改善”を語った。

    トヨタF1チームの本拠地はドイツのケルン。しかし、その精神的な中心となっているのは日本だ。近年、日本とチームのつながりは、トヨタ方式いわゆる“トヨタウェイ”がケルンの拠点にも益々取り入れられるようになると共に一層強化されている。

    「我々の結果が上向いてるのにはいくつか主立った理由がある」とトヨタF1チーム代表の山科忠は語る。

    「一つはチームのオペレーション、つまりチームワークだ。今は全員が協力してチームを引っ張っている。これにはレースの現場に赴く人間とファクトリーに留まる人間の両方が含まれる。オペレーションが改善されたため、誰もがチームをより良くするために仕事をしてくれている」

    改善、つまり継続的な向上作業は、トヨタウェイの哲学の礎石と言えるもの。そしてこの哲学がトヨタF1チームにおいてもまた重要な基本理念になっている。

    「他者と情報交換をして自分の仕事を楽しむという原則が、トヨタの基本だ」

    山科は、一つのオフィスをチームのトップマネージメントの面々と共有し、直接的なコミュニケーションができるようにしている。こうして他者に対し心を開く態度を見せることによって、革新が加速し、そして将来の成功の種まきが可能となる。

    「どれだけ相手が遠くにいようと、日常業務のコミュニケーションは電子メールでできる。だが実際に顔を突き合わせて話し合いをすれば、人はすぐに結束することができる。誰かに直接何かを伝えたいと思ったら、その場ですぐにできるわけだからね」

    「もう一つ言えるのは、みんなの日々の仕事に自分も一層関わるようになるということだ。我々3人が同じ部屋にいるということは、つまり、社内の別の場所で何が進行中なのかをより良く理解できるということでもある」

    30カ国以上の人々が働くトヨタF1チームは、F1における国際連合のようなもの。ケルンの約650名のスタッフのうち日本人も多くいるが、山科忠は各国出身のスタッフ全員がお互いから貴重な教訓を学んでおり、それがチームにトヨタならではの可能性を生み出している、と信じている。

    「日本人エンジニアたちの強みは、彼らがトヨタウェイのやり方で仕事をした経験を豊富に持っていることだ。ヨーロッパやその他の国々出身のエンジニアたちの強みは、F1やその他のモータースポーツで長年仕事をしてきた経験があることだ。我々はそれぞれの強みを組み合わせ、たとえばトヨタ流の仕事のやり方が一番適切な場合は日本人エンジニアたちが同僚にそのやり方を教え、F1流のやり方が最適な場合はこちらのエンジニアたちから学ぶようにしている。そしてそこで学んだことを日本にフィードバックしている。ここではこうしたミックスしたアプローチを採っているわけだ」