シャルル・ルクレールは、2026年F1イタリアGPの予選でフェラーリが「チームとして完璧」な仕事をできなかったと振り返った。Q2ではバッテリーに大きな問題を抱え、予選4番手にとどまったが、オスカー・ピアストリの3グリッド降格により決勝は3番グリッドからスタートする。
フェラーリは地元モンツァでポールポジション獲得を狙っていたが、ルクレールとルイス・ハミルトンはいずれもQ2敗退の危機に陥った。
ルクレールはカットラインからわずか0.008秒差でQ3進出を果たし、最終的にはポールを獲得したピエール・ガスリーから約0.2秒差の4番手となった。
「かなり苦戦した。特にQ2に入ってからは本当に厳しかった」
ルクレールは予選後にそう振り返った。
「2台ともほとんど敗退しかけていた。でも正直に言えば、舞台裏では対処しなければならない問題がたくさんあった」
Q2でバッテリーに大きな問題「問題が多すぎた」
なかでも大きかったのが、Q2で発生したバッテリーの問題だった。ルクレールによれば、フェラーリは原因を把握し、Q3に向けてある程度の修正を施したものの、セッション全体を通して混乱が続いたという。
「問題が多すぎた。残念ながらQ2ではバッテリーに大きな問題があった。それを理解して、Q3に向けてある程度修正することはできたけど、とにかく混乱したセッションだった」
「最後の100分の数秒を取りにいくなら、チームとして完璧でなければならない。でも僕たちはそうできなかった。何が起きているのか見直す必要がある」
モンツァは長いストレートが特徴で、パワーユニットのエネルギーマネジメントがラップタイムを大きく左右するサーキットでもある。ルクレールは、フェラーリだけが問題を抱えていたわけではない可能性を認めつつ、それを言い訳にはしなかった。
「パドックで話を聞けば、たぶん誰もが何かしら問題を抱えていたと思う。ここはパワーユニットを最適化するのが最も難しいコースのひとつだからね。でも、それは言い訳にはならない」

ガスリーの初ポールを称賛「アルピーヌはすべてを完璧にやった」
一方、ルクレールはアルピーヌを駆って自身初のF1ポールポジションを獲得したピエール・ガスリーについて、その仕事ぶりを高く評価した。
「ピエールとアルピーヌはすべてを完璧にやった。パドックのみんなを驚かせたと思う。完璧な仕事だった」
「ちなみに、僕はピエールのことを本当にうれしく思っている。でも今度は、今日僕たち自身が失ってしまったものを取り戻すのが僕たちの仕事だ」
ルクレールは前日、ガスリーからターン6から7について質問を受け、アドバイスを送っていたことも明かした。
「昨日ピエールと話していて、ターン6と7についていくつか聞かれた。ピエールなら教えてもいいかなと思って話したんだけど、今日は僕たち全員を倒してポールを獲った」
「僕はピエールのことを本当にうれしく思っている。みんなにとって大きな驚きだったと思う。でも、こういうマシンでは、特にこういうコースでは、すべてを完璧にやれば大きな違いを生み出せることを示している」
「彼らが一番いいマシンを持っているとは思わない。でも今日は一番いい仕事をした。こういうコースでは、それが他のサーキット以上に大きな差になる」
自身の結果については、ポールポジションには届かなかったとしながらも、少なくとももう1つ上の順位は狙えたと考えている。
「ポールポジションが可能だったとは思わない。でも、もう1つ上の順位ならおそらく可能だった。僕たちはすべてを最大限にすることを目指さなければならないけど、今日はそれができなかった」
ルクレールは予選4番手だったが、3番手タイムを記録したピアストリがQ2でリアム・ローソンを妨害したとして3グリッド降格処分を受けたことで、決勝は3番グリッドへ繰り上がった。4番グリッドのハミルトンとともに、フェラーリはホームレースの決勝をセカンドローから迎える。

















