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  • F1オランダGP 決勝 結果・タイムシート:ランド・ノリス優勝 角田裕毅11位

    F1オランダGP 決勝 結果・タイムシート:ランド・ノリス優勝 角田裕毅11位

    F1オランダGP 決勝の結果・タイムシート。8月23日(日)にザントフォールトで2026年のF1世界選手権 第12戦 オランダグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はランド・ノリス(マクラーレン)。2位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は11位でポイント獲得ならず。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが9位入賞、ランス・ストロールはリタイアだった。

    ■ ランド・ノリスが2連勝
    ランド・ノリスがF1オランダGPを制し、前戦ハンガリーGPに続く2連勝を達成した。レース中盤にはアンドレア・キミ・アントネッリをコース上で攻略して首位を奪取。終盤も安定したペースを維持し、11.536秒差でチェッカーを受けた。

    ■ アントネッリが2位でランキング首位を堅持
    アンドレア・キミ・アントネッリは再スタートでノリスを抜いて首位に立ち、レース前半をリード。最終的にはノリスに逆転を許したものの2位を確保し、ドライバーズランキング首位の座を守った。

    ■ ラッセルがフェラーリ勢を抑えて3位
    ジョージ・ラッセルは終盤、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールの猛追を受けながら3位を死守。最終ラップのターン1でもハミルトンの攻撃をしのぎ、メルセデスがアントネッリとのダブル表彰台を獲得した。

    ■ フェラーリはハミルトン4位 ルクレール5位
    フェラーリ勢は終盤まで表彰台争いに加わったが、ハミルトンが4位、ルクレールが5位。ハミルトンはラッセルの背後まで迫ったもののオーバーテイクには至らず、ルクレールもその直後でフィニッシュした。

    ■ ローソンがレッドブルで7位入賞
    アイザック・ハジャーの代役としてレッドブルから出場したリアム・ローソンは7位。終盤に黄旗違反で10秒ペナルティを科されたものの、後続のニコ・ヒュルケンベルグに十分なリードを築いていたため順位に影響せず、代役参戦でポイントを持ち帰った。

    ■ 角田裕毅は11位 惜しくもポイント届かず
    12番グリッドからスタートした角田裕毅は、一時トップ10に浮上し、29周目にはピエール・ガスリーを鮮やかにオーバーテイク。終盤までポイント圏を争ったが、58周目にガスリーに抜き返され、最終的に11位とあと一歩で入賞を逃した。

    ■ フェルスタッペンは母国最終戦で序盤クラッシュ
    マックス・フェルスタッペンはレース序盤、最終コーナーでリアを失ってバリアに激突。大きなクラッシュとなり赤旗が提示された。本人は無線で無事を伝え、自力でマシンを降りたが、ザントフォールトでの最後の母国GPは早々にリタイアとなった。

    ■ アロンソが18番手から9位 ホンダ新PUで入賞
    フェルナンド・アロンソは18番グリッドから大きく順位を上げて9位フィニッシュ。終盤にはガスリーとポイント圏を争い、ホンダの新PUを投入したアストンマーティンに貴重なポイントをもたらした。

    ■ 最後のF1オランダGPは波乱の72周
    2027年のカレンダーから外れるザントフォールトでの最後のF1オランダGPは、序盤の赤旗、複数のVSC、戦略の交錯、終盤の表彰台争いと波乱の展開となった。最後はノリスが勝利を飾り、ザントフォールトでの現行開催に幕を下ろした。

    オランダグランプリ

    F1オランダGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン ― ― - 0 3
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス +11.536 +11.536 ↑ 1 4
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス +15.906 +4.370 ↓ 1 3
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +16.755 +0.849 ↑ 1 3
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ +17.258 +0.503 ↑ 1 4
    6 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン +32.332 +15.074 ↓ 2 4
    7 30 リアム・ローソン レッドブル +79.915 +47.583 ↑ 1 3
    8 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1L +32.677 ↑ 5 3
    9 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1L +12.344 ↑ 9 2
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L +1.247 ↑ 1 3
    11 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1L +4.682 ↑ 1 3
    12 17 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1L +11.358 ↓ 2 3
    13 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1L +0.555 ↓ 4 4
    14 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 2L +31.551 - 0 4
    15 11 セルジオ・ペレス キャデラック 2L +38.048 ↑ 7 3
    16 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 2L +11.689 ↑ 1 3
    DNF 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ RETIRED ― ↓ 1 3
    DNF 77 バルテリ・ボッタス キャデラック RETIRED ― ↑ 3 3
    DNF 31 エステバン・オコン ハース STOP ― ↓ 4 3
    DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン RETIRED ― ↓ 1 4
    DNF 87 オリバー・ベアマン ハース STOP ― ↓ 1 1
    DNF 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル STOP ― ↓ 15 0
  • F1オランダGP 予選 詳報:ランド・ノリスが2戦連続PP 角田裕毅は12番手

    F1オランダGP 予選 詳報:ランド・ノリスが2戦連続PP 角田裕毅は12番手

    2026年F1第12戦オランダGPの予選が8月22日(土)にザントフォールト・サーキットで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が1分11秒163をマークしてポールポジションを獲得した。

    ノリスはスプリントでメルセデス勢に後れを取ったものの、予選では雨が迫る緊迫したQ3で会心のラップをまとめ、ジョージ・ラッセルを0.102秒差で退けた。アンドレア・キミ・アントネッリが3番手。F1復帰戦の角田裕毅(レーシングブルズ)はQ2まで進み、12番手で予選を終えた。

    Q1:ピアストリが首位 角田裕毅は7番手で突破
    数時間前に行われたスプリントではラッセルがポール・トゥ・ウイン。オーバーテイクの難しさも改めて浮き彫りになり、決勝に向けたグリッドを決める予選の重要性は一段と高まっていた。

    予選開始時のザントフォールトはドライコンディション。路面温度は約33度まで上昇していたが、午前中の雨でラバーが流されており、セッションを通して大きな路面改善が予想された。

    Q1は18分。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)が最初にコースインし、多くのドライバーがソフトタイヤで走行を開始した。

    序盤、角田裕毅が新品ソフトで1分14秒287を記録して一時トップに立つ。チームメイトのアービッド・リンドブラッドを約0.3秒上回る滑り出しとなった。

    その後、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が1分13秒406でトップに立ったが、マクラーレン勢がペースを上げ、まずノリス、続いてオスカー・ピアストリが首位を奪った。

    ハミルトンはターン1でフロントをロックさせ、芝生からグラベルへ飛び出す場面もあり、一時は10番手付近まで順位を落とした。一方、16周を走ったタイヤを使っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は4番手まで浮上し、トップ争いは僅差となった。

    終盤に向けて路面が急速に改善すると、中団勢も相次いでタイムアップ。ガブリエル・ボルトレト(アウディ)はターン1出口で大きくマシンをスライドさせながらも、最後のアタックで10番手へ浮上した。

    角田裕毅も最終アタックで7番手に入り、余裕を持ってQ2進出を決めた。

    トップはピアストリ。ハミルトンが2番手、ノリスが3番手となり、トップ3はわずか0.085秒差に収まった。

    一方、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)はチームメイトのアレクサンダー・アルボンにわずか0.022秒届かず17番手で敗退。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが18番手、ランス・ストロールが19番手となり、2台ともQ1で姿を消した。

    オリバー・ベアマン(ハース)が20番手、キャデラックのバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスが21、22番手で予選を終えた。

    Q1敗退
    17番手 カルロス・サインツJr.
    18番手 フェルナンド・アロンソ
    19番手 ランス・ストロール
    20番手 オリバー・ベアマン
    21番手 バルテリ・ボッタス
    22番手 セルジオ・ペレス

    Q2:マクラーレン勢が僅差のトップ争い 角田裕毅は12番手
    15分間のQ2では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がユーズドのソフトで最初にコースイン。メルセデス勢は2台とも新品ソフトを投入した。

    ラッセルが1分11秒959をマークし、アントネッリを約0.4秒上回って序盤の基準タイムを記録した。

    しかし、マクラーレン勢がコースに出ると状況は一変。ノリスがトップタイムを記録した直後、ピアストリが0.026秒上回って首位に立った。高速コーナーが続くセクター2でマクラーレンの速さが目立った。

    フェルスタッペンはユーズドタイヤで3番手につけ、新品ソフトを履く代役参戦のリアム・ローソンもその直後につける好走を見せた。

    角田裕毅は最初のアタックで11番手。Q3進出ラインを巡ってレーシングブルズ、アルピーヌ、アウディ勢が僅差の争いを展開した。

    残り4分を切ると各車が最後のアタックへ。メルセデスとマクラーレン、フェルスタッペンが新品ソフトを投入する一方、フェラーリ勢はユーズドタイヤを選択した。

    フェルスタッペンは3番手に浮上。ローソンも7番手に入り、Q3進出圏内を確保した。

    角田裕毅は最後のアタックでもトップ10には届かず、最終的に12番手。ローソンとの差は0.102秒で、約8カ月ぶりのF1実戦復帰となった週末でQ2進出を果たしたものの、Q3進出には一歩届かなかった。

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が11番手でQ3進出を逃し、角田裕毅が12番手。ヒュルケンベルグ、フランコ・コラピント、エステバン・オコン、アルボンもここで予選を終えた。

    Q2トップはピアストリ。ノリスがわずか0.013秒差の2番手となり、マクラーレン勢が引き続き1周の速さを示した。

    Q2敗退
    11番手 ピエール・ガスリー
    12番手 角田裕毅
    13番手 ニコ・ヒュルケンベルグ
    14番手 フランコ・コラピント
    15番手 エステバン・オコン
    16番手 アレクサンダー・アルボン

    Q3:雨迫る最終アタック ノリスがラッセルを逆転
    ポールポジションを争うQ3には、マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、レッドブル・レーシングの4チームに加え、ローソン、ボルトレト、リンドブラッドが進出した。

    セッション開始時には雨雲がサーキットへ接近しており、通常以上に最初のアタックが重要となった。

    アントネッリを先頭に各車がコースイン。フェルスタッペン、ラッセル、ローソン、ルクレール、リンドブラッドと続き、マクラーレン勢は最後にピットを離れた。

    最初のアタックではノリスが暫定ポール。ラッセルに0.151秒差をつけ、ピアストリが3番手、ルクレールが4番手、アントネッリが5番手につけた。

    フェルスタッペンは6番手。ローソンが7番手、ハミルトンは8番手となった。

    残り6分を切るころには雨粒が落ち始め、各チームは急いで最終アタックへ。ピットレーンではラッセルがピアストリをかわし、コース上でもノリスとの位置取りを巡る駆け引きが見られた。

    雨は降り始めていたものの、レーシングラインはまだドライ。気温と路面温度が下がるなか、各ドライバーは最後のアタックに賭けた。

    アントネッリがまずトップタイムを記録したが、直後にノリスがそれを更新。ラッセルもセクター1で全体ベストを記録して迫ったものの、1分11秒265で2番手にとどまった。

    ノリスは1分11秒163までタイムを縮め、ラッセルに0.102秒差をつけてポールポジションを確定させた。

    アントネッリは最終アタックのターン1でミスを喫し、ラッセルから0.031秒差の3番手。ピアストリはさらに0.009秒差の4番手となった。

    フェラーリ勢は最後までアタックを続け、ハミルトンが5番手、ルクレールが6番手。地元レースのフェルスタッペンは7番手にとどまり、ローソンが約0.1秒差の8番手につけた。

    ボルトレトが9番手、ザントフォールト初走行のリンドブラッドが10番手となった。

    オランダグランプリ

    ノリスにとっては2戦連続のポールポジションで、グランプリ通算18回目。決勝での連勝に向けて最前列を確保した。

    「これ以上ない結果だ」とノリスは予選後に語った。

    「正直、少し驚いている。まずまずのラップだった。どれだけ僅差かは分かっていたからプッシュしていたし、100分の1秒、200分の1秒が最後には大きな違いになる」

    「今日の早い時間帯は少し苦戦していたので、いい立て直しになった。今日はかなり強さを感じられたし、チームがいい仕事をしてくれた。マシンからもう少し引き出そうとしてくれて、それが助けになった」

    「それまでの状態では十分ではなかったので、何かを試す必要があった。そこで小さな変更を加えた。コンマ2秒やコンマ1秒を稼げるようなものではなかったけど、僕にもう少し自信を与えてくれるには十分だった。今日はそれをより感じることができたし、それが結果につながった」

    スプリントではメルセデスとフェラーリに後れを取ったマクラーレンだが、予選では再び1周の速さを発揮した。オーバーテイクが難しいザントフォールトではトラックポジションが大きな意味を持つだけに、ノリスは決勝へ向けて大きなアドバンテージを手にした。

    一方、その背後にはラッセルと選手権首位のアントネッリが並ぶ。スプリントで速さを見せたメルセデス、フェラーリ勢とのレースペースの差も含め、最後のF1オランダGPは戦略面でも予断を許さない展開となりそうだ。

  • F1オランダGP 予選 結果・タイムシート:ノリスがポール 角田裕毅は12番手

    F1オランダGP 予選 結果・タイムシート:ノリスがポール 角田裕毅は12番手

    F1オランダGP 予選の結果・タイムシート。8月22日(土)にザントフォールトで2026年のF1世界選手権 第12戦 オランダグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は12番手でQ2敗退。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが18番手、ランス・ストロールが19番手で揃ってQ1敗退を喫した。

    ■ ノリスが今季の勢いを示すポールポジション
    ランド・ノリス(マクラーレン)がQ3で1分11秒163をマークし、F1オランダGPのポールポジションを獲得。Q2でもトップタイムを記録し、最後のQ3では2番手ジョージ・ラッセルに0.102秒差をつけた。

    ■ メルセデス勢が2・3番手 ラッセルがアントネッリを上回る
    メルセデスはジョージ・ラッセルが1分11秒265で2番手、アンドレア・キミ・アントネッリが1分11秒296で3番手。2台の差はわずか0.031秒で、決勝ではフロント2列目までに2台を並べる。

    ■ ピアストリはQ1最速も4番手
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はQ1で1分12秒610のトップタイムを記録し、Q2でもノリスと0.013秒差の2番手。しかしQ3では1分11秒305にとどまり、ポールのノリスから0.142秒差の4番手となった。

    ■ フェラーリはハミルトン5番手 ルクレール6番手
    フェラーリ勢はルイス・ハミルトンが1分11秒494で5番手、シャルル・ルクレールが1分11秒558で6番手。ハミルトンがチームメイトを0.064秒上回ったものの、ポールタイムには0.331秒届かなかった。

    ■ レッドブルはフェルスタッペン7番手 ローソン8番手
    マックス・フェルスタッペンはQ2で3番手まで浮上したが、Q3は1分11秒618で7番手。アイザック・ハジャーの代役としてレッドブルをドライブするリアム・ローソンは1分11秒733で8番手となり、2台が4列目に並ぶ結果となった。

    ■ 角田裕毅は12番手 0.102秒差でQ3進出逃す
    角田裕毅(レーシングブルズ)はQ1を1分13秒085の8番手で突破。Q2では1分12秒627までタイムを縮めたものの、10番手のチームメイト、アービッド・リンドブラッドとは0.102秒差となり、12番手でQ3進出を逃した。

    ■ リンドブラッドがQ3進出 ボルトレトとともにトップ10
    アービッド・リンドブラッドは初のザントフォールトでQ3進出を果たし、1分12秒185で10番手。ガブリエル・ボルトレト(アウディ)も1分12秒079で9番手に入り、中団勢から2人がトップ10に食い込んだ。

    ■ アストンマーティン・ホンダは2台Q1敗退
    アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが1分13秒650で18番手、ランス・ストロールが1分13秒818で19番手となり、2台ともQ1で敗退。Q1トップのピアストリを100%としたタイム比では、アロンソが101.43%、ストロールが101.66%と厳しい結果となった。

    ■ キャデラックは最後尾2台 ボッタス21番手 ペレス22番手
    キャデラック勢はバルテリ・ボッタスが1分14秒371で21番手、セルジオ・ペレスが1分14秒600で22番手。ともにQ1で敗退し、決勝は最後尾からのスタートとなる。

    オランダグランプリ

    F1オランダGP 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分12秒695 1分11秒628 1分11秒163
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分12秒924 1分11秒959 1分11秒265
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分13秒022 1分11秒915 1分11秒296
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分12秒610 1分11秒641 1分11秒305
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分12秒673 1分11秒970 1分11秒494
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒064 1分11秒910 1分11秒558
    7 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分13秒290 1分11秒874 1分11秒618
    8 30 リアム・ローソン レッドブル 1分13秒392 1分12秒301 1分11秒733
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分13秒142 1分12秒433 1分12秒079
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分13秒074 1分12秒525 1分12秒185
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分13秒115 1分12秒616  
    12 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1分13秒085 1分12秒627  
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分13秒188 1分12秒797  
    14 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分13秒322 1分12秒800  
    15 31 エステバン・オコン ハース 1分13秒544 1分13秒137  
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分13秒552 1分13秒182  
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分13秒574    
    18 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分13秒650    
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分13秒818    
    20 87 オリバー・ベアマン ハース 1分13秒826    
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分14秒371    
    22 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分14秒600    
  • F1オランダGP予選Q2:角田裕毅は12番手 0.102秒差でQ3進出ならず

    F1オランダGP予選Q2:角田裕毅は12番手 0.102秒差でQ3進出ならず

    2026年F1第12戦オランダGPの予選Q2がザントフォールト・サーキットで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が1分11秒628でトップ通過。角田裕毅(レーシングブルズ)は1分12秒627で12番手となり、Q3進出には届かなかった。

    Q1を8番手で突破した角田裕毅は、復帰戦でトップ10入りを懸けてQ2に臨んだ。Q2ではマクラーレン勢が引き続き速さを発揮する一方、中団勢によるQ3進出争いも僅差の展開となった。

    角田裕毅は12番手でQ3進出ならず
    Q2はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が使用済みソフトタイヤで先頭に立ってコースイン。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)やメルセデス勢は新品タイヤを投入し、フェラーリ勢とマクラーレン勢も新品ソフトで最初のアタックに向かった。

    ジョージ・ラッセルが1分11秒959を記録してチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを約0.4秒上回ったが、その後はマクラーレン勢がペースを上げた。ノリスがトップタイムを記録すると、オスカー・ピアストリが0.026秒上回って首位に浮上した。

    角田裕毅は他の多くのドライバーより遅れてタイムを記録し、最初のアタックを終えた時点で11番手。ガブリエル・ボルトレト(アウディ)が8番手に入ったことでピエール・ガスリー(アルピーヌ)がトップ10圏外へ押し出されるなど、Q3進出ラインを巡る争いは接戦となった。

    この時点で中団勢ではボルトレトとアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)がトップ10圏内につけ、両者の差はわずか0.037秒。上位でもトップ3が0.076秒差に収まるなど、僅差の戦いが続いた。

    残り4分を切ると各車が最後のアタックへ。メルセデスとマクラーレンは新品ソフトを投入し、フェラーリは使用済みタイヤを選択。フェルスタッペンもこの予選で初めて新品ソフトを投入した。

    最終アタックではノリスが1分11秒628を叩き出し、ピアストリをわずか0.013秒差で逆転してQ2トップ。フェルスタッペンも新品タイヤで1分11秒874までタイムを伸ばして3番手に浮上した。

    リアム・ローソン(レッドブル)は終盤のアタックで7番手につけ、最終的には8番手でQ3進出を決定。ボルトレトが9番手、リンドブラッドが10番手に入り、中団勢から2台がトップ10に残った。

    一方、角田裕毅は最後のアタックでもQ3進出ラインを上回ることができず、1分12秒627で12番手。10番手リンドブラッドの1分12秒525には0.102秒届かず、復帰戦の予選はQ2で終了した。

    ガスリーもわずかにトップ10入りを逃して11番手。ヒュルケンベルグが13番手、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が14番手、エステバン・オコン(ハース)が15番手、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が16番手となった。

    Q2トップはノリスの1分11秒628で、ピアストリが0.013秒差の2番手。フェルスタッペンが0.246秒差の3番手、シャルル・ルクレールが4番手、アントネッリが5番手、ラッセルが6番手、ルイス・ハミルトンが7番手でQ3へ進んだ。

    F1オランダGP 予選Q2敗退ドライバー
    11番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12番手:角田裕毅(レーシングブルズ)
    13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    14番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    15番手:エステバン・オコン(ハース)
    16番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)

    角田裕毅は8番手だったQ1から順位を落としたものの、約8カ月ぶりのF1実戦復帰となったオランダGPでQ2まで進出。チームメイトのリンドブラッドには0.102秒及ばず、12番手で予選を終えた。

  • F1オランダGP予選Q1:角田裕毅8番手通過 アストンマーティン・ホンダ全滅

    F1オランダGP予選Q1:角田裕毅8番手通過 アストンマーティン・ホンダ全滅

    2026年F1第12戦オランダGPの予選Q1がザントフォールト・サーキットで行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分12秒610でトップ通過。角田裕毅(レーシングブルズ)は8番手につけ、Q2進出を決めた。

    スプリント後に雨が降ったザントフォールトだが、予選開始時には路面はドライ。Q1では22台がコースに入り、下位6台が脱落するフォーマット。

    路面コンディションが刻々と改善するなか、終盤まで順位が激しく入れ替わる展開となった。

    角田裕毅が8番手でQ2進出
    Q1序盤、角田裕毅は新品ソフトタイヤでアタック。使用済みソフトを履くチームメイトのアービッド・リンドブラッドを上回り、1分14秒287をマークして一時トップに立った。リンドブラッドに約0.3秒の差をつける走りで、復帰後初となるグランプリ予選をスタートさせた。

    その後は路面の改善に伴ってタイムが一気に上昇。ルイス・ハミルトンがトップに立った後、ランド・ノリスが約0.3秒上回り、さらにピアストリがノリスを約0.2秒上回って首位へ浮上した。ジョージ・ラッセルも2番手につけ、マクラーレンとメルセデスが上位に顔をそろえた。

    一方、ハミルトンはターン1でロックアップしてコースを外れる場面もあり、一時10番手まで後退。路面の進化が続くなか、残り4分で使用済みソフトを履いて再びコースへ向かった。

    残り2分になると各車が最後のアタックへ。ラッセル、シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペンを除く多くのドライバーがコース上に並び、Q2進出を懸けたタイム更新が相次いだ。

    ハミルトンは最後のアタックで2番手まで浮上。角田裕毅も終盤にタイムを更新し、一時7番手につけてQ2進出を確実なものとした。一方、ガブリエル・ボルトレトが10番手に浮上したことでフェルナンド・アロンソが脱落圏へ。カルロス・サインツJr.もタイムを改善したもののQ1突破には届かなかった。

    アストンマーティン・ホンダは2台ともQ1敗退
    アストンマーティン・ホンダ勢にとっては厳しいQ1となった。

    ランス・ストロールは最後のアタックでタイムを更新したものの、他車の改善によって脱落圏から抜け出せず、1分13秒818で19番手。フェルナンド・アロンソもセッション中盤には12番手につけていたが、終盤のトラックエボリューションのなかで順位を落とし、1分13秒650の18番手でQ1敗退となった。

    最終的にピアストリが1分12秒610でQ1トップ。ハミルトンが0.063秒差の2番手、ノリスが0.085秒差の3番手となった。ラッセル、アンドレア・キミ・アントネッリ、ルクレールが続き、リンドブラッドが7番手、角田裕毅は1分13秒085の8番手でQ2進出を果たした。

    レッドブル勢はフェルスタッペンが12番手、アイザック・ハジャーの代役を務めるリアム・ローソンが14番手で、ともにQ2へ進出した。

    F1オランダGP 予選Q1敗退ドライバー
    17番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    18番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    19番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    21番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    22番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)

    角田裕毅はF1復帰後初となるグランプリ予選でまずQ1を突破。チームメイトのリンドブラッドとともにトップ10圏内のタイムを記録し、Q2でさらなる上位進出を狙う。

  • F1オランダGP スプリント詳報:ラッセルがポール・トゥ・ウイン 角田裕毅13位

    F1オランダGP スプリント詳報:ラッセルがポール・トゥ・ウイン 角田裕毅13位

    2026年F1第12戦オランダGPのスプリントが8月22日(土)、ザントフォールト・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションから逃げ切って優勝。今季3度目のスプリント勝利を挙げた。

    2位にはソフトタイヤを選択したシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が入り、選手権リーダーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は4位。

    アストンマーティンは前日のフェルナンド・アロンソ車で発生していたStraight Line Mode(SLM)の問題を修正し、アロンソはピットレーンからスプリントに臨んだ。

    ラッセルがポールから好スタート
    全24周で争われるスプリントは曇り空のドライコンディションでスタート。路面温度は24度と、前日のスプリント予選より低いコンディションとなった。

    上位勢の大半がユーズドのミディアムタイヤを選択するなか、3番グリッドのルクレールはソフトを投入。17番グリッドのオリバー・ベアマン(ハース)もソフトを選び、それ以外はミディアムを履いた。

    一方、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)とアロンソはパルクフェルメ下でセットアップを変更したため、ピットレーンスタートとなった。両チームは午後の予選と日曜日の決勝を見据え、データ収集を目的に変更を加えた。

    フォーメーションラップではセルジオ・ペレス(キャデラック)がグリッドから発進できず、ピットレーンへ運ばれるトラブルが発生。ペレスは大きく遅れてレースに加わることになった。

    スタートではラッセルが首位をキープ。2番手ノリス、3番手ルクレールもポジションを守ったが、5番手スタートのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がターン2でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抜いて4番手に浮上した。

    ソフトタイヤのルクレールは序盤からノリスにプレッシャーをかけ、その後方にはアントネッリが接近。トップ4が比較的近い間隔でレースを進めた。

    角田裕毅はスタートで13番手に後退
    12番グリッドからスタートした角田裕毅にとって、今回のスプリントは8カ月ぶりのF1実戦となった。

    角田裕毅はアイザック・ハジャーの負傷によってドライバーラインアップが変更されたことを受け、レッドブル・レーシングでハジャーの代役を務めるリアム・ローソンに代わってレーシングブルズから出場。前日のフリー走行で2026年型マシンを初めて実走させ、スプリント予選では12番手につけていた。

    スプリントではスタートもひとつの課題だった。2026年型F1マシンはスタート手順が従来とは異なり、さらに各マシンによって手順にも違いがある。角田裕毅は事前にピットレーン出口でスタート練習を行っていたものの、実戦でこの手順を経験するのは今回が初めてだった。

    スタート直後、角田裕毅はフランコ・コラピント(アルピーヌ)の先行を許して13番手に後退。その後はコラピントの背後を走ったが、オーバーテイクが難しいザントフォールトということもあり、ポジションを取り戻すまでには至らなかった。

    オランダグランプリ

    ラッセルとノリスの差は1秒前後
    トップでは序盤、ラッセルがノリスに対して1秒強のリードを築いたものの、大きく引き離すまでには至らなかった。ノリスも徐々に差を縮め、5周目には1秒以内に入り、オーバーテイクモードを使用できる位置まで接近した。

    一方、ルクレールとアントネッリも前車との間隔を1秒以内に保ち、トップ4は緊張感のある展開となった。

    6番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はピアストリから徐々に離され、その後方ではルイス・ハミルトン(フェラーリ)が約0.5秒差まで接近。しかし、抜きにくいザントフォールトでは決定的なチャンスを作ることができなかった。

    8番手ではピエール・ガスリー(アルピーヌ)が最後のポイント圏内を走行し、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)がその背後につけた。

    ノリスにリアグリップの問題
    レースが動き始めたのは10周目前後だった。

    ノリスが「リアがない」と無線で訴え、コーナー立ち上がりでマシンを安定させることに苦戦。9周目から10周目にかけてラッセルとの差が一気に広がり、11周目には1.7秒まで開いた。

    これによってラッセルは首位で余裕を得る一方、ノリスにはルクレールが接近。ソフトタイヤでスタートしたルクレールは懸念されていた大幅なデグラデーションを見せず、ノリスの背後でチャンスをうかがった。

    アントネッリもルクレールの後方につけていたが、ザントフォールトでは前車に近づいても追い抜くことが難しく、順位を上げられない状態が続いた。

    ルクレールが18周目にノリスを攻略
    13周目以降、ルクレールはノリスとの差をさらに縮めた。リアウイングを開きながらメインストレートで何度も仕掛けるが、ノリスもミスなく守り続ける。

    17周目にはその差が0.4秒まで縮まり、迎えた18周目、ついにルクレールが仕掛けた。

    メインストレートでオーバーテイクモードを使用してノリスに迫り、ターン1のイン側へ飛び込んで2番手を奪取。レース中に上位勢で起きた数少ない本格的なオーバーテイクとなった。

    ルクレールはその後すぐにノリスを引き離したが、首位ラッセルは約1.3秒前方を走っており、残り周回も少なかった。

    アントネッリがノリスを猛追
    ルクレールに抜かれたノリスには、今度はアントネッリが迫った。

    19周目には0.5秒程度まで接近。アントネッリはバッテリーを充電しながらタイヤを整え、終盤のアタックに備えた。

    一時は約0.9秒まで離れたものの、22周目には再び0.5秒差。ノリスは前方のルクレールから2秒以上離れたことでオーバーテイクモードを使えず、厳しい状況で3位を守ることになった。

    最終24周目、アントネッリはターン1で一瞬イン側をうかがったものの、仕掛けられる距離には届かない。ノリスが0.385秒差で3位を守り切った。

    ラッセルが今季3度目のスプリント勝利
    トップではラッセルが最後までレースをコントロール。ルクレールに1.360秒差をつけてチェッカーを受け、ポールポジションから今季3度目となるスプリント勝利を飾った。

    「週末のいいスタートになった。あと1周あったら、レースの終わり方はかなり違っていただろうね」

    ラッセルはレース後にそう振り返った。

    「オーバーテイクがあるとすれば終盤だと思っていたから、最後にタイヤを残しておく必要があると分かっていた。シャルルが速いことも分かっていたけど、なんとか前に居続けることができた」

    実際、ラッセルがフィニッシュラインを通過した直後には雨が降り始めた。もし数分早ければ、レース結果を大きく左右する可能性もあった。

    「もう少し早く雨が来ていたら、最終ラップはかなり危なかっただろうね!」

    ルクレールはソフトタイヤを生かして2位
    ルクレールは上位勢で唯一ソフトタイヤを選択するギャンブルに出たが、その判断が奏功した。

    「何かをやっているのが自分だけというときは、大正解か大間違いのどちらかだ。でも今回はうまくいった。それだけFP1でしっかり宿題をできていたということだ」

    ノリスを抜いた場面については「ランドはメインストレートであまりデプロイメントが残っていないと分かっていたから、そこを最大限に生かす必要があった。それでもブレーキングポイントにはほぼ同時に到達したから、簡単ではなかった」と説明した。

    「マシンの感触はいい。シーズン後半をこういう形で始められたのはいいことだ」

    ノリスは3位「低速域でもっと必要」
    ノリスは序盤こそラッセルにプレッシャーをかけたが、中盤からリアグリップに苦しみ、最終的にはルクレールに2位を明け渡した。

    「悪い結果ではないけど、最高でもない。今日はもう少し速ければよかった。でもシャルルが速すぎた。タイヤの問題だったとは思わない。今日は彼らの方が少し速かった」

    マクラーレンの弱点については「高速ではすごくいい。でも低速ではマシンが必要なレベルのパフォーマンスを発揮できていない。進歩には満足できるけど、まだもっと必要だ」と語った。

    アントネッリは4位でも選手権リード拡大
    アントネッリはスタートでピアストリを抜いたものの、その後はルクレールとノリスを攻略できず4位。それでも5ポイントを獲得し、7位に終わったハミルトンとの差を広げた。

    レース前に50ポイントだった両者の差は53ポイントに拡大。ラッセルは優勝で8ポイントを加えたが、アントネッリとの差は59ポイントから56ポイントとなった。

    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフはラッセルについて「彼には不運もかなりあったから、夏休み明けに戻ってきてポールを獲り、勝てたのはいいことだ。大量のポイントではないが、自信を取り戻すにはいい後押しになる」とコメントした。

    アントネッリについても「昨日のようにヒヤッとする瞬間があって、もう少しでマシンを失いそうになれば、そのことはスプリント予選の残りの間も頭に残る。今日は1ポイントのためにリスクを冒さず、本当に賢いレースをした。2人の今日の仕事にはとても満足している」と評価した。

    フェルスタッペン6位 ハミルトン7位
    5位ピアストリはトップ4から大きく離れたものの、フェルスタッペンを抑えてフィニッシュ。フェルスタッペンは母国レースで6位となった。

    その背後ではハミルトンがレース序盤からフェルスタッペンを追った。一時は2秒ほど離されたが、終盤には再び1秒以内まで接近。それでも追い抜くには至らず7位に終わった。

    最後の1ポイントはガスリーが獲得。アップデートが投入されたアルピーヌで8位を守り、ボルトレトを9位に抑えた。

    10位はアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)。ハジャーの代役としてレッドブル・レーシングをドライブしたローソンは11位となった。

    角田裕毅は13位で復帰後初レースを完走
    中団ではコラピントが12位、角田裕毅が13位でフィニッシュ。角田裕毅はスタートで失ったポジションを取り戻すことはできなかった。

    それでも、今回のオランダGPでは金曜日のFP1が角田裕毅にとって2026年型F1マシンでの初走行だった。そこからスプリント予選を経て24周のスプリントを完走し、午後の予選を前に実戦での走行距離を積み重ねた。

    角田裕毅の後方ではエステバン・オコンとベアマンのハース勢が14位、15位。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が16位となった。

    アストンマーティンはアロンソのSLM問題を修正
    アストンマーティン勢はランス・ストロールが17位、ピットレーンスタートのアロンソが18位と、ポイント圏外でスプリントを終えた。

    アロンソは前日のスプリント予選で最下位に終わっていたが、アストンマーティンはその後、アロンソ車でStraight Line Mode(SLM)が正常に機能していなかったことを確認。チームによれば、この問題はスプリントまでに修正された。

    アストンマーティンは今週末、ホンダが投入した新仕様のF1パワーユニットを使用している。ただし、アロンソのピットレーンスタートはパルクフェルメ下でセットアップを変更したことによるもので、チームは午後の予選と日曜日の決勝を見据えてデータを収集するための変更だったと説明している。

    そのため、スプリントでの17位と18位という結果だけで新PUのパフォーマンスを判断することは難しい。少なくともアロンソ車では前日のSLMの不具合が解消され、24周のレース距離を走り切った。

    チェッカー直後に雨
    レース中に大きな波乱を生むことはなかったものの、終盤にはザントフォールト上空に黒い雲が接近。最終ラップには軽い雨の可能性も伝えられていた。

    雨が本格的に落ち始めたのはチェッカーフラッグ直後で、各車は濡れ始めた路面を慎重に走りながらピットへ戻った。

    これによって路面に形成されたラバーの一部が洗い流される可能性があり、このあと行われるF1オランダGP予選では再びコンディションが変化することも予想される。

    スプリントではメルセデスとフェラーリが強いレースペースを示し、マクラーレンは低速域で課題を抱えた。レッドブル・レーシングもトップ争いには届かなかった。抜きにくいザントフォールトだけに、決勝のグリッドを決める予選はこれまで以上に重要なセッションとなりそうだ。

  • F1オランダGP スプリント 結果・タイムシート:ラッセル優勝 角田裕毅13位

    F1オランダGP スプリント 結果・タイムシート:ラッセル優勝 角田裕毅13位

    F1オランダGP スプリントの結果・タイムシート。8月22日(土)にザントフォールトで2026年のF1世界選手権 第12戦 オランダグランプリのスプリントレースが行われた。

    優勝はジョージ・ラッセル(メルセデス)。2位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。復帰戦となる角田裕毅(レーシングブルズ)は13位。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが17位、フェルナンド・アロンソが18位だった。

    ■ ラッセルが今季3度目のスプリント勝利
    ジョージ・ラッセルがポールポジションから24周をほぼ完璧にコントロールし、2026年シーズン3度目のスプリント勝利を飾った。序盤はランド・ノリスに1秒前後まで迫られる場面もあったが、終盤に向けて再び差を広げ、最後まで首位を譲らなかった。

    ■ ルクレールが終盤にノリスを攻略して2位
    3番グリッドからソフトタイヤを選択したシャルル・ルクレールは、長くノリスの背後につけながらタイヤを持たせ、18周目のターン1でオーバーテイクに成功。残り周回でラッセルを追ったものの届かず、フェラーリに2位をもたらした。

    ■ ノリスはリアグリップに苦しみながら3位を死守
    ノリスは序盤にラッセルとの差を縮めたものの、中盤から「リアがない」と訴えるほど後輪のグリップに苦戦。ルクレールには抜かれたが、終盤はアンドレア・キミ・アントネッリの猛追をしのぎ切って3位を確保した。

    ■ アントネッリは4位まで挽回も表彰台には届かず
    5番手スタートのアントネッリはスタート直後にオスカー・ピアストリを抜いて4位へ浮上。レース終盤にはノリスとの差を0.5秒前後まで詰めたが、決定的なオーバーテイクの機会を作れず、そのまま4位でフィニッシュした。

    ■ フェルスタッペンはホームで6位
    マックス・フェルスタッペンは6番手から順位を上げられず、トップ勢から徐々に離される展開となった。ピアストリとの差も広がり、後方からルイス・ハミルトンのプレッシャーを受けながら6位を守った。

    ■ ガスリーが中団トップで最後の1ポイント獲得
    ピエール・ガスリーは8番手を守り切り、中団勢トップでフィニッシュ。アップデートを投入したアルピーヌは、ガブリエル・ボルトレトを抑えてスプリント最後の得点圏となる8位を確保した。

    ■ ローソン11位 角田裕毅は13位
    レッドブルに復帰したリアム・ローソンは11位でフィニッシュ。レーシングブルズからF1復帰した角田裕毅はスタートでフランコ・コラピントに先行を許し、その後も大きく順位を動かせないまま13位でスプリントを終えた。

    ■ サインツとアロンソはピットレーンスタート
    カルロス・サインツJr.とフェルナンド・アロンソはパルクフェルメ下でセットアップ変更を行ったため、ピットレーンからスタート。アロンソはスプリント予選で発生していたStraight Line Modeの不具合を修正した状態で走行し、18位まで順位を上げた。

    ■ ヒュルケンベルグがトラブルで大幅周回遅れ
    ニコ・ヒュルケンベルグは序盤にマシントラブルでピットへ戻り、一時はリタイア状態となった。その後コースへ復帰したものの、最終的には17周遅れとなり、実質的にレース争いから脱落した。

    ■ 最終周に雨が到来
    終盤には暗い雲がサーキットへ近づき、最終周付近で実際に雨が降り始めた。ただし順位争いを大きく変えるほどではなく、各ドライバーは滑りやすくなった路面を慎重に走り切ってチェッカーを受けた。

    オランダグランプリ

    F1オランダGP スプリント 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス ― ― - 0 0
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ +1.360 +1.360 ↑ 1 0
    3 4 ランド・ノリス マクラーレン +5.196 +3.836 ↓ 1 0
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス +5.581 +0.385 ↑ 1 0
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン +10.185 +4.604 ↓ 1 0
    6 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル +10.529 +0.344 - 0 0
    7 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +12.188 +1.659 - 0 0
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ +42.510 +30.322 - 0 0
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ +44.437 +1.927 - 0 0
    10 17 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ +44.971 +0.534 - 0 0
    11 30 リアム・ローソン レッドブル +47.471 +2.500 - 0 0
    12 43 フランコ・コラピント アルピーヌ +54.466 +6.995 ↑ 1 0
    13 22 角田裕毅 レーシングブルズ +56.483 +2.017 ↓ 1 0
    14 31 エステバン・オコン ハース +66.098 +9.615 ↑ 1 0
    15 87 オリバー・ベアマン ハース +66.588 +0.490 ↑ 2 0
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ +74.632 +8.044 - 0 0
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン +74.650 +0.018 ↑ 1 0
    18 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン +75.284 +0.634 ↑ 4 0
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1L +15.312 - 0 0
    20 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1L +33.814 ↑ 1 1
    21 11 セルジオ・ペレス キャデラック 3L 2L ↓ 1 0
    DNF 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 17L 13L ↓ 8 1
  • F1オランダGP 詳報:ラッセルがスプリントポール 角田裕毅はほぼぶっつけで12番手

    F1オランダGP 詳報:ラッセルがスプリントポール 角田裕毅はほぼぶっつけで12番手

    2026年F1第12戦オランダGPのスプリント予選が8月21日(金)、ザントフォールト・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がスプリントポールを獲得した。

    ラッセルはSQ3で1分11秒567を記録し、ランド・ノリス(マクラーレン)をわずか0.041秒差で退けた。3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、4番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続き、トップ4が0.099秒以内に収まる接戦となった。

    選手権リーダーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は5番手、母国レースのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は6番手だった。

    アイザック・ハジャーの負傷によるドライバー変更も注目を集めた。レッドブルに復帰したリアム・ローソンは11番手、レーシングブルズからF1復帰を果たした角田裕毅は12番手。両者はわずか0.009秒差で並び、ともにSQ3進出を逃した。角田裕毅にとっては、2026年型レーシングブルズで実走できたのはこの日のFP1のみ。ほぼぶっつけに近い状況で臨んだスプリント予選でSQ1を突破した。

    ■ SQ1:ルクレール最速 角田裕毅13番手で突破 アロンソ最下位
    スプリント予選はドライコンディションでスタート。ザントフォールトの路面温度は34度まで上昇していた。スプリント予選ではSQ1とSQ2でミディアム、SQ3でソフトタイヤの使用が義務付けられている。

    12分間のSQ1ではアントネッリが先頭でコースインし、チームメイトのラッセル、セルジオ・ペレス(キャデラック)が続いた。全長の短いザントフォールトに22台が集中するため、トラフィックも重要な要素となった。

    最初に基準タイムを作ったラッセルは1分13秒829をマーク。一方、FP1で最速だったアントネッリはターン13への進入でリアを失い、そのままグラベルへ飛び出した。最初のアタックを失っただけでなく、マシンのフロアにもダメージを負うことになった。

    その後、フェラーリ勢がペースを上げ、ルイス・ハミルトンがトップ、ルクレールが2番手へ浮上。ローソンも4番手につける好スタートを切った。

    アントネッリはマシンに大きな問題がないことを確認して再びコースへ。終盤にタイムをまとめて危機を脱した。アントネッリは最終的に1分13秒668の8番手でSQ2進出を決めた。

    残り時間が少なくなるにつれて路面コンディションも改善し、ノリスが一時トップに立ったが、最後はルクレールが1分13秒011を記録してSQ1最速。ノリスが0.060秒差の2番手、ピアストリが3番手、ハミルトンが4番手に続いた。

    ローソンは1分13秒420で6番手に入り、1分13秒585のフェルスタッペンを上回る走りを披露。F1 TVのジョリオン・パーマーも「角田にも感心しているが、それ以上にローソンには本当に感心している。彼は6番手でフェルスタッペンより前だ」と評価した。

    角田裕毅は1分14秒490の13番手でSQ2進出。チームメイトのアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)も11番手で通過し、レーシングブルズは2台をSQ2へ送り込んだ。

    下位ではセッション終盤まで激しいノックアウト争いが続いた。オリバー・ベアマン(ハース)は最後のアタックでタイムを更新したものの17番手にとどまった。

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は18番手。サインツJr.はFP1でフロアにダメージを負っており、スプリント予選でも最適なラップをまとめられず、SQ1で姿を消した。ランス・ストロール(アストンマーティン)は19番手だった。

    キャデラック勢も苦戦し、バルテリ・ボッタスが20番手、ペレスが21番手でSQ1敗退となった。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はアタック中にロックアップしてグラベルへ飛び出し、タイヤをフラットスポットさせた。これによって最後のタイム更新が難しくなり、1分16秒014の22番手。最下位でSQ1敗退となった。

    その後、アロンソ車ではストレートラインモードが正常に作動していなかったとの情報も伝えられた。リアウイングが想定通りにフラットにならない状態でブレーキングに入ったことが、ロックアップにつながった可能性がある。

    最終的にベアマン、サインツJr.、ストロール、ボッタス、ペレス、アロンソの6人がSQ1で敗退。新しいホンダ製パワーユニットを投入したアストンマーティンは2台とも最初の関門を突破できなかった。

    オランダグランプリ

    ■ SQ2:ピアストリ最速 角田裕毅12番手で敗退
    10分間のSQ2もミディアムタイヤで行われた。ヒュルケンベルグを先頭にオコン、アルボン、ノリスらがコースへ向かい、16台での争いがスタートした。

    序盤はオコンが基準タイムを記録。路面温度は徐々に低下しており、ドライバーたちは変化するコンディションへの対応も求められた。ノリスはタイヤを仕上げるため、ダブルウォームアップを選択した。

    マクラーレン勢がアタックに入ると勢力図が変化。ピアストリが1分12秒026を叩き出してトップに立った。

    ノリスはアタックでミスがありながら1分12秒189で2番手。ルクレールはピアストリに0.164秒届かず、ノリスとはわずか0.001秒差の1分12秒190で3番手につけた。ラッセルが4番手、ハミルトンが5番手、アントネッリが6番手となった。

    フェルスタッペンは1分12秒771で8番手。SQ1ではローソンの後ろだったが、SQ2ではレッドブル勢最上位に戻った。

    一方、終盤までボルトレト、リンドブラッド、角田裕毅、ガスリーの4人が代表タイムを持たない状況となり、最後のアタックでSQ3進出争いが一気に動くことになった。ヒュルケンベルグとアルボンも敗退圏に位置し、オコンが10番手のボーダー上にいた。

    チェッカーフラッグが振られるなか、ガスリーが最後の一発で1分12秒720を記録して7番手へジャンプアップ。リンドブラッドも1分12秒785で9番手、ボルトレトも1分12秒786で10番手に入り、SQ3進出を決めた。

    その一方でローソンは1分13秒136の11番手。角田裕毅は1分13秒145で12番手となり、ローソンにわずか0.009秒届かなかった。コラピントは13番手、ヒュルケンベルグは14番手、オコンは15番手、アルボンは16番手で敗退した。

    ローソンはSQ1で6番手と好スタートを切ったものの、SQ2では周囲と同じだけのタイムアップを果たせず、SQ3進出を逃した。一方、角田裕毅もF1復帰戦でSQ1を突破したが、最後のアタックでトップ10には届かなかった。

    角田裕毅とローソンは、ともに急きょ異なるマシンをドライブすることになった週末だった。なかでも角田裕毅はシミュレーターで準備していたとはいえ、2026年型レーシングブルズを実際に走らせる機会はこの日のFP1だけ。わずか1セッションでマシンへの理解を深め、そのままほぼぶっつけに近い状態でスプリント予選に臨んだ。その状況でSQ1を13番手で突破し、SQ2でもローソンから0.009秒差の12番手まで進んだ。

    ■ SQ3:ラッセルが0.041秒差でスプリントポール
    SQ3ではタイヤがミディアムからソフトへ変更された。8分間という短いセッションだったが、開始直後は誰もコースへ向かわず、各チームは最後の一発に向けてタイミングを計った。

    残り4分を切ったところでノリスが最初に動き、アントネッリ、ラッセル、ルクレール、ピアストリ、ハミルトンが続いた。さらにリンドブラッドとフェルスタッペンがコースイン。ガスリーとボルトレトはさらに遅いタイミングまでピットにとどまった。

    ノリスらはソフトタイヤでもウォームアップを重視し、2周を使ってタイヤを準備。残り時間が1分ほどになったところで本格的なアタックが始まった。

    アントネッリはセクター1でノリスを約0.2秒上回る速さを見せた。一方、ラッセルもチームメイトを上回るペースでセクター1を通過した。

    しかし、アントネッリは高速区間を含むセクター2でノリスに対して約0.5秒を失った。ノリスが1分11秒608を記録してトップに立ち、アントネッリは約0.2秒届かなかった。

    その直後、ラッセルが1分11秒567を叩き出し、ノリスを0.041秒上回ってトップへ。ルクレール、ハミルトン、フェルスタッペンも続けてフィニッシュしたが、誰もラッセルを逆転できなかった。

    ラッセルがスプリントポールを獲得し、ノリスがわずか0.041秒差の2番手。ルクレールはラッセルから0.055秒差の3番手、ピアストリも0.099秒差の4番手に入り、メルセデス、マクラーレン、フェラーリの3チームがトップ4を分け合った。

    アントネッリは0.227秒差の5番手。フェルスタッペンは0.527秒差の6番手、ハミルトンは0.624秒差の7番手となった。ハミルトンはFP1からSQ1にかけて速さを見せていたものの、最後のSQ3ではアタックをまとめ切れなかった。

    中団勢ではガスリーが8番手、ボルトレトが9番手。ザントフォールト初走行のリンドブラッドはSQ3まで進出し、10番グリッドを獲得した。

    ラッセルにとっては今季3回目のスプリントポール。シーズン前半戦では苦戦も経験したが、サマーブレイク明け最初の週末で重要な結果を手にした。

    スプリントポールを獲得したラッセルは、メルセデス、マクラーレン、フェラーリによる僅差の争いを制したことに満足感を示した。

    「休み明けに大好きなサーキットへ戻ってこられてうれしい。ラップは本当にいい感触だったし、すべてが本当にうまくまとまった。マクラーレンも速そうだったし、フェラーリも速そうだったから、重要な場面で決められてよかった」

    ラッセルはドライバーズ選手権で首位アントネッリを59ポイント差で追っている。今回のスプリントでは5番手のアントネッリとの間にノリス、ルクレール、ピアストリの3台が入るため、タイトル争いの観点でもラッセルにとって大きなチャンスとなる。

    ■ 角田裕毅とローソンは0.009秒差 チームメイトとの差もほぼ同じ
    今回のスプリント予選で興味深い結果となったのが、急きょ異なるマシンをドライブすることになった角田裕毅とローソンの比較だ。

    角田裕毅のSQ2タイムは1分13秒145。同じレーシングブルズのリンドブラッドが記録した1分12秒785から0.360秒差だった。また、SQ3進出ラインとなった10番手ボルトレトの1分12秒786には0.359秒届かなかった。

    ローソンのSQ2タイムは1分13秒136で、フェルスタッペンの1分12秒771に対して0.365秒差。SQ3進出ラインのボルトレトには0.350秒届かなかった。

    つまり、ローソンと角田裕毅は直接比較ではわずか0.009秒差。そして、それぞれのチームメイトとの差もローソンが0.365秒、角田裕毅が0.360秒とわずか0.005秒しか違わなかった。

    ローソンはSQ1ではフェルスタッペンを上回る6番手につけたが、SQ2では周囲ほどタイムを伸ばせず11番手。角田裕毅はSQ1を13番手で突破し、SQ2ではローソンに0.009秒まで迫ったものの12番手で敗退した。

    角田裕毅は2026年型レーシングブルズでの実走がFP1の1セッションだけという限られた準備時間でスプリント予選に臨んだ。その条件下で12番手まで進み、チームメイトのリンドブラッドとの差は0.360秒、SQ3進出ラインまでは0.359秒だった。

    一方、リンドブラッドはSQ2を9番手で突破してSQ3へ進み、最終的に10番手。フェルスタッペンは6番手を獲得しており、スプリントではフェルスタッペンとローソン、リンドブラッドと角田裕毅、それぞれのレースペースにも注目が集まる。

    ■ F1オランダGP スプリント予選結果
    1番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    5番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    7番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    8番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    9番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    10番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    11番手:リアム・ローソン(レッドブル)
    12番手:角田裕毅(レーシングブルズ)
    13番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    15番手:エステバン・オコン(ハース)
    16番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    18番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    19番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    21番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    22番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

  • F1オランダGP スプリント予選 結果・タイムシート:ラッセル最速 角田裕毅12番手

    F1オランダGP スプリント予選 結果・タイムシート:ラッセル最速 角田裕毅12番手

    F1オランダGP スプリント予選の結果・タイムシート。8月21日(金)にザントフォールトで2026年のF1世界選手権 第12戦 オランダグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は12番手でSQ2敗退。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが19番手、フェルナンド・アロンソが22番手だった。

    ■ ラッセルが0.041秒差でスプリントポール
    ジョージ・ラッセルがSQ3で1分11秒567を叩き出し、F1オランダGPのスプリントポールを獲得した。2番手ランド・ノリスとの差はわずか0.041秒。シャルル・ルクレールが0.055秒差の3番手、オスカー・ピアストリが4番手に続き、トップ4は0.099秒以内にひしめく接戦となった。

    ■ アントネッリは5番手 メルセデス勢で明暗
    FP1でトップタイムを記録したアンドレア・キミ・アントネッリは、SQ1でグラベルにはみ出す場面もありながらSQ3まで進出。最終アタックではセクター1でノリスを上回ったものの、セクター2でタイムを失い、ラッセルから0.227秒差の5番手となった。選手権リーダーはスプリントを3列目からスタートする。

    ■ フェルスタッペンは6番手 トップから0.527秒差
    母国グランプリのマックス・フェルスタッペンはSQ2を8番手で通過し、SQ3では1分12秒094を記録。ラッセルから0.527秒差の6番手にとどまった。レッドブルは代役参戦のリアム・ローソンがSQ2で敗退しており、フェルスタッペンが唯一SQ3へ進んだ。

    ■ ガスリーが8番手 アルピーヌのアップグレードが効果
    ピエール・ガスリーはSQ2終盤の一発で7番手に飛び込み、SQ3でも8番手を獲得した。アルピーヌのスティーブ・ニールセンによれば、ガスリー車に投入されたアップグレードは約0.7秒の効果があるとみられている。旧仕様を使用するフランコ・コラピントはSQ2で13番手だった。

    ■ リンドブラッドが10番手 レーシングブルズで唯一SQ3進出
    ザントフォールトでの走行経験がないアービッド・リンドブラッドが健闘した。SQ1を11番手、SQ2を9番手で突破すると、SQ3では1分12秒737を記録して10番手。スプリントを5列目からスタートする。

    ■ 角田裕毅は12番手 ローソンにわずか0.009秒届かず
    F1復帰戦となった角田裕毅はSQ1を13番手で突破したが、SQ2では1分13秒145の12番手で敗退した。レッドブルで代役参戦するローソンは1分13秒136の11番手で、両者の差はわずか0.009秒だった。慣れない2026年型マシンで臨んだ2人は隣り合う6列目からスプリントをスタートする。

    ■ 角田裕毅はリンドブラッドから0.360秒差 SQ3まで0.359秒
    角田裕毅のSQ2タイムは1分13秒145。同じレーシングブルズのリンドブラッドが記録した1分12秒785から0.360秒差だった。また、SQ3進出ラインとなった10番手ガブリエル・ボルトレトの1分12秒786には0.359秒届かなかった。リンドブラッドとボルトレトはわずか0.001秒差で9、10番手に並んだ。

    ■ ローソンもフェルスタッペンから0.365秒差 SQ3まで0.350秒
    ローソンのSQ2タイムは1分13秒136で、フェルスタッペンの1分12秒771に対して0.365秒差。SQ3進出ラインのボルトレトには0.350秒届かなかった。ローソンと角田裕毅は0.009秒という僅差だった一方、それぞれのチームメイトとの差はローソンが0.365秒、角田裕毅が0.360秒とほぼ同じだった。

    ■ アストンマーティンはSQ1で全滅 アロンソは最下位
    新しいホンダ製パワーユニットを投入したアストンマーティンは苦しいスプリント予選となった。ランス・ストロールが19番手、フェルナンド・アロンソが22番手で、ともにSQ1敗退。アロンソはアタック中にロックアップしてグラベルへ飛び出しており、ストレートラインモードが正常に作動していなかった可能性も報告されている。

    F1オランダGP スプリント予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム SQ1 SQ2 SQ3
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分13秒278 1分12秒235 1分11秒567
    2 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分13秒071 1分12秒189 1分11秒608
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒011 1分12秒190 1分11秒622
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分13秒126 1分12秒026 1分11秒666
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分13秒668 1分12秒511 1分11秒794
    6 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分13秒585 1分12秒771 1分12秒094
    7 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分13秒151 1分12秒445 1分12秒191
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分13秒977 1分12秒720 1分12秒578
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分13秒730 1分12秒786 1分12秒583
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分14秒057 1分12秒785 1分12秒737
    11 30 リアム・ローソン レッドブル 1分13秒420 1分13秒136  
    12 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1分14秒490 1分13秒145  
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分14秒618 1分13秒439  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分14秒284 1分13秒616  
    15 31 エステバン・オコン ハース 1分14秒503 1分13秒893  
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分14秒596 1分14秒294  
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 1分14秒728    
    18 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分14秒738    
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分15秒391    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分15秒472    
    21 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分15秒545    
    22 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分16秒014    
  • F1オランダGPスプリント予選SQ2:角田裕毅12番手で敗退 ローソンに0.009秒届かず

    F1オランダGPスプリント予選SQ2:角田裕毅12番手で敗退 ローソンに0.009秒届かず

    2026年F1第12戦オランダGPのスプリント予選SQ2がザントフォールト・サーキットで行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムを記録。角田裕毅(レーシングブルズ)は12番手で敗退し、SQ3進出を逃した。

    ピアストリは1分12秒026をマークし、ランド・ノリス(マクラーレン)に0.163秒差をつけてトップ。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がわずか0.001秒差でノリスに続く3番手となった。

    ピアストリがトップ マクラーレンが速さ
    SQ2もSQ1と同じくミディアムタイヤで争われた。16台に減ったことでトラフィックは緩和され、ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)を先頭にエステバン・オコン(ハース)、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)らがコースへ向かった。

    序盤はオコンが基準タイムを記録したが、マクラーレン勢がアタックに入ると順位が大きく動いた。

    ピアストリが1分12秒026を叩き出してトップに浮上。ノリスはアタックでミスがあり、0.163秒差の2番手となった。

    ルクレールはピアストリに0.164秒届かず3番手。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が4番手、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が5番手、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が6番手に続いた。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は1分12秒771で8番手。トップのピアストリから0.745秒差と、上位勢に対してやや苦しい展開となった。

    角田裕毅は最後のアタックで12番手
    角田裕毅はSQ2終盤までタイムを記録せず、最後のアタックにSQ3進出を懸けた。

    残り2分の段階で角田裕毅をはじめ、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の4人がまだタイムを記録しておらず、チェッカーフラッグ直前に順位が大きく入れ替わった。

    角田裕毅は1分13秒145をマークしたものの12番手。SQ3進出ラインには届かず、F1復帰戦のスプリント予選を12番手で終えることになった。

    一方、チームメイトのリンドブラッドは1分12秒785を記録して9番手に入り、SQ3進出を決めた。

    ローソン11番手で敗退 レッドブルはフェルスタッペンのみSQ3へ
    アイザック・ハジャーの代役としてレッドブルをドライブするリアム・ローソンもSQ2で敗退した。

    SQ1では6番手につけ、フェルスタッペンを上回る走りを見せたローソンだったが、SQ2では1分13秒136にとどまり11番手。SQ3進出まであと一歩届かなかった。

    ローソンと角田裕毅の差はわずか0.009秒で、2人が11番手と12番手に並んでスプリント予選を終えた。

    終盤にはガスリーが最後のアタックで1分12秒720を記録して7番手に浮上。ボルトレトも10番手に入り、SQ3への最後の切符を手にした。

    F1オランダGP スプリント予選SQ2敗退ドライバー
    11番手:リアム・ローソン(レッドブル)
    12番手:角田裕毅(レーシングブルズ)
    13番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    15番手:エステバン・オコン(ハース)
    16番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)

    SQ2はピアストリがトップ、ノリスが2番手、ルクレールが3番手。レーシングブルズではリンドブラッドが9番手でSQ3へ進んだ一方、角田裕毅は12番手で敗退。レッドブル復帰戦のローソンも11番手で姿を消し、フェルスタッペンが8番手でSQ3へ進出した。