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  • F1オランダGPスプリント予選SQ1:角田裕毅13番手で突破 アロンソ最下位敗退

    F1オランダGPスプリント予選SQ1:角田裕毅13番手で突破 アロンソ最下位敗退

    2026年F1第12戦オランダGPのスプリント予選SQ1がザントフォールト・サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録した。F1復帰戦となる角田裕毅(レーシングブルズ)は13番手でSQ2進出を決めた。

    SQ1ではルクレールが1分13秒011をマーク。ランド・ノリス(マクラーレン)が0.060秒差の2番手、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が3番手、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が4番手に続いた。

    アントネッリがグラベルにはみ出す波乱
    スプリント予選はドライコンディションでスタート。SQ1とSQ2ではミディアムタイヤの使用が義務付けられており、22台が短いザントフォールトでタイムを競った。

    最初にコースへ向かったのはFP1で最速だったアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。しかし、ターン13でグラベルにはみ出して最初のアタックを失敗した。

    アントネッリはマシンに大きなダメージがないことを確認して再びアタック。残り2分で7番手に浮上し、最終的に8番手でSQ1を通過した。

    序盤はジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分13秒829でトップに立ったが、フェラーリ勢がペースを上げ、ハミルトンとルクレールが上位へ進出。その後、ノリスもトップタイムを更新した。

    終盤にルクレールが1分13秒011を叩き出し、ノリスを0.060秒上回ってSQ1最速となった。

    ローソン6番手 フェルスタッペンを上回る
    負傷したアイザック・ハジャーの代役としてレッドブルに復帰したリアム・ローソンは好スタートを切った。

    ローソンは1分13秒420を記録して6番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは1分13秒585の7番手となり、ローソンが0.165秒上回った。

    F1 TVで解説を務める元F1ドライバーのジョリオン・パーマーも「角田にも感心しているが、それ以上にローソンには本当に感心している。彼は6番手でフェルスタッペンより前だ」と評価した。

    角田裕毅は13番手でSQ2進出
    ローソンのレッドブル昇格に伴い、レーシングブルズからF1復帰を果たした角田裕毅は、1分14秒490をマークして13番手。短い準備時間で初めて2026年型マシンを実戦で走らせる難しい状況ながら、最初の関門を突破した。

    チームメイトのアービッド・リンドブラッドは1分14秒057で11番手。レーシングブルズは2台そろってSQ2進出を決めた。

    アストンマーティンは2台ともSQ1敗退
    下位ではセッション終盤まで激しいノックアウト争いが続いた。

    オリバー・ベアマン(ハース)が最後のアタックでタイムを更新したものの17番手にとどまり、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は18番手で敗退。ランス・ストロール(アストンマーティン)は19番手だった。

    キャデラック勢も苦戦し、バルテリ・ボッタスが20番手、セルジオ・ペレスが21番手でSQ1敗退となった。

    新しいホンダ製パワーユニットを投入したアストンマーティンは2台ともSQ1で姿を消した。フェルナンド・アロンソはアタック中にロックアップしてグラベルに飛び出し、タイヤをフラットスポットさせたことも響いて1分16秒014の22番手。最後尾でセッションを終えた。

    F1オランダGP スプリント予選SQ1敗退ドライバー
    17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    18番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    19番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    21番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    22番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

    SQ1のトップはルクレール、2番手ノリス、3番手ピアストリ、4番手ハミルトン。レッドブル復帰のローソンが6番手、フェルスタッペンが7番手となり、角田裕毅は13番手からSQ2へ駒を進めた。

  • F1オランダGP FP1詳報:アントネッリ最速 復帰戦の角田裕毅は17番手発進

    F1オランダGP FP1詳報:アントネッリ最速 復帰戦の角田裕毅は17番手発進

    2026年F1第12戦オランダGPのフリー走行1回目がザントフォールト・サーキットで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが1分12秒949でトップタイムを記録した。ランド・ノリス(マクラーレン)が0.121秒差の2番手、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が0.125秒差の3番手に続いた。

    今週末は負傷したアイザック・ハジャーが欠場し、リアム・ローソンがレーシングブルズからレッドブル・レーシングに昇格。そのローソンに代わって角田裕毅がレーシングブルズからF1復帰を果たした。

    角田裕毅は35周を走行し、1分15秒110で17番手。ローソンは14番手だった。

    ■ 雨上がりのザントフォールト インターからスリックへ
    スプリントフォーマットで開催されるオランダGPでは、60分間のFP1が週末唯一のフリー走行となる。セッション前には雨が降り、路面には水分が残った状態でスタートした。

    気温は18度、路面温度は24度。風も強く、海岸に近いザントフォールトでは風によって砂がコース上に運ばれる可能性もあり、グリップレベルを読みづらいコンディションとなった。レーシングラインは急速に乾いていき、ニコ・ヒュルケンベルグも無線で「かなりドライだ」と報告。序盤からスリックタイヤへの切り替えが始まった。

    角田裕毅はまずハードタイヤでコースイン。一方、オスカー・ピアストリはインターミディエイトから早々にミディアムへ交換し、カルロス・サインツJr.はソフト、アービッド・リンドブラッドはハードを選択するなど、各チームで異なるタイヤプログラムが展開された。

    ウィリアムズのサインツJr.はターン13でコースアウトしてグラベルに飛び出した後、ターン11でも再びコースを外れるなど苦戦。最初のコースアウトでフロアにダメージを負い、最終的に1分16秒345で22番手に終わった。

    ■ アントネッリが序盤から速さ スピンを喫する場面も
    ドライタイヤでの走行が本格化すると、アントネッリがミディアムで1分18秒264をマークしてトップへ。その後も路面コンディションの改善に伴ってタイムは急速に縮まった。

    アントネッリはセッション中盤にもミディアムでラッセルを0.094秒上回るなど速さを示したが、折り返しを前にターン10出口でスピンを喫する場面もあった。「何が起きたのか分からない」と無線で伝えたものの、マシンにダメージはなく走行を続けた。

    終盤にはソフトタイヤでクリーンなアタックをまとめ、1分12秒949までタイムを短縮してトップに浮上。最終的にノリスを0.121秒、ラッセルを0.125秒上回り、メルセデスが1番手と3番手を占めた。

    ■ フェラーリも好ペース ハミルトンとルクレールが一時トップ
    中盤にはルイス・ハミルトンがミディアムで1分14秒742を記録し、アントネッリを抑えて首位に浮上。フェラーリは低速コーナーを特徴とするザントフォールトとの相性が良いと予想されており、序盤からその期待を裏付けるペースを見せた。

    終盤のソフトタイヤでのアタックではシャルル・ルクレールが1分13秒347をマークして一時トップ。ヒュルケンベルグのトウを利用してタイムを伸ばした。その直後にはハミルトンもピアストリのトウを得てルクレールを上回った。

    最終結果はハミルトンが1分13秒139で4番手、ルクレールが1分13秒238で5番手。トップのアントネッリからハミルトンまでわずか0.190秒に3チーム4台が入った。

    ■ ノリス2番手 トウも重要な要素に
    マクラーレンではノリスが1分13秒070で2番手。終盤には元チームメイトのサインツJr.からトウを得て一時トップに立つなど、ストレートでのトウがラップタイムを左右する場面も目立った。

    ピアストリは1分13秒608で6番手。ソフトタイヤを履いた直後には最初の2セクターで全体ベストを刻み、一時は後続に約0.5秒差をつけてトップに立つ速さを見せた。

    タイヤ使用を見ると、ノリスとピアストリはインターミディエイトを短く使用した後、ミディアムを中心に走行し、最後にソフトでアタック。ノリスは30周、ピアストリは35周を走った。

    ■ アウディが7、9番手 ハードとミディアムでも競争力
    中団ではアウディの速さが目を引いた。ヒュルケンベルグはソフトを使用せず、ハードからミディアムへとつなぐプログラムながら1分13秒784を記録して7番手。ガブリエル・ボルトレトも1分13秒992で9番手に入った。

    アウディは夏休み前に投入したアップグレード以降、3戦連続でポイントを獲得しており、ザントフォールトでもその上昇傾向を示した。特にヒュルケンベルグがミディアムで上位に食い込んだ点は注目される。

    アルピーヌのピエール・ガスリーも1分13秒911で8番手。今回アルピーヌが持ち込んだアップグレードはガスリー車だけに装着されており、チーム側も空力パッケージについて好感触を示した。

    ■ フェルスタッペン11番手 レッドブルはハード中心
    ホームレースを迎えたマックス・フェルスタッペンは1分14秒325で11番手。レッドブルは他の上位勢とは異なり、フェルスタッペンにハードタイヤを中心としたプログラムを組ませた。

    マシンにはフロントウイング後方付近にフロービズが塗られ、アップグレードの空力データを収集。フェルスタッペンはロックアップを喫したほか、オーバーステアからグラベルに飛び出す場面もあり、アンダーステアやオーバーステア、ダウンシフトについても不満を訴えた。

    フェルスタッペンは25周を走行。タイヤデータを見るとハードを中心に使用しており、ソフトでタイムを出した上位勢とはプログラムが異なるため、11番手という順位をそのままレッドブルの競争力と捉えることはできない。

    ■ ローソンは14番手 フェルスタッペンから0.536秒差
    ハジャーの代役としてレッドブルに戻ったローソンは30周を走行し、1分14秒861で14番手。チームメイトのフェルスタッペンが記録した1分14秒325からは0.536秒差だった。

    序盤はハードを中心に走り、RB22への習熟を進めた。セッション中盤にはトップ10圏内を走行し、F1公式でも順調なスタートとして評価されていた。

    しかし、終盤にソフトタイヤを装着してタイムアタックに入った際、レーシングライン上を低速走行していたキャデラックに追いついてアタックを阻まれた。ローソンは無線で「彼らが何をしていたのか全く分からない」と不満を示しており、F1公式も14番手という結果についてソフトで代表的なタイムを残せなかったとしている。

    そのため、フェルスタッペンから0.536秒という数字についても注意が必要だ。フェルスタッペン自身がハード中心の異なるプログラムだったことに加え、ローソンはソフトでクリーンなアタックを完了できておらず、両者の純粋なパフォーマンス差を示すものではない。

    ■ 角田裕毅は35周を走破 リンドブラッドから0.825秒差
    ローソンのレッドブル昇格に伴ってレーシングブルズからF1復帰した角田裕毅は、1分15秒110で17番手。チームメイトのリンドブラッドは1分14秒285で10番手となり、その差は0.825秒だった。

    角田裕毅にとっては、2026年型マシンをレースウイークで本格的に走らせる最初の機会となった。序盤はハードタイヤでコースインし、その後もハードを中心に周回。タイヤデータではインターミディエイトも短時間使用し、最後はミディアムで11周のスティントを走っている。

    ソフトタイヤでタイムを出した多くのドライバーとは異なり、角田裕毅の最終タイムはミディアムで記録したもの。リンドブラッドも最終的にはミディアムを使用しているため完全な異条件ではないが、角田裕毅にとってはまずマシンへの適応とデータ収集を優先したセッションだったとみられる。

    F1公式もセッション中盤の角田裕毅について、14番手ながら堅実なセッションを送っていると評価。終了後にも、2026年型マシンを本格的に経験したことで、ここからさらに改善していくだろうとの見方を示した。

    ■ ホンダ新型PUのアストンマーティン アロンソはトップから1.562秒差
    今回のオランダGPでは、ホンダが新型パワーユニットをアストンマーティンに投入。その初実戦セッションとなったFP1で、フェルナンド・アロンソは1分14秒511を記録して12番手となった。トップのアントネッリからは1.562秒差だった。

    アロンソは25周を走行し、タイヤはインターミディエイトからミディアム、最後にソフトを使用。チームメイトのランス・ストロールは1分15秒199で18番手となり、アロンソが0.688秒上回った。

    ホンダの新型PUは数週間前にハンガリーで行われたフィルミングデーで初走行しており、ザントフォールトが公の場での実戦デビューとなった。事前のシェイクダウンでは大きな問題は報告されず、ホンダは開発目標を達成したとしている一方、実際の性能向上幅については慎重な姿勢を示している。

    FP1のアロンソはトップから1.562秒差となったが、ウェットからドライへ変化する路面状況に加え、各車でタイヤプログラムも異なっており、このタイム差だけで新型PUの効果を判断することはできない。スプリント予選以降、より同条件に近い状況でアストンマーティンがどこまでタイムを縮められるかが注目される。

    ■ タイヤ選択の違いで順位以上に読みにくい勢力図
    今回のFP1では路面がウェットからドライへ変化したことに加え、各チームのタイヤプログラムにも大きな違いがあった。

    アントネッリ、ノリス、ラッセル、ハミルトン、ルクレール、ピアストリら上位勢は最終的にソフトを使用。一方、7番手ヒュルケンベルグはミディアム、8番手ガスリーはハード、9番手ボルトレトと10番手リンドブラッドはミディアム、11番手フェルスタッペンはハード、17番手の角田裕毅はミディアムでセッションを終えた。

    そのため、FP1の順位表だけで各チームの純粋なパフォーマンスを判断するのは難しい。特にヒュルケンベルグの7番手はソフトを使わずに記録したもので、アウディの競争力を示す結果となった。一方、レッドブルもフェルスタッペンがハード中心、ローソンはソフトでのアタックをトラフィックに阻まれており、11番手と14番手という順位だけでは実力を測れない。

    トップ4は0.190秒以内に収まり、メルセデス、マクラーレン、フェラーリの3チームが接近。F1公式もトップチーム間にはほとんど差がないと分析しており、風とトラフィック、さらにトウの影響が加わるスプリント予選では、FP1以上に僅差の争いとなる可能性がある。

    角田裕毅にとっては復帰直後に迎えるスプリント予選となる。わずか1時間のFP1で35周を重ねた経験をどこまで生かし、レーシングブルズで一発のタイムを引き出せるかが次の焦点となる。

    オランダグランプリ 角田裕毅

    ■ F1オランダGP フリー走行1回目 結果
    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 1分12秒949
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) 1分13秒070
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) 1分13秒074
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) 1分13秒139
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1分13秒238
    6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 1分13秒608
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) 1分13秒784
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 1分13秒911
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) 1分13秒992
    10.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) 1分14秒285
    11.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1分14秒325
    12.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 1分14秒511
    13.フランコ・コラピント(アルピーヌ) 1分14秒826
    14.リアム・ローソン(レッドブル) 1分14秒861
    15.オリバー・ベアマン(ハース) 1分14秒874
    16.エステバン・オコン(ハース) 1分14秒897
    17.角田裕毅(レーシングブルズ) 1分15秒110
    18.ランス・ストロール(アストンマーティン) 1分15秒199
    19.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) 1分15秒357
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラック) 1分15秒580
    21.セルジオ・ペレス(キャデラック) 1分15秒700
    22.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) 1分16秒345

  • F1オランダGP フリー走行 結果・タイムシート:角田裕毅17番手 アロンソ12番手

    F1オランダGP フリー走行 結果・タイムシート:角田裕毅17番手 アロンソ12番手

    F1オランダGP フリー走行の結果・タイムシート。8月21日(金)にザントフォールトで2026年のF1世界選手権 第12戦 オランダグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。レーシングブルズから参戦する角田裕毅は17番手。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが12番手、ランス・ストロールが18番手だった。

    ■ アントネッリがFP1最速 メルセデスが1-3
    アンドレア・キミ・アントネッリが1分12秒949を記録してトップ。ランド・ノリスが0.121秒差の2番手、ジョージ・ラッセルが0.125秒差の3番手に入り、メルセデス勢が好スタートを切った。アントネッリは途中にスピンを喫したものの、終盤のソフトタイヤでクリーンラップをまとめて首位に浮上した。

    ■ フェラーリ勢が4、5番手 サーキット特性との相性に期待
    ルイス・ハミルトンが4番手、シャルル・ルクレールが5番手。セッション中盤にはハミルトンがトップに立ち、ルクレールも一時首位を奪うなど速さを見せた。ザントフォールトはパワー依存度が比較的低く、フェラーリに適したコースになるとの見方も出ている。

    ■ アウディが好調 ヒュルケンベルグ7番手
    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ガブリエル・ボルトレトが9番手とアウディ勢がそろってトップ10入り。ヒュルケンベルグはミディアムタイヤでも上位につける場面があり、夏休み前に投入したアップグレード以降の好調を維持している。

    ■ フェルスタッペン11番手 ハード中心でアップグレードを評価
    マックス・フェルスタッペンは1分14秒325で11番手。レッドブルは序盤からハードタイヤを使用し、フェルスタッペンのマシンではフロービズを使ってアップグレードの空力確認も行われた。走行中にはロックアップやオーバーステアからグラベルに飛び出す場面もあった。

    ■ ローソンはレッドブル復帰初走行で14番手
    負傷欠場のアイザック・ハジャーに代わってレッドブルに復帰したリアム・ローソンは14番手。序盤はトップ10圏内を走るなど順調にRB22への適応を進めたが、終盤のソフトタイヤでのアタックでは前方の遅いマシンに遭遇し、代表的なタイムを残せなかった。

    ■ 角田裕毅はレーシングブルズ復帰初走行で17番手
    ローソンの代役としてレーシングブルズからF1復帰を果たした角田裕毅は1分15秒110で17番手。2026年型マシンをレースウイークで走らせるのは今回が初めてとなったが、序盤から着実に周回を重ねてマシンへの適応を進め、35周を走破した。

    ■ 雨上がりから急速にドライへ 難しいコンディション
    セッション開始時は雨の影響が残り、インターミディエイトでコースインするドライバーもいたが、レーシングラインは急速に乾燥。序盤からスリックへの交換が進んだ。風で砂がコース上に運ばれるザントフォールト特有の状況もあり、複数のドライバーがグラベルにはみ出す難しいコンディションとなった。

    ■ スプリント週末でFP1は唯一の練習走行
    2026年オランダGPは今季5回目のスプリント週末で、FP1は週末唯一のフリー走行となる。この後にスプリント予選が控えており、各チームは変化する路面状況のなかでセットアップ確認とタイヤ評価を急ピッチで進めた。

    F1オランダGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分12秒949   35
    2 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分13秒070 0.121 30
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分13秒074 0.125 36
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分13秒139 0.190 35
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒238 0.289 38
    6 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分13秒608 0.659 35
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分13秒784 0.835 33
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分13秒911 0.962 28
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分13秒992 1.043 29
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分14秒285 1.336 36
    11 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分14秒325 1.376 25
    12 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分14秒511 1.562 25
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分14秒826 1.877 31
    14 30 リアム・ローソン レッドブル 1分14秒861 1.912 29
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分14秒874 1.925 32
    16 31 エステバン・オコン ハース 1分14秒897 1.948 31
    17 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1分15秒110 2.161 34
    18 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分15秒199 2.250 24
    19 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分15秒357 2.408 32
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分15秒580 2.631 27
    21 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分15秒700 2.751 27
    22 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分16秒345 3.396 32
  • ランド・ノリス F1ハンガリーGP優勝 ピアストリ失速とVSCを味方に今季初勝利

    ランド・ノリス F1ハンガリーGP優勝 ピアストリ失速とVSCを味方に今季初勝利

    ランド・ノリスは、2026年F1第11戦ハンガリーGPでポールポジションから優勝を飾り、マクラーレンに今季初のグランプリ勝利をもたらした。

    スタート直後にチームメイトのオスカー・ピアストリに先行を許したものの、クリアエアで圧倒的なレースペースを発揮。ピアストリの周回遅れとの接触やギアボックストラブルも重なり、最終的にはマックス・フェルスタッペンに15秒以上の差をつけてトップチェッカーを受けた。

    2位には不安定なマシンを抱えながら戦略をまとめたフェルスタッペン、3位には7番グリッドから追い上げたアンドレア・キミ・アントネッリが入った。

    ルイス・ハミルトンは一時3位を走行したが、ピットレーンでの速度違反による5秒加算ペナルティで5位に後退。アストンマーティンはアップデート版AMR26Bでランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位に入り、今季最も競争力のあるレースを見せた。

    ノリスがポール ピアストリは3番グリッドに浮上
    土曜日の予選ではノリスが1分17秒207を記録し、ハミルトンをわずか0.012秒差で退けてポールポジションを獲得した。シャルル・ルクレールが3番手、アントネッリが4番手に続いたが、予選後の審議によってスターティンググリッドは大きく変更された。

    ハミルトンはQ3終盤、アタックに入っていたピアストリを妨害したとして3グリッド降格。アントネッリも黄旗区間で十分に減速しなかったとして3グリッド降格を科された。

    これにより、決勝はノリス、ルクレール、ピアストリ、フェルスタッペン、ハミルトン、ジョージ・ラッセル、アントネッリの順でスタートすることになった。セルジオ・ペレスはセットアップ変更によってピットレーンスタートを選択した。

    決勝前の路面温度は約50度、気温は30度を超えた。ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンはミディアムタイヤを選択。一方、フェラーリ勢は攻撃的なソフトタイヤを履いた。アロンソとストロール、ガブリエル・ボルトレト、カルロス・サインツJr.もソフトを選択した。

    ピレリはミディアム→ハード→ハードの2ストップを最速戦略と予想していたが、ハンガロリンクではコース上のポジションが重要であり、1ストップを視野に入れるチームも少なくなかった。

    ピアストリがターン2で首位奪取 ラッセルは最後尾近くまで後退
    スタートではノリスが好発進を決めて首位を維持した。ルクレールの加速が鈍り、ピアストリが2番手に浮上。フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレールはターン1に3台並んで進入し、フェルスタッペンが3番手を確保した。

    ピアストリはターン2進入でノリスのイン側をうかがうと、立ち上がりでクロスラインを選択。リアを滑らせてアウト側に膨らんだノリスの内側に入り、首位を奪った。

    「何が起きたのか正直分からない。リアが何度も滑って、3回か4回は大きくスナップした。ダートに乗ってしまい、1周目はそこで終わった」とノリスは振り返った。

    一方、6番グリッドのラッセルはアンチストールが作動して加速できず、一時21番手まで後退した。無線で「何が起きた?」と尋ねたラッセルに対し、エンジニアは「アンチストールだ」と回答。タイトル争いでアントネッリを追うラッセルにとって、厳しいレースの始まりとなった。

    序盤の順位はピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、アントネッリ、アイザック・ハジャー、リアム・ローソン、アービッド・リンドブラッド、ニコ・ヒュルケンベルグとなった。

    ピアストリは一時ノリスとの差を1.7秒まで広げたが、その後はノリスが再び接近。マクラーレンの2台はフェルスタッペン以下を引き離しながら、1秒前後の間隔で周回を重ねた。

    ノリスは無線で「僕の方がずっと速い。でも、ダーティエアだ」と訴えた。ピアストリもタイヤの状態について「それほど良くない」と答えており、先頭を走りながらもペース面では余裕がなかった。

    フェルスタッペンがハミルトンを強襲
    3番手を走るフェルスタッペンは、序盤からマシンの挙動に不満を訴えた。

    「ダンピングが壊れている。間違いない」

    さらにシフトについても改善を求め、レッドブルのマシンは特にリアの安定性を欠いている様子だった。ハミルトンはソフトタイヤでフェルスタッペンに接近したが、ターン1とターン2で何度か仕掛けながらも抜き切れなかった。

    14周目、フェラーリはハミルトンを最初にピットへ呼び、ソフトからハードへ交換。ハミルトンはリンドブラッドの後方9番手でコースに復帰したが、ターン5のアウト側からルーキーをかわし、素早くポジションを取り戻した。

    レッドブルは15周目にフェルスタッペンをピットインさせた。ミディアムからハードへ交換し、ハミルトンの直後でコースに復帰する。

    タイヤが温まっていたハミルトンが一度は前に出たものの、フェルスタッペンは次の周のターン1でイン側に飛び込み、強引ながらも鮮やかなオーバーテイクを成功させた。

    「チャンスはあそこしかなかったから行った。すべてコントロールできていた」とフェルスタッペンは説明した。

    一方でフェルスタッペンは、ハミルトンのブレーキング時の動きについて「いいバトルだけど、あれは正しくない」と無線で不満を示した。


    マクラーレンはピアストリを先にピットイン
    17周目、ピアストリとルクレールが同時にピットへ入り、ハードタイヤに交換。ピアストリはフェルスタッペンの前でコースに戻った。

    ノリスは18周目にピットインしたが、作業時間は3.2秒とやや遅れた。それでもピアストリの直後、フェルスタッペンの前で復帰し、マクラーレンは実質的なワンツーを維持した。

    未交換のアントネッリとハジャーが一時的に先頭に立った。ハジャーはレッドブルのチーム戦略に従い、マクラーレン勢を抑えてフェルスタッペンを先に通過させた。その後、ピアストリとノリスはハジャーを攻略し、再び隊列を整えた。

    アントネッリは22周目まで引っ張った後、23周目にハードへ交換。2.1秒の迅速なピット作業で6番手に復帰した。当初は1ストップも検討されていたが、タイヤの消耗を考慮し、実質的には2ストップを前提とした戦略に切り替えられた。

    24周目にピアストリが実質的な首位へ戻ると、ノリスは1秒以内につけてプレッシャーをかけ続けた。ピアストリはクリアエアを得ていたにもかかわらず、ノリスとの差を広げることができなかった。

    マクラーレン代表のアンドレア・ステラは「ランドが同じマシンに対して、何周にもわたってこれほど大きなプレッシャーをかけ続けたことは印象的だった」と評価。ノリスのペースがチームメイトを上回っていたことは明らかだった。

    ノリス「僕の方が何マイルも速い」 チームオーダーは出ず
    30周目前後になるとピアストリのペースはさらに低下し、ノリスとの差は0.6秒まで縮まった。ノリスは無線でチームにポジション交換を要求した。

    「通してくれないということ? 僕の方が何マイルも速い」

    しかしマクラーレンは、コース上で首位を走るピアストリを優先した。ピアストリにはペースを上げるよう指示が出されたが、タイヤに十分なパフォーマンスは残っていなかった。

    31周目、フェラーリはハミルトンを2度目のピットへ呼び、新しいハードに交換。ハミルトンはハジャーの後方で復帰したが、ストレートで抜いて前方を追った。

    ピアストリは33周目終了時に2度目のピットインを行い、新しいハードへ交換。ノリスはコース上に残され、クリアエアでプッシュする戦略を採った。

    これが勝負を分ける重要な局面となった。ピアストリは新品タイヤを履いていたにもかかわらず十分なペースを発揮できず、ノリスは使用済みタイヤでチームメイトよりも速いラップを重ねた。

    ノリスは35周目時点でフェルスタッペン、ルクレール、アントネッリを従えて首位を走行。ピアストリに対する実質的なピットストップマージンを急速に築いていった。

    ピアストリとサインツJr.が接触
    38周目、レースの流れを決定づけるアクシデントが発生した。

    ピアストリはターン2で周回遅れのサインツJr.を抜こうとしたが、ブルーフラッグが提示されている状況で両者が接触。ホイール同士が当たり、ピアストリは大幅にタイムを失った。

    「どけよ、この馬鹿! 信じられない!」

    普段は冷静なピアストリが無線で激怒するほど、勝敗に直結するロスだった。スチュワードは接触を審議し、最終的にサインツJr.へ5秒加算ペナルティを科した。

    接触による車体へのダメージは限定的だったとみられるが、失ったタイムは大きかった。ノリスは39周目終了時に2度目のピットストップを行い、ハードへ交換。コースに戻るとピアストリの前に出て、実質的な首位を奪った。

    ノリスは戦略によって単に逆転したのではなく、ピアストリが新品タイヤを履いた時間帯に、古いタイヤでより速く走ったことで必要なマージンを自ら作り出していた。

    ステラは「オスカーはハミルトンをカバーし、ランドは先頭でペースを生かした。レースの展開がそうさせた。これもレースだ」と語った。

    フェルスタッペンは中古ソフトで終盤勝負
    フェルスタッペンは42周目に2度目のピットインを行い、中古のソフトタイヤを装着した。残り約29周という長いスティントになるため、タイヤ寿命には大きな疑問があった。

    エンジニアから「終盤に楽しめる可能性がある」と伝えられたフェルスタッペンは、ルクレールと並んでピット出口からコースへ復帰。冷えたタイヤにもかかわらず5番手を守り、ハミルトンを追った。

    一方、1ストップを模索していたアントネッリが一時的に首位へ浮上した。44周目にはアントネッリ、ノリス、ピアストリ、ハミルトン、フェルスタッペン、ルクレールの順となった。

    ノリスは22周以上使用したアントネッリのハードタイヤへ急速に接近。45周目に背後へ迫ると、46周目にターン2で並び、首位を奪い返した。

    「もしあのタイミングで抜けていなければ、もう抜けなかったと思う」

    レース後のクールダウンルームで、ノリスはアントネッリにそう話している。

    ノリスはその後、一気にリードを拡大。48周目にはアントネッリとの差を4.1秒、ピアストリとの差を8.6秒まで広げた。


    アントネッリの1ストップ断念 ピアストリはギアボックス故障
    アントネッリはハードタイヤを長く使いながら2番手を走行していたが、メルセデスは最後まで走り切れるだけのタイヤ寿命がないと判断。54周目にピットへ呼び、フレッシュタイヤへ交換した。

    「このまま最後まで行けないの?」

    アントネッリは無線で疑問を示したが、チームは「タイヤが持たないと考えている」と説明。6番手で復帰し、終盤の追い上げに転じた。

    その直後、ピアストリにさらなる不運が襲った。56周目、ギアボックスに異常が発生し、ターン3付近でマシンを停止。レースをリタイアした。

    添付の実況情報では、ピアストリのギアボックストラブルは縁石への激しい乗り上げが原因となった可能性が示されており、マクラーレンは首位を走るノリスにも縁石を避けるよう警告した。

    ピアストリの停止によってバーチャルセーフティカーが導入され、ノリス、ハミルトン、ルクレールがピットイン。フェルスタッペンはステイアウトを選択し、アントネッリも直前にタイヤ交換を済ませていたため、順位を大きく上げた。

    VSC解除時点の順位はノリス、フェルスタッペン、ハミルトン、アントネッリ、ルクレールとなった。

    しかしリプレイ映像によって、VSC終了時の基準となる白線をアントネッリがハミルトンより先に通過していたことが確認された。ハミルトンは3番手をアントネッリへ返し、4番手に後退した。

    ハミルトンに5秒ペナルティ アントネッリが表彰台確保
    終盤、アントネッリは新しいタイヤを生かしてフェルスタッペンとの差を縮めた。62周目にはハミルトンを2秒以上引き離し、フェルスタッペンとの差を5.1秒まで縮小。一時は1周あたり1.3秒速いペースで追い上げた。

    しかし周回遅れの処理に手間取り、64周目には差が6.4秒へ拡大。フェルスタッペンの中古ソフトは30周以上を走行しながらも大きく崩れず、2番手を守り切った。

    ハミルトンはアントネッリの背後でプレッシャーをかけたが、ピットレーンでの速度違反が記録され、5秒加算ペナルティを科された。

    66周目時点でハミルトンとルクレールの差は約5秒。フェラーリはハミルトンへペナルティを伝え、ルクレールは差を5秒以内に縮めることに成功した。

    ハミルトンはコース上では4番手でチェッカーを受けたが、正式結果ではルクレールが4位、ハミルトンが5位となった。

    「最近の3戦は僕にとって良くなかった。ミスが多く、ペナルティも多かった。相手にペナルティを科す機会を与えないよう、もっと努力しなければならない」とハミルトンは反省を口にした。

    ノリスが15秒差で圧勝 王座獲得後初勝利
    ノリスは終盤に入ってもハイペースを維持し、63周目にはフェルスタッペンとの差を9.5秒、66周目には11.9秒へ拡大した。

    チームからはトラックリミットと縁石への注意を促され、最終盤はリスクを抑えて走行。それでも70周目には14秒以上のリードを築き、1時間39分56秒180でトップチェッカーを受けた。

    フェルスタッペンは15.080秒差の2位。アントネッリは18.728秒差の3位に入り、7番グリッドから表彰台を獲得した。

    ノリスにとっては2026年シーズン初勝利であり、前年のワールドチャンピオンとしてカーナンバー1をつけてから初めてのグランプリ優勝となった。添付ログでも、アントネッリが3位に入ってドライバーズ選手権のリードを広げ、ルクレールが4位、5秒ペナルティを受けたハミルトンが5位となったことが確認されている。

    「疲れたよ。今日は必死にプッシュして、オスカーにミスをさせようとしていた。今日の僕のペースは、これまでで最高の部類だったと思う」

    「マシンは本当に素晴らしくて、自信を持ってドライブできた。スティントを延ばせるほどペースが良く、新しいタイヤが最終的に勝利をもたらしてくれた。ナンバー1をもう一度見ることができてうれしい」

    一方でノリスは、ハンガロリンクがマクラーレンと自身のドライビングスタイルに適したサーキットであることも認めた。

    「このコースは僕たちに合っているし、年間でも僕に最も合うコースのひとつだ。現時点では、これができる最高の結果なのかもしれない」

    それでもマクラーレンが予選と決勝で示したパフォーマンスは明確な前進だった。ステラは「ポールと勝利を争える速さがあったことは素晴らしい。ランドはマシンから1ミリ秒単位ですべてを引き出した。決勝のペースはさらに心強かった」と評価している。

    ノリスも「チームはさらに多くのアップデートを持ち込むために努力している。戻ってくるには、こういう結果がもっと必要だ。今週末は僕たちにとって完璧だった」と語った。

    フェルスタッペン 不調のマシンで想定外の2位
    フェルスタッペンはレース中を通じてマシンのダンピングやシフト、リアの挙動に問題を抱えていた。序盤はハミルトンから激しいプレッシャーを受け、中盤以降も優勝を争える純粋なペースはなかった。

    それでもハミルトンへのオーバーテイク、2度目のピットストップで選んだ中古ソフト、VSC時のステイアウトを組み合わせ、2位を獲得した。

    「今日は表彰台に立てるとは思っていなかった。タイヤを何とか持たせ、戦略でも正しい判断をすることだけを考えていた」

    レッドブルにとってはハジャーも6位に入り、ダブル入賞となった。ハジャーは第1スティントでピットアウト後のマクラーレン勢を一時的に抑え、フェルスタッペンを先に通すなどチーム戦略にも貢献した。

    アントネッリが選手権リードを50ポイントに拡大
    アントネッリは黄旗違反による3グリッド降格で7番手スタートとなり、レース前には「ダメージを最小限に抑えるレースになる」と考えていた。

    しかしラッセルのスタート失敗によって6番手へ浮上すると、第1スティントを長く引っ張り、1ストップと2ストップの両方を視野に入れた柔軟な戦略を展開。終盤はピアストリのリタイアとVSCにも助けられ、3位表彰台を獲得した。

    「厳しいレースだった。戦略で何か違うことを試す必要があり、1ストップを狙った。でもタイヤが限界に近すぎたので、もう一度止まらなければならなかった」

    「選手権首位で夏休みに入れるのは最高だ。後半戦は厳しくなるので、プッシュを続けなければならない」

    アントネッリはハミルトンに対するリードを50ポイント、チームメイトのラッセルに対するリードを59ポイントへ拡大した。添付ログでも、アントネッリが選手権リードを50ポイントに広げたことが記録されている。

    ラッセルは一時21番手まで後退しながら、ウィリアムズ、ハース、アルピーヌ、アストンマーティン、アウディ勢を次々に攻略。最終的に7位まで挽回したが、アントネッリとのポイント差はさらに広がった。

    レーシングブルズが再びダブル入賞 ヒュルケンベルグは今季初得点
    ローソンは終盤にチームメイトのリンドブラッドを攻略して8位。リンドブラッドは1ストップ戦略で10位に入り、レーシングブルズは再びダブル入賞を果たした。

    2台の間にはヒュルケンベルグが入り、9位で今季初ポイントを獲得した。アウディはボルトレトも1ストップを試みたが、終盤にタイヤが苦しくなり11位。ダブル入賞には届かなかった。

    リンドブラッドとボルトレトはタイヤを長く持たせて終盤までポイント圏内を走ったが、2ストップを選んだローソンとヒュルケンベルグのペースが上回った。

    アストンマーティンF1 AMR26Bで今季最も競争力ある決勝
    アストンマーティンは、大規模アップデートを投入したAMR26Bで今季最も競争力のあるレースを見せた。

    ストロールは13位、アロンソは14位でフィニッシュ。ポイント獲得には届かなかったものの、アルピーヌ勢の間に割って入り、ハースとウィリアムズの両ドライバーを上回った。

    予選ではアロンソが今季初めてQ1を突破して16番手を獲得。ストロールは20番手だったが、決勝では2台とも安定したペースを維持した。

    アロンソとストロールはソフトタイヤでスタートし、序盤から異なる戦略を選択。ストロールは早い段階でタイヤ交換を行い、アロンソは第1スティントを延ばした。レース中、ストロールはパワー不足を無線で訴える場面もあったが、2台とも完走した。

    AMR26Bには19点に及ぶ新パーツが投入され、ダウンフォースとマシンの予測可能性が改善された。一方、ホンダ製パワーユニットは依然としてライバルに対して不足を抱えており、車体とPUの両面でさらなるアップデートが求められる。

    それでも、シーズン前半にQ1敗退と後方グリッドが続いていたアストンマーティンにとって、今回の13位と14位は明確な前進だった。

    ピアストリ、ペレス、ボッタスがリタイア
    最初のリタイアはバルテリ・ボッタスだった。16周目にコックピット内の煙とブレーキの発火が確認され、ピットレーンまで戻ったところでマシンを停止。キャデラックはブレーキのオーバーヒートが原因とみている。

    ペレスはフロント左側に問題が発生し、51周目前後からスローダウン。サスペンションまたはトラックロッド付近の部品が損傷した可能性があり、ピットへ戻ってリタイアした。

    ピアストリは56周目にギアボックスの問題で停止。スタート直後に首位を奪い、前半はレースを支配していたが、ハードタイヤでのペース不足、サインツJr.との接触、ギアボックストラブルが重なり、ノーポイントに終わった。

    「スタートが僕のレースのハイライトで、そこからは下り坂だった。ハードタイヤでのペースがまったくなかったし、周回遅れにレースを壊されるなんて普通は考えない。でも実際にそうなった」

    ピアストリは接触について「その瞬間は本当に腹が立った」と語った。

    ノリスはピアストリにスタートで先行されながらも、レースペースとタイヤマネジメントで逆転し、マクラーレンのアップデートを今季初勝利へ結びつけた。フェルスタッペンは苦しいマシンで2位を確保し、アントネッリはタイトル争いにおけるリードを拡大。夏休み前最後の一戦は、後半戦に向けてマクラーレンの復調を強く印象づける結果となった。

  • 2026年F1ポイントランキング:第11戦ハンガリーGP終了時点

    2026年F1ポイントランキング:第11戦ハンガリーGP終了時点

    ランド・ノリスが2026年F1第11戦ハンガリーGPで今季2勝目を挙げ、ドライバーズランキングで5位に浮上した。一方、2位表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペンもオスカー・ピアストリを逆転して6位に順位を上げた。

    ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリは3位表彰台を獲得して219ポイントまで積み上げ、2位ルイス・ハミルトンとの差を50ポイントに拡大。メルセデス勢ではジョージ・ラッセルも7位入賞を果たし、ランキング3位を維持している。

    ノリスがランキング5位 フェルスタッペンは6位へ浮上
    優勝したノリスは25ポイントを加算し、ランキング5位へ浮上。リタイアに終わったピアストリを逆転した。

    フェルスタッペンも2位で18ポイントを獲得し、ランキングを6位に上げた。レッドブル・レーシングはアイザック・ハジャーも6位入賞を果たし、68ポイントでランキング8位をキープしている。

    トップ4ではアントネッリ、ハミルトン、ラッセル、シャルル・ルクレールの順位に変動はなく、アントネッリは219ポイント、ハミルトン169ポイント、ラッセル160ポイント、ルクレール138ポイントとなった。

    ドライバーズランキング(ハンガリーGP終了時)
    1位 アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 219ポイント
    2位 ルイス・ハミルトン(フェラーリ) 169ポイント
    3位 ジョージ・ラッセル(メルセデス) 160ポイント
    4位 シャルル・ルクレール(フェラーリ) 138ポイント
    5位 ランド・ノリス(マクラーレン) 128ポイント
    6位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) 109ポイント
    7位 オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 92ポイント
    8位 アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) 68ポイント
    9位 リアム・ローソン(レーシングブルズ) 43ポイント
    10位 ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 42ポイント

    ハンガリーGP 2026年のF1世界選手権

    コンストラクターズは上位4チームの順位変わらず
    コンストラクターズランキングでは、メルセデスが358ポイントで首位を堅持。フェラーリが285ポイントで2位、マクラーレンが195ポイントで3位、レッドブル・レーシングが151ポイントで4位を維持した。

    5位争いではアルピーヌとレーシングブルズがともに61ポイントで並ぶ状況となった。ハースは21ポイント、ウィリアムズは11ポイントを維持し、ヒュルケンベルグの9位入賞によってアウディは10ポイントに到達。アストンマーティンは1ポイント、キャデラックは0ポイントのままとなっている。

    コンストラクターズランキング(ハンガリーGP終了時)
    1位 メルセデス 358ポイント
    2位 フェラーリ 285ポイント
    3位 マクラーレン 195ポイント
    4位 レッドブル・レーシング 151ポイント
    5位 アルピーヌ 61ポイント
    6位 レーシングブルズ 61ポイント
    7位 ハース 21ポイント
    8位 ウィリアムズ 11ポイント
    9位 アウディ 10ポイント
    10位 アストンマーティン 1ポイント
    11位 キャデラック 0ポイント

  • F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイムシート:ストロール13位 アロンソ14位

    F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイムシート:ストロール13位 アロンソ14位

    2026年F1ハンガリーGP 決勝の結果・タイムシート。7月26日(日)にハンガロリンクで2026年のF1世界選手権 第11戦 ハンガリーグランプリの決勝レースが行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位だった。

    ■ ノリスが今季初優勝でマクラーレン復活
    ランド・ノリスがポールポジションから今季初優勝を達成。序盤に首位を譲りながらも戦略とレースペースで逆転し、最終的には15秒以上の大差を築いてチェッカーを受けた。

    ■ フェルスタッペンが2位でレッドブルを牽引
    マックス・フェルスタッペンは2ストップ戦略で2位を獲得。マクラーレンには及ばなかったものの、苦しい週末から表彰台を手繰り寄せた。

    ■ アントネッリが7番手から3位でランキング首位固め
    アンドレア・キミ・アントネッリは7番グリッドから4つ順位を上げて3位フィニッシュ。終盤はフェルスタッペンを追い詰める走りを見せ、ドライバーズランキング首位をさらに固めた。

    ■ フェラーリはハミルトンのペナルティで4・5位
    ルイス・ハミルトンはチェッカー後に5秒加算ペナルティを受けて5位へ後退し、シャルル・ルクレールが4位に繰り上がった。速さを示しながらも表彰台には届かなかった。

    ■ レッドブルはダブル入賞を達成
    アイザック・ハジャーが6位に入り、フェルスタッペンの2位と合わせてレッドブル・レーシングはダブル入賞。戦略を活かして大量ポイントを持ち帰った。

    ■ アストンマーティンは16点アップデートが前進
    16点のアップデートを投入したアストンマーティンは、ランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位で完走。ポイント獲得には届かなかったものの、予選Q2進出に続き決勝でも両車が順位を上げ、パッケージ改善の効果を示した。

    ■ ピアストリは優勝争いから無念のリタイア
    序盤に首位を走行していたオスカー・ピアストリは、周回遅れとの接触やギアボックストラブルに見舞われてリタイア。有力な優勝候補だっただけに痛恨の結果となった。

    ■ 中団ではレーシングブルズとアウディが健闘
    リアム・ローソンが8位、アービッド・リンドブラッドが10位でレーシングブルズがダブル入賞。アウディもニコ・ヒュルケンベルグ9位でポイントを獲得し、中団争いで存在感を示した。

    ハンガリーGP 決勝

    F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン ― ― - 0 3
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング +15.080 +15.080 ↑ 2 2
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス +18.728 +3.648 ↑ 4 2
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ +23.840 +5.112 ↓ 2 3
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +24.540 +0.700 - 0 3
    6 6 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング +55.488 +30.948 ↑ 2 2
    7 63 ジョージ・ラッセル メルセデス +57.503 +2.015 ↓ 1 2
    8 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L +54.289 ↑ 3 2
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1L +2.349 ↑ 1 2
    10 17 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1L +20.668 ↓ 1 1
    11 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1L +0.978 ↑ 3 1
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L +1.401 - 0 3
    13 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1L +10.399 ↑ 7 2
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1L +2.224 ↑ 2 2
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 2L +22.537 ↓ 2 2
    16 31 エステバン・オコン ハース 2L +8.983 ↓ 1 2
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 2L +39.870 ↑ 2 2
    18 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 2L +0.244 - 0 3
    19 87 オリバー・ベアマン ハース 2L +4.225 ↓ 2 2
    DNF 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン STOP ― ↓ 17 2
    DNF 11 セルジオ・ペレス キャデラック RETIRED ― ↑ 1 3
    DNF 77 バルテリ・ボッタス キャデラック RETIRED ― ↓ 1 1
  • F1ハンガリーGP 予選展開:ランド・ノリスが最終アタックで逆転今季初ポール

    F1ハンガリーGP 予選展開:ランド・ノリスが最終アタックで逆転今季初ポール

    マクラーレンのランド・ノリスが、2026年F1第11戦ハンガリーGPの予選で1分17秒207を記録し、今季初のポールポジションを獲得した。

    ノリスはQ3最後のアタックでルイス・ハミルトンをわずか0.012秒差で逆転。終盤にマックス・フェルスタッペンのスピンとジョージ・ラッセルのストップによる黄旗が相次ぐ混乱のなか、絶妙なタイミングでアタックを完遂した。

    予選2番手だったハミルトンは、オスカー・ピアストリの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受け、決勝は5番グリッドに後退。黄旗区間で十分に減速しなかったアンドレア・キミ・アントネッリも4番手から7番グリッドに降格し、シャルル・ルクレールが2番手、ピアストリが3番手、フェルスタッペンが4番手に繰り上がった。

    ノリスが最後の一撃でハミルトンを逆転
    ハンガロリンクでは追い抜きが難しく、予選順位が決勝結果に直結しやすい。気温27度、路面温度49度という暑さに加え、週末を通じて変化の激しい風と路面上の砂ぼこりがドライバーを苦しめた。

    それでもノリスはFP3でトップタイムを記録した勢いを予選でも維持。Q1とQ2をともに首位で通過すると、Q3では最初のアタックでハミルトンに先行を許しながらも、最後の一周で1分17秒207をマークした。

    ハミルトンの暫定ポールタイムは1分17秒219。両者の差はわずか0.012秒だった。ハミルトンが最後のアタックでタイムを更新できなかった一方、ノリスは路面コンディションが悪化し始めるなかで各セクターをまとめ、チェッカーフラッグ直前に逆転した。

    これによりノリスは今季初のグランプリ・ポールを獲得。メルセデス勢が開幕から続けていたポールポジション独占も第11戦で途切れ、メルセデス製パワーユニットを搭載するマクラーレンが今季初めてワークスチームを上回った。添付された予選ライブレポートでも、ノリスが今季初の非メルセデス勢によるポールを獲得したことが強調されている。

    「とても、とてもうれしい。またトップに戻れて本当にうれしいよ」とノリスは語った。

    「厳しい予選だった。フェラーリ勢はとても速かったし、週末を通して接戦だった。僕たちはアップデートをいくつか持ち込んだけど、それがラップタイムとしてどれほど効いているかを判断するのは難しい。ただ、今日は確実に助けになった」

    「今日は一日を通して自信があった。チームはいい仕事をしているし、マシンもよく機能している。チームのみんなのためにも本当にうれしい。明日も大きな仕事が待っている」

    ランド・ノリス(マクラーレン)

    Q1:フェラーリはミディアム ノリスが一気に首位
    18分間のQ1では、キャデラックのバルテリ・ボッタスを先頭に、ウィリアムズ勢やランス・ストロール、フェルナンド・アロンソらQ1敗退の危険が高いドライバーが早い段階からコースに入った。

    アストンマーティンはハンガリーGPに16項目の大規模アップデートを投入。アロンソは最初のアタックでストロールを約0.2秒上回る1分20秒665を記録し、序盤からチームメイトに対して優位に立った。

    一方、自信を見せたフェラーリは、ハミルトンとルクレールをミディアムタイヤで送り出した。ソフトタイヤを温存しながらQ2進出を狙う戦略であり、ハミルトンはいきなり1分18秒730を記録。ミディアムながら上位争いに加わった。

    その後、フェルスタッペンがハミルトンを0.074秒上回って首位に立ち、イサック・ハジャーが3番手。アントネッリもハミルトンを上回って2番手に浮上し、上位4台はわずかな差で並んだ。

    しかし、ノリスが状況を一変させる。セクター1とセクター2で全体ベストを記録し、フェルスタッペンに0.379秒差をつけてトップに立った。ピアストリが6番手前後にとどまるなか、ノリスの速さは際立っていた。

    後方ではガブリエル・ボルトレトの最初のタイムがトラックリミット違反で削除され、ハースのオリバー・ベアマン、ウィリアムズ勢、キャデラック勢が脱落圏に入った。

    アロンソは2セット目のソフトで12番手まで順位を上げ、最後のアタックでは16番手に滑り込んだ。アルピーヌ勢が終盤にタイムを更新したことで一時は危険な状況となったものの、ベアマンを0.1秒強上回り、今季初のQ2進出を果たした。

    今季これまでのアロンソの予選最高順位は17番手で、直近5戦は連続して最後列。AMR26Bの投入初戦でQ1を突破したことは、アップデートが一定の効果を示した結果となった。

    Q1敗退はベアマン、カルロス・サインツJr.、アレクサンダー・アルボン、ストロール、ボッタス、セルジオ・ペレス。ウィリアムズの2台は最後のアタックに入ることができず、アルボンはマシンの挙動に強い不満を示した。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    Q2:ハジャーがスピン アントネッリはタイム抹消から挽回
    Q2ではアロンソがユーズドのソフトタイヤで真っ先にコースイン。最初のアタックは1分20秒696で、Q1の自己ベストより約0.5秒遅いタイムとなった。

    上位勢ではフェルスタッペンが1分18秒249を記録して基準タイムを作ったが、その直後にチームメイトのハジャーがターン12でアウト側のグラベルにタイヤを落としてスピン。マシンを壊すことなく復帰したものの、黄旗によって後続のボルトレトらがアタックを中断させられた。

    コンディションが回復すると、ハミルトンが1分17秒931でトップに浮上。無線では、さらにタイムを縮められるとの感触を伝えていた。

    一方のアントネッリは、タイヤについて「何か間違ったことをしている。グリップがゼロだ」と訴えた。さらに最初のタイムがトラックリミット違反で削除され、残り2分の段階でノータイムの15番手まで後退した。

    プレッシャーのなか、アントネッリは最後のアタックで6番手に浮上してQ3進出。ルクレールも脱落圏から2番手まで順位を上げた。ノリスは再び首位を奪い、ピアストリも3番手に入り、マクラーレンの2台がそろってトップ10に進んだ。

    ハジャーもスピン後のアタックをまとめ、一時トップに立つ1分台を記録。黄旗によるタイムロスを取り戻し、余裕を持ってQ3に進出した。

    レーシングブルズのリアム・ローソンは10番手に0.126秒届かず11番手。ピエール・ガスリー、フランコ・コラピント、ボルトレト、エステバン・オコン、アロンソが続いた。

    アロンソは16番手で予選を終えたものの、大型アップデートを投入したアストンマーティンにとって、今季初めて1台をQ2に送り込んだことは明確な前進となった。ストロールがQ1で20番手に敗退したことから、マシンの改善幅だけでなく、アロンソが限られた走行機会を最大限に生かした結果ともいえる。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    Q3:ハミルトン暫定ポールも最終アタックで失速
    ポールポジションを争うQ3は、路面温度が44度まで低下するなかで始まった。各チームは路面の改善を待ち、セッション開始後もしばらくガレージにとどまった。

    最初にコースへ出たのはフェルスタッペン。1分17秒725を記録して暫定トップに立ったが、ノリスがこれを大きく上回った。ただしノリスは終盤のコーナーでタイヤのグリップを失い、ラップを完璧にはまとめきれなかった。

    そこにハミルトンが1分17秒219を記録して暫定ポール。セクター1とセクター3で全体ベストを刻み、ノリスに約0.1秒差をつけた。ルクレールは3番手、アントネッリは4番手、ピアストリは5番手、フェルスタッペンは6番手。ラッセルはノリスから約0.5秒遅れの7番手にとどまった。

    最後のアタックでは、フェラーリがハミルトンを集団の先頭でコースに送り出した。黄旗や渋滞を避ける狙いがあった一方、後続より早くアタックするため、路面改善の恩恵を受けにくい選択でもあった。

    ハミルトンは最初のセクターから自己ベストを更新できず、セクター2でも大きく遅れてタイム更新に失敗。ルクレールもペースを上げられなかった。

    後方からアタックに入ったノリスは、セクター2で全体ベストを記録。最終セクターまでタイムをまとめ、1分17秒207でハミルトンを0.012秒上回った。

    その直前、フェルスタッペンが最終コーナーでスピンし、黄旗が提示された。フェルスタッペンは無線でマシンが「完全に壊れている」と訴えたが、マシンを立て直して走行を続けた。

    さらにラッセルもウォータープレッシャー低下と水漏れに見舞われ、メルセデスからターン1でマシンを止めるよう指示された。これによって別の黄旗が提示されたが、ノリスは両方の黄旗が出る前に該当区間を通過しており、アタックを完遂できた。

    「ジョージは水圧を失い、水漏れが発生したようだ」とメルセデス代表のトト・ヴォルフは説明した。

    「期待を下回るセッションだった。グリップレベルにこれほど差があると、タイヤがうまく機能しない。そこでセッションを勝つこともあれば、失うこともある」

    ラッセル自身も「水圧を失い、水漏れがあった。明日に影響しないことを願っている」と語り、予選では苦戦したものの、決勝のロングランペースにはより強い自信を示した。

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

    ハミルトンとアントネッリに3グリッド降格
    予選終了時点では、ノリス、ハミルトン、ルクレール、アントネッリ、ピアストリ、フェルスタッペン、ラッセルの順だった。しかし、セッション後に2件の審議結果が発表され、上位グリッドが大きく変動した。

    ハミルトンはQ3終盤、ターン1への進入でピアストリの走行を妨害したと判定された。ピアストリはアタックを中断しており、「ルイスはミラーを見ていなかった。黄旗は問題ではなかった」と説明した。

    フェラーリ代表のフレデリック・バスールも「我々は彼に伝えたが、あまりにも遅すぎた。ミスがあったとすれば、それは我々のミスだ」とチーム側の責任を認めた。

    スチュワードはハミルトンに3グリッド降格を科し、2番手から5番グリッドに後退させた。2023年ハンガリーGP以来となるポールポジションを0.012秒差で逃したうえ、フロントロウも失う結果となった。

    アントネッリはフェルスタッペンのスピンによる黄旗区間で、十分かつ継続的に減速しなかったと判断された。本人は「ターン9で追い風を受けて0.1秒失った。黄旗はコーナーに入るところで出たので、できる限りリフトし、スピードを落とした」と主張したが、3グリッド降格とペナルティポイント1点が科された。

    この結果、アントネッリは4番手から7番グリッドに後退。ルクレールがフロントロウの2番手、ピアストリが3番手、フェルスタッペンが4番手に繰り上がった。

    決勝はノリス対フェラーリ トラックポジションが鍵
    最終的なトップ10グリッドは、ノリス、ルクレール、ピアストリ、フェルスタッペン、ハミルトン、ラッセル、アントネッリ、ハジャー、アービッド・リンドブラッド、ニコ・ヒュルケンベルグとなった。

    ポールポジションのノリスと3番手ピアストリは、グリップの高い奇数側グリッドからスタートする。対するルクレールは路面の汚れた偶数側となり、スタート直後のターン1までの攻防が重要になる。

    「僕は最高の位置にいるけど、フェラーリ勢はスタートがいいし、シーズンを通して速い。厳しいレースになると思っている」とノリスは警戒した。

    フェラーリはQ1をミディアムタイヤで通過しており、決勝に向けて新品ソフトを温存した可能性がある。ノリスも「彼らはQ1をミディアムで走った。決勝をどのタイヤでスタートするのか興味深い」と語っている。

    決勝は高温が予想され、タイヤデグラデーションが大きくなれば2ストップ戦略が有力となる。ハンガロリンクでは追い抜きが難しい一方、ピットストップのタイミングやアンダーカットによって順位が変動する可能性がある。

    ポールからスタートするノリスにとっては、まずルクレールとピアストリをターン1まで抑えることが最優先となる。フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、メルセデスの4チームがトップ7に入り、戦略、タイヤ管理、信頼性のすべてが問われる決勝となりそうだ。


    2026年F1ハンガリーGP 暫定スターティンググリッド
    1番手 ランド・ノリス(マクラーレン)
    2番手 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    3番手 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    4番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    5番手 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    6番手 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    7番手 アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    8番手 イサック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    9番手 アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    10番手 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    11番手 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    12番手 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    13番手 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14番手 ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    15番手 エステバン・オコン(ハース)
    16番手 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    17番手 オリバー・ベアマン(ハース)
    18番手 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    19番手 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    20番手 ランス・ストロール(アストンマーティン)
    21番手 バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    22番手 セルジオ・ペレス(キャデラック)

    ノリスは予選の全3セッションで速さを示し、最後の一周でハミルトンを逆転した。だが、決勝ではフェラーリとチームメイトのピアストリが直後に控える。追い抜きが難しいハンガロリンクで、スタートとタイヤ戦略を制したドライバーが、夏休み前最後のグランプリを制することになる。

  • F1ハンガリーGP 予選 結果・タイムシート:ランド・ノリスがポール獲得

    F1ハンガリーGP 予選 結果・タイムシート:ランド・ノリスがポール獲得

    2026年F1ハンガリーGP 予選の結果・タイムシート。7月25日(土)にハンガロリンクで2026年のF1世界選手権 第11戦 ハンガリーグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが16番手、ランス・ストロールが20番手だった。

    ■ ノリスが今季初ポールポジション獲得
    ランド・ノリスが1分17秒207でポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトンを0.012秒差で退け、今季初のグランプリ予選最速を記録した。

    ■ ハミルトンは惜しくも0.012秒差の2番手
    フェラーリのルイス・ハミルトンは1分17秒219を記録したが、ノリスとの差はわずか0.012秒。フロントロウを獲得したものの、ポールにはあと一歩届かなかった。

    ■ フェラーリ2台がトップ3入り
    シャルル・ルクレールが3番手に入り、フェラーリはハミルトンとの2台がトップ3入り。Q1ではミディアムタイヤで突破する余裕も見せ、決勝へ向けても好材料となった。

    ■ メルセデスは2列目を確保
    アンドレア・キミ・アントネッリが4番手、ジョージ・ラッセルが7番手。今季予選で圧倒的な強さを誇ってきたメルセデスだったが、ハンガリーではマクラーレンとフェラーリに後れを取る結果となった。

    ■ レッドブルは苦戦も2台がQ3進出
    マックス・フェルスタッペンは6番手、アイザック・ハジャーは8番手。ハジャーはQ2でスピンを喫しながらもQ3進出を決めたが、決勝へ向けては課題を残した。

    ■ リンドブラッドが9番手でQ3進出
    アービッド・リンドブラッドは9番手を獲得。FP3で走行時間が限られたなかでも予選で存在感を示し、レーシングブルズ勢唯一のQ3進出を果たした。

    ■ アロンソは16番手でQ2敗退
    フェルナンド・アロンソはQ1を突破したものの、Q2では1分19秒808で16番手。トップのノリスから2.352秒差、Q3進出ラインまで0.169秒届かなかった。

    ■ ローソンはQ3まであと一歩
    リアム・ローソンは11番手。終盤までQ3圏内につけていたが、ルクレールらの最終アタックで順位を落とし、0.126秒差で敗退した。

    ■ ウィリアムズとキャデラックはQ1で全車敗退
    ウィリアムズはカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボン、キャデラックはバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスがともにQ1敗退。明暗が分かれる予選となった。

    ハンガリーGP 予選

    F1ハンガリーGP 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分18秒277 1分17秒456 1分17秒207
    2 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分18秒730 1分17秒803 1分17秒219
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分18秒984 1分17秒626 1分17秒445
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分18秒554 1分18秒393 1分17秒479
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分18秒891 1分17秒928 1分17秒684
    6 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分18秒656 1分18秒249 1分17秒725
    7 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分18秒856 1分18秒445 1分17秒760
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分18秒754 1分17秒872 1分17秒856
    9 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分19秒233 1分18秒360 1分18秒281
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分18秒796 1分18秒639 1分18秒686
    11 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分19秒161 1分18秒765  
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分19秒741 1分18秒844  
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分19秒771 1分19秒027  
    14 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分19秒069 1分19秒105  
    15 31 エステバン・オコン ハース 1分20秒010 1分19秒734  
    16 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分20秒126 1分19秒808  
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 1分20秒233    
    18 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分20秒621    
    19 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分20秒658    
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分20秒659    
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分20秒886    
    22 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分21秒322    
  • F1ハンガリーGP予選Q2:フェルナンド・アロンソ16番手敗退 トップ差2.352秒

    F1ハンガリーGP予選Q2:フェルナンド・アロンソ16番手敗退 トップ差2.352秒

    2026年F1第11戦ハンガリーGPの予選Q2がハンガロリンクで行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは16番手で敗退し、今季初のQ3進出はならなかった。

    Q1を16番手で突破したアロンソは、Q2ではユーズドのソフトタイヤで最初のアタックに臨み、最後のアタックで1分19秒808までタイムを縮めたが16番手で敗退。今季初のQ3進出はならなかった。トップ通過のランド・ノリスからは2.352秒差、タイム比では103.037%だった。

    Q2序盤はフェルナンド・アロンソがいち早くコースインし、ユーズドのソフトタイヤで最初のアタックを開始。一方で、フェラーリはQ1をミディアムタイヤで突破したことで、ソフトタイヤを温存したままQ2へ臨んだ。

    セッション開始直後にはマックス・フェルスタッペンが1分18秒249を記録してトップに立ったが、その背後ではアイザック・ハジャーがターン12でグラベルに飛び出してスピン。マシンをバリアに当てることなく復帰したものの、黄旗が提示された影響でガブリエル・ボルトレトはアタックを中止せざるを得なかった。

    最初のアタック終了後はルイス・ハミルトンがトップタイムを記録し、「まだクルマにはもっとタイムがある」と無線で自信を見せる。終盤のアタックではハジャーが一時トップに浮上したが、最後はランド・ノリスが1分17秒456をマークしてトップ通過を決めた。シャルル・ルクレール、ハミルトン、ハジャー、オスカー・ピアストリ、フェルスタッペンらもQ3進出を果たした。

    一方、リアム・ローソンは終盤までQ3進出圏内につけていたものの、各車の最後のアタックで11番手に後退。アロンソ、エステバン・オコン、ガブリエル・ボルトレト、フランコ・コラピント、ピエール・ガスリーとともにQ2敗退となった。

    F1ハンガリーGP 予選Q2敗退
    11.リアム・ローソン(レーシングブルズ) 1分18秒765
    12.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 1分18秒844
    13.フランコ・コラピント(アルピーヌ) 1分19秒027
    14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) 1分19秒105
    15.エステバン・オコン(ハース) 1分19秒734
    16.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 1分19秒808

  • F1ハンガリーGP予選Q1:フェルナンド・アロンソが16番手で今季初のQ2進出

    F1ハンガリーGP予選Q1:フェルナンド・アロンソが16番手で今季初のQ2進出

    2026年F1第11戦ハンガリーGPの予選Q1がハンガロリンクで行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが16番手で今季初のQ2進出を果たした。16点に及ぶ大型アップデートを投入したAMR26Bは予選で早くも一定の成果を示し、中団勢力図に変化の兆しを感じさせる結果となった。

    一方、チームメイトのランス・ストロールは20番手で敗退。ウィリアムズはカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンが揃ってQ1敗退となり、キャデラックも2台ともQ2進出を逃した。

    フェラーリはミディアムタイヤで余裕のスタート
    予選開始直後はボッタスが先頭でコースインし、ウィリアムズ、アストンマーティン勢が続いた。ほとんどのチームがソフトタイヤを選択する中、フェラーリはシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンの2台にミディアムタイヤを装着。Q3以降を見据えたタイヤ温存策を採った。

    ハミルトンは最初のアタックから1分18秒730を記録しトップに立つ好走。ルクレールも一度は2番手相当のタイムを記録したものの、トラックリミット違反でラップタイムを抹消された。

    その後、マックス・フェルスタッペンがトップタイムを更新し、ランド・ノリスはさらに0.379秒上回るトップタイムをマーク。キミ・アントネッリも2番手まで浮上し、ポールポジション争いはマクラーレン、フェラーリ、メルセデス、レッドブル・レーシングの四つ巴の様相となった。

    大型アップデートが奏功 アロンソが今季初のQ2進出
    序盤、アロンソは1分20秒665を記録してストロールを0.2秒上回るタイムをマーク。セッション中盤には12番手まで順位を上げ、安全圏に浮上した。

    16点に及ぶ大型アップデートを投入したAMR26Bは、ここまでの週末で着実な前進を示しており、アロンソは終盤のラストアタックで16番手を確保。今季初となるQ2進出を決め、大規模改修の成果を予選で示した。

    一方、ストロールは20番手に終わり敗退。FP2を欠場する原因となったリアサスペンションのトラブルを乗り越えて予選に臨んだが、Q1突破には届かなかった。それでもアストンマーティンは、大型アップデートによって中団勢力図に変化をもたらす可能性を感じさせる内容となった。

    アルピーヌ逆転突破 ウィリアムズとキャデラックは敗退
    終盤は下位争いが激化した。

    ガブリエル・ボルトレトは一度トラックリミット違反でタイムを失い最下位まで後退したものの、最後のアタックで9番手まで浮上。エステバン・オコンも13番手につけ、一時はオリバー・ベアマンが突破圏内に入った。

    最後にアルピーヌ勢が勝負をかけ、ピエール・ガスリーが13番手、フランコ・コラピントが14番手へ浮上。これによりベアマンは17番手へ押し出されて敗退となった。

    さらに最後のアタックに間に合わなかったサインツJr.とアルボンもQ1で姿を消した。FP3でブレーキトラブルに見舞われ、十分な走行ができなかったセルジオ・ペレスも22番手に終わり、キャデラックは2台揃ってQ1敗退となった。

    F1ハンガリーGP 予選Q1敗退
    17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    18番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    19番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    20番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    21番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    22番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)