カテゴリー: F1レース結果

  • F1イタリアGP予選Q1:角田裕毅17番手で敗退 アストンマーティン・ホンダ全滅

    F1イタリアGP予選Q1:角田裕毅17番手で敗退 アストンマーティン・ホンダ全滅

    2026年F1第13戦イタリアGPの予選Q1がモンツァ・サーキットで行われ、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が1分22秒612でトップ通過を果たした。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.019秒差の2番手、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手に続いた。

    角田裕毅(レーシングブルズ)はセッション序盤に燃料漏れが報告され、チームが修復作業を行った影響でコースインが遅れた。最終アタックで1分23秒755までタイムを縮めたものの17番手にとどまりQ1敗退。

    アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手となり、2台そろってQ1で姿を消した。

    角田裕毅は燃料漏れで出遅れ Q2進出まで0.139秒
    路面温度が56~57度まで上昇する厳しいコンディションとなったモンツァ。ピレリはC3、C4、C5を持ち込み、Q1では大半のドライバーがソフトタイヤを選択した。一方、リアム・ローソン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)はミディアムタイヤで走行を開始した。

    角田裕毅はレーシングブルズがマシンの燃料漏れを修復していたため、ライバルより遅れてコースイン。チームメイトのアービッド・リンドブラッドが早々に上位につける一方、角田裕毅は限られた時間のなかでQ2進出に必要なタイムを残さなければならない状況となった。

    終盤に入ると路面コンディションが急速に改善し、中団勢が次々と自己ベストを更新。Q2進出を巡るボーダー争いは最後まで激しく動いた。

    角田裕毅も最後のアタックで1分23秒755を記録したが、16番手カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)の1分23秒616に0.139秒届かず、17番手でQ1敗退が決まった。

    一方、チームメイトのリンドブラッドは1分22秒727をマークして5番手でQ1を突破。角田裕毅とのタイム差は1.028秒と大きく開いた。リンドブラッドが中団勢のなかでも際立つ速さを見せただけに、角田裕毅にとっては燃料漏れによる走行時間のロスが響く厳しい結果となった。

    角田裕毅(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    ガスリーがQ1最速 アルピーヌ2台が上位
    トップタイムを記録したのはガスリーだった。アルピーヌは週末を通じて中団上位のペースを示しており、ガスリーは1分22秒612をマーク。チームメイトのフランコ・コラピントも4番手につけ、2台そろって好位置でQ2進出を決めた。

    2番手にはフェルスタッペンが入り、ガスリーとの差はわずか0.019秒。ノリスはアンドレア・キミ・アントネッリのトウを利用した最後のアタックで3番手まで順位を上げた。5番手にはリンドブラッドが入り、レーシングブルズの速さを示した。

    アントネッリは6番手、ラッセルはミディアムタイヤで7番手。フェラーリ勢はルイス・ハミルトンが8番手、シャルル・ルクレールが9番手でQ2へ進んだ。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はアタックでロックアップする場面もあったが11番手で通過。ローソンは終盤にソフトへ履き替え、トウを得られない単独走行ながら13番手でQ2進出を決めた。

    アストンマーティン・ホンダはトップの103%台で全滅
    アストンマーティン・ホンダにとっては厳しいQ1となった。アロンソはタイムを伸ばせないままセッション終盤にマシンを降り、追加のアタックを行わなかった。何らかのマシントラブルが発生したとみられ、1分25秒150の21番手で敗退した。

    アロンソのタイムはQ1トップのガスリーから2.538秒遅れで103.07%。ストロールも1分25秒222にとどまり、トップから**2.610秒遅れの103.16%**で最下位の22番手だった。

    つまり、アストンマーティン・ホンダは2台ともトップタイムに対して103%を超える水準にとどまった。金曜日から苦戦していたモンツァでペース不足が改めて浮き彫りとなり、2台そろってQ1敗退という厳しい結果に終わった。

    また、パワーユニット交換によるグリッド降格が決まっているアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は18番手。キャデラック勢もバルテリ・ボッタスが19番手、セルジオ・ペレスが20番手となり、2台そろってQ1敗退となった。

    ガスリーから13番手ローソンまでがわずか0.377秒以内にひしめく接戦となった一方、角田裕毅はQ2進出ラインに0.139秒届かず、アストンマーティン・ホンダ勢はトップから2.5秒以上の差をつけられた。モンツァ特有のトウの効果と終盤の路面改善、そしてマシンの状態が大きく明暗を分けるQ1となった。

    F1イタリアGP 予選Q1敗退ドライバー
    17番手:角田裕毅(レーシングブルズ)
    18番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    19番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    20番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    21番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • F1イタリアGP FP3詳報:ラッセル最速でメルセデスが存在感 角田裕毅15番手

    F1イタリアGP FP3詳報:ラッセル最速でメルセデスが存在感 角田裕毅15番手

    2026年F1第13戦イタリアGPのフリー走行3回目(FP3)が9月5日(土)、モンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分22秒219でトップタイムを記録した。2番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続いた。

    レーシングブルズの角田裕毅は1分23秒817で15番手。チームメイトのアービッド・リンドブラッドは7番手につけており、角田裕毅は予選に向けて1周のペース改善を求められる結果となった。

    ラッセルが予選前最後のセッションを支配
    金曜日のFP2でもトップタイムを記録していたラッセルは、土曜日のFP3でもメルセデスの速さを示した。金曜日には1分22秒559で最速となり、シャルル・ルクレールに0.120秒差をつけていたが、FP3ではさらにタイムを縮めた。

    セッション終盤、ラッセルは1分22秒219までタイムを更新。2番手ハミルトンに0.226秒、3番手フェルスタッペンに0.350秒の差をつけ、予選のポールポジション候補として存在感を強めた。

    モンツァでは長いストレートでのスリップストリームが大きな意味を持つ。ラッセル自身も走行中にチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリからトウを得る場面があり、純粋なマシン性能だけでなく、予選で各チームがどのように2台を走らせるかも重要な要素になりそうだ。

    アントネッリはエンジン関連のペナルティによって決勝を後方からスタートする予定となっている。金曜日から通常とは異なるロングラン重視のプログラムを進めていたが、FP3では4番手につけ、メルセデスの基本的な速さを改めて示した。

    ハミルトン2番手 フェラーリもポール争いへ
    フェラーリ勢ではハミルトンが1分22秒445で2番手。ラッセルとの差は0.226秒だった。

    ハミルトンはソフトタイヤでのアタックを交通量の影響によって中断する場面もあり、最終結果だけでは実力を完全に読み切れない内容だった。金曜日にもハミルトンは、FP2でラッセルに約0.5秒遅れた背景のひとつとして、モンツァの長いストレートでトウを得られなかったことを挙げている。

    6番手となったルクレールも同様に交通量に苦しんだ。終盤のアタックでは第1セクターから前方のマシンに阻まれ、別のアタックも中断している。

    それでも金曜日のFP1ではルクレールが首位、ハミルトンが2番手とフェラーリが1-2を記録しており、ホームのモンツァでメルセデスに対抗できるポテンシャルは示されている。

    フェルスタッペン3番手 レッドブルは金曜から前進
    フェルスタッペンは1分22秒569で3番手。トップのラッセルから0.350秒差まで迫った。

    金曜日のFP2ではダウンフォース不足などマシンバランスに苦しみ9番手にとどまっていたが、FP3では明確な前進を見せた。FP2ではラッセルから大きく離されていたことを考えれば、予選を前にレッドブルがマシンを改善してきた形だ。

    ただし、フェルスタッペン自身はトウの有無による違いを確認したがっており、クリアエアでのラップについても十分な速さとは感じていない様子だった。

    走行中にはターン1でロックアップし、そのままエスケープロードへ直進する場面もあった。セッション終了直後にはハミルトンとコース上で接近し、メインストレートを並走する緊張感のある場面も見られた。

    一方、もう1台のレッドブルを駆るリアム・ローソンは12番手。第1シケインではリアを失ってスピンし、黄旗の原因となった。フェルスタッペンとの差は0.634秒となっている。


    マクラーレンはノリス5番手 ピアストリ8番手
    マクラーレンはランド・ノリスが1分22秒625で5番手、オスカー・ピアストリが1分22秒773で8番手だった。

    順位だけを見ればメルセデスやフェラーリに後れを取ったが、ピアストリは終盤の重要なアタックで前方のラッセルに遭遇。レーシングライン上で行き場を失ってアタックを中断しており、最終タイムが本来のポテンシャルを示しているとは言い切れない。

    ノリスも金曜日にはマクラーレンがポール争いに加われる状態ではないとの厳しい見方を示していたが、FP3ではトップから0.406秒差。予選でどこまでタイムを上げられるかが注目される。

    リンドブラッド7番手 レーシングブルズは角田裕毅と明暗
    中団勢で際立ったのがアービッド・リンドブラッドだった。1分22秒724を記録して7番手に入り、ピアストリを上回った。

    一方、角田裕毅は1分23秒817で15番手。トップのラッセルから1.598秒差、リンドブラッドからは1.093秒差となった。

    角田裕毅は16周を走行したが、リンドブラッドの20周より走行数も少なかった。金曜日のFP2では角田裕毅が10番手につけ、ソフトタイヤに履き替えた際にリアの安定性が大幅に改善した感触を得ていたものの、予選直前のFP3ではその勢いを結果につなげることができなかった。

    リンドブラッドがQ3進出を十分狙える位置につけただけに、角田裕毅にとっては予選までにセットアップとタイヤの使い方を詰め、1周のパフォーマンスを引き出せるかが大きなポイントとなる。

    アルピーヌが9番手と10番手 中団争いで好位置
    アルピーヌはピエール・ガスリーが9番手、フランコ・コラピントが10番手と2台そろってトップ10入りを果たした。

    序盤にはコラピントがガスリーにトウを与えるなど、予選を意識した走行も実施。両車にアップデートが装着された状態で、中団グループの中では競争力のある仕上がりを見せた。

    11番手にはアウディのニコ・ヒュルケンベルグ、13番手には同じくアウディのガブリエル・ボルトレトが入り、このグループにレーシングブルズやハースも絡むことで、Q3進出を巡る争いは非常に僅差になりそうだ。

    アルボン18番手 ステアリングの問題で出遅れ
    ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンはセッション序盤にステアリングの問題が発生。一度コースへ出ようとしたもののガレージに戻され、マシンを降りて修復を待つことになった。

    その後は走行を再開して29周を重ねたものの、ベストタイムは1分24秒437で18番手。チームメイトのカルロス・サインツJr.も16番手にとどまった。

    アルボンはパワーユニット交換によるグリッド降格が控えているため、ウィリアムズはFP3でアルボンをサインツJr.の前に走らせ、トウを与える練習も行った。予選でもチームプレーが重要になりそうだ。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アストンマーティンとキャデラックは下位
    下位ではフェルナンド・アロンソが19番手、バルテリ・ボッタスが20番手、セルジオ・ペレスが21番手、ランス・ストロールが22番手となった。

    ペレスはレスモでワイドになり、片輪をグラベルに落とす場面もあった。アストンマーティンはアロンソとストロールがともに下位に沈み、予選に向けて厳しい状況となっている。

    FP3の結果からはラッセルとメルセデスが一歩リードしているように映る一方、ハミルトンとルクレールには交通量などでまとめ切れなかったラップがあり、フェラーリもまだ余力を残している。さらにフェルスタッペンが金曜日から大きく改善し、マクラーレン勢も完全なアタックを見せられていない。

    そして中団ではリンドブラッド、ガスリー、コラピントらがトップ10に食い込み、Q3進出を巡る争いも激化。15番手に終わった角田裕毅にとっては、予選までの短い時間でFP2で得たリアの安定性を生かしながら、リンドブラッドとの差をどこまで縮められるかが焦点となる。

  • F1イタリアGP フリー走行3回目 結果・タイムシート:角田裕毅は15番手

    F1イタリアGP フリー走行3回目 結果・タイムシート:角田裕毅は15番手

    F1イタリアGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。9月5日(土)にモンツァ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリのフリープラクティス3が行われた。

    トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は15番手。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが22番手だった。

    ■ ラッセルがFP3最速 メルセデスが予選前に存在感
    ジョージ・ラッセルが1分22秒219をマークしてトップ。2番手ルイス・ハミルトンに0.226秒差をつけた。ラッセルは単独走行でも速さを見せ、さらにアンドレア・キミ・アントネッリからトウを得る場面もあり、予選でのポールポジション争いに向けてメルセデスの速さを強く印象づけた。

    ■ ハミルトン2番手 フェラーリもポール争いに残る
    ルイス・ハミルトンは終盤に1分22秒445までタイムを縮めて2番手。シャルル・ルクレールも6番手ながらトップから0.489秒差に入り、フェラーリはホームのモンツァで上位争いを続けている。トウをどのように使うかも予選で大きなポイントとなりそうだ。

    ■ フェルスタッペン3番手 前日から大きく前進
    FP2でマシンバランスに苦戦していたマックス・フェルスタッペンは3番手まで浮上し、ラッセルとの差を0.350秒に縮めた。一方でターン1でロックアップしてエスケープロードに入る場面もあり、無線ではトウを使った際の差を確認したいと訴えるなど、予選に向けた詰めの作業を続けた。

    ■ アントネッリ4番手 最後尾スタートでも速さを示す
    パワーユニット交換によるペナルティで決勝は後方スタートとなるアンドレア・キミ・アントネッリは4番手。序盤にはトップタイムも記録し、ラッセルからわずか0.011秒差のタイムを残した。決勝でどこまで順位を取り戻せるかを期待させるペースを示した。

    ■ マクラーレンはノリス5番手 ピアストリ8番手
    ランド・ノリスはトップから0.406秒差の5番手、オスカー・ピアストリは0.554秒差の8番手。ピアストリはアタック中にラッセルに進路を阻まれてラップを断念する場面もあり、純粋な一発の速さを完全には示せなかった。予選ではトラフィック処理も重要になる。

    ■ リンドブラッド7番手 角田裕毅は15番手で1.093秒差
    レーシングブルズではアービッド・リンドブラッドが1分22秒724で7番手に入り、トップから0.505秒差と好位置につけた。一方、角田裕毅は1分23秒817で15番手。チームメイトのリンドブラッドから1.093秒遅れとなり、予選を前に大きな差がついた。

    ■ アルピーヌが上昇 ガスリー9番手 コラピント10番手
    ピエール・ガスリーが9番手、フランコ・コラピントが10番手とアルピーヌ勢がそろってトップ10入り。両車にはアップデートが装着されており、中団ではレーシングブルズ、アウディ、ハースを含めたQ3進出争いが非常に接近している。

    ■ アストンマーティン・ホンダは苦戦 アロンソ2.700秒差
    アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが19番手でトップのラッセルから2.700秒差、ランス・ストロールは22番手で3.336秒差と厳しい結果に終わった。アロンソは1分24秒919、ストロールは1分25秒555にとどまり、予選に向けて大幅な改善が必要な状況となっている。

    ■ トウとトラフィックが予選最大の鍵
    高速のモンツァではスリップストリームの効果が大きく、各チームがFP3でチームメイト同士のトウを積極的に試した。その一方でコース上では渋滞も頻発。予選ではタイヤを適切に準備しながら理想的なトウを確保し、なおかつ他車に引っかからないタイミング管理が順位を大きく左右することになりそうだ。

    イタリアグランプリ

    F1イタリアGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分22秒219   14
    2 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分22秒445 0.226 20
    3 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分22秒569 0.350 23
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分22秒580 0.361 17
    5 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分22秒625 0.406 17
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分22秒708 0.489 20
    7 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分22秒724 0.505 20
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分22秒773 0.554 20
    9 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分22秒898 0.679 23
    10 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分23秒101 0.882 22
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分23秒126 0.907 21
    12 30 リアム・ローソン レッドブル 1分23秒203 0.984 22
    13 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分23秒298 1.079 21
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分23秒585 1.366 22
    15 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1分23秒817 1.598 16
    16 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分23秒875 1.656 27
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分24秒020 1.801 24
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分24秒437 2.218 29
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分24秒919 2.700 19
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分25秒004 2.785 20
    21 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分25秒031 2.812 19
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分25秒555 3.336 20
  • F1イタリアGP フリー走行2回目 詳報:ラッセル最速 角田裕毅トップ10入り

    F1イタリアGP フリー走行2回目 詳報:ラッセル最速 角田裕毅トップ10入り

    2026年F1第13戦イタリアGPのフリー走行2回目がモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分22秒559でトップタイムを記録した。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。

    FP1で1-2を記録したフェラーリに対し、FP2ではメルセデスが速さを見せた。

    角田裕毅(レーシングブルズ)はトップから0.896秒差の10番手。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はマシンの挙動に苦しんで9番手にとどまり、アストンマーティン・ホンダ勢は下位に沈んだ。

    路面温度56度の猛暑でFP2スタート
    現地時間16時、60分間のFP2がスタート。モンツァは厳しい暑さに見舞われ、路面温度は開始時点で56度に達した。ピレリが持ち込んだタイヤはC3、C4、C5で、多くのドライバーがミディアムを選択する一方、オスカー・ピアストリ、ランド・ノリス、アンドレア・キミ・アントネッリらはハードで走行を開始した。

    FP1では岩佐歩夢にマシンを譲ったマックス・フェルスタッペンも、このセッションから週末の本格的な走行を開始。ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレスもFP1を欠場しており、FP2では22人のレギュラードライバーがそろってコースに出た。

    日曜日の決勝でPUコンポーネント交換による後方グリッドスタートが見込まれているアントネッリは、序盤からハードでペースを上げ、開始10分の時点で1分23秒417をマークしてトップに立った。この段階ではチームメイトのラッセル、ルクレールまでの3台がわずか0.055秒以内に収まり、メルセデスとフェラーリが早くも接近したタイムを並べた。

    ルクレールはその序盤、第1シケインへのブレーキングでロックアップし、ランオフエリアへ飛び出す場面もあった。

    ラッセルがハードで先行 フェルスタッペンはダウンフォース不足
    その後はラッセルがハードタイヤでトップに浮上し、アントネッリに約0.2秒の差をつけた。アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)も3番手につけ、中団勢の中で早い段階から好位置につけた。

    一方、フェルスタッペンはダウンフォース不足を訴え、フロントウイング交換のためピットへ戻った。FP1を走っていなかっただけに走行時間を確保したいところだったが、マシンのバランスを探りながらのセッションとなった。その後ミディアムでタイムを記録したものの、上位勢に迫るペースは示せなかった。

    FP1を欠場したペレスは開始から約12分が経過してようやくコースイン。午前のセッションでは代役のコルトン・ハータが油圧系とみられるトラブルで走行を止めており、ペレスにとっては金曜日の走行時間が限られる展開となった。

    ノリスがストロールを「危険だ」と非難
    序盤にはトラフィックを巡る危険な場面もあった。第1シケインのブレーキングゾーンへ向かっていたランド・ノリスの前で、ランス・ストロールがレーシングライン側へ移動。ノリスは接触を避けるため芝生側へ逃げ、「危険だ」と無線で不満を示した。

    このインシデントはスチュワードに記録され、セッション後の審議対象となった。モンツァでは長いストレートでトウを得ようとするマシンが接近しやすく、金曜日を通じてトラフィックが大きな要素となった。

    ソフト投入でアントネッリが最初に1分23秒を突破
    セッション開始から20分を過ぎると、各チームは徐々にソフトタイヤを投入し、予選を想定したアタックへ移行した。

    アントネッリはソフトでの最初のアタックをパラボリカでのトラフィックによって中止。それでも2回目のアタックでは1分22秒700を記録し、このセッションで最初に1分23秒の壁を破った。

    ラッセルもソフトでの最初のランを途中で切り上げ、フロントウイングの調整のためピットに戻った。それでも再びコースへ戻ると1分22秒686までタイムを短縮し、アントネッリを0.014秒上回ってトップに立った。

    この時点ではメルセデス勢が後続に0.7秒以上の差をつけ、予選シミュレーションで先行する形となった。

    ルクレールが一時トップ 角田裕毅も上位へ
    続いてフェラーリもソフトを投入。FP1ではソフトを使用していなかったルクレールが1分22秒679を記録し、ラッセルを0.007秒上回ってトップに浮上した。

    この段階では上位3台が0.021秒以内にひしめき、メルセデスとフェラーリの力関係が極めて接近していることを示した。

    角田裕毅もソフトでタイムを伸ばし、一時は3番手へ浮上。チームメイトのリンドブラッドを0.010秒上回る場面もあった。だがリンドブラッドはその後の2回目のアタックでさらにタイムを縮め、再び角田裕毅の前に出た。

    ラッセルが1分22秒559でトップ奪還
    ラッセルはソフトタイヤで再びアタックに入ると、1分22秒559をマーク。ルクレールを0.120秒上回り、トップの座を奪い返した。

    ランド・ノリスが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手、オスカー・ピアストリが6番手に続き、予選シミュレーションではメルセデスとフェラーリが前方、マクラーレンがその後ろにつける形となった。

    アントネッリは最終的に3番手となったが、走行中にはアンダーステアも訴えていた。日曜日は後方グリッドからのスタートとなる見込みながら、予選ではQ3進出を狙い、状況によってはラッセルにトウを与える可能性もある。

    イタリアグランプリ

    リンドブラッド7番手 角田裕毅は10番手
    中団ではレーシングブルズが好調だった。リンドブラッドは2回目のソフトで1分23秒349までタイムを伸ばし、7番手へ浮上。オリバー・ベアマン、フェルスタッペンを上回った。

    角田裕毅は1分23秒455で10番手。リンドブラッドとの差は0.106秒で、レーシングブルズの2台がそろってトップ10に入った。

    ベアマンは8番手。ハースはモンツァに大規模な空力アップデートを持ち込み、ベアマンにはそれに加えてフェラーリのアップグレード版PUコンポーネントも搭載されている。一方、エステバン・オコンは空力アップデートのみを使用し、18番手となった。

    後半は決勝想定のロングランへ
    セッション後半に入ると、各チームはミディアムやハードへ戻し、高燃料でのロングランに移行した。

    モンツァでは路面温度が55度前後まで上昇し、日曜日も気温35度前後の暑さが予想されている。ソフトは決勝で長く使うには厳しいとみられ、現時点ではミディアムでスタートしてハードへつなぐ1ストップが本線と考えられている。

    一部にはハードでスタートしてスティントを長く延ばし、セーフティカーなどの展開を待つ戦略も考えられる。各チームはロングランを通じて、ミディアムとハードのデグラデーションや高燃料時の挙動を確認した。

    アロンソは走行量不足 アストンマーティン・ホンダは下位
    アストンマーティン・ホンダは厳しいセッションとなった。フェルナンド・アロンソは全22台の中で最後にコースインし、残り12分の時点でも13周にとどまるなど、十分な走行量を確保できなかった。

    アストンマーティンはハンガリーで大規模なアップデートを投入し、前戦オランダGPではホンダのPUアップデートも加わったが、FP2ではそのパッケージを十分に生かすところまで至らなかった。

    最終的にアロンソは1分25秒027で19番手。トップのラッセルから2.468秒差だった。ランス・ストロールは1分25秒253で22番手となり、トップから2.694秒差。アストンマーティン・ホンダ勢は2台とも下位でセッションを終えた。


    ルクレールが第2シケインでスピン
    残り10分を切ったところで、ルクレールが第2シケインでリアを失ってスピンした。幸いマシンはコース上にとどまり、大きなダメージを負うことなく走行を続けた。

    予選シミュレーションでは速さを見せたルクレールだったが、序盤の第1シケインでのロックアップに続き、終盤にもミスが出る形となった。

    それでもFP1でトップ、FP2でもラッセルから0.120秒差の2番手と、フェラーリの競争力そのものは高かった。フェラーリはモンツァでアップグレード版PUを投入しており、これまでストレートで抱えていた不利を縮小している可能性を示した。

    ボルトレトにエンジントラブル コラピントもコースオフ
    終盤にはガブリエル・ボルトレトのアウディにエンジン関連とみられるトラブルが発生し、走行を早めに切り上げることになった。

    アウディはシーズン序盤に信頼性問題を抱えたが、直近では改善し、ボルトレトとニコ・ヒュルケンベルグによって4戦連続でポイントを獲得していた。土曜日に向けてトラブルの原因確認が必要となる。

    フランコ・コラピントもセッション終盤、アスカリ・シケイン出口で大きくコースを外れてグラベルへ飛び出したが、バリアへの接触は回避。最終的には11番手でセッションを終えた。

    フェルスタッペンは最後までマシンに不満
    フェルスタッペンはセッションを通じてマシンのバランスに苦しみ、終盤には「マシンがさらに跳ねるようになった」と無線で訴えた。

    序盤にはダウンフォース不足を指摘してフロントウイングを交換したが、状況を大きく改善することはできず、トップから0.818秒差の9番手。リンドブラッドとベアマンにも先行された。

    FP1を欠場したことで比較できるデータが少ない中、レッドブルは土曜日に向けてセットアップを詰める必要がある。

    ラッセル首位で金曜日終了
    そのままラッセルの1分22秒559を上回るドライバーは現れず、チェッカーフラッグ。ルクレールが0.120秒差の2番手、アントネッリが0.141秒差の3番手となった。

    4番手ノリス、5番手ハミルトン、6番手ピアストリ、7番手リンドブラッド、8番手ベアマン、9番手フェルスタッペン、10番手角田裕毅というトップ10となった。

    FP1ではフェラーリがルクレール、ハミルトンの1-2を記録したが、FP2ではメルセデスのラッセルがトップ。フェラーリ、メルセデス、マクラーレンの力関係は依然として接近しており、土曜日のFP3と予選に向けて、各チームがどこまでマシンを仕上げてくるかが焦点となる。

  • F1イタリアGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:角田裕毅は10番手

    F1イタリアGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:角田裕毅は10番手

    F1イタリアGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。9月4日(金)にモンツァ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリのフリープラクティス2が行われた。

    トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は10番手。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが22番手だった。

    ■ ラッセルが最速 メルセデスがFP2で主導権 ■
    ジョージ・ラッセルが1分22秒559でトップタイムを記録。FP1ではフェラーリ勢に先行を許したメルセデスだが、FP2ではラッセルがシャルル・ルクレールを0.120秒差で抑え、アンドレア・キミ・アントネッリも0.141秒差の3番手につけた。予選を前にメルセデスが速さを示す結果となった。

    ■ フェラーリはルクレール2番手 ハミルトン5番手 ■
    FP1で1-2を飾ったフェラーリは、ルクレールが2番手、ルイス・ハミルトンが5番手。ルクレールは一時トップに立つ速さを見せたものの、終盤にはリアを失ってスピンする場面もあった。それでもラッセルとの差は0.120秒にとどまり、ホームレースで上位争いを続けている。

    ■ 角田裕毅10番手 リンドブラッドに0.106秒差 ■
    レーシングブルズの角田裕毅は1分23秒455で10番手。チームメイトのアービッド・リンドブラッドは1分23秒349で7番手に入り、角田裕毅との差はわずか0.106秒だった。セッション中盤には角田裕毅が一時リンドブラッドを上回る場面もあり、2台は僅差のペースを示した。

    ■ レーシングブルズが中団トップ争い リンドブラッド7番手 ■
    リンドブラッドはトップから0.790秒差の7番手につけ、オリバー・ベアマンやマックス・フェルスタッペンを上回った。レーシングブルズはフェラーリ発祥の回転式リアウイングに類似するHウイングも投入しており、高速モンツァで中団上位を狙えるパッケージを示している。

    ■ フェルスタッペン9番手「マシンがさらに跳ねている」 ■
    FP1を岩佐歩夢に譲ったマックス・フェルスタッペンは、FP2で1分23秒377の9番手。トップから0.818秒差と上位勢から離され、走行中には「マシンがさらに跳ねるようになった」と無線で不満を訴えた。レッドブルは土曜日に向けてセットアップ改善を迫られる。

    ■ アストンマーティン・ホンダは下位 トップから2秒以上 ■
    アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが22番手。アロンソはトップのラッセルから2.468秒差、ストロールは2.694秒差だった。アロンソはセッション序盤の走行開始が遅れ、18周にとどまるなど、十分な周回を重ねられないFP2となった。

    ■ ベアマン8番手 ハースの大型アップデートに手応え ■
    オリバー・ベアマンは1分23秒370で8番手に入り、トップ10に食い込んだ。ハースはモンツァに大規模な空力アップデートを持ち込み、ベアマンにはフェラーリの新しいPUコンポーネントも搭載。空力アップデートのみのエステバン・オコンは18番手となり、両車に大きな順位差がついた。

    ■ ボルトレトにエンジントラブル アウディの走行に影響 ■
    ガブリエル・ボルトレトは15番手につけたものの、終盤にエンジン関連とみられるトラブルが発生し、走行を早めに切り上げた。アウディは直近4戦でヒュルケンベルグとボルトレトがポイントを獲得していただけに、土曜日を前に信頼性面の確認が必要となる。

    ■ 猛暑のモンツァ 決勝はミディアム→ハードの1ストップが本線 ■
    FP2では路面温度が55度前後まで上昇。各チームは後半にミディアムとハードを使ったロングランを行い、決勝に向けたデータ収集を進めた。日曜日も高温が予想され、ソフトはデグラデーションが大きいとみられることから、ミディアムからハードへつなぐ1ストップ戦略が現時点で有力となっている。

    イタリアグランプリ

    F1イタリアGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分22秒559   28
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分22秒679 0.120 27
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分22秒700 0.141 30
    4 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分22秒943 0.384 23
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分23秒016 0.457 25
    6 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分23秒028 0.469 24
    7 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分23秒349 0.790 26
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 1分23秒370 0.811 27
    9 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分23秒377 0.818 28
    10 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1分23秒455 0.896 27
    11 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分23秒619 1.060 26
    12 30 リアム・ローソン レッドブル 1分23秒660 1.101 35
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分23秒732 1.173 28
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分23秒773 1.214 25
    15 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分23秒776 1.217 22
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分23秒853 1.294 29
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分23秒900 1.341 28
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分24秒407 1.848 28
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分25秒027 2.468 18
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分25秒082 2.523 26
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分25秒149 2.590 26
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分25秒253 2.694 26
  • F1イタリアGP フリー走行1回目 詳報:ルクレール最速 フェラーリが1-2発進

    F1イタリアGP フリー走行1回目 詳報:ルクレール最速 フェラーリが1-2発進

    2026年F1第13戦イタリアGPのフリー走行1回目がモンツァで行われ、シャルル・ルクレールが1分23秒008でトップタイムを記録した。2番手にはルイス・ハミルトンが0.173秒差で続き、フェラーリがティフォシの前で1-2発進を決めた。

    3番手はジョージ・ラッセル、4番手は負傷中のアイザック・ハジャーに代わってレッドブルをドライブするリアム・ローソン。レーシングブルズの角田裕毅は12番手、マックス・フェルスタッペンに代わってレッドブルのRB22を走らせた岩佐歩夢は17番手だった。

    猛暑のモンツァでFP1開始 4人の若手ドライバーが出走
    セッション開始時のモンツァは気温約30度、路面温度50度という厳しい暑さとなった。今週末は「ヒートハザードイベント」に指定されており、FP1からタイヤやマシンの熱管理が重要なテーマとなった。

    このセッションでは4チームがルーキー走行義務を消化。レッドブルでは岩佐歩夢がフェルスタッペン、ウィリアムズではルーク・ブラウニングがアレクサンダー・アルボン、アルピーヌではポール・アロンがピエール・ガスリー、キャデラックではコルトン・ハータがセルジオ・ペレスに代わって出走した。

    一方、レッドブルでは前戦オランダGPに続いてローソンがハジャーの代役を務め、それに伴って角田裕毅もレーシングブルズでアービッド・リンドブラッドとコンビを組んだ。

    ピレリはC3、C4、C5を用意。スタート直後から多くのマシンがコースへ向かい、大半がハードを選択した一方、一部はミディアム、ローソンはソフトで走行を開始した。岩佐歩夢は隊列の先頭でコースインし、フロントタイヤ後方に大型のエアロレーキを装着して空力データの収集を進めた。

    ローソンが序盤をリード トップ6が0.187秒以内
    各車がタイムを出し始めると、ソフトを履いたローソンが1分24秒383でトップに浮上。ミディアムのオスカー・ピアストリを0.011秒上回った。

    その後方も僅差で、ルクレール、アンドレア・キミ・アントネッリ、ランド・ノリス、ラッセルまでトップ6がわずか0.187秒以内に収まった。

    ノリスはハンガリーGPとオランダGPで2連勝を飾ってモンツァ入りしており、好調を維持したままイタリアGPを迎えた。マクラーレンはモンツァで回転式の「Hウイング」を実戦投入し、ノリス車ではリアウイングにフロービズを塗ってその挙動を確認。オンボード映像ではウイングが大きく動く様子も見られ、チームはデータを収集しながら走行を重ねた。

    モンツァでは各チームがストレートスピードを重視したロードラッグ仕様を投入。フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、レーシングブルズなどがそれぞれ特徴的なリアウイングを持ち込み、高速サーキットに合わせたセットアップの確認を進めた。

    ハミルトンが一時トップ フェラーリは新PUを実戦投入
    セッション序盤から存在感を示したのがフェラーリだった。ハミルトンがトップタイムを記録し、ルクレールも上位につけるなど、ホームチームが早い段階からペースを示した。

    フェラーリはモンツァに合わせた特別リバリーでホームレースに臨み、さらに新しいPUを投入。ルクレールとハミルトンはハードからミディアムへとつなぐプログラムで、新PUとロードラッグ仕様のパッケージを確認した。

    ハミルトンに代わってノリスが1分23秒719でトップに立つと、ラッセルが0.083秒差で続いた。各チームがまだ異なるタイヤとプログラムを使用していたものの、上位勢のタイムは徐々に1分23秒台へと入っていった。

    トラフィックも問題に 岩佐歩夢と角田裕毅がアロンに遭遇
    全22台が早い段階から走行したことで、全長5.793kmのモンツァではトラフィックも問題となった。

    岩佐歩夢はレーシングライン上を低速で走っていたアロンに遭遇。自身はエアロレーキを装着した計測走行中でアタックラップではなかったものの、無線で不満を伝えた。

    その後、角田裕毅もアロンに行く手を阻まれ、無線で反応。アロンはFP1でレギュラードライバーのガスリーに代わって走行していたが、短時間に2台からトラフィックについて不満を示される形となった。

    ハータが油圧系トラブル VSCから赤旗へ
    セッション開始から20分に満たないところで流れが止まった。ハータのキャデラックがコース上にストップし、まず黄旗、続いてVSCが導入された。

    チームからマシンを止めるよう指示されたハータはバリアの開口部に近い場所までマシンを運んだものの、自力で再始動することはできなかった。マーシャルによる撤去作業が必要となったため、セッションは赤旗中断となった。

    キャデラックは油圧系のトラブルを疑っており、マシンがギアに入った状態で止まっていた可能性もあった。ハータにとって今季3回目となったF1のFP1走行は、わずか5周で終了した。

    岩佐歩夢(レッドブル・レーシング) イタリアグランプリ

    再開後にソフト投入 ラッセルがトップへ
    残り30分あまりでセッションが再開されると、各チームは本格的なパフォーマンスランに移った。

    ラッセル、フランコ・コラピント、ローソンらが新品ソフトを装着。アントネッリも赤旗直前に履いていた使用歴の少ないソフトでコースへ戻った。

    ラッセルは最初のアタックで1分23秒312を記録してトップに浮上。だが、そのタイムは長く首位には残らなかった。

    ルクレールがミディアムで1分23秒008 ソフト勢を上回る
    ラッセルがトップに立った直後、ルクレールが1分23秒008を記録して首位を奪った。

    注目されたのはタイヤの違いだった。ラッセルがソフトを履いていたのに対し、ルクレールはミディアムのまま0.304秒上回った。この段階ではすでに9台がソフトを使用していたが、それでもルクレールのタイムが全体の基準となった。

    新PUを実戦投入したフェラーリにとっては好材料となり、ロードラッグ仕様との組み合わせもFP1では順調な滑り出しを見せた。

    母国GPを迎えたアントネッリもソフトで上位につけた。今週末は親交の深いMotoGPレジェンド、バレンティーノ・ロッシをモチーフにした特別ヘルメットを使用している。

    ただし、チャンピオンシップを59ポイント差でリードするアントネッリは、これまでの信頼性トラブルの影響でPUコンポーネントの年間使用上限を超えており、決勝は最後尾からスタートする予定。母国でのFP1は純粋な速さだけでなく、決勝での追い上げを見据えた準備も重要となった。

    終盤はグラベルに苦しむドライバーも
    セッション終盤にはコースオフも相次いだ。ルクレールはグラベルに片輪を落として砂煙を上げ、オリバー・ベアマンもコーナーをカットした後にグラベルを横切った。

    フェルナンド・アロンソもタイヤをグラベルへ落とし、リアが流れかけたものの、アクセルを大きく戻すことなくマシンをコントロールしてコースにとどまった。

    路面温度は最終的に53度まで上昇。高温の路面に加えてグラベルがコース上に持ち込まれる場面もあり、最後まで難しいコンディションが続いた。

    ハミルトンが2番手に浮上 フェラーリ1-2でセッション終了
    残り時間が少なくなってもルクレールの1分23秒008は破られなかった。ハミルトンは終盤に最終セクターでスリップストリームの恩恵も受けながら1分23秒181までタイムを縮め、0.173秒差の2番手に浮上した。

    これでフェラーリが1-2。ラッセルが0.304秒差の3番手、ローソンが0.425秒差の4番手となり、アントネッリが5番手、ノリスが6番手に続いた。

    7番手はレーシングブルズのリンドブラッド。アウディのガブリエル・ボルトレトが8番手、アルピーヌのコラピントが9番手、アロンが10番手となった。

    ピアストリは11番手、角田裕毅は1分24秒571で12番手。ニコ・ヒュルケンベルグ、ベアマン、ブラウニング、カルロス・サインツJr.が続き、岩佐歩夢は24周を走行して1分24秒873の17番手でFP1を終えた。

    エステバン・オコンが18番手、バルテリ・ボッタスが19番手。アストンマーティン・ホンダ勢はランス・ストロールが20番手、アロンソが21番手となり、トップからともに3秒以上の差がついた。トラブルで早々に走行を終えたハータが22番手だった。

    フェラーリがティフォシの前で理想的なスタートを切った一方、FP1だけで勢力図を断定するのは早い。メルセデス勢は異なるプログラムを消化し、マクラーレンもHウイングを含むテストを実施していた。さらにフェルスタッペン、アルボン、ガスリー、ペレスはFP1を走行していない。

    FP2では4人のレギュラードライバーがマシンに戻り、各チームの予選シミュレーションやロングランも本格化する。ルクレールがミディアムで示した速さがどこまで本物なのか、金曜日午後の走行でモンツァの勢力図がさらに鮮明になりそうだ。

  • F1イタリアGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:角田裕毅は12番手

    F1イタリアGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:角田裕毅は12番手

    F1イタリアGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。9月4日(金)にモンツァ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリのフリープラクティス1が行われた。

    トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は12番手。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが20番手、フェルナンド・アロンソが21番手だった。

    ■ フェラーリが1-2発進 ルクレールがミディアムで最速
    シャルル・ルクレールが1分23秒008でトップタイムを記録し、ルイス・ハミルトンが0.173秒差の2番手に続いた。特にルクレールはソフトではなくミディアムタイヤで最速タイムをマークしており、低ドラッグ仕様のマシンと新PUを投入したフェラーリがホームのモンツァで好スタートを切った。ハミルトンも最終セクターでスリップストリームを活用し、フェラーリがセッションを1-2で締めくくった。

    ■ 角田裕毅は12番手 リンドブラッドとは0.769秒差
    レーシングブルズの角田裕毅は1分24秒571で12番手。チームメイトのアービッド・リンドブラッドは1分23秒802で7番手に入り、両者のベストタイム差は0.769秒となった。角田裕毅はハードとミディアムを使用し、途中には前方を走るポール・アロンのトラフィックに無線で不満を示す場面もあった。リンドブラッドはトップ10に入り、レーシングブルズがモンツァで競争力を発揮できる可能性を示した。

    ■ アストンマーティン・ホンダは下位 トップから3秒以上
    アストンマーティン・ホンダはランス・ストロールが20番手、フェルナンド・アロンソが21番手と厳しい滑り出しとなった。ストロールはトップから3.058秒差、アロンソは3.064秒差で、2台ともベストタイムでは3秒以上離された。アロンソは走行中にグラベルへタイヤを落としながらもアクセルを戻さずマシンを立て直す場面があった。高速ストレートが連続するモンツァで、新PUを含めたパッケージの仕上がりがFP2以降の焦点となる。

    ■ 岩佐歩夢は17番手 フェルスタッペンのRB22で24周
    マックス・フェルスタッペンに代わってレッドブルをドライブした岩佐歩夢は、1分24秒873で17番手。トップのルクレールから1.865秒差で24周を走り込んだ。序盤にはフロントタイヤ後方に大型のエアロレーキを装着してデータ収集を行い、ポール・アロンがレーシングライン上を低速走行していたことについて無線で不満を伝える場面もあった。

    ■ FP1出走の若手ではアロンが10番手 ブラウニング15番手
    FP1でレギュラードライバーに代わって出走した若手では、アルピーヌのポール・アロンが1分24秒177で10番手と最上位。ウィリアムズのルーク・ブラウニングは15番手、岩佐歩夢は17番手となった。一方、キャデラックのコルトン・ハータはわずか5周で走行を終え、22番手にとどまった。

    ■ ハータのマシントラブルで赤旗 キャデラックは油圧系を疑う
    セッション中盤にはコルトン・ハータがコース上にストップ。黄旗からVSCとなり、その後マーシャルがマシンを回収するため赤旗が提示された。キャデラックは油圧系のトラブルを疑っており、マシンがギアに入ったままになっていた可能性もあった。ハータはこのトラブルで十分な周回を重ねることができなかった。

    ■ ローソンが4番手 レッドブル代役で再び存在感
    負傷したアイザック・ハジャーに代わってレッドブルをドライブするリアム・ローソンは、1分23秒433で4番手。トップから0.425秒差につけ、ジョージ・ラッセルに続く位置に入った。ローソンが今週末もレッドブルをドライブすることが正式に決まったのは水曜日だったが、限られた準備時間の中で再び上位につけた。

    ■ 低ドラッグ仕様のリアウイングが焦点 マクラーレンは挙動を確認
    モンツァでは各チームがストレートスピードを重視した低ドラッグ仕様を投入。フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、レーシングブルズなどが反転したような形状のリアウイングを持ち込んだ。ランド・ノリスのマクラーレンにはフロービズが塗布され、リアウイングのフラップ機構の動きを確認。オンボード映像ではウイングが大きく動く様子も見られ、FP2までに調整が加えられる可能性がある。

    ■ 路面温度50度超の猛暑 タイヤとエネルギー管理も重要に
    FP1は気温約30度、路面温度50度を超える非常に暑いコンディションで行われた。ピレリはC3、C4、C5という比較的ソフト寄りの組み合わせを持ち込み、週末は「ヒートハザードイベント」に指定されている。高速区間が長くエネルギー管理も難しいモンツァ

    イタリアグランプリ

    F1イタリアGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分23秒008   29
    2 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分23秒181 0.173 26
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分23秒312 0.304 27
    4 30 リアム・ローソン レッドブル 1分23秒433 0.425 26
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分23秒644 0.636 27
    6 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分23秒719 0.711 26
    7 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分23秒802 0.794 29
    8 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分24秒006 0.998 21
    9 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分24秒028 1.020 27
    10 61 ポール・アロン アルピーヌ 1分24秒177 1.169 23
    11 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分24秒184 1.176 26
    12 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1分24秒571 1.563 27
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分24秒626 1.618 27
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分24秒646 1.638 28
    15 46 ルーク・ブラウニング ウィリアムズ 1分24秒740 1.732 25
    16 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分24秒827 1.819 25
    17 36 岩佐歩夢 レッドブル 1分24秒873 1.865 24
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分25秒852 2.844 26
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分25秒984 2.976 27
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分26秒066 3.058 23
    21 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分26秒072 3.064 21
    22 25 コルトン・ハータ キャデラック 1分29秒922 6.914 5
  • F1オランダGP パワーランキング:ノリス首位 角田裕毅がトップ10入り

    F1オランダGP パワーランキング:ノリス首位 角田裕毅がトップ10入り

    2026年F1第12戦オランダGPを受け、Formula 1公式サイトが恒例の「パワーランキング」を発表した。ザントフォールトで最も高い評価を受けたのは、ポールポジションから決勝を制したマクラーレンのランド・ノリスだった。

    フェルナンド・アロンソが2位、キミ・アントネッリが3位に続き、半年ぶりにF1実戦へ復帰した角田裕毅もトップ10入り。マシンの競争力そのものではなく、週末を通したドライバー個人のパフォーマンスを評価する5人の審査員から高い評価を得た。

    F1パワーランキングの評価方法
    F1公式のパワーランキングでは、5人の審査員が各グランプリ終了後、週末を通した各ドライバーのパフォーマンスを10点満点で評価する。

    評価にあたってはマシンの性能差を考慮から外し、純粋にドライバーがどれだけのパフォーマンスを発揮したかを判断する。5人の採点を平均したものが各グランプリのスコアとなり、その評価はシーズンを通した総合パワーランキングにも反映される。

    1位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    オランダで素晴らしいフォームを見せたのがランド・ノリスだった。

    スプリントでは2番グリッドからスタートして3位でフィニッシュ。そして予選では圧巻のラップをまとめてポールポジションを獲得すると、インシデントと戦略が入り交じった決勝でも、そのポールを最終的に勝利へと結びつけた。

    これでノリスはサマーブレイク直前のハンガリーGPに続いて2連勝。現F1ワールドチャンピオンの走りにはマクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラからも多くの称賛が寄せられ、パワーランキングの審査員からも高得点を獲得した。スコアは9.6で今回のトップとなった。

    2位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    ザントフォールトではアストンマーティンがさらなるマシンアップデートを投入し、ホンダも新しいパワーユニットを導入した。後者にはドライバビリティ面で問題が残っていたものの、フェルナンド・アロンソはパッケージから引き出せるものをほぼすべて引き出したように見えた。

    予選ではわずか0.1秒差でQ2進出を逃したが、決勝では巧みな戦略判断にも助けられながら順位を上げていった。

    最終的には9位でチェッカーを受け、アストンマーティンに貴重な2ポイントをもたらした。その走りは、この日のベストドライブのひとつと評される内容だった。審査員からのスコアは8.6となった。

    3位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    キミ・アントネッリのオランダGP週末は難しい形で始まった。

    スプリント予選ではミスによってマシンを損傷し、スプリントのスターティンググリッドは5番手。それでもスプリントではひとつ順位を上げ、4位でフィニッシュした。

    その後は本来持っていた速さをより明確に示し、予選ではメルセデスのチームメイトであるジョージ・ラッセルに次ぐ3番手を獲得した。

    決勝ではそのラッセルとのチーム内対決を制して2位でフィニッシュ。結果としてF1ドライバーズ選手権でのリードをさらに拡大することになった。パワーランキングでは8.2の評価を受けた。

    4位:ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)
    ルイス・ハミルトンはザントフォールトでのスプリント予選とスプリントでは、ともに7位と比較的静かなスタートを切った。この段階ではフェラーリのチームメイト、シャルル・ルクレールから大きく後れを取っていた。

    しかし、通常の予選と決勝では立場を逆転させ、フェラーリ勢ではハミルトンの方が強いパフォーマンスを見せた。

    予選5番手から決勝では表彰台争いに加わるところまで順位を上げた。レース中には戦略判断への不満を示し、さらにルクレールの後方で数周にわたって足止めされる場面もあったが、それでも4位という結果は週末序盤からの力強い巻き返しだった。

    パワーランキングでは8.0を獲得した。

    5位:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    ニコ・ヒュルケンベルグは2026年シーズン前半の大部分で不運を嘆き、「もしあの出来事がなければ」と考えざるを得ない状況が続いていた。しかし、前戦ハンガリーGPではようやくアウディ加入後初となるポイントを獲得した。

    ザントフォールトのスプリントではパワー関連の問題によってレースを台無しにされたものの、決勝では力強い走りを披露した。

    スタート直後にはスピンしたチームメイトのガブリエル・ボルトレトを非常に素早い反応で回避。その後もレースをまとめ、8位でフィニッシュした。

    これによってヒュルケンベルグはグランプリ決勝で2戦連続のトップ10フィニッシュを達成した。

    6位:リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)
    リアム・ローソンのF1キャリアには、また新たな展開が加わった。

    負傷したアイザック・ハジャーの代役としてレッドブル首脳陣からオランダGPへの出場を任された。奇しくもザントフォールトは、3年前にダニエル・リカルドが手首を負傷したことでローソンがF1デビューを果たした場所でもある。

    急きょレッドブルをドライブすることになった事情もあり、スプリント予選とスプリントでは当然ながらまだ少し余力を残した状態だった。

    しかし通常の予選と決勝ではそれを取り戻した。予選では8番手に入り、4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのすぐ後ろにつけた。そして決勝では7位まで順位を上げてフィニッシュした。

    急な代役起用だったことを考えれば、レッドブルでしっかり結果を残した週末となった。パワーランキングでは7.8という高い評価を受けている。

    7位:角田裕毅(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    角田裕毅もまた、ハジャーの負傷によって生じたドライバー変更の影響を受けたひとりだった。

    2026年はレッドブルのリザーブドライバーを務めていた角田裕毅だが、レーシングブルズからF1実戦へ復帰することになった。

    半年間レースに出場していなかったことに加え、2026年から導入された新世代F1マシンを実戦で走らせるのも初めてという状況を考えれば、その適応ぶりは称賛に値するものだった。

    角田裕毅は週末を通して着実にマシンへの理解を深め、決勝ではポイント獲得まであと一歩となる11位でフィニッシュ。急きょ決まった代役参戦ながら、ポイントを持ち帰る寸前まで迫るパフォーマンスを披露した。

    8位:ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ジョージ・ラッセルの週末は、これ以上ないほど素晴らしい形でスタートした。

    スプリント予選でポールポジションを獲得すると、そのままスプリントで優勝。チームメイトのアントネッリが持つF1ドライバーズ選手権のリードを一時的に数ポイント削ることにも成功した。

    一方、その勢いを通常の予選とグランプリ決勝では完全には維持できなかった。

    日曜日の決勝ではノリスとアントネッリに先着を許し、3位でチェッカー。それでもラッセル自身は「かなり久しぶりに自分のベストと言える週末だった」と振り返っており、次戦イタリアGPが行われるモンツァへ向けて多くのポジティブな材料を得た。

    9位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    アップデートされたアルピーヌを走らせたピエール・ガスリーは、スプリントで際立ったドライバーのひとりだった。

    スプリント予選では8番手を確保し、そのポジションをスプリントでも守って8位でフィニッシュした。

    決勝でもガスリー自身とアルピーヌにさらに数ポイントを加えられそうな展開となったものの、レース中盤に順位を落とし、最終的には10位でフィニッシュすることになった。

    それでもガスリーは週末を「ポジティブな一歩」と評価。アルピーヌはF1コンストラクターズ選手権5位のレーシングブルズを追うことを目標としており、ザントフォールトではそのための前進が見られた。

    10位:シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    シャルル・ルクレールはスプリント予選とスプリントではフェラーリ勢をリードしていた。

    しかし、通常の予選ではより厳しい展開となり、それが決勝に向けて大きな不利となった。日曜日のレースでは、ほとんど何ひとつルクレールの思い通りに進まなかった。

    レース後、ルクレールはバーチャル・セーフティカーのタイミングにも触れながら「僕たちにはほんの少し運が足りなかった」と振り返った。

    その一方で、結果を決定づけた最大の要因については「今日のレースを失ったのは予選のせいだ」と分析。決勝そのものだけでなく、予選で後手に回ったことが最終的な結果につながったとの考えを示した。

    トップ10入りを逃したドライバー
    今回のF1パワーランキングで惜しくもトップ10入りを逃したのは、レーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドだった。

    リンドブラッドは週末を通して速さを見せ、スプリント予選ではSQ3、通常の予選でもQ3へ進出。しかし、その速さを決勝でのポイント獲得には結びつけることができず、わずかな差でパワーランキングのトップ10圏外となった。

    オランダGPでは勝者ノリスが文句なしの最高評価を獲得した一方、アロンソの追い上げ、急きょレッドブルをドライブしたローソン、そして半年ぶりのF1実戦にもかかわらずポイント目前まで迫った角田裕毅など、純粋な決勝順位だけでは測れないパフォーマンスも高く評価されたランキングとなった。

    2026年のF1世界選手権 オランダグランプリ

  • F1オランダGP決勝 詳報:ノリス逆転2連勝 角田裕毅11位 アロンソ9位

    F1オランダGP決勝 詳報:ノリス逆転2連勝 角田裕毅11位 アロンソ9位

    2026年F1第12戦オランダGPの決勝が8月23日(日)にザントフォールト・サーキットで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が優勝。ハンガリーGPに続く2連勝を飾った。2位にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が入った。

    雨上がりの難しいコンディションで始まったレースは、2周目に地元のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が激しくクラッシュして赤旗中断。

    再スタートではアントネッリが首位を奪ったが、終盤にノリスがコース上で逆転した。角田裕毅はレーシングブルズからの復帰戦でポイント圏を争い、11位でフィニッシュした。

    雨上がりのザントフォールト 全車スリックでスタート
    決勝直前のザントフォールトには強い雨が降り、コースの一部には濡れた箇所が残った。しかし雨脚はスタート前に弱まり、各車はスリックタイヤを選択。セーフティカー先導のフォーメーションラップを経てスタンディングスタートとなった。

    ポールポジションのノリスが首位を守る一方、3番グリッドのアントネッリが好スタートを決めてラッセルをかわして2番手へ。シャルル・ルクレールもオスカー・ピアストリを抜いて4番手に浮上した。

    12番グリッドからスタートした角田裕毅は11番手へポジションを上げ、ポイント圏をうかがう位置につけた。

    フェルスタッペンが2周目に大クラッシュ 赤旗中断
    しかし、レースは早々に大きく動いた。

    2周目、最終コーナーを立ち上がったフェルスタッペンが白線にタイヤを乗せたことでリアを失い、メインストレート脇のバリアに激しくクラッシュ。マシンは大破し、コース上には大量のデブリが散乱した。

    フェルスタッペンは無線で無事を伝え、自力でマシンを降りたが、レースは赤旗中断となった。直前にはガブリエル・ボルトレトもスピンしており、ニコ・ヒュルケンベルグが間一髪で接触を回避する場面もあった。

    フェルスタッペンにとって、F1カレンダーから姿を消すザントフォールトでの最後の母国GPは、わずか2周で幕を閉じることになった。


    再スタートでアントネッリがノリスを逆転
    赤旗中にはタイヤ交換が認められ、ノリスはソフト、メルセデス勢はミディアム、ピアストリはハードを選択した。

    再開に向けて各車がグリッドへ向かう途中には、オリバー・ベアマンのハースがターン10と11の間でストップ。さらに1周のフォーメーションラップが追加された。

    仕切り直しのスタートではアントネッリが抜群の加速を見せ、ノリスのイン側に飛び込んで首位を奪取。ピアストリもラッセルをかわして3番手に浮上した。

    アントネッリは徐々にノリスとの差を広げ、10周目には1秒以上のリードを確保。オーバーテイクモードを使わせない展開へ持ち込んだ。後方ではルクレールとルイス・ハミルトンがラッセルにプレッシャーをかけた。

    角田裕毅がポイント圏で奮闘 ガスリーをオーバーテイク
    中団では角田裕毅がポイント圏を巡る激しい戦いを展開した。

    アービッド・リンドブラッドとフランコ・コラピントが黄旗区間での違反によりドライブスルーペナルティを受けたこともあり、角田裕毅はトップ10へ浮上。その後はピエール・ガスリー、ヒュルケンベルグらとポジションを争った。

    28周前後にはガスリー、リンドブラッド、ヒュルケンベルグが激しく争い、ガスリーのロックアップをきっかけに順位が入れ替わる。その直後、角田裕毅もガスリーを鮮やかにオーバーテイクし、ポイント獲得へ向けて前進した。


    ノリスがアントネッリを追撃 フェラーリ勢も浮上
    首位争いではアントネッリとノリスが最初のピットストップを終えた後も接近戦を続けた。

    30周目にはノリスが1秒以内まで接近。一方、後方ではルクレールがピアストリを攻略し、続いてハミルトンもピアストリをかわした。マクラーレンのもう1台が後退する一方、フェラーリ勢が表彰台争いへ加わった。

    40周目にはノリスが再びアントネッリの0.7秒後方まで迫る。41周目にアントネッリがハードへ交換し、ラッセルも続いてピットイン。ノリスはステイアウトしてタイヤのオフセットを作る戦略を選んだ。

    フェラーリではハミルトンがルクレールの背後まで迫ったものの、順位交換がスムーズに行われず、ハミルトンが無線で苛立ちを示す場面もあった。

    ノリスがコース上で逆転 首位を奪還
    48周目、首位のノリスが2度目のピットストップを行ってハードタイヤへ交換。アントネッリとの差は一時5秒以上に広がったが、新しいタイヤを履いたノリスは猛烈なペースで追撃を開始した。

    52周目にはアントネッリがリアグリップ不足を訴え、ノリスが一気に背後へ接近。そして54周目、ターン1への攻防でノリスがアントネッリをオーバーテイクした。

    その前方にはまだピットストップを引っ張っていたハミルトンがいたが、ノリスは翌周にハミルトンも攻略。戦略だけではなく、コース上でライバルを抜いて実質的な首位を奪い返した。アントネッリも続いてハミルトンをかわした。


    VSCでメルセデスが勝負 アントネッリをソフトへ
    直後、エステバン・オコンのハースがコース上でストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。

    ここでメルセデスはアントネッリをピットへ呼び、ソフトタイヤへ交換。一方のノリスはステイアウトした。アントネッリはラッセルの後方3番手でコースへ復帰し、フレッシュなソフトで終盤の逆転を狙う形となった。

    アントネッリは急速にラッセルとの差を縮め、65周目にはメルセデスが順位交換を指示。ラッセルは不満をにじませながらもチームメイトを前へ出した。

    しかし、その時点でノリスは約10秒前方。アントネッリもノリスとほぼ同等のラップタイムにとどまり、優勝争いまで持ち込むことはできなかった。

    アロンソがホンダ新PUで追い上げ 9位入賞
    中団では、ホンダの新スペックPUを投入したアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが粘り強いレースを展開した。

    13番グリッドからスタートしたアロンソは、序盤はポイント圏外での戦いとなった。それでもタイヤをマネジメントしながらレースを組み立て、上位勢のピットストップや中団の順位変動が続くなかで着実にポジションを上げていった。

    終盤に入るとアロンソは9番手へ浮上。61周目の時点では3度目のピットストップを行わずに走行を続け、10番手ガスリーに2.5秒のリードを築いていた。

    残り周回ではガスリーがオーバーテイクモードを使って追撃し、その後方には角田裕毅も接近。68周目にはアロンソ、ガスリー、角田裕毅によるポイント圏を巡る攻防となった。

    それでもアロンソは最後までポジションを守り切り、9位でチェッカー。ホンダ新PUを投入した週末でアストンマーティンに貴重な2ポイントを持ち帰り、今季2度目の入賞を果たした。週末序盤にはポイント獲得が難しく見えたなか、戦略とタイヤマネジメントを生かして結果につなげた。

    ラッセル対ハミルトン 最終盤まで続いた表彰台争い
    アントネッリを前へ出したラッセルには、今度はハミルトンが急接近。さらにその後方にはルクレールも迫り、3位を巡ってメルセデスとフェラーリが最終盤まで接近戦を繰り広げた。

    70周目にはウィリアムズ勢の接触によってコース上にデブリが散乱し、再びVSCが導入された。カルロス・サインツJr.にはチームメイトとの接触を引き起こしたとして10秒ペナルティが科された。

    レース再開後、ハミルトンはラッセルを最後まで追い詰めたものの、逆転には至らなかった。

    ノリスが2連勝 アントネッリはランキング首位を堅持
    72周を走り切ったノリスがトップでチェッカー。2位アントネッリに11.536秒の差をつけ、ハンガリーGPに続く2戦連続優勝を達成した。

    アントネッリは勝利こそ逃したものの2位で18ポイントを加算。ラッセルがハミルトンを0.849秒差で抑えて3位表彰台を確保した。5位ルクレールまでが17.258秒差に収まり、終盤の表彰台争いは最後まで僅差となった。

    6位はピアストリ、7位はレッドブルの代役を務めたリアム・ローソン。ローソンは黄旗違反による10秒ペナルティを受けながらも順位を維持した。8位ヒュルケンベルグ、9位アロンソ、10位ガスリーまでがポイントを獲得した。

    角田裕毅は終盤までガスリーと10位を争ったが、ソフトタイヤのグリップが低下して11位。ポイント獲得にはあと1ポジション届かなかった。リンドブラッドが12位、ボルトレトが13位、コラピントが14位、セルジオ・ペレスが15位、サインツJr.が16位で完走した。

    オランダグランプリ

    最後のザントフォールトを制したノリス タイトル争いにも変化
    F1オランダGPは2026年をもってカレンダーから離れるため、今回が現時点で最後のザントフォールトでのグランプリとなった。その最終戦を制したのはノリスだった。

    ドライバーズランキングではアントネッリが242ポイントで首位を維持。ラッセルとハミルトンに59ポイント差をつけている。一方、ノリスも今回の勝利によって首位との差を83ポイントまで縮めた。

    メルセデスが依然として選手権をリードする一方、マクラーレンは明確に勝利を争えるレベルまで浮上。ノリス自身も「おそらく僕の中でもかなりいい勝利のひとつ」と振り返った。

    フェルスタッペンの衝撃的なクラッシュ、赤旗、異なるタイヤ戦略、コース上での首位逆転、そして最終盤まで続いた表彰台争い。最後のF1オランダGPは、ザントフォールトらしい波乱に満ちた一戦となった。

  • 2026年F1ポイントランキング 第12戦オランダGP終了時点 ノリス4位浮上

    2026年F1ポイントランキング 第12戦オランダGP終了時点 ノリス4位浮上

    2026年F1世界選手権は第12戦オランダGPを終え、ドライバーズおよびコンストラクターズランキングが更新された。

    ザントフォールトではスプリントと決勝の両方でポイントが争われ、ドライバーズ選手権ではアンドレア・キミ・アントネッリが242ポイントで首位を維持。ジョージ・ラッセルがルイス・ハミルトンと183ポイントで並び2位に浮上し、決勝を制したランド・ノリスも159ポイントで4位へ順位を上げた。

    ドライバーズランキング
    ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリは、スプリント4位で5ポイント、決勝2位で18ポイントを獲得。週末合計23ポイントを加え、219ポイントから242ポイントへ伸ばして首位を維持した。

    ジョージ・ラッセルもスプリント優勝で8ポイント、決勝3位で15ポイントを獲得し、160ポイントから183ポイントへ。ルイス・ハミルトンも14ポイントを加えて183ポイントとなり、両者が同点で並んだ。ランキングではラッセルが2位、ハミルトンが3位となっている。

    オランダGPで最も大きくポイントを伸ばしたのはランド・ノリスだ。スプリント3位で6ポイントを獲得すると、決勝では優勝して25ポイントを追加。週末合計31ポイントを積み上げ、128ポイントから159ポイントとして5位から4位へ浮上した。

    シャルル・ルクレールはスプリント2位と決勝5位で17ポイントを加えて155ポイントとしたものの、ノリスに逆転されて5位へ後退。マックス・フェルスタッペンはスプリント6位の3ポイントにとどまり、決勝では序盤のクラッシュでリタイアしたため112ポイントとなった。

    中団ではリアム・ローソンが決勝7位で6ポイントを獲得し49ポイント。ピエール・ガスリーはスプリント8位と決勝10位で計2ポイントを加えて44ポイントとなった。

    ニコ・ヒュルケンベルグは決勝8位で4ポイントを加えて6ポイント。ホンダの新PUを投入したアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは決勝9位で2ポイントを獲得し、通算3ポイントとした。

    F1復帰戦となった角田裕毅は決勝でポイント圏を争ったものの11位。今季初ポイントにはあと一歩届かず、0ポイントでランキング20位となっている。

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ 242ポイント
    2.ジョージ・ラッセル 183ポイント
    3.ルイス・ハミルトン 183ポイント
    4.ランド・ノリス 159ポイント
    5.シャルル・ルクレール 155ポイント
    6.マックス・フェルスタッペン 112ポイント
    7.オスカー・ピアストリ 104ポイント
    8.アイザック・ハジャー 68ポイント
    9.リアム・ローソン 49ポイント
    10.ピエール・ガスリー 44ポイント
    11.アービッド・リンドブラッド 23ポイント
    12.フランコ・コラピント 19ポイント
    13.オリバー・ベアマン 18ポイント
    14.ガブリエル・ボルトレト 10ポイント
    15.ニコ・ヒュルケンベルグ 6ポイント
    16.カルロス・サインツJr. 6ポイント
    17.アレクサンダー・アルボン 5ポイント
    18.エステバン・オコン 3ポイント
    19.フェルナンド・アロンソ 3ポイント
    20.角田裕毅 0ポイント
    21.ランス・ストロール 0ポイント
    22.バルテリ・ボッタス 0ポイント
    23.セルジオ・ペレス 0ポイント

    2026年のF1世界選手権 オランダグランプリ

    コンストラクターズランキング
    コンストラクターズ選手権では、メルセデスが425ポイントで首位を維持した。アントネッリとラッセルがオランダGPのスプリントと決勝でともに23ポイントずつを獲得し、ライバルとの差をさらに広げた。

    2位フェラーリは338ポイント。ハミルトンとルクレールが週末合計31ポイントを獲得したものの、首位メルセデスとの差は87ポイントとなっている。

    3位マクラーレンは263ポイント。ノリスが31ポイント、オスカー・ピアストリが12ポイントを獲得し、オランダGPで43ポイントを上積みした。2位フェラーリとの差は75ポイントとなった。

    4位レッドブル・レーシングは186ポイント。フェルスタッペンが3ポイント、代役として出場したローソンが6ポイントを獲得した。

    中団ではレーシングブルズが66ポイントで5位に浮上し、63ポイントのアルピーヌが6位。アウディはヒュルケンベルグの決勝8位による4ポイントを加えて16ポイントとなり、ウィリアムズを逆転して8位に浮上した。

    アストンマーティンはアロンソの決勝9位による2ポイントを加えて3ポイント。キャデラックは0ポイントとなっている。

    1.メルセデス 425ポイント
    2.フェラーリ 338ポイント
    3.マクラーレン 263ポイント
    4.レッドブル・レーシング 186ポイント
    5.レーシングブルズ 66ポイント
    6.アルピーヌ 63ポイント
    7.ハース 21ポイント
    8.アウディ 16ポイント
    9.ウィリアムズ 11ポイント
    10.アストンマーティン 3ポイント
    11.キャデラック 0ポイント

    オランダGP終了時点で、ドライバーズ選手権ではアントネッリが242ポイントでリードを維持する一方、ラッセルとハミルトンが183ポイントで並んだ。さらにノリスが159ポイントまで迫り、上位争いは新たな展開を迎えている。

    コンストラクターズ選手権ではメルセデスが425ポイントで首位を走り、87ポイント差でフェラーリ、162ポイント差でマクラーレンが追う展開となっている。