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  • F1カナダGPの消滅が決定的に

    F1カナダGPの消滅が決定的に

    F1カナダGP存続に向けての交渉は決裂。今後のF1カナダGPに対する救済は行われないことになった。

    16日(日)、モントリオール市のジェラルド・トランブレー市長と、ケベック州のレイモンド・バシャン経済開発大臣、そして交渉役として活動を続けていたカナダのマイケル・ フォルティエ元国際貿易相が会見を開き、この事実が明らかになった。

    バーニー・エクレストンOとの間で、何週間にも及ぶ話し合いが行われ、政府、州、市の支援、そしてモントリオールのホテル協会からは1%のルームチャージ料増額など、F1唯一の北米ラウンドを守るための最終的な救済案が14日(木)に提出された。

    しかし、合意を得られず、F1カナダGP開催の可能性は消滅した。

    バシャン氏は、いくつかの経済プランが提示したが、“現在の世界中の経済情勢にもかかわらず”、エクレストンは向こう5年間で合計1億4,100万ドル(約137億円)の保証を主張した当初の要求を一切曲げることはなかったことを明らかにした。

    カナダGPの提案は、2013年までのに8,900万ドル(約86億6,000万円)を用意し、独占的なトラックサイド収益に加え、最終収益の75%をFOMに渡すものだったという。しかしながら、その計画も拒絶された。

    「我々の最後の経済的切り札がテーブルの上にある。エクレストンの要求にはほど遠いところにいる。それが今の我々が立っているポジションだ」

    バシャン氏は、例えば“非常に意欲的だった”シルク・ドゥ・ソレイユなどの他の支援団体も、要求があまりに非現実的なため、救済計画への参加を拒否したことを明らかにした。

    「やれることはすべてやり尽くしたので、我々は納得している」とトランブレー市長は語る。

    「最終的なカレンダーが決まる12月1日までにミスター・エクレストンが考えを変えない限り、終わりだ」とバシャン氏は宣告している。

  • アブダビGP、2009年F1最終戦の準備は順調

    アブダビGP、2009年F1最終戦の準備は順調

    アブダビGPの責任者は、アブダビに建設中のヤス・マリーナ・サーキットが、2009年F1最終戦を主催する準備ができると語る。

    FIAが発表した最新の暫定カレンダーによると、アブダビGPは、以前発表された11月15日から11月1日へと2週間開催が早まった。

    以前より、アブダビは、サーキット建設が間に合わないのではと懸念されている。

    「実際、チャンピオンシップの新しい日程の前に、完成しているだろう」アブダビの最高責任者であるフィリップ・グルジャンは語る。

    現在、サーキットはアブダビのヤス島で建設工事が行われている。

    グルジャンは、トラックは必ず来年の11月前には完成している予定だと語った。

  • トヨタF1、冬季テストはバーレーンで始動

    トヨタF1、冬季テストはバーレーンで始動

    トヨタは、冬季テストのプログラムをバーレーンで開始するようだ。

    11月17日(月)からスペインのバルセロナで、冬季合同テスト行われるが、トヨタF1チームはバルセロナには向かわないという。

    代わりに、トヨタは12月10〜12日までバーレーン国際サーキットを貸し切ってテストを行うという。

    トヨタはさらに、12月15〜17日の3日間もバーレーンでテストを行う予定だという。

  • F1 インドGPの開催は2011年に延期

    F1 インドGPの開催は2011年に延期

    インドGPのプロモーターであるスレシュ・カルマディは、F1 インドGPの開催が2011年まで延期されることを認めた。

    F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、インドGPが2010年のカレンダーに加わることはなく、その1年後になるだろうと語っていた。

    インド オリンピック委員会(IOA)会長を務めるカルマディは「インドでのF1は2011年に開催されることになるだろう。バーニーはその計画で動いている」と語った。

    延期の理由については「わからない」としている。

    IOAは、昨年6月に10年間のF1グランプリ開催契約を結んでおり、サーキットはのデザインはヘルマン・ティルケが務めることになっている。

  • F1:2009年から3レース1エンジン制へ

    F1:2009年から3レース1エンジン制へ

    FIAは、2009年シーズンのF1で、3レース1エンジン制を採用することを発表した。

    2008年は、1つのエンジンの2レースが義務付けられていたが、2009年は3レースの使用へと変更された。

    現在、F1ではコスト削減の動きが加速しており、今回の変更はその一環として制定された。

    エンジン交換のペナルティーに関する規則は既存のまま据え置きとなる。各ドライバーには、ペナルティが科せられないジョーカーエンジンが1基与えられ、そのあと新しいエンジンを使用すると10グリッド降格のペナルティとなる。

  • F1 2009年 開催スケジュール(改訂版)

    F1 2009年 開催スケジュール(改訂版)

    FIAは、2009年のF1スケジュールの変更を発表した。前回発表されたカレンダーからフランスGPがなくなり、中国GPが4月に移動。その他、細かな日程変更が行われた。

    これまでシーズン後半に行われていた中国GPだが、2009年は4月に移動。第3戦として、バーレーンGPの前に開催される。

    FIAはまた、開幕戦オーストラリアGPと第2戦マレーシアGPの開始時間を遅らせることも明らかにした。オーストラリアGPとマレーシアGPの決勝レースは、現地時間17時からのスタートとなる。

    日本GPは、1週間早まり、10月4日に決勝レースが行われ、15時からのスタートが予定されている。

    また中国GPが繰り上がったことで、ブラジルGPとアブダビGPは開催が2週間早まった。最終戦アブダビGPは、11月1日に決勝レースが行われる。

    2009 FIA F1世界選手権スケジュール

    開幕戦 オーストラリアGP 3月29日
    第2戦 マレーシアGP 4月5日
    第3戦 中国GP 4月19日
    第4戦 バーレーンGP 4月26日
    第5戦 スペインGP 5月10日
    第6戦 モナコGP 5月24日
    第7戦 トルコGP 6月7日
    第8戦 イギリスGP 6月21日
    第9戦 ドイツGP 7月12日
    第10戦 ハンガリーGP 7月26日
    第11戦 ヨーロッパGP 8月23日
    第12戦 ベルギーGP 8月30日
    第13戦 イタリアGP 9月13日
    第14戦 シンガポールGP 9月27日
    第15戦 日本GP 10月4日
    第16戦 ブラジルGP 10月18日
    第17戦 アブダビGP 11月1日

  • 最終ラップにドラマが待っていたF1ブラジルGP

    最終ラップにドラマが待っていたF1ブラジルGP

    ルイス・ハミルトンが、ワールドチャンピオンを獲得して幕を閉じた2008年のF1シーズン。最終戦ブラジルGPには、最終ラップに大きなドラマが待っていた。

    スタート5分前に突然インテルラゴスに豪雨が降りそそいだ時点でドラマを予感させたF1最終戦ブラジルGP。スタートは10分のディレイが言い渡され、各車ウェットタイヤと雨用にセッティング変更を施した。しかし、雨はすぐに上がり、空には晴れ間さえ見えだしたことで、ウェットからドライへの変更タイミングが第1の鍵となった。

    さらにオープニングラップの1コーナーでデビッド・クルサードが接触してコース上に停止したことでセーフティカーが導入され、各チームの戦略に大きな影響をもたらした。

    ルイス・ハミルトンは、5位以上でフィニッシュすればタイトルを獲得できる状況にあった。しかし同時に、リスクを冒せない立場でもあった。スタート後は4番手でレースを進めるも、失うものがない下位チームがドライタイヤへの変更を進めるなかリスクを冒せないハミルトンは後手にまわり、ドライタイヤでコース上に復帰したときには、中団グループに引っ掛かるという、最も恐れていた状況に陥った。

    それでも、4番手までポジションを戻したハミルトンは、そのまま安全にタイトルを手にするかと思われた。しかし、そこには大きな展開が待ち受けていた。残り8周に差し掛かったところで再びインテルラゴスには雨が降り出したのだ。

    そして、ここでドラマを演出する2名のドライバーが現れた。

    66周目でウェットにチェンジしたハミントンだが、ティモ・グロック(トヨタ)がドライのままステイアウトする決断をしたため、5番手でコース復帰することになる。さらに残り1周。なんと、アウトに膨らんだハミルトンをセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)がオーバーテイクしたのだ。

    6番手に順位を落としたハミルトンは、そのまま第2セクターを通過。フェリペ・マッサがトップでチェッカーを受け、タイトルはマッサに手に渡るかと思われたその数秒後、インテルラゴスにドラマは起きた。

    4位を走行していたティモ・グロックが失速したのだ。雨足が強まったトラックにドライタイヤのグロックはなす術がなかったのである。ラスト数コーナーでグロックを交わしたハミルトンは5位に浮上。そのままフィニッシュラインを横切り、F1史上最年初となる23歳300日のワールドチャンピオンが誕生した。マッサがチェッカーを受けてから、わずか39秒の間の出来事だった。

    一方で、わずか1ポイント差で涙を飲んだフェリペ・マッサ。しかし、最終戦のマッサは完璧なレースを行った。ポールポジションからスタートしたマッサは終始リードを広げ、セーフティカー、ドライタイヤへの変更、そして終盤でのウェットタイヤへの変更を、ひとつのミスもなくやってのけた。

    トップでチェッカーを受けた数秒後にタイトルを失ったマッサだったが、最後まで諦めない走りは感動を与えてくれた。優勝回数は、チャンピオンを獲得したハミルトンを上回った。「僕は勝ち方を知り、そして負け方を知った」と語るのマッサの誇らしげな表情には、これからの彼のキャリアを期待させるにふさわしいオーラがあった。

    こうしてドラマチックなエンディングを迎えた2008年シーズン。しかし、8人ものドライバーが表彰台の中央に立ち、優勝ポイントが100ポイントに届かなかった今年のF1は、どこか集中力に欠けたシーズンだったように思える。たくさんのミス、たくさんの事故があった。ハミルトンが本当にチャンピオンにふさわしかという結論は、まだ出ていないように思える。

    大幅なレギュレーション変更が実施される2009年は、F1の新たな歴史のスタートとなる。上位ドライバーは、ほぼ同じチームで新シーズンを迎えることになるだろう。そして、イタリアGPで初優勝を遂げ、最終レースでハミルトンを抑え込んだセバスチャン・ベッテルは、レッドブルへ移籍する。トロ・ロッソを強豪チームに仕立て上げたジョルジオ・アスカネリも、ベッテルと共にレッドブルへの移籍が話し合われているという。

    最後の最後で大きなドラマをみせてくれた2008年シーズンは、2009年の新たな戦いへの序章をチラつかせる劇的なエンディングとなった。(F1-Gate.com)

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    F1最終戦ブラジルGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 Grande Premio do Brasil 2008

    1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「エキサイティングな1日だった。全てを完璧に行い、ほぼタイトルを獲得しそうだった。僕がフィニッシュラインを越えたあと、レース・エンジニアのロブ・スメドレーが、ハミルトンが5位でフィニッシュして1ポイント差でタイトルを獲ったことを伝えたんだ。これがスポーツだし、受け入れなけなければならない。ルイスにおめでとうと言いたい。最もポイントを獲得した人がタイトルに相応しいんだ。チーム全員と、この素晴らしいシーズンのたくさんのサポートをとても誇りに思う。今は、僕たちの成し遂げた、つまりコンストラクターズタイトルを持ち帰ることに満足しなければならないね。チームにとってとても重要なことだ。浮き沈みのあるシーズンだったけど、良い時期からもミスからも多くを学ぶことができた。再びホームの観客の前で優勝できたし、忘れられない日になったから、胸を張ってインテルラゴスを離れることができるよ。今は家族や友達、そしてチームとお祝いをしたいね。僕たちはそれに値するよ!」

    2位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今日の2位という結果は、とてもうれしい。コンディションは難しいものだったが、我々はそれでアドバンテージを得ることができた。できることは全て行い、チームは正しい判断を正しいタイミングでし、僕は、ライコネンに抜かれないよう最後までレースをコントロールした。チームにとって最高の結果だったし、シーズン
    終盤に向かっていい流れになった」

    3位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「チームがコンストラクターズタイトルを獲得できたので満足しているし、1ポイントでタイトルを逃したフェリペを残念に思っている。それがレースだし、僕たちはそれを生かさなければならない。特にステファノ・ドメニカリにとっては、チーム代表としての最初の年に、彼がどれ程のプレッシャーに対処しなければならなかったわかっているし、この結果は素晴らしい報いになると思うので幸せに思うよ。僕のレースは特にエキサイティングなものではなかった。スタートのトラック、特に最初の3つのコーナーはウェットで、ミスをしないようにとても注意したんだ。そのあと、最初のドライタイヤのセットではアンダーステアが多くて、トップのペースについていくのは苦しかった。2つ目のセットでは、だんだん良くなって、なんとかアロンソに接近することができた。そのあと、ウェットになったときはかなり接近したけど、フェリペがタイトルに勝つ可能性があったので、チームはリスクを避けるように伝えてきて、彼にアタックすることを止めたんだ。あまりポジティブではなかったシーズンは終わったので、来年挽回するためにベストを尽くすよ」

    4位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「難しい波乱のレースだった。4位という良い結果でシーズンを終えることができたので嬉しい。表彰台を願っていたが、レースではミスを犯さず、チームの努力にふさわしいリザルトを達成することができた。マッサ、アロンソ、そしてハミルトンと戦うことができて最高だった。本当に楽しかったよ!最後はコースアウトしないことだけを考えていたので、自分のポジションも分かっていなかった。そして、他のドライバーと同じようにルイスを抜くことに挑み、成功した。最終コーナーでティモを抜くことができたのは、彼がドライタイヤに苦しんでいたおかげだ。その時、ルイスは僕の後ろにいたが、レインタイヤに交換した最後のピットストップが終わるまでは、自分がどこを走っているのか確かではなかった。もちろん、自分が世界選手権の行方に影響を及ぼしているなんて気付いていなかった。どんどん暗くなっていったので、自分のバックマーカーが誰なのか分かりづらかったし、誰が自分の前を走っているのかも良く分からなかった。重要なのは5ポイントを獲得することができたことだ。素晴らしいシーズンだった」

    5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のキャリアの中でももっともドラマチックなレースだった。今の気持ちはなかなか言葉にならない。ここまで本当に長い旅だったが、自分にはいつも家族やチーム、パートナー、そしてファンのサポートがあった。僕たちは自分の仕事をやり抜いた。そのために誰もが犠牲を払ったが、ようやく報いることができたと思う」 「雨が降る前は楽な気持ちでレースをしていた。とくかくクリーンに走り抜くことだけを考えていた。その後、小雨が落ちてきた時は、『リスクだけは冒したくない』と思った。セバスチャン(ベッテル)にオーバーテイクされた後、もう一度彼の前に出なくてはタイトルはない、と無線が入った。自分では何が何だか分からなかった。ファイナルラップの最終コーナーでティモ(グロック)をオーバーテイクすることができた。キャリアの中でももっともタフなレースのひとつだ。『獲ったの? 僕が獲ったの?』と何度も無線で叫んでしまった。チェッカーを受けてクールダウンラップに入って初めて、チームの無線が聞こえた。自分がワールドチャンピオンだと分かった瞬間は、天にも昇るような気持ちになった」

    6位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「レース終盤で激しい雨が降り出したときに、ドライタイヤのまま走行したけれど、最後の周回で順位を維持することができなかった。出来る限りの力を出して頑張ったけれど、コース上にクルマをとどめておくのが困難で、最後の最後で順位を落としてしまった。今週末の序盤はバランスに手こずっていたから、トップ6は悪くないけれど、あと少しで4位に手が届くところだったから残念だよ。トヨタに入って初めてのシーズンが終わり、全体的な結果には満足している。シーズン序盤は決して楽ではなかったけれど、我々はクルマをどんどん改善していったし、1年を通して自分自身も進歩することができた。特にホッケンハイム以来、自分にとって状況は良くなっていった。目標だった20ポイントを獲得し、表彰台にも上がれたのは、良い成果だったと思っている。来年はさらに前進するために、今まで以上に一生懸命頑張っていくよ。」

    7位 ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)
    「今日の最大のニュースは、ルイスがタイトルを獲ったこと。彼はタイトル確定に必要なことをやり遂げたんだ。スタッフの仕事ぶりもチャンピオンの称号にふさわしい。悪夢のブラジルから1年間、スタッフは気持ちを集中させて頑張り抜いた。みんなに『おめでとう』と言いたい。僕は冬の間にもう一度鍛え直して、来年の今頃はガレージの逆側にタイトルを持ってきたいね」

    8位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「波乱万丈なレースだったよ。良いスタートが切れて、1周目はフェリペ・マッサの後を追って良い走行ができた。路面が乾き始めて、ドライタイヤに履き替えた。そして不運にも、私よりも遅いフィジケラの後ろで身動きが取れなくなってしまったんだ。彼を追い抜けるトップスピードはなかったので、何周にも渡りかなりの時間をロスしてしまった。その後、彼から離れてからは、最も速いドライバーのうちのひとりになった。かなりペースを回復して、前を走るドライバー達とのギャップを詰めていったんだけれど、追いつくには十分ではなかった。レース終盤で雨が降り出したときにドライタイヤのままレースを続けることを選択して、最終的にポイントを獲得できた。2番手でスタートしたけれど、それを生かすことができなかったよ。けれど、全体を通して、素晴らしい選手権を戦えることができて満足している。今は、来年に向けてさらに大きな進歩を遂げることを目指すよ。最後に、リチャード・クレーガンと共に歩んだ5年間は素晴らしいものだったこと、また彼の新しいキャリアを心から応援していることを述べておきたい。」

    9位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「今日は運転が難しかった。ミドルスティントを長く取っていたが、ペースが出ずに苦しんだ。フリー走行で問題がいくつかあることは分かっていたので、レースでそれを解決しようとしたが、最終的にはほとんど解決できなかった。9位の結果は残念だ」

    10位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「今日の最も大きな問題はスタートだった。あまりに多くホイールスピンさせてしまい、その場で文字通りスタックしてしまった。そのあと、いくつか良いオーバーテイクして、ポジションをあげた。後半、マシンのバランスはとても難しくなる傾向にあった。特にトゥルーリの後ろでは、ダウンフォースを失った。レースの後半では、マーク・ウェバーの後ろで彼と戦って、タイヤを痛めてしまった。8周で最初に雨が落ちたのをみたとき、ギャンブルをしてインターミディエイトにするためにピットに入った。失うものはなかった。僕は10位になったけど、残念ながら10位のままだった。とにかく、今日は良いレースではなかったけど、良いシーズンだったよ。ワールドチャンピオンおめでとう!」

    11位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「最後のレースでドライバーズチャンピオンシップの3位を失ったことは、間違いなく最高の状況とはいえない。僕たちは週末の間、あまりにミスが多かったし、それが結果になった。残念なことに、僕たちはトラックコンディションに関して間違った情報を持ってしまって、僕はドライでスタートした。レースの間、かなり長い時間にわたってエイドリアン・スーティルの後ろにつかえてしまった。ファイナルラップでなんとか順位をいくつかあげたけど遅すぎたよ。フェラーリ、そしてルイス・ハミルトン、おめでとう!」

    12位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「全体的にレースには満足しているよ。こんなに難しいコンディションで、18番グリッドからスタートして12位でフィニッシュしたんだからOKだよ。良いレースができたと思うし、素晴らしいスタートを切って、全てがうまくいった。長いシーズンは終わった。今は冬を楽しみにしている。難しい一年でのチーム全員の努力に感謝しているし、チャンピオンシップを勝ったルイスにおめでとうと言いたい。彼は本当にチャンピオンに値していたよ」

    13位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    14位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「かなり良いスタートを切ることができてポジションを守ることができたが、ドライタイヤに交換してからは運転が少し難しくなった。ミスを突かれてティモに抜かれてしまった。フィジケラに追いつくことができたが、最終ターンを上手く抜けることができずにオーバーテイクできなかった。これで、他の選手に距離を縮められてしまった。ヤルノがオーバーテイクを仕掛けてきたのは問題はないが、彼がブレーキングのタイミングを遅らせすぎたために、僕は草地の上に押し出されて6つポジションを落とすことになった。ヤルノに僕のレースが影響を受けたのはこれで連続2回目だ。その後は渋滞から抜け出せることができず、いくらかグレーニングも出ており、ずっと最終コーナーがうまくいっていなかったので、攻撃を仕掛けることはできなかった。最後はチームが雨が強まることに賭けてエキストリーム・ウェットに交換した。そのためにインターミディエイトのクビサにポジションを譲ってしまった。最高の週末とは言い難いね!」

    15位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    16位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「今シーズンの良いフィニッシュだったと思う。少なくとも僕たちはチェッカーフラッグを見ることができた。僕たちの後に2台のクルマがいたし、素晴らしい結果だったよ。序盤はタイヤ選択で正しい戦略をとるのがかなり難しかった。インターミディエイトでスタートして、そのあとドライに戻してからはかなりうまく働いた。最初のセットは多くのグレイニングがでてしまったけど、2つ目は全く問題なかった。最後は、とても暗くて雨が酷くなりそうだったので、エクストリームウェットでギャンブルに出た。でも、雨はすぐに来てくれなくて苦しかったけど、全体的には僕たちができる最大限のことをしたよ」

    17位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「とても残念なレースだったし、1コーナーでほとんど終わってしまった。クルマはボディワークとサスペンションに多くのダメージを負ってしまって、ペースがなくなってしまった。ハミルトンとマッサは素晴らしいチャンピオンシップ争いをしていたようだね。ルイス、おめでとう」

    18位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「いろんなことが起こって、エキサイティングなレースだった。セーフティカーが出た後、ドライタイヤで行ったのは良い決定だったし、そのあとはとても良かったと思う。サーキットの最初の部分を通るのはとても難しかったけど、レースのこの部分は素晴らしかったよ。ターン1とターン2は特に酷くて、ほとんどドライブできなかった。でも、サーキットの残りの部分は、ドライラインがあって、それほど悪くなかった。ラップタイムはとても良くなっていったし、そのあと、僕は3位にいて、良いペースを維持していた。残念なことに、最初のピットストップでクラッチに問題が発生してしまい、順位を落としてしまった。両方のピットストップでクラッチがなくて、多くを失った。最後の雨では、僕たちには失うものがなかったので、エクストリームタイヤというギャンブルに出た。結果にかかわらず、レースは素晴らしいスタートだったし、満足できるパフォーマンスだったよ」

    –位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「他のマシンにぶつかったのか、それとも単独のスピンだったのか、よく分からないが、3コーナーでリヤが流れてスピンを喫してしまった。自分のホームグランプリだったし、レースが荒れた分我々にもアドバンテージを得られるチャンスがあったと思うと、リタイアという結果はとても残念に思う。結果は結果として、この週末のチームのサポートに感謝したい」

    –位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「とてもショックだ。最後のレースをこんな形で終わらせたくはなかった。ターン1は慎重にイン側のクルマのスペースを十分に取っていたが、残念ながらターン2でロズベルグに接触されてスピンしてしまった。それでも大丈夫だと思ったが、中嶋がクルマの前方に突っ込んできてフロントコーナーが取れてしまった。グリッドに着く前のワームアップラップは良い感じで、ウェットでも問題はなかった。チェッカーフラッグまでたどり着きたかった。普通ならば罰金ものだけれども、ファンのみんなのためにドーナッツをやるつもりだった。思い通りにはならなかったが、文句は言えない。ぼくは素晴らしい仕事に恵まれた。応援してくれたみんな、ありがとう。この4年間のレッドブル・レーシングのメンバー全員の努力にも感謝している。とても楽しい4年間だった。今後もチームと共に仕事を続けていくことを楽しみにしている。今週末のパドックのメンバーの気遣いには感動した。大勢の人々がわざわざ時間をとって「お疲れ様、これからも頑張って」と、声をかけてくれた。本当に嬉しかった。世界チャンピオンにはなれなかったけれども、それでも自分のキャリアに満足しているのだから、良い最後だと言えるだろう」

  • ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが13位、ルーベンス・バリチェロは15位完走だった。

    ホンダの苦しい1年が終わった。ホンダは、ドライタイヤへの変更など、先手先手で攻めのレースを行い、終盤の雨ではエクストリームウェットを装着するギャンブルに出たが、残念ながら雨はそこまで強く降ることはなかった。

    ホンダが2008年に獲得したポイントは14ポイント。フォース・インディアには勝ったが全体で9位という不本意な結果に終わった。

    シーズンの中盤から2008年に見切りをつけ、2009年の開発に焦点を合わせてきたホンダ。レギュレーションが大きく変わり、ロス・ブロウン体制の2年目となる来年こそが勝負の年となるだろう。

    ジェンソン・バトン (13位)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    ルーベンス・バリチェロ (15位)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「レース直前に降ってきた突然の雨が、例のごとくこのサーキットでの戦いをエキサイティングなものにした。遅れてレースがスタートしたときに、われわれはスタンダードウエットを選んでいたが、それは正しい選択だった。コンディションが良くなり、われわれは他チームより早めにドライタイヤに換え、それによって両ドライバーはポジションを上げることができた。続くラップで両マシンは並んで走行しており、2台ともトラフィックにひっかかっていたので、ジェンソンとルーベンスの戦略をわけることにし、ジェンソンは早めのピットストップを行い、ルーベンスは走行を続けた。この戦略は、その後レースが進むにつれ、結果としてルーベンスのほうに有利に働いた。レースの終盤に雨が降り出し、両ドライバーをピットに入れエキストリームウエットに換えた。ひどい雨になることを期待して大きな賭けに出たが、うまくいっていればポジションをさらにあげることができただろう。残念なことに、雨は期待したほどにはならず、他のすべてのマシンが選んでいたスタンダードウエットが範疇だった。しかしながら、われわれの位置からすれば、リスクを冒す価値はあった。今日、われわれは厳しい一年の最後の1ページを終え、これからすべての力を2009年に向けて集中させていく。最後に、ドライバーズチャンピオンシップを勝ち取ったルイス•ハミルトンと、コンストラクターズタイトルをキープしたフェラーリを祝福する。今年は非常にエキサイティングなシーズンであり、今日のレースはファンタスティックなチャンピオンシップ争いのフィナーレを飾るのにふさわしいものだった。」

  • ブリヂストン:F1ブラジルGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1ブラジルGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、F1ブラジルGPの決勝レースを振り返った。

    サンパウロで開催されたシーズン最終戦ブラジルGPは、手に汗握るレースを5位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が、2008年FIA F1世界チャンピオンに輝いた。レース優勝者のフィリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)がチャンピオンシップを勝ち取るかと思われたが、フィニッシュ・ラインを目前に5位にポジションを取り戻したハミルトンの手にタイトルは渡った。

    マッサは2位のフェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)を13秒引き離してのレース優勝、3位のキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)はさらに3秒遅れた。4位はセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)、5位はハミルトン、ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)が6位完走。ヘイキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が7位、ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)が8位でポイントを獲得した。

    ドライバーズ・チャンピオンシップは98ポイントのハミルトンが97ポイントのマッサに勝利。75ポイントのライコネンはロバート・クビサ(BMWザウバーF1チーム)と同ポイントだが、優勝回数の多いライコネンが3位を獲得した。172ポイントのスクーデリア・フェラーリ・マールボロがコンストラクターズ・チャンピオンシップに優勝、151ポイントのボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが2位。BMWザウバーF1チームは135ポイントで3位。

    今日のレースはスリリングなシーズンの素晴らしい最後を飾った。スタートの予定時間直前に突如雨が降り、10分スタートが遅延されることになった。ドライバー全員がブリヂストンのウェットタイヤでスタートを切ったが、雨は長くは続かず、その後すぐにピットインしてブリヂストンのドライタイヤに交換することになった。レースの最後10分で再び雨が降り始め、選手は続々とピットに戻ってウェットタイヤに交換するという慌ただしい様相を呈した。

    グロックはウェットへの交換の最後のピットインをせず、ドライタイヤで走り続けることを選択したが、4位を守り抜くことができずにチェッカーフラッグまであと僅かのコーナーを残しながらベッテルとハミルトンに抜かれ、これによってハミルトンはチャンピオンシップ優勝を掴んだ。レースの最速ラップタイムは36周目でミディアム・コンパウンドを装着してマッサが記録した1分13秒736。

    11月17日—19日に開催されるバルセロナのテストでは、2009年度仕様の2種類のスリックタイヤと2008年度のグルーブタイヤの1種類が使われる予定。次のグランプリは21週間後の3月27—29日に開催されるオーストラリアGP。

    安川ひろし(ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「素晴らしいレース優勝を果たしたフィリペ・マッサ選手とフェラーリ、そしてドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手とマクラーレン・メルセデスにお祝いを申し上げます。素晴らしいシーズンを締めくくる最高のレースでした。今日のレースのほどエキサイティングなレースはあまり観たことがありません。ブリヂストンは今年グランプリ出場200戦目を祝いました。我々ブリヂストンが初めてドライバーズ及びコンストラクターズ世界選手権優勝を祝ったのは、ミカ・ハッキネン選手とマクラーレン・メルセデスが勝利した10年前の事です。従って、今日、ルイス・ハミルトン選手がブリヂストン・タイヤでドライバーズ・タイトルを勝ち取る様子を見ることができたのは、我々にとっては名誉なことでした。ルイスはカート時代、GP2シリーズ、F1へとキャリアのほとんどをブリヂストン・タイヤで戦って来ました。また、フェラーリが我々ブリヂストンのタイヤで8回目のコンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたこともきわめて重要な出来事です。今シーズンは我々ブリヂストンがF1の公式タイヤサプライヤーとなった初年度です。全チーム、世界中のオーガナイザー、FIA、そしてF1に携わるスタッフを含む世界中のブリヂストン関係者の皆さんに感謝いたします」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
    「2008年度ドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手、おめでとうございます。また、ホームグランプリで優勝を果たしたフェリペ・マッサ選手、コンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたフェラーリにもお祝いを申し上げます。今日は非常にエキサイティングなレースで、数々の素晴らしいバトルが展開されたことに、とても感謝しております。天気が明暗を分けたレースで、選手にとってはタイヤ選択が難しかったと思います。全員がウェットタイヤでスタートし、第2スティントでドライタイヤを選択しました。このようなコンディションでもレースのペースはとても良く、最後の雨が更にレースを興味深いものにしてくれました。今シーズンを振り返り、ブリヂストンの果たした役割にとても満足しています。年間を通して非常に僅差の戦いにすることができましたし、タイヤの問題もありませんでした。ブリヂストンのスタッフ、ドライバー、及びチームの皆さん全員に感謝します。2009年シーズン、そしてブリヂストンのスリックタイヤのカムバックを我々は楽しみにしています」