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  • F1 スタンダードエンジンはイルモアが最有力候補

    F1 スタンダードエンジンはイルモアが最有力候補

    F1に単一エンジンが導入される場合、イルモアがエンジンの設計・製造を担う最有力候補とされている。

    FIAは、スタンダードエンジンの入札を開始した。主な入札者として、イルモア、コスワース、メカクローム、ザイテッ、ジャッドの名が挙げられている。

    その中で、現在アメリカのインディカーシリーズにエンジンを供給しているイルモアが、入札に勝つ可能性が高いとされている。

    マリオ・イリアンによって設立されたイルモアは、2005年にメルセデスがF1部門を買収するまで、マクラーレンとメルセデス・ベンツF1のエンジンを製造していた。(のちにイルモアのF1部門は、メルセデス・ベンツ ハイパフォーマンスエンジンとして再編されている)

    イリエンは、スタンダードエンジンには14000回転を制限とする3リッター V8エンジンが適していると語る。

    「680〜700馬力を与えるだろう」

    また、イルモアは、1つのユニットで6レースの信頼性があると付け加えている。

  • F1中国GP主催者 「2010年以降も続行」

    F1中国GP主催者 「2010年以降も続行」

    中国GPの主催者は、2010年以降に上海でのグランプリが消滅するとの憶測を否定した。

    最近、上海体育局のキュー・ウェイチャン副局長が、現在の契約を更新するかどうか検討しているとの報道がなされていた。そして、F1最高権威のバーニー・エクレストンは、中国GPがカレンダーにとどまれるよう“支援する”と誓約していた。

    しかし、上海のレースを主催するジュス・エベント者のレオン・サン氏は、損失を生みだし、チケット売り上げに苦戦する中国GPについて語ったチウ氏の発言が翻訳の過程で意味が変わったとコメントした。

    「2010年以降もカレンダーに留まるだろう。F1がこの地にやってきてまだ5年だ。F1は非常に優れた商品であり、上海にとってとても良いイベントだと考えている。少なくとも我が社としては引き続きイベントを宣伝し、盛り上げていきたいと思っている」

    「調査でも中国ではファンが増えていることが分かっているので、F1グランプリにノーと言うことはないだろう」

    しかし、サン氏はエクレストンと契約更新について話し合うまでに、さらなる“内部検討”が実施されることを認めた。

  • 佐藤琢磨 2009年のF1マシンを語る

    佐藤琢磨 2009年のF1マシンを語る

    佐藤琢磨が、2009年マシンの印象を語った。

    ファンイベントで、2009年マシンの見た目の印象を質問された佐藤琢磨。バルセロナで直接目にした佐藤琢磨は、2009年仕様マシンを「カッコ悪い」と表現した。

    「あれはカッコ悪いよ。あれは勘弁してほしいと思う。ほんと、あれは駄目」とファンイベントというリラックスした雰囲気のトークショーという場も手伝って、2009年のF1マシンについて語った佐藤琢磨。

    「F1は夢を乗せて走るクルマだし。リアウイングなんておもちゃみたい」

    「レギュレーションなんであんな風にしちゃったのかな。テクニカルディレクター達が集まって、追い越しを可能にするため、カッコ悪くするんじゃなくて、今のF1はあまりに空力に対して敏感なので、ちょっとでも空気の流れがかわると、あっという間にダウンフォースがなくなっちゃう。そういった意味では、物凄くシンプルにして、前のクルマの真後ろに付いたときに、少しでも空力による影響を落とそうと、フロントにたくさん空気を当てて、リアウイングを高い所に上げてあげて、ダウンフォースを失わないようにということなんだけど。もうちょっとうまいやり方があったんじゃないかな」

    2009年仕様のウイングを装着したホンダ Ra108「

    今の時点でレギュレーションはそんなに大きくは変えられないと思うので、2009年はあの形でいくのかとは思うんだけど・・・すぐに戻ると思います」

    「ジャーナリストやフォトグラファーは、“ちり取り”が走ってきたみたいだと言ってましたね。何でも吸収しちゃうみたいなね。幸いなことにコックピットからは見えないんで大丈夫。まあまあ走ればいいんですよ」

    また、琢磨はトロ・ロッソのマシンをデザインすることになるレッドブルのエイドリアン・ニューウェイについても語った。

    「ニューウェイに手紙書いちゃおうかな」と語り始めた佐藤琢磨。

    「カッコいいクルマを作るのが得意だから。今のF1の世界は、スーパーコンピューターを使って、CADで自動的に何回も何回も空力をシミュレーションして、フロントウイングを1枚作るのに、コンピューターで計算して何日もかかる。それで、そのウイングが後ろにどういう影響を与えるか、また何日も計算する。それで作っていくんで、凄い大変な作業なんだけど、基本的に全部スーパーコンピューターを使っていく。コンピューター任せでやっていく」

    「だけど、エイドリアン・ニューウェイは、いまだに鉛筆なんですよ。本来そうあるべきなんだろうなと思うんです。基本的にコンセプトは彼が鉛筆で書く。で、そのデザインに沿って、各デパートメントでコンピューターでシミュレーションされるんだけど、だいたい彼が描いたとおりにあがってきちゃう。本当に凄いなと思う」

    「フィーリングってありますよね?レースの世界で基本的に共通しているのは、トップを走るクルマはカッコ良くみえてしまう。速いクルマは究極の機能美じゃないけど、結果として美しく見える傾向があるんだけど、ニューウェイのデザインは美しい。カッコいいよね。」

    「去年マクラーレンから来て、レッドブルが“青いマクラーレン”と言われていたときがあったけど、最初はパフォーマンスがあがらなかったけど、とにかくルックスだけは凄く良くて。彼らエンジニアも納得している。“見かけはいいんだけど”って。でも、それに裏付けられるように、しっかり走って、それが機能して、ああいう風に結果を出せるというね。僕は信じてます。」

  • シンガポールGP 2009年へ向けてコース幅を改修

    シンガポールGP 2009年へ向けてコース幅を改修

    F1シンガポールGPが開催される市街地F1サーキットのレイアウトの一部が、2009年のレースまでに変更される。

    シンガポールは今年、F1で初となる照明の中でのナイトレースを開催。2009年も9月の終わりに開催が予定されている。

    初開催となった今年は、広く称賛されたが、さらにオーバーテイクを引き起こすために、コース幅の拡張が行われるという。少なくともターン1、2、3の3つのコーナーが改修されるという。

    「オーバーテイクの機会をもう少し増やすため、スタンフォード・コーナーも拡張されるかもしれない」とレース主催者であるシンガポールGPの責任者テオ・ホック・センは認めている。

    セント・アンドリュース・ロードとピット施設のちょうど後ろにあるターン22のランオフエリアも拡張されるようだ。

  • トヨタドライバーが富士スピードウェイに集結

    トヨタドライバーが富士スピードウェイに集結

    11月23日(日)、富士スピードウェイで、毎年恒例となったトヨタ モータースポーツ フェスティバル 2008 (TMSF)が開催された。サーキットには3万人のモータースポーツファンが富士に集まり、トヨタのモータースポーツシーズンの締め括りとなる祭典を満喫した。

    パナソニック・トヨタ・レーシングからはヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック、小林可夢偉の3名が参加。また、米国からは、NASCARスプリント・カップ・シリーズの“トヨタ カムリ”と共に、今季スプリント・カップ・シリーズで1勝し、トヨタドライバーでランキング最上位となったデニー・ハムリンが来日した。

    オープニングセレモニーではトヨタモータースポーツを担うドライバーが勢揃い。小林可夢偉のドライブによるトヨタF1カーがオープニング走行。続いて行われた「ニュルブルクリンクスペシャルラン」では、ニュルブルクリンク24時間レースに出場したレクサスLF−A(レース出場車)が、ニュルブルクリンクでのレースに参戦したレクサスIS250、アルテッツァと共にその走りを初めて日本のファンの前に披露した。

    そして日本初お目見えとなったNASCARの“トヨタ カムリ”がデニー・ハムリンのドライブで登場。5.8リッターV8エンジンの爆音を響かせながら、大迫力の走りを披露した。

    今回初の試みとなった、「レーシングカーシャッフル」では、トヨタのトップドライバーが、普段戦っているのとは異なるカテゴリーの車種をドライブ。ティモ・グロックが1999年のル・マン24時間レースで2位に入ったトヨタTS020を、SUPER GTのトヨタMR-Sを小林可夢偉が、そしてNASCARの“トヨタ カムリ”を織戸学がドライブ。ヤルノ・トゥルーリ、中嶋一貴、デニー・ハムリンがSUPER GTのレクサスSC430をドライブするなど、このイベントでしか見られない組み合わせでの走行に注目が集まった。

    「国内最高峰への挑戦」では、SUPER GTを戦うレクサス SC430とフォーミュラ・ニッポンの各09年仕様マシンが、08年マシンと共に走行。

    最後は、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがトヨタF1カー(TF108、TF107)をドライブ。2台揃ってのランデブーランを見せ、詰めかけたファンはF1カーの快音とその速さに酔いしれた。

    ヤルノ・トゥルーリ (パナソニック・トヨタ・レーシング レースドライバー)
    「今年は大きな進歩を遂げ、満足行くシーズンだったが、その良いシーズンの最後を締め括るイベントを、最高の天気の下で行うことが出来て良かった。日本に来るたびに感じることだが、日本のファンは非常に熱心で、このイベントも、毎年観客が増えているように感じられる。ファンの皆さんの声援に感謝すると共に、今シーズンの進歩を成し遂げてきた経験を活かし、来年はトヨタ“TF109”で更にトップチームとの差を縮めていきたい」

    ティモ・グロック (パナソニック・トヨタ・レーシング レースドライバー)
    「トヨタチームに加わって1年目の私にとっては、初めてのTMSF参加となったが、SUPER GTの車両やルマンカーTS020をドライブするなど、素晴らしい体験が出来た。沢山集まってくれたファンに感謝したい。もっと多くの車種を、もっと長くドライブしたかった。来年もまたここへ来て、ファンの皆さんと楽しめればと思う。今年は目標通りの成績を挙げ、良い一年となったが、そんなシーズンの最後にとても良いイベントに参加できた。今年は色々と出入りの激しいシーズンではあったが、ハンガリーGPで2位表彰台を獲得でき、後半戦は良いペースに乗れたと思う。現在も、チームは24時間努力を続けており、ドライバー、チーム一丸となって、来年は今年以上の成績を挙げるべく頑張る」

    小林可夢偉 (パナソニック・トヨタ・レーシング サードドライバー)
    「今日のイベントについては、晴天、その一言に限る。お客様も、昨年より多く感じられたほどで、これだけの人に応援してもらっているんだということを実感できた。今年のシーズンは、GP2参戦とF1のサードドライバーという滅多にないチャンスを貰い、自分自身も成長したと感じるし、トゥルーリ、グロックからも多くのことを学ぶことが出来た。二週間後にはGP2アジアシリーズの第2大会が迫っている。第1大会では自分の焦りから優勝を逃してしまったが、同じミスは絶対に犯さず、ドバイでは優勝のみ狙っていく」

    デニー・ハムリン (ジョー・ギブス・レーシング ドライバー)
    「海外に出るのは初めてだったのだが、日本のファン、そして日本のコースにとても興奮した。素晴らしい経験となった。富士スピードウェイは良いコースで、ファンも熱狂的。良い刺激を受け、楽しく過ごせた。我々のチームは今シーズン初めてトヨタと組むことになり、最初は苦戦を予想していたが、チームやTRD-USAの素晴らしい努力で、スプリント・カップ・シリーズで計10勝し、ネイションワイド・シリーズでも“トヨタ カムリ”は20勝を挙げることが出来た。来年はスプリント・カップ・シリーズでもチャンピオンを狙って行ければと思う」

    中嶋一貴 (AT&Tウィリアムズ レースドライバー)
    「良い天気となり、沢山のお客様が来てくれて、僕自身も楽しめたし、全てのお客様にも楽しんで貰えたと思う。今年は、初めてのGT500車両(レクサスSC430)にも乗れたし、ジムカーナでのiQや、サーキットタクシーでのIS-Fなど、いろんな車に乗れてとても興味深い体験が出来た。今年は初のF1フルシーズン参戦となったが、内容の濃いシーズンを過ごし、良い経験を積み重ねられたと思う。来年は予選での走りなど、自分の弱さを乗り越えて頑張っていきたい」

    国本京佑 (2008年マカオGP優者)
    「マカオGPで初参戦ながら初優勝を果たし、もちろん嬉しいし、ほっとしたが、まだ実感がない。この勝利はチームが本当に頑張ってくれたおかげであり、感謝している。初めての市街地レースで、事前にビデオを見てレイアウトは覚えていたが、実際に走ると目線は低いし、路面は荒れていた。ガードレールに挟まれたコースは、最初は怖かったが、それよりも面白かったという印象が強い。セーフティカーからの再スタートでは、ビデオでの予習の成果が出たと思う。来季についてはまだ決まっていないが、着実にキャリアを積み重ねていきたい」

    山科忠 (トヨタ自動車(株)専務取締役) 
    「今年もトヨタは様々なモータースポーツシーンで戦った。F1では残念ながら今年も優勝は叶わなかったが、2位1回、3位1回と表彰台を2回獲得。NASCARでは日本メーカーとして初めて最高峰カテゴリーのスプリント・カップ・シリーズで優勝を果たし、合計10勝した。SUPER GTでは年間ドライバーズチャンピオンには僅かに及ばなかったものの健闘した。フォーミュラ・ニッポンでは3年連続チャンピオンを獲得した。F1日本GPでは、熱い声援を頂き、そのお礼も兼ね、今日のイベントにはヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックの両名を招いた。また、米国からはデニー・ハムリンと共にNASCARの“トヨタ カムリ”も初来日し、華を添えた。何かと大変なことの多い昨今であるが、ご来場のお客様には、盛りだくさんの企画で楽しんでいただけたと思う。来年も全力を尽くし、皆様を興奮させるトヨタモータースポーツに取り組んでいくので、引き続き熱いご声援をお願い申し上げたい」

  • ブリヂストン、F1バルセロナテスト総括

    ブリヂストン、F1バルセロナテスト総括

    F1の公式タイヤサプライヤーを務めるブリヂストンは、バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットで2008年シーズン閉幕後最初のテストを終了した。テストでは2009年用スリックタイヤの2種類のコンパウンドと2008年用溝付タイヤの両方を使用した。

    11月17日〜19日まで3日間にわたり行われたバルセロナテストには9チームが参加し、溝付タイヤと合わせて、ハード、ソフト両コンパウンドのスリックタイヤを使用した。期間中はドライコンディションだったため、ブリヂストンのウェット、エクストリームウェット、または開発中のシングル・ウェットタイヤを使用する機会はなかった。

    バルセロナの気候はドライだったものの寒さが厳しく、チームにとっては特にハードコンパウンド・スリックタイヤのウォームアップとその保温が課題となった。3日間のテストに22人のドライバーが参加し、膨大な量のデータを収集した。使用するパッケージはチームごとに異なり、開発中の2009年用エアロダイナミクス・パッケージを搭載した暫定マシンと2008年仕様のマシンの両方でテストを行い、KERSシステムを使用するチームもあった。

    次にブリヂストンポテンザF1タイヤが登場するのは、12月9日〜11日にヘレスで開催される8チームの合同テストと12月10日〜12日にバーレーンで開催される1チームの単独テストになる予定である。

    小林徹郎ブリヂストン・モータースポーツ・テクニカル・マネージャー
    ブリヂストンは今回のテストにどのタイヤを用意したのですか?
    2009年用スリックタイヤのハード、ソフト2種類のコンパウンドを用意しました。また今回は2008年用溝付タイヤの複数のコンパウンドと、現行のウェット、エクストリームウェット、そして開発中のシングル・ウェットタイヤも用意しています。

    スリックタイヤを使って何がわかりましたか?
    我々には、これまでのスリックタイヤの走行で既に多くのデータの蓄積がありました。そこでこれを基本にテストを行い、チームはスリックタイヤの評価作業に取り組みそれぞれの使用方法を発展させることができました。バルセロナの気候が非常に寒かったため、チームはハード側のスリックタイヤを温めることとその保温に苦労していました。3日間で多くのデータを収集し、現在その分析を行っています。この3日間は、現行マシン、2009年のダウンフォースをシミュレートしたマシン、そして初期バージョンの2009年用エアロダイナミクス・パッケージを搭載したマシンと、様々な仕様のマシンを使ったので全てが直接的なプロセスにはなっていたわけではありません。まだ開発途中のKERSシステムを搭載したマシンもありました。大変興味深い3日間でした。特に5回ラリーのワールドチャンピオンを獲得したドライバーのフィードバックをもらうことができましたし、モータースポーツでは有名な名前であるセナなど、新しいドライバーの走行を見ることもできました。

    スリックはこれまで11シーズンにわたって使用してきた溝付タイヤとどのように違うのですか?
    溝付タイヤとスリックはコンセプトが違っていて、その導入にはグレイニングやタイヤコンストラクションの変更など多くの課題をともないました。スリックタイヤの復活によっていくつかの点で物事がシンプルになるため、特にドライバーはこの復活を歓迎しています。現在のスリックタイヤは我々が最後にF1でスリックタイヤを使用した1997年シーズン当時とはずいぶん違っています。我々は、溝付タイヤに取り組んできた11シーズンと、他のカテゴリーのスリックタイヤで培ってきた長い経験から学んだことを新しいスリックタイヤに応用しています。

    来シーズンは各レースで2種類のタイヤスペックを用意することになるのですか?また2種類をどうやって見分けるのですか?
    各レースに2種類のスペックを持っていくことになります。新しい2種類について、我々は2008年シーズンの2種類よりも特徴の差が大きくなるよう設計しました。ハード側のタイヤは安定性がかなり高いのですが、走行開始直後のラップタイムはあまり良くありません。ソフト側のコンパウンドは最初のラップタイムは良いのですが、使えば使うほどパフォーマンスの低下が起こるでしょう。このことが参加するチームやドライバーに多くの課題を提示し、また戦略のオプションを増やして、結果的にエキサイティングなレースを促進できるように願っています。タイヤのマーキングについては、何を使うか評価作業を続けているところです。

    それぞれのレースに持っていくコンパウンドの分配はもう決まっているのですか?
    今はデータを蓄積しているところなので、グランプリごとのタイヤの分配を決めるにはしばらく時間がかかるでしょう。

    タイヤの観点から見て、運動エネルギー回収システム(KERS)にはどのような効果がありますか?
    KERSシステムは利用できるパワーが増大するように設計されていますが、これまでこのシステムを使用して得られたデータによれば、タイヤのパフォーマンス全体には与える影響に変化はないでしょう。しかし、F1マシン全体のパフォーマンスに関しては非常に複雑になります。効率を上げるためには、小型で軽量のKERSシステムが必要になりますので、シャシーの重量配分の機会を損ねることはありません。もちろん重量配分はタイヤのパフォーマンスに影響しますので、設計者はKERSセットアップの設計にあたりこの点に留意しています。これはF1の挑戦を表すものであり、F1が新興のテクノロジーにとって優れたテストの場となっている理由を実証するものです。

  • FOTA、新しいF1予選方式を検討

    FOTA、新しいF1予選方式を検討

    FOTAは、来月の会議でF1の新しい予選方式を話し合う予定である。

    FOTAは、現在の3セッションに分かれている予選を盛り上げようと考えている。

    検討される新しいアイデアは、全マシンが同じ燃料搭載量で同時にトラックを走行し、各周回ごとに最も遅いドライバーが脱落するというもの。14周後に、最も速いドライバー6人が、新しいタイヤを装着し、同じ燃料搭載量でポールポジションを争う。

    提案には、ポールポジションに対するチャンピオンシップポイントと賞金も含まれるかもしれない。

    予選の最終セッションで上位10人のドライバーが、チームが決めた燃料搭載量でポールポジションを目指すと現在の方式では、より軽いマシンがポールポジションを獲得している。

    FOTAは12月4日に集まり、提案された方式に全チームが同意すれば、FIAに承認を求めてに提出されると思われる。

  • ディズニーランドでのF1フランスGP計画が頓挫

    ディズニーランドでのF1フランスGP計画が頓挫

    ディズニーランド・パリでのF1フランスGP開催が断念されることとなった。

    ディズニーランド・パリが土地を提供し、ラガルデール・スポーツ社が主催するこのF1開催計画には、第三者からの財政的支援が必要だったが、具体化されることはなかった。

    ラガルデール社は声明で「プロジェクトの進展に必要な条件だった他社との合意に達するのが不可能だと判明した」と説明した。

    マニクールでのフランスGPが2009年のカレンダーから消滅したあと、2010年のディズニーランドでの開催は、最も現実味のある計画だった。

    これにより、F1フランスGPは、2010年のカレンダーにも載らない可能性が高まった。

  • F1バルセロナテスト最終日:ベッテルがトップタイム

    F1バルセロナテスト最終日:ベッテルがトップタイム

    F1バルセロナテスト最終日のセッションが19日(水)、スペインのカタロニアサーキットで行われた。

    3日間にわたるバルセロナテストが終了した。最終日のバルセロナは、朝から快晴。朝の気温は6℃という冷えたコンディションだったが、一日が進むにつれ、気温は上昇していった。

    最終日のトップタイムを記録したのは、レッドブルのセバスチャン・ベッテル。昨日のベストタイムから約コンマ4秒縮め、1分19秒295を記録した。

    2番手タイムは、トロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーが記録した1分19秒831。122周を走行したブルデーは、昨日のタイムよりコンマ2秒改善させ、佐藤琢磨が2日目に記録したタイムを更新。トロ・ロッソの中での最速タイムを記録した。

    1分19秒台を記録した上位2名は、午前中の路面温度が低く、タイヤに優しいトラック状態で最速タイムを記録している。

    この日はブルーノ・セナがホンダで初の本格的なF1テストを行った。106周を走行したセナは、8番手タイムとなる1分21秒678をマーク。昨日、ライバルのルーカス・ディ・グラッシが記録したタイムをコンパ5秒上回るパフォーマンスを見せた。

    ホンダは、ジェンソン・バトンが5番手タイムを記録。バトンは、2009年のレギュレーションにあわせたフロントウイングを装着してこのタイムを記録しており、2009年に巻き返しを図るホンダとしては、幸先の良いスタートとなった。

    バルセロナF1合同テスト3日日 (2008年11月19日)

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分19秒295 75
    2 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分19秒839 122
    3 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分20秒154 115
    4 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒140 81
    5 ジェンソン・バトン ホンダ 1分21秒387 94
    6 クリスチャン・クリエン BMW 1分21秒534 88
    7 ニック・ハイドフェルド BMW 1分21秒592 105
    8 ブルーノ・セナ ホンダ 1分21秒676 106
    9 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分21秒148 94
    10 ニコ・ヒュンケンベルグ ウィリアムズ 1分21秒410 51
    11 ルカ・バドエル フェラーリ 1分21秒866 120
    12 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分21秒068 92
    13 ペドロ・デ・ラ・ロサ フォース・インディア 1分23秒103 68
  • F1バルセロナテスト2日目:ベッテルがトップタイム、琢磨は2番手

    F1バルセロナテスト2日目:ベッテルがトップタイム、琢磨は2番手

    F1バルセロナテスト2日目のセッションが18日(火)、スペインのカタロニアサーキットで行われた。

    2日目のトップタイムを記録したのは、レッドブルへシートを移したセバスチャン・ベッテル。午前中にマシン後方から出火するトラブルに見舞われたベッテルだったが、70周を走行し、1分19秒751というタイムを記録した。

    2番手タイムは、佐藤琢磨が記録した1分21秒017。佐藤琢磨は午前中のみのテストであったが、4時間で79周を走行して、堂々タイムシートの2番手に名を刻んだ。

    3番手タイムは、午後に琢磨からシートを受け継いだセバスチャン・ブルデーの1分20秒034。2008年にトロ・ロッソで18戦を戦ったブルデーだけあって、40周の走行で佐藤琢磨に100分の2秒以内のタイムを叩き出した。4番手タイムには、もう一台のトロ・ロッソ STR3を駆るセバスチャン・ブエミが記録した。

    2009年のシートをかけて1日半のテストを行った佐藤琢磨は、その間、同じトロ・ロッソSTR3に乗るセバスチャン・ブエミ、セバスチャン・ブルデーにタイムを破られることなく、その義務を終えたことになる。2009年シート獲得に向けて、期待できるパフォーマンスを披露してくれた。

    5番手タイムは、マクラーレンのゲイリー・パフェットが記録。昨日、共にマクラーレンでテストを行ったテストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、この日は、フォース・インディアのマシンに乗り込みテストを実施。2009年にフォース・インディアのシートを獲得するとの憶測を広めた。

    ホンダは、ジェンソン・バトンとルーカス・ディ・グラッシがテストを担当。2009年レギュレーションに合わせたフロントウイングを装着したバトンは、8番手タイムを記録。一方、2009年のシートを狙うルーカス・ディ・グラッシは、100周を走行し、10番手につけた。

    また、この日はフェラーリが初めてKERSシステムを搭載したマシンで走行を行った。ルカ・バドエルはKERSを搭載したマシンで116周の走行を行い、12番手タイムを記録した。

    バルセロナテストは、明日で最終日を迎える。

    バルセロナF1合同テスト2日日 (2008年11月18日)

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分19秒751 70
    2 佐藤琢磨 トロ・ロッソ 1分20秒017 79
    3 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分20秒034 48
    4 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分20秒223 99
    5 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒340 70
    6 ロバート・クビサ BMW 1分21秒521 76
    7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分21秒525 113
    8 ジェンソン・バトン ホンダ 1分21秒770 110
    9 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分22秒073 58
    10 ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ 1分22秒283 100
    11 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分22秒348 85
    12 ルカ・バドエル フェラーリ 1分22秒425 116
    13 マルク・ジェネ フェラーリ 1分22秒772 31
    14 ニック・ハイフェルド BMW 1分23秒945 81
    15 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ルノー 1分23秒250 37
    16 ペドロ・デ・ラ・ロサ フォース・インディア 1分23秒499 86