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  • ニコ・ヒュルケンベルグ リアム・ローソンの走りを批判「押し出すのが彼の十八番」

    ニコ・ヒュルケンベルグ リアム・ローソンの走りを批判「押し出すのが彼の十八番」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2026年F1イタリアGPで接触したリアム・ローソンのドライビングを批判し、並びかけた相手をコース外へ押し出そうとするのは「彼の十八番」だと語った。

    レース再開後、ヒュルケンベルグとローソンはターン4でバトルを展開。ヒュルケンベルグがコース外へ押し出される形となり、この一件はスチュワードの審議対象となった。ローソンには黒白旗が提示されたものの、それ以上のペナルティは科されなかった。

    一方、ローソンは接触によってフロントウイングにダメージを負い、交換のためにピットインを余儀なくされた。この修復で約30秒を失い、最終的には14位。ヒュルケンベルグは12位でチェッカーを受けた。

    「クルマ1台分のスペースを残そうとしない」
    レース後、ローソンとの一件について尋ねられたヒュルケンベルグは、相手を外側へ追いやるような走りは今回に限ったことではないとの見方を示した。

    「リアム? そうだね、彼はとにかく相手を押し出すのが好きなんだ」

    「誰かが横に並ぶと、いつも押し出そうとする。クルマ1台分のスペースを残そうとは本当にしない。それが彼の十八番だね。別に悪感情があるわけじゃない。ただ、ちょっと厄介なんだ」

    ヒュルケンベルグはローソン個人に対する「悪感情はない」としながらも、今回のケースについてはスチュワードがより厳しく判断すべきだったと考えている。

    ニコ・ヒュルケンベルグ vs リアム・ローソン

    スチュワードの判断にも疑問「真剣に扱うべきだと話していた」
    ローソンに黒白旗が提示されただけで、それ以上の措置が取られなかったことについて、ヒュルケンベルグはドライバーズブリーフィングでの話し合いを引き合いに出した。

    「外から映像を見てみる必要はあるけど、ブリーフィングでは、こういうことは真剣に扱うべきだと話していた」

    「特にあのスピードだからね。クルマの中では、その瞬間はちょっと危ないと感じた」

    高速域での攻防だっただけに、ヒュルケンベルグは単なる激しいバトルとして片付けるべきではないと主張した。ローソン自身も接触によるフロントウイング交換で大きくタイムを失ったが、ヒュルケンベルグにとっては、結果以上に相手へ十分なスペースを残さないドライビングそのものが問題だったようだ。

  • メルセデスF1代表 ラッセルのタイヤ戦略を説明「変更のチャンスはなかった」

    メルセデスF1代表 ラッセルのタイヤ戦略を説明「変更のチャンスはなかった」

    メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、2026年F1第13戦イタリアGPでジョージ・ラッセルが勝利を逃す結果となったタイヤ戦略について説明した。

    ラッセルは終盤まで優勝争いを展開したものの、フレッシュなミディアムタイヤを履いたチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリに逆転を許して2位。ヴォルフは、結果的に2ストップ戦略が有利だったと認めながらも、ラッセルには戦略を変更する「チャンスがなかった」と語った。

    アントネッリは19番手から逆転優勝
    エンジン関連のペナルティによって19番グリッドからスタートしたアントネッリは、序盤のリスタートでリスクを避けながら着実に順位を上げた。

    レースが進むにつれてラッセルとの争いに加わり、メルセデスの2台は何度もポジションを入れ替える展開となった。

    そして終盤、ランス・ストロールがコース上でマシンを止めたことでバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入されると、アントネッリはピットインして新品のミディアムタイヤに交換した。

    一方、ラッセルはレース再開前に装着したハードタイヤで走り続けることになった。タイヤの性能差を生かしたアントネッリは終盤にラッセルをオーバーテイクし、今季7勝目を挙げた。

    ラッセルは2位でフィニッシュし、ドライバーズランキングでは首位アントネッリとの差が66ポイントに広がった。

    ヴォルフ「2ストップが最善だとは考えていなかった」
    ヴォルフは、アントネッリの走りを高く評価するとともに、メルセデスが当初は2ストップ戦略の方が速いとは予想していなかったことを明かした。

    「彼は集中を切らさず、序盤のリスタートではリスクを冒さず、そこから1台ずつ抜いていった。素晴らしいドライブだった」

    「結果的には2ストップが最善だった。でも、我々はそうなるとは考えていなかった」

    「だから、それが彼にとってうまく機能した。だが、今日の彼を止められるものは何もなかった。本当にうれしく思っている」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ラッセルは「使い古した武器」で終盤を戦った
    ヴォルフは、2ストップが有利だと判明した段階では、ラッセルの戦略を切り替える余地がなかったと説明した。

    「もちろん、ジョージは最後には使い古した武器で戦っていた」

    「だから、ワンツーという結果には本当に満足している。彼はハードを履いていた。我々は1ストップで行く必要があり、変更するチャンスはなかった」

    結果としてメルセデスはアントネッリとラッセルによるワンツーフィニッシュを達成したが、同じ戦略を採っていれば勝者が入れ替わっていた可能性も残った。

    アントネッリは19番手からの逆転で母国イタリアGP初優勝を飾り、タイトル争いでもリードを拡大。対するラッセルにとっては、終盤のVSCとタイヤ戦略が勝敗を分ける形となった。

  • フェラーリF1 チームオーダー方針転換か バスール代表が検討を示唆

    フェラーリF1 チームオーダー方針転換か バスール代表が検討を示唆

    フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールは、2026年F1イタリアGPを経て、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールの間でチームオーダーを導入する可能性について話し合う考えを示した。

    これまでバスールは、シーズン途中で一方のドライバーを優先することに慎重な姿勢を貫いてきた。しかし、モンツァでルクレールがリタイアし、ハミルトンとのポイント差が36点に拡大。

    さらに決勝1周目には両者が接触する場面もあり、フェラーリは今後のタイトル争いを見据えてドライバー間の運用を改めて検討する局面を迎えている。

    モンツァの1周目でハミルトンとルクレールが接触
    チームオーダーをめぐる議論が再び注目された直接のきっかけは、F1イタリアGP決勝のオープニングラップだった。

    ハミルトンは第1シケインのターン1でルクレールのイン側に入り、ターン2ではアウト側に並んだ。しかし、ルクレールとの攻防でコース外のグラベルへ押し出される形となり、ハミルトンは10番手まで順位を落とした。

    これによってフェラーリは、2台を使って戦略的にレースを組み立てる機会を事実上失った。その後、ルクレールは次の周にクルバ・アルボレート(パラボリカ)で激しくクラッシュし、レースを終えている。

    レース後、バスールは1周目の一件について、まずドライバー本人たちと話をしたいとの姿勢を示した。

    「ルイスとは2秒くらい話したが、シャルルとはまったく話していない。だから、この件について話し合う時間はまだなかった」

    何が起きたと考えているのかと問われても、バスールは評価を控えた。

    「いや、まず君たちと話すより先に、彼らと話をしたい」

    チームオーダーに慎重だったバスール
    バスールはこれまで、ハミルトンとルクレールのどちらかを明確に優先するチームオーダーの導入には慎重だった。

    その考えを説明する際には、前年のマクラーレンを例に挙げている。シーズンの同じ段階でオスカー・ピアストリを明確に優先していれば、結果としてマックス・フェルスタッペンにF1ドライバーズタイトルを渡すことになっていた可能性があるというのがバスールの見方だった。

    つまり、タイトル争いの可能性を持つ2人のドライバーがいる段階で、早々に一方へチームのリソースを集中させることにはリスクがあるという考えだ。

    フェラーリもこれまで、ハミルトンとルクレールを基本的に対等な立場で競わせてきた。

    スクーデリア・フェラーリ

    ハミルトンとルクレールの差は36ポイント
    しかし、F1イタリアGPを終えて状況は変化しつつある。

    ルクレールがモンツァでノーポイントに終わったことで、ハミルトンのリードは36ポイントまで拡大した。シーズンが終盤へ向かうなか、この差はフェラーリがドライバーズ選手権を戦ううえで無視できないものになりつつある。

    そのためバスールは、これまでの慎重な姿勢から一歩踏み込み、今後のチームオーダーについてハミルトン、ルクレールと話し合う可能性を示唆している。

    一方で、ハミルトン自身はチームオーダーを導入するのであれば、すでにタイミングを逸しているとの考えを持っている。

    フェラーリにとって問題となるのは、単純な36ポイントという数字だけではない。モンツァではスタート直後に2台が直接争ったことでハミルトンが大きく順位を落としており、タイトル争いが佳境に入るなかで同様の事態を繰り返すリスクも浮き彫りになった。

    バスールはイタリアGP直後の段階では具体的なチームオーダー導入を明言していない。それでも、まず両ドライバーと話し合う姿勢を示したことは、これまで対等な競争を重視してきたフェラーリが今後の運用を再検討する可能性を示すものとなった。

  • フェルナンド・アロンソ ホンダF1に注文「シャシーは非常にいい。次はエンジン」

    フェルナンド・アロンソ ホンダF1に注文「シャシーは非常にいい。次はエンジン」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1第13戦イタリアGPを終え、アストンマーティンのシャシーについて「非常にいい」と評価する一方、ホンダ製パワーユニットにはさらなる改善が必要だと注文をつけた。

    ハンガリーGP以降、AMR26Bのシャシーと空力面では明確な改善が見られている。しかし、エンジンパワーが重要になるモンツァでは再び苦戦。

    アロンソはストレートでの大きなロスを指摘し、2027年に向けて「今度はエンジンでも同じことをしなければならない」と語った。

    AMR26Bで改善したアストンマーティン
    シーズン序盤のアストンマーティンは、シャシーと空力、ホンダ製パワーユニットの双方に問題を抱えていた。パワーユニットは出力だけでなく、信頼性やドライバビリティにも課題があり、車体側も十分な競争力を発揮できていなかった。

    状況が変化したのはハンガリーGPだった。アストンマーティンは大幅に改良されたAMR26Bを投入し、シャシーと空力性能を向上。さらにオランダGPではホンダが改良型パワーユニットを投入した。

    ザントフォールトでは、アロンソが18番グリッドから9位まで挽回。戦略が機能しただけでなく、レースペースでも中団勢の中で高い競争力を示し、車体側の進歩が結果として表れた。

    しかし、ストレート区間が長く、パワーユニット性能の影響が極めて大きいモンツァでは状況が一変した。

    モンツァで露呈したホンダF1の出力不足
    アストンマーティンはイタリアGPで後方に沈み、アロンソとランス・ストロールは主にキャデラック勢との争いを強いられた。

    アロンソは、その原因について明確にパワー不足を挙げている。

    「ストレートで大きく不足していて、そこで全部失っている。データは誰でも見られる。僕たちは何も見えていないわけではないし、全員が同じデータを見ている」

    「パワーが必要だ。でも、僕たちはお互いに支え合っているし、来年に向けて明確な目標がある」

    今後も同じ弱点が表面化するサーキットがあるとアロンソは予想している。

    「ラスベガスも似たような状況になるだろうし、おそらくバクーもそうだ。こういう長いストレートでは僕たちの弱点が露呈する」

    「シンガポールやオースティンのように、もっと楽しめる週末もあるだろう。他のグランプリから学んで、来年はストレートでもっと強くなって戻ってきたい」

    ドライバビリティは改善も「モンツァではパワーが必要」
    ホンダがオランダGPに投入した改良型パワーユニットでは、性能と信頼性について一定の目標を達成した一方、ドライバビリティには改善の余地が残されていた。

    アロンソはイタリアGPで、その部分について進歩があったことを認めている。

    「改善した。でも、それがもっとニュースになるのはマドリードやシンガポールのような、多くの場所で全開にならないコースだろう。モンツァでは何よりもパワーが必要だ」

    低速域や部分負荷での扱いやすさについては改善が進んでいるものの、モンツァでは絶対的な出力性能が重要だったため、その進歩だけでは不足を補えなかった。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    ホンダF1は2027年開幕へ「もう一段大きなステップ」
    ホンダ・レーシングF1のチーフエンジニアを務める折原伸太郎は、現在のパワーユニットについて開発ロードマップがすでに定められていると説明する。

    ただし、2026年シーズン中に大規模なアップデートを投入する予定はない。焦点は2027年仕様のパワーユニットに移っている。

    「エンジンを開発するためのロードマップがあります。そのロードマップに基づき、2027年の開幕戦に向けて、もう一段大きなステップを踏む予定です」

    「開幕戦までにすべての差を取り戻せるかどうかを言うのは難しいですが、それまでにギャップを縮めるための作業を続けています。ただ、以前にも申し上げたように、今年は大きなアップデートを予定していません」

    ホンダにとって、残る2026年シーズンは現在のパワーユニットから可能な限り多くのデータを収集しながら、2027年に向けた改善を進める期間となる。

    アロンソ「シャシーでは進むべき方向を見つけた」
    アストンマーティンにとって今季残りのレースでは、パワー依存度の低いサーキットでポイント獲得を狙いつつ、苦手なコースでも2027年につながるデータを蓄積することが重要になる。

    アロンソも目先の結果だけを追うつもりはない。

    「もう1ポイント獲得できるチャンスがあれば、それは素晴らしいことだ。そうでなくても問題ない。2027年をもっといいシーズンにするという僕たちの考え方や決意は変わらない」

    「チームとして、僕たちが本来いるべきだと考えている位置にはまだいない。すべてが登らなければならない山だ。改善しなければならないことがたくさんあるのは分かっている」

    一方で、シャシーについては今後の開発に対する手応えを得ている。

    「シャシーについては、来年に向けて改善するために取り組むべき方向性を見つけられたと思う。シャシーは非常にいい。それはハンガリーとザントフォールトで確認できた。今度はエンジンでも同じことをしなければならない」

    AMR26Bによって車体側の改善が明確になったことで、アストンマーティンとホンダが次に克服すべき課題も鮮明になった。モンツァで露呈したストレートでのパワー不足をどこまで解消できるか。2027年に向けて、ホンダのパワーユニット開発が大きな焦点となる。

  • レッドブルF1の名車RB8が地下鉄に変身 マドリードの線路を実走

    レッドブルF1の名車RB8が地下鉄に変身 マドリードの線路を実走

    レッドブル・レーシングが、F1スペインGPを前に再びユニークな企画を実現した。2012年にF1世界選手権を制した名車「RB8」を“列車”へと改造し、マドリード地下鉄の線路上を実際に走行させた。

    F1は今週末、1981年以来45年ぶりにマドリードでグランプリを開催する。新設されたマドリンクでのF1スペインGPを盛り上げるため、レッドブルはセバスチャン・ベッテルが2012年のドライバーズタイトルを獲得したRB8を、地下鉄網を走行できるマシンへと変身させた。

    2012年王者RB8を地下鉄仕様に改造
    今回のプロジェクトでは、F1マシンを鉄道のレール上で走らせるという異例のエンジニアリング課題に挑戦。RB8には専用設計された金属製ホイールが装着され、その重量は29.8kgに達した。

    ステアリング操作で自由に進路を変える通常のF1走行とはまったく異なり、金属製ホイールをレールに載せることで、RB8を文字通り“F1列車”へと変貌させた。

    ドライバーを務めたのは、元F1ドライバーで現在レッドブルのヘリテージ活動にも参加しているパトリック・フリーザッハー。アトレティコ・マドリードの本拠地近くにあるエスタディオ・メトロポリターノから、サセダルおよびチャマルティンの車両基地へと続くマドリード地下鉄の線路をRB8で走行した。

    レッドブル・レーシング RB8

    フリーザッハー「F1マシンで線路を走るなんて非現実的だった」
    これまでにもレッドブルのヘリテージチームでさまざまなF1マシンを走らせてきたフリーザッハーだが、地下鉄の線路をF1マシンで走る体験は別格だったと振り返った。

    「信じられないような経験だった。ヘリテージチームでは幸運にもいろいろなことを経験させてもらってきたけど、F1マシンを鉄道の線路で走らせるなんて非現実的だったよ」

    「自分の経歴に“地下鉄運転士”を加えられるのはすごくクールだね」

    レッドブルはこれまでもF1マシンを使った大胆なプロモーション企画を数多く展開してきたが、今回はマドリードの象徴的な交通インフラそのものを舞台に選択。F1スペインGPを前に、チャンピオンマシンRB8が地下鉄の線路を駆け抜けるという異色の光景を作り出した。

  • マクラーレンF1 ノリスとピアストリの同士討ちを容認「レースをさせる方が重要」

    マクラーレンF1 ノリスとピアストリの同士討ちを容認「レースをさせる方が重要」

    マクラーレンは、2026年F1イタリアGP終盤にランド・ノリスとオスカー・ピアストリが激しく4位を争った場面について、チームオーダーを出さなかった判断を擁護した。アンドレア・ステラ代表は、同じマシン、同じタイヤ条件で走る2人の争いに介入する必要はなかったと説明している。

    一方で、2人を自由に戦わせたことで前を走るマックス・フェルスタッペンを攻略するチャンスを失った可能性については、レース後に検証する方針を示した。

    ノリスが芝生に押し出されたと訴えた際の攻防についても確認したが、ステラは「その瞬間に見えたほど深刻なものではなかった」との見解を示している。

    ノリスとピアストリが終盤に4位を巡って激突
    マクラーレン勢は、予選でピアストリが3番手から6番手に降格し、ノリスが8番手からスタート。決勝ではともに順位を上げ、終盤には3番手を走るフェルスタッペンの直後まで迫った。

    48周目、ノリスがまずピアストリをかわしたものの、ピアストリが反撃。その後も2人の接近戦は続き、51周目には大きな緊張が走った。

    ノリスはクルバ・グランデでピアストリのアウト側から仕掛けたが、ピアストリが左へ寄せてポジションを守ったことで、ノリスは左側のタイヤを芝生に落とした。

    ノリスは無線でピアストリにコース外へ押し出されたと訴え、マクラーレンもピアストリに対してクリーンなバトルを続けるよう伝えた。

    それでもチームは順位を固定することなく、2人に自由に争わせた。最終的にはノリスがファイナルラップで4位を奪い返し、ピアストリが5位でチェッカーを受けた。

    ステラ「介入する必要はないと考えた」
    アンドレア・ステラは、マクラーレンがチームオーダーを出さなかった理由について、ノリスがフェルスタッペンを追うためには、まず自力でピアストリを抜く必要があったと説明した。

    「この状況では、ランドがマックスに挑戦するチャンスを得るためには、まずオスカーを抜けなければならないと考えていた」

    「そして2台は同じタイヤで、タイヤの使用年数も同じ、マシンも同じだった。だから、レースの自然な展開に介入する必要はないと考えた。我々は彼らにレースをさせた」

    「それが正しい判断だったと考えている。全体的に見ればマックスの方が速かったと思う。モンツァではスリップストリームを失うと、後ろの相手からポジションを守るためにエネルギーを使わなければならなくなる。彼はそういう状況に陥っていただけだ」

    結果的にノリスとピアストリは4位と5位に終わり、フェルスタッペンを攻略することはできなかった。

    同士討ちでフェルスタッペン攻略の機会を失った?
    ステラは、2人を争わせたことでタイムを失い、フェルスタッペンに仕掛ける可能性を自ら小さくしたのではないかという点については、検証が必要だと認めた。

    「互いに戦い始めれば、当然ながらタイムを失う可能性がある」

    「では、マクラーレンがフェルスタッペンと戦うために、もっと良い方法があったのか。それについては検証する」

    「ピットウォールから見て、それは明白ではなかった。我々としては、自分たちのレース哲学に従い、彼らにレースをさせることの方が重要だと考えた」

    マクラーレンはドライバー同士を可能な限り自由に競わせる方針を掲げており、今回もその原則を優先した形だ。

    ノリスの芝生走行「見た目より穏やかな出来事」
    ノリスが芝生にタイヤを落とした場面についても、ステラは映像を確認した結果、重大な問題とは捉えていない。

    「ランドが芝生にタイヤを落とした瞬間、彼は無線で『押し出された』というようなコメントをしていた」

    「だが実際に確認してみると、その瞬間の緊張感の中で見えたものより、はるかに穏やかな出来事だったと思う」

    「もちろん、これは検証する。そして、このようなレースをどのように行うべきなのかという文脈の中でも検証する」

    アンドレア・ステラ マクラーレン F1

    ノリス「ピアストリは何も悪くなかったと思う」
    レース直後のノリス自身も、無線で示した不満からトーンを変え、ピアストリに問題があったとは考えていないと語った。

    「映像を見ないといけない。でも、正直なところ、そうではないと思う。マシンに乗っていると、すべてが本当に一瞬で起きるからね」

    「僕が少し左に動いて、彼が右側に戻ってきて、そのあと真っすぐにした。だから、ときには何かされたような感覚になることもある。でも、彼が何か悪いことをしたとは思っていない」

    「いい激しいバトルだった。僕たち2人ともいいレースをしたし、楽しかった。僕にとって4位で終えられたのは、今日はいい結果だった」

    「だから満足している」

    ピアストリもレース後、最終的にポジションを失ったものの、ノリスとの攻防を良いバトルだったと振り返っている。

    予選ではピアストリがリアム・ローソンを妨害したことで3番手から6番手へ降格し、ノリスも8番手にとどまったが、決勝では4位と5位まで挽回した。ステラは予選よりもレースでチームの力を引き出せたと評価する一方、モンツァ特有のストレート性能が要求される状況では、上位を走ったメルセデス勢に挑むだけのペースはなかったと認めている。

    マクラーレンにとって今回の焦点は、ノリスとピアストリの接触寸前の攻防そのものだけではない。ドライバーを自由に競わせるというチームの基本方針を維持しながら、前方のライバルを攻略するためにどこまで戦略的な介入を行うべきなのか。ステラはイタリアGPでの一件を材料に、そのバランスを改めて検証することになる。

  • カルロス・サインツJr. F1スペインGPで原点回帰のスペシャルヘルメット

    カルロス・サインツJr. F1スペインGPで原点回帰のスペシャルヘルメット

    カルロス・サインツJr.は、母国で迎える2026年F1スペインGPに向けたスペシャルヘルメットを公開した。今回のデザインでは、自身が初めてカートレースに出場した2005年までさかのぼり、その原点を現在のスタイルで蘇らせている。

    サインツJr.にとって、マドリードで開催されるF1スペインGPは特別な一戦となる。そこで使用するヘルメットには、父カルロス・サインツSr.から受け継いだモータースポーツへの思いと、自身のキャリアの出発点が込められた。

    2005年の初カートからF1スペインGPへ
    サインツJr.が今回のスペシャルヘルメットのモチーフに選んだのは、2005年に初めてカートレースに出場した際に使用していたデザインだ。

    当時のヘルメットは、世界ラリー選手権(WRC)で活躍し、後にダカール・ラリーでも成功を収めた父カルロス・サインツSr.のヘルメットからインスピレーションを受けたものだった。

    それから20年以上が経過し、サインツJr.はF1ドライバーとして母国スペインの首都マドリードでレースを迎える。その節目に合わせ、最初のヘルメットデザインを現代風にアレンジして復活させた。

    サインツJr.は自身のSNSで、新しいヘルメットに込めた思いを説明した。

    「2005年の初めてのカートレースから、マドリードでの初めてのF1レースへ。このヘルメットでは、自分の原点に立ち返り、父のヘルメットからインスピレーションを受けた最初のデザインを復活させ、そこに今の自分らしさを加えたかった」

    「母国でこのヘルメットを初めて使うのが待ちきれないよ!」

    幼少期に父から影響を受けて作った最初のデザインから、F1ドライバーとして母国のグランプリを戦う現在まで。サインツJr.にとって今回のスペシャルヘルメットは、自身のレーシングキャリアの原点と現在を結びつける特別なデザインとなっている。

  • 角田裕毅 F1日本人最多125ポイントで小林可夢偉に並ぶ

    角田裕毅 F1日本人最多125ポイントで小林可夢偉に並ぶ

    角田裕毅が、2026年F1第13戦イタリアGPで10位に入り1ポイントを獲得。F1通算獲得ポイントを125点に伸ばし、小林可夢偉が記録した日本人ドライバー最多ポイントに並んだ。

    2021年にF1デビューした角田裕毅は、114戦(111スタート)で125ポイントに到達。次に1ポイントでも獲得すれば、小林可夢偉を抜いて日本人F1ドライバーの通算獲得ポイントで単独トップに立つ。

    角田裕毅が小林可夢偉の125ポイントに到達
    イタリアGPではレーシングブルズから出場した角田裕毅が10位でフィニッシュ。1ポイントを加え、F1での通算獲得ポイントは125点となった。

    これで角田裕毅は、日本人F1ドライバーの通算獲得ポイントで小林可夢偉と並んだ。

    日本人ドライバーでは両者の125点が最多で、佐藤琢磨の44点、中嶋悟の16点、中嶋一貴の9点、鈴木亜久里の8点、片山右京の5点、中野信治の2点と続いている。

    小林可夢偉は2009年から2012年、そして2014年にF1へ参戦。トヨタ、ザウバー、ケータハムで通算76戦(75スタート)を経験し、125ポイントを獲得した。

    一方、角田裕毅は2021年にアルファタウリからF1デビュー。その後レーシングブルズ、レッドブル・レーシングでレギュラードライバーを務め、2026年はリザーブドライバーに回った。しかし、アイザック・ハジャーの負傷を受けてオランダGPとイタリアGPにレーシングブルズから出場し、イタリアGPが通算114戦目となった。次戦スペインGPでもレーシングブルズから3戦連続で出場することが決定している。

    両者は通算125ポイント、優勝0回、ポールポジション0回、ファステストラップ1回という数字で並ぶ。一方、小林可夢偉には1回の表彰台があり、角田裕毅はまだF1で表彰台を獲得していない。

    もちろん、F1では時代によってポイント制度や年間レース数が異なるため、通算ポイントだけで単純に成績を比較することはできない。それでも、日本人ドライバーとして最多の125ポイントに角田裕毅が到達したことは、大きな節目となる。

    小林可夢偉は日本人最後のF1表彰台獲得者
    小林可夢偉は2009年F1ブラジルGPでトヨタからデビュー。わずか2戦の出場ながら印象的な走りを披露し、翌2010年からザウバーのレギュラーシートを獲得した。

    F1で特に評価されたのが、積極的なオーバーテイクだった。ブレーキングで大胆にインへ飛び込みながらポジションを奪うスタイルで存在感を示し、ルイス・ハミルトンもその能力を高く評価していた。

    「彼はいくつか素晴らしいオーバーテイクをしている。僕たちはかなり共通しているところがあると思う。ほかの人たちより大きなリスクを取ることを恐れないんだ」

    小林可夢偉のF1キャリア最大のハイライトとなったのが2012年日本GPだ。鈴鹿サーキットで3位に入り、自身初の表彰台を獲得。日本人ドライバーによる母国F1表彰台は大きな盛り上がりを呼んだ。

    そして2026年現在も、小林可夢偉はF1で表彰台を獲得した最後の日本人ドライバーである。

    2014年にケータハムから参戦したのを最後にF1を離れた後も、小林可夢偉はトヨタとともに耐久レースで活躍。FIA世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レースを舞台にキャリアを築いている。

    小林可夢偉

    14歳か15歳だった角田裕毅を小林可夢偉が指導
    角田裕毅と小林可夢偉には、125ポイントという数字以外にも興味深いつながりがある。

    角田裕毅がF1デビューを果たした2021年、小林可夢偉は若き角田裕毅を以前から知っていたことを明かしている。角田裕毅がホンダの育成プログラムへ進む以前、トヨタのレーシングスクールを訪れた際に指導したという。

    「彼は良かったよ。ホンダのスクールに入る前だったと思うけど、トヨタのスクールに来ていて、僕が教えていたんだ。14歳か15歳くらいだったと思う」

    当時、小林可夢偉は角田裕毅の才能を評価する一方、F1で成功するためにはマシンやチームとの相性が重要になると語っていた。

    「彼はうまくやれると思う。ただ、マシンやチームとうまくマッチできるかどうかが大事になる」

    当時の角田裕毅は、2021年開幕戦バーレーンGPでF1デビューを果たしたばかりだった。そのデビュー戦で9位に入り、日本人ドライバーとして小林可夢偉以来となるポイントを獲得した。

    それから5年以上をかけてポイントを積み重ね、2026年イタリアGPでついに125ポイントに到達。かつて自身を指導した小林可夢偉の日本人最多記録に並んだ。

    次戦スペインGPでもレーシングブルズから出場する角田裕毅。次に獲得する1ポイントは126点目であると同時に、日本人F1ドライバーの通算獲得ポイント記録を更新する歴史的な1点となる。

  • ピエール・ガスリー 激動のF1イタリアGPに苦笑「これが僕の人生だね」

    ピエール・ガスリー 激動のF1イタリアGPに苦笑「これが僕の人生だね」

    ピエール・ガスリーは、2026年F1イタリアGPで自身初のポールポジションを獲得し、決勝を7位でフィニッシュした激動の週末を「これが僕の人生だね」と笑いながら振り返った。

    モナコGPで獲得した表彰台を巡る裁定で失意を味わった直後、思い出深いモンツァでキャリア初のポールを獲得。決勝でも上位勢と戦ったガスリーは、目まぐるしく状況が変化した数日間を象徴するような言葉を口にするとともに、アルピーヌに「新しい自信」が生まれたと語った。

    「これが僕の人生だね」
    ガスリーにとって、今回のモンツァは感情の浮き沈みが激しい週末となった。

    イタリアGP予選で自身初となるF1ポールポジションを獲得したのは、6月のモナコGPで獲得した表彰台を巡る裁定で落胆を味わった直後だった。

    さらにモンツァは、ガスリーが2020年にF1初優勝を飾った特別な場所でもある。レッドブル・レーシングから降格した翌年に挙げた劇的な勝利は、自身のキャリアを立て直す大きな転機となった。

    こうした一連の浮き沈みについて尋ねられたガスリーは、笑いながら答えた。

    「これが僕の人生だね」

    「本当にいろいろなことが起きている。この24時間はものすごく楽しかったし、本当に楽しめた。ガレージにはエネルギーとモチベーションがあふれていた」

    「チーム全体の反応を見ても、間違いなく僕たち全員にとって大きな後押しになると思う」

    アルピーヌに生まれた「新しい自信」
    ガスリーが今回のイタリアGPで大きな収穫として挙げたのは、ポールポジションそのものだけではない。

    決勝ではトップチーム勢に先行を許して7位となったが、中団勢のトップでフィニッシュ。ガスリーは、自分たちの後方との差に対して前方との差が小さかったことに注目している。

    「前にいたマシンとの差より、後ろにいたマシンとの差の方が大きかった」

    「そこを僕たちは今後につなげていかないといけない。こういうパフォーマンスをもっと頻繁に再現できればと思う。新しい自信も生まれている」

    2025年にコンストラクターズ選手権最下位に終わったアルピーヌにとって、上位勢との距離を縮めることは大きな目標となってきた。モンツァでのパフォーマンスは、その取り組みが前進していることをチームに実感させるものとなった。

    ノリスと戦い ハミルトンから3秒差
    決勝では、ポールポジションからスタートしたガスリーが1周目の首位を守り、その後もトップドライバーたちとの直接対決を経験した。

    ガスリーは、現実的に考えれば7位は満足できる結果だったと語る。

    「現実的な僕の部分は、とても満足している」

    「もちろんポールからスタートすれば、『54周の間に何が起きるだろう』と考える部分はある。でも正直に言えば、レース前から、レースペースではあそこに留まってトップの連中と戦うのはものすごく難しいと分かっていた」

    それでも、2度のスタートでは手応えを得た。

    「2回のスタートにはすごく満足している。2回とも素晴らしいスタートができた。最初は首位を維持できたし、2回目も良かった」

    「少しバトルもできたし、最初の10周は正しいトレインの中に留まることができた。それは本当に良かった」

    特にガスリーが評価したのが、ランド・ノリスやルイス・ハミルトンとの距離だった。

    「直近2戦で優勝していたランドと戦えた。僕たちがどこから来たのかを考えれば、すごくポジティブだ」

    「今年表彰台を争ってきたルイスから3秒差でフィニッシュした。それで落胆するつもりはない」

    「もちろん最終結果は7位だから、もう少し上を望みたくなる。でも週末全体を見れば、ポジティブなことがたくさんあった。それを受け止めて、ここから積み上げていかないといけない」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)

    エンストンにも大きな刺激
    ガスリーは、今回のポールポジションがアルピーヌのファクトリーで働くスタッフにも特別な意味を持つと考えている。

    エンストンを拠点とするチームにとって久々のポール獲得となり、長年在籍しながらその瞬間を経験したことがなかったスタッフもいる。

    「まだ学ばなければならないこともあるし、もっと良くしないといけない部分もある。でも全体として、僕たちは自分たちがどこにいるのかをよく理解しているし、正しい方向に進んでいると思う」

    「チームにとっても、前回のポールは2009年だったと思う。何年もそこで働いているのに、一度もこういう経験をしたことがない人たちもいるはずだ」

    「エンストンに戻れば、かなり特別な雰囲気になると思う」

    「次は日曜日にもあの戦いの中へ」
    一方で、ガスリーはモンツァでの躍進を一度限りのものにしてはいけないと強調する。

    目標は予選で上位に食い込むだけではなく、決勝でもトップグループと戦えるだけのパフォーマンスを手にすることだ。

    「これをもう一度やることを目標にしないといけない。そして日曜日にはもう少し良くして、僕たちの前にいるグループの戦いに加われるようにしたい」

    モナコでの失意から一転し、思い出のモンツァで自身初のF1ポールポジションを獲得したガスリー。「これが僕の人生だね」という言葉には、これまで何度も浮き沈みを経験してきた自身のキャリアが重なる。

    そして今回のイタリアGPは、ガスリー個人だけでなくアルピーヌにとっても新たな自信を得る週末となった。次の課題は、モンツァで示した上位勢との距離の近さを今後のレースでも再現し、決勝でもその戦いに加わることだ。

  • F1イタリアGP表彰式でラッセルにブーイングも ドメニカリCEOはファンを称賛

    F1イタリアGP表彰式でラッセルにブーイングも ドメニカリCEOはファンを称賛

    F1のステファノ・ドメニカリCEOは、2026年F1第13戦イタリアGPでキミ・アントネッリの母国初優勝を祝福したティフォシの姿勢を称賛し、「誇りに思う」と語った。

    モンツァではフェラーリ勢が勝利を逃す一方、メルセデスのアントネッリが19番グリッドから大逆転で優勝。表彰台ではフェラーリのファンからも大きな歓声を浴びた。ただし、2位のジョージ・ラッセルに対してはブーイングも起きており、ドメニカリの発言とは対照的な場面も見られた。

    アントネッリを称えたティフォシに「成熟」を感じたドメニカリ
    アントネッリは19番手から追い上げ、チームメイトのラッセルを破ってイタリアGPを制した。イタリア人ドライバーによるモンツァでのF1勝利は1966年以来となり、母国ファンにとって歴史的な一日となった。

    フェラーリにとっては厳しいレースだった。シャルル・ルクレールは3周目にパラボリカでクラッシュしてリタイアし、ルイス・ハミルトンも6位にとどまった。それでもティフォシは、表彰台に立ったアントネッリに大きな歓声を送った。

    Sky Sports F1の『Ted’s Notebook』でドメニカリは、その光景について次のように語った。

    「今日のキミは勝利に値していたと思う。観客にとっても、ここでのイベントにとっても、まさに魔法のような出来事だった。そしてフェラーリのファンが彼に示したリスペクトを見ると、ここにいる人々の成熟ぶりが分かる」

    「我々はみんなで誇りに思うべきだと思う。我々のスポーツは、誰かを応援することも、あるチームや別のチームを応援することもできるけれど、最後にはみんながひとつになれるということを、他の世界に示している」

    「今は世界が少しおかしな状況にある。だからこそ、これは我々がやっていることの成熟を示す、いいサインだと思う」

    ステファノ・ドメニカリ

    2位ラッセルにはブーイング
    一方、すべてのドライバーが同じ歓迎を受けたわけではなかった。2位に入ったラッセルが表彰台でトロフィーを掲げた際には、スタンドからブーイングが浴びせられた。

    過去のイタリアGPでも、マックス・フェルスタッペンやハミルトンなどフェラーリのライバルとなったドライバーがティフォシからブーイングを受けたことがある。

    ドメニカリはラッセルへのブーイングについて直接言及せず、アントネッリに対してフェラーリファンが示した敬意に焦点を当てた。

    フェラーリが表彰台に届かなかった母国グランプリでありながら、イタリア人のアントネッリにはチームの垣根を越えた祝福が送られた。ドメニカリにとって、その光景こそがF1とモンツァのファン文化の成熟を象徴するものだった。