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  • 小林可夢偉 (F1ブラジルGPプレビュー)

    小林可夢偉 (F1ブラジルGPプレビュー)

    小林可夢偉が、ティモ・グロックの代役として出場するF1ブラジルGPへの意気込みを語った。

    小林可夢偉 (トヨタF1チーム)
    自分がGPデビューをする機会に恵まれるなんて信じられないが、もちろん、ティモがどれだけレースに戻ることを楽しみにしていたかを知っているので、彼のことは残念だ。鈴鹿で金曜日、ウェットコンディションだったが、数時間でもクルマを運転することができたので、今週末、その経験がかなり役立つと思う。

    これまで一度もインテルラゴスを走ったことはないが、コンピューターゲームとテレビで見て、レイアウトを知っているので、実際に理解するのにそれほど時間はかからないはずだ。厳しい週末になると思うが、チャレンジする準備はできており、チームも全面的に支援をしてくれている。数日前は、今週末参戦すると思っていなかったので、明確な目標は設定できていない。ただ、誇りを持って走り、ミスをしないで完走したい。更に良い結果が伴えば嬉しい。

  • 小林可夢偉、F1ブラジルGPへ出場決定!

    小林可夢偉、F1ブラジルGPへ出場決定!

    小林可偉偉が、ブラジルGPでF1レースデビューを飾ることが決定した。

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、日本GP予選での負傷のため、ティモ・グロックがブラジルGPを欠場し、代わりに小林可夢偉が参戦することを決めた。

    ティモ・グロックは当初、日本GP予選中の事故で、左足の小さな切り傷を負ったと診断されたが、その後ドイツで受けた検査で、脊椎が損傷していることが判明。医師の診断により、ティモ・グロックのブラジルGPへの参加を見合わせることとした。

    本日、お台場で行われているモータースポーツジャパンの会場でトヨタF1チームの山科忠代表が正式に発表。

    中嶋一貴、小林可夢偉とともに壇上にあがった山科代表は「TDPドライバーで1-2フィニッシュを飾って欲しい」と両ドライバーにエールを送った。

    最終戦となるアブダビGPにティモ・グロックが参戦するかは、後日決定する。

    ジョン・ハウエット:TMG社長
    「ティモの欠場については、明らかに、チーム全員、非常に残念に思っており、同情している。一日も早い回復を願う。最初の診断の結果では、ティモがブラジルに戻ってくることを大いに期待したが、残念なことに、他の負傷が見つかり、それがかなわない。ティモは回復のためにドイツに残る。現時点では、状況ははっきりしないが、アブダビまでにグロックの回復を願うばかりだ。可夢偉の起用は自然な選択で、鈴鹿で、彼は、役目をしっかりと努められることを証明した。可夢偉にとっては大変な仕事になるが、チームは全面的に彼をサポートし、可夢偉は思いがけない出走のチャンスを最大限に生かそうとモチベーションを高めている」

  • フェリペ・マッサ、ブラジルGPでチェッカーフラッグを担当

    フェリペ・マッサ、ブラジルGPでチェッカーフラッグを担当

    フェリペ・マッサは、来週のブラジルGPでチェッカーフラッグを振る担当する。

    マッサは、7月のハンガリー予選での負傷から回復してトレーニングに戻っているが、インテルラゴスでのレース復帰は断念した。

    その代わり、彼は事故以来初めてフェラーリのチームに同行してインテルラゴス・サーキットに向かい、チェッカーフラッグで優勝者を出迎えることになった。

    マッサは、金曜日のFIAの医学検査で合格すれば、来週月曜日にフェラーリをF2007でテストを行い、2009年シーズン最終戦のアブダビGPで復帰すると噂されている。

    マッサは1年前、インテルラゴスの地元ファンの前で優勝したが、数秒後にルイス・ハミルトンにワールドチャンピオンシップで逆転負けを喫するというドラマを演じた。

  • 最終ラップにドラマが待っていたF1ブラジルGP

    最終ラップにドラマが待っていたF1ブラジルGP

    ルイス・ハミルトンが、ワールドチャンピオンを獲得して幕を閉じた2008年のF1シーズン。最終戦ブラジルGPには、最終ラップに大きなドラマが待っていた。

    スタート5分前に突然インテルラゴスに豪雨が降りそそいだ時点でドラマを予感させたF1最終戦ブラジルGP。スタートは10分のディレイが言い渡され、各車ウェットタイヤと雨用にセッティング変更を施した。しかし、雨はすぐに上がり、空には晴れ間さえ見えだしたことで、ウェットからドライへの変更タイミングが第1の鍵となった。

    さらにオープニングラップの1コーナーでデビッド・クルサードが接触してコース上に停止したことでセーフティカーが導入され、各チームの戦略に大きな影響をもたらした。

    ルイス・ハミルトンは、5位以上でフィニッシュすればタイトルを獲得できる状況にあった。しかし同時に、リスクを冒せない立場でもあった。スタート後は4番手でレースを進めるも、失うものがない下位チームがドライタイヤへの変更を進めるなかリスクを冒せないハミルトンは後手にまわり、ドライタイヤでコース上に復帰したときには、中団グループに引っ掛かるという、最も恐れていた状況に陥った。

    それでも、4番手までポジションを戻したハミルトンは、そのまま安全にタイトルを手にするかと思われた。しかし、そこには大きな展開が待ち受けていた。残り8周に差し掛かったところで再びインテルラゴスには雨が降り出したのだ。

    そして、ここでドラマを演出する2名のドライバーが現れた。

    66周目でウェットにチェンジしたハミントンだが、ティモ・グロック(トヨタ)がドライのままステイアウトする決断をしたため、5番手でコース復帰することになる。さらに残り1周。なんと、アウトに膨らんだハミルトンをセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)がオーバーテイクしたのだ。

    6番手に順位を落としたハミルトンは、そのまま第2セクターを通過。フェリペ・マッサがトップでチェッカーを受け、タイトルはマッサに手に渡るかと思われたその数秒後、インテルラゴスにドラマは起きた。

    4位を走行していたティモ・グロックが失速したのだ。雨足が強まったトラックにドライタイヤのグロックはなす術がなかったのである。ラスト数コーナーでグロックを交わしたハミルトンは5位に浮上。そのままフィニッシュラインを横切り、F1史上最年初となる23歳300日のワールドチャンピオンが誕生した。マッサがチェッカーを受けてから、わずか39秒の間の出来事だった。

    一方で、わずか1ポイント差で涙を飲んだフェリペ・マッサ。しかし、最終戦のマッサは完璧なレースを行った。ポールポジションからスタートしたマッサは終始リードを広げ、セーフティカー、ドライタイヤへの変更、そして終盤でのウェットタイヤへの変更を、ひとつのミスもなくやってのけた。

    トップでチェッカーを受けた数秒後にタイトルを失ったマッサだったが、最後まで諦めない走りは感動を与えてくれた。優勝回数は、チャンピオンを獲得したハミルトンを上回った。「僕は勝ち方を知り、そして負け方を知った」と語るのマッサの誇らしげな表情には、これからの彼のキャリアを期待させるにふさわしいオーラがあった。

    こうしてドラマチックなエンディングを迎えた2008年シーズン。しかし、8人ものドライバーが表彰台の中央に立ち、優勝ポイントが100ポイントに届かなかった今年のF1は、どこか集中力に欠けたシーズンだったように思える。たくさんのミス、たくさんの事故があった。ハミルトンが本当にチャンピオンにふさわしかという結論は、まだ出ていないように思える。

    大幅なレギュレーション変更が実施される2009年は、F1の新たな歴史のスタートとなる。上位ドライバーは、ほぼ同じチームで新シーズンを迎えることになるだろう。そして、イタリアGPで初優勝を遂げ、最終レースでハミルトンを抑え込んだセバスチャン・ベッテルは、レッドブルへ移籍する。トロ・ロッソを強豪チームに仕立て上げたジョルジオ・アスカネリも、ベッテルと共にレッドブルへの移籍が話し合われているという。

    最後の最後で大きなドラマをみせてくれた2008年シーズンは、2009年の新たな戦いへの序章をチラつかせる劇的なエンディングとなった。(F1-Gate.com)

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  • ティモ・グロック、ブラジルGPを振り返る

    ティモ・グロック、ブラジルGPを振り返る

    ティモ・グロックが、F1ブラジルGPを振り返った。グロックは、図らずとも最終ラップでチャンピオンシップの鍵を握る存在となった。

    レース終盤の雨はあなたの戦略にどんな影響を及ぼしましたか?
    最後の数周で雨になった際、我々はいくつか順位を上げるチャンスが訪れたと思った。ほぼ残り6周となった時、サーキットの数カ所で軽い雨が降り始めたが、その時は全員がドライタイヤだった。雨は激しさを増していったものの、他のクルマがウェットタイヤに交換するためピットインすれば自分達が順位を上げられると確信していたため、自分達はドライタイヤのまま走り続けることに決めた。それにウェットタイヤの方が優位になったのは最後の2周程度だけだったからね。我々はそのまま走り続け、そして私は4位に浮上したが、ただし最後の数周のあの状態で走り続けるのは簡単ではなかった。

    ウェットコンディションをドライタイヤで走るのはどんな感じでしたか?
    雨が非常に激しく降り出した最後の周回まではそれほど悪くはなかったが、最後はとにかくもう無理だったね。最後は路面が完全に濡れていて、コース上にクルマを留めておくことすら非常に困難だったし、あの状態ではもうまともにクルマをドライブすることはできなかった。至る所で滑っていたし、グリップも完全に失われていた。

    最後の周回は楽に走ったのでしょうか?
    そんなことは全くないよ! それとは正反対だった。あの最終周は私が今までF1で走った中で最もキツい周回に数えられるね。全くグリップがなかったし、ドライタイヤのままではクルマをコース上に留めておくことすらほぼ不可能だった。4位を守るため、とにかく懸命にプッシュしていたし、それにラップタイムを見てみれば最後の周はヤルノより速かったことがわかる。あの時点で他にドライタイヤを履いていたのは彼だけだったんだ。

    ドライタイヤのまま走るのは正しい判断でしたか?
    それについては全く疑いの余地はない。雨が降り始める前は7位を走っていたが、もしあのまま完全なドライだったら、そのままの順位でフィニッシュしていただろう。だが実際には6位でフィニッシュしたわけだから、戦略は正しかったと言えるね。

    最後の周、あなたと競っていたルイス・ハミルトンにとって順位がどれほど大きな意味を持っていたか、理解していましたか?
    正直な所、私はトヨタと自分の順位のためにレースしていたわけで、そしてそれが正しいことでもある。ルイスが自分のすぐ後ろにいることすら知らなかったしね。チームはセバスチャン・ベッテルが私に近づいて来ていると教えてくれて、その後も彼の最新の位置を伝えてくれた。でも私はとにかく自分のクルマをコース上に留めておくことに集中していた。レース後になるまでルイスが自分を追い越したことすら私は知らなかったんだ。最後の周、私は3〜4台から抜かれたし、あの状況で何が起こっているのかを把握するのは容易ではなかった。

    今回でパナソニック・トヨタ・レーシングにおけるあなたの最初のシーズンが終わりました。今年をどのように評価していますか?
    私にとっては非常にポジティブな一年だった。シーズンの最初に20ポイント獲得するという目標を自分に課したが、最終的に25ポイント獲得し、ブダペストでは表彰台にも上がった。だからこの結果には満足している。最初の2〜3レースは新しいクルマと新しいチームに自分を適応させる段階だったからちょっと難しかったが、我々は改善のために本当に懸命に仕事をこなし、上手く進化することができた。私とチームにとってカナダでの4位獲得は大きな推進力になってくれたが、ターニングポイントはホッケンハイムだった。あの時はレースでメカニカルトラブルが起こるまで本当に高い競争力を発揮できていたんだ。その後はほぼ全レースでグリッド上位を争うことができたし、数多くのポイントを手にした。ただしこれはまだ最初のステップに過ぎないし、来年は更に多くのことを成し遂げたいと思っているから、我々は既に更に前進すべく懸命に仕事を進めているところだ。

  • F1最終戦ブラジルGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1最終戦ブラジルGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 Grande Premio do Brasil 2008

    1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「エキサイティングな1日だった。全てを完璧に行い、ほぼタイトルを獲得しそうだった。僕がフィニッシュラインを越えたあと、レース・エンジニアのロブ・スメドレーが、ハミルトンが5位でフィニッシュして1ポイント差でタイトルを獲ったことを伝えたんだ。これがスポーツだし、受け入れなけなければならない。ルイスにおめでとうと言いたい。最もポイントを獲得した人がタイトルに相応しいんだ。チーム全員と、この素晴らしいシーズンのたくさんのサポートをとても誇りに思う。今は、僕たちの成し遂げた、つまりコンストラクターズタイトルを持ち帰ることに満足しなければならないね。チームにとってとても重要なことだ。浮き沈みのあるシーズンだったけど、良い時期からもミスからも多くを学ぶことができた。再びホームの観客の前で優勝できたし、忘れられない日になったから、胸を張ってインテルラゴスを離れることができるよ。今は家族や友達、そしてチームとお祝いをしたいね。僕たちはそれに値するよ!」

    2位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今日の2位という結果は、とてもうれしい。コンディションは難しいものだったが、我々はそれでアドバンテージを得ることができた。できることは全て行い、チームは正しい判断を正しいタイミングでし、僕は、ライコネンに抜かれないよう最後までレースをコントロールした。チームにとって最高の結果だったし、シーズン
    終盤に向かっていい流れになった」

    3位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「チームがコンストラクターズタイトルを獲得できたので満足しているし、1ポイントでタイトルを逃したフェリペを残念に思っている。それがレースだし、僕たちはそれを生かさなければならない。特にステファノ・ドメニカリにとっては、チーム代表としての最初の年に、彼がどれ程のプレッシャーに対処しなければならなかったわかっているし、この結果は素晴らしい報いになると思うので幸せに思うよ。僕のレースは特にエキサイティングなものではなかった。スタートのトラック、特に最初の3つのコーナーはウェットで、ミスをしないようにとても注意したんだ。そのあと、最初のドライタイヤのセットではアンダーステアが多くて、トップのペースについていくのは苦しかった。2つ目のセットでは、だんだん良くなって、なんとかアロンソに接近することができた。そのあと、ウェットになったときはかなり接近したけど、フェリペがタイトルに勝つ可能性があったので、チームはリスクを避けるように伝えてきて、彼にアタックすることを止めたんだ。あまりポジティブではなかったシーズンは終わったので、来年挽回するためにベストを尽くすよ」

    4位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「難しい波乱のレースだった。4位という良い結果でシーズンを終えることができたので嬉しい。表彰台を願っていたが、レースではミスを犯さず、チームの努力にふさわしいリザルトを達成することができた。マッサ、アロンソ、そしてハミルトンと戦うことができて最高だった。本当に楽しかったよ!最後はコースアウトしないことだけを考えていたので、自分のポジションも分かっていなかった。そして、他のドライバーと同じようにルイスを抜くことに挑み、成功した。最終コーナーでティモを抜くことができたのは、彼がドライタイヤに苦しんでいたおかげだ。その時、ルイスは僕の後ろにいたが、レインタイヤに交換した最後のピットストップが終わるまでは、自分がどこを走っているのか確かではなかった。もちろん、自分が世界選手権の行方に影響を及ぼしているなんて気付いていなかった。どんどん暗くなっていったので、自分のバックマーカーが誰なのか分かりづらかったし、誰が自分の前を走っているのかも良く分からなかった。重要なのは5ポイントを獲得することができたことだ。素晴らしいシーズンだった」

    5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のキャリアの中でももっともドラマチックなレースだった。今の気持ちはなかなか言葉にならない。ここまで本当に長い旅だったが、自分にはいつも家族やチーム、パートナー、そしてファンのサポートがあった。僕たちは自分の仕事をやり抜いた。そのために誰もが犠牲を払ったが、ようやく報いることができたと思う」 「雨が降る前は楽な気持ちでレースをしていた。とくかくクリーンに走り抜くことだけを考えていた。その後、小雨が落ちてきた時は、『リスクだけは冒したくない』と思った。セバスチャン(ベッテル)にオーバーテイクされた後、もう一度彼の前に出なくてはタイトルはない、と無線が入った。自分では何が何だか分からなかった。ファイナルラップの最終コーナーでティモ(グロック)をオーバーテイクすることができた。キャリアの中でももっともタフなレースのひとつだ。『獲ったの? 僕が獲ったの?』と何度も無線で叫んでしまった。チェッカーを受けてクールダウンラップに入って初めて、チームの無線が聞こえた。自分がワールドチャンピオンだと分かった瞬間は、天にも昇るような気持ちになった」

    6位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「レース終盤で激しい雨が降り出したときに、ドライタイヤのまま走行したけれど、最後の周回で順位を維持することができなかった。出来る限りの力を出して頑張ったけれど、コース上にクルマをとどめておくのが困難で、最後の最後で順位を落としてしまった。今週末の序盤はバランスに手こずっていたから、トップ6は悪くないけれど、あと少しで4位に手が届くところだったから残念だよ。トヨタに入って初めてのシーズンが終わり、全体的な結果には満足している。シーズン序盤は決して楽ではなかったけれど、我々はクルマをどんどん改善していったし、1年を通して自分自身も進歩することができた。特にホッケンハイム以来、自分にとって状況は良くなっていった。目標だった20ポイントを獲得し、表彰台にも上がれたのは、良い成果だったと思っている。来年はさらに前進するために、今まで以上に一生懸命頑張っていくよ。」

    7位 ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)
    「今日の最大のニュースは、ルイスがタイトルを獲ったこと。彼はタイトル確定に必要なことをやり遂げたんだ。スタッフの仕事ぶりもチャンピオンの称号にふさわしい。悪夢のブラジルから1年間、スタッフは気持ちを集中させて頑張り抜いた。みんなに『おめでとう』と言いたい。僕は冬の間にもう一度鍛え直して、来年の今頃はガレージの逆側にタイトルを持ってきたいね」

    8位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「波乱万丈なレースだったよ。良いスタートが切れて、1周目はフェリペ・マッサの後を追って良い走行ができた。路面が乾き始めて、ドライタイヤに履き替えた。そして不運にも、私よりも遅いフィジケラの後ろで身動きが取れなくなってしまったんだ。彼を追い抜けるトップスピードはなかったので、何周にも渡りかなりの時間をロスしてしまった。その後、彼から離れてからは、最も速いドライバーのうちのひとりになった。かなりペースを回復して、前を走るドライバー達とのギャップを詰めていったんだけれど、追いつくには十分ではなかった。レース終盤で雨が降り出したときにドライタイヤのままレースを続けることを選択して、最終的にポイントを獲得できた。2番手でスタートしたけれど、それを生かすことができなかったよ。けれど、全体を通して、素晴らしい選手権を戦えることができて満足している。今は、来年に向けてさらに大きな進歩を遂げることを目指すよ。最後に、リチャード・クレーガンと共に歩んだ5年間は素晴らしいものだったこと、また彼の新しいキャリアを心から応援していることを述べておきたい。」

    9位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「今日は運転が難しかった。ミドルスティントを長く取っていたが、ペースが出ずに苦しんだ。フリー走行で問題がいくつかあることは分かっていたので、レースでそれを解決しようとしたが、最終的にはほとんど解決できなかった。9位の結果は残念だ」

    10位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「今日の最も大きな問題はスタートだった。あまりに多くホイールスピンさせてしまい、その場で文字通りスタックしてしまった。そのあと、いくつか良いオーバーテイクして、ポジションをあげた。後半、マシンのバランスはとても難しくなる傾向にあった。特にトゥルーリの後ろでは、ダウンフォースを失った。レースの後半では、マーク・ウェバーの後ろで彼と戦って、タイヤを痛めてしまった。8周で最初に雨が落ちたのをみたとき、ギャンブルをしてインターミディエイトにするためにピットに入った。失うものはなかった。僕は10位になったけど、残念ながら10位のままだった。とにかく、今日は良いレースではなかったけど、良いシーズンだったよ。ワールドチャンピオンおめでとう!」

    11位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「最後のレースでドライバーズチャンピオンシップの3位を失ったことは、間違いなく最高の状況とはいえない。僕たちは週末の間、あまりにミスが多かったし、それが結果になった。残念なことに、僕たちはトラックコンディションに関して間違った情報を持ってしまって、僕はドライでスタートした。レースの間、かなり長い時間にわたってエイドリアン・スーティルの後ろにつかえてしまった。ファイナルラップでなんとか順位をいくつかあげたけど遅すぎたよ。フェラーリ、そしてルイス・ハミルトン、おめでとう!」

    12位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「全体的にレースには満足しているよ。こんなに難しいコンディションで、18番グリッドからスタートして12位でフィニッシュしたんだからOKだよ。良いレースができたと思うし、素晴らしいスタートを切って、全てがうまくいった。長いシーズンは終わった。今は冬を楽しみにしている。難しい一年でのチーム全員の努力に感謝しているし、チャンピオンシップを勝ったルイスにおめでとうと言いたい。彼は本当にチャンピオンに値していたよ」

    13位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    14位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「かなり良いスタートを切ることができてポジションを守ることができたが、ドライタイヤに交換してからは運転が少し難しくなった。ミスを突かれてティモに抜かれてしまった。フィジケラに追いつくことができたが、最終ターンを上手く抜けることができずにオーバーテイクできなかった。これで、他の選手に距離を縮められてしまった。ヤルノがオーバーテイクを仕掛けてきたのは問題はないが、彼がブレーキングのタイミングを遅らせすぎたために、僕は草地の上に押し出されて6つポジションを落とすことになった。ヤルノに僕のレースが影響を受けたのはこれで連続2回目だ。その後は渋滞から抜け出せることができず、いくらかグレーニングも出ており、ずっと最終コーナーがうまくいっていなかったので、攻撃を仕掛けることはできなかった。最後はチームが雨が強まることに賭けてエキストリーム・ウェットに交換した。そのためにインターミディエイトのクビサにポジションを譲ってしまった。最高の週末とは言い難いね!」

    15位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    16位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「今シーズンの良いフィニッシュだったと思う。少なくとも僕たちはチェッカーフラッグを見ることができた。僕たちの後に2台のクルマがいたし、素晴らしい結果だったよ。序盤はタイヤ選択で正しい戦略をとるのがかなり難しかった。インターミディエイトでスタートして、そのあとドライに戻してからはかなりうまく働いた。最初のセットは多くのグレイニングがでてしまったけど、2つ目は全く問題なかった。最後は、とても暗くて雨が酷くなりそうだったので、エクストリームウェットでギャンブルに出た。でも、雨はすぐに来てくれなくて苦しかったけど、全体的には僕たちができる最大限のことをしたよ」

    17位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「とても残念なレースだったし、1コーナーでほとんど終わってしまった。クルマはボディワークとサスペンションに多くのダメージを負ってしまって、ペースがなくなってしまった。ハミルトンとマッサは素晴らしいチャンピオンシップ争いをしていたようだね。ルイス、おめでとう」

    18位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「いろんなことが起こって、エキサイティングなレースだった。セーフティカーが出た後、ドライタイヤで行ったのは良い決定だったし、そのあとはとても良かったと思う。サーキットの最初の部分を通るのはとても難しかったけど、レースのこの部分は素晴らしかったよ。ターン1とターン2は特に酷くて、ほとんどドライブできなかった。でも、サーキットの残りの部分は、ドライラインがあって、それほど悪くなかった。ラップタイムはとても良くなっていったし、そのあと、僕は3位にいて、良いペースを維持していた。残念なことに、最初のピットストップでクラッチに問題が発生してしまい、順位を落としてしまった。両方のピットストップでクラッチがなくて、多くを失った。最後の雨では、僕たちには失うものがなかったので、エクストリームタイヤというギャンブルに出た。結果にかかわらず、レースは素晴らしいスタートだったし、満足できるパフォーマンスだったよ」

    –位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「他のマシンにぶつかったのか、それとも単独のスピンだったのか、よく分からないが、3コーナーでリヤが流れてスピンを喫してしまった。自分のホームグランプリだったし、レースが荒れた分我々にもアドバンテージを得られるチャンスがあったと思うと、リタイアという結果はとても残念に思う。結果は結果として、この週末のチームのサポートに感謝したい」

    –位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「とてもショックだ。最後のレースをこんな形で終わらせたくはなかった。ターン1は慎重にイン側のクルマのスペースを十分に取っていたが、残念ながらターン2でロズベルグに接触されてスピンしてしまった。それでも大丈夫だと思ったが、中嶋がクルマの前方に突っ込んできてフロントコーナーが取れてしまった。グリッドに着く前のワームアップラップは良い感じで、ウェットでも問題はなかった。チェッカーフラッグまでたどり着きたかった。普通ならば罰金ものだけれども、ファンのみんなのためにドーナッツをやるつもりだった。思い通りにはならなかったが、文句は言えない。ぼくは素晴らしい仕事に恵まれた。応援してくれたみんな、ありがとう。この4年間のレッドブル・レーシングのメンバー全員の努力にも感謝している。とても楽しい4年間だった。今後もチームと共に仕事を続けていくことを楽しみにしている。今週末のパドックのメンバーの気遣いには感動した。大勢の人々がわざわざ時間をとって「お疲れ様、これからも頑張って」と、声をかけてくれた。本当に嬉しかった。世界チャンピオンにはなれなかったけれども、それでも自分のキャリアに満足しているのだから、良い最後だと言えるだろう」

  • フェラーリ:マッサ、惜しくもタイトルを逃す(ブラジルGP)

    フェラーリ:マッサ、惜しくもタイトルを逃す(ブラジルGP)

    フェラーリは、F1ブラジルGPの決勝レースで、フェリペ・マッサが優勝、キミ・ライコネンが3位という結果だった。

    フェリペ・マッサは、わずか1ポイント差で涙をのんだ。ハミルトンと7ポイント差で迎えた最終戦ブラジルGP。ポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサは完璧なレース運びでトップでチェッカーを受けた。この時点でハミルトンとは同ポイントでマッサはタイトルを掴みかけた。

    しかし、わずかその39秒後、ハミルトンが5位でフィニッシュラインを通過した。結果、1ポイント差でチャンピオンの座はマッサの手から滑り落ちた。

    だが、マッサは地元ブラジルGPで見事な優勝を遂げた。そして、フェラーリはコンスタトラクターズタイトルを獲得した。

    最後まで諦めないマッサの走りは、多くの感動を与えてくれた。そして、マッサの誇らしげな表情が、2008年シーズンを清らかに締めくくった。

    フェリペ・マッサ (1位)
    「エキサイティングな1日だった。全てを完璧に行い、ほぼタイトルを獲得しそうだった。僕がフィニッシュラインを越えたあと、レース・エンジニアのロブ・スメドレーが、ハミルトンが5位でフィニッシュして1ポイント差でタイトルを獲ったことを伝えたんだ。これがスポーツだし、受け入れなけなければならない。ルイスにおめでとうと言いたい。最もポイントを獲得した人がタイトルに相応しいんだ。チーム全員と、この素晴らしいシーズンのたくさんのサポートをとても誇りに思う。今は、僕たちの成し遂げた、つまりコンストラクターズタイトルを持ち帰ることに満足しなければならないね。チームにとってとても重要なことだ。浮き沈みのあるシーズンだったけど、良い時期からもミスからも多くを学ぶことができた。再びホームの観客の前で優勝できたし、忘れられない日になったから、胸を張ってインテルラゴスを離れることができるよ。今は家族や友達、そしてチームとお祝いをしたいね。僕たちはそれに値するよ!」

    キミ・ライコネン (3位)
    「チームがコンストラクターズタイトルを獲得できたので満足しているし、1ポイントでタイトルを逃したフェリペを残念に思っている。それがレースだし、僕たちはそれを生かさなければならない。特にステファノ・ドメニカリにとっては、チーム代表としての最初の年に、彼がどれ程のプレッシャーに対処しなければならなかったわかっているし、この結果は素晴らしい報いになると思うので幸せに思うよ。僕のレースは特にエキサイティングなものではなかった。スタートのトラック、特に最初の3つのコーナーはウェットで、ミスをしないようにとても注意したんだ。そのあと、最初のドライタイヤのセットではアンダーステアが多くて、トップのペースについていくのは苦しかった。2つ目のセットでは、だんだん良くなって、なんとかアロンソに接近することができた。そのあと、ウェットになったときはかなり接近したけど、フェリペがタイトルに勝つ可能性があったので、チームはリスクを避けるように伝えてきて、彼にアタックすることを止めたんだ。あまりポジティブではなかったシーズンは終わったので、来年挽回するためにベストを尽くすよ」

  • トヨタ:ダブル入賞でコンストラクターズ5位(ブラジルGP)

    トヨタ:ダブル入賞でコンストラクターズ5位(ブラジルGP)

    トヨタは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ティモ・グロックが6位、ヤルノ・トゥルーリが8位でフィニッシュ。ダブル入賞を果たした。

    スタート直前に強い雨が降り、レース開始は10分遅れることになった。その後、雨は止み、晴れ間がのぞいたが、ウェットコンディションでレースは始まった。ヤルノ・トゥルーリは2番手を走行していたが、ドライタイヤに履き替えた後に、順位を落とすこととなった。

    レース終了間際に再び雨が降り出し、ウェットタイヤに交換するチームが多い中、トヨタはドライタイヤのままトラックに留まる決断をする。ティモ・グロックは一時4位まで順位を上げたが、最後の周回で順位を落とし、6位でフィニッシュ。図らずとも、ハミルトンのチャンピオンシップ獲得をドラマチックに演出するカタチとなった。

    ヤルノ・トゥルーリは8位でフィニッシュ。2台ともにポイントを獲得し、トヨタは、コンストラクターズポイント5位で2008年のシーズンを締めくくった。

    ティモ・グロック (6位)
    「レース終盤で激しい雨が降り出したときに、ドライタイヤのまま走行したけれど、最後の周回で順位を維持することができなかった。出来る限りの力を出して頑張ったけれど、コース上にクルマをとどめておくのが困難で、最後の最後で順位を落としてしまった。今週末の序盤はバランスに手こずっていたから、トップ6は悪くないけれど、あと少しで4位に手が届くところだったから残念だよ。トヨタに入って初めてのシーズンが終わり、全体的な結果には満足している。シーズン序盤は決して楽ではなかったけれど、我々はクルマをどんどん改善していったし、1年を通して自分自身も進歩することができた。特にホッケンハイム以来、自分にとって状況は良くなっていった。目標だった20ポイントを獲得し、表彰台にも上がれたのは、良い成果だったと思っている。来年はさらに前進するために、今まで以上に一生懸命頑張っていくよ。」

    ヤルノ・トゥルーリ (8位)
    「波乱万丈なレースだったよ。良いスタートが切れて、1周目はフェリペ・マッサの後を追って良い走行ができた。路面が乾き始めて、ドライタイヤに履き替えた。そして不運にも、私よりも遅いフィジケラの後ろで身動きが取れなくなってしまったんだ。彼を追い抜けるトップスピードはなかったので、何周にも渡りかなりの時間をロスしてしまった。その後、彼から離れてからは、最も速いドライバーのうちのひとりになった。かなりペースを回復して、前を走るドライバー達とのギャップを詰めていったんだけれど、追いつくには十分ではなかった。レース終盤で雨が降り出したときにドライタイヤのままレースを続けることを選択して、最終的にポイントを獲得できた。2番手でスタートしたけれど、それを生かすことができなかったよ。けれど、全体を通して、素晴らしい選手権を戦えることができて満足している。今は、来年に向けてさらに大きな進歩を遂げることを目指すよ。最後に、リチャード・クレーガンと共に歩んだ5年間は素晴らしいものだったこと、また彼の新しいキャリアを心から応援していることを述べておきたい。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「ウェット、ドライ、最後にもう一度ウェットと変わりやすく、気まぐれな天候だったが、ヤルノもティモも最後まで全力で走ってくれティモ6位、ヤルノ8位と二人揃ってのポイント獲得で今シーズンを締めくくることが出来、二人のドライバーとそれを支えたチーム全員にお礼を言いたい。二人揃ってベスト5のレースファステストラップを出したことを見ても、車は十分に速かったといえる。ドライレースだったらもっと上位でフィニッシュできたのではとの思いは残るが、レース終了直前の雨のなか、最後までドライタイヤで果敢に攻めのレースをしたことは、チームの自信にもなり、来シーズンにつながるものと思う。最後に応援してくださったファンの皆様にお礼を申し上げるとともに、来シーズンはもっと強くなれるよう、努力を積み重ねていきたい。」

    山科忠 TMG会長 兼 チーム代表
    「今日はいろいろなことがあった1日だったが、両方のクルマがポイントを獲得してシーズンを終えることが出来たのは良いことだ。ティモはとても良い走りをし、彼の戦略は不安定な天候の中で功を奏した。レース終盤で、彼はドライタイヤのまま走行したが、4位を維持することは残念ながらできなかった。昨日の素晴らしい予選結果から、ヤルノには大きな期待を抱いていたが、天候が彼に味方をしなかった。最初のピットストップで問題が生じ、彼は少々時間をロスしてしまい、その結果、順位を落としてしまった。厳しいコンディションの中、彼はポイントを獲得するために良くやってくれた。ダブルポイントを獲得して、シーズンを終えることができて良かった。我々の進歩には満足しているが、目標はもっと高いところにあるので、さらなる進歩を遂げていきたい。今我々は、2009年にはさらに前進できるという自信をもって、冬に向かうことが出来る。」

  • ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが13位、ルーベンス・バリチェロは15位完走だった。

    ホンダの苦しい1年が終わった。ホンダは、ドライタイヤへの変更など、先手先手で攻めのレースを行い、終盤の雨ではエクストリームウェットを装着するギャンブルに出たが、残念ながら雨はそこまで強く降ることはなかった。

    ホンダが2008年に獲得したポイントは14ポイント。フォース・インディアには勝ったが全体で9位という不本意な結果に終わった。

    シーズンの中盤から2008年に見切りをつけ、2009年の開発に焦点を合わせてきたホンダ。レギュレーションが大きく変わり、ロス・ブロウン体制の2年目となる来年こそが勝負の年となるだろう。

    ジェンソン・バトン (13位)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    ルーベンス・バリチェロ (15位)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「レース直前に降ってきた突然の雨が、例のごとくこのサーキットでの戦いをエキサイティングなものにした。遅れてレースがスタートしたときに、われわれはスタンダードウエットを選んでいたが、それは正しい選択だった。コンディションが良くなり、われわれは他チームより早めにドライタイヤに換え、それによって両ドライバーはポジションを上げることができた。続くラップで両マシンは並んで走行しており、2台ともトラフィックにひっかかっていたので、ジェンソンとルーベンスの戦略をわけることにし、ジェンソンは早めのピットストップを行い、ルーベンスは走行を続けた。この戦略は、その後レースが進むにつれ、結果としてルーベンスのほうに有利に働いた。レースの終盤に雨が降り出し、両ドライバーをピットに入れエキストリームウエットに換えた。ひどい雨になることを期待して大きな賭けに出たが、うまくいっていればポジションをさらにあげることができただろう。残念なことに、雨は期待したほどにはならず、他のすべてのマシンが選んでいたスタンダードウエットが範疇だった。しかしながら、われわれの位置からすれば、リスクを冒す価値はあった。今日、われわれは厳しい一年の最後の1ページを終え、これからすべての力を2009年に向けて集中させていく。最後に、ドライバーズチャンピオンシップを勝ち取ったルイス•ハミルトンと、コンストラクターズタイトルをキープしたフェラーリを祝福する。今年は非常にエキサイティングなシーズンであり、今日のレースはファンタスティックなチャンピオンシップ争いのフィナーレを飾るのにふさわしいものだった。」

  • BMW:ノーポイントでシーズンを終える(ブラジルGP)

    BMW:ノーポイントでシーズンを終える(ブラジルGP)

    BMWザウバーは、F1ブラジルGPで、ニック・ハイドフェルドが10位、ロバート・クビサが11位と、最終戦をノーポイントで終えた。

    ロバート・クビサは、ドライタイヤでピットスタートを選択したが、路面はまだウェットコンディションでその戦略は失敗に終わった。終盤にいくつかポジションをあげるも、ポイントには届かず11位でフィニッシュ。ドライバーズランキンングでキミ・ライコネンに抜かれ、4位でシーズンを終えた。

    ニック・ハイドフェルドは、雨が降り始めた終盤、真っ先にウェットタイヤに履き替えてチャンスを狙うも10位でフィニッシュ。ハイドフェルドもドライバーズランキングで順位をひとつ落とし、7位でシーズンを終えた。

    BMWザウバーとしては、135ポイントを獲得し、コンストラクターズ3位を達成した。

    ニック・ハイドフェルド (10位)
    「今日の最も大きな問題はスタートだった。あまりに多くホイールスピンさせてしまい、その場で文字通りスタックしてしまった。そのあと、いくつか良いオーバーテイクして、ポジションをあげた。後半、マシンのバランスはとても難しくなる傾向にあった。特にトゥルーリの後ろでは、ダウンフォースを失った。レースの後半では、マーク・ウェバーの後ろで彼と戦って、タイヤを痛めてしまった。8周で最初に雨が落ちたのをみたとき、ギャンブルをしてインターミディエイトにするためにピットに入った。失うものはなかった。僕は10位になったけど、残念ながら10位のままだった。とにかく、今日は良いレースではなかったけど、良いシーズンだったよ。ワールドチャンピオンおめでとう!」

    ロバート・クビサ (11位)
    「最後のレースでドライバーズチャンピオンシップの3位を失ったことは、間違いなく最高の状況とはいえない。僕たちは週末の間、あまりにミスが多かったし、それが結果になった。残念なことに、僕たちはトラックコンディションに関して間違った情報を持ってしまって、僕はドライでスタートした。レースの間、かなり長い時間にわたってエイドリアン・スーティルの後ろにつかえてしまった。ファイナルラップでなんとか順位をいくつかあげたけど遅すぎたよ。フェラーリ、そしてルイス・ハミルトン、おめでとう!」