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  • F1 ブラジルGP 予選:ドライバーコメント

    F1 ブラジルGP 予選:ドライバーコメント

    FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO PETROBRAS DO BRASIL 2014

    1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
    「ここまでの週末にはとても満足している。最後のアタックはベストではなかったけど、ポールからスタートするには十分だった。グリッドのクリーンな側なのも有利なので満足している。チームと一緒になぜオースティンがうまくいかなかったかを振り返ってきたし、午前中に燃料を多く積んでのレースシミュレーションをすでに終えているので、改善できることをいくつか学んでいるし、今回レースではもと良い仕事ができると自信を感じている。もちろん、ワールドチャンピオンシップを取るためにはチームメイトのちょっとした援助が必要だ。でも、僕のモチベーションは高い。最初から最後まで可能な限りハードにプッシュを続ける」

    2位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「2番手にこれほど満足したことは今までないと思う。チームとしての予選の戦いぶりに本当に満足している。かなりの接戦だったし、自分のラップはパーフェクトではなかったので、どこにタイムがあって、それを見つけられるのかはわかっている。限界を攻めて、接戦の良いバトルをするのは大好きだ。それがF1の醍醐味だ。ニコは週末ずっと速いし、僕は彼を追い続けてきた。でも、気持ちの上で重要なのは、どのセッションでも自分が改善してきたという自信だ。それに良いバランスも見つけることができた。ポイントが与えられるのは明日だ。過去に見てきたように、インテルラゴスでは何が起きるかわからない。良いレースを期待しているし、チームにとってまた力強い結果を出したい」

    3位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
    「僕にとって素晴らしい予選だったし、ファンの反応とエネルギーはとても特別で感動的だった。僕はここサンパウロで生まれたので、このトラックは特別な場所だし、いつもたくさんの応援をもらえる。クルマは週末ずっととても良い状態だ。純粋なペースではメルセデスの方がまだ上だけど、ギャップは少し縮まったと思う。明日は多くの変数があるし、特に天気はいつも急に変化するので、今夜はそれに十分備えなければならない。僕は前にいる人たちよりプレッシャーが少ないし、とても良いポジションからスタートできる。目標はポディウムに上がって母国のファンと一緒に祝うことだ」

    4位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
    「路面にラバーが乗ってきっているし、クルマは週末を通して良くなっている。僕たちはとても競争力があるし、メルセデスに近づいている。Q3ではいくつかミスをしてしまったし、あとコンマ1秒くらいは縮められたかもしれない。ラップが短いので、ミスは大きな違いを生む。でも、全体としては良いポジションからスタートできるし、ここでも2列目を独占できたことに満足すべきだ。また、フェリペがホームレースを3番手からスタートできることを嬉しく思っている。観衆の反応はすごかった。明日はウェットの可能性が高いので、チームとして正しい戦略を選んで、表彰台でフィニッシュできるようにチャンスを最大限に生かさなければならない」

    5位:ジェンソン・バトン (マクラーレン)
    「僕にとって、インテルラゴスでの予選は昔からずっとタフだったし、5番手スタートに満足している。初日が終わった時点ではこうなるとはて思っていなかったし、可能性があるようにも思えなかった。金曜日はクルマを走らせることを楽しめなかった。フリー走行で施した変更がバランスを複雑化したんだと思うけど、夜の間に多く問題を改善して、以前のクルマに戻すことができた。今は自分たちの持っているものに満足している。走っていて楽しい。まだタフではあるけどね。フロントのロックも激しい。Q3のラストアタックはどういうわけか全員が苦戦していたように思う。でも、上位4台はちょっと速すぎた。それでも、もし5番手に留まれれば、もしくは上位のマシンに近づいていければ、ゴールのポジションとしては最高だと思っている。クルマから最大限の力を引き出すことができれば、0.1秒以上速く走れたかもしれないけど、それができていたとしてもトップ4に近づくには不十分だったと思う。明日の天気は、少し複雑になるればいいね。前のマシンにチャレンジするにはそれが唯一の方法だ」

    6位:セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「予選が進むにつれてクルマに満足できるようになっていったし、僕たちは日曜日のレーススタートに向けて堅実なポジションにいる。僕たちがいる位置からメルセデスやウィリアムズを倒すのは難しいけど、ここはブラジルだし、何が起こるかわからない。ここは天気が大きな役割を果たすことがある。今日は雨が降る予報だったけど、実際には降らなかった。でも、それがインテルラゴスだ」

    7位:ケビン・マグヌッセン (マクラーレン)
    「今週末は少しトリッキーだった。供給されたソフトタイヤはシングルラップでスイッチを入れるのが難しいし、Q3の最後のアタックでタイムを更新できなかったのは少し奇妙に感じた。タイヤが1周目で働いているように感じられなかった。タイム差は少ししかないのでそこは残念だね。明日ドライならピットストップはかなり多くなると思う。そうなれば僕たちが浮上するチャンスはいつも以上にあるはずだ。でも、雨の可能性も高いので、そうなるとさらに予測が難しくなる。どうなるか様子見てみよう。たとえ何が起こっても僕たちは力強いレースができるはず。楽しみにしている」

    8位:フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「今日の結果は、だいたい週末全体の流れを反映してると思う。ここではコンマ1秒の差が5番手と10番手の違いになるとしてもね。どちらのコンパウンドもとてもうまく機能したけど、明日はグレイニングとデグラデーションが僕たちを苦しめると思う。長いレースになるだろう。信頼性の他にキーファクターとなるのはタイヤマネジメントだ。いつも通り、ライバルたちの前でフィニッシュして、コンストラクター選手権でポイントを獲得するために全力を尽くす」

    9位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「予選までは問題なかったけど、突然ペースを失った。Q1はかなり早い段階でコースに入った。路面がちょっとした汚れていたので、もっと良くなると思っていたけど、そこからはペースを見い出せなかった。自分のQ2ラップでQ3に進めたのは驚きだった。Q3では良くなったけれど、コンマ1秒くらいしか速くならなかった。そこがちょっとフラストレーションを感じている。僕たちは9番手より上でフィニッシュできたはずだ。プラクティスでのペースからトップ5入りを期待していたけど、レースではクルマが良くなることを願っている」

    10位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「今週末はマシンの感触が良いし、基本的には大きな問題もなく、フロントエンドにもかなり満足できていた。今日はスピードが不足していたし、今週末では一番速いラップタイムだったけど、上位のグリッドに着くには十分ではなかった。もちろん、10番手にはちょっとカッガリしている。昨日はレースシミュレーションを完了できていないので、他の多くのチームと同じようにちょっとわからない部分がある。でも、重要なのはやっとクルマに乗っていて快適に感じていることだ。進歩を遂げられているということだね」

    関連:F1ブラジルGP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション

  • F1 ブラジルGP 決勝:ドライバーコメント

    F1 ブラジルGP 決勝:ドライバーコメント

    FORMULA 1 GRANDE PREMIO PETROBRAS DO BRASIL 2013

    1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「今日の僕たちの記録を比較したくはない。アスカリがドライブしていた頃とは時代が違うのでフェアではないと思う。今よりよくクルマが壊れていたし、チームも一貫性がなかった。今日の記録とは違ったタイプのものだ。チーム内の全員が自分たちの仕事を愛しているし、全力を注いでいる。そこには素晴らしいスピリットがあるし、1年が終わってしまうのが寂しいけど、仕方のないことだ。全員がバッテリーを充電するために休むことを楽しみにしているし、来年を楽しみにしている。今日はスタートがあまり良くなかったけど、ロズベルグを抜き返すことができた。何が起きるのかわからないレースだった。2回目のピットストップはギリギリに呼ばれて、タイヤを待たなければならなかった。残りの周回でなんとかリカバーできた。今日はもちろんマークのラストレースだった。僕たちの関係は最高ではなかったけど、プロフェッショナルなレベルではお互いを常にリスペクトしていたし、トラック外のことはどうであれ、トラック上では関係なくいつでもお互いにハードにプッシュしていた。マークからは本当に多くのことを学んだ。彼の印象的なスキルによって、僕はより良いドライバーになることを学んだ。彼のことはグリッド上でベストなドライバーの一人だと思っている」

    2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「ファイナルラップでヘルメットを脱いだのは最高だった。このスポーツではなかなか個人の流儀を与えることはできない。僕たちはいつもヘルメットをかぶっているから、ファンはF1ドライバーがヘルメットなしでF1マシンをドライブする姿を見ることはできない。ヘルメットを脱いでマーシャルやファンを見渡すのは最高だった。本当にいい経験だった。普段は聞こえないたくさんの音が聞こえてきた。僕にとって今日難しかったのは、実は最後にクルマに乗り込む瞬間だった。正直言ってちょっと感傷的になってしまった。ヘルメットをかぶり、クルマに乗り込む瞬間が一番感傷的になったね。フィニッシュラインを越えて、みんなを見たときは最高だった。クリスチャンから無線で最後のラップを楽しんでこい言われ、そうした。できるだけゆっくり走った。非常に特別な1日だった。セブと僕は何度も困難を経験してきたし、違うチームにいるフェルナンドとの関係の方が楽だった、今日はその2人と一緒に表彰台でフィニッシュした。彼らはこの世代のベストドライバーだ。彼らとはたくさんレースをしてきたし、彼らと一緒にフィニッシュしたことには多くの意味がある。キャリアの最後でも僕がいい走りができることを示せたし、正しいタイミングだということだ。僕はF1というスポーツが大好きだった。このようなキャリアを過ごせるなんて夢にも思わなかったよ。絶好調も、タフな低調も経験した。そういうものも必要だし、逆境から学ぶものだ。最大で最強の記憶はクルマに乗っている時のものだ。僕たちはそういう風に訓練されている。限界で走ることが僕の仕事だったし、僕が楽しんでいたことだ。個人として、このレベルで経験できる最高の思い出だ」

    3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「この長いシーズンを締めくくるのに表彰台は最高の結果だし、2台のレッドブルの後ろでフィニッシュすることはほぼ勝利のような気分だ。今日は自分たちにできる最大限を尽くせたと思う。結局、待ち望んでいた雨が降らなかったのは本当に残念だ。ウェットであれば、もっとコンペティティブだっただろうからね。スタートではあまりうまく発進できなくて、アウト側もイン側も塞がれてしまった。それでも、ハミルトンとロズベルグに追い付いてからはプッシュできるようになったし、僕のレースは攻めるのみだった。僕たちの目標は常に勝つことなので、この結果は完全に満足できるものではないけれど、シーズンをポジティブに見ることができると思う。優勝もしたし、表彰台も獲得した。それにドライバーズ選手権も2位でフィニッシュした。この結果は誇りに思っていいと思う。僕もフェリペもね。彼は素晴らしいチームメイトだったし、もちろん彼とはパドックでまた会えるけど、きっと僕たちの関係を恋しく思うだろう。彼の今後の活躍を祈っている」

    4位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
    「チェコ、僕自身、そしてボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームにとって素晴らしい一日だった。4位でフィニッシュできたことを嬉しく思っている。僕がここで狙っていたほぼ表彰台のポジションだった。僕たちは今日の結果を本当に必要としていた。2013年シーズンは簡単なシーズンではなかった。サーキットの僕たち全員にとってタフだったけど、パーツを作るために全力で作業してくれたファクトリーのスタッフにとってはさらにタフだったかもしれない。彼らは本当に情熱的に献身的な人々の集まりだ。今日の結果は彼らを“胴上げ”に値すると思う。チェコのためにも嬉しく思う。彼は来年僕たちと一緒にはいないけど、今日は素晴らしいレースを戦った。よくやったよ、相棒。ボーダフォンにも心から“ありがとう”と言いたい。ボーダフォンは、本当に素晴らしいタイトルパートナーだったし、トラック内外でも一緒に多くの楽しみがあった」

    5位 ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
    「今日はチームにとって素晴らしい一日だし、コンストラクターズ選手権2位で終われたことは僕たちにとって大きな前進だ。僕たちの成功を可能にしてくれた全員に感謝したいし、このトラックとファクトリーのみんなをお祝いしたい。今日は面白いレースだった。完璧なスタートだったけど、最初のスティントでリアタイヤにかなり苦み、順位を失ってしまった。ピットでジェンソンをクリアできたけど、保守的にフェラーリとのバトルに集中したのは良かったと思う。目標を達成できたことをとても嬉しく思っているし、これからは全員が休暇と2014年の新しいチャレンジを楽しみにできる」

    6位 セルジオ・ペレス (マクラーレン)
    「今日は昨日とは対照的だった。ギアボックス交換のペナルティで5グリッドを失ったのは不運だったけど、とても力強いリカバリーができたと思う。レースの最後は、もっとポジションを上げられるように激しい雨を祈っていた。でも、残念ながら、終了間際のラップで燃料をセーブしなければならず、ニコ(ロズベルグ)に本気でアタックすることができなかった。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのみんなから多くのことを学んだ。これまでレースをした最高のチームだ。彼らの今後の活躍を心から祈っている」

    7位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「レースは完璧な形で始まった。最高のスタートだったし、強力なペースがあったので、すぐに何台かをうまく追い抜けたし、白線を横切ったことに対してペナルティが下されるまで本当に素晴らしいレースをしていた。ドライブスルーペナルティがふさわしかったとは思っていないし、かなりアンフェアだと思っている。今日は4位あるいは3位でフィニッシュできたかもしれないのでとてもがっかりしている。もし僕がフェルナンドの後ろまで追いついていたら、きっと彼は僕を先に行かせてくれたと確信している。でも、僕にとってもチームにとっても特別な週末を今回のインシデントで台無しにしたくない。彼らの目には僕がワールドチャンピオンとして写っている。彼らのこともフェラーリで過ごした時間も絶対に忘れない。僕にこのチャンスを与えてくれ、常に最大限のサポートを与えてくれた全員に感謝したい。モンテゼモーロ会長やステファノ・ドメニカリ、トラックと拠点で働くすべてのメカニックとエンジニア、そして長年にわたって一緒に喜び、難しい時期は共に苦しんでくれた全てのフェラーリファンに感謝している。ありがとう!」

    8位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー)
    「楽しいレースだった。良いスタートが切れたし、最初の数周で素晴らしいバトルができた。その後のレースの大半は自分自身との戦いだった。今日の問題はアンダーステアがあまりに多すぎたことだ。それによってフロントタイヤがかなり早くに駄目になってしまったし、タイムが犠牲になった。でも、8位フィニッシュは堅実な結果だし、ドライバーズ選手権で10位になれた。これまで達成したことのない結果だ。良い気分だね」

    9位 ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「まずはコンストラクターズ選手権2位を達成したチームにおめでとうと言いたい。この結果は全員にとって本当に大きな意味があるし、今年、その一員でいられたことがとても嬉しく思う。僕としては、今日はタフなレースだった。バルテリとのことは何が起きたのか正確には分からないし、リプレイを見てみなければならない。僕は左に動き、彼がアウトブレーキしてきたからぶつかったように思うけど、一瞬の出来事だった。僕が間違ったことをしたという判断が下された。その時点まで4番手で良いレースをしていたし、フェルナンドに近づいていたので、表彰台も可能だったかもしれない。自分のレースにはがっかりしているけど、もちろんチームのためには喜んでいる。彼らは今年信じられない仕事をしてきたし、この結果は本当にふさわしいと思う。何年にも渡るハードワークのご褒美だし、僕の気持ちはトラックにいるみんな、そしてブラックリーとブリックスワースのファクトリーにいるみんなとともにある」

    10位 ダニエル・リカルド (トロ・ロッソ)
    「時折雨が降ってきて、とても難しいコンディションだった。実際、コックピットから雨がどれくらい降っているかを判断するのはかなり難しい。バイザーに数滴見えて、前のドライバーを見て、彼がいなくなっていなければ、ドライだと考えるものだ。僕たちはスタートからあまり速くなかったし、右フロントのコールドグレイニングに苦しんでいた。レース中にバランスをとりなおそうとしたけど、純粋なペースに苦労していた。なので、1ポイントを獲得できたことにはかなり満足している」

    関連:F1ブラジルGP 結果:セバスチャン・ベッテルが前人未到の9連勝

  • F1ブラジルGP 結果:セバスチャン・ベッテルが前人未到の9連勝

    F1ブラジルGP 結果:セバスチャン・ベッテルが前人未到の9連勝

    2013年 最終戦 F1ブラジルGPの決勝レースが、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われた。

    V8エンジン時代最後のレースともなった最終戦F1ブラジルGP。ドライでレースはスタートしたが、途中、小雨が降り続くコンディション。レース終盤にもやや雨足が強くなるなど、難しいコンディションでのレースとなった。

    レースは、ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルが優勝。スタートでポジションをひとつ落としたベッテルだったが、すぐに取り戻し、そこからは後続を引き離すいつもの展開。シーズン16勝目、9連勝を達成した。

    2位には今シーズン限りでF1を引退するマーク・ウェバーが続き、レッドブルが1-2フィニッシュを達成。3位にはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が続いた。

    コンストラクターズでは、メルセデスがフェラーリを抑えて2位を獲得した。

    F1 ブラジルGP 結果

    順位 No. ドライバー チーム
    1 1 セバスチャン・ベッテル レッドブル
    2 2 マーク・ウェバー レッドブル
    3 3 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
    4 5 ジェンソン・バトン マクラーレン
    5 9 ニコ・ロズベルグ メルセデスAMG
    6 6 セルジオ・ペレス マクラーレン
    7 4 フェリペ・マッサ フェラーリ
    8 11 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー
    9 10 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG
    10 19 ダニエル・リカルド トロ・ロッソ
    11 14 ポール・ディ・レスタ フォース・インディア
    12 12 エステバン・グティエレス ザウバー
    13 15 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    14 7 ヘイキ・コバライネン ロータス
    15 18 ジャン・エリック・ベルニュ トロ・ロッソ
    16 16 パストール・マルドナド ウィリアムズ
    17 22 ジュール・ビアンキ マルシャ
    18 21 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ケータハム
    19 23 マックス・チルトン マルシャ
      20 シャルル・ピック ケータハム
      17 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ
      8 ロマン・グロージャン ロータス

    ファステスト:1分15秒436 / マーク・ウェバー(レッドブル)

  • F1 ブラジルGP 決勝:ドライバーコメント

    F1 ブラジルGP 決勝:ドライバーコメント

    FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO PETROBRAS DO BRASIL 2012

    1位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
    「クレイジーなレースだったね! コンディションは常に多くのアクションを誘発していた。必要なタイヤ温度を生みさせているクルマもいれば、それができないクルマもいた。レースの大部分でタイヤがコンディションに適切だという感じがしなかったけど、他のタイヤを履いているクルマと比較してもラップタイムは問題なさそうだった。エンジニアのデイブと何がうまく働いて、何が駄目かを理解するために無線でずっと話していた。特に最初の10周でのルイスとのレースはとても楽しかった。本当に良い、クリーンな戦いだった。セーフティカーは僕たちにとって難しかった。築き上げてきた40秒のバッファを失ってしまったからね。でも、そのあと雨が本当に降ったし、レースはインターに履き替えるベストなタイミングを選ぶことが重要になった。そこから挑戦は変わり、最後までクルマを労わることが重要になった。特にポールが事故を起こした場所には多くの水が溜まっていた。僕も前のラップで大きくスナップしていたし、かなり怖い瞬間だった」

    2位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「今シーズンは10点満点だよ! 僕たちは、今日タイトルを失ったわけではない。それはスパや鈴鹿で起こっていた。最も多くのポイントを獲得してシーズンを終えることはできなかったかもしれないけど、僕たちは、全員のリスペクト、ファン、仲間の意思統一といったそれ以外の多くのこと獲得した。今年で一番だった。自分の成し遂げた仕事を誇りに思っている。それは4位でフィニッシュした去年も、再び最後まで戦った今回も同じだ。今日はアブダビとは非常に異なっていた。アブダビではチャンスを逃したことへのフラストレーションがあったけど、ここでは最大限のレースができた。幸せを感じている。今日も僕たちは非の打ちどころのない仕事をした。4列目からスタートして表彰台でフィニッシュできたし、また小さな日曜日の奇跡を生んだ。チームは絶えずベッテルについてアップデートを伝え続けてくれたし、終盤は僕たちの目標に到達できるようなことが彼やバトンに起こることを願っていた。そうはならなかったし、僕たちはレーストラックでの結果を受け入れなければならない。繰り返すけど、僕は満足しているし、誇りに思っている」

    3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「ホームレースで表彰台に跳び上がることは僕にとってとても感情的なことだった。今シーズンがいかに難しかったを思い出して赤ん坊のように泣いてしまった。最初は壊滅的だったけど、後半は非常にコンペティティブだった。今日のレースは非常に接戦で難しかったし、かなり多くことが起こった。コンディションが素早く変化するなかでどれが適切なタイヤかを理解するのは簡単何ことではなかった。スタートで雨が降り始めたとき、僕たちはトラックにステイアウトすることを選んだけど、あまりに長くステイアウトし過ぎた。そのあと自分が11番手に下がっているのに気づいたけど、そのあと非常に速く走れるようになって、多くのドライバーをオーバーテイクできた。ことによったら、今日は優勝さえも手の届く範囲にあったかもしれない… チームは常にトラック上の状況やチャンピオンシップ争いために何をするのが有益かを伝え続けてくれていた。チーム、そしてファンのために正しいことをしたと思う」

    4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「期待した通りのレースだったけれども、ご覧の通り、今日は誰にとってもすごくトリッキーなコンディションだった。僕は特にペースが良かったわけでもないし、僕もセブもスリックタイヤだったので、再スタートもレースのスタートも不利だったんだ。僕はイン側をかなり強くぶつけられた。ザウバーの一台だと思う。そこからレースを戦わなければならなかった。今日は精一杯の戦いができたと思うし、インターミディエイトへのタイヤ交換のタイミングも良かったと思う。セバスチャンは本当に良く頑張った」

    5位 ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
    「とっても楽しかった。非常に面白いレースだったし、常にいろんなことが起こっていた! 今日は表彰台でフィニッシュできる素晴らしいチャンスがあったけど、滑り落ちてしまった。残念だ。序盤のラップは、非常に濡れたコンディションでクルマをトラック上に留めておくのが難しかったけど、インターミディエイトには十分にウェットではなかったし、スリックを貫いた。正しい決断だったし、そのうち僕はレースをリードしていた。快適に感じていたけど、最終的に小さなミスをしてしまい、ルイスに抜かれてしまった。なんとか彼についていけたし、接触したときはリードを取り戻すために戦っていた。何が起こったのか言うには難しいけど、ターン1に入って、ちょっとリアのコントロールを失ってしまった。曲がろうとしていて、突然、接触があった。素晴らしいバトルをしていたので、僕たち2人にとって残念に思う。僕はなんとか続けることができたけど、多くのタイムを失ってしまった。それでも5位はシーズンを終えるには素晴らしい結果だし、今週末チームは素晴らしい仕事をしたと思う」

    6位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「今、僕の頭の中がどうなっているかは想像もつかないと思う。アドレナリンで一杯だよ。最高のレースだった。今日は、ありとあらゆる障害が発生したレースだった。ターン4では理由も無くスピンしてクルマの方向が逆になってしまったので、それを直さなければならなかった。誰も僕にぶつからないで良かったよ。クルマを破損してしまったせいで、路面が乾き始めてからもストレートのスピードが落ちていたのだけれども、運良くまた雨が降り始めたんだ。今週末は、雨が降ったら僕たちにとっては難しくなると誰もが言っていた。皆がそう決めつけていたみたいだけれども、僕たちは雨が苦手じゃないということを証明することができた。本当にハッピーだよ。今シーズン一番重要だったのは、僕たちが自分を見失わずにプッシュし続けることができたことだ。自分達が知っているやり方で、自分達なりの努力を続けてきたことが、この違いを生んだんだ。駆け引きをしようとする人たちもいたけれども、僕たちはそれに気を取られることなく、自分達のやり方を貫いて来ることができた。信じられないような結果だ。3度目のタイトル獲得を、僕のヒーローであるアイルトン・セナの故郷ブラジルで果たすことができた。この気持ちをどうやって言葉にしたらいいか分からない」

    7位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)
    「なんてエキサイティングで波乱に富んだグランプリだ! 不思議なことに、最後のF1レースはいきなりパンクで始まって順位を落とした。でも、絶対に諦めないのが常に僕の哲学だった。常にチャンスはあるものだし、進み続けて、それがやってきたときに捕まえなければならない。今、7位で僕のF1キャリアを終えたことは不思議な偶然の一致だ。それは308戦前のスパ・フランコルシャンの初めての予選結果だ。それに今日はナンバー7のクルマを運転していたし、僕のキャビネットには7つのワールドチャンピオントロフィがある。このような難しいコンディションではあったけど、僕の最後のF1レースはとっても楽しかったし、チーム、そして長年にわたって応援してくれた僕のファン全員に改めて感謝の気持ちを表したい。一緒に過ごした時間は本当に楽しかった」

    8位 ジャン・エリック・ベルニュ (トロ・ロッソ)
    「8位でフィニッシュできて嬉しいけど、自分自身にはそれほど満足してはない。ドライタイヤで長い間ステイアウトするという決断をしたけど、正しい決断ではなかったし、ラップを犠牲にしてしまったからね。コックピットから一番わかっていたけど、チームは僕にレースをするチャンスを与えてくれたし、今日から多くの貴重な教訓を学ぶことができた。でも、雨が去ってくれていたら、素晴らしい決断だったのにね! セーフティカー後のリスタートで、グロックに対して遅れをとっていたけど、追いついたので、前で激しくブレーキングをして彼にぶつかってしまった。すでに彼には謝罪している。濡れたコンディションでのスリックタイヤでのペースはとても良かったし、シーズン最終戦をポイントで終えられて嬉しいよ」

    9位 小林可夢偉 (ザウバー)
    「いいスタートをして、混乱にも巻き込まれませんでした。レース序盤はよかったです。その後小雨が降り出して、すごく難しいコンディションになってきた時にマーク・ウエーバーと接触があって、8周目にインターミディエイトに履き変えたときにノーズを交換しました。18周目にドライのハードタイヤに履き変えました。理由は分からないですがちょっと長いストップでしたが、ふたたび6番手に戻りました。正直なところ最後のピットストップは1周遅かったと思います。路面状況はインターミディエイトでしたが、ただその時の天気予報は回復傾向だったので、ステイアウトした翌周にピットインしましたが、今度は左フロントタイヤの交換に時間がかかってしまいました。レース終盤、僕のペースはミハエルよりも速かったので、追い抜きを試みましたが、イン側のラインが走行ラインよりもかなり濡れていて、リヤが滑ってしまいました。全体的にはいいレースだったと思います。自分のレースができたしコース上で戦うことができました。僕がこのチームと一緒に戦う最後のレースでポイントを獲得できたことは嬉しく思います」

    10位 キミ・ライコネン (ロータス)
    「忙しいレースだったし、常に望んでいたペースはなかった。多くのことがあった。汚れて曇ったバイザーで良く見えず、52周目の最終コーナーでコースオフしてしまった。コースオフした場所は、サポートレースのピットレーンを通ればコースに戻れるけど、ゲートを通り抜けなければならない。2001年に同じことをしていたのでそれがわかっていたし、その年はゲートは開いていた。今年は誰かがそれを閉めた。来年は開いていることを確認するつもりだ」

  • F1 ブラジルGP 予選:ドライバーコメント

    F1 ブラジルGP 予選:ドライバーコメント

    FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO PETROBRAS DO BRASIL 2012

    1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「ポールだ! なんて素晴らしい気分だろう! ここまでファンタスティックな週末だった。明日の天候がどうなるかはまだはっきりとはわからないけど、ジェンソンと僕の二人で勝利のためにプッシュできることを願っている。いつもインテルラゴスでは4版グリッドからスタートしていたし、必ずしも多くの成功を与えてはくれなかった。実際、予選前にマーティン(ウィットマーシュ)と今回は4番手からスタートしたくはないと話していた。全体的に、ポールを獲れたことを非常に誇りに思っているし、満足している。ジェンソンと僕は、明日最高のスタート位置にいる。でも、ウェットになった場合は、常に先頭のクルマが最初にアクアプレーンや水溜りに当たるので、二人ともが良いスタートができたとしても、慎重でいる必要がある。でも、スタートで後退したくもない。水しぶきのなかは非常に見えにくからね。僕たちはしばらく(2010年のカナダ)レースで1-2をしていないので、明日それができれば、チームにとって本当にポジティブだろうね。実際、それはパーフェクトなお別れになるだろう

    2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
    「僕たち二人がフロントローに並ぶのは素晴らしいことだ。特にルイスのボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームでの最後のグランプリだしね。僕たちのクルマは本当にうまく機能している。ポールから0.05秒しか離れていないし、僕たち二人とも非常に良いラップができたと思う。なので、そうだね。予選には満足している。フロントローからは常に穏やかできちんとしたレースになることを望むものだ。でも、明日は雨になりそうなので、状況は予測しずらくなるかもしれない。今回のレースは僕たちにとって重要だ。もちろん、僕たちはワールドチャンピオン争いの外にいるけど、今週末と先週末のパフォーマンスは、来年のために非常に励みになってるし、明日のレース直後からそれが僕たちの焦点になっていく」

    3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「最大限を引き出すことはできたけど、フロントローではないのは期待外れだった。ラップは十分だと思ったけど、コンマ1秒遅れていた。ここの予選はいつもタイトだ。シーズン最終戦でポールを獲れれば良かったけど、マクラレーンは見事だった。明日、天候がどうなるか、レースラップの全てがインテーイディエイトかウェットタイヤになるかはわからないし、スリックのプランもいくつか用意しておく必要がある。ここは天候がどうなるか決してわからない」

    4位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「Q2は良かったけど、Q3の1周目のターン4でミスをしてしまった。Q3の2周目の方が満足だったけど、十分に速くなかった。もう少しやれたはずなので、戻ってデータを見て、どこを改善できるか確認したい。調子はいいし、週末ずっと速さがあったので、レースで何ができるか様子をみてみたい。ベストを尽くすつもりだ」

    5位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「良い予選だった。Q3では完璧なラップができたし、持っているものをほぼ出し切れた。マクラーレンとレッドブルは僕たちより速いけど、自分のクルマのバランスには満足している。今はレースに集中していなければならない。決して簡単ではない。雨が予想されているし、何が起こるかわからない。そのようなコンディションでは、フィニッシュするだけでも業績だ。自分のポジションに驚いているか? 僕が31歳で運転を学んだと思う人もいるかもしれないね。でも、冗談はさておき、これはシーズン中盤からクルマに対する不安がなくなり、ハードにプッシュするために自信を得ることができるようになった結果だと思う。今回のレースへのアプローチは非常にシンプルだ。母国の観客とフェラーリのために全力を尽くす。僕たちには素晴らしいクルマがある。予選では最速ではないかもしれないけど、レースでは競争力がある」

    ※6位 パストール・マルドナド (ウィリアムズ)
    「今日の予選結果には満足している。Q1は、最後ちょっとギリギリだったけど、クルマの感覚は良かった。とても一貫性と速さがあったので、トップ10内で激しくプッシュすることができた。僕たちは過去数レースの状態を維持しているし、今回のレースはチームにとって状況は良さそうだ」

    7位 ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
    「面白い予選時間だったし、実際、セッション直前に雨が降った2010年のことを思い出した。路面はかなり素早く乾いていったし、クルマの感覚も良かった。プラクティスと予選の間でそれを改善することができたのは確かだ。なので、7番手はそれほど悪くはないし、ほぼ予想どおりかもしれない。明日に向けて良い状態にあると思う。かなりニュートラルなセットアップにしてあるので、どんな天候にも対処できると思う。いつも体力的にかなりタフなレースになるし、周りには速いクルマがいるけど、僕たちはレースで力強いペースがあるはずだ」

    8位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「一週間の間隔でパフォーマンス面の激変は期待できないので、このポジションには驚いてはいない。良い予選ができたと思うし、過去数レースの内容を考えれば、表彰台のチャンスはまだ損なわれてはいない。それが僕の目標だ。少なくとも通常の状況では優勝を争うチャンスがないことはわかっているからね。それに僕にタイトルの望みがあるなら、順位表で彼を追い抜けるポジションでフィニッシュすることよりも、むしろベッテルのリタイアをあてにした方がより真実味がある。なので、カオスなレースを期待しているし、ウェットは全員にとってよりリスキーではあるけど、雨が重要な要因になるかもしれない。クルマは特に雨用にセットアップしていない。フェリペが僕の前にいることについて? 彼は素晴らしい予選をしたと思うし、それは予想していたことだ。タイトルを争って最後のレースにたどり着けたことはほぼ奇跡だ。通常の状況ではモンツァやシンガポールで自分たちのチャンスにさよならを言っていたと思う。でも、僕たちはここにいるし、まだ勝負している。今日、降参するつもりはない」

    9位 キミ・ライコネン (ロータス)
    「もちろん、僕たちはもっとうまくやれると思っている。でも、トリッキーな週末だった。午前中に数ラップでもすることができていれば、状況はずっと楽だったかもしれないけど、エンジントラブル後にまったく走行できなかったし、昨日と気温が異なったことで、何が最適なセットアップかを知るのが難しかった。全ての問題を考えれば、Q3に進めて良かったと思う。さらに悪い可能性はあったけど、今日をうまく生かすことができたと思う」

    10位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
    「今日、予選でQ3に進んでトップ10に入れたことは、僕たちにとってまずまずの偉業だ。僕たちのクルマのセットアップは、明日予想されるレースコンディションに少し寄せているので、そうなれば良い状態にいるはずだ。予選後には何も変えられないので、うまく準備ができていて、明日ポイントを獲得するチャンスがあることを願っている」

    関連:
    ※パストール・マルドナド、10グリッド降格ペナルティ (F1ブラジルGP)
    ・F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • ピレリ:F1ブラジルGPプレビュー

    ピレリ:F1ブラジルGPプレビュー

    ピレリが、F1ブラジルGPが開催されるインテルラゴス・サーキットをタイヤメーカーの観点から解説した。

    インテルラゴス・サーキットで、ピレリは2つの新型コンパウンドをデビューさせる。2回の金曜フリー走行で、ピレリは各ドライバーに試験型ハード・タイヤを2セットずつ追加供給。これは今年ルーカス・ディ・グラッシとピレリのトヨタTF109によって、ヘレスとバルセロナでテストされてきたもので、現行のハードよりも格段に柔らかくなっている。

    試験型ソフト・タイヤがテストされたアブダビGP フリー走行と同様、今回のテスト結果もピレリのエンジニアにフィードバックされ、2012年に向けた準備に役立てられる。

    レース本番には、P Zeroイエロー・ソフト・タイヤとP Zeroホワイト・ミディアム・タイヤが選択されている。しかし、このソフト・タイヤは新型のコンパウンドで、先週のアブダビでの若手ドライバー・テストとニュルブルクリンク金曜フリー走行でテストされたもの。

    インテルラゴスは情熱的なファンで知られ、サーキットは全体的にアップダウンがある反時計回りのレイアウトとなっている。ドライバーとタイヤにとって1つの鍵となるのは、ター10から始まる連続コーナーの最終セクター。実質的に1本の非常に長い左コーナーのような形となっており、タイヤとドライバーの首に大きな負荷がかる。

    この時期のブラジルでは、にわか雨が頻繁に発生し、レースの展開を左右することにもなりかねない。いつもと同様、ピレリは、P Zeroオレンジ・レイン・タイヤとP Zeroブルー・インターミディエイト・タイヤを持ち込む。各ドライバーは、5セットのインターミディエイト(金曜に雨が降らなかった場合は4セット)、3セットのレイン・タイヤを使用することがレギュレーションで許されている。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「2012年シーズンに向けた準備は順調に進んでいます。ブラジルで我々が試す新型のハードとソフトの両タイヤについて、ドライバーたちの感想を聞くのが非常に楽しみです。ソフト・タイヤに関しては、すでに若手ドライバー・テストで大量のデータを収集していますが、それを本番のレースと比較するのも非常有益なものとなるでしょう。しかしながら、タイヤの名前に気を取らすぎないこも重要です。今進めているテストが順調に進めば、我々が今“ソフト”と呼んでいるタイヤは、来年はミディアムとなります。基本的に、来年のタイヤ関して、我々は概して今年よりもコンサバティブではなくなります。今シーズン後半に入り各チームが我々のタイヤへの理解を深めた結果、我々はある程度アグレッシブなタイヤ選択が可能になりました。韓国でのスーパーソフトとソフトの採用がその好例です。ブラジルでシーズン閉幕を迎えることを嬉しく思っています。素晴らしい雰囲気を有した伝統的なサーキットであるだけでなく、ブラジルはピレリにとって鍵となる市場でもありますから」

  • F1ブラジルGP 決勝 (ドライバーコメント)

    F1ブラジルGP 決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 GRANDE PREMIO PETROBRAS DO BRASIL 2010

    1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「僕たちは2010年コンストラクターズチャンピオンだ! こことミルトン・キーンズにいる全員の業績だ。僕たちはひとつのチームだし、彼らは今日達成したことをとても誇らしく思うだろう。今年これまでこのマシンをドライブするのは楽しかった。山あり谷ありで辛いときもあったし、正しいときもそうではないときもあったけど、僕たちはいつもマシンをさらに速くするためにギリギリまで頑張っている。ほんのわずかのエクストラにしかならなくても、常にアップデートを進めている。このチームでは全員が重要だ。彼らを誇りに思うし、今日は自分のことも誇りに思う。明快なレースができたし、問題もなく、レースをコントロールすることができた。次のレースまでの数日間は忙しいけど、ミルトン・キーンズとここブラジルでは、今夜祝杯を挙げることになるだろうね」

    2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「今日はチームにとってセンセーショナルな一日だ。ミルトン・キーンズ、レッドブル、サプライヤー、リストは延々と続く。僕たちはコンストラクターズに勝ったし、韓国ではタフな週末だったけど、1-2フィニッシュでそれを成し遂げた。このために多くの人々が懸命に作業をしてきた。エイドリアン・ニューウェイ、クリスチャン・ホーナー、ピーター・プロドロモウ、ロブ・マーシャル、レースショップのみんな、レーススタッフ…名前を挙げたらキリがない。それぞれが自分のことだとわかっているはずだし、これは彼ら全員の手柄だ。僕たちは今年、車高システム、フレキシブルウィングなどあらゆることで攻撃された。最終的に僕たちが優勝し、偉業を成し遂げた。ドライバーズ・チャンピオンシップでは、今日はフェルナンドに数ポイント差を詰めたので、アブダビではまだ可能性がある。チームの哲学は、レースをすることだし、僕たちはそのために仕事をする。セブは今日、優勝に相応しかった。接戦だった。僕たちはふたりともアブダビでフェルナンドより前でフィニッシュする必要がある。どうなるか楽しみだよ」

    3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「総合的に考えると、今回の結果には満足している。直近のライバルに対して3ポイント失っただけだし、昨日の予選を考えればうまくいった。もし、午前中にこのような結果になると教えられていたら、喜んでサインしていただろうね! コンストラクターズタイトルを獲得したレッドブルとルノーにおめでとうと言いたい。2〜3年でトップに到達することは偉業だ。1コーナーは非常に慎重にいった。全員がとてもアグレッシブだったし、誰かに接触するリスクを冒したくなかった。そのあと、ベッテルとウェバーにすぐに引き離されてしまった。ヒュルケンベルグを追い抜くのに何数かかかってしまったけど、ハミルトンを追い越すのも決して簡単ではなかった。金曜日にわかっていたようにレースペースは良かったセーフティカーが出動したとき、攻撃するチャンスかもしれないと思ったけど、僕とマークの間にはあまりにたくさのバックマーカーがいて、彼らを追い抜くのに時間がかかり過ぎてしまった。その時点でクルマは本当に競争力があったので残念だ。これから僕たちはアブダビに向かう。何をしなければならないかはわかっているし、タイトルは僕たち次第だ」

    4位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「今日は全てのラップで全力でプッシュしたけど、タフなレースだった。実際この位置でフィニッシュできたのは少しラッキーだったと思う。クルマの感覚はプラクティスとは違っていた。直線でバックマーカーをオーバーテイクするのさえ苦しかった。スタートでもフェルナンド(アロンソ)が僕を抜いていったね。Fダクトが完全に働いていないように感じた。まだドライバーズチャンピオンの望みはあるけど、24ポイント差なので、もう失うものはなにもない。アブダビでは僕に必要な優勝を勝ち取るために全力を尽くすし、他のドライバーがトラブルに見舞われるのを願うしかないね。いつものように僕たちは諦めないし、プッシュし続けるつもりだ。シーズンの最後のレースでどんなことも起こり得ることを僕たちは何度も見てきた。奇跡が必要だけど、奇跡が起こる可能性だってあるよ!」

    5位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
    「今日は素晴らしいレースができたし、楽しいバトルがたくさんあった。レースにむけてやっとクルマをまとめられたし、レースペースはかなり良かった。いくつか素晴らしい追い抜きができたし、チームは戦略面で完璧な判断をした。スタートした場所を考えると、これ以上の結果は難しかったと思うので、5位で終えられていい気分だ。ルイスにはまだドライバーズワールドチャンピンを獲得する可能性がある。でも、トップの3人のドライバーに不都合が起きなければならないので、彼にとっては難しいだろう。僕はもう外れてしまったので、今回のレースと同じように最後のレースに扱うつもりだ。楽しむつもりだよ。去年はブラジルでドライバーズワールドチャンピオンに勝ったし、今年はここで失った。でも、全体的にかなり良いシーズンだったよ。学習の一年だったし、来年にむけて良いプラクティスになった。2011年シーズンはこれを基にできると確信している。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは本当に強いチームだ。実際、僕たちより強いチームがいるとは思っていない」

    6位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
    「いいスタートが切れた。前にいたミハエルがピットに入ると、前方がクリアになったのでポジションを上げることができた。チームの巧みなピット戦略のおかげだ。その後、セーフティカーが導入されたタイミングでタイヤ交換ができたのも素晴らしかった。ただし、ジェンソン(バトン:マクラーレン)も同じタイミングでピットに入っていた。さらに周回遅れが数珠つなぎになっていて、それ以上、順位を上げることができなかった。僕がニュータイヤを履いた後、ミハエルが譲ってくれたのも良かった」

    7位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
    「スタートで2台をパスできたのは良かったが、ロバート(クビカ:ルノー)とやり合っている時にコースアウトしてグラスエリアに入ってしまい、順位を落とした。その後はいいペースで走行できた。結果論にすぎないが、私のピットストップはちょっとタイミングが早かったようだ。そのせいで、エイドリアン(スーティル:フォースインディア)に前を塞がれてしまった。終盤、ニコがフレッシュタイヤでピットアウトしてきた。ジェンソンとバトルをするなら、自分よりも彼の方がチャンスがあると判断して、先行させたんだ。最終戦アブダビでも力強いレースができるよう期待している」

    8位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
    「今日は全力を尽くしたので結果には満足している。もうなにも残っていないくらいだよ! クルマにかなり苦労していたし、実際運転するのは簡単ではなかったけど、ずっとクビサを抑えることができた。チームは素晴らしいピットストップをしてくれたし、正しい戦略を選択してくれた。ただ、もう少しマシンのペースが必要だった。ポールからスタートしたけど、レースでは5位と10位の間でフィニッシュすると予想していたので8位は上出来だし、僕たちは今コンストラクターズチャンピオンシップで6位にいる」

    9位 ロバート・クビサ (ルノー)
    「タフなレースだった。全てのラップをトラフィックのなかで過ごしたけど、ヒュルケンベルグを追い抜くにはパフォーマンス面で十分なアドバンテージがなかった。低速コーナーで多くのタイムを失っていたし、メインストレートでずっとレブリミッターに当たっていたのでトップスピードのアドバンテージを利用することができず、彼を攻撃することができなかった。他のレースの重要な部分は、ピットストップ直後にやってきた。ヒュルケンベルグと僕は何周にもわたって僕のチームメイトの後ろを走り、新品タイヤを最大限に活用することができなかった。それでシューマッハにポジションを明け渡してしまった」

    10位 小林可夢偉 (ザウバー)
    「僕のリザルトは素晴らしいとは言えませんが、今日の1ポイントは、まあよかったと言えるでしょう。スタートは問題なかったですが、硬いコンパウンドで走る長い第1スティントの序盤はグリップがなく、ポジションを落としてしまいました。このプライムタイヤで走り続けるにつれてオーバーステアが強くなってしまった。フレッシュタイヤに履き替えてからはトロロッソの2台を抜くことができましたが、今回はオーバーテイクは簡単ではなかったです。1コーナーで抜くためにはいい直線スピードが必要ですが、それが充分ではありませんでした」
    関連:
    ・F1ブラジルGP:優勝はセバスチャン・ベッテル
    ・2010年 F1ポイントランキング

  • F1ブラジルGP 予選 (ドライバーコメント)

    F1ブラジルGP 予選 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 GRANDE PREMIO PETROBRAS DO BRASIL 2010

    1位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
    「今日はポールを獲れるなんて思っていなかったけど、チームはあのような状況で本当にうまく働くクルマを与えてくれたし、綺麗にラップを繋げることができた。エンジニアが無線で僕がポールだと教えてくれたけど、まったく信じられなかったよ。本当に最高の気分だった。レースに関して、僕たちは現実的なままでいなければならない。僕の後ろにはチャンピオンシップを争っているドライバーがいるのはわかっているけど、僕隊はポジションを争っているし、良い結果を出すためにあらゆる手を尽くすつもりだ。今日、本当に素晴らしいクルマを与えてくれたAT&Tに感謝している。とても嬉しいし、チームと一緒にこの瞬間を楽しみたいね!」

    2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「トリッキーなセッションだった。Q3でインターミディエイトでの1回目の走行のあとの判断は難しかった。サーキットはドライに見えたけど、最終コーナーはとてもトリッキーだった。最終的に、全員がドライタイヤでいくことに決めたと思うけどね。トラックはどんどん良くなっていたけど、それでも滑りやすかった。最初はコンマ1秒でポールを逃したと思っていたけど、1桁違ったね。ニコは僕たちに1秒も差をつけていたよ! 彼におめでとうと言いたい。あのような状況ではとてもミスしやすいからね。今日はポールを目標にしていたけど、難しい状況でもっと悪い結果になっていた可能性もあるので、2番手からのスタートには満足している」

    3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「楽しかったし、僕たち全員にとってチャレンジングなセッションだったね。あのような状況では間違いや失敗をしやすいので、トップに近いポジションを得られて満足している。Q3ではクリーンなラップを得るのが本当に難しかったけど、全力を尽くした。僕とセバスチャンはかなり接近しているし、2人とも上位にいる。今日はチームのパフォーマンスが良かったし、セブと僕の両方がコンストラクターズのチャンピオンに向けていい基盤を築けたのでポジティブな点は多い。僕たちは明日に向けて良いポジションにいる。ニコ(ヒュルケンベルグ)は、非常にうまくクルマを走らせていた。彼はとても自信を持っていたし、重要なときにクルマの最大限を引き出していた。なので、彼のポールを祝福する。彼は、彼は違うトラックで走っていようだったよ!」

    4位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「前も(2008年)このトラックで4番手からスタートしているし、お気に入りの場所ではないけど、今日はあまり不満を言うことはできない。一方で、最後のラップでは最終コーナーで誰かが僕の前で渋滞していて少し引っかかってしまったのでフラストレーションを感じた。でも、クルマの感覚はそんなに悪くなかった。ウェットで物凄くいいというわけではなかったけど、Q3の終わりのドライの感覚はとても良かった。レースペースはいいと思うし、ストレートスピードも優れている。だから、そうだね、僕たちはいいポジションにいると思うよ。もちろん、僕たちはまだワールドチャンピンを戦っている。上位は全員が接近しているので、4番グリッドからバトルができると確信している。僕たちは(お互いに)戦うことができる。まだ、ニコ(ヒュルケンベルグ)がそこにいるのを見るのはかなりクールだ。彼はうまくやったね! でも、明日の目標は前にいる全員を追い抜くことだ!」

    5位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「5番手だからといって世界が終ったわけではない。今年、2台のレッドブルが前にいて、ハミルトンのマクラーレンが僕たちと3位を争うことは何度もあった。今日はヒュルケンベルグに驚かされた。Q3で唯一、クリーンなラップをしていたね。僕を含めたその他全員は賢くなかった。ドライラインはとても狭かったし、タイヤが10cm外側に出ただけで多くのタイムを失ってしまった。あのような状況では失うものがたくさんあるし、増加できることはほとんどない。予選の最終パート前の間違ったチョイスひとつですでに締め出されていただろう。明日のレースでは、僕たちの長所、特にレースペースを最大限に生かさなければならない。最後までタイヤをマネジメントして良い仕事ができれば、まさることができるだろう。スタートも重要だ。準備を上げにいくけど、ライバルにも注意していなければならない。彼らにとっても重要な瞬間だからね。戦略面を考えると、今週末の一番の目標はできるだけ穏やかな気持ちでアブダビに到着できるようにウェバーに対するリードを広げることだ。それができなければ、ダメージを最小限に抑えるつもりだ」

    6位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)
    「チームのために本当に嬉しく思っている。僕たちにとって素晴らしい午後だった。僕たちはポールポジションを獲得した。ただ僕ではないけどね! でも、ニコには身震いさせられたね。あのような状況ではタイヤの温度を保つ必要がある。でも、前にいるクルマが遅くて温度が下がってしまい、コースオフしてしまった。6番手に満足しているし、レースをスタートするには強いポジションだ」

    7位 ロバート・クビサ (ルノー)
    「とても難しい予選セッションだった。セッション後半では正しいタイヤチョイスができた。でも、スリックでのアタックラップを完了したときにはトラックにクルマを留めておくのに苦しんでいたので、ミスなく走り切れたことには満足している。タイヤに十分な熱を入れるのが難しいかったし、その点で僕たちのドライ向けのダウンフォースレベルは助けにならなかったかもしれない。でも、うまくやれたかもしれないことをセッションの後に確認するのは簡単なことだ。今日は正しい判断をしたし、十分ではなかったけど、明日は良いレースができると期待している」

    8位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
    「今日の状況は僕が望んでいた通りだったので、いくぶん失望している。実際、予選ではもっとよい結果を期待していたけど、思い通りにならなかった。ラップタイムをあれ以上速くすることはできなかったし、問題もなかった。弁解するとすればは、序盤にセバスチャンとマークを先に行かせるためにレーシングラインを外れたときにタイヤが冷えてしまった。今日はうまくいかなかったのは残念だ。素晴らしいラップをしたニコ・ヒュルケンベルグ、おめでとう」

    9位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「今日のコンディションは確かに簡単ではなかったし、トラックは常に変化していた。ウェットではインターミディエイトでそれなりに良いタイムを出せたけど、ソフトのスリックを履いたときトラックはまだ湿っていたし、すぐにグリップ不足を感じてしまい、それが最終的にパフォーマンスに影響した。実際、全てのセッションでタイヤの温度を上げるのに苦労していたし、湿ったトラックが助けにならなかったのは確かだ。ブラジルのファンに良い結果を与えたかったので、トップを争えなかったのは残念だ。ここの素晴らしい観客の前でレースをするのは常に刺激的だ。レースはドライになるはずだし、今日の午後とは非常に異なるコンディションということになる。昨日、フェルナンドはロングランでとても速かったし、僕たちはいくつか順位を上げられると思う。ニコ、初ポールおめでとう。彼が最高に幸せなのは十分にわかるよ」

    10位 ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)
    「昨日は本当に難しい一日だった。メカニックとエンジニアは、問題を解決して、今日のウェットセッションで快適に感じられるクルマを僕に与えてくれるために徹夜で素晴らしい仕事をしてくれた。サーキットは常に変化していたし、終盤になるつれドライになっていたので、本当にトリッキーな予選セッションだった。実際、Q1では脱落しそうだった。セッション序盤には雨を予想していたけど、降らなかった。僕たちはセッション全体を1つのタイヤセットで走ったし、なんとか16番手で終えた。全体的にトップ10に戻れたことにはとても満足しているけど、ドライタイヤではもっとパフォーマンスを引き出せたし、もっと高い順位にいられたかもしれない。いずれによせ、明日は良いレースができると確信している。ポールポジションを獲得するために素晴らしい仕事をしたニコ・ヒュルケンベルグにおめでとうと言いたい」

    12位 小林可夢偉 (ザウバー)
    「第3セッション進出にあと少しでしたが、最後のラップでタイヤが終わっていることを感じてました。タイヤを交換するタイミングに不満はないです。あと1周遅いタイミングで交換していれば、路面の状況としてはよかったかもしれません。ただ、もし黄旗が出たり何かあった時のことを考えると、今回のような安全策は良かったと思います。第1セッションでもっと濡れているときは、クルマにもタイヤにもいいコンディションだと思っていました。第1セッションは同じタイヤで走り続けて5番手につけましたが、意味があるのは第2セッションの結果です。明日はドライコンディションになると予想しているので、僕たちにとってはいいことだと信じてます」

    関連:
    F1ブラジルGP 予選:ニコ・ヒュルケンベルグがポールポジション!

  • F1ブラジルGP 決勝 (ドライバーコメント)

    F1ブラジルGP 決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 GRANDE PREMIO PETROBRAS DO BRASIL 2009

    1位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「うれしいよ!ルーベンス(バリチェロ)とロバート(クビサ)が僕よりも少し短い第1スティントだということは分かっていたが、その時はまだどうなるか分からなかった。最初からロバートには負けないペースだった。そして、ふたりがピットストップしたので、第2スティントはコースがクリアな状態でスタートし、ふたりを引き離せると思った。アウトラップでジェンソンをクリアできたのも良かった。そのスティントの最後までタイヤを持たせることだけを考えていた。ペースも悪くなかったし、ロバートのミドル・スティントがかなり短いことも分かっていたが、第2スティントで彼が僕との距離を縮めて来た時はちょっと焦った。その後はロバートとの距離をコントロールすることができ、終盤は彼がスピードを落としたので、楽な気持ちでフィニッシュへと向かうことができた。再び優勝できて、素晴らしい気分だ。厳しいシーズンが続いていたが、今年はチームとしてはかなりの数の優勝を挙げることができ、今日はコンストラクターズ・チャンピオンシップ2位を確実なものとすることができた。チームとして今年達成できたことを非常に誇りに思っている。また、仕事がしやすい環境でなかったにも関わらず、非常に優れたエンジンを提供してくれたルノーにも感謝したい。素晴らしい戦いを見せ、今日、両方のチャンピオンシップ優勝を決めたジェンソンとブラウンにおめでとうと言いたい。昨夜はワールド・スピードウェイ・チャンピオンシップでジェイソン・クランプが優勝しているし、オーストラリア人にとっては良い週末になった。彼は親しい友人で、難しいコンディションの中での優勝だった。だから、良い週末だ」

    2位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「今日の結果は、昨日ギャンブルをしてローダウンフォースのセットアップでウェットの予選を走行したことがベースとなった。それはQ1ではうまくいったけど、Q3では難しかった。昨日の8位に落ち込んでいた人もいたけど、僕はかなり満足だった。今日のペースは良かったし、一貫性もあった。序盤にかなり簡単にルーベンス・バリチェロとマーク・ウェバーの後ろに着けたのは驚きだった。でも、水温があまりに高くて、15周目くらいでエンジン回転数を減らさなければならなかったし、僕の前の人たちに引っ張られるのを避けなければならかった。最初のピットストップのあとは4台のクルマの後ろで動けなくなってしまって不運だった。その段階でマークはギャップを広げることができた。難しいシーズンで今回は素晴らしい結果だし、来年このチームをグリッドで見られることを本当に願っている」

    3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「こんな展開になるとは思ってもみなかったが、ハッピーだ。今年はグリッド後方からのスタートで、気分的にも去年とは全然違った。残念ながら、僕はタイトル争いに絡めなかった。ジェンソン(バトン)がタイトルを獲って本当に良かった。レース後、本人だけでなく、ブラウンのスタッフやジェンソンの家族にも直接『おめでとう』と言いに行ったんだ。自分のレースについては、グリッドがかなり後ろだったので、まさか表彰台に立てるとは思っていなかった。だが、スタートからフィニッシュまで、ずっと全力でプッシュしていた。いくつか満足のいくオーバーテイクもあったし、チェッカーを受けた時はウィナーのような充実した気分だった。とにかくプッシュして、どのラップも予選アタックのようだったから、精神的にも肉体的にもかなりの負担になった。チームからもそのままのスピードを維持するように指示されていたし、戦略も完璧だった。今回の表彰台は、チームワークの賜物だと思う」

    4位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「今日は僕よりもハッピーな人がブラウンにいると思うが、後方からのスタートで4位完走を果たすことができ、最終的にはとても良いレースになった。他の選手のクラッシュにも助けられたが、今日は4位が精一杯だったと思う。昨日の予選のトラブルが無ければレース優勝も可能だったが、優勝できなかかったので、あまり言うこともない。レースの最中もそれほど大きなプレッシャーはなく、1周1周に集中して走り続けた。ジェンソンが僕のすぐ前か後ろにいることも分かっていたし、チャンピオンシップ・ポイントが獲得できることも分かっていたが、そんなことが考えられるのはレースの最後の数周だ。それまでは、どんなことが起きるか分からないからね。ある時点で僕は雨が降ってくれることを祈っていた。雨の匂いがしたんだけれども、降らなかったね。ジェンソンとブラウンにおめでとうと言いたい。彼らは、今年、素晴らしい仕事をしたと思う」

    5位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)

    6位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「1周目で起こったことが僕のレースを台無しにした。まず1コーナーでヒットして、そのあとウェバーをパスしようとしたときにぶつかってフロントウイングを失ってしまった。ピットストップでコバライネンのクルマの燃料ポンプから吹き出したガソリンの水滴がかかって、そのあと炎に包まれて、目が見えなくなった。ストップするつもりだったけど、幸運にも炎はすぐに消えた。いまでも目がヒリヒリしているけど大丈夫だ。リスタートのあと、順位をあげるには戦略を使うしかなかったけど、少なくともポイントを持ち帰ることができた。表彰台を確信していたので残念だ。あと1レースだ。3位を取り戻すためにアブダビで何ができるか見てみるつもりだ」

    7位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
    「全てのラップで懸命にプッシュしなければならなかったのでとても難しいレースだったけど、最終的に中国以来となるポイントを獲れたので、僕にとってもチームにとっても良い結果だ。チームは今日素晴らしい仕事をしてくれた。スタートは難しかったし、1コーナーでクビサとロズベルグの間に挟まれてしまって、彼らは僕を追い抜いていったのは残念だった。でも、僕たちは特に力強いレースペースがあったわけではなかったので、原因を理解するためにデータを調べなければならない。金曜日の僕たちのパフォーマンスはトップ5フィニッシュを期待できるものだったので複雑な気持ちだ。ポイントは素晴らしいけど、期待していたほど良くはなかったからね。今はアブダビを楽しみにしている。今回の結果を基にして、前進を続けなければならない」

    8位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)

    9位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「リザルトには現れていないが、今日はいいレースだったと思う。燃料ホースのアクシデントで、6〜7ラップ分の燃料を無駄にしてしまった。あのアクシデントがなかったら、第2スティントをもっと長く取れただろうし、前にいたライバルを出し抜くこともできたはずだ。小林(可夢偉:トヨタ)の背後を長い間走行することになった。彼と同じペースで走るのは何ら問題はなかったが、リアタイヤにデグラデーションが発生してしまい、アタックできなかった。「コンストラクターズ部門でフェラーリの前に出られて嬉しい。ピットレーンの一件がなかったら自分も貢献できていたと思うと、ちょっとした悔しさも残る。気持ちを切り換えて、アブダビの最終戦に集中したい。全開でアタックして、コンストラクターズランキング3位を確定させるのが個人的な目標だ」

    10位 小林可夢偉 (トヨタ)
    「厳しいレースだった。初めてのGPなので、F1で初めて経験することばかりで、学びながらの体験だった。体力的には非常に長いレースで、大変だった。完走することが目標だったので、それを達成できて嬉しいが、スタートしてからは、ポイントも狙える良いポジションにいたので、ポイント獲得を逃したのは少し残念だ。最初のスティントでのクルマは好調だったが、タイヤを交換すると、バランスが変わったように感じ、少してこずった。経験を積めば、克服できると思う。このように、今日は初レースであり、今後向上できることはいくつかあるが、今週のパフォーマンスには満足している。サポートをしてくれたチームのみんなに感謝したい」

    11位 ジャンカルロ・フィジケラ (フェラーリ)
    「最後列からのスタートによって、僕のレースはすでに妥協を強いられていた。そのあと、僕の前でスピンしたコバライネンとの事故もあって、芝生に行かざるを得なくなり、オープニングラップで順位を争うことの妨げになった。僕たちは1ストップ戦略を選択して、それはうまくいったけど、レースの最後の部分でソフトタイヤのグレイニングが現れて、前のクルマのペースに対抗することができなかったし、順位を失いさえした。それに加えて、KERSが気まぐれに働いていた。これまでのフェラーリの僕の経験をみると、全てが計画通りにいった週末はひとつもないので、少し取り乱していることを隠すつもりはないこれから僕たちはみんなにとって新しい会場となるアブダビに向かう。今日僕たちから逃げて行った3位を取り戻すためのを助けるために全力を尽くつもりだ」

    12位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)
    「長いレースだった。昨日のギアボックス根幹でグリッドの最後尾からスタートした。セーフティカー期間にソフトタイヤに変更して、それらでは長いスティントは無理だと思ったので義務を果たすために1周だけ使った。最初のスティントではハード側のコンパウンドで良いペースがあったけど、第2スティントではオーバーステアに苦しんで、ジャンカルロをパスすることができなかった。そのあと終盤にブレーキに問題が生じて、レースを妥協せざるを得なかったけど、少なくとも難しいグランプリをフィニッシュできたことは重要なことだった。雨のコンディションだと僕たちはとても競争力があったので、雨を期待していた。アブダビを楽しみにしているよ」

    13位 ロマン・グロージャン (ルノー)
    「良いスタートが切れたけど、そのあとグリップを失ってしまったし、タイヤに熱を入れるのが難しかった。ベストを尽くしたし、レースを通して懸命にプッシュしたけど、残念ながら十分ではなかった。レース終盤は良かったけど、レーススタートの問題のせいで13位で終えることしかできなかった」

    14位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
    「レースを完走できたことには満足している。まだ進歩していると感じているし、トラックに出るたびに学んでいる。スタートはかなり良かったし、なんとか小林をパスすることができた。でも、スタートの側が良くなかったし、ストレートで遅かったので他のマシンが僕を追い抜き始めた。そのあと、トラフィックで動けなくなってしまって、そこからのペースはずっとタフになりそうだった。クリアなトラックにいるときは速く走ることができたし、全体的に今週末は再び改善できたと感じている」

    –位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「スタートでは運よくいくつか順位をあげられたし、事故のあとも順位をあげることができました。リスタートのあとはかなり難しかったです。順位をキープすることができなくて、前のクルマの後ろで動けくなってしまいました。事故までは良いペースがあったので、このような結果に終わってしまって残念です」

    –位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「スタートは良かったし、ラインを外してで1つポジションをあげられたし、僕の前の事故をなんとか避けることができた。3番手にいたけど、そのあとセーフティーカーが戻ったリスタートでクビサが僕をオーバーテイクした。それでも僕たちには力強い戦略と競争力のあるペースがあったので4位はOKだった。だから、ギアボックスに問題が生じるまでは良さそうだった。有望な週末だったので、今回の結果は残念だ」

    –位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「スタートは完璧ではなかったけど、とてもタイトな争いになるのはわかっていたし、トラブルから離れていた方がいいと決めた。そのあとすぐにターン2とターン5の出口でクラッシュがあった。何台かをオーバーテイクできた。彼らの中でロマン・グロージャンは本当にフェアじゃなかったね。フロントウイングを失くかもしれないと心配だった。彼を追い抜いたあと、セバスチャン・ベッテルとのギャップを縮めたけど、彼をオーバーテイクすることはできなかった。そのあと僕は1回目のピットストップをすることになっていた。クルマの速さを不思議に思っていたら、すぐに燃料をセーブするように連絡を受けたし、多くの燃料をセーブしたけど遅すぎた。ターン8でガス欠になった。少なくとも今日チームが満足できる結果が得られたのはは良いことだ」

    –位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「スタートは完璧だった。キミが外側から僕をオーバーテイクして1つ順位を失った。次のコーナーに向けて順調だったけど、キミがウェバーにヒットしてフロントウィングを失った。僕はコーナーで彼に続いていたけど、そのあと突然リアに当てられて、マシンのコントロールを失った。曲がろうとしていたトゥルーリが外側にいたんだ。スペースがなかったので本当に馬鹿げた行動だ。僕には彼がまったく見えなかった。その時点では価値のなかったことだし、僕はグラベルに行ってしまい、あまりに速くレースが終わってしまった。ヤルノは激怒していて僕のミスだと言ったけど、僕に起こったことを彼に話したよ。でも終わったことだし、彼はちょうどそれに対処しているよ」

    –位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「表彰台を充分狙えたので、今日の出来事には、非常にフラストレーションを感じている。1周目に(キミ・)ライコネンと競っていた(エイドリアン・)スーティルは、第4コーナーを非常にゆっくり走っていた。内側にスーティルがいたので、僕は外側のラインを取ったが、彼は僕をどんどん外に押し出した。結局、僕は芝の上に乗り、クルマをコントロールすることができなくなり、高速で壁にクラッシュした。我々2台ともコーナーを回る充分なスペースがあったと僕は思う」

    –位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「とても忙しい1周目だったし、残念ながら僕はそれに巻き込まれてしまった。良いスタートが切れたし、レースのために有望な戦略があったけど、残念がらスーティルとトゥルーリが接触したときに僕もフォース・インディアに当てられてしまった。僕にとって特別なトラックなので本当に残念だ。ここでのレースはいつも楽しいし、今日はポイントを獲れていたと思う」

  • ブリヂストン 第16戦 F1ブラジルGPの展望

    ブリヂストン 第16戦 F1ブラジルGPの展望

    ブリヂストンが、2009年の第16戦 F1ブラジルGPの展望をタイヤサプライヤーの立場から語った。

    F1ブラジルGPが今週末サンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催される(10月16日〜18日)。高低差が大きく反時計回りに進行するこのサーキットでは、ミディアムとスーパーソフト両コンパウンドを使用する。

    ミディアムとスーパーソフトの組み合わせは、今年のオーストラリア、中国、バーレーン、ドイツでも登場したが、全17戦中16戦目にあたるブラジルGPはこの組み合わせを使用する今シーズン最後のレースになる。

    浜島裕英 (株)ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長
    ――インテルラゴスの課題は何か?
    「インテルラゴスはとても難しくエキサイティングなサーキットです。長いストレートの後に第1コーナーが続き、そこから下り坂になります。つまり正確なブレーキング・ポイントを見つけるのが難しいということです。ここではオーバーテイクやブレーキのロックが見られると予想していますが、これによってタイヤが傷む可能性があります。例年、走行開始直後の路面は非常に汚れた状態で、週末を通じて路面状況の大幅な改善が進みます。また昨年経験したように、気象条件が大きな課題になる場合もあるでしょう」

    ――タイヤのパフォーマンスで主に考慮すべき点は何か?
    「インテルラゴスは大きなグリップ力が重要なサーキットです。私たちが用意するタイヤの硬さは異なりますので、チームはいずれのタイヤにも合うセットアップを見つけなければなりません。さまざまな戦略と可能性が考えられるでしょう。従来このコースでは走行開始直後の路面が汚れていることと、インフィールド・セクションが曲がりくねっていることが理由でグレイニングが多発していました。しかし今年使用するスリックタイヤは、昨年までの溝付きタイヤに比べるとグレイニングが進みにくいため、今シーズンはこれまでほどグレイニングが大きな要因にはなることはないでしょう」