リアム・ローソン F1イタリアGP最後尾スタート PU交換でグリッド降格

リアム・ローソン F1イタリアGP最後尾スタート PU交換でグリッド降格

リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)が、2026年F1第13戦イタリアGPでパワーユニット(PU)コンポーネントを交換したことにより、グリッド降格ペナルティを受け、決勝を後方からスタートすることになった。

FIAが公表した文書によると、ローソンがドライブするRB22には複数の新しいPUコンポーネントが投入された。いずれもシーズン中に使用できる規定数を超えており、ローソンはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンとともにグリッド降格の対象となった。

ローソンのRB22に複数の新品PUコンポーネント
今回ローソンのRB22に投入されたのは、6基目の内燃エンジン(ICE)、6基目のターボチャージャー、6基目のエキゾースト、4基目のMGU-K、そして7基目のPU-ANCとなる。

これらはいずれも2026年のスポーティングレギュレーションで定められた年間使用可能数を超えるため、グリッド降格ペナルティが科される。

ローソンはイタリアGP予選を14番手で終えたが、PU交換によるペナルティによって決勝では後方からのスタートを強いられる。

すでにアントネッリとアルボンもPU関連のペナルティを受けることが決まっており、モンツァでは複数のドライバーが予選結果とは異なる位置から決勝を迎えることになる。

リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)

交換対象はハジャーが使用してきたRB22
今回のPU使用数でポイントとなるのが、コンポーネントの割り当てだ。

ローソンは左手首の負傷からリハビリを続けているアイザック・ハジャーの代役としてレッドブル・レーシングから出場している。そのため今回のPUコンポーネントの使用数は、通常ハジャーがドライブしているマシンに割り当てられているものとなる。

ハジャーは負傷のため前戦オランダGPを欠場。ローソンが代役としてRB22をドライブし、7位入賞を果たした。

ハジャーはイタリアGPでも復帰を見送っており、ローソンが2戦連続でRB22をドライブ。一方、レーシングブルズではローソンに代わって角田裕毅が引き続きアービッド・リンドブラッドとコンビを組んでいる。

モンツァは長い全開区間を持ち、PUへの負荷が大きいサーキットでもある。レッドブル・レーシングはローソンのマシンに複数の新品コンポーネントを投入し、グリッド降格を受け入れる形で今後のレースも見据えたPUプールを確保することになった。