リアム・ローソン F1イタリアGPもレッドブル続投「RB22への理解は深まった」

リアム・ローソン F1イタリアGPもレッドブル続投「RB22への理解は深まった」

リアム・ローソンが、2026年F1第13戦イタリアGPでもレッドブル・レーシングのRB22をドライブすることが決まった。アイザック・ハジャーが左手首の負傷からの回復途上にあるため、ローソンは前戦オランダGPに続いてマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務める。

オランダGPで急きょRB22に乗り込んだローソンは7位入賞を果たし、レッドブルでの初戦から6ポイントを獲得した。

今回はすでに1週末をRB22で経験した状態でモンツァに入ることになり、ローソン自身もマシンへの理解を深めたうえで臨めることを大きなプラスと捉えている。

ハジャー欠場でローソンが2戦連続レッドブルへ
レッドブルは、サマーブレイク中のトレーニングで左手首を負傷したハジャーについて、イタリアGPまでにレースへ復帰できる状態には至らなかったと判断した。

これにより、ザントフォールトで採用されたドライバー変更がモンツァでも継続される。ローソンがレーシングブルズからレッドブル・レーシングへ移り、フェルスタッペンとRB22をドライブ。リザーブドライバーの角田裕毅がレーシングブルズに入り、アービッド・リンドブラッドとVCARB-03を走らせる。

ローソンにとって、レッドブルで2戦連続してレースに出場できることは大きい。オランダGPはスプリント形式だったため、通常のグランプリ週末よりもフリー走行の時間が限られ、RB22への適応に使える時間は十分ではなかった。

それでもローソンは予選8番手につけ、決勝では黄旗区間で十分に減速しなかったとして10秒のタイムペナルティを科されたものの7位でフィニッシュした。

フェルスタッペンがレース序盤のインシデントでリタイアしたため、結果的にローソンがレッドブル唯一のポイント獲得者となった。

「もう1週末チームと過ごせるのは素晴らしい」
ローソンは、まずハジャーの回復が順調に進んでいることを喜びながら、再びRB22をドライブできる機会を前向きに受け止めている。

「アイザックが順調に回復していて、もうすぐマシンに戻れると聞けたのはよかった。でも、僕にとってもこのチームでもう1週末を過ごせるのは素晴らしいことだ」

「ザントフォールトでは、このマシンについて最初のすごく有益な基準を得ることができた。スプリント週末を丸々ひとつ経験したことで、モンツァにはマシンについて、そして僕がマシンに何を求める必要があるのかを、より深く理解した状態で入ることができる」

わずか1戦とはいえ、RB22の挙動やセットアップの方向性、自身が必要とするフィーリングについて実戦で確認できた経験は、2戦目に向けて重要な材料となる。

リアム・ローソン(レッドブル・レーシング) イタリアグランプリ

ザントフォールトとは正反対のモンツァが次の試金石
一方、イタリアGPの舞台となるモンツァは、ザントフォールトとは大きく性格が異なる。

長いストレートと強いブレーキングが特徴となるモンツァでは、低ダウンフォース仕様での空力効率やパワーユニット性能が重要になる。RB22への理解を深めたローソンにとっても、異なる特性のサーキットでマシンをどこまで引き出せるかが次の課題となる。

「まったく違うサーキットだし、新しいチャレンジもある。でも、前回の週末にチームと築いたものをさらに積み重ねて、僕たちに何ができるのかを見るのを楽しみにしている」

ザントフォールトでは限られた準備時間のなかで予選8番手、決勝7位という結果を残したローソン。2戦連続でRB22を任されたことで、モンツァでは単なる代役として適応する段階から、前戦で得た経験をパフォーマンスにつなげる段階へと移る。

ハジャーの復帰までという期間限定の起用ではあるものの、異なるコース特性を持つ2戦でレッドブルのマシンを経験できることは、ローソンにとって自身の評価をさらに高める重要な機会となる。