ランド・ノリス F1オランダGPスプリント予選で0.041秒差の2番手「少し残念」

ランド・ノリス F1オランダGPスプリント予選で0.041秒差の2番手「少し残念」

ランド・ノリスは、2026年F1オランダGPのスプリント予選で2番手となり、ポールポジションをわずか0.041秒差で逃した。マクラーレンの競争力には手応えを感じる一方、トップに届かなかった結果については「少し残念」と率直に振り返った。

前戦ハンガリーGPでポール・トゥ・ウインを飾ったノリスは、アップデートが投入されたMCL40でも好調を維持。ザントフォールトではメルセデス、フェラーリとの接戦となり、週末に向けてさらなる改善の余地があるとみている。

わずか0.041秒差でスプリントポールを逃す
ノリスはSQ1、SQ2をともに2番手で通過。SQ3では1分11秒608を記録して暫定トップに立ったが、最後はメルセデスのジョージ・ラッセルが0.041秒上回り、フロントロウ2番手となった。

セッション後、その僅差を知らされたノリスは結果を前向きに受け止めつつも、悔しさを隠さなかった。

「そうなんだ。それでも何かはあるね! まずまず満足していると思う。まだいいポジションだ」

「まずまずのラップだったし、これだけ僅差だったことを考えれば、簡単に1番手にもなれたし、4番手や5番手にもなり得た。いいスプリント予選だった」

「どのチームも接近していて、まさに僕たちが予想していた通りだった。でももちろん、1番手ではなく2番手だったのは少し残念だ」

実際、上位争いは極めて僅差だった。ポールのラッセルとノリスとの差は0.041秒。3番手シャルル・ルクレール、4番手オスカー・ピアストリまでを含めても、その差はわずかだった。

ソフトタイヤで「もう少し攻められた」
ノリスが改善点として挙げたのは、SQ3で使用したソフトタイヤへの対応だった。ミディアムからソフトへ切り替えた際、増加したグリップを完全には引き出せなかったという。

「SQ3でミディアムからソフトに替えたとき、グリップがもう少し増えていたと思うけど、そこを十分に引き出せなかった」

「もう少し攻められたかもしれない。でも、それ以外ではマシンはしっかり機能しているし、ブダペストで見せた強さをそのまま継続できているように思う」

前戦ハンガリーGPで速さを見せたマクラーレンにとって、ザントフォールトでもメルセデスやフェラーリとトップ争いを演じられたことは重要な材料となった。異なる特性を持つサーキットでもMCL40が競争力を維持していることを示した形だ。

「ポジティブなことはたくさんあるし、このまま週末の残りも続いてほしい。僕自身が改善できるところもあるし、明日の予選に向けてマシンからもう少し引き出せる部分もあるかもしれない」

「週末をいい形でスタートできたので、それについては満足している」

ランド・ノリス(マクラーレン)

ピアストリもソフトタイヤへの切り替えに苦戦
チームメイトのオスカー・ピアストリはSQ2でミディアムタイヤを履いて好タイムを記録したものの、SQ3では4番手。1分11秒666を記録し、3番手ルクレールとは0.044秒、ノリスとは0.058秒差だった。

ピアストリもノリスと同様、ソフトタイヤに履き替えた際のバランス変化を課題に挙げた。

「ソフトでのラップが少し良くなかっただけだと思う。今年はよくあることだけど、ソフトタイヤを履くと、ミディアムで得られていたバランスほど良く感じられないことがある」

それでも、フリー走行からマシンを改善できたことには手応えを感じている。

「今朝のプラクティスと比べれば、かなり満足している。いくつか変更して、ずっと良くなった。そこがポジティブなところだし、朝から進歩できた」

「もちろんかなり僅差だったし、もっといいラップをまとめられていればポールを取れたかもしれない。でも、僕は学んで改善している。それが一番大事だ」

ピアストリはスプリントでの勢力図について「僕たちとフェラーリ、メルセデスの間でかなり接戦になると思う」と予想。「最後の細かな部分やギャップを埋めて、何ができるかを見ることになる」と語った。

マクラーレンはスプリント予選でノリスが2番手、ピアストリが4番手につけ、ハンガリーGPから続く競争力を示した。一方、2人ともソフトタイヤで最大限のパフォーマンスを引き出せなかったとの認識で一致しており、その改善がスプリントと決勝予選でメルセデス、フェラーリを上回る鍵となりそうだ。