ランス・ストロール F1スペインGP予選走れず「エンジンで大きく不足している」

ランス・ストロール F1スペインGP予選走れず「エンジンで大きく不足している」

ランス・ストロールは、2026年F1スペインGPの予選Q1でウォータープレッシャーの問題に見舞われ、タイムを記録できないまま22番手に終わった。

アストンマーティンは前夜にもバッテリーパックの問題を検出して複数のパワーユニット(PU)コンポーネントを交換しており、ストロールは決勝でグリッド降格を受ける。

トラブルが続くなか、ストロールはマシン自体について「そこまで悪くはない」としながらも、「エンジンで大きく不足している」と指摘。最後尾付近からスタートする決勝では、赤旗やアクシデントによってチャンスが生まれる可能性に期待している。

前夜のPU交換に続いて予選でもトラブル
アストンマーティンは金曜夜、ストロールのバッテリーパックに問題を発見し、夜間作業制限を破って対応。複数のPUコンポーネントを交換したことで、予選を前にグリッド降格が決まっていた。

それでもストロールはマドリンクで走行距離を稼ぐことを望んでいたが、Q1ではウォータープレッシャーの問題が発生。タイムを記録することなく予選を終えた。

「予選ではウォータープレッシャーの問題があった。前夜に交換したコンポーネントによって、いずれにしてもグリッド後方からスタートすることは分かっていたけど、このコースでもう少し周回を重ねるのを楽しみにしていた」

「まだ取り組まなければならないことがたくさんあるのは明らかだ」

「エンジンで大きく不足している」
予選後、ストロールは今週末のマシンの感触について、シャシーそのものに致命的な問題を感じているわけではないと説明。その一方で、エンジン面での不足を明確に指摘した。

「マシンについてはいくつか取り組むべきことがある。そこまで悪くはないと思う。ただ、エンジンで大きく不足している」

アストンマーティンは2026年からホンダF1のパワーユニットを搭載している。チームメイトのフェルナンド・アロンソも十分なペースを引き出せず、1分35秒388の18番手でQ1敗退となった。

ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

赤旗やアクシデントに期待「チャンスはあるかもしれない」
後方から迎える決勝について、ストロールはマドリンクではレースが荒れる可能性もあると考えている。

「明日はチャンスがあるかもしれない。自分たちのレースをして、どうなるか見てみる」

さらに、順位を上げる機会について問われると、ストロールは赤旗やアクシデントの可能性を挙げた。

「たぶんね。このコースでは赤旗やアクシデントが起こる可能性がある。だから、やってみてどうなるか見てみる」

バッテリーパックの問題によるPUコンポーネント交換に続き、予選でもトラブルに見舞われたストロール。アストンマーティンの競争力についてもエンジン面での不足を指摘しており、F1スペインGP決勝では後方から波乱を生かして順位を上げることを目指す。