リアム・ローソン レッドブルF1復帰2戦を自己評価「最大限を引き出せた」

リアム・ローソン レッドブルF1復帰2戦を自己評価「最大限を引き出せた」

リアム・ローソンは、レッドブル・レーシングに復帰してからのF1直近2戦について、与えられたマシンから「最大限を引き出せた」と自己評価した。

アイザック・ハジャーの左手首負傷を受け、ザントフォールトでレッドブルに呼び戻されたローソン。2025年シーズン序盤に短期間所属した後、レーシングブルズへ戻ってから1年以上を経て、再びマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めている。今週末のスペインGPでは3戦連続でRB22をドライブする。

レッドブル復帰後の2戦に手応え
レッドブル復帰後の2戦は対照的な結果となったが、ローソンはそれぞれの状況でマシンから引き出せるものを最大限に引き出したと感じている。

マドリードで、最近のパフォーマンスは「レッドブルでもう一度チャンスを得るに値するのか」と疑問視していた人々への回答になったと思うかと質問されたローソンは、誰かに何かを証明しようという意識はないと語った。

「そうかもしれない。でも正直、それについてはあまり考えていない。かなり昔のことだし、少なくとも僕にはずいぶん前のことのように感じる」

「それに、当時は僕のF1キャリアのかなり早い段階だった。昨シーズン、特に後半戦は力強かったし、今年もすごくポジティブなシーズンになっている」

「だから、人々は好きなように評価すると思う。でも結局のところ、どんなマシンをドライブしていても、僕はそこから最大限を引き出そうとする」

「そして、この2戦ではそれができたと感じている」

ローソンはザントフォールトでレッドブル復帰直後から存在感を示した。予選ではQ3進出を果たして8番手を獲得し、決勝では7位でフィニッシュした。

一方、続くモンツァでのイタリアGPは、はるかに難しい週末となった。予選では14番手だったが、その後パワーユニットを交換したことで決勝はピットレーンからのスタートとなった。

それでも序盤に11番手まで順位を上げたものの、ニコ・ヒュルケンベルグとの接触でフロントウイングを損傷。交換のため再びピットに入ることを余儀なくされ、大幅なタイムロスを喫した。

最終的には14位でチェッカーを受けたが、ローソンは純粋なペースではなく、この接触がレースを大きく損なった要因だったと捉えている。

リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)

初開催マドリンクは「まず周回を重ねる」
ハジャーが引き続き左手首の負傷からの回復を優先することになったため、ローソンには今週末、初開催となるスペインGPでもRB22をドライブする機会が与えられた。

舞台となるマドリンクはF1にとって未知のサーキットであり、ローソンは金曜日のフリー走行では、すぐに細かなセットアップ作業へ踏み込むよりも、まずコースへの理解を深めることが重要になると考えている。

「最初のラップは、アウトラップからすべてを少しずつ積み上げていくことになる。でも、とにかくコースを覚えることが大事だ」

「週末序盤のモナコみたいな感じで、徐々にペースを上げていって、すべてのラップをきちんと走ることが重要だと思う。こういうコースでは、できるだけ多くの時間をコース上で過ごしたい」

既存のサーキットであれば、ドライバーもチームも過去のデータや経験を持っているため、フリー走行を別の作業に振り分ける余裕がある。しかし、未知の要素が多いマドリンクでは、予選までに可能な限り多くの周回を重ねることに大きな価値があるという。

「それに対して、ここでは本当に周回を重ねることが重要になる。予選までにできる限りの準備をしておく必要がある」

レッドブルとレーシングブルズは「まったく違うチーム」
今回のスペインGPは、ローソンにとってレッドブルでの環境に再び適応していく過程でもある。F1キャリアの大部分をレーシングブルズで過ごしてきただけに、同じレッドブル傘下であっても、両チームの日々の仕事の進め方には大きな違いがあるという。

「違うよ。本当に大きく違う。背後にある名前が同じだとしても、完全に別々のチームだからね」

「それぞれのチームに独自の仕事の進め方があって、どちらにもそれぞれのやり方がある。本当にかなり違うし、僕も間違いなくそれに慣れている途中だ」

2025年序盤の短いレッドブル在籍を経てレーシングブルズへ戻り、再びトップチームでチャンスを得たローソン。本人は過去の評価を覆すことを意識してはいないものの、ザントフォールトとモンツァの2戦では、自身にできる仕事を最大限に遂行できたとの手応えを得ている。初開催のマドリンクでは、3戦連続となるレッドブルでその流れをつなげられるかが注目される。