アストンマーティン・ホンダは、2026年F1第13戦イタリアGPの予選で厳しい結果に終わった。フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手となり、マイク・クラックはモンツァの高速特性が「今の我々のパッケージには合っていない」と認めた。
アップデート投入後はパフォーマンス向上を示してきたアストンマーティン・ホンダだが、長いストレートと高速区間が特徴のモンツァではその勢いを維持できなかった。
特にストレートでのペース不足が大きな弱点となり、2台ともQ1敗退を喫した。
マイク・クラック「高速サーキットの特性が今のパッケージには合っていない」
アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、現在のマシンがモンツァの特性に適していないことが予選結果に表れたと説明した。
「モンツァでは厳しい土曜日になった。この高速サーキットの特性は、現時点の我々のパッケージには合っていない」
アストンマーティンはQ1を通じて、アロンソとストロールの双方にスリップストリームを利用させることでタイムを稼ごうとした。しかし、それでもQ2進出に必要なペースには届かなかった。
「Q1を通して両方のマシンでトウを得ようとしたが、単純にQ2へ進出するだけのペースがなかった」
アロンソは1分25秒150で21番手。Q1終盤にはマシンに問題が発生し、ガレージにとどまったことで新品タイヤを使った最後のアタックを行うことができなかった。
「現在、Q1終盤にガレージから出られなくなったマシンの問題を調査している。新品タイヤを使う機会を逃したことで予選が早く終わってしまい、ラップタイムを更新するチャンスがなかった」とアロンソは説明した。
「僕たちがライバルより後ろにいることは分かっている。特にストレートでペースが不足していて、それがこのサーキットを非常に厳しいものにしている」

ストロールも1分25秒222で22番手に終わり、「今日の結果は予想していた通りだった。このコースが本当に大きなチャレンジになることは最初から分かっていた。ここで必要になるパワーが不足している。明日のレースも僕たちにとって難しいものになるだろう」と語った。
クラックも決勝で状況が劇的に変化するとは考えていない。それでも、自分たちがコントロールできる部分を最大限に生かし、レース展開によって生まれるチャンスを逃さないことが重要だと強調した。
「明日も同じようなチャレンジになるだろう。だからこそ、我々がコントロールできることを最大限に生かし、巡ってくるあらゆるチャンスをつかんでいく」
予選では最後列を占めたアストンマーティン・ホンダだが、パワーユニット交換によるグリッド降格を受けるドライバーがいるため、決勝では順位を繰り上げてスタートする。ストレートでの弱点を抱えるモンツァで、チームは難しい条件の中からレースで得られる機会を最大限に生かすことを目指す。
