リアム・ローソンは、2026年F1オランダGPの予選で8番手を獲得。急きょレッドブル・レーシングに復帰した週末でQ3進出を果たし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに0.115秒差まで迫った。
アイザック・ハジャーの負傷に伴い、ローソンは今大会でレーシングブルズからレッドブル・レーシングへと移籍。スプリント予選ではQ2敗退の11番手だったが、土曜日の予選ではセッションを通じて改善を重ね、Q3進出を果たした。
ローソンはQ3で1分11秒733を記録。7番手のフェルスタッペンがマークした1分11秒618との差はわずか0.115秒だった。
「昨日から改善できたし、すべてをうまくまとめることができた。予選であそこまで行けたのはよかった」
ローソンは予選後にそう振り返った。
「全体的には、もちろんクルマからもう少し引き出したかった。でも現時点で僕にとって唯一の基準はマックスだし、週末を通して彼との差を縮めようとしてきた」
「正直、いいラップができたと思う。だから全体的には満足している」
レッドブルでの予選8番手は、ローソンにとって大きな一歩となった。2025年序盤にレッドブルで戦った際には予選で苦戦したが、今回は限られた準備時間のなかでQ3まで進出。フェルスタッペンとの差もコンマ1秒あまりにとどめた。
チームの公式コメントでも、ローソンは「ここまでは難しい週末だったけど、自分がどう適応できているかには満足しているし、予選はポジティブなセッションだった」と語っている。
「短い時間のなかで適応しなければならないことがたくさんあるけど、チームは僕ができるだけ快適にクルマに乗れるよう素晴らしい仕事をしてくれた。みんなが注いでくれた努力には感謝している」

一方、土曜日に行われたスプリントでは11番グリッドからスタートし、そのまま11位でフィニッシュ。ザントフォールトではオーバーテイクが難しく、順位を上げることはできなかった。
「スプリントはいい勉強になった。オーバーテイクが難しかったから、スタートした位置でフィニッシュするのがおそらく今日の最大限だったと思う」
ローソン自身、まだレッドブルのマシンを完全に理解できているわけではないと認めている。
「まだこのクルマを学んでいるところだし、今日のレースはかなり難しかった。でも見直せるデータが少しあるから、それが助けになると思う」
決勝については、まず8番手のポジションを維持することを最低限の目標に掲げ、そのうえでチャンスがあればさらに上位を狙う考えだ。
「少なくとも今いる位置をキープできれば、本当にいい結果だと思う。でも、チャンスがあるなら前に進みたい」
「明日は厳しくなると思うけど、目標はポジションを守ってポイントを争い、さらに学び続けることだ。現時点ではマックスが明らかに僕にとって一番の基準だし、これだけ近いところにいられるのはいいことだと思う。ただ、まだ縮められるタイムはあるし、決勝に向けてクルマからもう少しペースを引き出したい」
急きょレッドブルへ戻り、まだマシンへの適応を進めている段階ながら予選8番手につけたローソン。決勝ではフェルスタッペンのすぐ後ろからスタートし、今季のレッドブルで初ポイント獲得を目指す。
