ランス・ストロールは、2026年F1第12戦オランダGPのスプリントを17位で終えた。アストンマーティンがザントフォールトで投入したホンダの新仕様パワーユニットについて、ドライバビリティを含めて「取り組むべきことがある」と語った。
アストンマーティンは今週末、ホンダが開発した新仕様PUを投入。金曜日の走行ではストロールがドライバビリティに課題があることを明かしており、土曜日の24周のスプリントは新たなパッケージについて実戦でデータを集める機会となった。
スプリントを17位でフィニッシュ
ストロールは16番グリッドからスプリントをスタート。オーバーテイクが難しいザントフォールトで大きく順位を上げることはできず、17位でチェッカーを受けた。
チームメイトのフェルナンド・アロンソは、パルクフェルメ下でセットアップを変更したことでピットレーンからスタート。前日のスプリント予選で発生していたStraight Line Mode(SLM)の問題はスプリントまでに修正され、18位で完走した。
アストンマーティン勢はポイント圏内から離れた位置でレースを終えたが、ストロールにとってはホンダの新仕様PUをレース距離で走らせ、その特性を確認する機会となった。
「エンジン側で取り組む必要がある」
スプリント後、新しいマシンとホンダのアップデートについてさらに学ぶことができたか、そしてドライバビリティが改善したかと質問されたストロールは、依然として課題が残っていることを認めた。
「いくつか取り組むべきことがある。そうだね」
さらに、今回の走行から何を学んだかを問われると、ストロールはエンジン側とマシン側の双方を改善する必要性を挙げた。
「エンジン側でいくつか取り組み続けないといけない。それから、マシンをもっといいウインドウに入れる必要がある」

わずか27秒ほどの短いインタビューだったが、ストロールの言葉からは、金曜日に指摘していたドライバビリティの課題が完全に解消されたとは言い切れない状況がうかがえる。
一方で、ストロールは具体的な問題点や新仕様PUの性能についてそれ以上の詳細には踏み込んでおらず、今回の発言だけからエンジン側の課題の原因や程度を判断することはできない。
ホンダの新仕様PUを投入して迎えたオランダGPでは、限られた走行時間のなかでアストンマーティンがパッケージの最適化を進めている。スプリントを17位で終えたストロールは、午後の予選に向けてエンジン側の改善とともに、マシンをより適切な作動領域へ持ち込むことを課題に挙げた。
