角田裕毅は、2026年F1第12戦オランダGPの決勝を11位で終えた。約8カ月ぶりのF1実戦で12番グリッドからポイント圏を争い、惜しくも10位には届かなかったものの、「できることはすべてやった」と復帰戦を振り返った。
レーシングブルズから代役参戦した角田裕毅は、決勝で中団勢と何度もポジションを争い、オーバーテイクも披露。
レース後には、再びF1マシンでホイール・トゥ・ホイールのバトルができた喜びを語るとともに、2027年のF1グリッド復帰への期待も口にした。
「オーバーテイクこそ、ずっと恋しかったもの」
「今日はできることをすべてやりましたし、本当に楽しめました。コース上に戻って、ホイール・トゥ・ホイールでレースをしたり、オーバーテイクしたりすることがずっと恋しかったので、それをまた経験できて本当によかったです」
角田裕毅はレース後、久々のF1実戦をそう振り返った。
ポイント獲得まであと1ポジション。終盤まで10位争いを続けただけに、結果には悔しさも残った。
「ポイントには本当にあと少しだったので、逃してしまったのは残念でした。でも、全体としては信じられないような数日間でした」
「チームは今週ずっと本当にたくさんサポートしてくれましたし、そのおかげでかなり早くペースをつかむことができました。この機会を与えてくれたみんなに本当に感謝しています。この週末から、忘れられない思い出を持ち帰ることができます」
そして、今回代役を務めることになったアイザック・ハジャーにも言及した。
「何よりも、アイザックが早く回復してくれることを願っています」

2027年のF1復帰は「期待しています」
レース後のインタビューでは、今回のパフォーマンスによって2027年に再びF1のレギュラーシートを獲得するチャンスが生まれることを期待しているかと質問された。
「期待しています。正直、自分にできることはすべてやったと思います」
角田裕毅はそう答え、準備期間がほとんどない状態で今回のオランダGPに臨んだことを強調した。
「1レースだけで、何も分からない状態からこのマシンに飛び乗ったわけですから」
「もちろんポイントを獲得できていれば、もっとよかったです。でも、強い中団勢を相手に戦うことができましたし、ポイントまであと少しというところまで行けたので、そこはポジティブに受け止めています」
2026年はレッドブルのリザーブドライバーとして過ごしてきた角田裕毅にとって、オランダGPは自らの力を改めてF1の舞台で示す貴重な機会となった。
結果は11位とポイントにはわずかに届かなかった。それでも、初めてドライブする2026年型マシンに短期間で適応し、予選12番手、決勝11位。中団のライバルと直接戦いながらオーバーテイクも決めた復帰戦は、角田裕毅が目指す2027年のF1グリッド復帰に向けたアピールとなった。
