2026年F1第12戦オランダGPのスプリント予選SQ1がザントフォールト・サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録した。F1復帰戦となる角田裕毅(レーシングブルズ)は13番手でSQ2進出を決めた。
SQ1ではルクレールが1分13秒011をマーク。ランド・ノリス(マクラーレン)が0.060秒差の2番手、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が3番手、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が4番手に続いた。
アントネッリがグラベルにはみ出す波乱
スプリント予選はドライコンディションでスタート。SQ1とSQ2ではミディアムタイヤの使用が義務付けられており、22台が短いザントフォールトでタイムを競った。
最初にコースへ向かったのはFP1で最速だったアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。しかし、ターン13でグラベルにはみ出して最初のアタックを失敗した。
アントネッリはマシンに大きなダメージがないことを確認して再びアタック。残り2分で7番手に浮上し、最終的に8番手でSQ1を通過した。
序盤はジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分13秒829でトップに立ったが、フェラーリ勢がペースを上げ、ハミルトンとルクレールが上位へ進出。その後、ノリスもトップタイムを更新した。
終盤にルクレールが1分13秒011を叩き出し、ノリスを0.060秒上回ってSQ1最速となった。
ローソン6番手 フェルスタッペンを上回る
負傷したアイザック・ハジャーの代役としてレッドブルに復帰したリアム・ローソンは好スタートを切った。
ローソンは1分13秒420を記録して6番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは1分13秒585の7番手となり、ローソンが0.165秒上回った。
F1 TVで解説を務める元F1ドライバーのジョリオン・パーマーも「角田にも感心しているが、それ以上にローソンには本当に感心している。彼は6番手でフェルスタッペンより前だ」と評価した。
角田裕毅は13番手でSQ2進出
ローソンのレッドブル昇格に伴い、レーシングブルズからF1復帰を果たした角田裕毅は、1分14秒490をマークして13番手。短い準備時間で初めて2026年型マシンを実戦で走らせる難しい状況ながら、最初の関門を突破した。
チームメイトのアービッド・リンドブラッドは1分14秒057で11番手。レーシングブルズは2台そろってSQ2進出を決めた。
アストンマーティンは2台ともSQ1敗退
下位ではセッション終盤まで激しいノックアウト争いが続いた。
オリバー・ベアマン(ハース)が最後のアタックでタイムを更新したものの17番手にとどまり、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は18番手で敗退。ランス・ストロール(アストンマーティン)は19番手だった。
キャデラック勢も苦戦し、バルテリ・ボッタスが20番手、セルジオ・ペレスが21番手でSQ1敗退となった。
新しいホンダ製パワーユニットを投入したアストンマーティンは2台ともSQ1で姿を消した。フェルナンド・アロンソはアタック中にロックアップしてグラベルに飛び出し、タイヤをフラットスポットさせたことも響いて1分16秒014の22番手。最後尾でセッションを終えた。
F1オランダGP スプリント予選SQ1敗退ドライバー
17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
18番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
19番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
21番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
22番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
SQ1のトップはルクレール、2番手ノリス、3番手ピアストリ、4番手ハミルトン。レッドブル復帰のローソンが6番手、フェルスタッペンが7番手となり、角田裕毅は13番手からSQ2へ駒を進めた。
