セルジオ・ペレス 13分間で2度のピットレーン速度違反 キャデラックF1に罰金

セルジオ・ペレス 13分間で2度のピットレーン速度違反 キャデラックF1に罰金

セルジオ・ペレスは、2026年F1スペインGPのフリー走行1回目(FP1)で、わずか13分間に2度のピットレーン速度違反を犯し、キャデラックに合計1700ユーロの罰金が科された。

初開催のマドリンクで慌ただしいスタートを切ったペレスだが、その後はロングランを含めてデータを収集。FP1、FP2ともにチームメイトのバルテリ・ボッタスを上回り、初日の走行には手応えを示した。

13分間で2度のピットレーン速度違反
マドリンクのピットレーン制限速度は80km/h。60分間のFP1が始まってわずか3分、ペレスは86.7km/hを記録し、6.7km/hの速度超過でキャデラックに700ユーロの罰金が科された。

さらに13分後、今度は96.7km/hでピットレーンを走行。制限速度を16.7km/h上回り、追加で1000ユーロの罰金が科された。

これにより、キャデラックへの罰金は合計1700ユーロとなった。

電子系の問題も「明確な方向性をつかめた」
ペレスはFP1序盤にステアリングホイールを交換。走行後には、電子系やマシンバランスに問題を抱えていたことを明かした。

「ところどころで電子系の問題があった。バランスにも問題があったし、何度かロックアップもした。でも、狙っているウインドウから大きく外れているわけではない」

「明確な方向性をつかめたし、ロングランについてもしっかり読み取ることができた。だから、週末を最大化するには良い位置にいると思う」

ペレスはFP1を1分38秒150の21番手、FP2を1分37秒195の19番手で終了。ボッタスはそれぞれ22番手、21番手で、ペレスが両セッションで先行した。

キャデラックは2台とも十分な周回数を確保したものの、セットアップやタイヤの使い方には改善の余地を残している。ボッタスは特にリアグリップに苦戦した。

セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)

初開催マドリンクを高評価
初めてF1マシンで走ったマドリンクについて、ペレスは好印象を示した。

「素晴らしい場所だ。本当にいい会場だし、走っていてすごくクールだ。ファンも素晴らしいし、ここに来られて本当にうれしい」

ペレスはマドリードでの新たなF1イベントについて「ヨーロッパで最高のレースのひとつになっていくと確信している」と期待を寄せた。

「予選も決勝もカオスになる」
過去の実走データがない新設サーキットだけに、ペレスは土曜日以降も予測不能な展開になるとみている。

「明日の予選はカオスになるだろうし、日曜日のレースもかなりカオスになると思う。まだいろいろなことが起こり得る」

「チームとしては、完璧な週末を遂行できるようにしなければならない」

13分間で2度の速度違反を犯す慌ただしい幕開けとなったものの、ペレスはロングランから改善への方向性を確認した。キャデラックは初日のデータを基にセットアップを詰め、混乱も予想される予選と決勝でチャンスを狙う。