オスカー・ピアストリ F1イタリアGPで5位「ノリスとのバトルはいいレースだった」

オスカー・ピアストリ F1イタリアGPで5位「ノリスとのバトルはいいレースだった」

オスカー・ピアストリは、2026年F1第13戦イタリアGP決勝を5位で終えた。終盤にはマックス・フェルスタッペンやチームメイトのランド・ノリスと激しいポジション争いを繰り広げ、マクラーレン勢は4位と5位でフィニッシュした。

ピアストリは週末を通して最近では最も手応えのあるペースを示し、決勝では表彰台争いにも加わった。最終的にはノリスに先行を許したものの、「チームとして得られる最高の結果だった」とレースを振り返った。

フェルスタッペンやハミルトンとの攻防で「判断が難しかった」
ピアストリは序盤から上位争いに加わり、ルイス・ハミルトンやフェルスタッペンとのバトルを展開。特にスリップストリームの影響が大きいモンツァでは、一度前に出ても再び抜き返される「ヨーヨー」のような展開となり、レースタイムを失わずにポジションを守る判断が難しかったという。

「間違いなく厳しいバトルだった。ルイス、そしてマックスとの間で行ったり来たりするような展開になって、引き離すのが難しかった」

「簡単にオーバーテイクを許すわけにはいかないけど、同時にレースタイムを失いたくもない。戦っている相手についていきたいわけだから、そのあたりをどう判断するかはかなり難しかった。今回のレースから学んだことはいくつかある」

一方で、ピアストリは自身のペースについて大きな手応えを感じている。

「今週末は、ここしばらくの中では間違いなく一番いい感触だったと思う。ペースも最近では一番励みになるものだった」

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

最終盤にノリスと激しいチームメイト対決
レース終盤にはノリスがピアストリとの差を縮め、マクラーレン同士による直接対決に発展した。2台はホイール・トゥ・ホイールで争い、一時はノリスがコース外の芝生にタイヤを落とすほど激しい攻防となった。

ピアストリは、チームメイトとのバトルについて肯定的に受け止めている。

「間違いなくタフなバトルだった。特に最後の数周は、僕たち2人のペースはかなり互角だったと思う」

「だから、いつバッテリーを使うのか、いつ使わないのかを判断するのも難しかった。でも、いいバトルだったと思う。僕の立場からすれば、いいレースだった。間違いなくエキサイティングだったよ」

最終的にノリスが4位、ピアストリが5位となり、マクラーレンは2台を続けてフィニッシュさせた。

「最終的には、これがチームとして得られた最高の結果だったと思う。だからかなり満足している」

「今日は3番目に速いチームだった」
ピアストリは、優勝したアンドレア・キミ・アントネッリを擁するメルセデスとの差も認めている。

「結局のところ、今日は僕たちが3番目に速いチームだった。メルセデスは明らかに他のみんなよりかなり速かったし、マックスにも予想していた以上のペースがあった」

「チームにとってはいい結果だったし、おそらくこれ以上の結果は得られなかったと思う。激しくて暑いレースだったけど、感触はずっと良くなった。このポジティブな流れをこれからも続けていければと思う」

マクラーレンF1代表のアンドレア・ステラも、ノリスとピアストリの攻防について、チームとして自由に戦わせる方針だったと説明した。

「ランドとオスカーはレースを通して同じように高いレベルのパフォーマンスを見せていた。今日見られたのは、ファンにエキサイティングなショーを届ける、いいハードレーシングだった」

「我々は彼らを戦わせた。ランドが芝生に出た場面はライブ映像ではかなり劇的に見えたが、確認した限りでは問題のないものだった。この方針にはリスクもあるので、常にチームの利益を最優先にしながら慎重に検証していく」

予選8番手から決勝5位まで順位を上げ、最近では最も強い手応えを得たピアストリ。勝利争いには届かなかったものの、モンツァで見せたレースペースと激しいバトルは、シーズン終盤に向けたポジティブな材料となった。