F1イタリアGP 決勝 結果・タイムシート:アントネッリ優勝 角田裕毅10位入賞

F1イタリアGP 決勝 結果・タイムシート:アントネッリ優勝 角田裕毅10位入賞

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F1イタリアGP 決勝の結果・タイムシート。9月6日(日)にモンツァ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリの決勝レースが行われた。

優勝はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2位にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は10位入賞。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールともにリタイアだった。

■ アントネッリが19番手から大逆転で母国初優勝
パワーユニット交換によるグリッド降格で19番手からスタートしたアンドレア・キミ・アントネッリが、驚異的な追い上げを披露した。序盤から次々と順位を上げ、赤旗後には12番手まで浮上。その後もオーバーテイクを重ね、終盤はチームメイトのジョージ・ラッセルを猛追した。49周目には一度グラベルへ飛び出す場面もあったが、50周目のアスカリで首位を奪取。イタリア人として1966年以来となるモンツァでの母国優勝を成し遂げた。

■ メルセデス同士が激しい首位争い
レース中盤の主役となったのがラッセルとアントネッリによるメルセデス同士のバトルだった。アントネッリが18周目に首位へ浮上すると、20周目以降は何度も順位を入れ替える接近戦に発展。チームは一時、フェルスタッペンとの差を広げるために戦いを止めるよう指示したが、最終的には異なるタイヤ戦略で勝負を分ける形となった。終盤にフレッシュなミディアムを履いたアントネッリが追いつき、ラッセルを逆転した。

■ ルクレールが序盤に高速クラッシュ 赤旗中断
フェラーリのシャルル・ルクレールは序盤、フェルスタッペンとの争いでポジションを失った後、パラボリカ立ち上がりでリアを滑らせてコントロールを失い、バリアにクラッシュした。他車との接触ではなく単独でのアクシデントで、マシンは大きなダメージを受けた。最初はセーフティカーが導入されたが、バリア修復が必要となったため赤旗に切り替えられ、レース展開が大きく変わった。

■ フェルスタッペンが復調して3位表彰台
予選でリアアクスルの問題を訴えていたマックス・フェルスタッペンは、決勝でも序盤に同様の症状を無線で報告した。それでもレースペースは力強く、ハミルトン、ノリス、ピアストリらを相手に順位を上げた。終盤には一度ピアストリに抜き返されたものの再び3番手を奪還し、優勝争いには届かなかったが表彰台を確保した。

■ 角田裕毅が10位で貴重な1ポイント
レーシングブルズの角田裕毅はハードタイヤを選択して長い第1スティントを狙った。レース中盤以降はトップ10圏内を走行し、44周目にはポイント獲得の可能性が伝えられる位置をキープ。最終的に10位でチェッカーを受け、復帰2戦目となるイタリアGPで1ポイントを持ち帰った。

■ アストンマーティン・ホンダが2台リタイア
アストンマーティン・ホンダにとっては厳しいレースとなった。フェルナンド・アロンソはパワーユニット交換によりピットレーンからスタートしたものの、レース途中にマシンダメージでリタイア。さらにランス・ストロールも28周目にマシンを止めるよう指示され、このストップによってVSCが導入された。結果的に2台ともチェッカーまでたどり着けなかった。

■ VSCがアントネッリの逆転戦略を後押し
28周目にストロールがマシンを止めたことでVSCが導入されると、メルセデスは絶好のタイミングでアントネッリをピットへ呼び込んだ。アントネッリは新品ミディアムに交換し、ラッセルはハードで首位に残留。トラックポジションを取るラッセルと、フレッシュタイヤで追い上げるアントネッリという構図が完成し、これが終盤の大逆転につながった。フェルスタッペンも同じVSCでピットインしている。

■ マクラーレン勢は4位と5位 優勝争いに絡めず
マクラーレンはオスカー・ピアストリとランド・ノリスが上位を走ったものの、メルセデスとフェルスタッペンのペースには届かなかった。ピアストリは終盤に一時フェルスタッペンから3番手を奪ったが、その後に抜き返される。ノリスも終盤にチームメイトへ接近し、51周目には芝生にはみ出しながら仕掛ける場面があったが、最終的にノリス4位、ピアストリ5位でレースを終えた。

イタリアグランプリ

F1イタリアGP 決勝 結果・タイムシート

順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス ― ― ↑ 18 2
2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス +3.857 +3.857 - 0 1
3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル +14.718 +10.861 ↑ 2 2
4 4 ランド・ノリス マクラーレン +19.056 +4.338 ↑ 4 1
5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン +19.253 +0.197 ↑ 1 1
6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +24.655 +5.402 ↓ 2 1
7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ +27.351 +2.696 ↓ 6 1
8 17 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ +45.136 +17.785 ↑ 1 1
9 43 フランコ・コラピント アルピーヌ +47.353 +2.217 ↓ 2 1
10 22 角田裕毅 レーシングブルズ +58.187 +10.834 ↑ 5 1
11 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ +65.187 +7.000 ↓ 1 1
12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ +66.187 +1.000 - 0 2
13 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ +74.117 +7.930 - 0 2
14 30 リアム・ローソン レッドブル +75.609 +1.492 ↑ 8 2
15 87 オリバー・ベアマン ハース +78.958 +3.349 ↓ 4 1
16 31 エステバン・オコン ハース 1L +14.791 ↓ 2 2
17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1L +13.677 ↑ 3 2
18 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1L +53.104 ↓ 1 2
19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 2L +26.835 ↓ 3 2
DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン STOP ― ↓ 2 1
DNF 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン RETIRED ― - 0 2
DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ RETIRED ― ↓ 19 0