ホンダF1は、2026年F1第14戦スペインGPの予選でランス・ストロールが走行できなかった理由について、冷却システムに通常とは異なるデータが確認されたためだったと説明した。
初開催のマドリンクで行われた予選では、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが18番手でQ1敗退。ストロールはコースに出ることなく予選を終え、22番手となった。
FP3ではセッティングの改善を確認
9月12日(土)はFP3と予選が行われた。ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎によると、予選に向けてHRC Sakuraと現地のスタッフが連携し、マドリンクに合わせたデータの最適化を進めていた。
FP3は赤旗による中断の影響で走行時間が限られたものの、セッティングについては改善を確認できたという。
「今日の予選に向けては、HRC Sakuraとトラックサイドの全員が一丸となり、マドリンクに合わせたデータの最適化を進めてきました。FP3は赤旗により走行時間が限られましたが、セッティングの改善を確認できました」
ストロール車の冷却システムに異常なデータ
しかし、予選ではストロールのマシンに問題が発生した。冷却システムから通常とは異なるデータが確認され、ストロールはガレージからコースへ出ることができなかった。
ストロール車では前夜にパワーユニットの部品交換が行われていたことから、ホンダF1とアストンマーティンはリスクを冒さず、念のためマシンをガレージに留めることを選択した。
折原伸太郎は次のように説明した。
「予選では、ストロール選手の冷却システムに通常とは異なるデータを確認しました。昨夜パワーユニットの部品を交換したことを踏まえて、念のためガレージに留まることを選択しました。今後、チームとともに原因を詳しく調査します」

アロンソも18番手でQ1敗退
もう1台のアストンマーティンを駆るアロンソも、母国F1スペインGPの予選で苦戦した。Q1を突破することができず18番手に終わり、アストンマーティン勢は2台ともQ2へ進めなかった。
アストンマーティンにとって厳しい予選となったなか、特にストロール車については決勝に向けて冷却システムで確認された通常とは異なるデータの原因究明が重要となる。ホンダF1はアストンマーティンとともに詳細な調査を進め、日曜日のF1スペインGP決勝に備える。
