ジョージ・ラッセルは、2026年F1オランダGPの予選で2番手を獲得。ポールポジションには届かなかったものの、メルセデスの決勝ペースには強い自信を示し、「おそらく僕たちの方が少し速いレースカーを持っている」とマクラーレンとの勝負に期待を寄せた。
スプリントでポール・トゥ・ウインを飾ったラッセルは、予選でもランド・ノリスとポールポジションを争った。雨が降り始めるなか、最後はノリスが1分11秒163を記録し、ラッセルは0.102秒差の2番手。
チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも3番手につけ、メルセデス勢がノリスを挟み撃ちできるグリッドを確保した。
「ランドは素晴らしい仕事をした。彼とマクラーレンを祝福したい」とラッセルは予選後に語った。
「僕たちにとっても強いセッションだった。ポールを争えるだけのものはあると思っていたけど、2番手にはかなり満足している。特に夏休み前の数戦はかなり厳しかったから、また自分のリズムを取り戻して、明日は彼らと戦いたい」
「いい状態にいると感じているし、また自分らしく走れている。それは本当に重要なことだ。このサーキットを走るのはすごく楽しかったし、気温が低かったことでコースも本当に速く感じた。僕たち全員にとって走るのが楽しいコンディションだったし、決勝が楽しみだ」

メルセデス2台でノリスに戦略的プレッシャー
ラッセルが決勝に向けて強調したのは、メルセデスが2番手と3番手を確保したことによる戦略上の優位性だ。
「かなりいい位置にいると思う。僕とキミが2番手と3番手にいるから、戦略的にランドへ少しプレッシャーをかけられるチャンスがある」
さらにラッセルは、ザントフォールトでは予選で速かったマクラーレンよりも、決勝ではメルセデスの特性が有利に働く可能性があると分析した。
「おそらく僕たちの方が彼らより少し速いレースカーを持っていたと思う。ランドも言っていたように、彼らは高速コーナーでとても強そうだ」
「でも、ここみたいにタイヤデグラデーションが大きいコースでは、決勝でそのパフォーマンスをすべて使うことはできない。タイヤにあまりにも大きなストレスがかかってしまうからね。だから決勝では僕たちの方に流れが来ると思っている」
ラッセルは当初、フェラーリも勝負に絡んでくると予想していたが、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールはそれぞれ5番手と6番手にとどまった。
「フェラーリは僕たちが予想していたより少し後ろだった。彼らが最大の脅威になると思っていた。だから、勝負はこれからだ」
スプリントで速さを証明したラッセルに加え、アントネッリも3番グリッドからスタートする。ポールのノリスに対し、メルセデスは2台を使った戦略も可能となるだけに、決勝では予選とは異なる構図の首位争いとなりそうだ。
