2026年F1第13戦イタリアGPの予選Q2がモンツァ・サーキットで行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が1分21秒882でトップ通過を果たした。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が0.135秒差の2番手、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手に続いた。
一方、フェラーリ勢は苦しい展開となり、シャルル・ルクレールが9番手、ルイス・ハミルトンが10番手で辛うじてQ3進出。11番手ガブリエル・ボルトレト(アウディ)との差はわずか0.001秒だった。リアム・ローソン(レッドブル)は14番手に終わり、Q2で敗退した。
アントネッリがトップ通過 マクラーレン勢が続く
Q2ではトウを巡る駆け引きが本格化した。序盤、ローソンがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を引っ張る形でコースインし、その後ろにカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)がつけた。
フェルスタッペンは中古ソフトで1分22秒573を記録して一時トップに立ったが、その後は路面コンディションの改善とともに各車がタイムを更新。ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップに立った直後、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がそれを上回るなど、順位は目まぐるしく入れ替わった。
最終的にアントネッリが1分21秒882までタイムを縮めてQ2最速。ピアストリが1分22秒017で2番手、ノリスが1分22秒067で3番手に入り、マクラーレン勢が上位につけた。
ガスリーは4番手、ラッセルは5番手、フェルスタッペンは6番手。アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)が7番手、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が8番手と、中団勢も引き続き強さを見せた。
フェラーリ勢は薄氷のQ3進出
地元モンツァでポールポジション争いが期待されるフェラーリ勢は、Q2で思わぬ苦戦を強いられた。
終盤、ハミルトンは中古タイヤで11番手の脱落圏に沈み、ルクレールも安全圏とは言えない状況。最後のアタックではルクレールがトウを得られないまま9番手に入り、ハミルトンも10番手まで浮上した。
しかし、その差は極めて小さかった。ハミルトンのタイムは1分22秒516。11番手ボルトレトは1分22秒517で、Q3進出を分けた差はわずか0.001秒だった。
フェラーリは2台そろってQ3へ進んだものの、予選前に期待されていた勢いとは対照的に、Q2では敗退寸前まで追い込まれる展開となった。

ローソンはトラフィックに阻まれ14番手で敗退
ローソンはQ3でフェルスタッペンにトウを提供する役割も期待されていたが、その前に自身がQ2を突破する必要があった。
最初のアタックではフェルスタッペンを引っ張る形で走行。終盤には再びコースへ出たが、アタックへ向かう途中で大量のトラフィックに遭遇した。
特にターン1付近ではピアストリとの位置関係が審議対象となり、ピアストリがローソンを妨害した可能性についてスチュワードが確認する事態となった。
ローソンは最終的に1分22秒821の14番手。Q3進出ラインとなった10番手ハミルトンから0.305秒遅れで予選を終えた。
一方のフェルスタッペンは1分22秒188で6番手通過。ローソンがQ2で姿を消したことで、Q3ではレッドブルが予定していたトウ戦略にも影響が出ることになる。
アウディ勢やベアマンもQ2で敗退
11番手ボルトレトはハミルトンにわずか0.001秒届かずQ3進出を逃した。12番手はオリバー・ベアマン(ハース)、13番手ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、14番手ローソン、15番手サインツJr.、16番手エステバン・オコン(ハース)となった。
サインツJr.とオコンの差もわずか0.001秒で、Q2でも中団争いの僅差ぶりが際立った。
アントネッリが圧倒的なトップタイムを記録した一方で、フェラーリ勢はQ3進出ラインぎりぎりまで追い込まれ、ローソンはトラフィックに阻まれて敗退。モンツァ特有のトウとコース上の位置取りが、Q2でも結果を大きく左右した。
F1イタリアGP 予選Q2敗退ドライバー
11番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
12番手:オリバー・ベアマン(ハース)
13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
14番手:リアム・ローソン(レッドブル)
15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
16番手:エステバン・オコン(ハース)


















