ホンダF1育成の加藤大翔 F3初優勝 モンツァのスプリントで9番手から逆転

ホンダF1育成の加藤大翔 F3初優勝 モンツァのスプリントで9番手から逆転

執筆者:

カテゴリ:

,

ARTグランプリの加藤大翔が、2026年FIA F3第9戦モンツァのスプリントレースで初優勝を飾った。

9番グリッドからスタートした加藤大翔は、モンツァでライバルを次々と攻略。終盤には選手権リーダーのフレディ・スレーターから激しいプレッシャーを受けたものの、最後まで首位を守り切り、F3参戦初勝利を手にした。

9番グリッドから鮮やかな追い上げ
ホンダF1育成の加藤大翔はスタート位置の9番手から着実にポジションを上げていった。高速コースのモンツァでオーバーテイクを重ね、レース終盤にはトップへ浮上した。

最後の2周では、12番グリッドから追い上げてきたトライデントのフレディ・スレーターが背後に迫った。しかし、加藤大翔はプレッシャーのかかる状況でもミスを犯さず、スレーターを抑え切ってトップでチェッカーを受けた。

これが加藤大翔にとってFIA F3での記念すべき初優勝となった。

スレーターは12番手スタートから2位まで挽回。優勝には届かなかったものの、選手権リーダーとしてポイントを積み重ね、日曜日のフィーチャーレースを前にランキング2位との差を17ポイントに広げた。

ホンダF1育成 加藤大翔 F3初優勝

山越陽悠も3位で表彰台
3位にはファン・アメルスフォールト・レーシングの山越陽悠が入り、日本人ドライバー2人が表彰台に立つ結果となった。

AIXレーシングのイェヴァン・デイビッドは最終ラップでアレッサンドロ・ジュスティをオーバーテイクして4位を獲得。レースの大半で首位を走っていたジュスティは最終的に5位となった。

6位にはジュスティのMPモータースポーツのチームメイト、マッティア・コルナギが続き、カンポス・レーシングのエルネスト・リベラが7位に入った。

8位はファン・アメルスフォールト・レーシングのエンツォ・デリニー。DAMSルーカスオイルのニコラ・ラコルテが9位、チームメイトのブルーノ・デル・ピノが10位となり、ポイント圏内を締めくくった。

りー海夏澄はフィーチャーレースでフロントロー
日曜日に行われるフィーチャーレースでは、選手権リーダーのスレーターがポールポジションからスタートする。

その隣の2番グリッドにはARTグランプリのりー海夏澄が並ぶ予定で、日本勢にとってはスプリントレースに続く好結果への期待が高まる。

モンツァのスプリントレースでは、加藤大翔が9番グリッドから見事な追い上げでF3初優勝を達成し、山越陽悠も3位表彰台を獲得。日本人ドライバーが強烈な存在感を示すレースとなった。