シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2026年F1イタリアGP決勝の序盤に高速クラッシュを喫してリタイア。地元モンツァでのフェラーリにとって痛恨の展開となり、レースは赤旗中断となった。
ソフトタイヤでスタートしたルクレールは、スタート直後から積極的にポジションを争い、一時はピエール・ガスリーをかわして2番手に浮上。しかしガスリーに抜き返された後、マックス・フェルスタッペンとの攻防を繰り広げ、その直後に最終コーナーのパラボリカでコントロールを失った。
パラボリカ立ち上がりでリアを失いバリアへ
ルクレールは高速のパラボリカを立ち上がる際、通常よりわずかにワイドなラインを通った。そこでアクセルを踏み込んだ瞬間にリアタイヤが大きく滑り、マシンが不安定な状態となった。
ルクレールはカウンターステアを当てて立て直そうとしたものの、揺り戻しによってマシンは反対方向へ振られ、そのまま高速でタイヤバリアにクラッシュした。
F1 TVで解説を務める元F1ドライバーのデビッド・クルサードは事故について「ルクレールはほんの少しワイドに出て、そこでパワーをかけたことでリアが滑った。そして修正した際の揺り戻しでタイヤバリアに向かってしまった」と分析した。
リプレイでは他車との接触は確認されておらず、単独でのクラッシュだった。衝撃は大きかったものの、ルクレールは自力でマシンを降りている。

セーフティカーから赤旗に変更
事故発生直後にはセーフティカーが導入されたが、バリアの修復が必要と判断されたため、その後レースは赤旗中断となった。
ルクレールはコース脇で座り込み、落胆した様子を見せた。母国フェラーリにとってシーズン屈指の重要な一戦となるモンツァで、序盤から表彰台争いに加わっていただけに悔やまれるリタイアとなった。
レースはジョージ・ラッセルが首位。ポールポジションからスタートしたガスリーが2番手、フェルスタッペンが3番手につけた状態で赤旗となった。
Huge impact for Charles
A reminder that he's out of the car and okay#F1 #ItalianGP pic.twitter.com/AYTRyQn0gI
— Formula 1 (@F1) September 6, 2026
