アービッド・リンドブラッド F1スペインGP初日クラッシュ「限界を少し超えた」

アービッド・リンドブラッド F1スペインGP初日クラッシュ「限界を少し超えた」

アービッド・リンドブラッドは、2026年F1スペインGP初日のフリー走行2回目(FP2)で4番手タイムを記録する速さを見せた一方、ターン13でクラッシュを喫した。本人は「少しやりすぎた」とミスを認めながらも、実力で4番手につけたペースに大きな手応えを示した。

初開催となるマドリンクでレーシングブルズは好調なスタートを切り、リンドブラッドはFP1を7番手、FP2を4番手で終えた。FP2ではトップからわずか0.2秒差につけていたが、セッション後半にターン13でリアを失ってバリアに激突。この日唯一の赤旗を引き起こした。

ターン13でクラッシュ「少しやりすぎた」
リンドブラッドはクラッシュについて、初開催のマドリンクで限界を探るなかで犯したミスだったと説明した。

「結局のところ、簡単なコースではない。全員が限界を探してプッシュしているし、僕たち全員にとって新しいコースだからね」

「ちょっとミスをして、ターン13で少しやりすぎた。それは残念だった。今夜は余計な作業を増やしてしまったから、メカニックとチームには申し訳なく思っている」

クラッシュではフロア、フロントウイング、リアウイング、サスペンションなどにダメージを負ったが、リンドブラッド自身に怪我はなかった。

「大丈夫だ。何ともないよ。外から見るとかなりひどそうだったけど、実際には衝撃はそれほど強くなかった。モンツァでのシャルル(ルクレール)の方がずっと派手だったよ」

マシンについても「かなりダメージはあるけど、修復できないようなものではない」と語っている。

トップから0.2秒「実力でP4だった」
クラッシュはあったものの、リンドブラッドが強調したのは、それまでに示していたレーシングブルズの速さだった。

「全体を見れば、いい一日だったと思う。僕たちはとても速かった。実力でP4だったし、トップからわずか0.2秒だった。それは本当に力強い結果だ」

「僕は限界まで走っていたし、いい仕事ができていたと思う。それについては満足している」

FP2を途中で終えたことでロングランはできなかったが、赤旗によってライバル勢も十分な周回を重ねられなかったため、その影響は限定的だと考えている。

「僕はロングランをまったくできなかった。でも、他のみんなもちゃんとしたロングランはできていない。最後に4周か5周くらい走った人はいると思うけど、十分なロングランではない」

「だから失ったものはそれほど大きくないと思う。日曜日に向けて、誰もまだ十分な理解を得られているわけではないからね」

アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

予選へ自信「マシンは速い」
リンドブラッドは、追い抜きが容易ではないと予想されるマドリンクでは予選が特に重要になると考えている。その点でFP2の速さは大きな自信になった。

「マシンは速い。ここでは予選が一番重要だし、その部分ではいいペースを示せた。だからかなり満足している」

「もちろん、どんな市街地コースでもそうだけど、明日はグリップがさらに上がっていく。そこについていく必要がある。今夜はリセットして、起きたことを頭から切り離して、今日得たいい学びだけを持っていきたい」

レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインも、クラッシュを除けば初日の内容を高く評価した。

「FP2でのアービッドのクラッシュを除けば、チームにとって素晴らしい一日だった。マシンは速く、FP1からFP2に向けて施した変更によってペースも大きく改善した」

「明日の予選に向けて我々には強力なパッケージがあり、2台ともQ3を狙えると自信を持っている」

リンドブラッドはFP1で1分35秒033の7番手、FP2では1分33秒890で4番手。クラッシュによってレーシングブルズのメカニックには修復作業が待つことになったが、初開催のマドリンクで予選に向けた1周の速さは十分に示した。