アービッド・リンドブラッドは、2026年F1第12戦オランダGPの予選で10番手となり、スプリント予選に続いてQ3進出を果たした。レーシングブルズのルーキーは、最後のアタックで雨の影響を受けたことに「少し残念」としながらも、決勝に向けて好位置を確保できたことを前向きに捉えている。
リンドブラッドはQ1、Q2を突破し、Q3では1分12秒185を記録して10番手。セッションを通じてガブリエル・ボルトレトと接近した争いを繰り広げていた。
しかし、最後のアタックでは雨が降り始め、タイヤの準備方法についても狙っていたアプローチを採ることができなかったという。
「少し残念だ。中古タイヤを使ったときに、ビルドアップラップでかなりうまく機能するものを見つけていたんだ」
リンドブラッドによれば、最初のアタックで試したタイヤの準備方法に手応えを得ていたものの、雨が強まる可能性を考慮し、チームは最後のアタックでそれを採用しない判断を下した。
「雨のことがあって、チームとしてはリスクを取りたくなかった。雨が降ってラップがウエットになってしまう可能性があったから、ビルドアップはやめて、そのままアウトラップからプッシュすることにした。でも、それは僕たちにはあまり機能していなかった」
さらに、コース上では雨脚が徐々に強まっており、先にアタックしたボルトレトよりも条件が厳しくなったと感じている。
「ギャビー(ガブリエル・ボルトレト)が最初だったと思う。雨のせいだったとは言わないけど、彼のラップのほうが間違いなく雨は少なかった。そこを言い訳にするつもりはないけど、助けにならなかったのは確かだ」
「その2つが重なったのは少し残念だった。セッションを通して僕たちは彼とかなり近かったと思う。Q2では彼のほうがほんの少し上だったと思うけど、僕たちはビルドアップでかなりうまく機能する方法を見つけていて、それなら前に出られるだけのものがあったと思う」
しかし、最後のアタックでは狙ったグリップを得ることができず、10番手で予選を終えることになった。
「最後のラップではグリップがなかったから残念だけど、それでも明日に向けて本当にいいスタート位置だ」

Q3で思い通りのアタックができなかった悔しさは残るものの、リンドブラッドは週末全体を見れば結果をポジティブに評価している。
「もちろんだ。どんなドライバーでもそうだと思うけど、僕も少し残念に感じている。でも、大きな視点で見れば本当にいい結果だ。またQ3に進めたし、チームにとってもまたいい一日になった」
また、予選に向けてレーシングブルズが施したセットアップ変更は、リンドブラッドが予想していた以上に大きな効果をもたらしたという。
「セットアップ変更は僕が予想していたよりもはるかに大きな効果があった。予選仕様のマシンにとっては、ほとんど効きすぎたくらいだった。でも、明日に向けては本当にいいところにいると思う」
10番グリッドから迎える決勝ではポイント獲得が現実的な目標となる。リンドブラッドはレーシングブルズのスタートの良さにも期待を寄せている。
「全体としては間違いなく、またいい結果だった。明日は戦える位置にいるし、僕たちはスタートがいいことも分かっている。何ができるか見てみよう」
