カルロス・サインツJr.は、2026年F1スペインGP決勝でフェルナンド・アロンソと接触した一件について、自身に大きな責任があったとの見方を否定した。5秒のタイムペナルティを科されたサインツJr.は、アロンソが無線で訴えたことが裁定につながったとの考えを示した。
マドリンクで初開催されたF1スペインGPで、ウィリアムズのサインツJr.とアストンマーティン・ホンダのアロンソがコース上で接触。
アロンソのマシンはダメージを負い、スチュワードはサインツJr.に5秒のタイムペナルティを科した。
接触はアロンソがサインツJr.にオーバーテイクを仕掛けた際に発生した。両者が接近した状態でターン5へ向かい、サインツJr.とアロンソのマシンが接触。アロンソは直後の無線で強い不満を示した。
しかし、サインツJr.はレース後、接触について自身に非があったとは考えていないと説明した。
「特に言うことはない。右に曲がるあのコーナーの性質によるものだと思う。彼が無線で訴えて、それで僕にペナルティが科された。こういうケースではいつもそうなる」
サインツJr.はこの時点でマシンにダメージを抱えており、安定性にも苦しんでいたという。
「安定性がほとんどなくて、マシンをコース上にとどめておくのがすごく難しかった」
そのうえで、接触が起きたターン5は2台が並んで通過するにはスペースが限られており、同様のインシデントが起こりやすいコーナーだと指摘した。
「あのコーナーでは、これからもこういう接触は起こると思う。1台分のスペースしかなくて、2台分はない。右に曲がりながらミラーを見て、そのあと左に曲がることはできないから、前を見なければならない。フェルナンドが僕の横にいたとは思っていない」

一方のアロンソはサインツJr.とは異なる見方を示している。接触後には無線で強く反応し、レース後にも高速域でのサインツJr.の動きを「不必要だった」と批判した。
スチュワードは最終的にサインツJr.に5秒のタイムペナルティを科したが、サインツJr.はコーナーの特性に加え、ダメージによってマシンの安定性を失っていたことを説明。さらに、接触時にはアロンソが自分の横まで並んでいたとの認識もなかったとして、裁定への不満を隠さなかった。
母国スペインのドライバー同士による接触となったが、アロンソがサインツJr.の動きを問題視したのに対し、サインツJr.はレーシングインシデントに近いものだったとの立場を示しており、両者の見解は最後まで食い違った。
Careful, guys!
Fernando Alonso wasn't too impressed after contact with fellow Spaniard Carlos Sainz! #F1 #SpanishGP pic.twitter.com/7qfsuBL4BX
— Formula 1 (@F1) September 13, 2026
