アービッド・リンドブラッド F1スペインGP予選「マシンと一体になれなかった」

アービッド・リンドブラッド F1スペインGP予選「マシンと一体になれなかった」

アービッド・リンドブラッドは、2026年F1第14戦スペインGPの予選で10番手に入り、Q3進出を果たした。前日のFP2ではクラッシュを喫したものの、それまで4番手につける速さを見せていただけに、「Q3にいることには驚いていない」と語った。

レーシングブルズのリンドブラッドは、FP2でターン13のバリアにクラッシュ。マシンの修復作業によって土曜日のFP3でも走行時間を大きく失った。

「昨日は4番手だった。僕たちはものすごく速かった」
前日のクラッシュを経験した後でQ3に進出できたことについて尋ねられたリンドブラッドは、複雑な気持ちはあるとしながらも、結果そのものは意外ではないと語った。

「正直、昨日のことがあったからといって、驚いたとは言わない。Q3にいることには驚いていないよ。昨日は4番手だったし、僕たちはものすごく速かったからね」

ただし、クラッシュから予選までの道のりは簡単ではなかった。マシンの修復に時間がかかり、FP3の大部分を走ることができなかった。

「もちろん、難しい状況ではあった。残念ながらFP3の大部分に間に合うようにマシンを準備できなくて、かなりの走行時間を失った」

FP3ではルイス・ハミルトンのクラッシュによって赤旗が提示され、バリア修復に時間を要した。この中断が結果的にリンドブラッドに追加の修復時間を与え、セッション再開後にコースへ戻ることができた。

「実際、ルイスがクラッシュしたことで、僕はかなり運がよかった。それで再びコースに出ることができたからね」

クラッシュ後は「昨日ほどマシンと一体になれなかった」
マドリンクはウォールが近く、ドライバーの自信がラップタイムに大きく影響する。そのなかでリンドブラッドは、FP2でのクラッシュによって土曜日は前日ほど自信を持って攻められなかったと認めた。

「ここは自信が重要なサーキットだから、クラッシュすればいつだって少し難しくなる。今日は少し難しかった。自信が少し足りなかったし、昨日ほどマシンと一体になれている感覚がなかった」

金曜日には、その感覚がまったく違っていたという。

「それは少し残念だった。昨日はただ簡単に感じられたからね。これだけ難しいサーキットなのに、マシンと一体になれていると感じていたし、僕たちはものすごく速かった」

「だから、なぜその感覚がなくなったのかを理解する必要がある。それでも、またQ3に進めた。昨日の夜が大変だったことを考えれば、明日に向けていい結果だと思う」

「週末をこんな形で組み立てていきたかったわけではないけど、それでもここにいられるのはいいことだよ」

アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

新コースの決勝「誰も何が起きるか分からない」
決勝では10番グリッドからポイント獲得を狙う。ただし、初開催のマドリンクだけにレース展開や最適な戦略には未知数な部分が多いとリンドブラッドは考えている。

「難しいレースになると思う。僕たちは本当に集中して、すごくシャープでいなければならない」

「現実として、誰も何が起きるか分からない。新しいサーキットだし、路面も難しく、タイヤもそれほど持ちそうにないからね。何が起きるか見ていく必要がある」

特に戦略については、1ストップと2ストップのどちらが有力になるのか、使用するタイヤコンパウンドを含めて決まった答えはないという。

「戦略の幅はすごく広い。1ストップになるのか2ストップになるのか、どのコンパウンドを使うのかも分からない」

「だから、オープンマインドでいる必要があるし、しっかりコミュニケーションを取って、その瞬間の状況にうまく反応しなければならない」

FP2のクラッシュとFP3での走行時間不足を乗り越え、F1スペインGP予選で再びQ3進出を果たしたリンドブラッド。金曜日ほどマシンとの一体感を得られなかったとしながらも、10番グリッドから未知数の多いマドリンクでポイント獲得を狙う。