フェルナンド・アロンソ F1イタリアGP初日「エンジン 振動 トップスピードがない」

フェルナンド・アロンソ F1イタリアGP初日「エンジン 振動 トップスピードがない」

フェルナンド・アロンソは、2026年F1第13戦イタリアGP初日の走行で苦戦を強いられた。FP2では電気系トラブルによって走行開始が遅れ、コースに出てからもストレートでのトップスピード不足や振動に不満を訴え、19番手に終わった。

パワーユニット性能の重要性が高いモンツァは、アストンマーティン・ホンダにとって厳しい週末になることが事前から予想されていた。実際に金曜日はその弱点が表面化し、アロンソはFP1で21番手、FP2でもトップから2.468秒差の19番手と下位に沈んだ。

電気系トラブルでFP2のスタートに出遅れ
アロンソのFP2は、走り始める前から予定通りには進まなかった。マシンに電気系の問題が発生し、セッション序盤をガレージで過ごすことになった。

チームは問題を解決してアロンソをコースへ送り出したものの、失った走行時間は大きく、他のドライバーより少ない周回数でセットアップやタイヤの確認を進めなければならなかった。

FP1でもアロンソはコースを外れ、グラベルに片側のタイヤを落とす場面があり、アタックラップのひとつを失っていた。初日はセッションを通じて十分なリズムを築くことが難しい展開となった。

「エンジン ストレート 振動 トップスピードがない」
FP2でようやく走行を開始したアロンソだったが、今度はモンツァの長いストレートでマシンの弱点に直面した。

チームから無線でマシンの感触を尋ねられると、アロンソは問題点を端的に並べた。

「エンジン、ストレート、振動。トップスピードがない」

高速区間がラップの大部分を占めるモンツァでは、ストレートスピードの不足がそのままラップタイムに影響する。アロンソの無線からも、コーナーだけではなく直線区間でタイムを失っていることへのフラストレーションがうかがえた。

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

モンツァでアストンマーティン・ホンダの弱点が表面化
アストンマーティンはハンガリーGPでアップデートを投入して以降、以前より競争力を高めてきた。しかし、長いストレートを持つモンツァは、その改善だけでは補いきれない弱点が出やすいサーキットと事前から警戒されていた。

実際、アロンソはFP2で1分25秒027。トップのジョージ・ラッセルが記録した1分22秒559から2.468秒遅れの19番手となった。

チームメイトのランス・ストロールもドライバビリティとパワーを課題として挙げており、モンツァ初日の結果はアストンマーティン・ホンダが高速サーキットで依然として厳しい状況にあることを示すものとなった。

土曜日に向けて限られた時間で改善へ
アロンソにとっては、単純なパフォーマンス不足だけでなく、FP2序盤の電気系トラブルによって十分な走行時間を確保できなかったことも痛手となった。

金曜日に予定していたプログラムを完全には消化できなかったなか、土曜日のFP3では予選に向けたセットアップを詰めると同時に、ストレートスピードや振動といった問題を可能な限り改善する必要がある。

ハンガリー以降に上向いていたアストンマーティン・ホンダだが、モンツァでは再び厳しい現実に直面した。アロンソが無線で挙げた「エンジン」「ストレート」「振動」「トップスピード」という課題をどこまで解消できるかが、予選に向けた大きな焦点となる。