ランス・ストロール F1イタリアGP初日最下位「ドライバビリティとパワーに課題」

ランス・ストロール F1イタリアGP初日最下位「ドライバビリティとパワーに課題」

ランス・ストロールは、2026年F1第13戦イタリアGP初日の走行を終え、アストンマーティン・ホンダがドライバビリティとパワーの両面で改善を必要としていると認めた。FP1は20番手、FP2では22番手に終わり、「現実的に厳しい週末になる」と覚悟を示した。

ストロールはFP1で1分26秒066を記録して20番手。FP2では1分25秒253までタイムを縮めたものの、トップのジョージ・ラッセルから2.694秒差の22番手となり、初日の最後尾でセッションを終えた。

「ほぼ予想していた通り」
モンツァ初日の結果について、ストロールは厳しい状況が想定外だったわけではないと振り返った。

「今日はほぼ予想していた通りだった。まだ改善しなければならない部分がたくさんある。特にドライバビリティとパワーだ」

長いストレートを特徴とするモンツァでは、マシンの効率やパワーユニットの性能がラップタイムに大きく影響する。ストロールは初日の走行を終え、現在のパッケージが望んでいるレベルにはまだ達していないとの認識を示した。

「マシンはまだ僕たちが望んでいるところにはない。だから、まだやるべきことがある」

ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

FP2は22番手「厳しい週末になる」
FP1から約0.8秒タイムを縮めたストロールだったが、FP2では順位を22番手まで落とした。トップとのタイム差だけでなく、中団勢との間にも差があり、土曜日に向けてパフォーマンスを引き上げる必要がある。

ストロール自身も現状を楽観視しておらず、予選と決勝を含めて厳しい週末になるとの見通しを示した。

「現実的に考えれば、僕たちにとって厳しい週末になる。でも、作業を続けて、何ができるか見ていく」

それでも金曜日は大きなトラブルなく周回を重ね、マシンの改善に向けたデータを収集した。初日の結果を踏まえ、夜間にセットアップを見直して土曜日のFP3と予選に備えることになる。

「改善し続けるだけ」
セッション後のインタビューで、この世代のF1マシンで初めてモンツァを走った感触を聞かれたストロールは、「悪くなかった」と簡潔に回答した。

さらに、残りの週末への期待を問われても多くを語ることはなく、やるべきことは明確だとした。

「改善できるように取り組み続けるだけだ」

ストロールにとってイタリアGP初日は、ドライバビリティとパワーという課題が改めて浮き彫りになる一日となった。FP2では22番手に沈んだだけに、金曜日に収集したデータを生かし、土曜日までにどこまでマシンを改善できるかが焦点となる。