マックス・フェルスタッペンは、2026年F1オランダGPのスプリント予選を6番手で終え、レッドブル・レーシングがRB22のグリップとバランスに苦戦した原因を理解する必要があると語った。
母国ザントフォールトで注目を集めるフェルスタッペンだが、土曜日の24周のスプリントは3列目からスタートする。
スプリント予選ではポールポジションを獲得したジョージ・ラッセルから0.5秒以上の差をつけられ、上位争いに加わることができなかった。
フェルスタッペン「グリップを見つけるのが難しかった」
2026年シーズンは新レギュレーションへの対応に苦しんだレッドブル・レーシングだが、直近4戦ではフェルスタッペンが3度の表彰台を獲得するなど、パフォーマンスには改善の兆しが見えていた。
しかし、夏休み明け最初の週末となるザントフォールトでは、金曜日からRB22のバランスに課題を抱えた。
「まあ、1台(7番手のルイス・ハミルトンのフェラーリ)は上回れたと思う。でも、グリップとバランスを見つけるのが少し難しかった」
フェルスタッペンはスプリント予選を振り返った。
ザントフォールトではスプリントフォーマットが採用されているため、通常のグランプリ週末とは異なり、マシンをコース上で確認できるフリー走行はFP1の1時間だけだった。その限られた時間のなかでセットアップをまとめなければならず、レッドブルは最適なバランスを見つけ切れなかった。

わずか1時間のFP1がセットアップを難しく
スプリント週末ではFP1終了後にマシンがパルクフェルメ状態となるため、スプリント予選を前に大幅なセットアップ変更を行うことはできない。
特にザントフォールトは高速コーナーとバンク角の大きなコーナーが連続し、マシンの前後バランスへの要求が高い。わずかなセットアップのずれでもドライバーの自信やタイヤから引き出せるグリップに影響しやすい。
フェルスタッペンが指摘した「グリップ」と「バランス」の不足は、単純なストレートスピードではなく、RB22を狙ったウインドウに入れられていなかったことを示している。
レッドブルに必要なのは原因の理解
フェルスタッペンにとって重要なのは、6番手という結果そのものよりも、なぜ期待したバランスを得られなかったのかを把握することだ。
2026年のレッドブルはシーズン序盤こそ新レギュレーションへの適応に苦戦したものの、直近では競争力を高めてきた。だからこそ、母国戦で再びトップとの差が0.5秒以上に広がったことは、チームにとって分析すべきポイントとなる。
一方で、スプリントは24周と短く、スタートやタイヤの状態によって順位が動く可能性はある。フェルスタッペンは3列目6番グリッドから、まずは上位勢との差をどこまで縮められるかを探ることになる。
ザントフォールトでは過去3勝を挙げているフェルスタッペンだが、2026年はまだグランプリでの勝利がない。母国ファンの前で流れを変えるためにも、スプリントで得られるデータを生かし、決勝に向けてRB22のバランス問題をどこまで改善できるかが重要になりそうだ。
