カテゴリー: WEC (FIA世界耐久選手権)

  • 日産、マックス・チルトンをNissan GT-R LM NISMOのドライバーに起用

    日産、マックス・チルトンをNissan GT-R LM NISMOのドライバーに起用

    日産は、今季Nissan GT-R LM NISMOを駆る9人のドライバーの最後2人として、元F1ドライバーのマックス・チルトンと、日産のレギュラードライバー、アレックス・バンコムを発表した。

    ジュネーブ・モーターショーに先駆けて発表を行ったもので、同イベントでは日産のLM P1マシンがヨーロッパで初めて公開される。

    今回日産に加入するマックス・チルトンは、F1で2シーズンを過ごしたが、デビューシーズンの2013年にはすべてのレースを完走しており、レース運びのうまさが光る新人として評判となった。速さを兼ね備えたミスのない走りは現在のLM P1レースには欠かせない要素であり、今季新たなチームで挑む日産にとって大きな戦力となる。

    「毎年着々に成長している日産のような、選手権でも存在感のあるメーカーで走るというお話をいただき、とても光栄に思います」とマックス・チルトンは述べた。

    「ル・マンは本当にやりがいのある挑戦ですし、ワークスドライバーとして、あのレースを走ることはまた一つ夢が実現したようなものです。私は常に最高レベルでレースをすることを目指しています。Nissan GT-R LM NISMOに投入された技術は、フォーミュラ1のマシンと同じくらい優れています。チームのみなさんにお会いして、このプロジェクトにかける思いや情熱を目の当たりにしました。コースで走る日が待ち切れません」

    You Tubeのモータースポーツ動画のファンなら、アレックス・バンコムのレーシングスキルはおなじみだろう。

    アレックス・バンコムはオンボード動画から伝わる迫力のある走りで人気を集めており、特に昨年GTレース・モンツァでのオープニングラップで17台を抜き去った動画は、視聴数50万回を突破している。一方で、日産のGTアカデミーが立ち上がった2008年から、勝者たちの指南役として活躍している。今季はNissan GT-R LM NISMOに車載カメラを搭載して走るその日が待ち切れない思いでいる。

    「まさに夢が実現したような思いです」とアレックス・バンコムは述べた。

    「連絡を受けた時は衝撃が大き過ぎて、これまでにないくらい顔から笑みを消すことができませんでした。GTアカデミーの指南役を務めてきたことが報われました。特にルーカス(オルドネス)やヤン(マーデンボロー)のようなドライバーが成長したことを本当にうれしく思います。そして今度は、私が彼らと共にNissan GT-R LM NISMOでル・マンに参戦するのです。マシンのことはかなり理解していますし、その日が待ち切れません。斬新なデザインですし、新しいマシンならどれでも同じように、まだ開発やファインチューニングは必要ですが、とてもワクワクしていますしチームに参加することができて本当にうれしいです」

    「チームにアレックスとマックスを迎えることができて、うれしく思います」とニスモのグローバルヘッドオブブランド、マーケティング&セールス、ダレン・コックスは述べた。

    「彼らはそれぞれ異なる経緯でチームに参加することになりました。アレックスはGT4の350Z でGT4ヨーロピアンカップに参戦して以来、日産でドライブしてもらうようになり、現在は日産のすべてのレーシングカーをドライブしています。マックスはF1での活躍が知られていますが、それより前、2007年にはわずか16歳でLM P1に参戦していました。この2人のドライバーが加わったことで、日産のLM P1のドライバーズラインナップは幅広いスキルを持つベストの顔ぶれとなりました。昨年F1、LM P2、GP3、GT3、V8、GT500に参戦していたドライバーが集まっているのです。もちろん、プレイステーション3のグランツーリスモ6で戦っていたドライバーもいます!」

    マックス・チルトンは、マルク・ジェネ、ミハエル・クルム、ヤン・マーデンボロー、オリビエ・プラ、ハリー・ティンクネルとともに、4月12日、英国シルバーストンで行われるWECの開幕戦に参戦する。22号車、23 号車のドライバーの組み合わせについては、後日発表される。

    アレックス・バンコムはル・マン24時間で、松田次生、ルーカス・オルドネスと共に#21 Nissan GT-R LM NISMOをドライブする。

    今週は米国フロリダ州にあるセブリンク・インターナショナル・レースウェイでLM P1のテストを続けることになっており、マックス・チルトン、マルク・ジェネ、ヤン・マーデンボロー、オリビエ・プラ、ハリー・ティンクネルがドライバーを務める。

  • エイドリアン・スーティル、Nissan GT-R LM NISMOでル・マンに参戦?

    エイドリアン・スーティル、Nissan GT-R LM NISMOでル・マンに参戦?

    エイドリアン・スーティルが、2015年に日産からWEC世界耐久選手権に参戦するのではないかと噂されている。

    昨年後半、エイドリアン・スーティルはザウバーと2015年の契約を結んでいたが、ザウバーは2015年のドライバーとしてフェリペ・ナスルとマーカス・エリクソンと契約。スーティルは法的措置をほのめかしていた。

    だが、それ以降、エイドリアン・スーティルにとっては静かな冬のシーズンとなった。

    エイドリアン・スーティルは、ハースF1のドライバー候補に挙げられているが、ハースの2016年のF1参戦にむけて準備を整えている段階。

    Blick の記者ロジャー・ブノワは、2015年にグリッド復帰を目指すマノー(元マルシャ)もエイドリアン・スーティルのオプションだとしつつ、「エイドリアン・スーティルは、日産とともに世界耐久選手権に参戦するのを好むだろう」と述べた。

    日産は、FF駆動のNissan GT-R LM NISMOで、今年からLMP1クラスで、トヨタ、アウディ、ポルシェに挑む。

    日産は、3015年のル・マンに3台、9名のドライバー体制で挑むが、まだ2つのシートが空いている。

    最近、エイドリアン・スーティルは「何をするつもりかについて話すことができない」とコメント。

    「でも、F1以外のカテゴリーがあるのも事実だ」

  • ポルシェ 919ハイブリッド、プレシーズンテストを精力的にこなす / WEC

    ポルシェ 919ハイブリッド、プレシーズンテストを精力的にこなす / WEC

    ポルシェの新型919ハイブリッドは、2015年の世界耐久選手権(WEC)に向け、2度目の包括的なテストを行った。

    サヒールにあるバーレーン インターナショナル サーキットに時として吹く砂交じりの強い風にも関わらず、ロマン・デュマ(フランス)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)、マルク・リープ(ドイツ)そしてマーク・ウェバー(オーストラリア)により、5,118kmにわたる有意義なテストが行われた。

    これにより2015年のシーズンを戦う9人のドライバー全員が第二世代の919ハイブリッドのステアリングを握ったことになる。

    アレクサンダー・ヒッチンガー (テクニカル・ディレクター)
    「ミシュランと共にタイヤをはじめ、セットアップ、エアロダイナミクス、デファレンシャル、トラクションコントロール、ハイブリッド戦略などのテストを行いました。これだけの距離をこなしてすべての領域にわたり起こりうる問題を発見し、解決策を講じることは非常に重要です。頭が痛くなるような問題には遭遇しませんでした。強い風と砂はセットアップに関して明確な結論を導くのを難しくしましたが、夜になると状況が少し良くなったので、時間を変更して夜中の2時までテストを行う日もありました。昨年の車両との比較が行えるサーキットでの最初のテストだったので参考になりました。結果は勇気づけられるものですが、まだ十分ではありません。今回と前回のアブダビでのテストでステアリングを握った9人全てのドライバーが、目標の一つであったドライバビリティの向上を認めたことは良い知らせです」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「最も大切なのはチームが正しい方向に進んでいることを証明したことです。すべてのドライバーが2015年の車両を知り、何よりも昨年の最終戦で激しいクラッシュに見舞われたマーク・ウェバーが良好な状態で復帰したことは喜ばしいことです。テクニカルな側面として、スパ・フランコルシャンとル・マンにエントリーする3台目の919ハイブリッド担当のメカニックやエンジニアがこのテストを通じて車両になじみました」

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1プロジェクト トップ)
    「アブダビでの最初のテスト同様、これからのシーズンで起こることを経験して習得することは違いを生みます。3台目の919ハイブリッドもそれに携わるクルーも十分力を発揮しました。これから2015年シーズンを、どのメガジュール・クラスで戦うのが最も効率的なのか、の最終決定をしていきます」

    ポルシェ 919ハイブリッド

  • 日産、ゲーマー出身者をNissan GT-R LM NISMOのドライバーに起用

    日産、ゲーマー出身者をNissan GT-R LM NISMOのドライバーに起用

    日産は、Nissan GT-R LM NISMOを駆るドライバーのひとりとしてF1の登竜門ともいわれるGP3で優勝経験もあるヤン・マーデンボローを発表した。

    同時に日本では、同じくGTアカデミー出身のルーカス・オルドネス、SUPER GTで活躍するミハエル・クルムも、Nissan GT-R LM NISMOのドライバーに選ばれたことを発表した。

    3年前、23歳のヤン・マーデンボローは、将来の道を思い悩む一人の学生だった。F1のルイス・ハミルトンに憧れ、プレイステーションを楽しんでいた。そして日産GTアカデミーにエントリーすると、彼の人生は大きく変わり、夢のようなチャンスを手にした。

    2015年まで矢のように過ぎる日々の中、ヤン・マーデンボローはF1の登竜門シリーズ、GP3で世界が誇るシングルシーターの才能あるドライバーたちと戦った。昨年のル・マン24時間レースで英国カーディフ出身の元ゲーマーのヤン・マーデンボローが見せたパフォーマンスは、一般的な下積みでレースに参戦するこれまでの概念を吹き飛ばした。2015年、ヤン・マーデンボローはFIA世界耐久選手権(WEC)に日産からフル参戦を果たす。

    ヤン・マーデンボローの父、スティーブは元プロのサッカー選手であり、息子のヤンもその競技魂を受け継いでいる。負けず嫌いで、日産でスポーツカーカテゴリーの最高峰に上り詰めるまでの間も常にチャレンジする姿勢を見せてきた。

    「高価なカートでコツコツ下積みを続けるだけでなく、モータースポーツのトップクラスに上り詰める方法が他にもあるのだということを見せたいのです」とヤン・マーデンボローは述べた。

    「日産にLM P1で参戦するドライバーに選んでいただき、光栄です。ル・マンではLM P2で2回参戦したので、現在のLM P1マシンのこともコース上で間近に見てきました。あのようなマシンで今年レースができると思うと、本当にワクワクします。Nissan GT-R LM NISMOは歴史に残るレーシングカーになると思いますし、それでレースができるのですから!」

    ルーカス・オルドネスはGTアカデミーの初代勝者であり、日産の「バーチャルからリアルへ」の歴史を切り開いてきた立役者。GTアカデミー勝者として初めてル・マンに参戦したドライバーであり、表彰台に上がる活躍もしてきた。ル^カス・オルドネスがNissan GT-R LM NISMOでル・マンに参戦するのは必然の流れと言える。

    スペイン出身のルーカス・オルドネスは、SUPER GTドライバーである松田次生と共に6月のル・マン24時間レースでは3台目のNissan GT-R LM NISMOをドライブする。ル・マンまでの間にも、彼には新しい挑戦が待っている。昨年はGT300クラスで日本のSUPER GTにデビューしたルーカス・オルドネスは今年、トップクラスであるGT500にステップアップし、Nissan GT-R NISMO GT500をドライブする。

    「Nissan GT-R LM NISMOとNissan GT-R NISMO GT500でレースをするという電話をいただいた時は、GTアカデミーで勝った時のような喜びがよみがえりました」とルーカス・オルドネスは述べた。

    「去年は日本でレースに参戦し、独特のレース文化を学ぶ素晴らしいシーズンになりました。そして日本のGTトップクラスとル・マンへの参戦が決まり、究極のGT-Rに乗ることになったのです。月並みな言い方ですが、GTアカデミーはまさに夢を現実に変えてくれます。私が果たしてきたように、夢を叶える現実的なチャンスを人々に与えてくれるのです。もちろん必死で努力しなくてはなりませんが、努力すれば報われるのです。新しいシーズンをこんなにワクワクした気持ちで迎えるのは初めてです」

    ヤン・マーデンボロー、ルーカス・オルドネスと共に日産のLM P1ドライバー陣に加わるのは、日産/ニスモのレギュラードライバー、ミハエル・クルム。彼こそ、Nissan GT-R LM NISMOを初めて駆ったドライバー。優れたマシン開発能力で知られるミハエル・クルムは、豊富な経験をチームで発揮することが期待される。日産のLM P1参戦に挑むための9人ドライバーは、若手とベテランのバランスのとれたラインナップとなる予定。

    「ヤンとルーカスはル・マンで表彰台に上がっただけでなく、プロフェッショナルのレーシングドライバーの限界を次々と塗り替えてきました」とニスモのグローバルヘッドオブブランド、マーケティング&セールス、ダレン・コックスは述べた。

    「一夜にしてつかんだ成功のように見られますが、ヤン、ルーカス、そして日産/ニスモは、何年も苦労して日産GTアカデミーの勝者全員を育成してきた結果が実ったのです。彼らは、全力を尽くしてそれに向かっていけば成功するのだということの証です。私たちは、LM P1プログラムでも、同じ精神を持ち続けていきます。クルムのような経験豊富なドライバーをチームに加えることも、このようなプログラムには欠かせない要素です」

    「私たちは、トップレベルで戦うために挑戦しているのです」とコックスは続けた。

    「F1で活躍したマーク・ウェバーのような人がル・マンでレースをするのも不思議なことではありません。これは、世界で最もコンペティティブなレースなのです。戦いは過酷ですが、その戦いに挑むことを待ち切れないでいます」

  • 小林可夢偉、トヨタ TS040ハイブリッドのテストに参加

    小林可夢偉、トヨタ TS040ハイブリッドのテストに参加

    小林可夢偉が、トヨタがWEC世界耐久選手権に参戦するTS040ハイブリッドのテストに参加していたことが明らかになった。

    トヨタは先週、アラゴンでアップデートされたTS040ハイブリッドでによる2度目のテストを実施した。テストには、小林可夢偉、ジャン・エリック・ベルニュ、マシアス・ベシェが参加した。

    小林可夢偉は、2015年にトヨタのドライバーに復帰し、チームルマンからスーパーフォーミュラに参戦することが決定している。

    トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは、レギュラードライバーのアンソニー・デビットソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴が日本で開催された“2015年トヨタ モータースポーツ活動発表会”に参加しており、2台のクルマでテストを行うには追加ドライバーが必要だったと述べた。

    「我々の3名のドライバーはすでに予定があったので、仕事をするためにドライバーが必要だった」とパスカル・バセロンは述べた。

    「3名のドライバーを試すテストではない。2台のクルマの走行距離を重ねるためのテストだった」

    パスカル・バセロンは、テスト兼リザーブドライバーのシュートアウトではないとしたが、3人のうちのひとりを2015年のテスト兼リザーブドライバーの役割を与えるだろうとしている。

    トヨタは、2015年のWEC世界選手権でアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴が1号車、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイが2号車を走らせることを発表している。10月のWEC富士ラウンドでトヨタのラインナップから外れたニコラ・ラピエールは、契約下にあるもののチームでの役割を与えられていない。

    また、パスカル・バセロンは、新車がこれまでの2回のテストで“適切なマイレージ”を走破したと説明した。

    「いくらかゲインが得られたし、全てがうまくいっているので満足している」とパスカル・バセロンは述べた。

    「だが、ここまでは自分たち自身とのレースであり、おそらくライバルも進歩しているだろう」

  • 日産、松田次生をNissan GT-R LM NISMOのドライバーに起用

    日産、松田次生をNissan GT-R LM NISMOのドライバーに起用

    日産がル・マン24時間レース参戦に投入するNissan GT-R LM NISMOを駆る3人のドライバーがこの日、伝統のACO(西部自動車クラブ:ル・マン24時間レースの主催者)によるシーズン前の記者会見で発表された。

    松田次生、ハリー・ティンクネル(英国)、オリビエ・プラ(フランス)が、世界から集められる9人のドライバー陣のうちの3人となる。

    世界耐久選手権(WEC)には2台がエントリーし、ル・マン24時間ではもう一台エントリーする。この3台のマシンのカーナンバーが#21(ル・マン)、#22、#23(WEC)となることも発表された。

    「日産で活躍を収め、若さと経験の両方を兼ね備えたドライバーを日産ファミリーから選りすぐりました」とニスモのグローバルヘッドオブブランド・マーケティング&セールス、ダレン・コックスは述べました。

    「松田は、昨年のSUPER GTチャンピオンです。ハリーとオリビエは、日産/ニスモのエンジンを搭載したLM P2マシンでプロフェッショナルなパフォーマンスを発揮してくれました。このような素晴らしい耐久レーサーを私たちのLM P1プログラムに迎えることをうれしく思いますし、私たちが誇るグローバルな才能に世界のトップを目指す挑戦をさせることは大きな喜びでもあります」

    松田次生は日本でレーシングキャリアを築き、昨年は#23 MOTUL AUTECH GT-RでSUPER GTのGT500タイトルを獲得した。

    「Nissan GT-R LM NISMOでル・マンに参戦できることになり、とても光栄に思っています」と松田次生は述べた。

    「ル・マン24時間レースは、子どもの頃からのあこがれでした。世界屈指の過酷なレースであることは分かっていますが、だからこ挑んでみたいと思うのです。昨年日産エンジンを搭載したLMP2マシンで2回レースに参戦した経験を活かして、この新しい挑戦を成功させたいと思っています。非常にチャレンジングなレースですが、この挑戦に臨む機会を与えてもらったことに今からワクワクしています。出場するからにはレースでいい結果を収められるよう、全力で頑張ります」

    松田次生が日産のSUPER GTファミリーから選ばれた一方、ハリー・ティンクネルとオリビエ・プラはLM P2からスポーツカーレースのステップを上って、日産のLMP1マシンに到達した。

    ハリー・ティンクネルは、2014年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)で衝撃的な活躍を見せた。英国出身の23歳という若さで、初参戦のル・マン24時間ではLM P2クラス優勝を果たし、ELMSでもシリーズ2位に食い込んだ。才能豊かなシングルシーターレーサーであるティンクネルは、2014年序盤にスポーツカーレースにスイッチしたばかり。2015年は、日産からWECのフル参戦に挑む。

    「大手メーカーとの契約は初めてです」とハリー・ティンクネルは述べた。

    「カートをしていた頃から夢を見ていたことです。素晴らしい歴史と実績を誇る日産ファミリーの一員になるのは素晴らしいことですし、これが長く充実した関係の始まりになることを願っています。4つの大手メーカーがサーキットでしのぎを削るなど、スポーツカーレースは大変盛り上がっています。このカテゴリーの新たな黄金時代に一役を担えるなんて、最高です」

    「スポーツカーレース関係者にとって、素晴らしい機会です。日産からこの素晴らしい機会を与えていただきました。テストに臨むこと、そしてその後に控えるトップクラスでの初めてのル・マンに参戦することを楽しみにしています。9歳の時からテレビで観てきたマーク・ウエーバーやアンソニー・デビッドソンを相手にレースをすることができるのです!」

    オリビエ・プラは、世界屈指のスポーツカードライバーのひとりである力を常に見せつけてきた。ハリー・ティンクネル同様、彼のレーシングキャリアもシングルシーターから始まっているが、2008年からはスポーツカーレーシングに専念している。LM P2では強豪のひとりとして活躍してきたオリビエ・プラ。2015年、フルシーズンへのステップアップに向けて準備は万端だ。

    「このようなプログラムに参加できるなんて、最高の気分です」とプラは述べました。「ドライバーとしてとても大きな意味を持ちますし、大変誇らしい気分です。日産のワークスドライバーになれて、うれしいですね。とてもエキサイティングな挑戦ですし、準備は万端です。特にこの3年間はLM P2の競技レベルが非常に高くなってきていましたので、LM P1への修業として完璧な場所となりました」

    「私にとってはかなり新しい経験になると思います」と彼は続けました。「サーキットでは今、LM P1のマシンはエネルギー回生システムや燃料使用ルールなどによりとても洗練されているので、戦略面では取り組むことがたくさんあります。サーキットの外では、LM P1クラスは間違いなくメディアからの注目を集めますので、忙しいシーズンになりそうです。ル・マンで勝ちたいと思っていますし、日産とならそれができると思っています」

    3台のNissan GT-R LM NISMOのドライバー組合せについては、すべてのドライバーが発表されてから明らかになる。

  • 日産、Nissan GT-R LM NISMOを“チラ見せ”

    日産、Nissan GT-R LM NISMOを“チラ見せ”

    日産は、2015年からWEC世界耐久選手権に参戦するLMP1マシン「Nissan GT-R LM NISMO」の画像を公式Twitterで公開した。

    公開された画像では、ガレージに収まるレッドに塗装されたNissan GT-R LM NISMOと思われる車両が写されており、『新しい時代が始まろうとしている』とのコメントが添えられて投稿された。

    すでにNissan GT-R LM NISMOと思われる車両のテスト走行がスクープされており、Nissan GT-R LM NISMはフロントにエンジンを搭載したFRだと推測されている。パワートレインは、V6ツインターボ・ガソリンエンジンが搭載され、電気モーターが前輪と後輪を駆動するハイブリッドシステムを搭載するとされている。

    日産は、2月1日に開催されるアメリカンフットボール王座決定戦であるスーパーボウルを放映するNBCのCM枠を購入し、60秒のコマーシャルを放映することを明らかにしており、その場で『Nissan GT-R LM NISMO』を公開するのではないかと噂されている。

    Nissan GT-R LM NISMO

  • 【動画】 Nissan GT-R LM NISMO テスト走行?

    【動画】 Nissan GT-R LM NISMO テスト走行?

    Nissan GT-R LM NISMOと思われる車両が収められた動画サイトに投稿されている。

    日産は、2015年のル・マン24時間レースを含めたWEC世界耐久選手権にワークス体制で2台の『Nissan GT-R LM NISMO』で参戦することを発表している。

    先日、このNissan GT-R LM NISMとみられる車両をキャッチした写真がされた。画像からNissan GT-R LM NISMはフロントにエンジンを搭載したFRだと推測されている。

    今回はその動画。サーキット・オブ・ジ・アメリカズで撮影されたこの動画では、V6ツインターボ・ガソリンエンジンが搭載され、電気モーターが前輪と後輪を駆動するハイブリッドシステムを搭載とされる車両のエンジン音も確認できる。

    日産は、2月1日に開催されるアメリカンフットボール王座決定戦であるスーパーボウルを放映するNBCのCM枠を購入し、60秒のコマーシャルを放映することを明らかにしており、その場で『Nissan GT-R LM NISMO』を公開するのではないかと噂されている。

  • ポルシェ、2015年型919ハイブリッドで本格テストを実施 / WEC

    ポルシェ、2015年型919ハイブリッドで本格テストを実施 / WEC

    ポルシェのLMP1チームは、5日間に渡ってアブダビで2015年型919ハイブリッドによる初のテストを無事終了した。

    開発作業はLMP1チームとおよびワークスドライバーのティモ・ベルンハルトとニール・ジャニが担当。またポルシェGTチームのワークスドライバーであるアール・バンバーとフレデリック・マコヴィエッキ、ニック・タンディも919ハイブリッドのステアリングを握り、5人で合計4,092kmを走行した。

    時折スコールに見舞われたが、テストは良好なコンディションに恵まれた。

    LMP1プロジェクトのトップであるフリッツ・エンツィンガーは「我々にとって素晴らしいシーズンのスタートと言えます。非常に生産的なテストとなりル・マンに向けて大きなステップとなりました。チーム全体も2シーズン目の大きな目標に向かって集中できています」とコメント。

    チーム監督であるアンドレア・ザイドルは「昨年12月15日にヴァイザッハで行ったシェイクダウン後、実際のレース環境でシステムや部品をチェックする初めてのテストでした。前半はセットアップ、後半はロングランのプログラムに時間を費やしました。ミシュランと共に行ったタイヤテストも満足いくものでした。各種に渡る貴重なデータは、今後2週間掛けて我々のエンジニアが分析する予定です」と述べた。

    最後にザイドルはサムアップしながら「2015年モデルの919ハイブリッドは順調に仕上がっています。すべては私たちのプラン通りです」とテストを評価した。

    次のテストは2月8日から12日にバーレーンで行われ、ロマン・デュマとブレンドン・ハートレー、ニコ・ヒュルケンベルグ、マルク・リープそしてマーク・ウェバーが参加する予定となっている。

  • 日産 GT-R LM NISMOはフロントエンジン? / WEC世界耐久選手権

    日産 GT-R LM NISMOはフロントエンジン? / WEC世界耐久選手権

    日産が2015年にル・マン24時間レースに復帰するLMP1マシン『Nissan GT-R LM NISMO』は、フロントにエンジンを搭載すると噂されている。

    日産は昨年5月、2015年のル・マン24時間レースを含めたFIA世界耐久選手権(WEC)に2台のLMP1マシンと共にワークスチーム体制で参戦することを発表。『Nissan GT-R LM NISMO』と名づけられたLMP1マシンをシートに覆われた状態でお披露目している。

    日産は昨年11月にNissan GT-R LM NISMOの初テストを実施したと報じられており、実際にマシンを見たという証言では「ノーズが非常に長い」「リアの幅がフロントの幅よりも狭いかもしれない」という。

    そのため、Nissan GT-R LM NISMOは、フロントにエンジンを搭載しているのではないかと噂されている。実際にシートに覆われたマシンをその視点でみると、車体後方には何もなく、ノーズも長い。

    また、先週末、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで謎のマシンがキャッチされた。このマシンは上記の特徴に合致しており、『Nissan GT-R LM NISMO』ではないかと噂されている。

    日産は、ル・マン復帰の記者会見で「私たちがレースに挑む時、他とまったく違った方法で行う」と述べており、「ライバルたちに対し、まったく異なる方法で勝ちたいと思っています」と述べている。

    最近のル・マンでフロントにエンジンが搭載されたプロトライプマシンは、2000年代前半のパノスLMP1が最後となっている。

    また、『Nissan GT-R LM NISMO』は、市販車のGT-Rと何らかの関連性を持たせるとされており、エンジンはV6ツインターボ・ガソリンエンジンが搭載され、電気モーターが前輪と後輪を駆動するハイブリッドシステムを搭載。合計最高出力は1000馬力を超えるとされている。

    日産は、2月1日に開催されるアメリカンフットボール王座決定戦であるスーパーボウルを放映するNBCのCM枠を購入し、60秒のコマーシャルを放映することを明らかにしており、その場で『Nissan GT-R LM NISMO』を公開するのではないかと噂されている。

    Nissan GT-R LM NISMO 予想画像

    Nissan GT-R LM NISMO