カテゴリー: WEC (FIA世界耐久選手権)

  • 【WEC】 2017年のLMP2用ワンメイクエンジンを公開

    【WEC】 2017年のLMP2用ワンメイクエンジンを公開

    2017年のWEC世界耐久選手権のLM2クラスで使用されるギブソン・テクノロジー社のワンメイクエンジンが公開された。

    2017年からWECおよびELMSのP2マシンには新しいルールが適用され、エンジンはワンメイクとなり、600馬力を発生させる4.2リッター 直噴V8エンジン「ギブソン GK428」が使用される。

    ギブソンのオペレーション・ディレクターを務めるジョン・マンチェスターは、新しいパワープラントは2011年まで使用された同社の3.4リッター P2 V8の構造を保持しており、内部コンポーネントの65〜70%が新しいと述べた。

    以前ザイテックとして知られていたギブソンは、コスト的な理由で直噴エンジンを選択した。

    最初のエンジンは、8月中旬に2017年シーズンの新しいP2マシンの製造のライセンスが与えられているオレカ、ロンローク/リジェ、ダラーラ、ライリー/マルチマティックに届けられる。第2のバッチは10月末にコンストラクターに届けられる。それらのチームはエンジンを購入するのではなく、リースとなる。

    ギブソン GK48は、すでにダイナモ上で1台のエンジンで57時間の走行を完了している。

  • ポルシェ、タイトルディフェンダーとしてル・マン24時間レースに挑む

    ポルシェ、タイトルディフェンダーとしてル・マン24時間レースに挑む

    ポルシェが参戦する第84回ル・マン24時間レース(6月18日/19日)へファンの期待が高まっています。ポルシェは、この世界で最も過酷なレースにおいて、最多勝記録保持者、タイトルディフェンダー、そしてマニュファクチュアラー部門およびドライバー部門のポイントリーダーとして、919ハイブリッドで挑戦する。

    ル・マンはFIA世界耐久選手権(WEC)の第3戦でもある。シーズンのハイライトとなるこのレースには、ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組がドライバー部門のリーダーとして参戦する。

    もう1台の919ハイブリッドをドライブする、昨年のシリーズチャンピオンであるティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組は、最初の2戦では不運(シルバーストンでのアクシデント、スパ・フランコルシャンでのパンク)に見舞われたが、ここでの巻き返しを狙っている。

    サルテ・サーキットで開催されるこの伝統あるレースでは、6時間で争われる他のWECシリーズ8戦の2倍にあたる選手権ポイントが与えられる。

    ポルシェにとって、トップレベルのモータースポーツに復帰して以来、ル・マンへのエントリーは3回目となる。わずか2回目の参戦である2015年に、ポルシェは1-2フィニッシュを飾っている。革新的なライトサイジング2リッターV4ターボガソリンエンジンとエネルギー回生システム(ブレーキおよび排気エネルギー)を搭載した919ハイブリッドは、数多くのテクノロジーが投入されている。パワーユニットは662 kW(900 PS)のシステム出力を発揮し、空気抵抗を抑制した空力セッティングでル・マンに挑みます。長いストレートでは、このマシーンは頻繁に320 km/hを超える最高速度を記録する。

    6名のワークスドライバーのル・マンのレース参戦経験は合計49回にも上る。昨年2位でフィニッシュしたベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は、今年はカーナンバー1をつけた革新的なプロトタイプをドライブする。2015年に5位でフィニッシュしたデュマ/ジャニ/リーブ組は、カーナンバー2のポルシェ919ハイブリッドで参戦する。昨年、優勝を飾ったのは、アール・バンバー/ニコ・ヒュルケンベルグ/ニック・タンディ組だった。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「プレテストのためにル・マンに帰ってきたとき、チーム全員が感動しました。ル・マンでの優勝は実に困難を極めるため、この上ない経験となります。私達が2015年にわずか2回目の参戦で優勝したため、今年も優勝候補に挙げられています。私達は、その重圧に負けないようにしなければなりません。前回に比べて今回が楽に優勝できるわけではなく、実際はその逆です。ポルシェはトップカテゴリーに復帰したとき、最新のプロトタイプを投入することで新たなテクノロジーの基準を打ち立てました。ライバル達はこれに照準を合わせてきたため、今回の24時間レースはル・マン史上最も激しい展開となる可能性があります」

    アンドレア・ザイド (チーム監督)
    「レースチームとヴァイザッハのスタッフは、テストおよび準備だけでなく、開発においても良い仕事をしました。ル・マンでは多くのことを学ぶことができます。2014年のル・マンは、新生チームには時期尚早でした。それでも、私達は誰も予想しなかったほどの力を発揮し、また、フィニッシュ直前のリタイヤの苦さを味わいました。2015年には3台を投入して、決勝の1-2-3番グリッド獲得、全車完走、1-2フィニッシュを達成しました。2016年のル・マンは、チームにとって19戦目となります。これは豊富な経験とは言えませんが、技術的、オペレーション的には、私達はこれまで以上に準備が整っています。しかし、私達はレースウィーク、特にレース自体を、テクニカルなトラブルとコース上でのアクシデントなしで乗り切ることがどれほど困難なことであるかを理解しています。私達はそれを最優先に考えた上で準備を整えています」

    ティモ・ベルンハルト (ポルシェ919ハイブリッド #1)
    (参戦数9戦:2010年総合優勝、2015年総合2位、2002年GTクラス優勝)
    「私はこのレースを前に非常に興奮しています。ル・マンは、世界最大のレースのひとつで、すばらしい歴史があります。郊外の公道と常設サーキットを組み合わせたこのサーキットは本当に特別です。ル・マンでは常に冷静さを保つ必要があります。また、十分なエネルギーを貯えてレースに臨まねばならず、肉体的にも精神的にも完璧に整えておく必要があります。長時間コックピットで過ごした後でも、250 km/hでポルシェ・カーブを抜けるときに適切な判断を下すことができることが求められます。ポルシェ919ハイブリッドは最高の状態に仕上がっており、ドライバーには強力なチームのサポートがあります」

    ブレンドン・ハートレー (ポルシェ919ハイブリッド #1)
    (参戦数4戦: 2015年総合2位)
    「2012年に私が初めてル・マンを走ったとき、すぐにこのレースが好きになりました。最初の夜間のレース体験は、絶対に忘れることはありません。あの視野がせばまる感じとワープしているかのような速度感、アンジュレーションなどこのサーキット独特の個性と恐るべき直線スピードも大好きです。私の考えでは、ポルシェ・カーブは世界中のサーキットで最高の高速セクションのひとつです。この耐久レースには情熱が溢れています。その特別な雰囲気は、レース1週間前の公式車検から始まります。ル・マンの通りで行われる金曜日のパレードでは、自分が本当に歴史の一部であると感じます。そして、その歴史ではポルシェが重要な役割を担っています。ル・マンにポルシェで参戦する、という夢が現実のものとなったのです」

    マーク・ウェバー (ポルシェ919ハイブリッド #1)
    (参戦数4戦:2015年総合2位)
    「このレースは、私達、つまりティモ、ブレンドン、私、そしてポルシェにとって特別な何かを達成するすばらしいチャンスです。私達は2014年にはリタイヤするまで良い位置につけていましたし、2015年には2位に入賞しました。今年はあとひとつ順位を上げ、一緒に優勝したいと願っています。それにはまず、24時間を乗り切らなければなりません。私達は、このル・マン24時間がオペレーション、トラフィック、周回遅れの車両および天候の点で、簡単なレースでないという事実を受け止めています。これらに大きな不安はありますが、準備はできています。私達は自信過剰になっているわけではありませんが、レースに向けてこれ以上できないほどの準備を済ませました。優勝を目指す他のチームと同じだけのチャンスがあると思います。レースの前週には、しっかりと日課をこなし、寝られるときに寝て、自分の充電レベルに注意することが非常に重要です」

    ロマン・デュマ (ポルシェ919ハイブリッド #2)
    (参戦数15戦:2010年総合優勝、2007年総合3位、2015年総合5位、2013年GTEクラス優勝)
    「私にとってル・マンは1年のうちで最も重要なレースで、特にフランス人にとっては年間を通じて最大のスポーツイベントです。サーキットだけでも25万人の観客が来場し、その多くはフランス人ドライバーに注目します。このレースをポルシェで優勝するのが夢です。919でこの目標を達成するための十分な準備を整えました。すばらしいクルマ、チーム、クルーが揃っており、私は気力が充実しています」

    ニール・ジャニ (ポルシェ919ハイブリッド #2)
    (参戦数7戦:2015年予選周回タイム新記録、決勝総合5位)
    「このイベントに先立ち私達は多くのテストを行い、入念な準備を行いました。ドライバー全員が長い時間をコックピットで過ごすことができ、ポルシェ919ハイブリッドは可能な限りの準備が整っています。私個人としては、これまでの年と同じように準備しました。他のWEC戦より大幅に長い時間ドライブするため、特に持久力と首のトレーニングに重点を置きました。私にはこれまでの経験で上手く行っている手順があります。ル・マンはチームと私にとって年間最大のイベントです。年に1度の耐久レースの王冠がかかっているため、誰もが非常に張り詰めています。2016年のレギュレーションでは、燃料が減らされているためパワーは減少していますが、コーナリングスピードは上がっています。エンジニア達はよくやってくれました」

    マルク・リーブ (ポルシェ919ハイブリッド #2)
    (参戦数10戦:2015年総合5位、2013年GTE/2010年GT2/2005年GTクラス優勝)
    「私にとってル・マンは最大のレースです。私はシュトゥットガルトで生まれ、ツッフェンハウゼンのポルシェの隣ともいえる家で育ちました。私は5歳のとき、ル・マンとその後世界選手権を戦ったグループCカーが大好きでした。私は、これらのレーシングカーをF1よりずっと魅力的だと思ってきました。1回でいいからル・マンの最高クラスで総合優勝を目指して走りたいというのが私の夢でした。実際、私は今回で3回目の参戦を果たすことができ、これは私にとって非常に大きな意味をもちます。私がどれだけレースを楽しみにしているか、言葉で言い表すことはできません。プレテストは順調で、あらゆる点でこれまで以上の準備が整っています。それは車両の操縦性にも言えることで、おそらくこれこそが24時間レースでは最も重要な要因です」

    関連:ル・マン24時間レース 2016:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • トヨタ、予選1回目は3・4番手 / ル・マン24時間レース

    トヨタ、予選1回目は3・4番手 / ル・マン24時間レース

    6月15日(水)、第84回ル・マン24時間レースへ向けた走行が開始され、公式練習走行と予選第1回目が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは概ね順調な一日を過ごし、2台のTS050 HYBRIDは予選1回目に暫定3,4番手となった。

    午後4時から4時間にわたって行われた公式練習走行では、セッション中、降雨に見舞われ、変化する路面コンディションにおいて様々なタイプのタイヤについて有意義なデータを収集。決勝レースへの準備として主に空力とサスペンションのセットアップの微調整に作業を費やした。

    順調に進行した公式練習走行であったが、終盤、#6号車のサラザンがバリアに接触したことで早めに終了することとなってしまった。このアクシデントにより車体前部にダメージを負ったが、ピットクルーのハードワークにより、2時間後の予選開始までには修復され、無事に予選1回目を迎えることが出来た。

    夜の帳に包まれた始めた午後10時から2時間の予選1回目は、雨に見舞われることも無くドライコンディションで行われた。1周13.629kmのサルト・サーキットを60台もの車両が同時にグリッドを争って走行するセッションでは、常にコース上は車両で混雑する状況だった。

    しかし、TS050 HYBRIDはその高いポテンシャルを示し、トヨタが2012年にル・マンに復帰して以来の最速タイムを刻み、 #6号車が予選セッション開始早々にサラザンのタイムアタックで暫定3番手タイムをマーク。#5号車が4番手でこれに続いた。

    6月5日(日)に行われたテストデーでは、TS050 HYBRIDは2015年に比べて進歩を示したが、予選1回目でも、昨年に比べ燃料消費量が約10%削減されたにもかかわらず、昨年の予選ベストタイムよりも2.806秒速いタイムであった。

    予選は明日16日(木)も2回目、3回目が各々2時間ずつ(午後7時と午後10時)行われ、決勝レースのスターティンググリッドは、3回の予選における1周の最速タイムで決定される。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習:5番手 (3分24秒031), 40周
    予選第1回目:4番手 (3分21秒903), 27周

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習:4番手 (3分23秒158), 42周
    予選第1回目:3番手 (3分20秒737), 30周

    中嶋一貴:
    どちらのセッションも順調だったと思います。昼間の公式練習走行ではロングランで良いペースを刻むことが出来ました。夜の予選ではコース上の混雑が酷く、タイムだけでは判断が難しいセッションでした。今日得られた全てのデータを分析し、改良出来る点を見出したいと思っていますが、全体的には今回のTS050 HYBRIDの状態には満足しています。

    アンソニー・デビッドソン:
    今回のTS050 HYBRIDはとても力強く感じられました。予選でのアタックはクリアラップが取れなかったので、理想のタイムではありませんでした。しかし重要なのは決勝です。今回持ち込んだ2種類のタイヤコンパウンドのどちらでも車両のバランスは良く、決勝レースはとても期待が持てると思います。

    セバスチャン・ブエミ:
    昨年よりもとても良い状況です。充分な準備を整えることが出来、今日の内容には満足しています。ただ、セットアップの改良には限界がなく、決勝レースを力強く戦えるよう更に明日もハードワークを続けたいと思います。

    小林可夢偉:
    チームの懸命な努力のおかげで車両はずっと改善されました。今日収集出来た多くのデータは、決勝レースへ向けて役に立ってくれるはずです。私自身は非常に混雑していた夜のセッションでロングランを担当しましたが、今日一日の内容にはとても満足しています。

    ステファン・サラザン:
    公式練習中の私のミスもあって、夜の予選セッションはどうなるかと思いましたが、素晴らしい作業で予選までにTS050 HYBRIDを修復してくれたメカニックに本当に感謝しています。タイムをロスすることなくアタック出来たのは彼らのおかげです。決勝レースへ向け、TS050 HYBRIDの仕上がりはとても順調と言えます。まだ微調整の余地はあるかも知れませんが、それも僅かと言っていいと思います。

    マイク・コンウェイ:
    ステファンがクリアラップで好タイムをマークし、トップ3に入れたことは嬉しく思います。TS050 HYBRIDのバランスは良く、順調だと感じています。とはいえまだ細かいところで修正すべき箇所も残っています。ベストな決勝レースでのセットアップを見出すべく、明日木曜日の走行セッションを最大限に活かしたいと思っています。

  • トヨタ、ル・マン24時レースのパブルックビューイングをメガウェブで開催

    トヨタ、ル・マン24時レースのパブルックビューイングをメガウェブで開催

    トヨタは、6月18日(土)・19日(日)にル・マン24時間レースのスタート&ゴールを応援する『 J SPORTS presents ル・マン24時間レース パブリックビューイングin MEGA WEB 』をMEGA WEB(メガウェブ)で開催する。

    今回のイベントは、ル・マン24時間レースをパブリックビューイングし、ファンと一緒にトヨタGを応援しようと企画。 90インチをはじめ数台のモニターを設置し、レースのスタートとゴールをリアルタイムで観戦する。

    ゲストには木下隆之選手(18日のみ)、梅原康之氏(19日のみ)、チャンプ☆FUJITA氏、今井優杏氏、MCには中村義昭氏を迎え、レースの実況や見どころを解説する。

    また、ダイジェスト映像放映やトークショー、抽選会も行うほか、各日先着100名にWECやトヨタGAZOOレーシングのオリジナルグッズを進呈。10月14日〜16日にWEC第7戦富士6時間耐久レースが行われる「富士スピードウェイ」の特設ブースも開設し、チケット販売等も行う。

    J SPORTS presents ル・マン24時間レース パブリックビューイングin MEGA WEB

    ■日時:6月18日(土) 21:00〜23:00、6月19日(日) 20:30〜22:45
    ■場所:MEGA WEB トヨタ シティショウケース2階 ワクドキゾーン
    ■入場:無 料
    ■共催:富士スピードウェイ株式会社、株式会社アムラックストヨタ
    ■協力:J SPORTS

    イベントスケジュール
    ■6月18日(土)
    17:00〜 整理券配布
    20:30〜 開場
    21:00〜 イベント開始
    22:00〜 レーススタート
    23:00  イベント終了
    ■6月19日(日)
    16:00〜 自由席にて放映開始
    17:00〜 整理券配布
    20:00〜 開場
    20:30〜 イベント開始
    22:00〜 レースゴール、抽選会
    22:45  イベント終了

  • アウディ:2016 ル・マン24時間レース プレビュー

    アウディ:2016 ル・マン24時間レース プレビュー

    今年のルマン24時間レースは、アウディが経験したことのない、厳しい条件での闘いが予想される。アウディは1999年の初参戦から18回目となる今年のルマン24時間レースを、過去最も少ない燃料で闘わなければなりない。

    これは、あらゆる競合チームよりも少ない量であり、特別規則によって定められたもの。非常に厳しい条件を課せられたAudi R18だが、その優れた燃費性能を大きな武器にして、総合優勝獲得を目指す。

    今年の24時間レースは、これまでに13回の優勝を獲得してきたアウディにとって、最も厳しいレースになると思われる。

    今シーズンのライバル達は、これまでになく強力な存在として、アウディの前に立ちはだかっているが、第2戦のスパ フランコルシャン大会では、ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス組が優勝を獲得。さらに6月5日に行われたルマンの公開テストでは、ディ・グラッシがベストタイムを記録している。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「今年のFIA世界耐久選手権(WEC)に出場している競合チームが、すべて非常に手強い存在であることを、我々は充分に理解しています。つまり第2戦での優勝や公開テストでの結果から、ルマンでの闘いを楽観的に予測するのは早計だと考えています。我々は強力なライバル達に対しベストを尽くし、レースに臨みます」とコメント。

    ハイブリッド レーシングカーを擁して総合優勝獲得を狙うマニュファクチャラーの3チームはすべて、WEC(世界耐久選手権)で充分な経験を積んでいる。しかし、ルマンのシチュエーションは、シルバーストン(イギリス)やスパ(ベルギー)とは大きく異なる。全長13.629kmにおよぶコースは、普段は一般公道として使用されており、レース用コースとなるのは公開テストとレース本番の時に限られている。わずかな機会しか与えられていないにも関わらず、ルーカス・ディ・グラッシは、公開テストで平均速度244km/hものラップタイムを記録した。アウディはルマンを非常に空気抵抗の少ない特別仕様のマシンで闘う。

    レースが24時間であることも、通常のWECシリーズと大きく異なる。その過酷な状況を鑑み、レース結果に応じてチームに与えられるポイントも、通常シリーズの2倍とされている。この“マラソン レース”は、文句なく世界で最も過酷な耐久レースだと言える。アウディは、2014年のマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組を含み、これまでに13回もの優勝を獲得し、1923年から続く伝統のレースの、最多優勝獲得記録の第2位にランクしている。今年のアウディは、ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が7号車、グラッシ / デュバル / ジャービス組が8号車で参戦する。

    アウディは、燃費性能に優れたディーゼル ハイブリッドシステムを擁する唯一のチーム。2006年のルマンでディーゼルエンジン搭載車として初の優勝獲得後も、TDIディーゼルエンジンでの参戦を続けており、今日までに8回の優勝を獲得のみならず、2010年には総走行距離の新記録を樹立した。この記録は破られていない。TDIエンジンは、今日までの間に進化を続けてきた。2006年にAudi R10に搭載されたTDIエンジンは、V型12気筒5.5リッターだったが、現在のAudi R18 に搭載のエンジンは、V型6気筒4リッターで、初年度モデルに比べて燃料消費量が46.3パーセントも減少しているにも関わらず、逆にラップタイムは向上している。アウディは、進化を遂げたエンジンだけに留まらず、従来型エンジンでリヤアクスルを駆動しつつフロントアクスルを電力で駆動するハイブリッドシステム、最新鋭のエアロダイナミクス、完璧な軽量化、革新的なサスペンション機構、あらゆる部分で実現可能な限りの高効率化、そして先駆者でありつづける最先端ライティング技術などを、ルマンで闘うマシンに盛り込んでいる。これにより、アウディにとってのルマン24時間レースは、今日から未来にかけて実現しうる、あらゆる技術を鍛える格好の実験室でもあり、将来のアウディ カスタマーに提供する技術を生み出す場となっている。

    ルマン24時間レースの模様は、ユーロスポーツにて世界中に放映される。ユーロスポーツは、現地時刻6月18日の14:15からのレース直前レポート、練習走行、予選、ウォームアップなど、レースを余す所なく伝える。レース開始、15時の名誉スターターに、今年は映画俳優のブラッド ピットが任命された。これらのメディアだけでなく、フェイスブック(Audi Sport)とツイッター(@audisport)でもアウディが独自にレポートを配信。さらに、アウディのウェブサイトwww.audi-motorsport.comでは、テレメトリーデータも表示されるオンボード映像をはじめとする多彩な情報を提供する。

  • トヨタ:恒例の市内公開車検でル・マンウィーク開幕

    トヨタ:恒例の市内公開車検でル・マンウィーク開幕

    FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースは、6月12日(日)より2日間にわたる恒例の公開車検がル・マン市内の特設会場で行われ、いよいよレースウィークが開幕した。

    参戦するレースカーとドライバーを間近に見られる機会でもあり、生憎の小雨模様にも関わらず、車検会場となったリパブリック広場には、多くのレースファンが集まった。

    TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS050 HYBRIDをファンの前で披露。6名のドライバーが記念撮影に臨み、レースでの健闘を誓った。

    2016年 ル・マン24時間 レーススケジュール

    日付 セッション 開始時間
    (現地時間)
    終了時間
    (現地時間)
    開始時間
    (日本時間)
    終了時間
    (日本時間)
    6月15日(水) 公式練習 16:00 20:00 23:00 16日(木) 3:00
    予選1回目 22:00 24:00:00 16日(木) 5:00 16日(木) 7:00
    6月16日(木) 予選2回目 19:00 21:00 17日(金) 2:00 17日(金) 4:00
    予選3回目 22:00 24:00:00 17日(金) 5:00 17日(金) 7:00
    6月18日(土) ウォームアップ 9:00 9:45 16:00 16:45
    決勝レース 15:00 19日(日) 15:00 22:00 19日(日) 22:00
  • 小林可夢偉 「トヨタはル・マンで勝利を目指して挑戦できる」

    小林可夢偉 「トヨタはル・マンで勝利を目指して挑戦できる」

    小林可夢偉が、トヨタのドライバーとして参戦するル・マン24時間レースについて語った。

    6月5日に行われたテストデイでは、小林可夢偉のドライブするTS050 HYBRID #6号車は6番手タイムで終えている。

    「僕にとってTS050 HYBRIDでの初めてのル・マンの経験となりましたが、順調でした」と小林可夢偉は振り返る。

    「車両のセッティングを進め、多くの周回をこなすことが出来ました。今日の目的は多くのデータを収集すること、特にローダウンフォース空力パッケージでのデータ収集でした。良い一日でしたし、私にとっても良い感触でレースウィークに臨めそうです」

    「トヨタドライバーとして初めてのル・マン24時間レース参戦を楽しんでおり、ここにいられて本当に嬉しいです。

    「我々たちは皆このイベントを楽しんでおり、シーズン初頭から楽しみにして来ました。初めてこのコースを走った時には驚きました。レイアウトは素晴らしく、他の公道コースと比較しても路面状況もグリップも良好でした」

    「ル・マン24時間レースは確かに世界有数のレースであり、そこで戦えることを誇りに思います。世界には多くのレースがあり、僕は多くのコースでレースを戦って来ました。しかし、その中でもル・マンは特別です」

    「このレースで、日本人ドライバーとして、日本のチームで勝てれば最高だと思います。特に、私にとってはトヨタでの初のル・マンです。ライバルとは僅差であり、勝利を目指して挑戦出来ると考えています」

    関連:ル・マン24時間レース 2016:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • ポルシェ:2016 ル・マン24時間 テストデイレポート

    ポルシェ:2016 ル・マン24時間 テストデイレポート

    ポルシェが参戦する2016年のル・マンのイベントが始まりました。ポルシェ チームは、6月18日から19日に開催される24時間レースに向けて、公道9.2 kmを含む 1周13.629 kmのサルテサーキットで走行できる唯一の機会となるテストデイへ2台のポルシェ919ハイブリッドで参加した。

    公道には、有名なミュルサンヌ・ストレートも含まれ、900 PSを発揮するポルシェのル・マン・プロトタイプ(LMP1)の速度は320 km/hを大幅に上回る。

    テストデイの午後早くにマーク・ウェバーがポルシェ919ハイブリッドの最速ラップである3分22秒270を叩き出した。このオーストラリア人ドライバーは、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)およびブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)とチームを組む。 FIA世界耐久選手権(WEC)の現チャンピオンである919ハイブリッドはWECにおける究極のハイライトであるル・マン24時間でカーナンバー1をつけて走る。

    カーナンバー2をつけたもう1台のポルシェ919ハイブリッドのニール・ジャニは、3分22秒334のラップタイムを記録し、カーナンバー1に劣らぬラップタイムで走行した。スイス人ドライバーであるジャニは、チームメイトのロマン・デュマ(フランス)およびマルク・リーブ(ドイツ)とともに、今シーズンのWECドライバー部門をリードしている。

    この日、特に午前中は路面が滑りやすくなっていたが、昨年とは違い、雨は降らなかった。2台のポルシェ919ハイブリッドは7時間半で合計173周(2,357.8 km)を走行した。午後のセッションでは、残り30分となった17時30分に起きたアクシデントにより激しく損傷したガードレールの修理のためレッドフラッグが出された。ベストタイムはカーナンバー8のアウディが記録した3分21秒375だった。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「昨年、成功を収めたル・マンに戻ってきたことは特別な瞬間でした。アラゴンでの耐久テストでも、今日のテストでも何の問題もありませんでした。タイムシートを見ると、レースウィークエンドがエキサイティングなものとなることは間違いありません。13.6 kmのサーキットでトップ4台が1.2秒以内の差に収まっています。これは、私達が今年の始めから言い続けているとおり、実力はより拮抗していて、特にル・マンに当てはまることを示しています」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「滑り出しは好調で、レースに向けて良い自信となりました。両車とも順調で、ドライのコンディションですべてのテストを完了することができました。午前のセッションでは、セッティング作業に集中し、午後には主にタイヤの耐久性を試しました。また、セーフティカー導入およびスロー・ゾーンなど、ル・マン独特のレースの進行手順を練習することもとても重要でした。チームとして、レースウィークへの十分な準備が整っていると自信を持っています」

    ティモ・ベルンハルト
    「張り詰めたテストデイとなり、私達は重要な項目を確認しました。昨年に較べると、参戦車両が4台増え、ル・マンのルーキーが何人かデビューします。ドライバーとしては、そのような状況に適応してトラフィックの中で適切な判断を下さなければなりません」

    ブレンドン・ハートレー
    「長い1年を経て、ついにル・マンに戻って来た気分は最高でした。テスト中は、草や悪い路面状態の割には非常に速度が上がりました。我々にはル・マンを戦うための戦略があり、クルマの状態も悪くありません」

    マーク・ウェバー
    「1セットのタイヤでどれだけ走行できるかがレースの鍵となるため、タイヤの評価が今日の最優先事項でした。セッション中には予報された雨も降らず、天気が崩れなかったのが幸いでした。スムーズなテストができました」

    ロマン・デュマ
    「ル・マンでの最初の数周は路面のコンディションのため決して簡単ではありません。それにもまして、またサルテに来られたことは大変嬉しいことです。私はフランス人であり、ここには長い間住んでいたので毎回ル・マンを愉しんでいます。多くのセッティングを試し、何も問題はありませんでした。レギュレーションの制約で、昨年よりエンジンのパワーを落としていますが、車両およびタイヤは向上していて、コーナーではこれまでよりもクイックです」

    ニール・ジャニ
    「ここル・マンでの最初のスピード感をつかみました。レースウィークエンドがとても愉しみです。セッションが早めに切り上げられたことは残念でした。新しいタイヤの可能性を見極めたかったのです。しかし、この条件は皆同じです」

    マルク・リーブ
    「良いテストでした。 最初、クルマのバランスに苦労しましたし、トラフィックも容易ではありませんでした。しかしル・マンのテストデイではいつものことです。午後には、カーナンバー1とは違うエアロを試しました。私達は学習し続け、今年は過去のどのレースより準備が整っています。車両のハンドリングは良好で、24時間レースではこれが一番重要なことなのかも知れません」

    関連:ル・マン24時間レース 2016:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • トヨタ:WEC第3戦 ル・マン24時間 プレビュー

    トヨタ:WEC第3戦 ル・マン24時間 プレビュー

    トヨタは、FIA世界耐久選手権(WEC)シリーズ最大の注目イベントとも言える第84回ル・マン24時間レースに挑む。

    今回がトヨタにとって、初挑戦の1985年以来、18度目のル・マン挑戦。この間には5度の表彰台獲得、4回の2位フィニッシュという結果を得ている。

    今年のル・マン24時間レースは、2台のTS050 HYBRIDで挑む。

    #5号車は2014年のWEC世界チャンピオンであるアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミに中嶋一貴を加えた布陣。中嶋は2年前のル・マン24時間レースでポールポジションを獲得している。#6号車はル・マンで3度のポールポジション獲得経験を持つステファン・サラザンに、マイク・コンウェイと小林可夢偉が組む。

    昨年のル・マンで6位と8位に終わったTS040 HYBRIDから大幅な改良が行われ、1000Psの最大出力を発揮するTS050 HYBRIDは、ル・マンに向けた最適化が施され、過去の勝者でもあるアウディ、ポルシェ勢に挑む。

    パワーユニットはトヨタ東富士研究所で開発され、最高の効率とパワーを発揮する2.4リッター直噴V6ツインターボエンジンと8MJに対応したハイパワー型リチウムイオンバッテリー方式のハイブリッドシステムとの組み合わせとなった。

    そのパワーユニットの開発と並行して、2016年シーズンへ向けた新たなシャシーがドイツ・ケルンのTMGで開発された。ほぼ全ての部品が新設計であり、重量、パフォーマンスの両面で最適化を図った。ル・マン24時間レースで登場する低ドラッグ仕様の空力パッケージは、6月5日(日)にサルト・サーキットで行われたテストデーで好感触を得ている。

    前戦スパ6時間レースでは、エンジントラブルに見舞われ戦列を去るまで、勝利を狙える位置でのレースを続けていた。スパのレース後にデータを解析した結果、トラブル原因はスパ特有の、オー・ルージュコーナーでの路面への車体底付きに起因するものと判明した。この経験と反省を活かし、スパで見せた速さを自信に、ル・マン初勝利を目指す。

    6月5日(日)に行われた公式テストデーの結果では、接近したバトルへの期待を高めた。規則により燃料消費量が約10%削減された中、TS050 HYBRIDがこの日にマークしたベストタイムは、昨年のテストデーでのタイムを2.124秒も上回るものであり、また、2台のTS050 HYBRIDはトータルで179周、2440kmを走破し、信頼性の高さも示した。

    ル・マン24時間レースにおいては、パフォーマンスと同様に耐久性も重要な要素となる。実際、レースウィーク開始から、チェッカーフラッグまで、約35時間もの走行をこなすこととなる。

    走行セッションは、6月15日(水)午後4時(日本時間午後11時)から4時間の公式練習走行で始まり、同日午後10時(同翌午前5時)から2時間の公式予選1回目が行われる。16日(木)には、午後7時と午後10時(同翌午前2時、5時)から公式予選2回目、3回目が、それぞれ2時間ずつ行われ、3回の公式予選で記録された、1周の最速タイムで決勝レースのスターティンググリッドが決定される。

    17日(金)はル・マン旧市街地で伝統のドライバーズパレードが行われ、ファンにとってはレース前にドライバーを間近に見られるチャンスとなる。18日(土)は午前9時(同午後4時)から45分間のウォームアップ走行を経て、午後3時(同午後10時)に24時間レースのスタートが切られる。

    佐藤俊男 TOYOTA GAZOO Racingチーム代表
    ル・マンは我々にとって1年のハイライトであり、シーズン前からこのレースに焦点を当てて全力で準備を続けて来ました。前戦スパ6時間レースでは高いポテンシャルを確認することが出来ましたので、ル・マンに向けて特別に開発してきたTS050 HYBRIDが、今回、どのようなパフォーマンスを発揮してくれるか、とても楽しみにしています。しかし、ル・マンは車両の性能だけでなく、ドライバーを含めたチーム全員の総合力が求められるレースです。困難な状況においてもミス無くベストなパフォーマンスを引き出すことが重要であり、それが結果に繋がります。勿論、全てのLMP1-Hマニュファクチャラーがそうであるように、我々にとっても最終目標は優勝であり、その戦いに向けた準備は整っています。長い戦いの後に来るゴールを見据え、常に的確な判断と最大限の集中力をもって24時間を戦い抜きます。

    中嶋一貴(TS050 HYBRID #5号車)
    ル・マンはいつも感動的なイベントです。2012年に初めてレースに参加した時のことを思い出します。そのスケールと雰囲気、特にレーススタート直前は信じられないほどエキサイティングでした。これまでのモータースポーツでは経験したことのない思いを感じました。テレビでル・マンを見た記憶は、特に1998年と1999年のトヨタTS020でのレースが思い出されます。それだけにル・マンでの経験は常に特別なものなのです。コースもとても楽しめるもので、ドライバーにとっては真のチャレンジです。最高速に達する長いユーノディエール・ストレートや、多くの高速コーナーは本当に運転していて楽しいです。私の準備は整っており、レースウィークを迎えるのがとても楽しみです。

    アンソニー・デビッドソン(TS050 HYBRID #5号車)
    今年もレースウィークが始まるのが待ち切れません。ル・マンは全てのドライバーが勝利を望むレースであり、我々もそのために冬の間からハードなテストをこなして来ました。このような特別なイベントで、幸運にも2度表彰台に上がることが出来たのは忘れられない経験です。ル・マンは我々のTS050 HYBRID #5号車にとって新たなシーズンのスタートとしての挑戦と言っても良いでしょう。特に前戦スパはトラブルに見舞われるまで勝利を目前にしていました。それだけにル・マンへ向けて決意は更に強まります。我々のシーズンの転換点として、ル・マンはまたとない舞台です。

    セバスチャン・ブエミ(TS050 HYBRID #5号車)
    ル・マンへの挑戦には毎回気分が高まります。コースは素晴らしく、レースウィークは常に素晴らしいことばかりです。残念ながらこのイベントは年に一度しかないので、その雰囲気を充分に楽しみたいと思っています。テストデーでのTS050 HYBRIDには好感触を得ました。前戦スパでも上位を争えることを示せましたし、昨年に比べて大きな進化を遂げており、今年は良い戦いが出来ると思います。まだ練習走行や公式予選でTS050 HYBRIDの全ての性能を引き出すためにやるべきことはありますが、ここまでの印象は良好です。

    小林可夢偉(TS050 HYBRID #6号車)
    我々は皆このイベントを楽しんでおり、シーズン初頭から楽しみにして来ました。初めてこのコースを走った時には驚きました。レイアウトは素晴らしく、他の公道コースと比較しても路面状況もグリップも良好でした。ル・マン24時間レースは確かに世界有数のレースであり、そこで戦えることを誇りに思います。世界には多くのレースがあり、私は多くのコースでレースを戦って来ました。しかし、その中でもル・マンは特別です。このレースで、日本人ドライバーとして、日本のチームで勝てれば最高だと思います。特に、私にとってはトヨタでの初のル・マンです。ライバルとは僅差であり、勝利を目指して挑戦出来ると考えています。

    ステファン・サラザン(TS050 HYBRID #6号車)
    ル・マンは特別なコースで行われる特別なイベントです。多くの歴史を持つシーズン最長のコースであり、ここを走るのは特にフランス人ドライバーにとっては素晴らしいことです。ル・マンで良いレースを戦うためにこの1年ずっと働いて来ました。これまでに30時間にわたる耐久テストを何度もこなして来ており、レースへの準備は出来ています。今年我々はチャレンジャーですが、多分良い位置に付けられるはずです。我々はTS050 HYBRIDと共に大きな進歩を遂げており、前戦スパでレースをリードし、勝利を争ったことでその競争力を示しました。今年のル・マンはエキサイティングなレースになると思いますし、戦える自信があります。

    マイク・コンウェイ(TS050 HYBRID #6号車)
    今年、我々は大きな期待を抱いてル・マンに挑戦したいと思っています。このレースでは様々なドラマが起こり、結果を予測するのがとても困難です。毎年初頭から焦点を合わせて準備していますが、その時はあっという間にやって来ます。今年も多くの不確定要素がある一方、我々がどの位置に付けているのかをしっかり認識したいと願います。これまで、我々は数千kmにわたるテストをこなして来ましたが、公式練習でのロングスティントや、公式予選での全開走行を行うまでは、真の競争力を測ることは出来ません。全てのLMP1-Hクラスのライバル達が昨年に比べ、本当に大きな進化を遂げています。その差が小さいことは分かっており、真の実力はまもなく明らかになるでしょう。

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    ル・マン24時間レース 2016:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

    2016年のル・マン24時間レースの決勝レースが6月18日(土)から行われる。

    2016年もル・マン24時間レースはJ SPORTが放送。CSテレビ放送ではスタートからの8時間半、夜明け時の約2時間(J SPORT2)、そして、ゴールまでの7時間を生中継。

    また、J SPORTSオンデマンドでは、スタートからゴールまでをまるごとライブ配信する。

    ■2016年 ル・マン24時間レース 放送予定

    TVで視聴する場合
    6月18日 (土) 午後09:30〜午前06:00
    FIA 世界耐久選手権 2016 第3戦【スタート】 J SPORTS 3
    ル・マン24時間レース(フランス)

    6月19日 (日) 午後00:00〜午後01:55
    FIA 世界耐久選手権 2016 第3戦【夜明け】 J SPORTS 2
    ル・マン24時間レース(フランス)

    6月19日 (日) 午後04:00〜午後11:00
    FIA 世界耐久選手権 2016 第3戦【ゴール】 J SPORTS 3
    ル・マン24時間レース(フランス)

    J SPORTSオンデマンドで視聴する場合
    6月18日 (土) 午後9:30〜19日(日)午後11:00
    ※スカパー!オンデマンド、J:COMオンデマンド、みるプラスはTV生中継と同様のスケジュールとなりますのでご注意ください。

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