カテゴリー: WEC (FIA世界耐久選手権)

  • 【WEC】 BMW、2018/2019シーズンの参戦ドライバーを発表

    【WEC】 BMW、2018/2019シーズンの参戦ドライバーを発表

    BMWは、2018/19シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するドライバーランナップを発表した。

    BMWは、2018/19シーズンからGTE Proクラスに復帰。BMWは、ニック・キャッツバーグ、アウグスト・ファルファス、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、マーティン・マーティン・トムチェクが2台のBMW M8 GTEを走らせることを発表した。

    ル・マン24時レースとセブリング1500マイルでは、トム・ブロムクビスト、フィリップ・イング、アレクサンダー・シムズが加わる。

    また、RLL Racing teamとして参戦するIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では、アレクサンダー・シムズ、ジョン・エドワーズ、コナー・デ・フィリッピ、ジェシー・クローンを起用する。

    また、BMWは、アレクサンダー・シムズが、フォーミュラEのMS&ADアンドレッティにリザーブドライバーとして加入することを発表した。アンドレッティは、香港大会で小林可夢偉を起用したが、次戦マラケシュからはトム・ブロムクビストがシートに戻るとみられている。

  • 【WEC】 トヨタ、来季も同じドライバーラインナップで参戦へ

    【WEC】 トヨタ、来季も同じドライバーラインナップで参戦へ

    トヨタは、FIA 世界耐久選手権(WEC)の2018/2019年“スーパーシーズン”に今季と同じ6名のドライバーで挑むことになるようだ。

    トヨタは、先月のバーレーンでのシーズン終了時に来季もWECに残ることを確認してはいるものの、まだ正式発表はなされておらず、来週にも公式声明が出されると予想されている。

    トヨタは、最終決定を下す前に、FIAとACO(フランス西部自動車クラブ)によるハイブリッド車とノンハイブリッド車のバランスに関する計画の詳細を確認するのを待っていたとされている。

    トヨタは、WECの2018/2019シーズンもセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスという今季と同じ体制で参戦することになるという。

    トヨタのチームディレクターを務めるロブ・ロイペンは「我々は来シーズンも6名のドライバーを維持する」と Autosport にコメント。

    「我々は長期的な契約を結んでおり、我々はそれらを順守している」

    だが、トヨタは、フェルナンド・アロンソがル・マン24時間レースと他のWECラウンドへの参戦の可能性が噂されており、来シーズンの最終ラインナップには疑問が残されている。

    トヨタが、フェルナド・アロンソを乗せるために3台目のクルマを投入するとは考えにくく、6名のレギュラードライバーのうちの一人は控えに回されることになる。

    今年からトヨタに加入したホセ・マリア・ロペスは、シルバーストンと中国で重大なミスを犯しており、特に中国でのミスは、マニュファクチャラータイトル争いに大きな影響を与えることとなった。

    ホセ・マリア・ロペスの状況についてロブ・ロイペンは「彼は初年度であり、マイクや可夢偉の初シーズンを振り返れば、全員がミスを犯していた」とコメント。

    「その点では学習曲線だったし、来年彼は結果を出さなければならない」

    ホセ・マリア・ロペスは、重大なミスを犯したものの、2017年は全体的にポジティブだったと考えており、WTCCを離れるという決断は正しい選択だったと語る。

    「1年しかいないためにここに来たわけではない」とホセ・マリア・ロペスはコメント。

    「僕はWTCCにいたし、永遠にあそこにとどまって、もっと多くのチャンピオンを獲得することもできたかもしれない」

    「でも、これは僕にとってフレッシュなスタートだった。完全にゼロからのスタートであり、はるかに速いクルマをドライブしている」

    「僕にとって学習のシーズンだった。この決定によって、僕は快適な場所に留まらなかった。いくつかミスを犯したけど、その2つの週末(シルバーストンと上海)を除けば、僕にとって良い一年だったと思う」

    「レースでのッペースはとても良かったし、それが最もポジティブなことだ。学べることはあるし、僕はまだ学んでいる。特にトラフィックのマネジメントに関してはね」

    「でも、シーズンには満足しているし、このカテゴリーに転向するという決断に満足している」

  • 【WEC】 レベリオン・レーシング、LMP1クラス復帰を正式発表

    【WEC】 レベリオン・レーシング、LMP1クラス復帰を正式発表

    レベリオン・レーシングは、FIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに復帰することを正式発表。ポルシェのワークスドライバーであるアンドレ・ロッテラー、ニール・ジャニを加えた強力布陣で2018/19年のスーパーシーズンに挑む。

    スイスの強豪チームであるレベリオン・レーシングは、シリーズがFIA 世界耐久選手権となった2012年からプライベーターとしてLMP1クラスに参戦し、2016年まで5年連続でクラスチャンピオンを獲得してきた。

    今シーズンはLMP2クラスに参戦してタイトルを獲得。1年のLMP2での成功を経て、再びLMP1クラスへ挑戦することになった。

    2018/19シーズンを戦うマシンについては、3月のジュネーブモーターショーで発表される。またコンストラクターについては言及されていないが、2014~16年にチームのR-Oneを製造し、今年のLMP2でシャシーを供給したオレカとの関係を継続するとみられている。

    レベリオン・レーシングは、LMP1クラスへの復帰とともに来シーズンを戦うドライバー体制を発表。今シーズンを戦ったブルーノ・セナ、マティアス・ベシェに加え、ポルシェLMP1チームからアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニ、シルナテックのグスタボ・メネゼス、ジャッキー・チェンDCのトーマス・ローランが加入することが発表された。

    現時点では、2台のクルマでどのようなドライバーラインナップが敷かれるかは発表されていない。

    今年、レベリオンとともにLMP2チャンピオンを獲得したブルーノ・セナは「2018-19 FIA WEC スーパーシーズンでレベリオン・レーシングとLMP1にいられることをとても嬉しく思う」とコメント。

    「ルールの多くの変更にとって大きなチャレンジになるだろうけど、僕たちにはその挑戦に対処するためのドライバー、質の高いチームがいる。ル・マンで勝つために懸命にプッシュしていくつもりだ!」

    チームとLMP1デビューを果たすことになったグスタボ・メネゼスは「レベリオン・レーシング、特にカリム・バハドラとアレクサンドル・ペシの信頼に感謝している。僕は昨年、レベリオン・タイムピーシーズのアンバサダーを務めていたけど、今、チームの公式ドライバーになった」とコメント。

    「チーム・シグナテックと素晴らしい時間を過ごし、これからまたアドベンチャーが始める。僕は23歳だし、トップカテゴリーに移行する。素晴らしいチャンスだし、信じられない経験になるだろう」

    ポルシェに移籍する以前、2010年から2013年までレベリオン・レーシングに加入していたニール・ジャニは「9年前にい耐久キャリアをスタートさせた場所に戻ることを楽しみにしている」とコメント。

    「レベリオン・レーシングは僕のキャリアで大きな役割を果たしたし、ポルシェのファクトリードライバーになる手助けにもなった。ポルシェがLMP1から撤退したとき、レベリオンでまたレースをしたいと思った。新しいレギュレーションによって、少しの運があれば、ル・マンの総合表彰台に到達できると思うし、WECのスーパーシーズンで勝利を手にすることさえできるかもしれない」

    3度のル・マン・ウィナーであるアンドレ・ロッテラーは「チャンピオンチームのレベリオンに加入できてとても嬉しい」とコメント。

    「LMP1プロジェクトは非常にエキサイティングだし、ル・マン24時間とWECのチャレンジへの挑戦は僕が逃したくないものだ。モチベーションは高いし、素晴らしい人々と素晴らしい時間を過ごすことを楽しみにしている!」

    ポルシェとの契約を継続するアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニは、2017/18シーズンのフォーミュラEに参戦しているが、2018年のWECの5戦はフォーミュラEと日程は衝突していない。

  • 【WEC】 アンドレ・ロッテラー、レベリオンからLMP1に参戦との報道

    【WEC】 アンドレ・ロッテラー、レベリオンからLMP1に参戦との報道

    ポルシェのドライバーであるアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニは、2018年のFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスにレベリオンから参戦すると報じられている。

    ポルシェは、今シーズン限りでLMP1クラスから撤退するが、ポルシェと契約している両ドライバーは、2018/2019年のスーパーシーズンにLMP2クラスからLMP1クラスに復帰するとされるレベリオンに加入することで合意に至ったと Autosport は報道。

    アンドレ・ロッテラーとニール・ジャニは、2017/18シーズンのフォーミュラEに参戦しているが、2018年のWECの5戦はフォーミュラEと日程は衝突していない。

    レベリオンからLMP1への意向とドライバーラインナップについてのコメントはないが、今週中にも発表されると考えられている。

    レベリオンのチーム代表バート・ヘイデンは、LMP2クラスに転向した2017年の成功によって、LMP1クラスへの転向に傾いており、今月中旬にも決断を下す意向であることを先月バーレーンで開催されたブランパンGTの最終戦で認めていた。

    WECのルールメーカーは、ファクトリーのハイブリッドカーとLMP1のプライベーターとのラップタイムを同等化することをコミットメントしている。

    2014年にポルシェと契約するまで2009年からレベルオンのP1プログラムの一員だったアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニは、チームのレギュラードライバーと何名かの新顔とともにチームに加わるとみられている。

    今年、レベルオンでLMP2タイトルを獲得したブルーノ・セナは、マティアス・ベシェとともにチームに残留すると見られている。また、シルナテックのグスタボ・メネゼス、ジャッキー・チェンDCのトーマス・ローランが移籍してくるとされている。アメリカ出身のメネゼスは10月のIMSAスポーツカー選手権でレベリオンから一戦限りの参戦を果たしている。

    レベリオンは、2014~15年にチームのR-Oneを製造し、今年のLMP2でシャシーを供給したオレカとの関係を継続するとみられている。

    バート・ヘイデンは、ジネッタやBRエンジニアリングから既製のマシンを購入するのではなく“我々独自のクルマが欲しい”とし、R-Oneのアプデート版の投入を除外していない。エンジンにはギブソンV8 LMP2のキャパシティを向上させたものを搭載する可能性が高いとされている。

  • 【WEC】 LMP1クラスのチャンピオンシップタイトルを再定義

    【WEC】 LMP1クラスのチャンピオンシップタイトルを再定義

    FIA(国際自動車連盟)は、FIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスのチャンピオンシップタイトルを再定義。チャンピオンシップタイトルは、マニュファクチャラーズではなく、チームに与えられるものとした。

    FIA 世界耐久選手権は、昨年のアウディに続き、今シーズン限りでポルシェがLMP1クラスから撤退。まだ正式に参戦は発表していないものの、2018年シーズンのLMP1クラスのマニュファクチャラーはトヨタだけとなる。

    6日(水)、FIA世界モータースポーツ評議会でLMP1クラスのチャンピオンシップタイトルの再定義が承認された。

    2018-2019シーズンからは、ワールドチャンピオンシップタイトルは、マニュファクチャラーではなく、チームに与えられることになった。また、チーム順位を定めるために、今後は各レースのチーム内で最も順位が高かったマシンにのみポイントが与えられる。

    WECのレギュレーターであるACO(フランス西部自動車クラブ))は、より多くのマニュファクチャラー、プライベートチームを誘致し、予算をコントロールし、技術的な特徴を保持することを目指している。

    マニュファクチャラーは、非ハイブイッドカーでWECに参戦することは許されいないが、プライベートチームにエンジンを供給することができる。ノンブリッドカーのブランド化は、パートナー、マニュファクチャラーを含む特定の条件のもとで可能となる。また自然吸気エンジンとターボとの技術同等性が正式化された。

    来季のWECは、今後ル・マン24時間レースを最終戦とするための調整として、1シーズンで2回ル・マンを開催する“スーパーシーズン”として2019年6月まで行われる。以後はウィンターシリーズ化される。

  • FIA会長ジャン・トッド、F1とWECのエンジン規格統一を提案

    FIA会長ジャン・トッド、F1とWECのエンジン規格統一を提案

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、2021年に導入される新しいF1エンジン規格を他のカテゴリー、特に世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスでも使用できるものにしたいとの考えを明かした。

    先月末、FIAとリバティメディアは、2021年のF1エンジン案として現行のF1パワーユニットよりも構造がシンプルで、より大きなエンジンノイズを発生する安価なF1エンジンを提案した。

    だが、1.6リッター V6ターボエンジンを維持しつつ、MGU-Hの廃止やコンポーネントの標準化によって完全に新しいエンジンの開発が必要になることで、既存エンジンメーカーであるメルセデス、ルノーはすでにリバティメディアの案に反発しており、フェラーリに至ってはF1撤退の可能性もちらつかせている。

    一方でWECのLMP1クラスは、アウディとポルシェが相次いで撤退。トヨタも来季の参戦を正式には発表していないなど、危機的な状況に陥っている。

    「F1には、10チーム、20台のマシン、4つのエンジンメーカーがる。それは素晴らしいことであり、大きな成功だ」とジャン・トッドはコメント。

    「だが、我々はF1のエンジンを他のモータースポーツカテゴリーで使用できるかを考えなければならない。それは簡単なことではないがね」

    「各カテゴリーには独自のルールがあるし、いくつか相乗効果が見れば素晴らしいだろう。特に我々の耐久選手権であるWECのLMP1は完全に異なるエンジンではあるが、最終的にはとても近いテクノロジーだ」

    F1もWECも新規参入メーカーを求めており、エンジン規格を統一するというアイデアは理にかなっているとジャン・トッドは語る。

    「2つのカテゴリーが同じエンジン規格を共有できるというビジョンは理になかっている。さらに現在では各エンジンのマイレージは近くなっている。F1では年間3基となり、1基あたち約5000km走ることになるが、それは我々のWECでの最長のレースであるル・マン24時間レースに相当する」

    「理にかなっており、参入する自動車メーカーを奨励するかもしれない。我々は、フェラーリ、メルセデス、マクラーレンが他のカテゴリーで競争しているのに、なぜレッドブルは参戦していないのかについて考える必要がある」

    ジャン・トッドは、F1よりもWECの状況に懸念を抱いていると認める。

    「我々はビジョンを見い出す必要がある。市販車のスポーツカーの数とスポーツに関与しているビルダーを見れば、我々はLMP1の将来について検討する必要があると思う。あまりに高価であまりに複雑だ。我々はそこを修正していく必要がある」

  • アレックス・リン、アストンマーティン・レーシングからWECに参戦

    アレックス・リン、アストンマーティン・レーシングからWECに参戦

    元ウィリアムズの開発ドライバーを務めたアレックス・リンが、2018年シーズンにアストンマーティン・レーシングからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦することが発表された。

    DSヴァージン・レーシングからフォーミュラEに参戦することが決定しているアレックス・リン(24歳)は、並行して“スーパーシーズン”として開催される2018/19のWECのGTE Proクラスにアストンマーティン・レーシングから参戦する。

    昨年、アストンマーティン・レーシングのテストに参加していたアレックス・リンは、11月21日(火)にロンドンで開催された新型ヴァンテージGTEの発表会でアストンマーティンのファクトリードライバーとして発表された。

    アストンマーティン・レーシングの代表を務めるジョン・ガスは、アレックス・リンの起用はチームにとって“明白なチョイス”だと述べ、リンは“将来のスター”であると付け加えた。

    アレックス・リンは、スポーツカーレーシングの第一歩を踏み出してから12ヶ月でファクトリードライバーとしてフルシーズンを戦う契約を勝ち取った。

    これまでアレックス・リンは、WECのLMP2クラスでマノー、Gドライブで合計8戦に参戦。また、BMWからニュルブルクリンク24時間レースに参戦するとともに、IMSAウェーザーテック・スポーツカー選手権ではセブリング12時間レースでウェイン・テイラー・レーシングのキャデラックを走らせて優勝している。

    すでにナバラとセブリングで新型ヴァンテージGTEをテストしているアレックス・リンは「このようなエキサイティングなタイミングでアストンマーティンに加入できるのは素晴らしいことだ」とコメント。

    「自動車メーカーと提携することはずっと僕の夢のひとつだった」

    「アストンマーティンに24歳の英国人が若者がいることもそれをさらに特別なものにしてくれる。さらにクールなレイヤーが追加されるね」

    2018/19シーズンのWECで、アストンマーティン・レーシングは、アレックス・リンに加え、ダレン・ターナー、ジョニー・アダム、ニッキー・ティーム、マルコ・ソーレンセを起用する。

  • アストンマーティン、2018年WEC参戦マシン『ヴァンテージ GTE』を発表

    アストンマーティン、2018年WEC参戦マシン『ヴァンテージ GTE』を発表

    アストンマーティンは、2018年のFIA 世界耐久選手権(WEC)に投入する新型マシン『ヴァンテージ GTE』を発表した。

    GTEクラスのレギュレーションに準拠するように完全に新設計されたヴァンテージ GTEは、同日に発表された市販車の新型ヴァンテージがベースとなり、これまで9年間にわたってアストンマーティン・レーシングが走らせていたV8 ヴァンテージ GTEの後継モデルとなる。

    ヴァンテージ GTEのプロジェクトは、現行モデルの設計と開発を率いたテクニカルディレクターのダン・セイヤーズが先導。

    すでにヴァンテージ GTEは、ヨーロッパやフロリダのセブリングなど様々なサーキットでテストが実施されており、8000マイル以上を走破。スペインのナバラ・サーキットでは30時間の走行にも成功している。

    基本的に市販車と同じAMGが供給する4リッター V8ターボエンジンが搭載され、アストンマーティン・レーシングのエンジニアとファクトリードライバーはドライバビリティの向上にむけて作業を重ねている。

    また、今回の発表の一部として、2018年からアストンマーティン・レーシングはタイヤをミシュランに変更することを発表。2016年以降、チームはダンロップのタイヤを採用し、同年にはGTEクラスのドライバータイトルとチームタイトルを獲得、今年はル・マン24時間レースを制している。

    「この新車の設計と開発は非常に満足のいくプロセスだった」とダン・セイヤーズはコメント。

    「我々はアストンマーティンのファクトリーと本当に緊密に協力し、市販車とレースカーを並行して効果的に開発してきた。細部に徹底的にこだわっており、剛性と重心はかなりの前進を果たしている。我々はデザインの最適化に多くの時間を費やしてきた。初期設計に多くの時間をかけることで、後から設計する時間は短縮されるのでパーフェクトだ」

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  • アレックス・ブルツ、フェルナンド・アロンソのLMP1カー初テストに感銘

    アレックス・ブルツ、フェルナンド・アロンソのLMP1カー初テストに感銘

    2度のル・マン24時間ウィナーでトヨタLMP1チームのアドバイザーを務めるアレックス・ブルツは、F1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのLMP1カーでの初テストに感心したと語る。

    アレックス・ブルツは、WECルーキーテストが開催されたバーレーンを訪れ、トヨタのガレージでフェルナンド・アロンソのテストを観察した。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタ TS050 HYBRIDの8号車で113周を走り込んで1分43秒013を記録。7号車を走らせたレギュラードライバーのマイク・コンウェイからわずか0.6秒差というタイムだった。

    「私はスポーツカーのファンなので、プロドライバーがこのプロトタイプカーの興奮を感じてくれることを誇りに思う」とアレックス・ブルツは Autosport にコメント。

    「フェルナンド・アロンソは、最高のレースドライバーの一人であり、予想はしていたと思うが、彼はテストでとてもよかった」

    「彼はすぐに独特なドライビングスタイルに適応し、一日を通して非常に構造的な優れたフィードバックを与えていた」

    今回のテストで、フェルナンド・アロンソは速いラップタイムを出すことをタスクとして与えられていなかったため、最終的なタイムシートでフェルナンド・アロンソのパフォーマンスを判断するのは不可能だが、ペースがあったのは間違いないと語る。

    「我々は異なるプログラムを実行していたし、路面温度も異なっていたため、詳細を比較することは不可能だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「その全てがラップタイムに影響を与える。だが、レギュラードライバーと我々の“ルーキー”とのラップタイムは非常に近かった」

    「私が言えるのは、彼は実際にとても良かったということだ。彼と仕事をするのはとても楽しい」

  • ポルシェ、3回のル・マン優勝を成し遂げたWECに別れを告げる

    ポルシェ、3回のル・マン優勝を成し遂げたWECに別れを告げる

    ポルシェのLMPチームは、バーレーンにおける最終戦で2つの表彰台を飾り、FIA世界耐久選手権(WEC)に別れを告げた。

    2週間前に世界チャンピオンの座についたアール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー組は、トラブルに見舞われながら、2017年シーズンの最終戦を2位でゴールした。今年のル・マン覇者たちは、序盤からトラブルに見舞われて後退しながらも、見事に巻き返した。

    ポールポジションからスタートしたニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ組も、衝突とペナルティで後退を余儀なくされたが、ロッテラーがファステストラップを打ち立てて3位でゴールした。このナイトレースはトヨタが優勝を飾った。

    フォルクスワーゲン・グループCEOのマティアス・ミューラーがグリーンフラッグを振ってスタートしたこのレースによって、ポルシェのモータースポーツの歴史において最も成功を収めた1章が幕を閉じた。2015年から今日まで、ポルシェLMPチームはル・マン3連覇に加え、マニュファクチャラーズ選手権の3連覇を飾り、ポルシェ919ハイブリッドのドライバーはドライバーズ選手権タイトルを3回獲得した。919ハイブリッドは、2014年のデビュー以来、34戦中17勝を挙げ、そのうち7回は1-2フィニッシュだった。さらに20回のポールポジション、13回のファステストラップを達成した。

    オリバー・ブルーメ (ポルシェAG社長)
    「これまでル・マンを3連覇したポルシェ チームはありませんでしたが、このチームはそれを達成しました。チームに感謝し、チーム全員を誇りに思います。彼らは、大変な努力、一貫性、そして適切なアプローチによって偉業を成し遂げました。これは、ポルシェブランドが約70年にわたって築いてきた精神を象徴しています。フリッツ・エンツィンガーとアンドレアス・ザイドルのチームは新しい挑戦に取り組み、2019年末から6シーズン目となるフォーミュラEに参戦します」

    ミヒャエル・シュタイナー (ポルシェAG研究開発担当役員)
    「ポルシェ919ハイブリッドの最後のレースエントリーで一つの時代が終わります。私達は、ポルシェの歴史において、発明力、経験、および勇気が成功を収める高度に複雑なレーシングカーを造り出すことを繰り返し証明してきました。919は、4年間に可能なほぼ全てを達成し、ハイブリッドの卓越したパワーを実証しました。効率的なエンジンとパワフルなエレクトリックドライブは919ハイブリッドによって新たな水準に達しました。そして、私達のロードスポーツカーも並行して同じ道を進みます」

    1号車のレース運び
    ティモ・ベルンハルトによる4回のル・マンのスタートと同様に、スターティングドライバーのニール・ジャニは、1周目と、5周目終盤のセーフティカー後のリスタートでトヨタの前に立つが、19周目にトヨタ8号車、20周目トヨタ7号車に首位を奪われる。30周後に、3番手のジャニは給油する。トヨタ7号車のドライバーチェンジとタイヤ交換によって2番手に浮上するものの、48周で新品のタイヤを装着したトヨタ7号車に抜かれる。3番手のジャニは61周の後にニック・タンディと交代。タンディは92周で給油し、フルサービスのためにピットインしたトヨタ7号車をかわす。2番手のまま、124周で再度給油し、タイヤ交換をせずに首位に立つ。しかしわずか6周後に、周回遅れの車両との衝突で左フロントタイヤをパンクし、ピットに戻る。フロントエンドを交換して、131周でアンドレ・ロッテラーに交代し、161周の後、タンディの衝突によるストップ・アンド・ゴー・ペナルティを受けて、162周で給油とタイヤ交換。193周の終盤に、1周の差をつけられたロッテラーが猛烈にダッシュする中、トヨタが199周でチェッカーフラッグを受けた。

    2号車のレース運び
    ティモ・ベルンハルトは、3番手のスタートから2番手に上がるが、3周目に落下したコース内のボラードに乗り上げて、ボラードが車の下部に挟まる。しかし、セーフティカーの導入時にはそのことに気づかず、7周目終盤にベルンハルトがピットインしてボラードを取り除く。ノーズを交換して給油し、ほぼ1周遅れとなる。37周後に、4番手でブレンドン・ハートレーに交代し、68周で給油した後も4番手を守る。96周終盤のフルコース・イエロー中に、タイヤを交換してアール・バンバーに交代、トヨタ7号車が衝突した部分の修理をしたためバンバーが3番手に浮上した。177周で最後の給油を行い、3番手を維持したまま、150周でベルンハルトがコクピットに戻った。177周で最後の給油を行い、2013年にポルシェ919ハイブリッドの最初のテストシャシーのステアリングを握った彼が、最終スティントを走り、トップから1周遅れの2位でゴールした。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「今日で成功の一時代の幕が閉じました。皆さんに感謝します。最初に、プロジェクトを私に任せ、大きなサポートと励ましを与えてくれた取締役会に感謝します。個人的には、2014年のサンパウロの初優勝で自信を得ることができました。最高のパフォーマンスを示してあらゆるチャンスを掴んでくれたドライバーの皆さんありがとうございます。最終的に34戦中17勝を獲得し、このプロジェクトのために過酷な作業と喜びを分かち合ってくれたチームの全員に感謝します。レースで優勝を求める皆の強い眼差しは私にとって最高の歓びでした。チーム監督のアンドレアス・ザイドルにもお礼を申し上げます。過去2年間、アンドレアスは監督とテクニカルディレクターとして見事に2つの役割を果たし、彼の指示で開発した最初の919が世界選手権のタイトルを獲得しました。そして最後に、ポルシェのような会社が存在することは素晴らしいことです。ポルシェとともに過ごした6年間を一言でいうとしたら、『夢を生きることができました』。プロジェクトと舵取りをする上での大きな自由をありがとうございました」

    アンドレアス・ザイドル (チーム監督)
    「過去4シーズンにわたって、大きなライバルとなったトヨタの優勝におめでとうの言葉を述べます。こことヴァイザッハにいるチーム全体、ドライバー、感動的な4年間のパートナーに感謝します。今回が919ハイブリッドにとっての最終戦となりました。この技術の粋を結集させたレーシングカーによって達成することができた成功を誇りに思います。来年は、これらのイノベーションションを特別イベントで祝いますが、詳細はこれからの発表になります」

    ニール・ジャニ (919ハイブリッド1号車 ドライバー)
    「スタートは順調で、序盤はトヨタとほぼ互角のペースでした。しかし、トラフィックに巻き込まれて、徐々にリードを広げられました。今日はブーストを本当に楽しむことができたし、このような駆け引きもこれが最後です。最終戦のために全力を尽くしました。大勢のすばらしい人たちとともに、このような大きなプロジェクトに参加できて光栄でした」

    アンドレ・ロッテラー (919ハイブリッド1号車 ドライバー)
    「私のスティントはスムーズでした。919はすばらしく、今日は走行を楽しむことができました。終盤に少しトラブルがあって、周回遅れのLMP2に阻まれてタイヤにフラットスポットが発生しました。レース序盤での接触が残念でしたが、今シーズン全体が不運の連続だったので気にはしていません。WECレースに参戦できたこと、そしてこのすばらしい車で走れたことをうれしく思います。919は大きな成功を収めました。ポルシェともにレースに参加できて幸せでした」

    ニック・タンディ (919ハイブリッド1号車 ドライバー)
    「レースを楽しむことができました。全力を尽くして戦いました。同じタイヤで3つのスティントを走り、成功しました。残念ながらレース中盤に他車との接触があり、ミスで両方の車がパンクして後退しました。さらにペナルティによって状況が不利になりましたが、ベストを尽くしました。今日はトヨタとハードな戦いになることはわかっていました。今シーズンを通して、ニールとアンドレ、そしてこのチームと走ることができて光栄でした」

    アール・バンバー (919ハイブリッド2号車 ドライバー)
    「不運にもティモが序盤にピットストップをとらなければならず、後退しました。しかし、諦めることなく気持ちを維持して、私のスティントはトラブルもありませんでした。何周目かを数えながら、この過酷なレースの最終戦を楽しむことができました。919プロジェクト全体を通して今日は最高に楽しい一日でした。ポルシェは、ル・マンの919ハイブリッドためにカレラカップから私と言うドライバーを選抜してくれました。ピラミッドシステムを信頼してこのようなチャンスを与えてくれたポルシェの皆さんに感謝します。プロジェクトを通して熱心に作業してくれたヴァイザッハの皆さん、ありがとうございます。最高水準のモータースポーツで、ポルシェのドライバーになれたことを光栄に思います。レースの水準を引き上げてくれたトヨタの皆さん、優勝おめでとうございます」

    ティモ・ベルンハルト (919ハイブリッド2号車 ドライバー)
    「スタートは上々でした。トヨタを抜いて、ニールに引き継ぎました。その後、残念ながらボラードを拾ってしまい、大きな遅れをとりました。残念に思います。しかし結果は2位でした。すばらしい一つの時代が終わりました。プログラムの始動から今日のレースの最終ラップまでこのプログラムに参加できたことを栄誉に思います。すばらしいクルー、すばらしい人たち、そしてチームメイト。彼らのことを忘れることはありません。このプログラムは僕のキャリアのハイライトです」

    ブレンドン・ハートレー (919ハイブリッド2号車 ドライバー)
    「今日は、早い段階で優勝争いから脱落しました。ティモは不運にも序盤にピットストップを余議なくされ、コースの真ん中に落ちたボラードに当たったのは彼のミスではありません。それで不利にはなりましたが、ゴールまでのスティントは順調でした。今日は両方が表彰台を獲得しましたが、気持ちは複雑です。このプログラムに参加できたことを栄誉に思います。そして忘れることはないと思います」