カテゴリー: WEC (FIA世界耐久選手権)

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタ TS050 HYBRIDへの適応の難しさを語る

    フェルナンド・アロンソ、トヨタ TS050 HYBRIDへの適応の難しさを語る

    フェルナンド・アロンソは、まだF1マシンからトヨタのLMP1カー『TS050 HYBRID』に乗り換えた際にドライビングを適応させることに苦労していると認める。

    今年、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンでのF1参戦と並行して、トヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦。世界3大レースのひとつであるル・マン24時間レースでの優勝を目指している。

    しかし、シングルシーターでキャリアを重ねてきたフェルナンド・アロンソは、まだトヨタ TS050 HYBRIDに乗るたびにドライビングスタイルを適応させることに苦労していると語る。

    「F1からWECカーに乗り換えるときは少し苦労している。ドライビングスタイルはかなり異なる」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「F1に戻ったときは適応する必要はない。すぐに全てを快適に感じることができる。それが僕が学んできたことだし、僕のドライビングスタイルはF1のドライビングで発展してきたので、戻ってきても何も問題はない」

    また、フェルナンド・アロンソは、LMP1でのレースはF1よりもはるかに予測不能な環境であり、異なる精神的なアプローチが必要だと語る。

    「僕はF1カーで限界の近くで走っていると思う。最大化する必要があるし、完璧にラップをまとめて、ラップ毎にその完璧を繰り返す必要がある。それがF1のスタイルだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「WECではかなり柔軟性がなければならないし、全てにおいて本当にオープンなマインドでいなければならない。6時間、同じラップを繰り返すことはない。異なる場所でトラフィックに遭遇することもあるし、コンディションが異なる場合もある。タイヤの寿命などすべてのことが異なる。なので、ドライビング的にはフレキシブルでなければならないし、それは僕にとってかなり良いことだと思う」

    フェルナンド・アロンソは、WECデビュー戦となったスパ6時間レースで優勝。最速タイムで見れば、ホセ・マリア・ロペスを除く全てのドライバーを下回っていたが、耐久レースで最も重要な部分である一貫性に関しては、最も優れた走りを披露していた。

  • ジェンソン・バトン、SMPレーシングのLMP1カーを初テスト

    ジェンソン・バトン、SMPレーシングのLMP1カーを初テスト

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが、SMPレーシングのLMP1カーを初テスト。初めてのLMP1カーに“満面の笑みを浮かべてしまった”とその感想を語った。

    今年SUPER GTに参戦するジェンソン・バトンは、開幕戦のスパ6時間レースは欠場したが、第2戦のル・マン24時間レースからSMPレーシングからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦。SMPレーシングのNo.11 BRエンジニアリングBR1・AERをヴィタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシンとともに走らせる。

    ジェンソン・バトンは、9日(水)にマニクールでNo.11 BRエンジニアリングBR1・AERでの初走行を実施した。

    SPMレーシングは「マニクールのジェンソンとの初日にとても満足している」と Autosport にコメント。

    「ジェンソンはすぐにクルマを乗りこなし、昼と夜を含めたテスト日をフルに楽しんでいた。彼はロングスティントとショートスティントを実施し、各走行でクルマのほぼ最大限を引き出していた」

    「我々はル・マンに向けて準備をしており、スパでの最近のレースと同じくローダウンフォースの空力キットを搭載していた」

    ジェンソン・バトンは自身のInstagramに「満面の笑みを浮かべてしまったよ!」と投稿。

    「SMPレーシングのBR1での初走行だったし、心から気に入ったよ。僕のお気に入りのサーキットでもあるマニクールで初テストを実施できたのも嬉しかった。マニクールでのレースには素晴らしい思い出がたくさなるし、05/06にあそこでレースをしたときのような古き良きF1に似た感覚が得られた」

    「堅実な5時間のテストっだったし、すでにビーストを快適に乗りこなしているよ! 改善が必要な部分はまだいくつかあるけど、ヴィタリーとアレシンのあかげで良いスタートポイントになった」

    ジェンソン・バトンの次のテストはル・マン24時間レースの2週間前に実施される公式テストとなる。

    ジェンソン・バトン

  • 【WEC】 小林可夢偉、表彰式セレモニー不参加で20万円の罰金

    【WEC】 小林可夢偉、表彰式セレモニー不参加で20万円の罰金

    小林可夢偉は、FIA 世界耐久選手権(WEC)の開幕戦スパ6時間レースで表彰台セレモニーに参加しなかったことで1500ユーロ(約20万円)の罰金を科せられた。

    小林可夢偉が走らせたトヨタ・TS050 HYBRIDの7号車は、予選で最速タイムを記録したものの、予選時のミスにより1周遅れでのスタートを課せられたにもかかわらず、最終的には優勝した8号車に1.444秒差の2位でフィニッシュ。トヨタは開幕戦での1-2フィニッシュを果たした。

    しかし、表彰式セレモニーの場に小林可夢偉の姿はなかった。

    FIA 世界耐久選手権の競技規約では、上位3位のドライバーは表彰台セレモニーの参加が義務づけられている。

    表彰式、トロフィーおよびカップ
    表彰式セレモニーへの出席は、LMP1プライベートエントラントを含み総合順位および各カテゴリーで上位3位に入ったクルーに義務付けられる。競技参加者とドライバーは、表彰式セレモニーに関連して与えられる指示に従うことを約束する。違反の場合は、競技審査委員会の裁量による罰則を受けることになる。

    FIAは“表彰台に出席しないことはオーガナイザーにとって失礼にあたる”とし、小林可夢偉には1500ユーロ(約20万円)の罰金と2ポイントのペナルティポイントを科した。

    小林可夢偉は「レースエンジニアと問題についって議論していたため、時間通りに到着できず、待合室に着いたときには表彰式はすでに始まって、日本の国家が流れていた」と説明。

    また、TOYOTA GAZOO Racingの広報担当は「可夢偉は数分後に表彰台に到着した。我々のガレージはピットレーンまで2分ほどかかる。表彰式はすでに始まっており、参加は許可されなかった」と述べた。

    レースの内容について小林可夢偉は「上位争いに復帰するのには本当に苦労しました。予選後の裁定の後、ここまで戻るまでに、全員が本当に頑張ったと思います」とコメント。

    「今日の僕たちのTS050 HYBRIDはとても速かったですし、それはル・マン24時間レースへ向けては、良い仕上がりにつながると思います。もちろん勝ちたかったので2位という結果は残念ですが、チームに取っては良いスタートになりました。明日からル・マンへ向けた準備が始まります」

  • フェルナンド・アロンソ 「ル・マンのための準備は整った」

    フェルナンド・アロンソ 「ル・マンのための準備は整った」

    フェルナンド・アロンソは、FIA 世界耐久選手権(WEC)の開幕戦スパ6時間の勝利のためにトヨタは“安全なアプローチ”を採ることを決めていたと明かし、内容の濃い開幕戦を経験したことでル・マン24時間レースにむけての準備は整ったと語る。

    今年、マクラーレンでのF1参戦と並行してトヨタからWECに参戦するフェルナンド・アロンソは、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとともトヨタ・TS050 HYBRIDの8号車を走らせ、開幕戦で自身約5年ぶりとなる勝利を手にした。

    最終スティントを担当したフェルナンド・アロンソは、レース終盤のセーティカーによって1分以上あったリードが消え、姉妹車であるトヨタ・TS050 HYBRIDの7号車をドライブするマイク・コンウェイからプレッシャーをかけられることになった。

    フェルナンド・アロンソは、ギアボックス問題を労わりながら、タイヤのオーバーヒートに苦しむという難しい状況に追い込まれたが、最終的にはマイク・コンウェイに1.4秒差のマージンでトップでチェッカーを受けた。

    レース後、フェルナンド・アロンソは、姉妹車の7号車が1周遅れでピットレーンからスタートすることを考え、トヨタは8号車に対してレースの大部分で安全なアプローチをとっていたと明かした。

    「パフォーマンス的に厳しいことはわかっていた。僕たちには良いアドバンテージがあったので、レースではかなりい安全なアプローチをとった。でも、セーフティカーによってそのアドバンテージは消えてしまった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕たちの安全なアドバンテージは最速ではなかったかもしれないし、最後まで戦わなければならなかった。でも、チームは素晴らしかった。6時間レースは簡単なように思えるかもしれないけど、他のLMP1勢はレース序盤で速かったと思うし、僕たちは1回目のピットストップを彼らより先に実施している。そこにリスクはあった」

    「6時間で何が起こるかはわからないし、多くのトラッフィックやリスキーな瞬間がたくさんあった。なので、僕たちは完璧なレース運びをしたと思うし、1-2はチームにとって良い結果だ」

    「長い冬だったし、多くのテスト、シミュレーター作業、分析を行ってきた。チームは、このクルマ、今シーズンのこのチームに多くの作業を費やしてきた」

    「スパに来て、誰もが1-2を達成するのは簡単だと考えたと思うけど、土曜日に結果を出す必要がある」

    WECの第1印象について質問されたフェルナンド・アロンソは「間違なくチャレンジングだ」とコメント。「準備、焦点、集中という点でチャレンジングだね」

    「常に良い状態のままでいなければならない長いレースだ。トラフィック管理、レース自体がどのように展開し、セーフティカーが一瞬で状況をいかに変えてしまうかなど、どんなことにも準備しておく必要がある」

    「良いテストになったし、ル・マンのための準備はできている」

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)での3冠をキャリアの目標に掲げている。これまで3冠を成し遂げたドライバーはグラハム・ヒルしかいない。

    昨年は、マクラーレン、ホンダ、アンドレッティ・オートスポーツの協力によってインディ500に参戦したアロンソは、エンジン故障によってリタイアしたものの、その週の姿勢と熱意はアメリカで多くのレースファンの心を射止めた。そして、今回のWECデビュー戦でもその走りは評価を高めている。

    今期のル・マン24時間レースは、6月16~17日に開催される。

  • 【WEC】 トヨタ 「最終スティントは2台が争わないことで合意していた」

    【WEC】 トヨタ 「最終スティントは2台が争わないことで合意していた」

    トヨタは、FIA 世界耐久選手権(WEC)の開幕戦スパ6時間レースで、最後のピットストップ後には2台によるバトルは許可しないことをレース前に決めていたと述べた。

    レースが残り1時間を切った時点で、トヨタ・TS050 HYBIRDの8号車をドライブしていたフェルナンド・アロンソはマイク・コンウェイがドライブする7号車に対し、約1分の差をつけていたが、残り1時間ほどで出されたセーフティカーにより、瞬く間にその差は僅か6秒まで縮められることとなった。

    フェルナンド・アロンソとマイク・コンウェイは、残り25分で最後の給油のみのピットへ向かった。その後も2台は僅差で走行を続けたが、リスクを犯すことなく、トヨタは開幕戦とスパ6時間レースを1-2フィニッシュで飾った。

    トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは、レース前に最後のピットストップ後は2台のTS050 HYBIRDにレースを許可しないことで6名のドライバーと合意していたと述べた。

    「最後のピットストップまでレースができることで合意していた。実際、2台は最後のピットストップで揃ってコースに復帰した」とパスカル・バセロンは Autosport にコメント。

    「我々はドライバーに最終ラップで多くの緊張を生むことは望んでいないので、最後のピットストップまでしかレースができないと伝えていた」

    マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのトヨタ・TS050 HYBIRD 8号車は、予選でトップタイムを記録していたものの、燃料流量計について予選前に申告していたものと異なるシリアルナンバーの部品が使用するというミスでペナルティを科せられ、1周遅れでピットレーンからスタートしたものの、最終的に7号車から1.444秒差でフィニッシュしている。

    最後のピットストップでは、2台の差は約1分だったが、マイク・コンウェイの7号車はノーズセクションを交換したことで、フェルナンド・アロンソの8号車と比較して10秒長くかかった。

    「ポジションを凍結する計画だったので、それによって何かが変わったわけではない」とパスカル・バセロンはコメント。

    また、パスカル・バセロンは、スパ6時間レースでは7号車の方が8号車よりも速かったと認めた。

    「ラップタイムでは0.1~2秒ほどではあるが、7号車の方がわずかに速かった」

    ドライバーのマイク・コンウェイも「7号車の方が明らかに速かった」と述べ、最後のピットストップでノーズを交換したのは空力的な不一致があったためだと説明した。

  • 【WEC】 トヨタ:波乱の開幕戦スパ6時間を1-2で制しル・マン24時間へ

    【WEC】 トヨタ:波乱の開幕戦スパ6時間を1-2で制しル・マン24時間へ

    TOYOTA GAZOO Racingは、FIA 世界耐久選手権(WEC)018年/2019年のスーパーシーズンの開幕戦となるスパ・フランコルシャン6時間レースで、1-2フィニッシュを飾った。

    TS050 HYBRID 8号車の中嶋一貴とセバスチャン・ブエミにとっては、2年連続となる勝利であり、新加入のフェルナンド・アロンソにとっては国際F3000シリーズ以来、18年ぶりでのスパでの勝利となった。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの7号車は、予選時のミスにより1周遅れでのスタートを課せられたにもかかわらず、最終的には優勝した8号車に1.444秒差の2位でフィニッシュ。TOYOTA GAZOO Racingは開幕戦での1-2フィニッシュを果たした。

    この結果、トヨタはこれまで戦ってきたWECシリーズ49戦での通算17勝目を挙げると共に、昨年から引き続いての4勝目、そしてスパに於いての3勝目を挙げることとなった。TOYOTA GAZOO Racingはチーム及びドライバーズでの選手権争いをリードし、6月16日から17日にかけて行われる次戦ル・マン24時間レースに臨む。

    晴天の下で6時間のスタートが切られた決勝レースは、8号車の第一スティントを担当し、ポールポジションからスタートを切ったセバスタン・ブエミが、後続からのプレッシャーをものともせずに首位をキープ。その間に1周遅れの最後尾スタートを課せられた7号車のマイク・コンウェイも猛追を見せ、最初のピットを出た時点で6位までポジションを取り戻していた。この時点で、首位のセバスチャン・ブエミは2番手に約30秒以上の差を付けていたが、スタートから1時間経過後に出されたセーフティカーにより、このリードは、ほぼ帳消しとなってしまった。

    その約30分後、7号車はマイク・コンウェイから小林可夢偉へ、8号車はセバスチャン・ブエミからフェルナンド・アロンソへとドライバー交代。WECで初めての決勝レース走行を開始したアロンソにとっての最初の仕事は、ケメル・ストレートでGTクラス車両をかわしながら、後続に迫るライバル勢から首位の座を堅持することだった。

    フェルナンド・アロンソは、着実に走行を重ね、約1分20秒のリードを築き、次の中嶋一貴へとつないた。アロンソから8号車を託された中嶋は、シートベルトの調整のため再ピットを強いられ、ピットアウト後には1コーナーで思わぬスピンを喫し、その際後続との差を失ってしまった。

    一方、コース上で目覚ましい追い上げを見せていた7号車は、3時間を過ぎた時点で見事中2位まで浮上。ホセ・マリア・ロペスが小林可夢偉からドライバー交代する時には、首位を行く8号車に対し1分ほどの差までその差を縮めていた。

    レースが残り1時間を切った時点で、8号車のフェルナンド・アロンソはマイク・コンウェイがドライブする7号車に対し、約1分の差をつけていたが、残り1時間ほどで出されたセーフティカーにより、瞬く間にその差は僅か6秒まで縮められることとなった。

    フェルナンド・アロンソとマイク・コンウェイは、残り25分で最後の給油のみのピットへ向かった。その後も2台は僅差で走行を続けたが、リスクを犯すことなく、総距離で1,100kmを越えるレースを最後まで全開で駆け抜けチェッカーを受け、TOYOTA GAZOO Racingは新たなシーズンの開幕戦となったスパ6時間レースを1-2フィニッシュで飾った。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝: 2位、 163周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:ピットスタート、最速ラップ(1分57秒442)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    決勝: 1位、 163周、ピットストップ 9回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(1分57秒805)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
    WEC第1戦スパの決勝でお見せ出来た内容にはとても満足しています。昨日の予選でのミスを挽回するためにチーム全員が頑張りました。皆の必死の努力を本当に誇りに思います。サーキットにご来場頂いた多くのファンの皆様やケルンのTMGから駆けつけてくれた社員からの暖かい応援のおかげで今日のスタッフの士気は最高でした。今日のレースを皆様に楽しんで頂ければ本当に嬉しく思います。新しいシーズンスタートに際し、素晴らしい結果になりましたが、最大の目標であるル・マン優勝に対しては、ほんの小さな成果でしかありません。ライバル勢も同じかもしれませんが、我々にも改善、改良すべき部分が多く見つかりました。ル・マンでの厳しい戦いに向けて明日からまた全力を尽くします。

    小林可夢偉(7号車)
    上位争いに復帰するのには本当に苦労しました。予選後の裁定の後、ここまで戻るまでに、全員が本当に頑張ったと思います。今日の我々のTS050 HYBRIDはとても速かったですし、それはル・マン24時間レースへ向けては、良い仕上がりにつながると思います。もちろん勝ちたかったので2位という結果は残念ですが、チームに取っては良いスタートになりました。明日からル・マンへ向けた準備が始まります。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    厳しいピットスタートでしたが、自分たちがやるべきことは分かっていました。何度かのセーフティカーやフルコースイエローにも助けられ、ライバルのLMP1カーとの順位争いに復帰することが出来ました。可夢偉とホセは今日も素晴らしい働きをしてくれました。勝てなかったのは残念ですが、1-2フィニッシュはチームにとって完璧な結果です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    チームに取って素晴らしい結果となり満足しています。最後尾からのスタートはとても厳しかったですが、全力で最後に勝利を争えるところまで復帰出来、7号車のポテンシャルは示せたと思います。今日はバトルを楽しめました。個人的には、ようやくこの素晴らしいサーキットでレースを戦え、貴重な経験が出来ました。

    中嶋一貴(8号車)
    シーズン初戦で優勝することができて本当に嬉しいです。私の最初のスティントでは、様々なアクシデントが起こり、セーフティカーが入ったことでリードを失い、なかなか厳しい状況でした。前半は、ミスをしてしまう場面もありましたが、慌てずに、そこから自分のリズムを取り戻すことが出来ました。3スティント目はタイヤの摩耗もあって辛い状況でしたが何とか自分がすべき仕事は出来たかと思います。今後も今回のようなレースが続くと思いますので、しっかりと準備に取り組みたいと思います。何はともあれ、素晴らしいシーズンのスタートとなりました。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    とても素晴らしいシーズンのスタートが切れました。自分と一貴にとってフェルナンドと初めて一緒に戦うとても大切なレースでした。6時間の間に起こった何度かのセーフティカー導入によってリードが失われていった最終盤は見ていられないほどでした。結果的に僅差で優勝出来、チームのこれまでの頑張りに対しては感謝しきれないほどです。ただ、最大目標のル・マンに対しては序章でしかなく、これで気を抜くことなく集中していきます。

    フェルナンド・アロンソ(8号車)
    チームとして最高の「優勝」という結果を残すことが出来て嬉しい限りです。冬の間の走行テストと共に、トヨタの東富士研究所とTMGでは全力で開発を続けてくれました。その努力に報いるためにも何としてもレースで結果を残したいと思っていました。私にとって最初の世界耐久選手権(WEC)レースで優勝できたのは例えようもなく嬉しく思います。共に戦ったセバスチャンと一貴には本当に感謝したいと思います。

    関連:【WEC】 スパ6時間レース 結果:アロンソ8号車優勝でトヨタが1-2!

  • 【動画】 WEC 開幕戦 スパ6時間レース 決勝ハイライト

    【動画】 WEC 開幕戦 スパ6時間レース 決勝ハイライト

    2018/2019シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)が開幕戦 スパ6時間レースの決勝が5日(土)にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた。

    晴天の下で6時間のスタートが切られた決勝レースは、ポールポジションからスタートを切ったトヨタ・TS050 HYBRIDの8号車が、後続からのプレッシャーをものともせずに首位をキープ。1周目にセーフティカーが導入され、1周遅れの最後尾スタートを課せられた7号車も6位までポジションを挽回する。

    その後、スタートから1時間経過後に出されたセーフティカーにより、トヨタ8号車のレードほぼ帳消しとなるも、GTクラス車両をかわしながら後続に迫るライバル勢から首位の座を堅持。コース上で目覚ましい追い上げを見せて同一周回まで挽回していた7号車は、3時間を過ぎた時点で見事中2位まで浮上。中嶋一貴のスピンなどで遅れをとっていた首位を行く8号車に対して1分ほどの差までその差を縮める。

    レースが残り1時間を切った時点で、トヨタ8号車は2番手を走行する姉妹車の7号車に対し、約1分の差をつけていたが、残り1時間ほどで3度目のセーフティカーが導入され、その差は僅か6秒まで縮められる。だが、トヨタはリスクを犯すことなく順位を維持してチェッカー。開幕戦となったスパ6時間レースを1-2フィニッシュで飾った。

    LMP2クラスはGドライブ・レーシングの7号車、GTE Proクラスはフォース・チップ・ガナッシ・チームUKの14号車、GTE Amクラスはアストンマーティン・レーシングの98号車が優勝した。

    2018/2019 スパ・フランコルシャン6時間レース 動画

  • 【WEC】 スパ6時間レース 結果:アロンソ8号車優勝でトヨタが1-2!

    【WEC】 スパ6時間レース 結果:アロンソ8号車優勝でトヨタが1-2!

    2018/2019シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)が開幕戦 スパ・フランコルシャン6時間レースの決勝が5日(土)にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われ、トヨタ・TS050 HYBRIDの8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)が優勝した。

    ポールポジションからスタートしたトヨタ・TS050 HYBRIDの8号車は、セバスチャン・ブエミがスタートドライバーを担当。圧倒的な速さで終始レースをリードして、最後はフェルナンド・アロンソがチェッカーを受けた。

    フェルナンド・アロンソにとってはWECデビュー戦での優勝。レースでの勝利はフェラーリ時代の2013年のF1スペインGP以来、スパでは国際F3000シリーズ以来、18年ぶりの勝利となった。

    2位はトヨタ・TS050 HYBRIDの7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)。予選でトップタイムを記録したものの、燃料流量計が予選前に申告していたものと異なるシリアルナンバーの部品が使用されていたことが発覚。予選タイム抹消および1周遅れでのピットスタートとなったが、レース序盤からオーバーテイクを重ねて同一周回に持ち込み、最終的にはトップから1.44秒でチェッカー。トヨタが1-2フィニッシュを達成した。

    3位表彰台はレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソンの1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ブルーノ・セナ)が続き、プライベーター勢が続いたが、その後、車両規定違反が発覚して失格処分に。姉妹車の3号車が3位に昇格した。

    LMP2クラスはGドライブ・レーシングの7号車、GTE Proクラスはフォース・チップ・ガナッシ・チームUKの14号車、GTE Amクラスはアストンマーティン・レーシングの98号車が優勝した。

    WEC 第1戦 スパ6時間 決勝 結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 ベストタイム
    1 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
     
    2 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1.444
    3 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    2 LAPS
    4 3 マティアス・ベシェ
    トーマス・ローレン
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    41.250
    6 4 オリバー・ウェッブ
    ドミニク・クライハマー
    トム・ディルマン
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
    3 LAPS
    6 11 ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:54.128
    33 17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    マテヴォス・イサアキャン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    26 LAPS
  • フェルナンド・アロンソ 「今シーズンの優先事項はル・マン24時間レース」

    フェルナンド・アロンソ 「今シーズンの優先事項はル・マン24時間レース」

    フェルナンド・アロンソは、今シーズンの最優先事項はル・マン24時間レースに勝つことだと語った。

    マクラーレンから2018年のF1世界選手権に参戦するフェルナンド・アロンソは、4戦を終えた時点でドライバー選手権で6位につけている。

    また、今期はF1と並行してトヨタからFIA 世界選手権(WEC)に参戦。5日(土)に開幕戦スパ6時間レースでWECデビューを果たす。

    フェルナンド・アロンソは「僕の優先事項はル・マンに出場することだ。最高のレースだからね」と Le Soir にコメント。

    「今季のF1で手を抜くつもりはないけど、今はル・マンに出場するチャンスを手にしている。このチャンスを無駄にするつもりはない」

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)での3冠をキャリアの目標に掲げている。これまで3冠を成し遂げたドライバーはグラハム・ヒルしかいない。

    昨年は、マクラーレン、ホンダ、アンドレッティ・オートスポーツの協力によってインディ500に参戦。エンジン故障によってリタイアしたものの、その週のアロンソの姿勢と熱意はアメリカで多くのレースファンの心を射止めた。

    フェルナンド・アロンソは、WECのレースでは、F1での本能を制御することを覚える必要があると語る。

    「F1ではすべてにおいて全速力が要求されるけれど、ここ(スパ)ではブレーキングなど、逆のことが求められる場合がある」とフェルナンド・アロンソは説明した。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタ・TS050 HYBIRDの8号車で中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとチームを組む。5日(土)のスパ6時間レースではポールポジションからスタートする。

  • ピエトロ・フィッティパルディ、骨折した両足の手術が無事に成功

    ピエトロ・フィッティパルディ、骨折した両足の手術が無事に成功

    ピエトロ・フィッティパルディは、4日(金)FIA 世界耐久選手権(WEC)の開幕戦 スパ6時間レースの予選での大クラッシュによって骨折した両足の手術が無事に成功したことが発表された。

    ドラゴンスピード/BRエンジニアリングBR1・ギブソンの10号車で最初のタイムアタックを務めたピエトロ・フィッティパルディはオー・ルージュでコントロールを失い、高速でバリアにクラッシュ。セッションは赤旗となり、ピエトロ・フィッティパルディは医療班によってメディカルセンターに搬送された。

    その後、ピエトロ・フィッティパルディはヘリコプターでCentre Hospitalier de la Citadelle de Liegeに搬送され、両足を骨折しているが、命に別状はないことが発表されていた。

    5日(土)に発表された最新情報では、昨晩ピエトロ・フィッティパルディが骨折した足の手術を受け、無事に成功したという。

    「ピエトロ・フィッティパルディは体調もよく、容体も安定している」とFIAは声明で発表。

    「昨晩、彼は骨折した両足の手術を受け、手術は成功した。彼はCentre Hospitalier de la Citadelle de Liegeに入院している」

    「複雑骨折した左足は満足のいく動作をしている。ピエトロは手術室を出て完全に意識があり、彼に何が起こったのかを説明することができた」

    「本日10時30分時点で彼は集中治療室を出た。彼の父親が夜中に彼に付き添っていた」

    「我々全員がピエトロの速やかな回復を願っており、できるかぎり早く再びバドックで彼に会えることを願っている」

    ドラゴンスピードは、事故によってマシンが大きな損傷を負っており、レースができる状態まで修理することができないため、本日のスパ6時間レースの決勝は欠場することになった。

    2度のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディは、WECと並行して、今年、日本でチームルマンからスーパーフォーミュラに参戦。また、デイル・コイン・レーシングからインディ500を含めたインディカーに7戦出場する予定となっているが、今回の怪我によりしばらくレースを欠場することになる。